都会の生活に疲れ果て逃げるようにして田舎に引っ越してきた画家のヤン・ファン・ルーデンは風景がばかりを描いていた。ある日牛乳屋の娘イザベラ・ヴォルテルスをモデルとして描くことになり、人生が大きく揺れ動く。
一方、1980年代の日本ではこの絵
画に惹かれる男君島邦幸がいた。彼は眺めるうちにおかしな部分を発見してしまい……。
あくまでもえせ美術史ですので、雰囲気重視でお願いします。
なおこの作品は「第二十四期テーマ短編 未完成」参加作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 00:00:00
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会話率:25%