『最強夫婦が仮想世界で爆誕しました☆』
大人気のフルダイブゲーム〈ファンタジオ〉……〖ユニークスキル〗を使って戦闘を繰り広げる刺激的で魅力的なそれは、一般男子高校生、生炬万煉二の夏休みを彩る最強のアイテムだった。
期末テストで高得
点+母への土下座+来月のお小遣いを使い果たしてまで手に入れたVRゲームだが……
ログインした煉二改めプレイヤー《kAgAri》を待ち受けていたのは、アバターランダム作成による『ゲーム内での性転換』だった!
「なんでだよっ!」
さらにそれだけでは留まらず、謎の銀髪美少女《Yukifry》になんと突然結婚を迫られる! やったね!
「薬指、空いてる?」
「なんでだよ!?」
話を聞けばハイパーバーチャルアイドル《鳩尾えぐる》のイベントがあるらしく、グッズ獲得のために巻き込まれたらしい。
そんなユキフライさんはかなりヤベーやつで、周りからは〝エグフライ〟だとか〝冰魔の狂姫〟だとか呼ばれていた。
そんなにヤベーなら断ればいいだろって? ……恋愛したことない男子高校生が美少女に結婚してくれと言われてまともな思考が出来ると思うか!?
押しに負けたカガリちゃんだったが、それでも恐るべき順応性で性転換も新婚生活(チュートリアル)も乗り越える!
スカートは恥ずかしいけど……俺の嫁がかわいいって言うならいいよね!
……これは、とある夫婦(美少女?×美少女)が推しのために奮闘する、オーバーキルアクションストーリー……なのか!?
それともただの推し活か……!?
まぁとにかく!
好きを貫け、少年少女よ!!
これは『好きなもの』に一直線な物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 11:11:42
11837文字
会話率:44%
魔法と機械が共存する世界。
これは、十七歳のオースティン・フォン・ラヴィーユが体験した、不思議な冒険譚である。
紫の髪に、青い瞳。精悍な顔つき。ヴェステラード帝国陸軍の軍服が良く似合う、しっかりとした体格。
順風満帆だった彼の人
生だったが、兄エーデルの嫁クララの意識が戻らないと知り、彼女を目覚めさせるための旅に出ることになった。
クララを目覚めさせるには、ヴェステラード帝国の北にある、聖域ライヒベルグに祀られている聖杯が必要と言われたオースティン。
共に聖域に行ってくれるメンバーを募り、いざ向かおうとしたところで、邪魔が入る。
大きな地震と共に現れた大きなドラゴン。
それを操るのは、元は帝国軍に所属し、今は革命軍を指揮するハング・フォン・グローセン中将だった。
彼の狙いはクララをこんな状態にした犯人を捕まえること。
そして、グローセンは何を根拠にしたのか、クララの意識を奪った犯人はオースティンだと信じて疑わない。帝国軍には目もくれず、一直線にオースティンだけを狙ってきた。
どうにか帝国から彼の意識を逸らし、命からがらグローセンの猛攻から逃げたオースティンは、聖域ライヒベルグの麓にある町に到着する。
そこで、聖杯は聖域から出すことはできないという悲報だった。
兄に伝えようとするも、兄の反応は簡素なもので、オースティンは疑念を抱く。
クララを聖域に連れて行くことを了承してもらったものの、警戒をしていたオースティンの目の前でそれは起こった。
聖杯で汲んだ水を飲ませたクララは目を覚ましたものの、不思議な呪文を唱え始める。
その呪文に呼応するように、聖域から低くおどろおどろしい声が響き渡った。
その声に、聖杯の水を飲んだ兄は一言告げた。
「この世界を、我がものに」
兄の言葉に驚いたオースティンが兄を止めようとしたが、後の祭り。
突如現れた脅威に、オースティンは立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 10:00:00
51776文字
会話率:40%
主人公:熱田 正義(あつた まさき)は、剣道一直線の熱血漢。
高校2年生になっても、まったく恋愛には関心がなかった。
『焦らなくとも、そのうち運命の人と巡り合うだろう』と心の内で理由もなく思っていたからだ。
GWが明けると正義の通う私立名
古屋南部高等学校へ、珍しく転校生がやってきた。
名前は、伊勢 静香(いせ しずか)。
その転校生は、綺麗な漆黒の長い髪にメガネを掛けた、そばかすのある地味な感じの女生徒だった。
彼女を一目見た瞬間、正義はデジャヴを感じた。
そう……不思議だが何故か知っている気がした。
自然と惹かれていく正義。
地味目でクールな彼女も、正義の視線には気が付くようで目が合うと少しだけ笑顔になってくれた。
2人の出会いは必然なのか? 単なる偶然なのか?
この出会いは偶然ではなく、これから彼に降りてくる天からの使命の始まりに過ぎなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 23:21:26
110142文字
会話率:56%
雨の中、捨てられた王女クローディアは辺境騎士団の団長ランドルフに助けられた。
それがきっかけで辺境に行くことになり、さらに彼と「ひみつ婚」をすることに!
この「ひみつ婚」は半年という期限つき。クローディアは彼を好きにならないように注意する
けれど。
「俺は、お前を、捨てたりしない」
彼の優しい言葉に惹かれてしまい――?
これは、秘密の結婚をした王女と騎士団長の、じれじれな恋物語。全48話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:14:40
130358文字
会話率:37%
猫好きの主人公は、野良猫を助けた為、交通事故で即死してしまう。
猫に始まり猫に終わる人生。
事故後転生した世界では、森で一人暮らしを営む黒魔女でした。
猫すらいない。
孤独に始まり孤独に終わる、孤独人生一直線だった主人公は、
ある日、捨
て猫を拾う。
独りぼっちの人生が、二人ぼっちの人生に。
拾った黒猫は、元は人間。
某国の王子様。
けど、まあ一応猫だし。
猫を相棒に、森でひたすらスローライフを送る。
延々穏やかな日々。
朝、猫をもふり、昼、猫をもふり、夜、猫をもふって過ごす。
そんな猫ライフを満喫するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 14:00:00
11869文字
会話率:6%
生ける屍となった人間たちが俺目掛けて歩みを進める。雨の降る大通りをただ一直線に。
毎夜同じ夢を見る。この生ける屍の集団の夢を。現在ではもう、珍しく無くなってしまったそれらが街を闊歩する光景だ。
そうだ、これは夢だ。
この夢は決まって、奴らの
ある一言で終わる。
”お前は人間じゃない。”
2050年、地球全土の社会システムは突如として失われた。なんの前触れもなく。世界が崩壊する原因となったのは生ける屍だ。奴らが世界を混沌へと導いた。
しかし、この世界に現れた異変は生ける屍の出現だけには留まらなかった。不幸中の幸、結果的にその異変がそれらとの対抗手段になり得た。それは、己の心を武具として具現化させるという代物た。だが、そんな超常的なものでもそれは人の心そのものであり、それを使うのもまた、ただの人間だった。
じゃあ、人間じゃないと夢で散々言われる俺はなんなんだ?
そんな疑問を持つ俺は、世界崩壊から5年経ったある日、いつものように仲間と生ける屍を討伐する仕事に出かける。だが、その戦い最中、明らかに自身の心によるものではない力が解き放たれる。
瞬間、吹き飛ぶ奴らと自身に走る強烈な痛み。どうなってるんだ。何だよこれ……。
俺は……。俺は化け物じゃないッ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 04:01:59
14409文字
会話率:15%
なぜ竜は人を守護するのか。
答えは『かわいいから』である。
それが竜たちの総意だ。
竜皇ガロンディードは人間を守護する竜の長で、王で、最強とされている竜だった。
そんなガロンディードは、人間好きが高じてイくところまでイッてしまった。
自分自
身が美少女になりたいと願ってしまったのだ。
これはそんな竜が美少女になる方法を探す旅の話。
目的一直線ではなく旅を楽しみ、コメディだったり、シリアスだったり、ほのぼのだったりしますが、いずれにせよきっと楽しい旅のお話です。
◆初投稿です。基本一日一話更新でいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 18:18:33
200125文字
会話率:23%
この作品は、占いツクールにて「ゾンビまみれの世界でバカンスを楽しむ男達の話。」というタイトルで連載しています。
____
ある日の朝、身支度を整えていると主人公の肌の一部が変色していて、それは新型のゾンビ化ウィルスの感染後に起こ
る初期症状のひとつだった。
社畜の主人公は同期の2人を巻き込みバカンスの道一直線。
いかに楽しくやれるか勝負だ、と世界を巡る……いや、巡れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 16:31:18
3630文字
会話率:22%
『私は今からできるだけ濃い文字で、できるだけ長持ちするであろう紙にこれを記す。』
現代の日本、自分の世界に入り込むのがちょっと好きなだけの平々凡々な男はいつも通りの代わり映えのしない日々を過ごしていた。しかしある日突然、第三次世界大戦と人
類滅亡の幕開けに立ち会ってしまう。
デモ隊の隆盛とそれに対抗する国家権力による道路封鎖、また誘発される流通機能の麻痺やそれによる食料品不足など。目まぐるしく変わる世界情勢、崩壊の足音が忍び寄る日常。完全なる非日常の地獄はすぐそこまで迫っていた。
しかし他人の喧騒に対して恐怖を抱いてしまう男は、人類が滅亡の危機に瀕していてもその性格が変わることはなかった。周りの人々とコミュニケーションをとって助け合い何とかして生き延びる道を捨てることを選択し、完全に人類が滅亡してしまうまで男は一人で引き籠って過ごすと決めてしまう。
人類が滅亡に向かって一直線に進んでいき、世界が混乱の渦に巻き込まれる中、人の手を借りることなく孤独に生きた男は何を思ったのか。
孤独に慣れ、周りから人の声が聞こえなくなるほど時が経ち、もう自分の行動できる範囲に人は残っていないだろうと悟った男は何を考えたのか。
もうできることが絶え、居場所を転々とせざるを得なくなった男が最後に遺したモノとは……?
『死にゆく世界の歪みより、希望を込めて。』
ダークなSFやディストピア小説が好きな方にオススメの作品です。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。内容に加筆はしていませんが、話数の立て方が小説家になろうの文字数制限の関係で変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 15:21:30
6460文字
会話率:12%
幼なじみと交通事故に遭った主人公、相馬隆介は、事故の直前にその幼なじみが消え去るのを見てしまった。
そして事故に遭ったはずの隆介は、気がつくと自分を育ててくれた祖父によって、実験台に拘束されていた。
祖父は実験だと隆介にベルトを装着するが、
祖父の実験は失敗する。
実験が失敗した事で解放された隆介が実験室から飛び出すと、彼は日本とは違う異世界に飛ばされていた。
とにかく最初は幼なじみを探すために日本に帰りたい隆介は、異世界で努力します。
しかし、タイトル通るで分かる通り幼なじみは…です
まあ典型的な異世界転移物です。主人公は性格的には、絶滅危惧種の正統派のヤンキーで、何事も気合いや力で解決してしまうタイプです。
目的のために一直線の性格なので、頭は良い(記憶力は抜群)のに、脳筋な行動(常に時間的に最短を選択)をしてしまいます。
その為、主人公に巻き込まれた人は、大概大変な目に遭います。
尚、主人公は自覚していませんが、祖父からチートな体と武器を貰っています。
短編予定でしたが、連載形式に少し延ばしましたので、話の途中を結構端折っています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 21:43:00
52465文字
会話率:60%
何処までも続くひまわり畑。
なろうラジオ大賞4参加作品です。
最終更新:2022-12-16 13:00:00
932文字
会話率:0%
桃原萌美は私立篠笹高校一年生。パンダが集まりそうな運動部も文化部もそれなりにバランスがいい高校の、憧れた蓼丸諒介目指し一直線!!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
「あたしを蓼丸のカレにしてください!」ってあたし、カレって言った
?! ねえ言った?!
( ゜д゜)
……せっかくの告白失敗。しかし蓼丸からOKの返事が……!
「いいよ 桃原のカレになっても」
同日、桃原は腐れ縁の涼風からも急激な告白を受ける。
「おまえ、俺と付き合えよ、桃! (土下座)」
しかし、眼帯王子こと蓼丸はある悪癖のある海賊王子だった――
青春と恋愛と、ドタバタ騒動と様々な部活を巻き込んだ蓼丸・桃原・涼風のScramble!の行方は?!キャラ満載、生徒会は敵なのか?!様々な部活のキャラたちが向かう青春大舞台は?!
桃はどちらを選ぶのか? そんな感じの幼なじみ+ラブコメ+Scrambleです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 14:20:37
131082文字
会話率:38%
他人を不幸にする呪いにかかっている、という事で能力は高いが馬鹿にされてきた少女リンネ。彼女は所属していたパーティーのリーダーから追放を言い渡され、パーティーを脱退。そこで新たな仲間、ペトラと出会うことになる。ペトラは回復魔術のスペシャリス
トだった。リンネの呪いで降りかかる不幸、もうめっちゃダメージを受けまくるペトラだったが、持ち前の回復能力で全回復。見事、リンネは自分のフルパワーを発揮できるようになるのだ。最高の相棒を手に入れたリンネは、そのまま幸せな生活一直線というお話。一方その頃前のパーティーは、リンネを失ったことで壊滅状態に陥り……。
*こちらの作品は、下記の小説『魔王、育てます! 〜魔族に転生した俺、史上最強の魔族パワーで無双する! 俺を使い潰した軍隊に帰ってこいと懇願されるがもう遅い! 俺は超絶可愛いロリっ子魔王様を育てながら、世界征服を目指します!〜』 https://ncode.syosetu.com/n7210hx/ の二部以降で登場するキャラクターを主役とした、短編小説となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 00:06:20
14616文字
会話率:26%
いつものように眠りについたミズキが目を覚ますと、そこは見知った乙女ゲームの世界。
そして自分は、世界を滅ぼそうとしてヒロインに倒されるラスボス、オリビア・コンチェルト――の、幼少期に転生していた。
「このままじゃ私、破滅一直線じゃない!」
絶望するミズキだったが、だからといって時は止まらない。
前世の知識を生かして婚約破棄を回避し、破滅ルートから外れよう。
そう決意した彼女は努力を続け――十年後には無事、本来なら婚約破棄されるはずだった婚約者と結婚式を迎えることが出来た。
これは、オリビア・コンチェルトが幸せになるまでの話。
そして、人の物を奪った女性が報いを受ける話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 20:32:38
6199文字
会話率:14%
魔法と神が息づく国、グリューネレガーリス。
馬をこよなく愛する大公女フェリシアに、婚約者のフィリップ王太子殿下は、幼い時からどっぷり溺愛モードのスパダリ一直線。
初恋の相手フェリシアを、何が何でも離したくないフィリップは、厳しい帝王教育
にも耐え、理想的な王子様へ成長。
一方、同じく王妃教育を終えたはずのフェリシアは、馬の繁殖(?)は語れても、恋バナは苦手な恋愛奥手、型破りなご令嬢に。
じつは二人の婚約は訳ありで、
さらにフェリシアは訳あり奥手。
訳とは、二人にまつわる大きな《秘密》。
《秘密》を抱えた二人八脚で、目指すゴールは《真実の愛》?
入学した王立学園で、フィリップはフェリシアと恋人らしく過ごしたいが、世の中そんなに甘くない。
学生生活を送りつつ、政治も恋も待ったなし。
そこに隣国の王子も絡んできて—
二人は無事に結婚、いや《真実の愛》に辿り着けるのか。
《運命の恋》《真実の愛》とやらに、振り回される二人の物語。
基本日常、時々シリアス、時々コメディ、の予定です。
※ あらすじ中の『二人八脚』は、乗馬している二人をイメージしています。
※視点がフェリシア・フィリップ以外に、移ることがあります。
「小説家になろう」初投稿です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 06:01:31
1738864文字
会話率:31%
何もできない自分じゃ
何をやっても変えられない気がして
落ち込んだまま平行線 せめて
あの水平線みたいにキレイな一直線ならいいな
最終更新:2022-10-17 22:57:27
241文字
会話率:0%
ゲームのラスボスに転生してしまった工藤和久は原作知識を利用してラスボス化回避を画策するも事故で記憶を失ってしまい、ラスボスへの道を一直線に突き進んでいた。
そんなある日、彼は何者かに襲われ全ての記憶を取り戻す。
自分が転生者であ
ること─
このままではラスボスとして主人公に倒されること─
だが、思い出したは良いが時間がない!!
─これはラスボス化回避のため本葬する男の物語─
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 23:25:39
2381文字
会話率:13%
国を救うたびに偽聖女として追放されるキャシー。王族の恥ずかしい秘密と引き換えに神託を授かる彼女は、国の威信を守るため毎度茶番劇に付き合わされている。
純潔を失うまでは、聖女は老婆になろうが聖女のまま。女神さまの鉄壁の加護によりすっかり「い
きおくれ」となった彼女だが、運命の相手に出会うべく諦めずに働き続けていたのだった。
そんなある日彼女は、神託を受けるために王族であることを捨てても構わないという変わり者の王子に出会い……。
長年の聖女生活ですっかりすれて耳年増になってしまったど根性系ヒロインと、好きになったら一直線の一途なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 20:04:42
23375文字
会話率:65%
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた
。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日を除き、毎日19時に投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 19:00:00
203791文字
会話率:57%
全てを奪い研鑽し、逆に奪われる事を良しとしない最低最悪のバンディット一族。
その一族の三男イクノス・バンディットはとある戦場の敵本陣で運命の出会いを果たす。
戦場で見る血の全てが汚く醜いと思っていたイクノスにとって誤って袈裟斬りにして
しまった相手の血は凄まじく綺麗だと見惚れてしまう。
後の調べでその相手とは本家に支援をしてもらわないと破滅一直線になってしまう貧乏領地ヒロイット領の御令嬢、ヨルム・ヒロイットと知る。
イクノスは想う。
あれほど綺麗な血をしているならその内面もまた美しいに違いないと……
それに比べてバンディット家の血はなんと汚いことか。
自分を含めたバンディット家に嫌気がさしたイクノスはある朝眠りから覚めると天啓の如く閃く。
「そんなに嫌なら家を出て行けば良い」
こうしてイクノスはバンディット家を捨てる決意を固め、その切っ掛けになってくれたヨルム・ヒロイットに会いに行くべく即座に行動に移した。
会って話をしてみたい。
彼女と話せばその綺麗な中身をより深く理解出来るだろうと期待に胸を膨らませてヒロイット領を目指すのだった。
これは悪を悪だと理解しながらもその事に抵抗なく触れる男イクノス・バンディットと善性だけでは人は救えないと知るヨルム・ヒロイットが織りなす恋のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 16:21:32
83283文字
会話率:35%