冤罪で剣奴にされ、500戦無敗。
最強の剣奴王となったダリウスは、たった一度のチャンスをとらえ皇帝を弑逆する!
囚われの身となり死を覚悟したダリウスだったが、しかし民衆評議会の思惑で〝圧政から帝国を救った英雄〟として次代の皇帝にされ
てしまう。
剣奴から皇帝になった彼は、名高き宮廷魔術師ロットナーと協力し、税制を改革、治水と物流を改善し、貴族を押さえ、人民への教育を行い、10年で帝国を変えてしまった。
だが、ダリウスにとっては宮殿こそが豪奢な牢獄だった……。
剣奴として10年、皇帝として10年。
名高き皇帝となったダリウスは、悪徳貴族による叛乱を利用してロットナーとともに宮殿から脱出し、20年ぶりの自由を得る!
おっさん二人の気軽なナンパ旅の筈が、なぜか困っている人や子どもばかりを助けることになり!?
剣奴帝ダリウスと賢者ロットナー。
はたして二人は貴族と評議会の追っ手から逃れ、良き伴侶に巡り会い、平穏無事なスローライフへと辿り着けるのか?
不良中年二人組、気ままでトラブルだらけの旅が、いま始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 17:10:00
70765文字
会話率:50%
くたびれたサラリーマン達は、今日もひとときの安らぎと癒しを求めて
夜の街を彷徨い歩く。
よせばいいのに今夜も飲む。はしごして飲む。さらに陽気になったり、
愚痴をこぼしまくったり、テンションあがって歌っちゃったり、
お姉ちゃんを口説きまくった
り、束の間のリラクゼーションタイムを満喫し、酒の力で偽りの幸福感を得る。
しかし、翌朝は一転して“二日酔い”という名の地獄の苦しみを味わう。
「昨夜はあんなに楽しかったのに、なんで!こんなに気持ち悪いんだろう……..」
ミドルエイジーな主人公 常松もそんな翌朝のセリフが板についてしまうほどの哀しきサラリーマン。
会社と上司に対する不満で爆発寸前の常松は、その夜、ガス抜きのため酒に走る。
ひょんなことから初めて入ったスナックは、天国なのか?それとも地獄なのか?
次々に襲いかかる美女たちの波状攻撃をどれだけ耐えることができるのか!
主人公 常松の運命やいかに!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 18:00:00
44673文字
会話率:40%
21世紀の日本でサラリーマンをやっていた俺は、なぜか三国志の世界に転生していた。
その転生(憑依?)先は、なんと孫堅!
孫呉を築いた孫策や孫権の父親であり、あの董卓とも渡り合ったという、最強格の武将だ。
時は孫堅が世に出る前の、西暦171年
。
ここから海賊退治で名を上げた彼は、やがて長沙郡の太守にまで成り上がるのだ。
しかしその後、孫堅は袁術の配下として動く中で、非業の死をとげることになる。
国の威信は大きく衰え、反乱が頻発するような物騒な世界で、はたして俺は生き残れるのか?
いいや、なんとしても生き残って、新たな歴史を作ってやろうじゃないか。
今、孫堅の生き残りを懸けた戦いが、幕を開ける。
※本作は”それゆけ、孫策クン!”のシリーズ物ですが、それぞれ独立したパラレルストーリーです。
前作同様に孫堅の生き残り・成り上がりが主題ですが、董卓の実像にスポットを当てるのが裏テーマとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 14:19:59
202063文字
会話率:35%
塾に宿題に友達付き合い。忙しい小学校生活に疲れた赤木文香は塾の帰り道、一人夜の公園で座り込んでいた。
「こんばんわリトル・レディ。こんな時間にお散歩かね?」
その時出会ったのはいたずらっ子のような笑みを浮かべた背筋の伸びた初老の男。自ら
を「悪い男」と称するその男との出会いは文香の人生の転換点となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-22 20:58:28
18510文字
会話率:31%
ボロボロに疲弊した魂と、その魂を見つけ出し、救った管理者との出逢いのお話。もしくは、ちょい悪オヤジが、萌えに目覚めて色々とぶっ飛んだ話ともいう。
全て思いつきの産物につき、設定とか曖昧です。
最終更新:2017-07-31 00:05:35
4114文字
会話率:25%
美行藩江戸留守居家老の片杉左内は若干18歳で家老に抜擢された切れ者と花のお江戸で大評判。こっそり彼をモデルにした錦絵が爆発的に売れる清楚系和風美男子でもある。しかし、華やかに見える彼の主な職務は、浪費家で女好きの藩主が起こす様々な事件のも
み消し工作であった。眉間にしわを寄せ、職務を全うせんと生真面目に突き進む彼を助けるのは、盟友(?)マッドサイエンティスト「クレージー右京」しかし、彼の助けはますます左内を窮地に追い込むのであった。(実在の人物と同名のキャラクターが出てきますが、もちろん虚像で全く関係ありません)
以下、各章のあらすじなど。
ドリアン騒動:将軍献上予定のドリアンを、忠助忠太郎が食べてしまった。妙な忍者軍団も加わってドリアンを巡っての大騒動が始まる。
春が来た来た美行藩:春になってますます調子に乗る美行藩(みくだりはん)藩主。いきなり混浴をしに町の風呂屋に行きたいとごねだした。もちろん無事に済むはずはなく、小伝馬町からの脱走者が湯屋に立てこもったからさあ大変。
お江戸に炎の雪が降る:今日も今日とて御乱交に忙しい藩主の命が狙われた。事件解決に奔走する左内の前に立ちはだかったのは、芍薬の花の思い出を共有する娘。
黒曜:本作(現時点では)唯一のシリアス。江戸の町に怪異が頻発。それを探っていた左内は、朝顔づくりの名手と出会い意気投合する。ぬばたまの闇が今開く。(本シリーズのなかでは、私が一番好きな話です)
寸白:ゲテモノ好きの遊び人の殿の体内に、寄生虫が。それを退治しに体内に潜入する右京と左内だが。(マクロの決死圏、鳥野式)
大奥暴走編:現在連載中。大奥でなにやら不穏な動きが。大奥の探索を依頼された殿は、頼まれもしないのに自分が女性化して大奥に潜入する。道連れになったいつもの二人だが、大奥には予想もしなかった秘密が隠されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 23:00:00
394321文字
会話率:42%