いつものように深夜の自室で、一心不乱に自ら設計、出力したプラモデルの改造パーツのバリ取りに勤しむ機械オタクの高校二年生――蓮見識(はすみ しき)は、突然白い光に包まれ、見知らぬ森へと転移した。目の前には、常識を超えた禍々しい魔物が迫り、現代
の知識も、日々の「ものづくり」で培った技術も、ここでは何の役にも立たないことを痛感する。絶体絶命の危機に瀕した識を救ったのは、浅黒い肌に白銀の髪を持つダークエルフの少女、リリアだった。
彼女に連れられ、ダークエルフの村へとやってきた識は、村長から仲間に迎え入れることへのメリットの提示を求められる。この異世界で、自分に一体何ができるのか? 食料もなく、戦闘もできない無力な存在である識に残されていたのは、前世で培った「科学技術」だけだった。
「これだ……この知識こそが、この世界で俺が生きていくための唯一の武器だ!」
識は、村の抱える問題を解決するため、知識と技術を活かすことを決意する。風車の効率化、井戸掘り、そして強固な石壁の建設。識はものづくりに没頭する中で、自分に世界の核心に触れる異能【次元魔法】が宿っていることに気づく。
これは、底辺機械オタクに過ぎない俺が、世界に翻弄されながらも必死に生き足掻く復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:45:10
77186文字
会話率:36%
何でもないきっかけから東京にどうやって水を供給しているのかに興味を持った水野舞湖は1985年生まれの14歳、水博士と呼ばれている。ある日、神田川で実験をしていたらどう見ても江戸時代の神田山に転移してしまった。ところがそれは江戸ではなく大江戸
だった。
大江戸は人口が増えてきて水不足となっていた。舞湖は大江戸に水を引く事業に巻き込まれる。
遠山の銀さん、風車の格さん等、どこかで聞いたことがあるような名前の人達と知り合い、記憶を頼りに水を引くことになる。
無事に水不足を解決する事ができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:30:00
11239文字
会話率:52%
西暦2015年、5月。突如として風車型オブジェクトが世界計七箇所に出現し、世界を騒がせた。それから一週間後、魔物と呼ばれる人を襲う化け物が大量発生し、人々はその脅威に戦くしかなかった。
一方でカリフォルニア大学ロサンゼルス校に通う日本人留学
生、上領京は友人のギブリール・利人・シモンズと共に偶然、魔物を倒す手段を知る。
彼らは元の平和な日常を取り戻すべく魔物に立ち向かうことを決意し、魔物らと対峙していく――
魔法とか銃とかを駆使しながら魔物とバトルしていく話です。
最初はチート要素薄めかもだけど、段々強くなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 17:30:00
83949文字
会話率:45%
車椅子の高校生・風見凛は、短期転校先で出会った少女・三穂に「昔、走るのが好きだったでしょ?」と声をかけられる。
片羽根の折れた風車が立つ丘で、三穂は「壊れていても、そこにあることが大事」と語り、凛に競技用車椅子の世界を教える。
やがて凛は気
づく——心が動くことも、選択することも、すべて「走る」ことなのだと。二人の少女が紡ぐ、希望と成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:21:12
9256文字
会話率:46%
◎あらすじ
「お前の存在自体が経費の無駄」
そんな暴言を浴びせられ、接待の下見に向かった風車虎七郎(37歳・社畜)。しかし、不運にも川に転落し、目を覚ますとそこは——獣人たちが暮らす異世界だった!?
気がつけば手足を縛られ、奴隷として売ら
れそうになるも、行商人ポム=ヴェールとの契約により、彼の「商売の手伝い」をすることに。
だが、異世界のルールも知らぬまま飛び込んだ彼には、ある特異な能力が備わっていた。それは、「どんじゃらほい!」と踊ることで、壊れたものを修復する謎の魔法 だった!
車軸の修理、井戸の復活——そして次第に明かされる「異界人かぶれ」の謎。
社畜として培った理不尽耐性を武器に、異世界で 借金返済&成り上がり生活 を目指す!
ブラック企業よりマシなら、異世界でも生きていける!?
◎
片想い要素と、片想いBL要素がありますが、恋が成就する要素はありません。
戦闘シーンなどがありますので、一応ですがR15です。
読み上げアプリで聞き流しをする時に、漢字の読み間違いを防ぐために、つまらない漢字にもルビがあります。ご容赦ください。
この物語は複数のサイトに重複投稿されています。
あしからず、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:00:00
52798文字
会話率:41%
少年が暮らす荒涼とした世界には、朽ちかけた風車と黄ばんだ月光が広がり、彼の心には幼い頃からの孤独が横たわっていた。そんな中、遠い土地から流れ着き「また帰る」とだけ言い残す少女・光裡(ひかり)と、問いを投げかける謎の存在・ケルンが現れる。少年
の母はいつしか姿を消し、夜な夜な月に祈りを捧げていたという痕跡だけを残していた。
月へと伸びる道を暗示する古い伝承や、人が飛翔するために羽根を縫いつける儀式の残酷な痕跡――。風車が軋むたびに、少年の胸には母の祈りと痛みが宿っているように思える。光裡もまた自分だけの“帰る場所”を探し、痛みを引き受けながら何度も荒野をさまよっては風車のもとへ戻ってくる。ケルンは「問い」を象徴するように彼らの旅を導き、「何を捨て、何を得るのか」を問いかけ続けるのだ。
廃墟となった礼拝堂、干上がった川辺、岩山の裂け目で出会う傷ついた異形――どこか歪んだ月の世界を彷徨ううち、少年は母が隠していた真実や犠牲の意味を知り始める。痛みは成長と表裏一体であり、祈りの果てには喪失と再生が待つかもしれない。幼いころの孤独に囚われていた少年が、光裡やケルンと行動を共にしながら“月”へと続く道の象徴を探し、母の残した愛と痛みを受け継いでいく物語。
やがて、人々が夢見た月への想いと血の滲む羽根の伝承は、崩れかけた風車の下で少年を試すように立ち上がる。母は、月で何を見つけようとしていたのか。少年が抱えた痛みは、いずれ自らの翼となり得るのか――。回るはずのない風車が、最後に軋む音を響かせるとき、星々の下に生まれ落ちる“幼き歌声”が、新たな祈りと救済をもたらすのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 01:08:59
22996文字
会話率:34%
時は二〇〇九年。能力者保護法により設立された『風車宗治を讃える会』(通称、組織)に所属する霜降伊代は【必中】の能力者である。ある日、組織の責任者・作倉卓からの命令に従い、伊代はかつて任務で救い出し、自らを尊敬の対象としている【分裂】の能力
者の日比谷忠治ともに、N県冬馬地区の寒村へと出かけた。冬馬地区には地母神と呼ばれる能力者がおり、組織は能力者保護法に基づいてこの地母神を保護しなくてはならないのだ。
地母神運営事務局にて巫女服の女性・芽衣に案内された伊代と忠治は『地母神』と相対するも、能力者保護法に基づきこの『地母神』を殺害する。冬馬の地を偽の神から解放した伊代と忠治は、空に青白く光るウマを発見した。
呪術師の集団『神切隊』の隊長・桐生あきらの協力により、この青白く光るウマが『冬馬』と呼ばれる怪異と特定される。伊代は【溶解】の能力者の常磐溶石を引き連れて、この『冬馬』を討伐した。
伊代の同期には天平芦花というファッショナブルな女性がいる。質素な格好をする伊代とは好対照だが、二人は仲がよい。ある日の任務により、芦花の旧友の婚約者を伊代が討たねばならなくなった。芦花は伊代に陳情するも、伊代は任務を執行する。芦花は自身の【転送】の能力により応戦せざるを得なくなり、マンションで上下左右に移動しつつの能力バトルが繰り広げられる。
秋月千夏という後輩がいる。組織の「期待のエース」として張り切る千夏は、能力者に関する研究にも興味津々であり、能力者保護法と密接に関わってくる作倉の高校時代の友人関係に首を突っ込んでくる。この破天荒な後輩に、伊代も巻き込まれてしまう。
霜降伊代の本名は作倉あゆといい、作倉卓の一人娘である。一人娘であることを隠し通すべく、霜降伊代と名乗っている。さまざまな能力者との出会いと別れを経て、伊代自身の過去に迫っていく連作短編形式の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 12:10:00
70091文字
会話率:45%
【完結保証】12月25日から1月9日まで【集中連載】
風車総平の父親にしてこの世界に於ける首相・風車宗治と【予見】の能力者・作倉卓と“能力者”研究の第一人者・氷見野雅人、といった三人の込み入った諸事情によるお話。
作倉卓視点だから博士や美
咲さんに関する部分が少ないのは仕方ないよね!
※この作品は『https://kakuyomu.jp/works/16816700429385948437』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 11:07:29
26284文字
会話率:30%
明日は大晦日。残された今年はあと僅かで御座います。
故に、私は久方振りに仏閣を訪れる事に致しました。
伽羅に導かれるままに出会ったのは、数多のお地蔵様。
其れでは黙祷を。お地蔵様に。今年に。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
幻想奇譚です。
エモい。という言葉に全て丸投げしたくなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 12:46:17
806文字
会話率:0%
全てが蕩けてしまいそうな、真夏日に御友人と蓮池を訪れたので御座います。
花咲く手前、最も美しい蓮の花。
そんな時、御友人に誘われるがままに鵲の橋を拝見致したのです。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いませ
ん。
注意事項2
幻想奇譚です。
ガールズラブは“意識してません”が、そう思われるかも知れません。
そして記念すべき千作品目(多分)!!
今振り返って見れば、梅香の君を男性だと意識して書いてないと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 13:42:35
1248文字
会話率:39%
『風車と混沌』
風車(ふうしゃ)を使って、人類の未来の電力を作ったり、そこにある混沌についてなど、つらつらと述べた、連作の小説。
キーワード:
最終更新:2024-11-09 08:35:31
3464文字
会話率:25%
風車が廻る風の吹く森で
炎のついた松明で神隠しの子を探すが
私は炎から目が背けられない
なにもかも燃えつくす原始の灯りが
そっと背中にそそり寄る夜
胎内の海で童たちが海に向かって花一匁
川の人魚は金魚を夢見る
窓辺の金糸雀は誰が殺した
幼さ
と無垢な殺意は
いつも誰かを
何かを傷つけて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:42:31
3502文字
会話率:0%
今度雨が降ったらあの街角で逢おう
それはきっと来年の梅雨になる
哀しみの淵に灯る赤い灯は私を妖しにする
時計がむずがって午前二時ばかりを指し示す
教室のメトロノームは不協和音を奏でて
幼い少女は闇に恋して山に消えていった
恐山の風車を盗ん
でくる
踏切の地蔵菩薩に秋赤音が止まっている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 00:34:33
2749文字
会話率:17%
夢灯籠
想いは儚く何処までも永遠に
久遠の夏はいつまでも呼んでいる
あの鈍色の夏の彼方
祈り子が吊るされて
恐山から地蔵菩薩が
母親の涙を受け止める為に
風車と共に
闇の中の灯りですら
人を癒し慈しむ
よい子ははよ寝ろや
辻占婆が邪悪に変
化しても
御子らはあの祭りの灯りを知ってるから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 18:16:13
3099文字
会話率:0%
この作品には政治的要素はありません。また、現実の人物、出来事とは全く関係ありません。
増税メガネと罵られ限界を迎えた岸田文雄は政界から離れネトゲを始める。そんなお話です。
最終更新:2024-08-20 13:37:24
1572文字
会話率:20%
妖夢と鈴仙だって「俺またなんかやっちゃいましたか?」とか言ってみたいんです!異世界転移で無双したいけど敵はそれを大きく上回るチート。それでもやっぱりなろう系主人公になりたい!そんな作品です。
最終更新:2023-11-15 16:12:21
11119文字
会話率:85%
もしも鈴仙と妖夢がプライベートで仲が良かったらこんな感じかな〜と思って書いたものです。拙い文ですが面白いと思ってもらえたら嬉しいです。
長身美人な鈴仙とゆるふわ可愛い系の妖夢の時には楽しく、時には面白く日常を語っていきます!
最終更新:2023-09-04 14:07:23
9139文字
会話率:93%
夏祭りで一人の迷子に懐かれた。しかし、何か違和感がある……
少しノスタルジックな夏祭りのお話。
最終更新:2024-08-05 11:34:57
2122文字
会話率:22%
たぶんシュールな詩。(※重複投稿作品しています)仲仁へび
最終更新:2024-07-08 01:00:00
219文字
会話率:100%
老いて修羅道を駆け抜ける 風よ 吹け 吹け まわれ 回れ 人生の風車 改訂版
キーワード:
最終更新:2024-06-10 07:01:15
5377文字
会話率:6%
人生不可解・不思議道中記 燃えろ、燃えろ、人生の蝋燭、 風よ吹け 吹け 回れ 回れ もっと回れ 人生の風車 増補版
キーワード:
最終更新:2024-03-08 07:15:06
3049文字
会話率:1%
雨降らば降れ 風吹かば吹け まわれ まわれ 風車 老いて修羅道を行く (再録改訂増補版)
キーワード:
最終更新:2023-11-20 10:37:47
5346文字
会話率:6%
今日は自転車からのそよ風を届けたかった
キーワード:
最終更新:2024-04-07 01:35:04
447文字
会話率:0%
夜風に吹かれて
風車がいつまでもあやしてくれるから
キーワード:
最終更新:2022-09-15 22:10:46
336文字
会話率:0%
溶かされた氷塊の海。真っ赤な日差しで照らされた錆びた鉄の街。所々にある建物に取り付けられた鋼鉄の風車が今にも暴れ足りない風を受けて回っている。
この街には老人が一人だけ住んでいた。
なんでも、よぼよぼの齢90だそうだ。
他のみんな
は、すでにこの街はもう駄目だと言って去って行った。
老人だけが、たった一人この街に残っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 17:23:05
1440文字
会話率:19%
エルフ族の少女コムギは、山奥の村でパンを焼いて暮らしていた。
彼女は風車守のホリンに好意を寄せていたが、それが恋心であることにまだ気づいてはいなかった。
そんなある日、コムギは記憶喪失の元勇者、その成れの果てである【攻略本】さんを拾う。
その書はこの世界が物語であることを明かし、今からそう遠くない将来、ストーリーの都合で村が滅ぼされると予言した。
書は救済を願い、コムギに力を与えた。
「わかった! このパンで、村のみんなをこっそり強くしちゃえばいいんだよっっ!!」
コムギに目覚めた力は、パンで人を成長させる力だった。
そして攻略本には、世界中の隠しアイテムの在り処が記されていた。
コムギは故郷を守るために、ホリンと旅をする。
世界中の隠しアイテムを集めて、それをパンにしてただの村人を最強の村人に育てる。
破滅の日から故郷アッシュヒルを守るために。
果たして彼女は、滅びからアッシュヒルを守り抜けるのか?
そしていったい、この平凡な村の誰が勇者だというのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 00:07:54
426265文字
会話率:47%
風車守のホリンは、山奥の村で粉を挽いて暮らしていた。
彼はパン屋のコムギに好意を寄せていたが、それが恋心であることにまだ気づいてはいなかった。
そんなある日、ホリンはコムギに宝探しに誘われる。
コムギは目には見えない【攻略本】を手に入れ、
彼の目の前で数々の【隠しアイテム】を回収して見せた。
さらにコムギが焼くパンに不思議な力が宿るようになり、ホリンは強さを求めてコムギに力を貸すことになった。
コムギの【攻略本】には世界中の隠しアイテムの在り処が記されているという。
ホリンは世間知らずな幼馴染を守るために、コムギの旅に同行する。
明るく庶民的なコムギがなぜ急に旅を始めたのかと、彼は疑いを覚えながらも、憧れの外の世界での冒険に二人夢中になってゆくのだった。
果たしてコムギの目的は何なのか?
そしていったい、この旅の果てに何が待っているというのか?
※賞応募を兼ねた連載作のスピオンオフです。
どうしてもGC短い小説大賞に応募したかったので、指定文字数に収まるように書き下ろしました。
イチャラブ多めで単体でも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 23:34:34
66589文字
会話率:49%
畏れに負けるのは、己の無力ゆえか? 宿した本能ゆえか?
最終更新:2023-10-01 07:14:16
312文字
会話率:0%
熱をもてあましてんなら、おれがいくらか、みやげにもたされてやるよ。
最終更新:2023-06-06 07:00:00
615文字
会話率:0%
風のひとつが吹きたり、止んだりで。
一喜一憂がおこるんだから、滑稽なもんだよな。
最終更新:2022-12-06 07:00:00
260文字
会話率:0%
夏祭りに来ていた美星たちは、夏祭りが始まる前。家族から絶対に風車には触れるなと忠告を受け夏祭りに来ていた。されど楽しんでいる途中に悲劇が起きる。
子連れだったらしい女性が、娘が行方不明になったと聞いたが、その手には風車を持っていたことが判明
。すぐさまどこで販売していたのか案内してもらうと、子が行方不明になった親には見えず、美星たちだけしか見えない屋台を発見した。
その場から立ち去ろうとした瞬間、美星たちの手には風車を持っており別世界、ライフディワールドへ辿り着く。
四十九日までに鳥居を潜らなければ全員がこの世界に閉じ込められると知った美星たちは助けてくれた彗と共に鳥居を目指すことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 18:47:21
199811文字
会話率:59%
天宮(てんぐう)の伍の宮にすみ、妖物退治のかたわら坊主をするスザクと絵師の元神官セイテツのもとには、おおきな『力』をもつシュンカが従者としてくわわった。下界の西の将軍たちに狙われるのをどうにかふせぎながら、なんだかんだと過ごし、シュンカはも
う十七になる。
まえからスザクに想いをよせるシュンカの気持ちが、ここにきて、風車(かざぐるま)がきっかけとなってあふれだすのだが、その想いは《よどんだ大堀》と響きあう術をかけられ・・・
おもいきりスザクとシュンカのBLの上での気持ち悪い術で大騒動。という内容になっております。その方面好まないかたは、ご注意ください。。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 15:10:35
29393文字
会話率:42%