私はおばあちゃん子だった。その大好きなおばあちゃんが大切にしていた木箱の中には、茶色くなった手紙が一枚あった。それは、おばあちゃんが小さいときに出会った、血の繋がりのないお兄ちゃんに関係していた......。
最終更新:2022-02-02 17:16:28
4554文字
会話率:2%
ピアノの才能を生まれ持った弟。嫉妬や憎しみ、兄弟愛で揺れる兄は、憂鬱とした生活を送る。やがて自殺の事で苦悩し始め……
最終更新:2022-02-02 16:44:18
5981文字
会話率:24%
源頼朝の祖先で、武将たちに神格化・英雄視された八幡太郎こと源義家の弟に生まれ、弓馬の名人・笙の名手であった文武両道の武将義光。後三年合戦で苦境に立たされた兄の義家のもとに官職をなげうって向かったことは、兄弟愛の美しさを表す姿とされました。し
かし、実際の彼は、欲しいものを手に入れるために手段を選ばない人でもあったのです。皮肉にも彼の行動が一因となり、河内源氏は衰退を招いてしまうことになります。
2017年にアンソロジー『河内源氏大鑑』に投稿した小説に加筆修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 23:56:55
11593文字
会話率:31%
とある一室、暗闇に寄り添う二人の男女。彼らの決断した明日は、一体どんな未来を描くのか?
ジャンルに迷いましたが、以前投稿時に戴いた感想を元に「純文学」を選びました。
三千文字強の短い物語です。どうぞお気軽にお目通しください。
最終更新:2021-12-03 21:46:31
3440文字
会話率:20%
回顧録
©2021 弓良 十矢
最終更新:2021-12-02 10:28:48
7876文字
会話率:1%
ひだまり童話館ぱりぱりな話参加作品です。
龍と少年の物語です。少し長めですがお付き合い頂けたら嬉しいです!
最終更新:2021-11-25 09:44:56
9219文字
会話率:50%
ある夜会で、3人目の婚約者の浮気現場を目の当たりにした王太子。その相手にも婚約者がいて、その女性までその場に現れて修羅場に。
ひょんなことからその女性の足を見てしまい、その脚線美に惚れた王太子だったが、彼女が好きだと自覚したのは、当人から婚
約者候補辞退を申し出られた時だった。
そして見栄をはった王太子はそれを承諾してしまう。
それでも結局、諦めきれない王太子が弟妹の協力を得、ワーワー言いながら彼女と結婚するまでのお話です。
何故か兄弟間の会話がメインで、主人公の王太子は情けない性格です。
多分ギャグです。
※このお話は、『色褪せ令嬢は似合わない婚約を破棄したい。』のスピンオフとなります。https://ncode.syosetu.com/n7007ha/
単体だけでもお読みいただけますが、こちらも読んでいただけるとより面白いかもしれません。
※『色褪せ〜』の方に比べて糖度は微糖か無糖くらいになっております。
※悪役令嬢がチートで婚約者共をバッタバッタとなぎ倒すような話でも盛大にざまあする話でもありません。どちらかというと悪役令嬢を裏側から見る感じではないかと思います。
全6話です。
お読みいただければありがたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 20:00:00
18794文字
会話率:39%
仲の良い二人の兄弟がいた。兄はケンカが強く、弟は落書きが上手で、兄弟揃っていたずらっ子だった。だが近所の八百屋のお兄さんが亡くなったことで二人の運命は大きく変わっていくことに...。
最終更新:2021-09-07 05:37:24
1703文字
会話率:42%
僕の初恋は姉だった。そして僕が長い一生の中で愛することができるのは、姉だけだろう。でも彼女にとって僕は弟でしかないと、分かっているのだ。だからこれは禁断の恋ではなく、僕の一方的な迷惑な恋心でしかないのだ。それでも僕は、彼女を、高井桜を愛して
いる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 19:13:55
3850文字
会話率:50%
偏屈で面倒臭い兄のせいでなかなか結婚が決まらないレギーナ。つい先日も同盟国の侯爵との婚約が破談になってとても落ち込んでいた。
そんなある日のこと、兄妹のもとに敵国の王子ロビンが訪れる。彼はなんとレギーナと結婚したいというのだ。きっと何か政治
的な重い事情があるんだわ……と思いつつも、政略結婚でもいいから顔と性格のいいイケメンと結婚したいレギーナは快諾するつもりだったが――
「貴様のような軟弱な男に大事な妹をやれるか!! 俺に勝ってからでないとこの結婚は認めん!!」
ええ~~~~!?!?? 勘弁してよお兄様~~~~!!!!!
婚約者である王子VS兄である騎士(実質結婚したい妹VS結婚を阻止したい兄)が、今、幕を開ける――?
※カクヨムから転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 21:00:00
108937文字
会話率:38%
双子の勇者がいた。彼らは勇者の血を引いていたが、その力が半分しか受け継がれず、兄は魔王を倒すために必殺技を使い、命を燃やして石化してしまった。砂となった兄に弟は慟哭した。
弟は兄の砂を集めて袋にしまった。
兄の訃報は国中に広がり、彼の帰りを
待っていた者たちは静かに涙を流した。
兄の思いを胸に弟は、その後も仲間と共に生きていく。家族を持ち、十年後。
日本人だった前世の記憶を持つ技術者が弟に話しかけてきた。
「お前の兄貴と話ができるかもしれん」
「話が……?」
「兄貴が転生していたら無理だけどな。どうする? やるか? 魂の声を聞くためには、お前が後生大事に抱えている兄貴の砂が必要になるぞ」
弟は技術者の条件に頷き、兄と再会できるか分からないまま、天界への扉を開けるために単身、旅立った。
※おにぎりはポーションです。
※『俺の兄貴は勇者。だけど必殺技をだすときに「俺はブラコンだあああ!」と言うのは、泣くからやめてほしい。』のその後のお話『ブラコン元勇者は、妻と兄貴に「ありがとう」と言えた』を改稿したものです。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 08:22:04
61659文字
会話率:23%
厄取りの物語。正しい人と言う生き物の
正しい兄弟愛と鬼退治。
最終更新:2021-06-20 15:48:06
650文字
会話率:0%
『神様……!』
それは祈り。願い。絶望。
追い詰められた者が縋る最後のよすが。
多くは叶えられることのない望み。
ゆえに、それは絶望の為せる悲痛な叫び。
誰かに呼ばれてここへ来た。
けれど、そこには。
誰も私を必要とする人はいなかった
。
ラベンダー色の空に覆われた世界へと召喚されたイチカ。
だが、呼ばれた理由を知らないまま時は過ぎ、
ある日彼女は事件に巻き込まれる。
悲劇を乗り越えられない人々と、紐解かれた古(いにしえ)の神話。
彼女を巡り、世界は動き出す。
復讐と悲しみを紡ぐ、ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 02:00:28
5475文字
会話率:10%
『恋愛は自由だ』
そんなの嘘だ。こんなにも無責任な言葉を誰が言ったのだろうか。
両親が失踪してから、二人で暮らす朔と月渚。
二人の生活にも慣れてきたが、両親からの愛情を受け取れなくなった二人の心には穴が開いていた。
捨てた両親の代わりとし
て、二人が無意識にも愛情を求める相手は、、、。
理不尽な世界で紡がれるある禁断の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 13:03:27
672文字
会話率:37%
転校生の魚住くんは、猫に好かれやすい体質だった。
道を歩いているだけで、野良猫が集まって、猫だらけのもふもふ状態になる程度には。
なぜだ。一匹ぐらい、こっちに来たっていいじゃないか。下手をすると、怒りすら湧いてくる。
教室ではまるで『人間に
絶対に懐かない野良猫』みたいに、だんまりを決め込んでいた魚住くん。どうして彼は、人と話そうとしないのか。
不思議に思いながらも、放課後、お兄さんがやっているという、『猫カフェ水族館風アンティークショップ兼まじない絵師の店』に向かうことに。ジゴロで守銭奴なお兄さんから知らされたのは、とても不思議な過去と、悲しい理由だった。
※前半は日常ほのぼの系ですが、後半にグロいシーンがあります。苦手な方はご注意ください。サブタイトルに☆がついている箇所は、主人公以外の視点です。キャラ名を確認してからお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:00:00
91207文字
会話率:46%
電車で巻き起こる通り魔による虐殺に巻き込まれた僕と、虐殺犯が対峙する。
最終更新:2021-03-28 22:10:37
1589文字
会話率:15%
ごくまれに、幼少期のうちだけ前世の記憶を持っている子供がいる。
そして、通常それは同じ世界線でまれに起こる事柄だが、神の気まぐれか、非常に稀有なことではあるが、別の世界の記憶を持った魂が世界線を超えることがある。
そんな子供は一国の第七王
子。
長男は王太子、次男は世界一の学園の教授、三男は外交のプロで四男は他国に婿入りしている。
五男と六男はそれぞれ音楽と絵画の天才。
あれ?じゃあ俺って何すればいいの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 08:00:00
244167文字
会話率:39%
普通になりたかった少年の話
最終更新:2021-02-28 23:02:20
4527文字
会話率:72%
パールブライト王国の王家には、二人の王子がいる。
第1王子ブランドンは、第2王子コンラッドが生まれた時、この子を守ると心に誓った。
弟を守るというのはどうするべきなのか。
ブランドンの思いとまわりの思いはかけ離れていて、ブランドンはそ
の違いに苦しむ。
いつか兄弟で助け合って国を豊かにする。
その気持ちを持って、ブランドンは今日もガムシャラに学ぶのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 19:31:32
4280文字
会話率:22%
立葵中学校2-Bの生徒たちは、様々な問題を悩まされていた。
学校の成績を犠牲に、いいお兄ちゃんであり続ける恭。
複雑な家庭事情を抱えた由香。
将来への漠然とした不安を持ちながらも、日々勉学に勤しむ康人。
一人きりの時は、クラスとは違う一面を
見せる康人に惹かれる奈央。
誰とも親しくならない孤高の女子、撫子と友達になりたい里果。
クラスの中で浮いた存在と自覚して苦悩する撫子。
人から嫌われるのが怖い要。
クラス替えで大嫌いな生徒に囲まれた美幸。
ガラス細工のように脆く繊細な少年少女が、青年、女性になる軌跡を綴った短編集。
以下収録予定作品。
狭山恭編 「お兄ちゃんの鎧」
中塚由香編 「汚いワタシ」
伊高康人編 「まだ見ぬ夢」
鈴木奈央編 「誰かのために」
真野里果編 「憧れのあの子」
八田撫子編 「高嶺の花、または一匹狼、もしくはぼっち」
中村要編 「もうどうでもいいや」
瀬崎美幸編 「本当に嫌いなのは」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 12:24:31
5747文字
会話率:30%