時代は1980年代、
死んだはずの祖母からこの手紙が届いたのは高校3年、初夏の初めだった。
二十歳になったら、あるモノを受け取るように言われた『春秋歩生』はある事情から、18歳になった大学一年の夏、その形見を受け取ると決めた。
その事情
とは、祖母の家が都市開発の一環で取り壊されると決まったからだ。
一緒に訪れた陰陽師の息子、『家原連子』は、歩生の高校時代からの友人で頭脳明晰、オカルト研究部だったこともあり、そのことを話すと喜んで着いてきた。
やってきた8月の末には『縁切り例大祭』と呼ばれる例大祭が上谷神社で開かれる時期だった。
「上谷演舞」という愛しき人との恵まれれない愛をというテーマのどこにもありそうな演舞が最後に行われる。
春秋は、祖母が昔住んでいた洋館へ着くや否や衝動的に祖母の部屋を確認したくなった。
何故か、部屋の中を天蓋の明かりを照らしている。
そこで、歩生は、10年前この廃村の同い年の幼馴染であった『上条一華』と再会することになる。
しかし、彼女に触れた時、ある記憶を思い出す。
春秋の忘れられた記憶との対話。そして、彼女の正体は一体??
オカルト研究部、占い師担当『春秋歩生』と、陰陽師の息子、、なのに服装だけヤンキーな秀才『家原連子』の二人が迷い込んだこの街の正体を暴け!!
『春秋歩生』は、10年ぶりの『上条一華』と、過去の修正はできるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 01:00:00
45771文字
会話率:26%
1980年代、厳格な両親の元で育った俊哉は、周囲との違和感を覚えつつ、無味乾燥な日々を送っていた。唯一の刺激は、叔父の家でのある「バイト」だった。しかし、ある日、ひょんなことから学校内の「秘密クラブ」に出入りするようになったり、何度か行った
ショップの女性従業員と親しくなったりと徐々に生活に活気が出てくる。そんな中、夢だった芸能界入りのチャンスを掴むが、父親につぶされてしまう。俊哉は数年後の「家出」を決意、予定通り決行する。家出から数年後、本当に芸能界入りを遂げるが、ある事実に直面し―
※ボーイズラブがキーワードになっていますが、激しい性描写はなく、登場人物を取り巻く環境として出てくるに過ぎません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 16:56:31
88704文字
会話率:54%
1980年代後半。
人口1000人弱の小さな村で男性2人の遺体が発見された事件について、僕が調べたことをここに書きます。
最終更新:2016-07-11 00:09:55
833文字
会話率:7%
1980年代に突如として現れた黒い四角の塔は雲より高い。時を同じくして出現する能力者。黒い塔はやがてダンジョンと呼ばれるようになり、それを探索するものは探索者と呼ばれるようになる。
最終更新:2016-07-03 14:56:20
41664文字
会話率:21%
ほぼ実録の1980年代のコスプレイヤーたちの青春群像。
事実は小説より奇なり。笑えるかもしれない。泣けるかもしれない。
今も昔もオタクな若者たちの青春や恋愛は変わらない?
最終更新:2016-06-27 23:13:11
13315文字
会話率:39%
舞台は1980年代中頃。まだ、玄関に電話がある家が普通の頃のお話です。
高校受験を目前とした中学3年生の女の子が主人公です。
ごく普通の彼女に起こる別れや出会い。
彼女はどのように立ち向かうのでしょうか。
精神的に残酷は描写等があります。ご
注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 19:05:52
268863文字
会話率:58%
1980年代、日本の若者がバイクに夢中になってた時代に、二人の少年が世界をめざそうと誓い合った。やがて彼らは世界に羽ばたいて行く。世界で活躍する日本人ライダーの先駆けとなった二人の挑戦の記録。
最終更新:2016-04-10 11:40:08
21107文字
会話率:27%
この物語はマンガ原作です。
2019年、ラグビーワールドカップが日本で開催される。そのため主催国としてラグビー選手育成強化が目標として掲げられている。1980年代のラグビーブーム効果で男子ラグビーは部活動の裾野が広がっている。しかし、女子
選手はまだまだ少なく、女子ラグビーが存在すること自体が知られていない。さらに2011年のサッカー・なでしこジャパンの活躍により、スポーツを好む女子生徒はサッカー選手を目指すことが多い。
この物語は、他のスポーツからラグビーに転身した女子学生の挑戦を伝える。
初心者として、ラグビーのルールとチームスポーツの魅力から解説する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-29 10:48:42
10825文字
会話率:52%
【この作品は和歌山高専総合美術同好会ブログにて連載されたもの、および同校高専祭にて発表されたものにいくらか手直しを加えたものです。】
舞台は1980年代の日本。主人公の少年はラジオの文通企画に応募していた少女に恋をしてしまい、彼女と仲良
くなる為に文通を申し込みます。果たして、ラジオ少年の初恋は無事に成就するのでしょうか。
80年代を舞台にしているとはいっても、時事ネタなどはないので80年代に疎い方でも安心して読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-05 16:27:40
16331文字
会話率:40%
日本のどこかにあった、清流のほとりの田舎町。
おそらくは1980年代後半。
地元の高校で起こった、ある日の午後の小さな事件。
(ブログ『水と剣の物語』からの転載です)
http://novel-local.at.webry.info/2
01106/article_16.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 21:16:15
9563文字
会話率:42%
日本のどこかにあった、清流のほとりの田舎町。
おそらくは1980年代後半。
地元の高校で起こった、ある日の午後の小さな事件。
(ブログ『水と剣の物語』からの転載です)
http://novel-local.at.webry.info/2
01106/article_14.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 22:55:52
6426文字
会話率:18%
日本のどこかにあった、清流のほとりの田舎町。
おそらくは1980年代後半。
地元の高校で起こった、ある日の午後の小さな事件。
(ブログ『水と剣の物語』からの転載です)
http://novel-local.at.webry.info/2
01106/article_12.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 18:31:24
4601文字
会話率:31%
1章 初めてのジャズ・ミュージック
1980年代の初頭、17歳の冬子は大学生のバイトの先輩達に連れられて初めてジャズ・クラブへ行く。
’80sの音楽とファッション、そしてカミング・エイジ・ストーリーのはじまり。
それまでアメリカン・ポ
ップスとロックしか聴かなかった冬子は生のジャズ・ミュージックに触れて、その音の豊かさと溢れる情感に惹き付けられる。
そしてジャズバンドのサックス吹きのカッコよさ…。
冬子とジャズ......それまで未知のジャンルとサックス奏者との出会い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-15 22:00:00
52823文字
会話率:29%
1980年代のシチリア半島。そこは俗に言うマフィアと呼ばれる秘密結社。明晰な頭脳と途方も無い暴力が同居した組織に牛耳られていた。
謀略と暴力、そして動き回る巨万の富を内包する弱肉強食の世界の中で、《人間弾薬庫》、《戦争屋》などといった不吉
な異名を多数持ち、フランチェスキーニファミリーで殺し屋として雇われていた少女、アリス・サリバン。
彼女は敵対するヴェロッキオファミリーとの抗争の先鋒を担う。
銃声と罵声が飛び交う大都市パレルモ。
無慈悲にして残酷な銃弾の雨。
微かに見え隠れするファミリー内の亀裂。
それらをスパイスにした前代未聞の抗争は、次第にシチリア全土を激震させる大事件へと発展してゆく。
「アタシは“平和”を売っている――でも、この街の糞っ垂れ共は誰もそれを買おうとはしない」
登場人物全員悪人、血と硝煙にまみれたB級バイオレンスアクション。みたいな感じで書ければいいなぁ……。
※Eエブリスタの方でも同名のタイトルで投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 14:49:29
26304文字
会話率:24%
都会の生活に疲れ果て逃げるようにして田舎に引っ越してきた画家のヤン・ファン・ルーデンは風景がばかりを描いていた。ある日牛乳屋の娘イザベラ・ヴォルテルスをモデルとして描くことになり、人生が大きく揺れ動く。
一方、1980年代の日本ではこの絵
画に惹かれる男君島邦幸がいた。彼は眺めるうちにおかしな部分を発見してしまい……。
あくまでもえせ美術史ですので、雰囲気重視でお願いします。
なおこの作品は「第二十四期テーマ短編 未完成」参加作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 00:00:00
7981文字
会話率:25%
昭和末期。高崎市内の公立高校に通う高校生・志賀義治は、ある日、得体のしれない怪物と遭遇する。彼の命を救ったのは蝙蝠のような姿の女だった。この時から彼は、この土地にまつわる奇怪な伝承と深く係ってゆく。
※ 本作品は、「逢魔が刻の深淵挽歌(キ
ャンティクル)」(完結済)の表記等を
改訂した作品です。内容は上記作品と変わりませんのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 20:42:21
174012文字
会話率:32%
昭和末期。高崎市内の公立高校に通う高校生・志賀義治は、ある日、得体のしれない怪物と遭遇する。彼の命を救ったのは蝙蝠のような姿の女だった。この時から彼は、この土地にまつわる奇怪な伝承と深く係ってゆく。
最終更新:2015-03-01 00:41:13
173975文字
会話率:32%
ヒトはいつの世もいずれ訪れる未来に想いを馳せ、荒唐無稽に好き勝手語ってきた訳だがーーたまには未来が過去を振り返り、過ぎ去っていった「かつて」に想いを馳せるのも、まぁ悪くはないだろう。何せこの西暦2121年、22世紀真っ只中の大都心「TOKY
O CITY」に於ける流行(トレンド)が、この眠たくなるような郷愁の風潮なのだから。既に文化(カルチャー)は停滞し、1980年代のロック・ミュージックが流れる傍らで自家用車が空を舞い、ヒトを模したアンドロイドが我々に紛れて闊歩する、そんな歪な近未来の今日この頃。大いなる存在の手により、人類史の狭間に隠されし「死筋遺産(オーパーツ)」、それを狙い暗躍する「犯罪者(アウトロー)」、そんな不届きな彼らを根絶すべくして日々奮闘する「自警団(ブラザーフッド)」。薄皮の下で刃物が這っている限り、この街は痛みで眠らない。眠れない。
閉ざされた未来、そしてお情けの如く我々へと残された過去の遺産。この近未来に生き、戦う者達にとって、空想はおろか、果てには流行たる郷愁ですらが容易なものではない。真の「力」、その本分を求める限りーーその身に宿された超細胞による暴力(もんどう)は、明ける事なく延々と続く。TOKYO CITYで武器を取れ。閉ざされた未来を切り開くべく、過ぎ去りし過去を振り払うべく。そしてーー「ヒト」としての欲望を満たす為に。
※近未来の東京で、主に突発性超暴力主義女子高生(ウルトラバイオレンスガール)やアンドロイドの殺し屋、果てには冴えない中間管理職のリーマン、街に巣くう悪い犯罪組織等々が大暴れしまくる小説です。SF的要素はあまりないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-06 16:35:58
57853文字
会話率:60%
1980年代中期~後期の架空のゲームセンターを舞台にした高校生の日常。
短編連作で少しずつ書いていきます。
最終更新:2015-03-17 00:38:11
6637文字
会話率:24%
時は、1980年代。中学3年生のみゆきは、友達も作らず、学校の近くにあるレンタルレコード店でレコードを借りては、音楽ばかり聴いて過ごす毎日を送っていた。
ある日、同じ学校の生徒は誰ひとり来ていないと思い込んでいたその店で、同じクラスの安井亮
平と出くわす。
今まで言葉を交わしたことすらない亮平と、みゆきの関係が、そこから始まろうとしていた…
*他サイトと重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-09-11 00:21:00
6282文字
会話率:10%
『伍人衆変化<ごにんしゅうへんげ> 見参!!』番外編。
チャリで路地を行く生嶋拓人、ふと迷い込んだのはなんと葬式の会場、しかも死んでいたのは、オ、オヤジ……!? とんでもないお家騒動に巻き込まれた顛末なぞ。
こちらも時代設定は1980年代初
頭。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-18 05:00:00
17649文字
会話率:32%
正義の味方、けんざんっ!! とある高校を舞台に、緒事情でチームとなった戦闘集団な高校生たちの青春群像。正義に燃えたり、完全騙されてたり、打算にまみれたり、友情を培ってみたり憎悪をたぎらせたり……
今日も行く行く伍人衆(ほんとは6人)、ものか
ら団をやっつけろ。
時代設定は1980年代初頭。でしたがざっくり、携帯電話のなかった時代、という感覚でおつき合いいただければ。
以前、他サイトで全編発表したものを改稿しながら転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-07 16:58:25
245311文字
会話率:40%
舞台は1980年代と2020年代後半。
主人公の野々村タケシは小さいころに父親を失ったことから、
不良学生に扮してヤクザ組織を妨害するアルバイトをする日々を送っている。
しかし、彼自身は望んでやっていることではなく、
普通に学生生活を
したいと思ってたが、
病弱な母親と多くの兄弟を養っていくにはあきらめざるを得なかった。
高校3年の春、
はっきりとしない進路のことを考えながら保健室を後にすると、
「正義の味方に、なりませんか?」
という奇抜で派手な掲示物がタケシの目に飛び込んでくる。
そして背後に小さく可憐な亜麻色の髪の少女が現れる。
一風変わった彼女に導かれて彼は約半世紀先の未来へ向かった。
そこで、彼女とともにネット世界にとらわれた少年少女に出会う-----。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-14 23:02:54
7650文字
会話率:21%
1980年代後半 凶悪化・組織化する重犯罪に対抗すべくフィリピン政府は“フィリピン国家警察・凶悪犯罪特別捜査班”(略して“特捜”)を組織する。
それによってフィリピン初の女性刑事、ケイト刑事が誕生した。
実力派歌手の母と元在比米軍副指令であ
った父を持つ彼女はフィリピンをかつて征服し初代総督となったスペイン人レガスピの末裔である。
ずば抜けた美貌と身体能力を持ち、親戚の良人である日本人から“瀬戸の暴れ剣法”と呼ばれた葛葉流小太刀の指導を受けていた。
特捜の刑事として捜査を進める彼女はやがて巨大な闇組織の存在を知る事となり仲間たちと共にその悪に立ち向かっていく。
実際の出来事とリンクして構成された冒険活劇が、今はじまる・・・。
本作品は著者自身のホームページに於いて全文または一部の公開をする可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-12 11:13:08
77365文字
会話率:29%
1980年代後半・・・第二次世界大戦での各国の傷も癒え、日本も戦後復興が一段落した頃、世界各国にはテロの脅威が迫っていた・・・。
フィリピンではその脅威に対処すべく対テロ組織として特務警備隊が組織される・・・。
フィリピン初の女性刑事とし
てマニラ署内にある国家警察別働部隊の特捜に配属されていたブラックパンサーことケイト刑事はシージェイと共にその特務警備隊に配属される事となったが・・・南国フィリピンで起きたテロ組織と対テロ部隊の攻防はケイトが思いもしない方向へと展開しやがて全世界を巻き込んで人類の存亡を懸けた戦いへと発展していく。
前作“刑事編”から続くブラックパンサーの本編。
第一章 激震のアジア
第二章 狂気の天才博士
第三章 超能力戦士部隊ハンターズ
第四章 最終決戦
新たにごく普通の一般人である日本人写真家・神原一狼を主人公に据え、
その彼が自らの信念と愛するものたちの為に戦いの場に身を投じてゆく姿を描く・・・。
SF冒険活劇と言うジャンルを・・・敢えて現代に持ち込んで描いてみた作品。
ケイトと神原は仲間達と共に世界征服を目論む巨大な闇組織に立ち向かっていく・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-18 19:23:55
1707文字
会話率:0%