「おお、ユウよ! 死んでしまうとはなにごとだ!」
少女、ユウは天界で神様と謁見していた。
「ちがうよ神様。また“死ねなかった”んだってば」
「わかっとるわ、このボケが。何回おなじ失敗を繰り返すんじゃ。現世に身体を残したまま、魂だけでこ
こへ来ても成仏できんと言うとろうが」
ユウはなくした身体を探してすでに十回以上、転生をくり返している。
目的は成仏すること。
そのためには本当の身体をみつけ『きちんと死んでから』天界にくる必要があったのだ。
身体を持たず、時空を超越して定期的に現れ問題をおこす彼女は、地上の人々から『時をかける大悪霊・ユウ』として恐れられていた。
そして、ついに最後の転生がはじまる。
ユウが降り立った新しい世界、そこは誰もいない静かな街。
彼女以外に人の姿はなく、鳥や動物たちすら存在しない空っぽの街の空にひとり漂っていた。
背中を確認しても翼などない。
それでも意のままに空を飛ぶことができ、大抵のものはすり抜けられる。
「これって――幽霊ってやつだよね? ねぇ! ねぇってば!?」
ちょっとおバカな幽霊『憂』と、小生意気な女子中学生霊能力者『彩葉』が織りなすドタバタ“スピリチュアル”ファンタジーです。
楽しんでいただければうれしいです!
※カクヨムさんにも投稿させて頂いております。
■彼女がヒトでなくなるその前に ~自身が誰かのコピーだと知ったとき、彼女は人権を失い『モノ』になる~
https://ncode.syosetu.com/n0277jb/
別作品です。こちらも是非、チェックしてみてください(現在、第2章まで完結済み)。
アメリカ、アリゾナ州を舞台にした近未来SFです。
SFといっても、難しい専門用語がでまくるような内容ではないです。
海外ドラマのようなクライム・サスペンス物として楽しんでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 10:20:00
10418文字
会話率:41%
ある雨の日、静かな街角の喫茶店で出会った、少し不思議な少年。
人の心が読めるらしい彼との出会いは、心を閉ざしがちだった千歳の世界を、ゆっくりと変えていく。
優しい紅茶の香りと、お天気雨の中に響くベルの音。
少しずつ惹かれ合うふたりの間に、過
去と夢の記憶がにじみ始める——
これは、まだ言葉にならない想いと、“見えない痛み”をめぐる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:44:40
5862文字
会話率:32%
「私」は思いを寄せる人が後輩と付き合い始めたと聞き、衝撃を受けると同時に思い悩む。
ある日自室で寝落ちた「私」は、目が覚めると青い光の降り注ぐ静かな街にいた。
見上げれば、巨大な鯨が空を泳いでいる。
物言わぬ鯨はどんな想いをも受
け止める。
日常の隣にそっと佇む「非日常」の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 15:14:16
2000文字
会話率:8%
星明町という静かな街に住む普通の会社員、羊ヶ丘 衣奈。
彼女の日常は平凡だったが、周囲に秘密にしている非凡なことが2つあった。
ひとつは、ケモナー(悪役であれば尚良い)であること。
そしてもうひとつは、悪の組織の手先だったオオカミ怪人ウルフ
ガルム・シェイドランナーが同居していること。
ちょっと?口の悪いオオカミ怪人と、それを甘やかすケモナー女性の、持ちつ持たれつ日常で非日常なラブコメディー。
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カクヨム、Pixivでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 17:00:00
61338文字
会話率:43%
静かな街で暮らす主人公は、ある日から街の人々にわずかな違和感を覚え始める。親しげな笑顔、何気ない会話──その裏に潜む得体の知れない「何か」。変わりゆく日常の中、次第に孤立していく主人公は、やがて恐ろしい真実の片鱗に触れる。
見慣れた世界が少
しずつ崩れ、誰も信用できなくなる中、主人公は逃げるべきなのか、それとも真実に立ち向かうべきなのか。だが、その選択肢さえすでに奪われているのかもしれない……。
日常が侵されていく恐怖と見えない敵への不安が交錯する物語。あなたは最後まで、自分自身を信じることができるだろうか?
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短編なので少しでも興味が湧いたらスキマ時間に是非見ていってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 16:00:00
2952文字
会話率:15%
主人公の望月翔平は、静かな街で小さな喫茶店「キャット・シェルター」のマスターとして穏やかな生活を送っていた。ある雨の夜、翔平は店の裏で怪我をした黒猫を助ける。その猫は数日後に姿を消すが、しばらくして「玲奈」と名乗る謎めいた女性が現れ、喫茶店
で働くことを希望する。玲奈は猫のような身軽さとしなやかさを持ち、彼女の言葉や行動にはどこか秘密が隠されているように感じられたが、翔平は深く詮索しなかった。
ある日、街では怪盗「ブラックキャット」が話題となり、玲奈が怪盗なのではないかと翔平は疑念を抱くが、彼女を信じる気持ちも強かった。そんな中、玲奈が夜な夜な出かける姿を目撃した翔平は、彼女の後を追い、玲奈が古い倉庫で怪盗として活動していることを知ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 16:11:12
11835文字
会話率:39%
車内で子供の甲高い声が響き渡る。
突如、女は力が抜けた様に壁に凭れた。
隣を歩いている時、何一つ彼女から話さなかった。
ただ静かに道を歩いた。
将来の嫁は、静寂の住人であると分かった初デートだった。
注意事項1
起承転結はありません。
短
編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
一番怖いのは、その事に無頓着なところかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 21:06:07
1119文字
会話率:28%
私、夜中に散歩するのが趣味なんですよ……
気持ちいいですよね?誰もいない静かな街をあれこれ思索を巡らせながら歩くのって。
……でもね夜中の街が好きなのって人だけとは限りませんよね?
特に人気のない公園とか……
ほら、あなたの後ろにも……
最終更新:2023-07-03 00:13:05
1887文字
会話率:2%
それは、小さな頃の夏休みをもう一度味わうことができる街。
温かくて、穏やかで、とても静かな街。
その街には、魔女が住んでいた――。
街にやってきた仕事疲れのOL『ソラ』と、魔女『ナツ』のひと夏の物語。
最終更新:2021-11-20 20:00:00
2429文字
会話率:54%
今年の春はいつもと違う。僕は静かな街を駆ける。超短編。
最終更新:2020-05-25 01:40:47
259文字
会話率:0%
様変わりした、街の風景
キーワード:
最終更新:2020-03-03 20:21:36
200文字
会話率:0%
人々が寝静まったころ。
誰の影も見えない夜の街。
そんな静かな街を横目に「奴ら」は動き出す。
人々は奴らを妖怪、幽霊、化け物と呼んで
恐れ、時代によって様々な対処法で撃退してきた…
そんな逸話がある。
最終更新:2019-12-17 03:45:30
1568文字
会話率:54%
そこは灰の街。
灰を被った静かな街。
誰もが訪れる街。
誰もが去っていく街。
私たちが出会う街。
最終更新:2019-11-09 22:54:40
4355文字
会話率:31%
連休で、いつもは静かな街も、人がいっぱいです。楽しそうな人を見るのも楽しいです。
最終更新:2019-11-03 12:01:07
898文字
会話率:0%
書割のように静かな街。そこで朝霞は、純真無垢な、しかしどこか歪んだ天使と出会う。数奇な遭遇が、思いもしない試練をもたらそうとも、銀の銃弾は阻めない。
※顔がいい女とちょっと物騒な幼女の愛の逃避行のような何か。百合です。
※作者主催のサーク
ル「残影幻夢」から、小説同人誌「Silver Bullet」(2019 1/20発行)に掲載しています。紙媒体に興味がある方は、作者Twitterも参照ください。作者Twitter:https://twitter.com/AmamiyaOuka折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 02:58:42
5257文字
会話率:42%
山と湖に囲まれた静かな街で殺人事件が起こる。事件の調査担当になった自警団員、テディ=ウィームスは犯人の手掛かりを求め、やがて魔法雑貨店へ行きつくことになる。可愛くて不思議な魔法の品々。色とりどりの硝子瓶、鉱石、ハーブが並ぶ中、商品と見間違
えそうな程浮世離れした女店主がいた。事件の真相は? 魔法具の持つ力とは? 二人は協力し、次々起こる謎を解き明かしていく。雑貨命な変人魔女と魔法嫌いな自警団員の行く末の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 12:00:00
36413文字
会話率:58%
きっかけは、私の「死」だった。
ある静かな街を襲った連続殺人事件。
若い女性の欠損遺体。消えた四肢の一部。繰り返される、雨の日の夜の惨劇。
狂気に飲まれたこの街で、潜んでいたそれぞれの狂気は惹かれ合ってしまう。
こ
れは彼女の紡ぐ物語。
残酷な運命の中で、何を求めるのか。
「終わり」の先に、"救い"はあるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 03:14:28
23248文字
会話率:31%
静かな街の中で、2つの猟奇的殺人が行われた。
その2つの殺人は己の心の奥に眠る欲の暴走で満たされる為。
そして、その殺人事件から静かに闇は目覚めていく。
最終更新:2018-04-05 03:38:33
38327文字
会話率:56%
架空日本・神奈川県の外れの静かな街。
201X年。
その街から始まった。
平和な国を混沌(カオス)へと変えていくプレリュード。
人間の通算キルカウントが見えてしまう非平凡な高校生・修司。
彼はその力を使い、特殊な個性を持つ人間を募って
いた。
人を食べる同級生。
銃を産む先輩。
死の手助けをする幼馴染。
チェーンソーを振るう後輩。
彼女たちと共に。
全ては修司と彼女の願いを、叶えるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-30 23:25:19
230032文字
会話率:30%
静かな街で出会い、たくさんの時間の中で、いつの間にか離れ離れになっていた少女2人。
その片方は、粉雪の降る季節に17歳の誕生日を迎える。
片方と離れてからイマイチ満たされない日々を送っている「 」は、誕生日のその日、かつて何年もの時間
を一緒に過ごした相手を探すことを決意。
小さな街で育った2人の、誰も知らない、粉雪みたいなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 19:19:55
308文字
会話率:0%