サイバー攻撃を繰り返しIT社会を絶望に陥れる魔王。そんな魔王を討伐するべく立ち上がったのは勇者リチャードだった。
リチャードは情報セキュリティのエキスパート、エリカと共に冒険を始める!
最終更新:2023-03-03 16:36:59
30113文字
会話率:47%
某塾講師である黒井タケシは、生徒たちから人望が熱く、人気ナンバーワン講師である。
しかし、彼には、生徒たちから不評が出てもやめることのない"こだわり"がある。
それは、黒板での講義だ。
IT社会、ICTが求められる今
のご時世で、黒板とチョークによる授業を行うタケシ。
そんなタケシはひょんなことから、異世界に転生してしまう。
しかも"黒板消し"として。
この物語は、黒井タケシが織りなす学園ファンタジーである…はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 12:36:27
78950文字
会話率:33%
先の総選挙に「期待の党」から出馬して落選し、泥酔して気がつくとカコトリアの首都エリアフォーに迷いこんでしまった主人公が、そこで出会った17歳の女子学生を通訳として雇い、1か月の在留許可を取得して、この国の政治報告「カコトリアンリポート」を
ブログにアップしはじめた。
カコトリアは道路革命(ロードレボリューション)によって自動車を廃し、自動車のために道路を作っていた政治家を廃した国だった。
この国には国会と政府と裁判所の三権の府が存在せず、警察署も刑務所も税務署もなく、会社も学校も病院もない。スマホがありさえすればこれらはすべて不要になる。スマホの普及が無政府主義革命を惹起し、無政府主義社会を維持していたのである。
カコトリアは超人口減少社会であり、国外に追い出された自動車会社が製造している人型ロボットが労働力として大量に輸入され、擬制戸籍を獲得した仮人となって人と共存し、それが産業のないこの国の豊かさ(国民一人当たりGDP)を支えていた。
主人公はこの国を理想郷として称賛していたのだが、しだいに暗部に気づきはじめる。やがてブログに触発されたフォロワーたちが、スマホを介して社会を支配する人工知能に対して、仮人革命を求めて一斉蜂起する。
これはスマホと人型ロボットの普及が無政府主義者社会と超人口減少社会をもたらし、やがて人類が幸福な絶滅を迎えると予言するIT社会の黙示録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 22:09:21
193545文字
会話率:24%
舞台は1980年代と2020年代後半。
主人公の野々村タケシは小さいころに父親を失ったことから、
不良学生に扮してヤクザ組織を妨害するアルバイトをする日々を送っている。
しかし、彼自身は望んでやっていることではなく、
普通に学生生活を
したいと思ってたが、
病弱な母親と多くの兄弟を養っていくにはあきらめざるを得なかった。
高校3年の春、
はっきりとしない進路のことを考えながら保健室を後にすると、
「正義の味方に、なりませんか?」
という奇抜で派手な掲示物がタケシの目に飛び込んでくる。
そして背後に小さく可憐な亜麻色の髪の少女が現れる。
一風変わった彼女に導かれて彼は約半世紀先の未来へ向かった。
そこで、彼女とともにネット世界にとらわれた少年少女に出会う-----。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-14 23:02:54
7650文字
会話率:21%