私、秋元あかねは、前世で孤児だった。いやどこの物語!って感じだけれどほんとに出自が不明でずっと施設で過ごしてた。周りの人はみんなしづかな人ばっかりで私の唯一の楽しみは本を読むことと授業だった。休み時間は嫌い。みんなが私をいじめてくるから。
でもそんなに悲しくなかった。
本があったから。それに精神は強い方だった。だからかもしれない、誰かに押されて車にひかれて死んでしまった。享年15歳。いや冗談じゃねーよ。死ぬ寸前にわかった。私は悲しかったのだと。やっぱり自分の境遇を憐れんでて悲劇のヒロインぶってた。
って。思ってたらほんとに転生しました。しかも魔力は高い!ほんも読んでて、知識はある。でも家族仲が悪い。てか主に私。
でも前世の私のような人がいたら助けようと思う。できるだけ鍛えて、前世の私のようにグズにならないよう、誇れる自分になろう。
異世界で主人公が頑張ってく話です。見てくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 15:12:17
1525文字
会話率:30%
陽翔(はると)は、子供の時から、父の前ではいつも緊張していた。呼ばれなければ自分から近づいて行くことはなかったし一緒に泣いたり笑ったりした記憶もない。父には冗談の一つも言ったことがなかった。一番古い記憶の始まりから存在するその絶対的な距離は
、陽翔が大人になり、2年前、父が突然亡くなるまで縮まることはなかった。心の奥底に、普段は自分でも忘れてしまうほどの少しの寂しさを密かに抱えたままではあったが、その寂しさの裏返しである世界への希望に支えられて、陽翔は、概ね健全な、少なくとも、傍から見ればそう見えていたであろう28歳の青年になっていた。陽翔は、同じ会社に1年後輩として入社してきた美鈴(みすず)と恋をして結婚した。彼女との暮らしに幸せを感じてはいたが、自分の子供を持つということについては、父との関係の記憶が、陽翔にそれを躊躇させていた。自分に子供ができるということを明確に拒否する確固たる哲学が自分の中にあったのかというと、そういうわけでもなかったが、少なくとも、結婚する前の自分の人生の中で、自分の死んだ後の世界に、自分の遺伝子をこの世界に残したいと切実に望む気持ちを陽翔は感じたことはなかった。結婚してから、3回目の正月、1枚の年賀状にプリントされていた写真とそれに添えれられた一言がそんな陽翔の心を動かした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:35:16
17799文字
会話率:38%
目覚めると大好きな小説「トワイライトlove」に登場する悪役令嬢オリビアに転生していた。
前世は3児の母、ワンオペで働き詰めていたら病気に気付かず死亡……私の人生って…
悪役令嬢オリビアは王太子の事が大好きで粘着質な公爵令嬢だった。王太
子の婚約者だったけど、ある日現れた異世界からの聖女(ヒロイン)に王太子を奪われ、聖女への悪行三昧がバレて処刑される結末が待っている。
転生した先でもバッドエンドだなんて、冗談じゃない!前世で夫との仲は冷え切った関係だったし、結婚はうんざり。
王太子殿下は聖女様に差し上げますね(ニッコリ)邪魔しませんから、私の事は放っておいてください!
そう思って領地に引っ込んだのに……「躾のなっていない猫には、主からの調教が必要だな」王太子殿下が領地にまで追いかけてきます?!
せっかく前世の子育てスキルを活かして、自由気ままに領地の子供たちの環境を改善しようとしたのに王太子殿下が追いかけてきて離れてくれません。
中身は30代の包容力抜群子供大好き公爵令嬢オリビアと、ちょっぴり強引で俺様なハイスぺ王太子殿下との恋愛ファンタジーです。
※ほんの少しラブコメ要素あり。最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 15:39:39
224513文字
会話率:45%
マスコミに注目されたイタリア人が冗談を言う
最終更新:2024-04-18 22:00:00
2003文字
会話率:19%
「ミレイユ嬢はとても優秀で努力家で才能あふれる女性なんだ!」
「あなたの彼女は誰でした? キャスリンという彼女がいたことお忘れでしょうか?」
貴族学校を卒業し就職した男爵令嬢のキャスリン・ロックハートはもうすぐ20歳を迎える独身令嬢。
学
校を卒業しても結婚していない女性は行き遅れ令嬢と蔑まれ、キャスリンはその未来に片足を突っ込んでいた。
ある日出席したパーティーで子爵令息のロイから突然交際を申し込まれる。しかし相手は自分より2歳も年下。交際相手の女性が年上というのも体裁が悪いが、ここで断れば一生行き遅れ令嬢として生きなければならない。
一世一代をかけた交際を始めるキャスリンとロイだったが、彼の話題に決まって登場する人物がいた。
ミレイユ・アストゥリアス伯爵令嬢だ。
口を開けば彼女の偉業を褒め称える言葉ばかり、それなのにキャスリンのことを褒めたことは一度もない。
そんなに伯爵令嬢のことがお好きなら私はもう結構です!
でも行き遅れ令嬢として生きる方がもっと嫌なので、結婚はさせてもらいます!
内気で思ったことを口に出せないトークスキルゼロなキャスリンと、デート中に他の女性を褒めちぎる鈍感な年下彼氏ロイ、話題に何度も登場してくる有能完璧伯爵令嬢のミレイユ。
他にも空気の読めない独特な変人セラ、いい奴だけど冗談が過ぎてしまうギャリー、キャスリンとは正反対な性格の陽キャな兄エルヴィンなど。
キャスリンとロイのお話を投稿終了しましたら、番外編として彼らのエピソードを書きたいと思います。
もしリクエストがありましたら、ぜひ感想欄で教えてください。特になければ私が気分でキャラクターを選んで書かせてもらいます。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 12:59:38
72396文字
会話率:27%
その少女は、周囲から醜いと言われていた。
皆が皆少女を虐げた。
少女が、魔法の力を手に入れるまでは。
「あなたは私の魔法の力を受け継いで、人々を救いなさい」
亡き祖母の約束。
だが少女は、それを守ることなどできない。
「
私は、魔法が使えるのよ。
せっかくこの力を手に入れたというのに、私を虐げてきたバカどもを救えって?
冗談じゃないわ。
この魔法の力は、人を救うことができる。
ということは、人を苦しめることもできるのよ」
少女は胸に復讐を誓う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:00:00
66608文字
会話率:39%
14歳のある日、突然ここが前世でハマっていた乙女ゲーム「遥かなる茜空」の世界であることを悟ったドリス。自分がストーリーの途中で死ぬ運命にある悪役令嬢に転生していることに気づいた。
あと5年で死んでしまうだなんて冗談じゃない。なんとしてでも生
き延びて幸せになってやる!
目指したのは家族が幸せになる平和で明るい未来。
ゲームに登場する3人のヒロイン役を味方につけ、前世でのゲームの知識を駆使して死の運命に敢然と立ち向かううちに、どういうわけかドリスを死に追いやるはずの執事オスカーが溺愛してきて……?
※カクヨムでは完結済ですが、途中の内容を少し変更する予定です
※アルファポリス、ベリーズカフェにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:55:30
102235文字
会話率:23%
「セルマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!」」」
貴族学園の教室に入った途端浴びせられた、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるロバート殿下からの台詞に、私は思わず言葉を失った。
「あ、朝からタチ
の悪いご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているではありませんか」
突如始まった王族の婚約破棄劇に、クラスメイトたちからの視線が集中する。
皆一様に畏怖と好奇が入り混じったような表情で、事の成り行きを見守っている。
「もちろん冗談などではないさ。君にはつくづく失望したぞセルマ。君がイジメをするような、最低な人間だったとはな! 君のような人間は、僕の婚約者に相応しくない!」
「イ、イジメ……!?」
まったく身に覚えのないワードが出てきて、一瞬意味が理解できなかった。
「しらばっくれても無駄だぞ! 僕がこの目で、何度もその現場を見ているのだからな! そうだよな、ララ!?」
「は、はい……」
ロバート殿下に呼び掛けられ殿下の隣に立ったのは、男爵令嬢のララさんだった。
ララさん……!?
「わ、私がララさんのことをイジメていたとでも仰るのですか!?」
「その通りだとも。――昨日も掃除の時間、君がララに罵声を浴びせているのを、僕はしっかりと目撃していたぞ!」
「ば、罵声って……! あれはいつも掃除の時間になると、ララさんがトイレに行って掃除をサボっているので、それを注意しただけです!」
「だーかーら! それがイジメだと言っているんだよ僕は! 君は軽く注意しただけのつもりかもしれないが、それで心に深い傷を負ったララは、放課後僕の胸で小一時間泣き続けていたんだぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:05:54
5882文字
会話率:50%
「セレナ、ただ今をもって君との婚約を破棄し、君を我がパーティーから追放する!」
「――!」
冒険者たちでごった返している、朝のダンジョンの入り口前。
そこでわたくしは、婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるレックス殿下から、
唐突にそう告げられました。
「あ、朝からご冗談はおやめください殿下。パーティーの士気に関わりますわ」
「フン、もちろん冗談などではないさ! これは極めて合理的な判断だ。君は婚約者としても、パーティーメンバーとしても役者不足。――その自覚はあるだろう?」
「そ、それは……!」
まったく身に覚えがないとは言えないので、言葉に詰まるわたくし。
確かに幼児体型のわたくしは、女性としての魅力には欠けているかもしれません……。
わたくしのような女が未来の王太子妃では、王家の沽券に関わるという陰口もよく耳にします。
そしてパーティーメンバーとしても、わたくしは攻撃面ではまったくお役に立てていないのが実状……。
「ですが、わたくしがいなくなったら、パーティーのタンク役は誰が担うのですか?」
攻撃面では役者不足でも、タンク役としては、わたくしより向いている人間はいないという自負はございますから。
「フン、タンク役などもう不要だ。時代は変わったんだ。今はタンク役などに貴重な人員は割かず、パーティーメンバー全員を攻撃面で優れている者のみで構成し、迅速に魔獣を倒すのが最適解な時代なんだよ」
「と、とはいえ、あなた様は我が国の王太子殿下。御身にもしものことがあったら……」
「ええい、うるさいうるさい! 僕の剣の腕は君もよく知っているだろう!? 君なんかに守られずとも、僕は冒険者としてやっていけるさ! ――と、いうわけで、今日から新たに僕の婚約者兼、パーティーメンバーとなる女性を紹介しよう!」
「どーもー、お久しぶりでーす」
「っ!」
そこに現れたのは、男爵令嬢で魔法使いのドロシーさんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 21:00:00
18649文字
会話率:51%
「エリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
貴族学園内で開かれている、ダンスパーティーの最中。
私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるナイトハルト殿下が、唐突にそう宣言した。
そ、そんな……!
「このような場でご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているではありませんか」
この場にいる生徒や教師たちが、何事かとこちらを窺っている。
「もちろん冗談などではないさ、エリシア。君には本当に申し訳ないとは思っている。――だが僕は、もう自分の気持ちに噓はつけない! 僕は、真実の愛に目覚めてしまったんだ!」
「……!」
真実の、愛……?
三文芝居に出てくるような陳腐な台詞に、思わず眉間に皺が寄る。
あなた様は、ご自分の立場がわかっておられないんですか?
いずれこの国を一身に背負う立場でありながら、自由な恋愛が許されるとでも?
「うふふ」
「……なっ」
ナイトハルト殿下の隣に、不敵な笑みを浮かべながら、一人の女性が立った。
――それは私の親友である、男爵令嬢のマーガレットだった。
まさか、殿下の真実の愛の相手というのは――!
「――ガハッ」
「「「――!!!」」」
その時だった。
あまりの光景に、私は自分の目を疑った。
殿下が突如吐血し、その場に崩れ落ちたのである――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 21:00:00
21353文字
会話率:53%
「ダナ・カリナ・エスピネル男爵令嬢。貴様との婚約は破棄する。明日付で国外追放だ」
国家転覆を企んだとして、冤罪で処刑された男爵令嬢である私が目覚めるとそこはおよそ三年前の王立学校の教室だった。
突如入学してきた黒髪の美少女に心を奪われた皇
太子が、婚約者である私に婚約破棄を言い渡し国外追放を命じる茶番劇が演じられる、まさにその瞬間だ。
黒髪の美少女――アリシアにあることないこと吹き込まれた皇太子は、すっかりその言葉を信じて私を悪女と詰り、言葉も通じない辺境へと去れと告げる。
私の聖女としての素質を利用するだけ利用して、ポイ捨てするとはいい度胸だ。
その隣でほくそ笑むアリシアの色仕掛けによるものだということは明白だったが、皇太子の剣幕を恐れ私たちを取り巻く貴族の子息たちも状況を見守る事しかできない。
しかし国外追放を甘んじて受け入れた後に私を襲う運命を知っているからこそ、こんな茶番を受け入れるわけにはいかない。
私は高らかに叫んだ。
「婚約解消上等だ! あんた達、無事に新年を迎えられると思うなよ?」
大魔族だった曾祖母様から受け継いだ霊力を駆使して、この国を、いやこの世界を手に入れてやることを決意した。
そんな私が皇都を出る前に、皇太子の従兄弟である公爵家の嫡男、リカルドが現れる。
――ずっと慕っていた。皇太子との結婚が白紙になるのであれば自分と結婚してくれないか、ですって。
冗談じゃない。
私は悪の帝王になると決意したんだから、あなたとの結婚はお呼びじゃないわ。
あ、でも従者になるなら連れて行ってあげないこともないわよ。
……これは、私がラスボスとしてこの大陸に君臨し、本当のしあわせを掴むまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 16:10:55
21579文字
会話率:37%
まっ、冗談9割で読むように。
最終更新:2024-04-11 12:00:00
3777文字
会話率:0%
人生とはあらすじの無いドラマである。いや、この場合はシナリオと言うべきか?
さぁ、お子ちゃまたちよっ!ゲームもいいけど、たまには外でリアル銃撃戦だっ!
と言うのは冗談で、ただのオートバイ乗りの日常です。いや、日常ではないな。だって青春だもの
っ!
まっ、片岡義男のパクリです。・・と言っても若い子は判らないか・・。
因みにタイトルをパクっているだけで内容は全然違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 13:00:00
135527文字
会話率:30%
ある日公爵令嬢アレクシアは、お一人様を満喫していたアラサー有森優花の記憶が甦る。同時に、この世界がなんとなくやった乙女ゲームの世界であることに気付いた。ミリしらよりマシな程度のね!?
遠くから眺めるだけのモブだったら最高なのに、与えられた
役割は悪役令嬢。でもそれはいい。超がつくゴージャス美人でスタイル良しの悪役令嬢はかっこいいが詰まっている。それにヒロインよりはマシだ。
だけど断罪されて修道院行きなんてのは冗談じゃない!美味しい物が食べられないじゃない!
絶対に断罪回避を胸に誓い、まずはヒロインが登場する前に王太子の婚約者候補を辞退しよう。どうせ嫌われているしね!ずっとストーカーまがいのことをしていたせいだけど。
今までの行動を思い返すと、申し訳ないやら、恥ずかしいやらで、むしろ王太子に近づきたくない。恋愛に興味のなかった前世の記憶が甦ったせいか、恋心は霧散したのでこれ幸いとフェードアウトさせていただきます!
無実の罪を着せられたくないので、ヒロインのカモさんたちは近づかないでください。恋だの愛だのアレクシアの人生に必要ありません。だって父と兄に溺愛され、実家公爵家に居座りオッケー、身分もお金もあるのでひっそりお一人様を優雅に満喫します!
……って思っているのに、あれれ?
※ 作者に都合のいいゆるふわ設定なので合わない方はそっと閉じてください。
のんびり更新していくので、お付き合いいただける方よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 00:00:00
187738文字
会話率:38%
「ちょっと冗談っぽ過ぎたかな。僕としては割と本気だったんだけどね。」
最終更新:2024-04-07 02:53:49
2103文字
会話率:57%
※簡単に小説を書きたくない人は絶対にこのエッセイを読まないでください!
このエッセイは一度しか流れません!
今すぐ青いボタンをクリック!
冗談ですやん。
最終更新:2024-04-05 21:41:01
592文字
会話率:0%
※冗談をわかってね。
なろうの皆さんを『人間』に導く為に私が教祖となって人間教を作りました。
入信なさい!
最終更新:2023-09-30 20:16:22
567文字
会話率:0%
ニュートラルな状態の僕は一体誰に誘惑されたら性欲に負けてしまうのか?
予想しながら楽しんでくださいね。
※冗談ですやん。
最終更新:2023-03-31 22:36:11
309文字
会話率:18%
すぅは三人兄弟の末の女の子。上には姉と兄がいる。二人は宣う。
「すぅだけずるい!」。
冗談じゃない。わたしが甘やかされていると思っているのだろうか。ーー真逆だ。末っ子には末っ子にしかない戦いが日々繰り広げられている。今、その一部を晒そ
うではないか。
これは、「末っ子はずるい」と思っている全人類に捧ぐ。末っ子たるもの、この歳まで生き抜いてきた軌跡である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:30:00
5332文字
会話率:27%
弱いながらも聖女のちからを持っているせいで、悪評高い領主に求婚されたレオナ。
自分より年上の孫が何人もいるような高齢ジジイの嫁なんて、冗談じゃない。逃げるが勝ち。
捨て子の自分を育ててくれた教会に迷惑がかからないよう、書き置きを残して夜逃
げするつもりで逃走経路の下見に町を訪れた際、うっかり手紙を落としてしまう。
それを拾ってくれたのは、田舎ではちょっと見ないぐらいの美貌を持つ青年だった。
前向きなヒロインとお金持ちらしい謎の美青年による、会話中心の短編です。
彼女の未来やいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 20:11:46
13211文字
会話率:51%
「卒業したら正式に婚約をして、花嫁修業をしようか」
都では名の知れたボルガッティ商会のお嬢様であるアンジェラは、学院の卒業を間近に控えたある朝、父親にそう告げられた。
見知らぬ誰かと結婚なんて冗談じゃない。だって自分には好きなひとがいるの
だ。
お断りする気満々のアンジェラは、学院の帰り道、町をひとりで歩いているうちにいつもどおり迷子になってしまい、路地にうずくまる。
何を隠そう彼女は極度の方向音痴。そんな彼女を迎えにやってきたのは、町の警備隊に勤める幼なじみの青年ルイス。アンジェラの好きなひと。今日の目的は彼で、会って確かめたいことがあったのだ。
「お父さまが、学院を卒業したら知らない誰かと結婚しろって言うのよ」
ねえ、ルイスはどう思う?
お嬢様×使用人の息子によるラブコメの一場面
※他サイトにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 20:20:56
8245文字
会話率:40%
無抵抗
戦争放棄
戦力なし
交戦権なし
はあ?
冗談はやめていただきたい
キーワード:
最終更新:2024-04-03 10:38:32
3435文字
会話率:5%
俺だけ魔法が使えないとか、なんの冗談だ?
俺、相沢ワタルは平凡で一般的な高校二年生である。
成績は中の下。友達も少なく、誇れるような特技も趣味もこれといってない。
そんなつまらない日常は突如として幕を閉じた。
ようやく終わった
担任の長話。喧騒に満ちた教室、いつもより浮き足立った放課後。
明日から待ちに待った春休みだというのに突然教室内が不気味な紅色の魔法陣で満ちたかと思えば、俺は十人のクラスメイトたちと共に異世界に転移してしまったのだ。
そこにいたのはリオーネと名乗る怪しい男。
そいつから魔法の存在を知らされたクラスメイトたちは次々に魔法の根源となる『紋章』を顕現させるが、俺の紋章だけは何故か魔法を使えない紋章、通称『死人の紋章』だった。
魔法という超常的な力に歓喜し興奮するクラスメイトたち。そいつらを見て嫉妬の感情をひた隠す俺。
そんな中クラスメイトの一人が使える魔法が『転移魔法』だと知るや否やリオーネの態度は急変した。
リオーネから危険を感じた俺たちは転移魔法を使っての逃亡を試みたが、不運にも俺はただ一人迷宮の最下層へと転移してしまう。
その先で邂逅した存在に、俺がこの異世界でやらなければならないことを突きつけられる。
挫折し、絶望し、苦悩した挙句、俺はなんとしてでも──『魔王』を倒すと決意する。
※毎日更新、100万字程度で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:35:57
455945文字
会話率:28%
「絶対彼女にするならメガネをつけたJKっす!あとショートだと尚よしっす!先輩はどうなんですか?」
放課後の教室。
僕たち以外誰もいない静まり返った教室に、熱く彼女と熱弁していた。それはもうお互い引く程に。
付き合うならどんな人がいいか。
そんなくだらない話題。
メガネがいいだの、ショートがいいだのそんな言い合いをかれこれ1時間近くしているが終わる兆しがない。
「そんな事言うけど、君はもし……もしだぞ、私がメガネをつけた美少女ショートヘアJKだったら付き合うかい?」
ミステリアスでクールでツンデレな先輩は肘を付き、僕の目を見ながらそう言う。
いきなりだった。先輩がそんな事を言ったのは。
先輩はいつも冗談を言う。
だからそんな発言はこの時も場を盛り上げる冗談半分だと思っていた。
だって先輩は透けるような長い髪をしていて、ダイヤモンドのような綺麗な目をしている。そんなことをしなくても充分に可愛い。
「先輩はそのままでいいんじゃないっすか?まぁ先輩のメガネ美少女ショートJKも見てみたいっすけど……」
僕は何となくそう答えた。ただ何となく
「そう……」
先輩はそう言うと、1時間も続いた議論が嘘のように突然終わりそそくさと帰ってしまった。
取り残された僕は、ただ唖然とした。
次の週。誰もが驚いた。僕だって驚いた。
学校に来た先輩は「メガネ美少女ショートJK」になっていたんだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:00:00
1576文字
会話率:16%
「レティシア、獣国の王へお前を嫁がせる。我が国との国交がより良いものとなるよう、勤めを果たせ」
「……は?」
他に豊穣の聖女が現れたという理由で王太子に婚約破棄、国を追い出されたレティシアは、野蛮で残忍と言われる獅子王のいる獣国へと足を
踏み入れた。
嫁入りのために獅子王に謁見すると、困惑の末にこんな言葉をかけられた。
「余には妻がいる。勝手に来られても困る」
その上で「国に帰してやる」と同情までされ、レティシアはあんな王子のいる国には帰りたくない! とひどく絶望する。
帰還まで獣国でのんびりするがいいと小さなもふもふ護衛騎士をつけられ、噂とは真逆の過ごしやすい獣国に心地よさを感じ始めた頃だった。
「豊穣の聖女はいらない。獣国で好きにしてくれ」
「獣国は今の実りで満足している。豊穣の聖女はそちらへ返す」
なんだか押し付け合い、厄介者のような立場になっていて……?
私をないがしろにするバカ王子のいる国には帰りたくないけれど、人の善すぎる獅子王に「帰りたくない」とわがままも言えない。
どうしたら獣国に残れるの、私を貰ってくれませんか騎士様……。
そんな願いを小さなもふもふ騎士に冗談で言ったつもりが、気づけば思わぬ展開に発展していて――!
可愛いレッサーパンダ騎士とのハッピーエンドストーリーです。
※氷雨そらさま主催「モフモフヒーロー企画」参加作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:30:30
10105文字
会話率:44%
毎日がつまんなく過ぎていく俺、三角レンジ(みすみれんじ)高2。
親と喧嘩して夜中に外に出たら何でだか見たことない場所にいて。
日頃つるんだこともないクラスメイト堀部タカヒロ(美少年)に異世界に引っ張り込まれたことが判明、おま、冗談じゃねぇぞ
!!明日からのテストどうしてくれる!!!
BとかLの要素はありません、念のため。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-25 07:24:05
62621文字
会話率:29%