趣味もなく世の中の出来事に無関心な高校生、川畑界斗(かわばた かいと)はその日地球人類の文明を滅亡に追いやる災厄、謎の大怪獣の出現を目撃する。
怪獣出現から2日後、身を寄せていた避難所にも怪物が現れ、誰もがパニックとなり逃げ惑う中、川
畑界斗の前にアタッシュケースを持った神を自称する老人が現れる。
老人は告げる。あの怪獣の名はジムクベルトであり、その正体は神ですら殺せない高次元の存在たる超上位種であると。
ジムクベルトを倒すことはできないが追い出すことはできると……
そして神を自称する老人は川畑界斗にアビリティーユニットGX-A03と呼ばれるマルチウエポン。地球から異世界へと旅立っていった転生者、転移者、召喚者から能力を奪うツールを手渡す。
ジムクベルトが地球に出現したのは地球から数多の異世界へと多くの者が転生者、転移者、召喚者として渡ったために次元に亀裂が生じたのが原因らしい。
だから、次元の亀裂を生み出している元凶である転生者・転移者・召喚者から能力を奪い、殺す事で次元の亀裂が修復しジムクベルトを地球から追い出すことができるのだと言う。
地球を救うために彼らを殺さないといけないやり方に川畑界斗は嫌悪感を示すがアビリティーユニットを手に取り、転生者・転移者・召喚者らから能力を奪い殺してまわる旅をすることを承諾する。
そんな川畑界斗を神を自称する老人は異世界転生とも転移とも召喚とも違う「地球救済」という目的、使命を持って数多の異世界を巡る「異世界渡航者」と呼んだ。
しかし川畑界斗は聞き逃さなかった。
なぜ使命感や正義感に満ちあふれた者でなく、そんな物は持ち合わせていない無趣味で世間に無関心な自分なのか?と問うた時の返答。その後に小さく言った言葉。
「そのほうが駒として扱いやすい」という言葉を……
だから誓った。神を自称するこの老人は信用しきれない、信用しきってはいけない。都合のいい駒になどなってたまるか!と
こうして神を自称する存在に不審を抱きながらも川畑界斗は異世界へと旅立つ。
これはそんな数多の異世界を巡る異世界渡航者、川畑界斗の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 23:39:38
2239906文字
会話率:32%
時代背景は、邪馬台国が誕生した頃からヤマト王権が誕生する頃まで。主人公は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮の付近で生まれた双子の男子。生まれてまもなく、乳飲み子の状態で弟が海洋系の種族にさらわれ、兄弟が別々の人生を送ることになる。兄は成長して、物部
氏族の一員として頭角を表し、弟は息長氏族の一員として頭角を表した。
北部九州では倭国大乱が収まり、卑弥呼が女王として邪馬台国を率いた頃、弟は息長氏族として、卑弥呼の手下として務めるようになった。兄は、父親が所有していた水田で稲作に従事していた。父親は生口と言って、養っている人達(身分的には奴隷)に農作業をさせていた。その父親の手伝いをしていた。ある年、気候変動があって農作物が不作になり、父親は千葉県香取市の香取神宮付近から祈祷師を連れてきた。中臣氏族です。そこで、その祈祷師の倅と兄は仲良くなり、お互いに通じ合うようになった。兄が成人したころ、気候変動により大洪水に見舞われ、物部氏族の水田が全滅になった。そこで、物部氏族は西へと移動する。その時、中臣氏族も移動。災害の少ない土地を求めた。そして、たどり着いたのが畿内でした。
双子の兄弟は、卑弥呼が亡くなり、邪馬台国が弱体する中で、ドラマチックに出会う。そして、邪馬台国に変わる政権、ヤマト王権の土台作りをすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:13:24
25968文字
会話率:75%
秋の歴史2023参加作品です。
倭国大乱、小国王余波の物語。
最終更新:2023-10-11 00:00:00
2161文字
会話率:22%
倭国大乱。 豫国(架空の四国)で巫女の見習いをしていた少女ナルは、春迎えの夜、倭国王子の使節団と遭遇する。彼らは、倭国の大乱を治めるため、東の超大国である豫国の巫女を求めてきたのだった。
滅びつつある国々の中、少女達の運命はどこにたどり
着くのか。
※物語開始は西暦190年頃を舞台にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
391729文字
会話率:37%
イズツやクマソとの大戦を経て、人々の信頼を得、諸国連合というかたちの新しき世づくりを目指すトヨの一行。
人心を不安に陥れるもののけ討伐に立ち上がる。
その後、オオヤマトへ向かう途中、孤立無援のムラを救うための戦いを始める。
戦う若者たちの、
それぞれの想いとは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 22:31:02
109621文字
会話率:39%
イズツ国との戦いを終え、それぞれが思い描く理想のクニづくりを目指すトヨとタケノヒコは、その想いを新しい素材である鉄に託し、先進地域であるチクシ大島を訪れた。
しかし、各国の思惑が入り乱れ次々と戦いに巻き込まれていく。
そんな中で新しい仲間と
の出会いや、人々の信頼を得て、諸国連合という「新しい世」づくりの機運を高めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 21:26:59
171859文字
会話率:43%
時は二世紀の終わり。
倭国の中原にある大国オオヤマトの王子タケノヒコは、優れた巫女であるというトヨと会うためアナトノ国を訪れた。
そこで見るトヨは、清明な光をまとって敵の大軍を押し返す不思議な力を持つ少女だった。
トヨは、やがて出会う仲間
たちとともに様々な戦いを経て、倭国を統べる女王として君臨する。
強き黄金色の国 前編では、そのはじまりの物語を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 22:31:49
100677文字
会話率:45%
邪馬台国の卑弥呼をモチーフにした空想歴史大河小説。現在の北九州を邪馬台国に比定し、周囲の国々並びに韓半島国家との外交・戦争を描く。
倭国大乱の時代。ヒメミコの父はアサの地より立ち、倭国の統一を目指してヤマト王を名乗る。隣国のヒタ王と共に倭
国統一に乗り出したヤマト王は、新参のサガ王の勧めでマツラ国に侵攻するが戦場に斃れてしまう。
遺された幼いヒメミコは女王として立つことを決意。ヒタ王と共に、亡き父王の遺志である倭国統一を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 10:53:01
135507文字
会話率:100%
211年の日本の北九州。
花畑へと山菜を取りに来た村娘の沙耶は歴戦の戦士を思わせる風変わりな四十代後半の男『大成』と出会う。
彼がここから出会い、戦っていく物語は誰にも語られない物語。
これは大成が誰なのかを知り、多くの人物
たちが命を賭して未来を創る物語。
倭国大乱と呼ばれる戦いが始まる。
大成「俺は大成だ!倭人大成だ!」
命を飲み込み、立ち向かうは過去の罪と未来への戦い!
歴史アクション戦記!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 00:52:06
20050文字
会話率:28%
これは古(いにしえ)より続く物語。
未だ物語は半ばなれど、1度は振り返ってみよう。
混沌とした世の中から集団が生まれ、集団同士の争いに発展する。
倭国大乱とは何だったのか。古事記をベースに独自の世界観を展開していきます。
まずは、倭国
の統一までの流れを記載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 12:00:00
139536文字
会話率:47%
―我(わぁ)は、モモ、猿、雉と共に鬼退治に行った
ツクシにあったナ国に、皇帝から金印が授かって間もない頃。金印をナ国に授けたアヤの国の東の辺境であるラクロウ郡に、キビの国からの使者がやって来る。名はイヌカイタケル。
彼は倭国大乱の顛末をラ
クロウ郡太守オウマイに語った。
後に犬と呼ばれるイヌカイタケルは、4年前はコムクリと名乗っていた。
生まれ故郷のヤマトの国に帰った彼は、男装の女性イサゼリノモモカヒメと出会い、8匹の鬼を退治するべく彼女の下で、却邪の剣を振るい、自らも鬼となって戦いに身を投じる事になった。
*一世紀ごろの古代日本を舞台としていますが、史実とは異なるファンタジーです
作者の知識はインターネットで見る程度です、ご容赦願えればと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 03:08:56
62312文字
会話率:24%