かつて、彼の名は秋山蓮(あきやま れん)だった。
しかし、もうそれは過去のこと。真の「自分」と呼べるものが、もはや存在するのかさえわからない。
地球では、ただの平凡な学生に過ぎなかった。目立たず、取り柄もなく、繰り返される日常に埋もれ
ていた彼の人生は、ある雨の月曜日に劇的に変わる。
図書館で見つけた謎の書物――その瞬間から彼の世界は崩れ去り、鋭い痛みとともに意識は消え去る。気が付くと、異世界エルセリアの紫色の空の下、三つの月が輝いていた。
新たな名前、「黒鋼暁(くろがね あかつき)」として、彼は「混沌の子」としての運命を背負い、謎めいた女性戦士リサンドラと出会う。
未知の魔物“追跡者”が迫る中、彼の体に宿る「絶対虚無(アブソリュートヴォイド)」の力が目覚める──
これは、平凡な少年が異世界で目覚め、己の正体と宿命に立ち向かう壮大な物語の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 08:23:55
4658文字
会話率:32%
──信仰は本当に人を救えるのか?
昔、彼はそれを疑うことなく信じていた。聖職者として、光の側に立ち、祈り、救い、異端を裁き、「神の意志」を真理として信じていた。
しかし、ある日、彼は信仰が屠刀(ととう)となり、無実の人々を灰に変えていく
のを目の当たりにした。
彼は教会の裏側に潜む闇を見つけ、彼が仕えていた光がすでに汚れていたことに気づいた。彼はすべてを捨て、流浪の身となった。かつての信徒には異端視され、同僚には裏切り者として扱われた。
流浪の途中、彼は呪われた地で一人の少女に出会った——
彼女の体は黒い呪いに覆われ、枯れたような骸のようだった。彼女はすでにこの世界に見捨てられ、彼女自身も生きる希望を捨てていた。
「殺してくれ。」 彼女はそう言い、その銀白色の瞳には一片の欲望もなかった。
彼はただ力なく笑いながら、手を伸ばした。
「聖職者の職務は、人を救うことだ。殺すことではない。」
──これは信仰の導きではなく、彼が選び取るべき唯一の選択だった。
だが、彼が知らないのは、この少女の呪いが世界の闇と深く結びついていることだ。そして、この出会いが彼をさらに激動の道へと導く——
真実を追い、神権に立ち向かい、運命と戦う道。
光が汚れ、信仰が砕けたとき—— 聖職者は、救済の者となり得るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 11:51:08
285688文字
会話率:23%
こんな物語は、
「あたしだけかいっ!」
人間界と妖精の国が分かれた世界。
人間界に降り立つ妖精は、生きるために人間と契約を結んで人間の器を借り、人間は妖精の能力を授けられる奇跡。
その力を授かった人間は"妖人"と呼
ばれ、良くも悪くも人間界に影響を与えた。
人間と妖精、互いの秩序と平和が乱れる時代。
妖人の力で人々を護ろうとする者、人をさらに高めようとする者、妖精と深い絆を結ぼうとする者。
人間界と妖精の国に平和を取り戻したい妖精、自らの運命と戦う妖精、裏切る人間達を許さぬ妖精。
様々な者達の思惑、想い、陰謀がぶつかり合う。
そんな状況の中、妖精の国から人間界へ召喚される事となった、大天才の妖精、レゼン。
妖精の国を統括しているサザンより勅命を受けて、人間界に降り立った。
「妖精の国から不当に、妖精が人間界へ降り立っている」
「これを手引きしている者を調査せよ」
人間界と妖精の国の、両世界のバランスが崩れかけようとする大きな事件。
人間界に降り立ったレゼンは自分の器となる人間を見つけ、その子を"妖人"になってもらおうとするのだが……。ついさっき自殺未遂した子と契約を結ぼうとしているのは、大丈夫なのか!?
始まりから勅命どころじゃないほど、命懸けの妖人生活!
「お前はな!心の底から全てを舐め腐ってんだよ!!」
「どーして……私を……私ばかり!酷いよっ」
表原麻縫はレゼンとの出会いをきっかけに、今日から本気を出して自分を始めていく物語。
彼女は"妖人"、マジカニートゥとなって、戦い生き抜き知っていく。
仲間と出会い、見えぬ敵を知り、目的を見つけ成長を遂げていく。
最後にもう一度。
「あたしだけかいっ!」
毎週日曜日9時に、1パートずつの更新をご予定しています。
(注意)
1話ごとの区切りのところで、自作の挿絵を入れてます。苦手な方はOFFでお願いします。
(注意)
最終パートのあとがき欄に、次回予告の茶番が入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 09:00:00
2068508文字
会話率:47%
アイラ・タルコットは、魔術師を数多く輩出している男爵家の令嬢である。
生まれ持った高い魔力で、魔術学校に首席合格し、魔術師を目指し充実した毎日を送っていた―――はずだった。
いつの間にか歯車が狂い出し、アイラの人生が傾いていく。
周囲の
悪意に心が折れ、自身の部屋に引きこもるようになってしまった。
そしてある日、部屋は炎に包まれる。
薄れゆく意識の中で、アイラに駆け寄る人物がいたが、はっきりと顔は見えずに、そのまま命を落としてしまう。
―――が。
アイラは再び目を覚ました。
「私……私はまだ、魔術学校に入学してはいない……?」
どうやら、三年前に戻ったらしい。
やり直しの機会を与えられたアイラは、魔術師となる道を選ぶことをやめた。
最期のとき、駆け寄ってくれた人物が、騎士の服を身に着けていたことを思い出す。
「決めたわ。私は―――騎士を目指す」
強さを求めて、アイラは騎士となることを決めた。
やがて見習い騎士となるアイラには、様々な出会いと困難が待ち受ける。周囲を巻き込みながら、仲間と共に強く成長していく。
そして、燻っていた火種が燃え上がる。
アイラの命は最初からずっと、狙われ続けていたのだ。
過去に向き合ったアイラは、一つの真実を知った。
「……あなたが、ずっと私を護ってくれていたのですね……」
やり直しの人生で、騎士として自らの運命と戦う少女の物語。
***
この作品は、アルファポリスさまにも投稿しております。最後の方だけ内容が若干異なっていますが、物語の本筋は一緒です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 20:33:52
539032文字
会話率:44%
蜘蛛の妖に取り憑かれた娘、蜜(みつ)。
妖に取り憑かれた刀を持つ侍、鐙(あぶみ)。
呪われた運命と戦う2人の時代劇風ダークファンタジーロマン。
■■■■■
大陽大社を(おおひたいしゃ)を参拝する客をもてなす町、世輪(せわ)町。
小さな旅
籠『矢橋(やはし)屋』の女将として、17歳の蜜は質素に暮らしている。幼少から蜘蛛に取り憑かれている蜜は、その力で妖(あやかし)を倒し、人知れず町を守っていた。
ある日、藤鷹 鐙(ふじたか あぶみ)が矢橋屋を訪れる。鐙は将軍家直属の『祓い役』を務める武家の嫡男だった。祓い役とは、人々の邪気を祓う儀式を行う高等役職である。藤鷹家に代々伝わる儀式用の刀は妖に取り憑かれており、鞘から抜こうとする者の命を奪う。鐙はこの『呪抜刀(じゅばつとう)』に取り憑いた妖を解く方法を探す旅をしていた。
蜜は鐙に妖を祓う力があると見抜き、『大陽様から与えられし力を受け継ぐ者、祓い師』としての訓練をするよう奨める。
祓いの才能を開花させていく過程で、鐙は蜜の隠された秘密に近付いていく。
「貴女に憑いた蜘蛛もきっと祓ってみせます」
自分も普通の娘として生きられるのではないかと、蜜は鐙に淡い期待を寄せる。それはやがて恋へと変わっていく。
しかしその想いは、蜜の中で眠る蜘蛛を呼び起こす餌でもあった……
〈妖とは、若い女のことよ。お前も妾(わらわ)に喰われるがよい〉
■■■■■
2024年2月に開催・終了した個人様企画『イセコイ冒頭ミュージアム』参加作品
企画参加時は、異世界恋愛ジャンルとする予定でしたが、文芸(アクション)に変更しました
1話あたり5,000字以下
不定期更新
長期予定、1年はかかる見通し
挿絵あり。登場人物イラスト、簡易地図、図解等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 21:12:33
59483文字
会話率:47%
一年前にベータ版の抽選に選ばれたプレイヤーだけが遊ぶ事のできた、世界初のVRMMORPG〈ソウルワールド〉。
夏休みが始まった当日、当時ベータプレイヤーとして参加していた高校一年生の壱之蒼は製品版をインストールする。
だが不思議な事に
フルスキャン必須のゲームで作成する彼のアバターは、いつもリアルの冴えない姿ではなく美しい白髪金眼の幼い少女であった。
結局その不具合は製品版でも起きて、蒼は諦めてそのままゲームを開始する事にした。
しかし、ゲームをスタートして次に目を覚ましたらそこは仮想世界ではなく、現実の世界で目の前には幼なじみの水無月ユウがいて。
自分の身体は──ゲームで作成された、少女の姿になっていた。
しかも眠っている間に一週間が経過していて、その間に見知らぬ神殿ができていたり、人々は日常を過ごしながらチョーカー型の冒険用アイテム【ソウルリンク】を利用して異世界に冒険に出掛けるファンタジーライフが当たり前になっていた。
これは白髪の少女に変わってしまった少年が、現代と異世界が混ざり合った世界で自分に課せられた運命と戦うTSファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 17:41:39
126525文字
会話率:31%
人類が作り出したとある生物兵器達がある街に閉じ込められた後の話、彼らは街からの脱出を目指し互いの望みを叶える為に残酷な運命と戦う...のかもしれない。
特撮みたいな喋るアイテムが出たり、ありがちっぽい異能バトルという要素を取り入れながら
少しリアル志向に人間の汚さや命の奪い合いを取り扱おうとしてみた作者の欲望の詰まった連載するつもりの一品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 03:02:41
6149文字
会話率:72%
三姉妹と、一人の少年、そして不遇の少女が運命と戦うお話です。
一〇年前、甲賀を母体とするダイケン薬品は、陰と陽に区別される、『生きた金属』に浸蝕された子供達を世界中から集めた。
ライラ、雪、ミッチェル、三人の幼子達だ。
彼女たちは当時、
研究員だった不動ミサにより、施設から連れ出され、家族として育てられた。しかし、現世にあってはならない生きた金属は、冥界の使い魔を引き寄せる忌まわしい物質であった。身を守るため、彼女たちは魔の殲滅を目的として発生した集団、即ち忍者にならざるを得ない運命を背負う。
陽の金属に侵された彼女たちの悲願は、陰の金属を手に入れ、陽の金属を除去し、普通の人間になること。そうしない限り、彼女たちは魔の影と、特殊能力を発揮する代わりに体熱が上昇するという副作用に脅える生活から抜け出せないからだ。
ある日三人は、彼女たち五行天狗衆の後見人である甲賀から情報を受ける。大阪の電気街に高位の魔が出現するというそれを受け、ライブハウスに潜入。予想通り魔の待ち伏せを受けた三人だが、そこで、蒼瀬瑞穂という高校二年の少年と、謎の少女に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 20:00:00
127564文字
会話率:32%
王二玉という者、コンビニにいく途中で転生した。彼は自分が他の転生者と同じ、勇者として、異世界の冒険を始まると思ったが、彼は妖怪にとして生まれ変わった。
彼は勇者ではなく、正義の味方でもなく、討伐される妖怪だった。
何度に負けても、何度に足を
踏まれても、彼は諦めない。血だらけになって地上から起き上がって、自分が妖怪ではないことを人に証明しようとした。
だが、彼を信用した人はいなかった。
結局彼は何をしても無駄で、彼は妖怪、殺されるべき妖怪だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 12:56:16
166914文字
会話率:17%
ごく普通の小学生だったツカサは、学校に登校しようと家を出た。
家を出てスグに時異世界へ飛ばされてしまう。
転移・転生などを繰り返していくうちに自分の使命を知り運命と戦うことを決意する。
最終更新:2020-11-10 12:00:00
289068文字
会話率:60%
主人公レイナは、貴族学院に通う、婚約者のいるごく普通の令嬢。だったのだが……
突如現れた庶民ヒロインと、親友が、魔導書《乙女ゲー攻略本〜逆転悪役令嬢〜》を手に入れた日。それまでのごく普通の令嬢の生活は一変した。
まるで私が悪役令嬢
になった!?
現実から目を背け、運命を否定するレイナだが、どんどんと迫ってくる断罪イベント最終日。
ようやく、運命と戦う事を決めて立ち向かう。あれよあれよと気付けば、ハッピーエンドに。
(サクッと読めるざまぁ。短編です。破滅フラグ楽しいですよね。むしゃくしゃして書きました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 11:47:44
10280文字
会話率:41%
終末戦争(アポカリプスウォー)が引き金となり、地上は「進化性新生命体(エヴォリューションネオ)」通称「E.N」と呼ばれる怪物で溢れ、人間達は地下へと進出した。そして地下シェルター「内界(インナー)」を守るために配備された部隊、インナーガード
に入隊した姫木アカリは過酷な運命と戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 13:31:10
15735文字
会話率:56%
幼少期から虐待やいじめを受けてきた少女、笹苗名津稀。彼女はある日の深夜、マンホールの穴に吸い込まれる。辿り着いた、元いた世界とそっくりで全く違う"裏世界"で、名津稀はその世界の自分自身、もう1人の自分、ササナエ・ナツキ
と出会った。
彼女と交流する中で"抗う勇気"を知った名津稀は、恐怖から逃げ続けて助けを求める弱い自分を捨て、運命と戦う決意をする。彼女はナツキと仲間たちのチームに入隊し、謎の敵"カゲクイ"との戦いが始まった。
その頃、裏世界のナツキもまた、因縁深い1人の男と再会し、心が揺らいでいて_。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 21:11:39
60867文字
会話率:62%
大きな戦争が終わり、平和に見えた世界。
変化に満ちた激動の一瞬を駆け抜けながら、自らの運命と戦う二人の男の物語。
(制作側の都合により、未完結のうちは投稿後も演出や内容の一部が編集される可能性があります。御了承下さい。)
※この作品は、「
https://novel.daysneo.com/works/3d2994d94cc0b46b6411acc706457092.html」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 22:00:00
3329文字
会話率:19%
ある日食事をしに来た主人公。その最中で起こる火事。主人公の武田翔は命を落とすが、神の使いの鳳凰の願いで異世界転生することに・・・。
彼はその世界で生きる人々のために剣を取り、魔法を駆使して自らの運命と戦う物語。
最終更新:2020-03-06 01:33:28
2544文字
会話率:65%
風岡メグルは声を聞いた。
『君は託された。この世の救済を。願いの救済者としての責を。』
そして飛ばされたのは見知らぬ世界。
『この世界は救いを待っている。』
しかし、メグルはそんなことに興味はなくそんな言葉は聞きもせず、従わない。
彼女は
理解していない。すべては定められた運命なのだから……。
数多の世界を巡り、運命に従い、運命を拒み、運命と戦う物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 21:06:13
92066文字
会話率:41%
魔女と呼ばれるモノが蔓延る絶望的な世界。
そこで迎える仲間達の死。
──仲間達と共に、未来を見たい。
その一心で、バッドエンドを迎える度に時間を逆行させ、同じ時を幾度となく繰り返す青年。
しかし何度やり直しても、必然のように
仲間の死を突きつけられる。
ある時は魔女に殺され──。
またある時は己の手で殺さなければいけない状況に──。
そんな事実にも諦めずに運命と戦う青年が、何十回と繰り返した絶望の果てに掴むモノとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 01:59:09
106756文字
会話率:22%
その少年の背負ったミッションは、大切な人の命を奪うことだった―
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「お前はエージェントとして生きろ」
唐突に告げられた己の運命。
その日から、少年の日常は大きなうねりを上げて
変わり始めた。
いったい、なぜ俺が―
連れてこられた未知の世界。
世界を脅かす危機。
そして徐々に明らかになる真実。
少年は、自分に課された過酷なミッションに悶え苦しむ。
これは、残酷な運命と戦う一人の少年の物語。
※カクヨムでも連載中※
▼Twitterアカウント
@mod_and_child折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 16:00:32
147143文字
会話率:35%
シイナ=ウツセミ 通称:λ(ラムダ)
は、一億の人間を犠牲にした大規模実験、第11次・脳波邂逅演算実験(通称:シケンカン)において、人類初の通過者であった……
見た目は普通の青年と変わらないが、脳波を送受信するという1点のみにおいては他の
生物の追随を許さない
そんな彼が生み出されたのには理由があった
─世界を揺るがす七つの武装─
白燕尾(射程無限の剣)、弧月十三夜(回避不可の弓)、セブンスター(潰える恒星)………etc.
を回収し、世界に平定と安寧もたらすこと
漆黒の半液状型機体:ララ・ブラックを駆使し──シイナは己に架せられた運命と戦う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 21:22:31
16956文字
会話率:23%
九つの神霊が存在する島で、神霊と人が織りなすファンタジー。
お子様お断り。
卑小なワノトギであるヨシュアは、生き残る手段として神官の道を選び、神殿に上がった。その先で彼は少女の姿のままで長い時を生きる眷属ミラルディと出会う。彼女は気に入っ
た神官を食い物にして、今まで暇を潰してきたというが……。
この話は マスカダインクロニクルズ 企画参加作品です。
七話目の疫病から、元のマスカダインとは世界が分かれます。
七話目からは元のマスカダインと同名キャラクターは同名ですが別人になります。
ヨシュアを中心にして展開する群像劇ですが、割と大人関係の男女の話が続きます。
下記のバナーからHPに入れますので、世界観、設定等はご確認ください。
《マスカダインクロニクルズ》
九つの神霊の加護を受けるマスカダイン島。
その島は、五つの地方に分かれ、それぞれには神霊を身体に降ろした器、それに失敗した眷属たちが住む神殿が存在する。
器、眷属、そして神霊の加護を受け、人智を超えた力を持ちながら過酷な運命と戦うワノトギたちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 23:53:17
179674文字
会話率:30%