「あれほど断ったのに寄こすとはな。レディ、きみも災難だったな。こんな怪物公爵に嫁がされて。だが、安心しろ。おれは妻を迎えるつもりはない。迷惑なだけだ。それは、きみも同じだろう? というわけだ。帰ってくれていい」
「怪物公爵」ことローマン・ガ
イスラーは、薄幸の公爵令嬢ミサ・ブラントミュラーに言い放った。
ミサが姉の身代わりでローマンに嫁ぎにやって来た初対面の場で。
幼い頃から家族に蔑まれ虐げられ虐待され続けてきたミサに行く所はない。なんでもする。どんなことでもするからということでお情けで使用人として雇ってもらう。
一生懸命働くミサ。ローマンはそんなミサにしだいに惹かれていく。
ドアマットヒロインがしあわせになる王道の物語。
※ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。ゆるゆる設定ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:25:08
39732文字
会話率:35%
「帝国」と聞けば古代の征服帝国から、欧州人のあこがれのローマかガクブルトラウマのモンゴル。
アジア人や日本人ならキングダム始皇帝の秦から続く中華帝国。そしてナポレオンのおフランスに
ドイツ。ああヒトラーじゃないですよビスマルクの方。そのまね
っこの我らが大日本帝国もお忘れなく。
で?帝国ってナニ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 00:00:00
4722文字
会話率:7%
西暦四百十年、ローマ帝国、ホノリウス帝はブリタニアを放棄すると宣言した。
ブリトンの土地に残されたブリタニアの民に、『自力で敵を防げ』と残す。
ローマ帝国から取り残されたブリタニアには、北からは『古(いにしえ)の民、ピクト族』、西からはアイ
ルランドの地から『スコット族』、北・東の海からは『海の狼』ゲルマン民族のサクソン族が襲い掛かっていた。
ブリタニアでは、先の王を殺し王位に就いたフォルティゲルン王はディナスエムリス山に塔を建てようとしていたが何度も崩れてしまった。
神官から宣託を受けたフォルティゲルン王は父無し子を連れて来て、その血を塔の基礎の部分に振り掛けよと命じたが、兵士達が連れて来たのは老人だった。老人は赤子や少年に姿を変え、名をマーリンと名乗った。そして、フォルティゲルン王の死と、大いなる運命にある王アルトリウス…アーサー王の誕生を予言する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 13:38:30
529439文字
会話率:40%
16世紀、ルネサンスの時代。ローマを舞台に、芸術、科学、宗教が交差する中、新進気鋭の書家であるヴィンチェンツォ・ディアモンディは、アルファベットに美的センスを持ち込んだ斬新な作品で注目を集めていた。
ヴィンチェンツォは文字に込められた美と
意味の追求に情熱を傾けていたが、彼の進歩的なアートはローマ教皇によって邪教的であると見なされ、迫害の対象となる。教皇は「文字は単なる文字であり、それ以上の意味を見出そうとするのは邪悪な行為だ」と主張し、ヴィンチェンツォの追放と作品の破棄を試みる。
ヴィンチェンツォはローマの迫害から逃れ、民衆の支持を背景に戦いを繰り広げる。彼はアルファベットを通じて人々に希望と自由を伝える使命を感じ、教皇に立ち向かいます。迫害と闘いながらも、彼の作品は広まり、多くの人々の心を捉えていきます。
しかし、ヴィンチェンツォが勝利を収め、迫害から解放された後、彼は空虚さを感じ始めます。彼は自らの勝利が一時的であり、人間の営みと芸術の本質に対する根本的な疑問に直面します。
結果として、ヴィンチェンツォはローマを離れ、自らの内なる旅に出ることを決意します。彼は経験と洞察を求め、新たな創造性を追求しながら、世の流れとは無常であり、人間はそれに抗えない存在であることを深く理解していくのです。
《終焉のアルファベット》は、ローマ教皇との対立を通じて、文字と芸術の力、人間の限界、そして結論の無常観についての物語を描いた歴史小説です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-05 20:30:43
3257文字
会話率:0%
月岡蒼汰、灘波風花、寺井星良、三人の全く異なる生活を送る日本人が、突如として異世界に召喚された。
蒼汰は歴史学の大学院生で、広範で深い知識を持つ。彼が召喚された国、ヴィタリスは古代ローマの文化を基にした国家で、軍事的な力と学問・芸術が重視
され、神秘的な生物たちと共存している。
風花は体力と闘志に優れた高校の剣道部員。彼女が召喚されたエルデリアは中世ヨーロッパ風の社会。エルデリアは騎士の秩序が高く評価され、魔法は一部の貴族や教会の高位聖職者だけが使うことが許されている。
星良は自己表現と創造性に深い情熱を持つ新進気鋭の陶芸家。彼女が召喚されたユウキヨは江戸時代の日本を彷彿とさせる国家で、武士道を重んじ、妖狐や天狗、河童といった妖怪たちと共存している。
それぞれの才能と特性を活かし、新たな世界での生活を始める彼らの冒険が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-20 23:47:57
215804文字
会話率:20%
ローマ帝国初期の時代。
毒に魅入られたガリア人の少女ロクスタは、時の皇后アグリッピーナに見出され、その息子ネロと出会う。
暴君と呼ばれた皇帝ネロと、稀代の暗殺者である毒使いロクスタの奇妙な関係を描く歴史小説。
最終更新:2023-06-11 17:00:49
12640文字
会話率:24%
【ローマ帝国】―――それは、人類史上最も優れた国家。そしてローマを学べば世界の覇者への近道が分かる。21世紀、人類の文化レベルは向上したが過去の歴史を学ぶことを疎かにした。2000年前には考えられない武力をもった人間たちは、過去の過ちを繰り
返し滅んでいった。選ばれた人間たちは新たな世界で転生者として、そろれぞれの国家の繁栄のために死闘を繰り広げる。この新世界で古代ローマオタクである本作の主人公は、その知識を活かし世界の覇者への道を歩むのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 17:00:00
6789文字
会話率:47%
15世紀から17世紀にかけて、ヨーロッパ中で魔女狩りが行われ、多くの人々が不当に魔女の疑いをかけられ、拷問を受け、殺されていった。そして、そのほとんどは女性だった-。
この人類史上最大の汚点であり、愚行と呼ばれている魔女狩りは、何故行わ
れたのか。歴史の事実の裏に、どんな目的があったのか-。
ローマカトリック、そして救世主イエスキリスト、その母マリア。
本当の救世主は誰だったのか。なぜ女性ばかりが不当な疑いをかけられ、殺されなければならなかったのか。
ブラック・ファントムとなったエルンストが、その謎を解き明かしていく歴史ミステリーが、今始まろうとしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 16:38:58
2082文字
会話率:22%
このⅩはローマ数字の十です。←これ重要
一. スカッリーとハビエルは休暇中、真夜中に呼び出される。
内容はヴァンパイアの排除、、、ではなく、回復の邪魔をすること。
対ヴァンパイア装備もなく、一体どうやって時間を稼ぐんだ⁉
次回、ヴァ
ンパイア死す……邪魔するんじゃなかったの?なんで殺してるんですかねぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 14:00:00
13639文字
会話率:57%
みなさん、「芦川いづみ」という女優をご存じですか、知らない、無理もありません、昭和30年代の日活の看板女優ですから。それではオードリー・ヘプバーンは、こちらは知っていますよね、「ローマの休日」で華々しくデビューした女優です。萬城目家は小説家
のお父さんと小学3年生の泰輔との二人暮らし、そこへ新しいお手伝いさんがやってきました。その少女は貸本屋に通う文学少女、映画はあまり見ないけど映画雑誌を読み漁る映画通、の16歳。その少女は、芦川いづみとオードリーを足して2で割って、さらに3を引いたような、明るい少女でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 18:00:15
12615文字
会話率:39%
地球侵略を企む異星人。が、地球は正義の味方ヒーローマンが守っていた。異星人はヒーローマンの裏をかく作戦を立案するが……。
最終更新:2023-05-07 11:27:46
1464文字
会話率:6%
連載停滞中。
常春の楽園、エリシオン。
将軍アトラスには四人の子供が居る。長女・エリテュイア。長男・アイアコス。次女・アイグレー。そして、三女・ヘスペリエ。
物語はエリシオンに一人の傭兵がやって来た時、始まった。
国を追われた青年。彼は
その国の王子だった。
彼は貴族の娘と共にエリシオンに逃れてきた。
そこから、新たな物語の幕が上がる。
※この小説は古代ギリシア、古代ローマ及び、ギリシア・ローマ神話から用語等をお借りしました。
2015/1/21 タイトルから副題を消去、章タイトルを一部変更
2015/5/19 「エリシオンの四つの春」完結、第二部連載まで休止
2015/7/14 第二部「灼熱の夏のテーヴァ」連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 22:36:32
62147文字
会話率:29%
室町後期、日本の田舎の摂津の山奥の(高い山にあるお城で高山城だ)小領主飛騨守様が新入りの左衛門に奥方の安産を祈願するためとかの理由で聖典経本を取ってこいと命じる。領地の村で同行者を募るがことごとく断られ、一人で紀伊に行き船を手に入れ南蛮国を
目指すが黒潮に押し戻されて頓挫、なぜか対馬に流れ着いてしまう。仕方なく朝鮮に渡り徒歩でのローマ行きを目指すが、宗家のご領主から聖書の存在を知り和訳写本を借りて読んでみたところ、聖典は聖地で写本するものと勘違いしなぜかイエルサレムへ行くことに。
途中で出会ったチョーセンの天才貧乏人の子と中国の武芸百般の食いしん坊太っちょ、ロシアの野生少女を連れて、まるで西遊記の珍道中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 13:15:15
29010文字
会話率:58%
広大な世界と高い自由度を誇るMMO・RPG『大海賊時代オンライン』。一時は爆発的な人気を博すが次第に低迷し、長い時を経て今日この日、サービス終了が決定した。ゲームの最終日、商人ギルド『黒ネコ商会』のギルドマスター・海野八郎は、ポルトガル王国
の首都=リスボンの街中でかつての盟友たちとの再会を待ちわびていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 09:12:06
95915文字
会話率:30%
我々はあの男(カエサル)を殺さなければならい
独裁官は不機嫌そうな顔で、元老院議員たちに言った。
共和政ローマは暴力と内戦の恐怖に支配されてから早十数年の月日が流れた。国内では元老院議員側に反旗を翻した民衆派への粛清の嵐がようやく収まりつつ
あるなか、突如としてローマの秩序回復・維持を担う独裁官は一人の若者(カエサル)の名を挙げた。民衆派の代名詞となりつつあるカエサルに恐怖を感じた独裁官は、一刻も早く若者の首を取るべきだと主張する。
本作は、カエサルの処刑を心からの望む独裁官の後世と民衆派の為に生き残ろうとするカエサルの半生に焦点を当てた作品である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 22:25:07
15902文字
会話率:11%
ローマ帝国ティベリウス帝の時代のパラレルワールド。
アレクサンドリアでもそれと知られた交易ギルド『ベルドゥラルタ商会』は異常である。
問題児だらけで事件が絶えない。
『人物紹介』
◆シフ………フィルサークレアキャラバンの主催者兼リ
ーダー(隊長)。ベルドゥラルタ商会の契約者。超ふざけた言動の変わり者だが、エジプト交易業界の若手では5指に数えられる有望株(ファンタスティックビースト)。
◆スィラージ………シフの相棒。サポーター(雑用、調理、裁縫、工作、偵察など担当)。金髪碧眼、爽やか系イケメンだがゲス。アニメエリート。よく奇声を上げる。ファッションセンス壊滅的。むっつりヤングアニマル。
◆ルシール………占星術師兼魔法使い。一応美人さん。洗濯板。追われている。奴隷狩りから逃れる戦いで力を失い虚脱症状を示し寝たきり。
◆アイシャ………スィラージの妹。9人兄弟の6番目。家事全般をこなすしっかり者。
◆マリーダ………交易ギルド『ベルドゥラルタ商会』のギルドマスター。本来のギルマスたる夫は当方の戦乱に巻き込まれ行方不明。一人息子ゼアリス。
塩野七生『ローマ人の物語』から着想を得た。頻繁に改訂して完成度アップ。多様な小編の累積。ノルマ月1で次話投稿。各章40話完結を目標。設定はぶっとんでいても人間には普遍性を。この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 08:44:09
40890文字
会話率:49%
「たっ、助けてくれー!」
魔法使いルシールは常に逃げている。多くのものから逃げている。繰り返しすぎてもはや定かなところがわからない。
「どうして……どうしてなの?」
「直撃させる!」
「出てこなければやられなかったのに!」
「早
く帰ってアニメ見ようぜ」
「カツカレーはカツから食べる派?」
「あんたら何言ってんの?」
彼女は少しだけ利用させてもらうつもりで旅の男3人組を巻き込んだが、彼らは想像を超えるエキセントリック(頭がおかしいとしか思えない)な奴らだった!(勘弁してよ)あまりの異常な言動(ふぁいとオー!)に彼女の神経はリミットブレイク(ごおおおおおおおお!)
ローマ帝国ティベリウス帝の時代のパラレルワールド。アレクサンドリアのずっと南、関税のかからない、けれど盗賊や野獣の蔓延(はびこ)る非正規交易路を行く男たちの話。ようやくカダ王国まで帰ってきたところから物語は始まる。
『メンバー紹介』
◆シフ………リーダー(隊長)。アレクサンドリアの交易ギルド、ベルドゥラルタ商会の契約者。超ふざけた言動の変わり者だが、エジプト交易業界の若手では5指に数えられる有望株(ファンタスティックビースト)。花嫁泥棒の嫌疑をかけられている。最近の飲み会ネタは性格診断クイズ。
◆スィラージ………シフの相棒。サポーター(雑用、調理、裁縫、工作、偵察など担当)。金髪碧眼、爽やか系イケメンだがゲス。アニメエリート。よく奇声を上げる。ファッションセンス壊滅的。むっつりヤングアニマル。
◆ガボルア………今回同行するギルド一番の凄腕ガード(護衛)。褐色肌のスキンヘッド威丈夫。寡黙。酒好き。
◆ルシール………占星術師兼魔法使い。途中で強引に参加した謎の女。一応美人さん。洗濯板。追われている。
塩野七生『ローマ人の物語』にあった交易路の話から着想を得た。頻繁に改訂して完成度アップ。多様な小編の累積で旅の話を作る。ノルマ月1で次話投稿。各章40話完結を目標。設定はぶっとんでいても人間には普遍性を。この物語はフィクションです。
挿絵には「カスタムキャスト」使用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 22:47:50
195337文字
会話率:45%
古代の最強国家ローマを最も苦しめた名将ハンニバルの人生の物語。彼が対ローマ戦争を決意するまでの過程も記述する。
最終更新:2023-03-13 23:11:32
512文字
会話率:0%
明治、大正、昭和、平成、ローマンのない時代はなかった。もちろん。知らんけど。
キーワード:
最終更新:2023-03-12 21:08:35
258文字
会話率:0%
世界の神話伝説や歴史を題材にした詩、第13弾。12世紀のビザンツ帝国(東ローマ帝国)皇女にして中世ヨーロッパ唯一の女性歴史家となったアンナ・コムネナを讃えます。自分が尊敬する作家にして古代ギリシャの竪琴リュラ―演奏家、佐藤二葉先生の漫画『
アンナ・コムネナ』にインスピレーションを受け、制作しました。この作品を、アンナ様と二葉先生、ビザンツ帝国の歴史を愛するすべての方々に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 09:56:39
854文字
会話率:3%
世界の神話伝説や歴史を題材にした詩、第7弾の舞台は古代ローマ。共和政の国ローマを帝国に変えた英雄カエサルの生涯を歌います。この詩を、『ローマ人の物語』シリーズの著者・塩野七生先生や、漫画『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリ先生をはじめ、
古代ローマを愛するすべての方々に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 20:44:28
1563文字
会話率:4%
※この物語は、イタリアの平凡な第二次世界大戦を淡々と描く物です。過度な期待はしないでください※
最終更新:2023-03-08 00:00:00
63498文字
会話率:15%