クチネイケル国は酒造の国。極上の酒をお求めならば是非この国へ。酒の力で宴会も夜会も大盛り上がりの国の片隅で、侯爵令嬢ステファニーは「この泥棒猫!」と罵られていた。ステファニーは侯爵令嬢でありながら令息たちの間を渡り歩く蝶のようなご令嬢。今夜
もそんな彼女の被害が出たのかと注目を集めていたが…。
「いいえ私はつまみ食いはしても盗み食いはしない女。誰の男も盗んでおりません。事実無根です!」
「主張する点がおかしい!」
この令嬢。蝶じゃなくて女豹だった。
性欲を隠し切れない転生令嬢は自分を受け止める技量のある男を求めて三千里。自由な姉に頭を抱える弟と、婚約者に立候補する公爵令息との異世界ラブファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:00:00
32420文字
会話率:24%
時は江戸。もしくは江戸によく似た時代。
「泥酔して、起きたらみんなちょんまげだった!!!」
黒船来航により世間が大きく揺らぐ中、ブルワー(ビール醸造家)である久我山直也がタイムリープしてきた。
そんな直也が転がり込んだのは、100年以上
の歴史を持つ酒蔵「柳や」の酒を扱う居酒屋。そこで絶対的な嗅覚とセンスを持ちながらも、杜氏になることを諦めた喜兵寿と出会う。
ひょんなことから、その時代にはまだ存在しなかったビールを醸造しなければならなくなった直也と喜兵寿。麦芽にホップにビール酵母。ないない尽くしの中で、ビールを造り上げることができるのか?!
ビールという飲み物を通じ、歴史が、そして人の心が動く。これはお酒に魅せられ、お酒の力を信じた人たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:00:00
209847文字
会話率:47%
私は1Fで原発復旧作業の放射線管理をしている青成瓢太(以後瓢タン)といわきの居酒屋とか寮の部屋とかで飲むことがあった。瓢タンの話は例え話を交えて、しかも酒の力によってどこまでが事実かどうか、作り話のようにも思えるが、それなりにリアリティもあ
って面白くもあった。
当時の話を比較しながら、昨今聞いた酔夢譚を並べてみた。
当初は福島第一原発、福島第一、通称1Fの問題は使用済み燃料の撤去、デブリに触れる放射性廃液を止めること、が優先だった。使用済み燃料を放置していると冷却水が止まった時に再度メルトダウンの可能性があるし、デブリに触れた地下水は放射性汚染水となって、その放射能を除去するための処理設備が必要になるし、除去した処理水は海へ放流しなければいけない。デブリがあって地下水が止まらなければ永久に処理水の放流が続き、関東の消費者不安が原因となり福島県の漁業に支障を来す。実際に処理水放流まで10年経って徐々に福島漁業は復活していったが、処理水放流以後に事故前に復活が遠のいた。
事故後の時点では県としては、原発など見たくもない、原発に騙されたというアレルギー反応的な思いから原発を見えなくなるまで跡形もなく撤去することが要望だった。また福島県の汚染したエリアのうち市街地や田畑は除染し、その除染土は帰還困難区域に一旦移動することは許すが、期限が来たら福島県から撤去することが国との取り決めだった。
しかし15年経とうとしている現在では、1Fの撤去工程は絵に書いた餅のごとく先が見えない。凍土壁は失敗してデブリに触れる地下水は止まらないので処理水も止まらない。また福島県の除染は市街地と農作物の田畑で、農作物は事故前にほぼ戻ったが、原野と山林は未除染のままである。そのため山菜の特に茸は全面的に出荷制限中である。
そろそろ県側もこの福島の大地の物理学的事実や1F復旧の技術的に困難な事実を見つめなおして妥協点を探してみたらいかがなものか。
要は15年経ってみて、過去の事実は変わらないが、行く末を占う諸般の事情が異なってきた。
そう思いながら、私は瓢タンと酒を飲みながら過去の話を再び面白おかしく聞くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:10:39
43856文字
会話率:20%
前世は悪い意味で目立っていたイタイ奴
人とは違うアピールをして空回りしていた。
社会人になり、結局社会の歯車の一部でしかないと諦め
酒とソシャゲが恋人の毎日であったが気付いたら異世界だった。
そんな俺が異世界転生で得たスキルは『酒乱』で
あった。
イタくて使えないスキルを得て
勇者候補も剝奪されしまったので
目立たず適度に楽しく生きていこうと決心する。
しかし実は『酒乱』というスキル
酒を飲むと記憶を無くす代わりに能力がカンストするというものであった。
地味に楽しく生きていこうとする半面
飲んで、本性が表に出てしまう
酒の力で強力な仲間が集まり、最大、最強のパーティになってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 00:10:10
118611文字
会話率:61%
春から大学生の工藤多一《くどうたいち》は、女子高出身の同級生二人にサークルの先輩と一つ屋根の下…順風満帆な青春キャンパスライフを送ることになる。
だがそんな多一を待っていたのは……一癖も二癖もある大学生その他大勢だった!
入学間も
なく創作活動サークル『KIMONO OPEN』に勧誘された多一は、新歓の際に酒の力で強制的にサークルの一員となってしまう。
そこに平穏を愛するイケメン・辰巳真司《たつみしんじ》も巻き込まれ、彼らの青春劇はどんどんおかしな方向へ向かっていく。
「俺はハーレムを作るんだ!」
「何言ってんだこの変態」
奇妙な創作サークルに捕まりながらもハーレム形成を企む多一と、やはり平穏を望む真司の大学生活はどうなってしまうのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 09:48:37
5155文字
会話率:59%
仕事も恋も、そこそこ頑張りたい。なのに、なんかうまくいかない気がする。
OLの茉弥は、社内恋愛していた彼氏と別れた後にその彼女から結婚式の招待状をもらう。
乗り気でないまま参加する二次会、すすむ酒。
酔っぱらって愚痴ってみたけど、これは新し
い出会い、なのか?!
人生ってうまくいくことばかりじゃないけど、そこそこならそれでもいいかも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 19:50:00
23708文字
会話率:35%
両片思いな隠れイケメン陰キャ×酒豪陽キャな大学生の飲酒ラブコメ!?
大学に通う根暗 陰雄には好きな人がいた。
同じ大学に通う、大学1美人な根明 陽華。2人には、ある共通点があった。
それは“お酒が大好き”と言うものだった。
そんな2人だ
が、悩みがあった。それは
陰雄は酔うと性格が180度変わり普段隠れてるイケメンな容姿が出て来る事。
陽華はどれだけ呑んでもお酒に酔うことができないこと。と言うものだった。
ある日バーで呑んでいる陰雄の横に、陽華が案内される。お酒に酔い陽キャモードになっていた陰雄は、隣の陽華にお酒の力を借り告白することに……
両片思いの2人のもどかしい飲酒ラブコメが、動き出す。
この作品は「カクヨム様」にも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 13:56:09
69708文字
会話率:55%
都内の大学に通うことになった、根暗 陰雄。入学式に向かっている途中、駅で困っている女性、根明 陽華に出会う。
どうやらその女性は財布を落としたらしく、「入学式に行けない」と泣いてしまった。彼女に電車代を渡した陰雄だったが、入学式が終わり、講
義室にて彼女と再会。
それから1年。毎日話す様になっていた。お互いにお互いを意識し始める2人。
そんな彼女と、バーであった陰雄は、お酒の力を借りて告白をすることに••••••
この作品は、「カクヨム様」にも掲載してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 00:27:33
4724文字
会話率:33%
1年以上付き合っていた彼氏にフラれた。だから、今日だけは酒の力に溺れる。
最終更新:2023-07-08 19:11:28
1734文字
会話率:0%
生徒を差別し厳しかった担任、吉川が嫌いだった涼。
しかしそれは彼らを守るための吉川の優しさだった。
お酒の力を借りて一夜を共にした涼だったが、翌朝ある勘違いをしてしまい…
「勘弁してくれ」by小林の世界とリンクしています。
最終更新:2023-05-03 15:14:58
12561文字
会話率:1%
『潜入中、敵に見つかりそうになった男女が、熱烈なキスをしてカップルに成りきることで難を逃れる――』
乙女ゲームのモブに転生したフェリシアは、同じような窮地に陥った際、酒の力と好奇心からそれを真似することにした。
すると、相手のスイッチが入
ってしまい、めちゃめちゃ食べられ、しまいには求婚されてしまう。
※R15。ヒーローの理性がぶっ飛んでますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 11:13:06
8341文字
会話率:12%
VRが大頭して、数々のシステムが作られた。
医療、軍事はもちろんのこと、ゲームの分野にも早い段階で適用され、それから十数年。
VRMMO最古といわれているゲームが存在している。
最古にして最大、当然ながらいくつもの伝説といえるものを残し
ている。
とある社員が悪ふざけでおこなったデスゲーム事件。
RMTによる詐欺を行った為発覚しニュースとなったとある集団の訴訟問題。
ハラスメント行為をシステム的に問題なく行う方法のハウツー本を出して荒稼ぎした某氏とネット民の戦い。
VR中かどうかを調査するシステムを作り出しVRをしていない家族に逮捕された強盗のせいでVRの是非を問う世間。
そしてまた、一つの伝説が闊歩する。
それは一人のキャラクターだった。
極端に猫背で、逆に背中が盛り上がっており、遠目には小柄に見えた。
実際に背を伸ばせば180cmには届くだろう、それを象徴するように、両手は長い。
前をみず、常に下を向いており、手も地面をまさぐっている。
一言で表すなら、手の長いせむし男といったところだろうか。
そう、このキャラクターは男性だ。
そして初見では信じられないことに、プレイヤーキャラクターだ。
キャラメイキングでこのような容姿にするのは、そうそう居ないと思うが、絶対ではない。
しかし、おそらく最初はまともな容姿だったのだろう。
このゲームはキャラクターの容姿を行動に合わせたものに変えていくようになっている。
ゲーム的にはその方が良いことがおおい。
盾を使うタンクなどは、ガタイが大きくなり周囲を守りやすくなるし、アタッカーはタイプに合わせた体型になり動きやすくなる。
では、彼は何をしていてこうなったのだろうか。
彼は、ある意味有名だ。
彼は、他にない職業についているが、使えない職業らしい。
彼は、戦闘能力がほぼ皆無らしい。
彼は、NPCにも嫌われているそうだ。
彼は、初期からゲームを続けているという。
そして、彼は、今日も我が道を歩く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 23:00:00
163446文字
会話率:24%
結婚願望があると言いながら、なかなか行動しない若者に捧ぐエッセイ
最終更新:2022-07-07 18:00:00
1599文字
会話率:26%
有名作で適当に縛りプレイの実況をしようとしたら
何故か隠しシナリオを見つけて好きだったヒロインが百合百合しく暴走を始めるだけの話。
なお、酔った勢いなので続くかもしれないし続かないかもしれない
もったいなかったので続きましたが、相変わらず
酒飲んで書いてるので最後まで行く保証なしです
何か伏線っぽいのいっぱい置いてあるけど。
書いた時の記憶が全くないですから!!
あ、当作品に出てくるゲームは適当に名前を付けたオリジナルですがもし万が一似たタイトルがあったらすいません。一切そちらとは関係がありませんので。
それと、恐らく恋愛だけどこの小説のジャンルはいったい何でしょう?
現実世界でいいの? ファンタジー? ローファンタジー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 17:17:34
11290文字
会話率:38%
くたびれたサラリーマン達は、今日もひとときの安らぎと癒しを求めて
夜の街を彷徨い歩く。
よせばいいのに今夜も飲む。はしごして飲む。さらに陽気になったり、
愚痴をこぼしまくったり、テンションあがって歌っちゃったり、
お姉ちゃんを口説きまくった
り、束の間のリラクゼーションタイムを満喫し、酒の力で偽りの幸福感を得る。
しかし、翌朝は一転して“二日酔い”という名の地獄の苦しみを味わう。
「昨夜はあんなに楽しかったのに、なんで!こんなに気持ち悪いんだろう……..」
ミドルエイジーな主人公 常松もそんな翌朝のセリフが板についてしまうほどの哀しきサラリーマン。
会社と上司に対する不満で爆発寸前の常松は、その夜、ガス抜きのため酒に走る。
ひょんなことから初めて入ったスナックは、天国なのか?それとも地獄なのか?
次々に襲いかかる美女たちの波状攻撃をどれだけ耐えることができるのか!
主人公 常松の運命やいかに!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 18:00:00
44673文字
会話率:40%
好意を寄せる職場の後輩が恋人と別れたと聞き、それに、便乗して飲みに誘い、あわよくば、と考える。でも結局、主導権は後輩にあるようで…。
人物は3歳差リプレイ(シリーズ)と同じ。
両方独身設定の普通の恋愛話です。
最終更新:2022-02-09 09:31:14
5676文字
会話率:54%
とある国で起きる不可解な事件。
捜査、聞き込み、そして迷宮入り……。
これはとある国のとある騎士の隊長が、その難事件に果敢に挑む物語である。
最終更新:2022-01-01 11:43:36
537文字
会話率:45%
お祭り男トージと世話焼き娘リタが、酒のない異世界で大暴れ!
酒さえあれば、ドラゴンだって倒してみせらぁ!
――――――――――――――――――――
酒造会社の若社長トージが、酒蔵まるごと異世界転移!
だが転移先は、なんの因果か「アルコー
ルの存在しない世界」だった!
なぜ酒を造るのか? そこに穀物があるからさ……
異世界の世話焼き村娘リタとの二人三脚で、大好きな酒を造り始めるトージ。
すると、トージはただ酒を造っているだけなのに、
日本酒が、ビールが、焼酎が、ラム酒が、
“勝手に”世界をつくりかえていく!
改善する食糧事情! 増える農地! 活気づく経済! 花咲く文化!
そして、酒の力は玉座に届く!
人類文明を大きく変えた「酒の力」を、異世界を題材に解き明かす。
社会実験系異世界酒造コメディ、どうぞお楽しみください。
※本作は「酒」の存在を肯定的に描写する作品です。お酒や飲酒者に対する強い忌避感を持つ方は、お読みにならないようお願いします。
※作品の展開上、20歳未満の人物が飲酒をする場面が描かれますが、本作は未成年の飲酒を推奨するものではありません。お酒はハタチになってから。
※この作品は、知人が運営する個人掲示板との二重投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 21:00:00
171053文字
会話率:45%
バイト先の上司の咲野さんは、美人で、優しくて、包容力があって、仕事もできる、そんな絵に描いたような大人の女性……なんだけど、どうしてか今日は、ちょっと様子がおかしいみたい。絶賛直撃中な台風のせい、じゃ、ない……よね?
最終更新:2020-09-28 18:00:00
19445文字
会話率:36%
退屈な日常は突然破るのが吉。進まない関係性も突然破るのが吉。
高校生にもなって恋人の一人もできない寂しい女子高生二人が織りなすガール・ミーツ・ガール。いつもだらだらしてる二人はお互いをどう思っているのか。お酒の力は彼女らにとって毒になるか薬
になるか。
*未成年の飲酒はお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 00:40:43
3930文字
会話率:64%
舞台は江戸時代。長屋に住む熊五郎は隣に住む八三が帰ってきていないことを差配(大家)の「ゼンイチ」に伝える。その五日後、大きな物音とともに八三が部屋に帰ってくる。八三をつれてゼンイチの下を訪れる熊五郎。八三は熊五郎とゼンイチにこの数日失踪して
いた内訳を酒の力を借りて話し出す。
深川へ行っていた筈の八三が目覚めたのは不忍池。石造りのビル。走る鉄の箱。地下を行く鉄の大蛇。そして八三を助けた男に連れられて入った鰈屋という店で食べたなんとも不思議な味噌汁状の天竺飯。
男について回る八三は、観音様のお膝下にある湯女屋で足を滑らせ、気が付くと自宅で目を覚ましたという。一部始終を話し終わった頃、八三はすっかり酩酊していた。
ムジナにでも化かされたのだと呆れた熊五郎は言う。それを聞いた八三は視線を宙に泳がせながらつぶやくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 00:00:00
6158文字
会話率:71%