OLの董子は、恋人の鳥羽に裏切られて、鎌倉の家に帰って来た。
時期は六月。紫陽花の季節。
鎌倉の紫陽花の有名なお寺で、趣味の一眼レフで写真撮影をしていると、人間とは思えない程美しい男性に思わずカメラを向けてしまう。
けれど、男性は人間では無
く九尾の狐のあやかしだった。九尾の狐は、董子が撮った写真を怒るどころか面白がり、さらには董子の秘密─人の悪しき感情を靄として見ることができる能力がどうした授かったのかを教えるために、幽世に連れ去るという。
けれど連れていかれたのは、幽世の写真館「AKASIYA写真館」で、董子と因縁のある鏡の妖、雲外が店主だった。
董子はそこで働くことになり、様々な人や妖と出会うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 05:44:11
33048文字
会話率:49%
主人公、美代は反対された親を説得し念願である僧侶になることを許され出家した。そこで厳しい修行に耐えながら仲間とお寺で生活していく尼さんの物語である。
最終更新:2022-05-26 17:33:05
1746文字
会話率:31%
”聖戦”
この世界では、戦争が始まろうとしている
ただの戦争では無い、全てを許される神が生み出した聖戦。
神になるための戦いである。
神が選ぶ6人の魔術師に与えられる
奇妙な力。
──天使の力
──悪魔の力
──魔人の力
──
鬼の力
──魔女の力
──堕天使の力
魔術師はこの力を使い他の魔術師の命を絶たなければならない。
誰が一番神に相応しいかを証明する為に。
自分の欲を満たす、夢を叶える、全てを行えるのは神ただ1人。魔術師はそれを求め、殺し合い、1席の頂点に立つ。
そう、この聖戦という名の殺し合いは”悪魔”
が集う醜い戦いなのだ。
妹と二人、家事をこなす少年がいた。
母は仕事、父は7年間行方不明。
そんな少年はあるお寺に毎日欠かさず訪れていた。小学生、中学生、そして高校生の今でも少年、いや彼は訪れる。
周りの住人は何をしているのかと気になり、彼にいくとどなく聞くが今日も今日とて求める言葉は帰ってこない。
夕暮れ染まる帰り道
そんな彼に1人の女が問いかけた
「この近くに魔術師はいますか?」と。
彼と彼女、そして魔術師。
彼ら彼女らの醜い聖戦物語はその言葉で幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 10:00:00
28712文字
会話率:28%
四ヶ月ぶりに生まれ故郷を訪れたオチャコが、遠距離恋愛中の明智光男くん、そして大親友のトシヨンと一緒に、大正時代の探偵、明智大五郎が残したという、ちょっぴりミステリアスな挑戦に挑む、胸ドキの謎解き物語。
最終更新:2022-05-12 21:22:41
12264文字
会話率:64%
あなたの家の近くにお寺はありますか?
そこの住職さんのおつとめの姿、どれほど目にしたことがありますか?
最終更新:2022-04-29 23:54:56
2035文字
会話率:3%
ひょんなことからお寺の境内でヌード写真を撮ることになったふたり。
紫陽花の中で死と生のはざまで揺れる戯れ。
最終更新:2022-03-23 07:00:00
872文字
会話率:29%
滋賀県彦根市のあるお寺に割れた6枚のお皿が大事に保管されている。
なぜ割れたお皿を大事に保管しているのか?
それは全国に50以上も残る番町皿屋敷という怪談に登場するお皿だと伝えられているからだ。
家宝のお皿を割ってしまった下女が亡霊となり、
やがてその家を取り潰しにするというお話。
「いちま~い、に~まい、さ~んまい」と皿を数える女の亡霊、そして最後に「一枚足りない」と言う。彦根の番町皿屋敷は孕石家という武将の家を舞台に当主と下女の恋愛が絡んだお話となっている。
彦根かるたストーリー『ぬ 濡れ衣に うらみは深し 皿の数』
この作品は滋賀県彦根市の情報まとめサイト『HIKO TOMO』(https://www.making-connection.com)に掲載している娯楽要素の一つとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 20:27:37
21038文字
会話率:43%
最近不吉なことがよく起こるのでお寺様に厄払いに向かうが。
最終更新:2021-12-01 09:35:46
729文字
会話率:16%
保育園に通っていた頃、近くのお寺に行った日に奇妙なことが起こった。
最終更新:2021-11-28 21:00:00
3283文字
会話率:3%
ある秋の日、祝園玉青(ほうそのたまお)から電話があった。
「会社でちょっとした事件があり、面倒だから休みたい、だから付き合ってほしい」そう言った。
高校の帰り、一人で考え事をしようとお寺に向かうと、彼女は一人、ごっこ遊びに興じていた。「私
は芝居をするのが好き、だけど女優で成功するなんて無理、どうせ芝居でお金を稼ぐなら仕事で芝居をするって決めた」」彼女は僕に言った。
最後に会ったのは三年前の大学四年の時。僕がまだ一つも内定が出ないうちに、彼女は複数の有名企業から内定を得ていたにもかかわらず、聞いたこともないゲーム会社に就職すると言って僕を驚かせた。「これがお金持ちになる近道なの」
彼女の予言は当たった。彼女が就職した会社は昨年上場し、彼女が保有していた自社株は相当の価値を持ったと聞いていた。
そのときの彼女は僕に優しい言葉をかけてくれた。「重い通りの就職ができなくても気にすることないわ、あなたは生きているだけで価値があるのだから」
そしていま、あの頃みたいに自分のすきな役をしたいから、脚本と舞台を考えてほしいと言う。さらにまた、僕に言う。「あなたは経済的な成功なんて目指さなくていいわ」
翌日、彼女はブルーのポルシェで僕を迎えに来た。僕たちは彼女の運転で埼玉の神社へ向かう。そこは江戸時代に六十六部の巡礼者が訪れた土地だった。僕は彼女に殺された六十六部の役をやろうと提案する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 23:08:20
6779文字
会話率:84%
あるところにいた女の子と男の子の出会いと別れの物語。
*この話はフィクションです。実在のお寺や人物とは関係ありません。
最終更新:2021-11-02 22:15:15
396文字
会話率:0%
古き街で逢いましょう。
貴方の横顔、ブラウン管のトップスターの様。
羊水で満たされたグラスの中の、赤子に呪われしチェリーも酔っている。
泡沫。
チンチン電車は、風に吹かれて、過去へと旅に出る。
ちょっと其処の瀬戸物屋さんへ。
信楽焼のお狸さ
んを、買いに行くためにね。
坪庭に飾る、置物だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 16:27:44
835文字
会話率:0%
悠久の日々よ、永久に。
夏になると、あの線路の脇に、電車に轢かれた子供が赤い西陣織の着物で舞っている。
お寺は、蝉の声がシャワシャワと。
お賽銭匣の影に祟りという文字が浮かんで。
季節は巡り、またこの季節。
待っていたよ、とあの神社の階段で
彼が微笑む。
狐の青年が、夏祭りの夕暮れ時に、現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 17:33:34
557文字
会話率:0%
夢の花。
真夏の夜の空に咲く花火という花。
あれを見た跡は必ず、
廊下の片隅でねしょんべんをしてしまうんだ。
子供の頃の話、いいえ、大人になってからも。
お寺の息子さんが、お化けが怖いトイレには行きたいと、
花火を見たことを後悔している、手
にはタオルケット。
泣きながら、独りでトイレに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 18:34:56
528文字
会話率:0%
花野 香、36歳、専業主婦。子どもは未だいない。幼なじみの花野光輝と結婚して10年が過ぎた。最近、夫は外に女の人がいるみたいです。
子どもの時から毎年行っていたお寺のお祭りの帰り道、不思議なお爺さんに私は余命宣告を受けた。
そのお爺さんに
、お寺の祭りに来てくれたお礼にプレゼントをあげる、と言われて来世の設定が始まった。そこで決めたのは金髪、緑から赤に変わる瞳で声優ばりの声を持った『王子』でした。もう、浮気されたくない、だから男を選んだのに、転生した私は彼女が13人もいる女にだらしない王子だったのです。
その上、乳兄弟のランディは、なにかと距離が近すぎる!王子なんだけど、心は女の私はドキドキしてしまいます。新しい人生で今度こそ幸せを掴もうとする私のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 06:00:00
43423文字
会話率:38%
大学で同級生だった二人が結婚し、それぞれの職業をもちながら淡々と生きていたときにあることがきっかけで子供がほしくなる。ひょんなことからお寺に行くこととなった。その願いが叶うかどうか。本当の愛を知る物語である。
最終更新:2021-09-29 04:14:44
9428文字
会話率:46%
笠間裕之先生公認 巨大ロボ×日本神話 異色のご当地ロボ小説 まさかのスピンオフ!!
●中学生になったばかりの伊能彩雲はちょっぴり剣術が得意なふつうの女の子☆ ひょんなことから幼馴染のお寺に隠されていた木造のロボットが明るみに出てもう大変
!>< え?鹿島に出現した未知の脅威が私の故郷にも迫ってるの?それを防げるのはこのロボットだけ?そーゆーことならやるしかないじゃん!行くよフドウ!! そんなこんなで純情乙女の一大バトルスペクタクル、始まっちゃいます!成濤山不動院長勝寺で私と握手!!●
■1週間に3話ずつ、月・水・金辺りで更新予定。既に完結していますので最後まで安心してお読み頂けます■
この作品は「n4681ci」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 12:41:31
175223文字
会話率:55%
あるお寺で、かくれんぼをしていた子どもが味わった恐怖
最終更新:2021-08-19 17:26:48
1701文字
会話率:15%
夏美たち六年二組の三十五人は、夏休みのある登校日、町はずれにあるお寺で一泊二日の合宿をすることになった。そのお寺には、かくれんぼにまつわる怪談が伝わっていた。内容がいまいちはっきりしないまま、乗り気でない子たちを除く夏美たち二十人の生徒が、
好奇心に駆られてかくれんぼを始め……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 15:00:05
3407文字
会話率:59%
お寺の鐘が好きで寺をめぐる「わたし」。
ある寺で彼はスマホを見つめ続ける美少年を見つける……。
最終更新:2021-05-01 00:00:00
2284文字
会話率:32%
大阪の夜のビジネス街、本町。
昼間は忙しい街も、夜になると人の姿も消えて、一気にビルだけの街に変わる。
そんな場所で、お寺を経営する家族がいた。
日々の生活に悩んでいた僕は、好奇心もあって、そのお寺の呼び込みに誘われて入ってみたのだが、
お
寺の管長の人柄や考え方に、しだいに共感を覚えていく。
およそお寺とは思えない教義と、ありえない本尊には、そんなバカなと思うのだけれど、それでも、そこには、管長の優しさと、一般的な価値観を、再度見直してみようという真面目さを含んでいる。
そして、その管長もまた、悩んでいることに気づく。
管長には、可愛い娘がいるのだけれど、ストーリーの途中で家出をするという話もあって、管長の可愛らしさを感じる場面もある。
そして、最後に、お寺の唯一の拠り所である御本尊が、風に乗って飛ばされてしまうのであった。
ブッダという人間の骨(肉体の一部)を信仰の対象とする仏教に対する1つの問題提起のコメディでもあります。
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。
大人の童話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 18:10:57
107758文字
会話率:39%
お互いに好意を抱いていたタクミとマリコ。
ある日、百貨店でのJR落とし物市に出会わした。
そこで、あるお坊さんと出会う。
お坊さんは、忘れ物の中から、捨てたもんを買い上げて供養するという。
タクミとマリコは、そんな供養の日に、お寺に行くこ
とになった。
そこの一人の女性が現れる。
その女性は、付き合っている男に捨てられたという。
でも、お坊さんは、それは捨てられてのではなく、忘れられたのだという。
なので、いつか思いだして、戻ってくると断言した。
それを聞いたタクミは、一昨年まで付き合っていたリカのことを思い出す。
そして、リカと別れたのは、リカを捨てたのではなく、忘れたのだと気が付く。
そうなると、リカに会いたくて仕方が無くなる。
タクミは、マリコを残して、リカに会いに行った。
残されたマリコは、捨てられたのである。
でも、マリコは、タクミの事を好きなままでいた。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 09:49:43
7802文字
会話率:35%
村に人食いのバケモンが現れる。
娘をさらって山に逃げ、殺して食べたのだ。
村人は、お寺の愚海上人様に、助けてくれと頼みに行く。
愚海は、バケモンと呼ばれるものにあって、バケモンにならざるを得なかった理由を聞くことになる。
バケモンも悩んでい
たのだ。
それは、人を食べなければ死んでしまうという理由だった。
バケモンは、上人様に教えを乞う。
どうしたらよいのか。
人を殺して食べても良いのか、或いは、食べずに死を選ぶべきか。
上人様は、悩んだ挙句、答えを待ってもらう。
そして、山を下りるのだが、その時に、バケモノを殺しに行く村人にあう。
それを止めることも出来なかった上人。
山を下りて来た村人は、バケモノを全員殺したという。
それで、バケモノから奪った財宝を、嬉しそうに持って帰っていった。
上人様は、バケモノのところに引き返すと、そこには、安らかに死を選んだバケモノがいた。
そこで、まだ上人様は、さっきのバケモノの問いに答えを出していないことにこだわって、必ず答えを出すと誓うのであった。
桃太郎の伝説にヒントを得た作品です。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 10:52:04
6473文字
会話率:26%
完璧なはずだった…
住職の男性は、お寺の横領がジャーナリストにばれてしまい。口論の末思わず殺害してしまう。山奥に死体を埋めて完全犯罪を遂行した。しかし、そんな彼に立ちはだかるのは警視庁捜査一課の優秀な刑事“岡部警部補”だった。
今回も事件編
・対決編・解決編の全3話で描く柿崎式倒叙ミステリー。
岡部警部補シリーズ第3弾!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 05:03:38
9558文字
会話率:56%