ウァーテルという都市がある。かつては文明の十字路とも言われた商業の大都市。
しかしたび重なる戦乱により交通の要衝だったウァーテルは侵略の魔手を中継する謀略都市と化す。
さらには報復の連鎖・欲望の渦によって悪徳をばらまく都にまで堕ち
てしまった。
そんなウァーテルに魔術と武術の両方をふるう戦乙女たちが襲来する。異能者でありながらも人類文化の吸収を行う、誠実な混沌とも言うべきワルキューレ。
そんなカオスウァルキリーと配下の人間たちがウァーテルに対して侵略を開始する。
彼女たちは正義の味方ではないし、ましてや大神の娘などではない。
ただ己と仲間たちの利益を求めて戦い計算する。その損得勘定が悲劇を止める可能性につながることを願うばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:00:00
1201132文字
会話率:34%
混成都市ウァーテル。かつて十字路、悪徳都市と呼ばれたウァーテルはカオスヴァルキリーが太守になることによって、その名を変えた。
当然、悪徳都市を支配していた連中がそれを受け入れるはずもなく。あの手この手で表裏から攻撃してくる。それに対し
て太守イリスは配下のシャドウたちを下位の者まで出陣させた。
極東と西方。古代と現代。そして魔術と忍術を併せて用いるレッサーシャドウ。
彼らが竜に匹敵する強さを持つか。はたまたジャイアントキリングを行う悪魔の鍵となるのか。
今はまだ知る者はいない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 07:59:07
42485文字
会話率:33%
とある夜、アパートの部屋に二人の男女が帰ってきた。彼らは同棲しているカップルだ。
部屋着に着替えてテレビの前でくつろいでいると、女が男に一枚の紙の切れ端を渡した。彼女が今書いたものらしい。
【タクシーが十字路を曲がったとき、乗客の男が
こう言った。『人間よ!』】
「……ん?」
「ん、は言わないで」
「あ、ごめん。えっと、これは何?」
「しっ、考えて」
「考えてって……? タクシーが人を轢きそうになったから、乗客が警告したってことじゃないの?」
「はあ……」
「え、違うの? あっ、もしかしてこれって暗号?」
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最終更新:2024-10-31 11:00:00
2361文字
会話率:96%
夜中、男はその十字路に近づくにつれ、バイクの速度を落とした。
背中に嫌な汗をかいている。当然だ。
男はつい一週間前にその十字路で接触事故を起こしたのだ。
相手は老婆のようだった。そう、『ようだった』
ぶつかった後、すぐに後ろを振り返
り、地面に倒れているのを目にしたが
男はバイクを止めるどころか速度を上げ、そのまま走り去ったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 13:00:00
832文字
会話率:7%
クロスロード、それは誰もが立ち止まる十字路である。人は人生の曲がり角に何度か遭遇する。そこで立ち止まり考え、苦しみそして決断する。
進学・就職・恋愛・結婚・離婚など様々な場面に人は遭遇する。
ここに4人の男女がいる。
恋人の死を自
分のせいだと苦しみ、先に進めない男。
結婚を考えているが、愛だけではふたりで生きてはいけないと悩む女。
結婚をとるか、夢に生きるかを悩む男。
振り向いてくれない男をいつまでも追いかける女。
4人はクロスロードで、真っすぐに行くのか、それとも右か左か。
苦悩し考える。十字路ではあるが、振り返っても道はない。
そんな4人は悩み傷つきながらも前に進むことを決断する。
※本作品はフィクションです。登場する人物、施設、店名その他は実在の
ものと一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 10:40:00
115161文字
会話率:28%
大陸を貫く街道の十字路に位置する、交易都市ノスカリア。多種多様な人や物が交差する地として古くより栄える町だ。
その町の片隅、盛んに商業が行われる大通りから離れた閑静な宅地の奥に、「葉揺亭」という名の小さな喫茶店がある。
少し変わり者だが、確
かな手腕と広範で深い知識を持つ店主と、少しそそっかしいが、いつも明るく元気で笑顔の気持ちいい店員。そして色々な背景を持つ大事な常連客たち。
今日も蔦の葉扉の向こうの喫茶店には、紅茶の香りとちょっぴりの魔法が漂う。
これはそんなファンタジー世界の日常物語。
※2015~2016年に公開済みの作品を再構成・加筆修正し再連載している作品です(旧版→https://ncode.syosetu.com/n5196cm/)
※pixiv、くるっぷで同時掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 08:44:41
864507文字
会話率:44%
「続きましてスポーツです。ついにショータニがやりました。日米通算──」
とある朝。
食パンを齧りながら、ぼんやりとニュースを眺める。
だが別に、ニュース自体に興味があるわけではない。
今時ニュースなんて、SNSのタイムラインを見て
れば事足りる。
それより俺が見たいのは――。
「それでは占いのコーナーです」
キタ!
俺の目当てはこの、占いコーナーだ。
ふむ、牡羊座の俺は八位か。
まあ、俺の順位はどうでもいいんだ。
「六位、乙女座。中途半端はやめて大胆にいきましょう。ラッキーアイテムは中華料理のぬいぐるみです」
よし、確認完了。
乙女座は六位ね。
俺はパンの最後の一切れを飲み込み、「行ってきまーす」と声を上げて家を出た。
「うんしょ、うんしょ」
「――!」
十字路の手前で、大きなぬいぐるみを抱えた女の子の背中が見えた。
――クラスメイトの中川さゆりさんだ。
「おはよう、中川さん」
急いで駆け寄り、中川さんの隣に並ぶ。
「おはよ、勇君」
素っ気なくも挨拶を返してくれる中川さんは、今日も可愛い。
サラサラの長い黒髪に、小動物を彷彿とさせる小柄な体型。
見ているだけで癒される。
「中川さん、その〜……小籠包かな、それは?」
クッションほどの大きさがある、小籠包の形をしたぬいぐるみ。
よくそんなの持ってたね?
「別に」
頬を桃色に染めながら、そっぽを向く中川さん。
まるでツンデレな子猫みたいだ。
いとおかし。
※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 21:01:50
6859文字
会話率:51%
異様な事故率を誇る十字路、その名も【死角十字路】。
主人公、深極 厄介(みきわみ やっかい)はクラスメイトの女子2人に昼食に誘われ、その場で死角十字路で起きた死亡事故について聞かされる。そしてその事故に対する責任を問われ、死角十字路の謎を解
く羽目になる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 16:10:38
19492文字
会話率:48%
俺、中井川大輝(ナカイガワ ダイキ)と左門悠(サモン ユウ)・右近由佳(ウコン ユカ)は同い年の幼馴染である。十字路の交差点の3点にあるそれぞれの一軒家で生まれた俺達は、赤ん坊の頃から多くの時間を一緒に過ごしていた。
2人と小学校は別になっ
てしまったが、俺は知っている。そんな2人が登下校時や色々な時に手を繋いでいることを。
俺は自分の手を見て、そして手を繋ぐ2人を見て、2人はいずれ結婚して夫婦になって、俺はただの時々会うかもしれない友達でしかなくなるのかと思っていたが……
そんな俺達3人の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 07:20:00
3591文字
会話率:37%
あの曲がり角には女の霊が棲みついている。
中之中高校に通う生徒が変死を遂げていた。
高校の通学路にある十字路のカーブミラーを見ると呪われて死んでしまう。
そんな噂が飛び交い始めた中、また一人の犠牲者が出てしまった。
最終更新:2024-04-12 00:29:37
34483文字
会話率:35%
十字路の町の夜道を口笛を吹きながら歩く。
キーワード:
最終更新:2024-02-15 10:39:19
378文字
会話率:0%
著者が十字路でのできごとから着想を得た掌編。
最終更新:2024-01-21 19:42:23
990文字
会話率:12%
時は西暦21XX年、今より少し先のお話。
各国の小競り合い、大戦や天災などもありつつおおよそ発展を遂げた100年ほどは先の未来。
宇宙が開拓先として明確な視野を持って人類全体の生活が進んでいる、そんな未来の話。
主人公はそんな未来において
ほそぼそと社会の一席を担う一人の男性。
凱 十字路(カチド トオジロウ)あだ名はトオジ
突如として未確認物体から襲撃されるトオジたち地球人類。
ひょんなことから出会うロボットに乗り込むことにより物語は動き出す。
途轍もない能力を秘めたロボットと共に地球圏の明日をその手に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 07:00:00
108488文字
会話率:37%
高校生の時の思い出が、1枚の写真から浮かび上がる。
最終更新:2023-11-18 13:27:08
1187文字
会話率:67%
琥珀糖がバズっていた頃、自分で作ってみようとした社会人の女の子の話。
最終更新:2023-05-13 10:36:30
2128文字
会話率:0%
ある日全てを持たない男は十字路にてにて野垂れ死のうとしていた。そんな男を助けたのは人間ではなかったのだった。
最終更新:2023-09-07 12:31:47
40036文字
会話率:39%
中一の夏。
俺は下校中の十字路でコガネムシの死骸を見つけた。
それからというもの、その十字路では何かしらの死骸を見るようになる。
コガネムシ、金魚、雀──
この異変には法則があると気付いてしまった俺は恐怖に震えた。
この順番でいくと、次は
──
※生き物の死の描写があります。
そこまで生々しい訳ではありませんが、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 23:00:00
2476文字
会話率:7%
これは、ダンジョンというイレギュラーが巻き起こす3つの奇妙な物語。
1.ダンジョン配信が流行になり始めてかなり経ち、配信者は多くの企画やネタを探してダンジョンを攻略していた。その中で「ころん」と名乗る配信者はネタ切れを起こしていた。
その最中、配信の企画を考えるためにネットサーフィンをしていた時に彼の目に留まったものは『廃ダンジョンを攻略しよう』といういかがわしいサイトだった。そのサイトの中で見つけた『深淵』に興味を持ち始めたころんは、廃ダンジョンである深淵に向かったのであった......。
2.人生の大半を、ダンジョン配信のアーカイブ視聴とアルバイトにつぎ込む毎日を送る平坂という女性がいた。彼女は、いつものようにアーカイブを見ていると『廃ダンジョン 深淵に行ってみた』というタイトルの動画を見つける。彼女が飛んだ動画には、ダンジョンで見るモンスター以上に異様な風景が広がっていた。彼女は不思議がりながら動画を閉じた。
だが、その次の日から彼女の周りで奇妙な出来事が起こり続けていくのだった......。
3.『呪いの配信』という都市伝説が広がって数か月、ホラー作家である十字路常時(じゅうじろ じょうじ)はその呪いの配信を調査するため配信を見た人間の身近な人物と対談していた。彼は、さらに好奇心に煽られ自ら配信が行われていたダンジョン『深淵』へと向かってしまうのだった。
彼の行動が、さらに多くの呪いを引き寄せていくことはまだ知らない......。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 10:49:06
26703文字
会話率:35%
『その十字路を使ってはいけない』新しく入った中学校にあった奇妙なルールを聞かされた。通学路の途中にあるその十字路では事故が多いらしい。噂を聞いた友人たちと見に行くことにした。そこにあったのは錆の浮いた古いカーブミラーだけだった。
(公式企画
2023『夏のホラー』参加作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 18:40:19
3291文字
会話率:30%
あらすじ
書くの苦手。
学校の帰り道。十字路に十字の影が重なるとあの世からお迎えが来る。
そんな噂の小学校。 ある時友達が行方不明になった。
最終更新:2023-07-03 22:06:15
656文字
会話率:10%
これはこんな事故あるかもと思って書いたものです
最終更新:2023-06-16 17:04:21
222文字
会話率:0%
梅雨の始まりを予感させる湿り気を帯びた冷たい夜の中を、米倉義信は歩いていた。慣れた道を、諦念を抱えて歩く義信は、その道上で鬼と出会う。 *カクヨムにも投稿
最終更新:2023-05-08 19:06:29
8608文字
会話率:24%
林田和成は十字路が苦手なのだという。それは、和成が小学校三年の頃のことだった。*カクヨムにも投稿
最終更新:2023-04-25 19:09:16
5957文字
会話率:28%
本編では語られなかった、笑いあり涙ありの番外編!
大団円を迎えた『世界の十字路』!
そのサイドストーリーやアフターストーリーを大公開!
実、突然親戚と出会う!?
拓也とノエルの凸凹恋愛劇!
尚希兄さん、プロポーズに向けて渾身の大バトル!
!
その他、実と桜理、実の両親のドキドキ秘話も!?
本編がダークだった分、こちらは笑い&恋愛マシマシでお送りします!!
本編は作品タイトル上部にある『世界の十字路』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。
毎週火・木・土・日 17時ごろ更新予定!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 17:00:00
176821文字
会話率:33%
「俺が選ぶ道は――」異世界転移系ファンタジー、皆が笑える大団円へ!!
キリナミと別れを告げ、長い眠りから覚めた実。
しかしその身には、神ですら想定していなかった異変が起こっていた。
その異変故に、実は神の長から残酷な選択を迫られることに
なる。
そして、〝鍵〟の封印が消えたことで目覚めたディライトが、実の前へと姿を現して――!?
世界中を襲う、第二の大災厄。
それを止められるのは自分だけ。
でも、そのためには――……
決断を下せない実。
その背中を押したのは……
運命の岐路で皆の心が揺れ動く、異世界ファンタジー最終幕!
存続か滅亡か。
それぞれが導き出す答えは。そして、実が下す最後の決断とは―――!?
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は、作品タイトル上部にある『世界の十字路』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。
※「カクヨム」でも、シリーズ同時更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 21:01:56
151109文字
会話率:34%
「あなたまで、おれの前で――」
あふれ出した闇は、全てを飲み込んでいく……
死ぬなんて、許さない。
これは禁忌への道。そんなこと分かっている。
それでも―――目の前の死に顔を見ていることはできなくて。
クリスマス・イブの日に贈られた出
会い。
それは拓也を底のない暗闇へと叩き落としていく。
その異変を察知した実と尚希は―――
異世界ファンタジー第4弾。
生と死の巡りが絡み合うバトルが始まります。
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は、作品タイトル上部にある『世界の十字路』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。
※2022年6月26日より「カクヨム」でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:47:04
106515文字
会話率:21%