ネモフィラは人付き合いが苦手な陶器職人見習いの女の子で、唯一の取り柄はユニークスキルを持っていることだった。
その名も『陶器生成』
英雄になれるような力ではなく、単に陶器を生み出せる、ただそれだけの力だ。
そんなネモフィラは師匠の死を機に工
房を追放される事になってしまった。
一方その頃、この世界で最も大きな国である帝国は異世界との交流を目指していた。
偶然発見された異界の門の先には遥かに進んだ文明があり、その文明の力を手に入れようと懸命な外交を続けていた。
そうした外交の末、贈り物として送ったあるひとつの陶器が、世界同士の交流を進展させるほどの評価を受けることになる。
それはネモフィラが『陶器生成』で創った陶器であった。
突如世界同士の外交の鍵となったネモフィラは予想だにしない非日常へと巻き込まれていき――――
中世風の異世界と、発展した異世界を跨ぐお話で、陰キャな女の子がちやほやされたり、成長したり、恋愛したり、死にかけたり、笑ったり、泣いたり、立ち向かったりするお話です。
◇一日一回程度のペースで更新予定です。ブックマークやいいねをいただけると更新の励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:17:03
221134文字
会話率:31%
デジタルとアナログをミックスしたカードゲーム「カードワース」
小説・アニメ等のメディアミックスが空前の大ヒットを記録し世界トップのカードゲームに君臨し早25年。
カードショップの副店長兼カードワース公認ジャッジである山城天馬(やましろてん
ま)が
店舗改装のため大量の販売用構築済みデッキと自分の大会用デッキを家に持ち帰る途中
気が付けば中世風の世界へと転移していた。
そこではカードワースのカードが具現化し軍事・政治・商売あらゆる場面で活用され
資産としての価値を保証されているとんでも世界。
そして天馬は気付いてしまう この世界はシーズン6までのカードしか存在しない事に。
そして特殊な召喚条件のあるカードの召喚法の大半が失伝してしまっている事に。
これは周りがシーズン6までのカードを使っている中1人だけシーズン11の環境デッキを40個以上抱えた天馬が
色々な勢力や人間にカードと情報を切り売りしながら異世界での立ち位置と安全を確保する為に必死に生きてゆく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 19:12:32
449227文字
会話率:41%
漫画読んでアニメ観てゲームをするだけじゃ飽き足らず、それらの模倣をするほど好きな重度なオタクの白羽覚理(しらはねさとり)は不思議現象が起こり幼馴染みと一緒に異世界に転移した。
不思議現象に興奮したのも束の間、異世界なんぞに骨を埋めるつ
もりは無く漫画やアニメやゲームの続きを求めて元の世界に戻るため奮闘する物語。
基本的には不定期投稿ですが始めたばかりなのである程度の話数までは毎日投稿する予定です。
※1話毎の文字数は少なめです。
※カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 21:05:35
72374文字
会話率:43%
突然の聖女召喚で異世界に飛ばされた酔っ払い。
身の危険を感じるのでとにかく逃げよう!
なんだか出遅れた感満載&悪趣味な能力を説明なしに手に入れてしまったアラサー酔っ払いと巻き込まれた不憫なお供ズの逃亡劇。
素面は小心者、酔うとオリハ
ルコンメンタルなアラサー女のお話。
※短編時と登場人物の名称、設定等が違います。
※下品かつ性的な表現あり。駄目な方はお戻り願います。
※残酷な描写ありは保険です。
※一人称です。主人公以外の目線で進むことあり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 18:12:19
258718文字
会話率:47%
魔法使いクロモリによって造り出された人造人間ギルダ。兵士として造られた彼女は王国を二分する内戦のさなか、深手を負い戦場を離れざるを得なくなる。戦うために造られた彼女が、いくさの後に戦わない生き方を歩んだ、その行く末に待っていたものとは……。
※カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 15:00:00
240874文字
会話率:52%
貧乏貴族の次女ハリエッタは正騎士志望だったが、父グスタフの事業の失敗から王都を遠く離れていくことになる。そんな旅の途上で、一家が巻き込まれることになった怪異と騒動とは……?
※カクヨムにも掲載しております
最終更新:2022-05-10 20:46:19
50754文字
会話率:43%
火の山に棲むという魔人のもとに生贄として送り出された少女リテル。火の魔人との出会いはやがて意外な騒動へと発展していって……。
※カクヨムにも掲載しております
最終更新:2022-03-28 21:37:45
71392文字
会話率:36%
とある王国のと辺境の貴族家に三人の幼い兄弟がいた。
一見して何の変哲もない男の子たちではあったが、その三人は前世の記憶を有していた。
それも三人とも同じ人物の記憶をである。その記憶を受け継いだ三兄弟は誓った。
今度こそは、有意義な人生を送る
と……だが、まだ齢六つの兄弟に出来る事は限られていた。
それでも小さなことからコツコツとをモットーに、三兄弟は辺境の山野を駆け巡る。
三人寄れば文殊の知恵……でも自分が三人でも、そう言えるのだろうか? まぁ、大丈夫! 自分が三人いれば大抵のことは、きっとどうにかなるものさ。
このときの幼い三兄弟はまだ知らない……この世界で生き抜くということが、どれほど厳しいものであるかを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 06:54:28
766662文字
会話率:33%
ヴェルナー・ファン・ツェアフェルトは現代日本からRPGのゲーム世界に貴族の子息として転生したが、主人公でもそのパーティーメンバーでもない。
それどころかゲーム中には登場しない人物、しかもスキルも槍術ひとつと地味なので能力的には勇者一行のメイ
ンストーリーに参加しようもない。
僅かな利点は勇者と友情を築いたという事実と父親がそれなりの高位貴族の嫡子であるという事。ストーリーからみればまぎれもなく脇役だろう。
そんなヴェルナーはひとまず前世の知識とゲームストーリーを知っているという点、さらに貴族としての権利と発言力を生かし、まず魔軍に殺されないよう生き残りを目標に生きていく。
だがヴェルナーの前世知識とストーリーを知っているが故の行動は本人も意図しないところで様々に影響を起こしていき、死ぬはずの人物を生かし、本来ゲームでは起きなかったはずの事件にも対応しながらこの世界の歴史を刻んでいくことになる。
それは勇者の伝説とは異なる、若き貴族の努力と奮闘の記録。
これはとある異世界で記憶に残らなくても記録に残ったある人物の若き日の物語である。
※回によっては死体描写などの微グロ描写があります。R15、残酷な描写ありはその保険。
※不定期更新。リアルの都合上たまにものすごく間が開くはずです。一応最後まで展開は考えてあるのですが。
※一話ごとの長さがまちまちです。あらかじめご了承ください。
※本作品の内容はフィクションです。実在の人物・集団等には一切の関係はありません。
また奴隷などの表現も出てまいりますがそのような行為を容認するものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 18:00:00
980474文字
会話率:44%
殺す、殺す、殺す。
私が何をした?人を害した?いや、何もしていない。私はただのんびり過ごしたかっただけ。だけどそれは人間の勝手な都合で奪われた。だから、私は復讐する。私から奪った者達を殺し尽くす為に。
とか言ってみるけど根がお気楽なんだよ
ねー。あ、復讐はするよ?絶許。絶対に許さん。けどそこまで思い詰める気はないです。
そんな感じで緩く復讐していこうと思います。
※セルバンテスというサイトでも投稿始めました。そちらもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 01:00:00
305726文字
会話率:15%
『魔術の父』と呼ばれる男がいる。
その男は、従来エルフのみが扱ってきた『魔法』を人間が扱うための技術を築き、商人から伯爵へと成りあがった男だった。
名を、エルヴィス・グランマージと言う。
彼の世代から数十年……その孫娘であるエミリアは、
五年前に家を飛び出し魔術師として生きていた。
彼女が引き受けた一件の魔物退治依頼。その依頼の最中で狩人のアレクと出会い、彼と共に生家のある王都へ向かう事になり……
再会、出会い、別れ。
エミリア他、三人の主人公。彼ら一人一人の生き方や成長にスポットを当てた、ファンタジー×恋愛の群像劇。
第一章・聖騎士と魔術師……魔術師のエミリアと、その婚約者である聖騎士・レオンとの恋物語。
10/1~毎日20時に次話投稿!
【本文中には、現代と大きく違う彼らの「当たり前」が存在し、特にその当たり前についての解説はないので事前知識としてお持ちください】
・中世ヨーロッパ風の王侯貴族社会が根付いています。革命前のフランスをイメージするとわかりやすく、庶民の暮らしは決して裕福とは言えません。
・宗教観もカトリック的な思想で、『ヴァレシア教』と言う宗教の支持が八割を超えています。
・成人年齢は男子十五歳・女子十七歳で、飲酒も結婚できるようになる年齢も同様です。王都のようなところでは厳密に守られていますが、地方(田舎)の方へ行くと緩くなあなあになっている場合もあります。
・魔物はいますが、世界征服をたくらむ魔王のような人間の生活を脅かそうとする存在はいません。しかし、魔物は人間の事を『食料』として認識しており、襲い掛かってくることがあるため討伐の対象となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 20:00:00
376698文字
会話率:60%
ゲーム大好き青年露気濫(つゆ きらん)は寝て覚めたら異世界に飛ばされていた。冒険者となって生きていこうとしがレベルを上げても強くならない、この世界の外れ職「銃使い」だったことが判明。アタッカーだがどのステータスを上げても攻撃力は上がらないと
聞きがっかりするキラン。だが試しに魔物に放つと魔物は木っ端微塵。調べると彼だけ力を上げると銃の威力が上がるという力を持っていたことがわかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 00:11:13
48271文字
会話率:40%
《ビーズログ文庫様から1&2巻、FLOSコミック様からコミックス1巻発売中です!》
《FLOSコミックサイトでコミカライズ連載中です!》
27歳彼氏無し乙女ゲーム大好きアラサーOLの私、神崎 真里子はある事故でこの世を去ることにな
った。
しかし私は別の世界で前世の記憶を持ったまま新たに転生したのである。
だけどこの世界は私が死ぬ前に丁度全イベントコンプしたばかりの乙女ゲームの世界であった。
そして私はその世界でセシリアと言う名の公爵令嬢に生まれ変わっていたのだけれど・・・なんとそのセシリアはその乙女ゲームの中でヒロインを邪魔する悪役令嬢(美少女)と言うポジションキャラだったのだ!
さらにそのセシリアはヒロインがハッピーエンドを迎えると、その相手役の男性に殺される結末が待っているキャラでもあった。
(・・・何でせっかく生まれ変わったのにすぐ死ぬ運命が待ってるのよ!!!)
その事実に気が付いた私はその死亡フラグをなんとか回避しようと奮闘する事に決めたのだけれど・・・何故か思うようにいかず攻略対象者と望んでもいないのに関わっていくことになったのである。
(お願い!私は死亡フラグの待っている悪役令嬢なんてお断りなのよ!だけど・・・何で貴方達私に絡んでくるの!!!)
※基本的に私の作品は矛盾が多々あると思いますが、お気になさらず気軽に読んで頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 12:00:00
496461文字
会話率:54%
ある小さな村に住む村娘のレティシアは、14歳の時両親が不幸な事故で亡くなり天涯孤独の身となる。
しかしその時、突如前世の記憶が甦った。
実はレティシアの前世は、サラスティアと言う貴族の令嬢で異世界に転生した人物であったのだ。
さらに
そのサラスティアは、最強の魔法の力を有していた。
そして、そのサラスティアからの転生であるレティシアもまたその力を受け継いでいたのである。
そうしてその魔法の力を使ってレティシアは、天涯孤独の身であっても村娘として何不自由無く生活していたのだ。
しかしある日、レティシアの身に関わる出来事が起こり、レティシアは村娘を辞め旅人として生まれ育った村から旅立ったのである。
《これは前作(私、令嬢辞めて庶民はじめます!)の続き?のような話です。ですので、今回もご都合主義や矛盾が多くあると思いますが、お気になさらず気楽に読んで下さると助かります。それと更新についてなのですが、前ほど書く時間が取れないので基本不定期になります。一応更新する時は、活動報告でお知らせ致しますので宜しくお願い致します。》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 21:00:00
105692文字
会話率:52%
ゲーム大好き漫画大好きな女子大生の高坂 瑞希。
ある日突然、瑞希を『救世の聖なる乙女』と呼ぶ不思議な声に呼び掛けられ、異世界に召喚されそうになる。
しかしその時、瑞希の同級生であり自称『わたくしはいつか異世界の救世主になるのよ』と常日
頃言い続けていた中二病気質の和泉 明菜の行動によって、瑞希と和泉は異世界に召喚された。
さらに瑞希よりも先に異世界へ到着していた和泉が、聖なる乙女である聖女は自分であると宣言していたのだ。
そしてその現場を離れた場所で見ていた瑞希は・・・。
「え?私の代わりに聖女やってくれるの?やったーー!!後は宜しく!!」
元々目立つ事を苦手としていた瑞希は、大喜びで和泉にその座を譲りさっさと逃げ出してしまった。
しかし、本来の聖女である瑞希には聖女の力が備わっており、その力を使いつつ聖女だとバレないように正体を隠して異世界を生きていく事になったのである。
※私の作品はどれもそうなのですが、基本的に矛盾やツッコミたいおかしな部分が多々あると思いますが、出来れば気にせず軽い読み物として生暖かい目で読んでやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 15:00:00
185037文字
会話率:52%
男爵令嬢レミーリア・スコルトには愛する恋人と結ばれるという夢があり、そのため彼女は恋人の実家である飲食店で今日も看板娘として働いている。
北方の辺境スコルトで個性的な住人たちが織り成すストーリー、はたして彼女は降りかかる様々なトラブルに
負けず、ハッピーエンドにたどり着けるのであろうか。
ーこの物語は北の辺境スコルトにて主人公レミーリアが恋人の実家『食事処エミール』で働きながら、時に街の人と交流し、時に巻き込まれた事件を解決するというお話です。
タイトルにある看板姫は「貴族のお姫様が看板娘をしている」ことから町の住人がレミーリアにつけたあだ名です。
中世風の世界で町の住人たちと協力しながら奮闘するレミーリアの活躍をどうかご期待ください。ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 08:24:16
489256文字
会話率:38%
この世界の神は、獣の姿をしている──
誰からも愛されたことのなかった少女、詩織は、ある日階段から足を滑らせ、死を確信しながら意識を失う。しかし真っ白な空間で目を覚ますと、自称神が目の前に現れた。
「こちらの不手際の詫びに特典をつ
けて転生させてやろう」という神の言葉に、「愛」を知りたかった詩織は「愛されたい」と願う。
そうして少女が転生した先は、神と魔物が存在するファンタジー世界だった。
転生した少女はレネアと名づけられ、セレイス国という国の小さな町で育てられた。
この世界では魔蝕種と呼ばれる化け物が人々を襲っており、この国では数少ない聖力を持つ聖騎士と、さらに珍しい精霊との契約者「フーリオ」が聖術を駆使し、魔蝕種を倒していた。
そして何より、獣の姿をした神に祈り、供物を捧げることによって、人々は安寧を得ていた。
新しい名前。新しい体。知らない言語。知らない生き物。知らない常識。優しい家族に初めての友だち。
戸惑うことばかりだが、少女は少しずつ愛を知り、幸福を感じながら生きていく。
──はずだった。
これは絶望の中ひと筋の光に縋りながら生きていく、「全て」から愛される少女の愛の物語。
※多少の戦闘描写およびそれに付随する軽度のグロ描写あり、チート(最強)要素あり(あまり出てこない)
※この小説はPixivさまにも掲載しています
※小説の雰囲気とストーリー掴みたい方向けのめちゃくちゃ簡単なネタバレ含むあらすじ
↓
転生した空っぽな少女が、転生特典に絶望しながら神と契約して最強になり、たった1人転生特典の通じない子に出会って聖騎士の学舎に通いながら成長していく話。学校生活および騎士になるまで、なった後もずっと続きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 16:29:26
100239文字
会話率:43%
恋人に振られた上に意に添わぬ結婚を押しつけられたジョエルはそれ以外にも色んなことが積み重なった結果、布団から出られなくなってしまった。
そんな彼の元に、やってきた花嫁はてきぱきと仕事をするしっかり者。ただし、その目は死んでいた。
辛い
過去を乗り越え幸せになる二人と、復讐の話。(ざまぁという感じではありません)
※直接的な描写はありませんが、酷い目にあった人がちらほらいます。
※非常にぼんやりとした中世風異世界です。なんとなく流して読んでいただけると助かります。
※一応男主人公ですが、視点が何回か変わります。
※恋愛色は薄めかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 19:00:00
20777文字
会話率:24%
「なんてこったぁああ! よりによってこんな奴に転生かよ!」
東京でVtuber事務所の会社員をしていた天地誠也は、ある日唐突に殺されてしまう。
そして大好きだったRPG【エターナル・ソード】の世界に転生した。
だが彼が転生したのは、作
中で必ず惨たらしい死に方をしてしまう悪役貴族グレイドである。
冗談じゃない。俺は絶対に死にたくないし殺されたくない。
前世では全く役立てられなかった異常な記憶力と巨大な妄想力を駆使し、グレイドはありとあらゆるシナリオを改変していく。
だが、順調に思えた日々は少しずつおかしな方向へと進み始める。現れた勇者は男のはずがなぜか女で、敵対するはずが少しずつ打ち解けていき……。
誰からも愛されなかったはずのグレイドは、次第に多くの人々が認めるほどの実力者へと成長し、物語はゲームには存在しないエンディングへと向かっていくのだった。
※タイトルは後半に回収予定です。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 19:00:00
162408文字
会話率:43%
「キーファ! てめえ落とし穴ばっか作ってんじゃねえ! もう追放だコラ!」
Sランクパーティのリーダー、ジャックから唐突な追放宣言を受けてしまった魔法使いキーファ。
世界でもめずらしい地属性の専門家でありながら、地味で役に立たない最弱魔
法というレッテルを貼られてしまう。
十六歳という若さで孤立した彼は落ち込み、ある時ただの思いつきから旅行に出かけてみることにした。その間にジャック達は光属性の魔法使いを加入させ、してやったりとばかりに喜んでいたのだ。
しかし、Sランクパーティの面々はまだ気がついていない。
地属性魔法は他のどんな魔法よりも万能かつ強力であり、最強の可能性を秘めていることに。そして自分達が彼を追放したことで失敗を重ね、落ちぶれていくことに。
一方、キーファはいく先々で地属性魔法により人々を救い、そして驚愕させていく。そんな道中で彼は一人の少女リナリアと出会う。実は貴族であり聖剣を使える彼女は、キーファに大きな信頼を寄せ一緒に旅行をすることになる。魔法使いと令嬢の楽しい旅は、いつしか最高の冒険へと変わっていくのだった。
これは華がなくて最弱という地属性魔法のレッテルを破り、いつしか最強へと上り詰めていく少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 18:36:49
103058文字
会話率:45%
「ノア。今日をもって君を、俺のパーティから追放することにした」
一年近くパーティを組んでいた勇者リックからの、突然の追放宣言。
その冷たい言葉は魔術師ノアを打ちのめしていた。
リックにとってノアは戦闘の役に立たない上に、協調性がない
ことでさまざまな迷惑を被っていたのだという。
だが、その理由はノアにとって納得がいくものではなかった。リーダーである勇者は、魔術師がパーティを陰ながら支えていたことに気がついていないのだ、と。
懇願してくる魔術師をやっとのことで追放した勇者だったが、それから数ヶ月後に奇妙な噂を耳にする。なんと自らが追放したノアが魔王となり、世界中に侵略を開始したというとんでもない話だった。
しかし、この噂を聞いてリックはため息を漏らす。
「ああ、やっぱりそうだったのか」
勇者は成長した仲間達と共に、魔王を討伐することにした。
彼は後悔していた。あの時、追放するだけで終わらせた俺は甘かったのかもしれない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 19:00:00
59018文字
会話率:43%
中世風のファンタジー世界であるヴァルディア大陸を舞台に、アルヴェリア王国の貴族の娘アリアナが騎士団に入り、ヴァルディア大陸と異教の大帝国との闘いに巻き込まれていく話です。
最終更新:2023-05-06 00:05:58
5849文字
会話率:53%
「黒のシャンタル」第一部の連載を終え、色々と見返しているうちに「直したい」「今ならこう書くのに」と思う部分が多々でてきました。
どうしようかと考えていましたが、「やらずに後悔するよりもやって後悔したい」と思い、思うままに、気が向くまま
に手直しして、こちらの方がいいなと思ったものは差し替えたいと思いました。
差し替えても、元の原稿もかわいい子です。それで元の子はこちらでゆっくり休んでもらう場を設けてみました。
よろしければ新旧原稿を読み比べてみてください。
あくまでも本人の自己満足だけ、で終わるかも知れませんが、まあやってみよう、やってみたい。
そういうわけで不定期更新です。思い出したようにどこかが変わるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 10:59:47
53693文字
会話率:57%
「託宣によりあなたを『神の助け手』としてお迎えいたしました」
突然の嵐に投げ出され、九死に一生を得た傭兵トーヤは、目覚めると「生き神シャンタル」の侍女である美貌の女神マユリアにそう告げられた。
8年前、嵐によって不思議な運命に巻き込
まれたトーヤは、今、仲間のアランとベルの兄妹に全てを語り終えた。
「俺とシャンタルはシャンタリオに戻る」そう言って2人の仲間に自分たちの道を選べと別れを告げた。アランとベルの選択は、そしてもう一度見えない未来に向かって進むために東へ、不思議な国へ戻るトーヤとシャンタルの運命は……
「黒のシャンタル 第一部 過去への旅」の続編です、舞台は8年後のシャンタリオへと移ります。初めての方はどうぞ第一部からお読みください。
第一部https://ncode.syosetu.com/n0290gp/もよろしくお願いいたします。
注1:あまり過激な表現はないと思いますがそれなりに衝撃を受ける方もいらっしゃるかも知れませんのでR15とさせていただきました。
注2:「人物紹介」は章が進むとネタバレが含まれる可能性があります。ネタバレ嫌!な方は飛ばして本文を読んでください。
注3:平日2回、土日1回に公開に変更。時間は色々になると思います。
※更新報告などがあります、活動報告も御覧ください。
※「小説家になろう」「カクヨミ」「novelabo」「アルファポリス」で公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 06:22:38
733380文字
会話率:58%
連載中の「黒のシャンタル」の外伝です。
最終更新:2021-09-04 21:00:00
62361文字
会話率:54%
幾度もパーティを追放されてきた冒険者ライはまたしても追放されてしまった。理由はいつも同じ。彼の持つスキル『落雷』が扱いづらく、仲間たちが不満に思うから。自分に冒険者は向いていないのだろうかと落胆するライ。そんな折、彼をパーティに誘う謎の少女
フレデリカと出会う。事情を話してもなお受け入れてくれる彼女とその仲間に居場所を見出すもののこのパーティ、今まで組んできたパーティとは一癖も二癖も違っていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 13:11:02
32042文字
会話率:36%
転生してまでも、前世のクズ男と婚約者になってしまった女の子のお話。
前向きに、数話でサクッと終わる予定です。
過度のざまあはありません。
今回もR15は保険です。
最終更新:2023-04-02 13:26:41
99378文字
会話率:56%
拙作、「私は仕事がしたいのです!」の、スピンオフ作品です。セレナ視点です。時々、トーマス視点もある予定。
主人公の幼馴染みの婚約者が、あちこちフラフラしながらも、結局は元サヤに戻りたくて頑張るお話です。
初見の方でも読んでいただけるよう
にしたいと思っています。よろしければ、ぜひに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 14:40:40
44697文字
会話率:49%
高級娼技フィラネス。女神に例えられるその美貌、人を魅了する歌声、その舞姿は近寄り難いほど。そんな彼女の日常は謎のベールに包まれていた。付き人・ユールの視点で語られるフィラネスの実像とは…
最終更新:2023-03-29 18:15:15
18486文字
会話率:29%
「凡人と行く至って普通の中世風旅日記」の番外編。
高級娼婦のフィラネスの物語。
ベタな恋愛小説になりました。
最終更新:2023-01-08 15:53:39
23721文字
会話率:35%
*注「ぼっちゃまと僕と爺さんと」からお読み下さい。
時は中世ヨーロッパ風。坊っちゃまと下男と爺さんで行く、都までの旅日記。
ドラゴンも、吸血鬼も、妖精も、魔法も、超能力も出て来ない。
王様も、お姫様も、王子様も出て来ない。
至って普通の旅
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 13:35:03
67043文字
会話率:39%