眉目秀麗、才色兼備。一国のお姫様のような気品すら感じさせる少女、エウレカには絶対にバレてはいけない秘密があった。
エウレカは普通の平民......どころか、ド貧乏だったのだ!
そんなエウレカは、貴族ばかりが通う学園に貴族として入学するこ
とを条件に、特待生として入学していた。
学力や魔法、容姿。すべてが優秀で、学園で一目置かれる存在となったエウレカだったが入学して一年が経った頃、状況が一変する大事件が起こる。
聖女に選ばれた平民の少女、ファティマがこの学園に編入してくることが、決まったのだ。
それによって、学園の高い学費を払うことができていた特待生制度は、エウレカからファティマに移ってしまうことが告げられた。
小さい家族を養うために学園に通い、ゆくゆくは良い職に就こうと考えていたエウレカに降りかかる『退学』の二文字。
そんなエウレカのピンチに現れたのはなんと......王国の第三王子!?
困り果てたところに、救いの手を差し伸べたのはエウレカが暮らす王国の第三王子にして学園の同級生、アシェランだった。
しかし、この第三王子、一筋縄ではいかない。
何故かエウレカの秘密を知っていたアシェランは、ある提案を持ちかける。
それは学費を肩代わりすることを条件に、自分の婚約者になり、ファティマを学園から追い出すことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 20:00:00
13710文字
会話率:37%
趣味もなく世の中の出来事に無関心な高校生、川畑界斗(かわばた かいと)はその日地球人類の文明を滅亡に追いやる災厄、謎の大怪獣の出現を目撃する。
怪獣出現から2日後、身を寄せていた避難所にも怪物が現れ、誰もがパニックとなり逃げ惑う中、川
畑界斗の前にアタッシュケースを持った神を自称する老人が現れる。
老人は告げる。あの怪獣の名はジムクベルトであり、その正体は神ですら殺せない高次元の存在たる超上位種であると。
ジムクベルトを倒すことはできないが追い出すことはできると……
そして神を自称する老人は川畑界斗にアビリティーユニットGX-A03と呼ばれるマルチウエポン。地球から異世界へと旅立っていった転生者、転移者、召喚者から能力を奪うツールを手渡す。
ジムクベルトが地球に出現したのは地球から数多の異世界へと多くの者が転生者、転移者、召喚者として渡ったために次元に亀裂が生じたのが原因らしい。
だから、次元の亀裂を生み出している元凶である転生者・転移者・召喚者から能力を奪い、殺す事で次元の亀裂が修復しジムクベルトを地球から追い出すことができるのだと言う。
地球を救うために彼らを殺さないといけないやり方に川畑界斗は嫌悪感を示すがアビリティーユニットを手に取り、転生者・転移者・召喚者らから能力を奪い殺してまわる旅をすることを承諾する。
そんな川畑界斗を神を自称する老人は異世界転生とも転移とも召喚とも違う「地球救済」という目的、使命を持って数多の異世界を巡る「異世界渡航者」と呼んだ。
しかし川畑界斗は聞き逃さなかった。
なぜ使命感や正義感に満ちあふれた者でなく、そんな物は持ち合わせていない無趣味で世間に無関心な自分なのか?と問うた時の返答。その後に小さく言った言葉。
「そのほうが駒として扱いやすい」という言葉を……
だから誓った。神を自称するこの老人は信用しきれない、信用しきってはいけない。都合のいい駒になどなってたまるか!と
こうして神を自称する存在に不審を抱きながらも川畑界斗は異世界へと旅立つ。
これはそんな数多の異世界を巡る異世界渡航者、川畑界斗の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 23:39:38
2239906文字
会話率:32%
どうにかして継母を追い出さなければ!
改めて決意をしたヴェルヘルミーナに舞い込んだのは、突然の結婚話だった。
「金勘定しか出来ない無能」と罵られ、デビュタントどころかお茶会にすら行かせてもらえない。
そんな私が、結婚!?
だけどこれは
好機かもしれない。
セドリックの後ろ盾となってもらい、継母を追い出す!
それが叶うのであれば、お相手が好色爺だろうが、私の立ち位置が後妻だろうが、何でも良いわ。
私の弟のために、力とお金を使って下さるなら、あなたの妻になりましょう!
※本作は、少しのミステリー要素を含んだ恋愛小説です。
恋愛小説すら読む暇がなく家のために学び、働き続けて十八歳を迎えたヴェルヘルミーナが、たくさんの愛を知り、多くの人の手を借りて継母を追い出そう奮闘します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 17:04:37
75538文字
会話率:45%
ともに大学生である流文字読真〈闘書士〉と字通真秀〈封書士〉。読真と真秀は、まだまだ嚙み合わない『闘封』ではあるが、必死に力を合わせて異生物に立ち向かう。
現代日本を襲う異生物と『闘封書』で戦う二人の物語。
闘書士・封書士は、異生物と闘い封殺
することのできる者たちの事を言う。
異生物とは、この世界とは違う次元世界が何かのきっかけで重なってしまったとき、別次元から現れる生物の総称だ。異生物は何をしても「死なない」。人々は古来からこの異生物に悩まされてきた。そして「闘封書」が編み出された。
「書」を以て異生物と闘い、弱らせる役目の「闘書士」。
「書」を以て異生物を封じ、この次元世界から追い出す役目の「封書士」。
この二つの役割の書士たちが、異生物の退治を担ってきているのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 22:35:39
126769文字
会話率:41%
貧窮した伯爵家の令嬢であるアメリアは、貴族学園の学費の援助と引き換えに、公爵家の妻になった。
初夜に日に、「お前を愛する事はない」と冷たくいわれ。部屋を追い出された。
更に、毎日、暴言を吐かれ。
「無一文で放り出すから今のうちに何か手
に職でもつけておけ」と言われたアメリアは手に職をつけようと奮闘するが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:17:26
3834文字
会話率:59%
伯爵家の総領娘アリシアを追い出すことに成功した従姉妹のスザンナ、
次に、養子縁組、アリシアの元婚約者と婚約を結びたいと考えていたが、
嵐の日に、伯爵家にメアリーがやって来る。
伯爵、義弟、アリシアの元婚約者までもが、メアリーに夢中になる
。
自分の居場所を奪われ、ドレス、宝石が、おねだりによって、次々と奪われていく。
ならば、お茶会をして、メアリーと仲良くしようとしたが、事件が起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:33:32
4779文字
会話率:46%
南別中学校男子バスケットボール部に入学した沢村は、夢の実現に必要だった、プロで活躍できる才能を持つバスケットマンである在野と愛川に出会う。しかし夢の実現には、どちらかがいればよかった。
沢村は、ピュアシューターである在野を選び、天才的な
バスケットマンである愛川をバスケ部から追い出すことに決めた。
退部を賭けた3対3の試合が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:54:22
73753文字
会話率:24%
碇二亜《イカリニア》は人間が嫌いだった。
笑っているだけで何となく進む日常も嫌いで、媚びを売れば何とかなってしまっていた歪な職場も嫌いで、喧嘩が絶えない家族も嫌いだった。
そんな彼女の唯一の趣味が、乙女ゲームの悪役令嬢が主人公を苛め
る所を見る事。
悪役令嬢が主人公をいびる部分だけゆっくりと堪能し、主人公が恋をしそうになったら未読スキップボタンを押し、選択肢はなるべく主人公が誰ともくっつかないように操作し、万が一悪役令嬢が痛い目を見るようになったらプレイをやめるなんていうプレイで、日常の憂さを払っていた。
とある日曜日、朝から酒を飲みそんな事をしていた彼女は、母と父の喧嘩の声が聞こえプレイ中のゲームを止め、仲裁に入る。
唯一大好きだった母に教えられた紅茶、そのティーカップが父によって割られていく居間で、彼女は凶刃に走ろうとする母を止めに入ろうと、鋭利な破片を拾い自分の首元に当てブラフで二人の冷静さを取り戻させようとするが、酒に酔っていたのもあり転んだ拍子に結果として自害してしまう。
目が覚めると、そこはプレイを止めたままだった乙女ゲームの世界。
悪役令嬢の記憶を持ったまま、先の展開も知らぬまま、彼女は『レイジニア』として紅茶のカップをゲームの主人公『ウェヌ』の前で持っている状態だった。
勢いのまま主人公を部屋から追い出すが、すぐにいつも自分のしていた事を思い出す。
――彼女にとってのバッドエンドは何だろうか。
全部のフラグを折ったなら、彼女は不幸になる。
その勘を信じ、彼女はウェヌに言い寄る男性の好意を壊す事を決意する。
『もし魔物に襲われる所を救われるならば私が代わりに魔物を倒せばいい』
『もし執事に慕われるならば執事の失態を見せつけてやればいい』
そんな事をした結果、彼女自身がウェヌに好かれる事も知らず、レイジニアは奔走を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:49:38
279084文字
会話率:31%
俺、リギル・ユレイナスは転生者だ
妹であるヴェラ・ユレイナスを虐めて家から追い出す諸悪の根源……て、こんな可愛い妹いじめられるわけないし、もしかしてこの妹、前世での俺の妹なのでは…!?
しかも妹がヒロイン…!?
鬱ルートしかないで有名で
ヤンデレが人気の乙女ゲームに転生した兄妹の(主に兄の)異世界奮闘記折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 03:25:03
479485文字
会話率:35%
時田時夫は仕事からの帰宅途中、聖女として異世界に召喚される女子高生の近くにいたため、巻き込まれて一緒に異世界に飛ばされてしまった。
その上でその召喚に力を貸した女神のミスで、聖女の力は女子高生では無く時夫の方に付与されてしまった。
そんな事
とは知らずに時夫を不要なものと追い出す王室と神殿。
そんな時夫を匿ってくれたのは女神の依代となる女神官であった。
帰りたいと願う時夫に女神がチート能力を授けてくれるというので、色々有耶無耶になりつつ時夫は異世界に残留することに。
しかし、そのチート能力も時夫が望んだようなものとは少し違う様な……。
活躍したいけど、面倒臭いのは嫌だし、危険なのも勘弁してほしいので、ちょっとだけ頑張ってそこそこ周りから褒め称えられて尊敬されつつ、厄介ごとは回避する感じの都合の良いスローライフを目指して頑張れ時夫。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 23:53:11
400024文字
会話率:29%
最近ローファンタジージャンルのランキングでジャンル詐欺が横行しているらしい。
ジャンル詐欺をなくすには「感想で指摘して作者本人にやめさせる」「なろう運営にシステムを変えてもらう」「規約を変えてペナルティを与えるようにする」とか、色々な案はあ
るだろう。
でもね、単純に一番効果があるのは「読者が、詐欺してないローファン作品にバンバン評価ブクマして、いい作品をランキングに押し上げ、詐欺作品をランキングから追い出す」ことだと思う。ローファンジャンル全体のポイントが上がれば、詐欺作品はランキングに入りにくくなって詐欺の意味がなくなり詐欺をやめるだろうから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 15:00:40
5666文字
会話率:0%
ある日突然異世界に転生してしまった冷静でマイペースな他人と関わりたくない主人公は動物が好きで拾った動物は全員獣人で追い出すわけにもいかず、仕方なく主従関係を決め、それ以外の関係にならないことを約束させるが、主人公が獣人の一人に恋をしてしまう
。そして気づいたら主人公の周りに色んな人が集まっており一つの国が出来上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 00:00:00
3001文字
会話率:33%
冒険者基準法第二十条『本人の同意なしにパーティーメンバーを追放することはできない』
「追放不可? だったら力ずくで『脱退申請書』を書かせればいいじゃない」
異世界召喚されたアラフォーのおっさん羽倉は謎のスキル『嫌われ者特効』のせいで
捨てられてしまう。
異世界で生き残るには働かなければならない。ヤケクソで王都の嫌われ者にして最強の女槍術士の追放を請け負ったところ、スキルのおかげで完勝し『脱退』させることに成功。
「追放されるような奴って嫌われてるよね? じゃあ俺、追放者にはめっぽう強いのでは?」
屈伏させた女槍術士をメイドに任命し、追放代行サービス事務所を立ち上げ、数々のパーティーの厄介者を追い出す日々が始まった。
追放する側も大変です……
※タイトルオチではなくエンディングまでストーリーを用意しています。各章の要素が最終章に絡む予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 08:44:28
38150文字
会話率:50%
「オギャア、オギャア!」
朝日が昇る頃、長く苦しい時間をへて、私は心待ちにしていた愛しい娘の声を聞いた。
愛する旦那様が部屋に訪れた。
喜んでもらえると思っていたのに、彼は娘の姿を見て「やっぱり……」と言葉を残して出ていってしまった。
彼が再度訪れたのは一週間後。
「それは俺の子じゃない」と、親子鑑定書を私に突きつけた。
何を言っているの?
この子は正真正銘、貴方の子なのに?
彼は話しも聞かず、私を屋敷から追い出した。
そして、私を追い出すよう命令された専属侍女から、「私、妊娠しているの。旦那様の子よ」と告げられた。
愛し、愛されて結婚したのに、彼は私を裏切っていた……。
途方にくれる私だったが、顔を真っ赤にして泣く娘を見て「私が守らなきゃ」と立ち上がった。
不実な男なんか、こっちから捨ててやる!
この子は私が立派に育てるわ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
プロローグ+43話+エピローグの全45話です。
執筆は完了していますので、手直しが終わり次第順次投稿致します。
アルファポリスでも投稿しています。
設定はゆるいです。
楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 21:10:00
143940文字
会話率:41%
「……町長が、直々に話を持ってきたのだ。エミル。お前に……竜の一族に、嫁入りするように、と」
かつて鬼と人が争っていたオーガスト聖国。
その小さな町の片隅に、鬼の末裔であるオーガスト家は暮らしていた。中でも、鬼の先祖返りであり強い力を
持つ少女エミルは、その長身と特徴的な赤い髪もあって人々に石を投げられるような毎日。味方をしてくれるのはいつだって、両親と血を分けた弟カミルのみであった。
そんなエミルが十六歳の時、隣国の竜の一族への政略結婚の話が持ち上がる。北の大国に対抗する目的と、町長が体よくエミルを町から追い出す口実を作るためだった。
家族のため、己でも誰かに役立てる存在だと信じるため、エミルは政略結婚を受け入れる決意をする。
しかし悲壮な決意とは真逆に、嫁いだドラゴニスト家で待っていたのは優しい花婿と温かい家族で……。エミルは徐々に夫、オスカーを心から愛するようになる。
鬼の花嫁、エミルは知らなかった。
竜の王子オスカーの秘密と、その悲しい運命を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 19:00:00
105053文字
会話率:41%
「あたくしの名前は、イリーナ・マルティウス!ゴドウィン・マルティウス伯爵の娘よ!……復讐したい相手がいるの。あいつら……シュレイン・コーストと、アガサ・ナイラの命をあんたにあげるわ。その代わりあたくしの時間を戻して頂戴。あの日……アガサがあ
たくしの屋敷にやってくる、まさにその日に!」
婚約者シュレインとメイドのアガサに裏切られ、伯爵家を追い出された令嬢イリーナ。
必ずや復讐してやると誓った彼女は、悪魔の力によって三年前まで時を遡ることに成功する。
まずはアガサを追い出すべく、あの手この手の嫌がらせを繰り返し、彼らの企みを阻止しようとするイリーナだったが。
この時の彼女は気づいていなかった。自らの愚かな選択と、己の身勝手さを死ぬほど悔いる時が来ようとは。
逆行した悪役令嬢が真実を知り、改心するまで。これはそんなある世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 20:00:00
126455文字
会話率:32%
不登校の高校生である天戸愛理(アマコ アイリ)は、気づけば見知らぬ森の中で、宙に浮かぶ自分の愛しのドールと対峙していた。
アイリは最初手放しで感動したものの、あまりに自分の中のキャラと違う言動をするドールに怒り、「お前は誰だ」と怒鳴りつける
。
ドールの中には偉そうな精霊が入り込んでおり、アイリは愛しのドールから精霊を追い出すため、異世界「バスピリトス」で代用になる「精霊の器」の完成を目指すことになる。
これは、傷ついた子どもが再び前を向くための物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 14:03:34
20079文字
会話率:46%
’私’は、若くして有能なネゴシエイター。
毎日犯罪現場の最前線に立っていた私に現れた才能それは、「軍師の才」。
饒舌な語り口、巧みな心理戦、犯行場所を知り尽くしたロジカルな逮捕劇。
私はその才で検挙率ナンバーワンの一目置かれる存在となっ
ていた。
とある日、私はバスジャック事件に巻き込まれ、犯人を拘束する際射殺されてしまう。
死んだと思った矢先目覚めると白い空間と謎の声の存在によって、いよいよ違う世界に飛ばされた。
私が目が覚めると、バッドエンド小説「愛のかけらをあつめて」の悪女(アメリア・マーズ)に転生。
だが、この体の持ち主は7日前に湖に落ちて昏睡状態の末、溺死ではなく不適切な医療行為による心不全で死亡。原因の犯人は、それぞれの責任を放棄した屋敷の者全員。
その中でも一番暴力的な兄(ダンケルク・マーズ)が突然自室へ押しかけ、目覚めたばかりの私を出会い頭に殴り飛ばされるのだった。
その衝撃でこのアメリアの記憶を得た’私’は、この突然の危機的状況を得意の心理戦で雄弁に回避、周囲を巻き込み兄を追い出すことに成功する。
私は彼女の無念のためアクシデントを起こした医療部隊の追及を図るが、小説の主人公妹「トワイライト」の差し金によって邪魔されてしまう。
情報を得るための金策集めが必要だと思った私は、唯一の侍女である「フロリー」の父を「成金異国商人」に仕立て上げ、見事金策に成功する。
次々と問題解決を図る私に、周囲も、断罪されて殺された相手「暴君騎士」にも激愛されてしまうのだが、私は構わず我が道を進んでアメリアの死の復讐と、闇深い「マーズ家の真相」に迫っていく!
今日も悪女の「軍師の才」が光る時、(さぁ、私の饒舌スタートだ!)
✴︎トリック好き、一話完結(なるべく)で時間がない方にもおすすめな作品です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 14:05:54
78283文字
会話率:20%
【3/15ビーズログ文庫より二巻発売! 詳しくは活動報告にて】
「この私が!恋に溺れて!卒業パーティーの場で!君に冤罪を吹っかけて!国から追い出すと!?」
前世の記憶がよみがえり、今世が乙女ゲームの世界に似ていること、自分の婚約者が攻略
対象であることに気がついた十歳のピアは、婚約者ルーファスに穏便な婚約解消を願い出るが、洗いざらい吐かされて、怒りを買う。
「ピア、七年後私が君の予言通り婚約破棄をするかどうか、賭けようじゃないか?」
「ひいいいい!」
前世の不遇と乙ゲーの立ち位置のせいですっかり弱気MAXなピアを、辣腕ルーファスが未然に危険を遠ざけて、ガッツリ囲い込み溺愛する話。シリアスゼロ、ストレスゼロ。全12話+番外編。
【2020年4月、絶賛ラジオ朗読中!こちらも詳しくは活動報告にて】
【FLOS COMIC、ニコニコ静画にてコミカライズ好評連載中】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 17:00:00
128145文字
会話率:55%
※第一章完にて打ち切りです。
発展途上で未だ田舎でしかない町セントラルス。
その町の冒険者ギルドに併設された酒場で、誰を真似たのか、プリスは毎日酒をちびちびと呑む。
年に何度か治療術を使うだけで生活できるのでのんびりしたものだ。
他にやることと言ったら、子供が紛れ込んだら追い出すことくらい。
たまには自ら先陣に立つこともあるのかも知れないけれど。
※「ギルドの新人教育係(自称)」のラストから13年後。
※アルファポリスに重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 00:00:00
224630文字
会話率:47%
自宅の部屋に引きこもって10年が経過した主人公の駿(すぐる)は、ゲーム三昧の怠惰な生活を送っていた。昼夜は逆転し、深夜のコンビニで買い漁ったジュースやスナック菓子でぶくぶくと肥え太って、10代の頃のスリムな体型は見る影もなかった。
そん
な毎日の繰り返しの中で、日課となっていることがあった。
それは世界を空想すること―――目を瞑って、眠りに落ちるまえに頭のなかで自由な世界を思い描く。もともとは現実の嫌な思考を追い出すために始めたことだったのだが……それがいつしか、空想した世界は鮮やかな色に染まり、駿が唯一輝ける場所となっていた。
空想世界での駿は、魔法を操る『殺し屋』であり、世界の創造主でもある。
現実の人物を空想世界の住人に投影し、チート級の能力『修正』を駆使して10年以上(引きこもりの年数と同じ)冒険しているのだが……。
サキュバスの少女を拾ってからこっち、現実と空想世界で小さな変化が起こり始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 18:35:38
100117文字
会話率:38%
幼い頃から、とある非人道的な実験施設で生活する一人の少年がいた。少年は繰り返される非人道的な実験によって身も心もボロボロになっていた。ある日、その少年がすることになったのは転生魔法に関する実験。この実験は、自分の人格を別の人間の体に移植させ
るというものだった。実験の結果、少年は新しい体を手に入れることに成功したが、完全に実験が成功していなかったのか、新しい体の元の人格を追い出すことに失敗していた。更に、新しい体の元の人格は最悪な性格で嫌われ者だった。モルモットだった少年はこれからどうなってしまうのか。
二重人格の少年が主人公の、ファンタジーな世界の学園を舞台にしたシリアスよりのドタバタなヒューマンドラマです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 18:23:01
438648文字
会話率:48%