「これは……お義母様たちからの“ご褒美”ですね!?」
「違うと思うよ、ジネット」
社交界で『成金令嬢』と呼ばれるジネットは、父が事故で行方不明になった途端、義母と義妹に家を追い出された。
喜んで家から出たジネットは、まず自分のせいで「身
売りした」と笑われ続けた婚約者を解放するため、伯爵家に乗り込んでいく。
だが、
「私を婚約破棄してください!」
と持ちかけると、なんだか彼の様子がおかしい。
「――悪いけれど、何が何でも君のことを逃すつもりはない。これからは全力で愛を囁いていこう」
「えっ」
一方、義母と義妹は知らなかった。
ジネットが実は「逆境」を「ご褒美」に変換してしまう、超前向きメンタルを持っていることを。
そのせいで実家のみならず、この国の商人たちからアイドルのごとく崇められていることを。
これは超鈍感&全然めげない成金令嬢が、紳士の仮面を脱ぎ捨て激しく溺愛してくるようになった腹黒婚約者と、ふたりで明るくたくましく商売しながら幸せになっていくラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:00:00
186007文字
会話率:42%
※書籍版、緊急で重版がかかりました! 応援、ありがとうございました!
(下のバナーイラストが表紙のデザインと同じです!)
※リンク先の「MAGNET MACROLINK」様のWEBページでも、少し先行して掲載しています。
ふとした事がき
っかけで三百年前と現代を自由に行き来できる能力を身につけた俺は、これを利用して金儲けを実践、そこそこ財産を蓄える事に成功した。ある日、過去の世界で河原に集められ、泣いている五人の少女たちを見かけた。彼女らを率いている男に事情を尋ねると、全員これから「身売り」される女の子だと言うではないか。俺は思わず叫んだ。
「この娘たち、俺がまとめて面倒見ますっ!」
※評価やブクマ登録、感想を頂けますとヒロイン一同と共に大変喜びますm(_ _)m。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 22:31:12
1047235文字
会話率:30%
※「第6回ネット小説大賞」で二次選考通過、最終選考に残りました!
『身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!』『異世界結婚相談所 』は一次選考同時通過です。応援、ありがとうございましたm(_ _)m。
時を遡ること三百年、阿東藩新町通り、
通称『食い物通り』には、美しい三姉妹が切り盛りする料理屋『前田美海店』が存在した。他では食べることのできない珍しい料理が次々とお品書きに追加されていき、後に『天女御膳屋』と称されるほど評判になったこの店の食材や調理法(レシピ)は、実は現代、平成の世から時空を超え、密かに運ばれ、伝えられたものだった――。
※当時としては珍しい食材の他、B級グルメも数多く登場する予定です。
※「身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!」のスピンオフ作品ですが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
※評価や感想を頂けますと大変励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 14:42:13
62045文字
会話率:33%
八代将軍吉宗の治世、元文元年夏。
仙人が住むという阿東藩において、一人の美しい少女が、両親から学んだ仙術を使って困っている人々の力になりたいと立ち上がった。
三百年後と江戸時代を自由に行き来できる時空間移動装置『ラプター』を駆使した、天女見
習いの奮闘が今、始まる――。
※『身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!』のスピンオフ作品ですが、こちらから先に読んでいただいても大丈夫です。
※この作品は、「MAGNET MACROLINK」様でも掲載しています。
※評価やブクマ登録、感想を頂けますとヒロイン一同と共に大変喜びますm(_ _)m。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 23:46:58
54796文字
会話率:34%
人体実験という名目で奴隷を買いに来たクアンは、まるで自身の過去を鏡に映したような少女と出会った。
クアンの持論がツラツラと並べられた物語。
最終更新:2024-03-04 18:23:48
4070文字
会話率:53%
「誓っただろう、永久とわの愛を。もう忘れてしまった?」
「そんなことはないわ。でも、来世のことまで私にはわからないもの。私はきっと、……あなたの事を覚えていない」
創生の神リュピテルと魂の契約を結んだ聖女は、深く愛し合い来世の約束を交
わして転生を繰り替えす。リュピテルだけが転生後も記憶と能力を持って転生した。少年レイジェルとして生まれ変わった彼は、同じく遅れて転生した聖女に足しげく会いに行き、こよなく慈しむ。今生もまた結ばれて生涯愛し合うだろうと確信を持っていた。
一方では父である国王から虐待を受ける日々だった。ある時国王の逆鱗に触れたレイジェルは殺されかける。その際に神の記憶と能力を失う。虐待はエスカレートしついには奴隷にされ、商人に身売りされてしまう。穢れた身で聖女に会うことを諦め、陰から見守るようになる。
隠していた聖女親子の所在が国王の知るところとなり、激高した国王に聖女の母親を殺害され、幼い聖女まで手にかけようとしていた。レイジェルは聖女を救うべく国王を殺す。振り返れば聖女の姿は消えていた。
数年後王都で再会した聖女は記憶を失い男装の騎士となっていた。任務に励む彼女を、レイジェルは陰ながら見守り、彼女が危機に直面する度に助ける。
狂おしいほどの切ないラブファンタジー。
※なお、この作品は数年前に投稿した『月の雫は永遠に……』のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 07:10:04
183033文字
会話率:33%
レメユニール王国第一王女ノツィーリアは、父王から『身売りして金を稼げ』というおぞましい命令をくだされた。父や義母そして異母妹の贅沢三昧のせいで財政が逼迫しているためである。
ノツィーリアの母は世界を魅了した踊り子だった。強引に父王に召し上げ
られ、王妃に毒殺されるまでは平和に暮らしていた。母の死後に始まった、異母妹やメイドたちによるいじめ。
亡き母の言葉に励まされては苦境に耐える日々を送る中、父王がさらに金を稼ぐためにノツィーリアの夜伽の様子を魔道具で撮影して人々に公開すると言い出す。客に汚される姿を不特定多数の人に見られるという屈辱に、ノツィーリアは自害の衝動に駆られるほどに苦しむのだった――。
◇腹違いの妹とメイドに虐げられている孤独な姫が、王の命令で身売りさせられるところを冷徹皇帝に救い出される話です。※ベリーズカフェ、アルファポリスでも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 20:09:02
50452文字
会話率:34%
ざっとお話。主人公は平々凡々。姉は印刷業で優秀。弟は生物学の博士帽。
最終更新:2024-01-22 21:33:32
4001文字
会話率:45%
過労死寸前だった聖女ノイシャは身売りに出された。ノイシャを買った身請け人・リュナン若き次期公爵はノイシャに結婚契約書を提示する。
「毎朝見送り時の3分だけ『らぶらぶ夫婦』を演じてほしい」
「それ以外の時間は……?」
「好きにぐーたらしてく
れて構わないぞ」
「やっほーい!!」
使用人らに溺愛され、夢の『ぐーたら生活』へマイペースに邁進していくノイシャ。だけど今までの蓄積された過労ゆえ、すぐ倒れてしまう彼女に、生真面目なリュナンは心配しっぱなしで……?
言われるがまま働くことしか知らず、喜び方すら不器用な少女は、あたたかいご飯を知る。抱っこを知る。アイスを知る。『ジャージ』を作る。デートを知る。自分の価値を知る。そして生真面目すぎるイケメン次期公爵と少しずつ仲を深めていきながら、結婚契約書の内容を更新していく。そんな幸せいっぱいの話です。
※1日2回更新予定。ひとまず1ヶ月で完結させます。
※ハッピーエンドをお約束。
※真面目なリュナンが身請けした理由は4話にて。
※ノイシャとリュナン、交互の視点で進んでいきます(3:1くらい)
※R15は念のため。ゆる設定。
※カクヨムでも連載中。
※無断転載禁止。朗読動画を無断配信することもおやめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 19:40:52
148563文字
会話率:43%
お酒大好き聖女アイルは格安で身売りされた。嫁ぎ先は『怪物伯』と悪名高い美丈夫ユーリウス=フェルマン天空伯。ドラゴンに乗せられ、空に浮かぶ天空城に連れられたアイルを待ち構えていたのは……まさかの王宮顔負けの手作りスイーツ天国⁉
「さあ、好き
なだけ食べてくれ、俺のお嫁さん!」
「私、甘い物は好きではないんだけど」
「えっ……」
露天風呂アリ。最強ちびっこメイド&執事アリ。
料理上手な旦那ユーリウスからの重たい愛情アリ。
なんやかんや至れり尽くせりの新生活を楽しむアイルだが、かつて自分を捨てた勇者と再会したり、皇帝から「側妃にならないか」と誘われたりするにも、色々と事情があって……。
これは、訳あって趣味(お酒)に全力な聖女アイルが、(健康的な範囲で)全てを受け入れてくれるユーリウスと、楽しくおいしい記憶をたくさん作っていく物語です。
■ユーリウスの背景は3話にて。
■アイルとユーリウス、交互の視点で進んでいきます(4:1くらい)
■R15は念のため。ゆる設定。
■無断転載禁止。朗読動画を無断配信することもおやめください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 21:03:52
91363文字
会話率:40%
聖女アイルはささいなミスから格安の値段で身売りされることになった。
そのお相手は悪名高い『貧乏怪物伯』ユーリウス。
なかば誘拐されるように連れて行かれた先は……まさかの空の上!?
しかも大量の手作りスイーツの前に、意外とイケメンだったユー
リウスが嬉しそうに言う。
「好きなだけ食べてくれ――俺のお嫁さん」
ユーリウスの少しずれた歓迎にしるしに、翻弄されっぱなしのアイル。
だけど次第に絆され、一緒におしごとしながら溺愛されていくお話です。
※飲酒描写があるためR15指定にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:11:12
13040文字
会話率:37%
「お前は何も悪くはない。だが、爵位も剥奪された。お前を養うことはもうできない。このまま身売りをするよりはマシだろう……」
号泣する父であり、元ベラスケス公爵を見て、私は唇をかみしめる。確かに私はまだ19歳になったばかりで、もちろん未婚。身売
りすることになれば、高値で取引されるだろうと、容姿と美貌を見て自分でも分かる。
政治ゲームで父は負けた。ライバルであるドルレアン公爵は、父にやってもいない横領の罪をなすりつけ、国王陛下も王太子もそれを信じてしまった。しかもドルレアン公爵の娘カロリーナと私は、王太子の婚約者の座を巡り、熾烈な争いを繰り広げてきた。親同士が政治ゲームで争う一方で、娘同士も恋の火花を散らしてきたわけだ。
でも最初から勝敗は決まっていた。だってカロリーナはヒロインで、私は悪役令嬢なのだから。
え……。
え、何、悪役令嬢って? 今、私は何かとんでもないことを思い出そうとしている気がする。
だが、馬車に押し込まれ、扉が閉じられる。「もたもたしていると、ドルレアン公爵の手の者がやってくる」「で、でも、お父様」「パトリシア、元気でな。愛しているよ」「お、お父様―っ!」その瞬間、ものすごいスピードで馬車が走り出した。
だが、激しい馬車の揺れに必死に耐えながら、自分が何者であるか思い出したパトリシア・デ・ラ・ベラスケスを待ち受ける運命は、実に数奇で奇妙なものだった――。
まさか・どうして・なんでの連続に立ち向かうパトリシア。
こんな相手にときめいている場合じゃないと分かっても、ドキドキが止まらない。
でも最後にはハッピーエンドが待っています!
パトリシアが経験した数奇な運命を、読者の皆様も一緒に体験してみませんか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:00:00
594861文字
会話率:24%
――悪女と名高いルナマリア・アプリコットが、婚約者だった第二王子を魔法で焼き殺してしまったらしい。
錬金術師のジーンは、そんなとんでもないニュースが国中を駆け巡っているなんて全く知らずに平和な日々を過ごしていた。というのも、二十歳の若さ
で自分の工房を構える彼は、賢者と呼ばれるほど優秀な錬金術師だが、過去の経緯から人との関わりを避けて生活していたのだ。
ある日、ジーンは数名の錬金術師とともに領主の館に呼び出され、第二王子を焼き殺した悪女ルナマリアの現状について説明される。なんと彼女は魔法毒による呪いを受けて髪色がくすみ、目も見えない状態らしい。王家への慰謝料を支払うために身売りをさせたいが、それにはまず呪いを解かなければ話にならないとのことだった。
そんな状況でも気丈に振る舞うルナマリアを見たジーンは、思わず名乗り出る。
「僕が貴女を、買い取ります」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:00:00
20575文字
会話率:44%
お見合いをして婚約した少年・蒼屋キョウ。相手は裕福な年上の女性・喜多村マキナだった。
『身売り婚』──多額の負債を解消する手段として希少な男子に許された返済方法。それは公然と横行する悪習だが、一方で社会を回して、生活を、世界を守っていた。
女性主導で回る社会で、保護・優遇されはすれど自由は無く、あまりに無力な男子の行く末はどこへ向かうのか?
少年キョウが婚約を機に、女性に出会い、女性に囲まれて生活していく中で苦悩・奮闘する日常系ヒューマンドラマです(笑)
転移・転生ものではないので、あべこべ・貞操逆転の王道「モテモテでウハウハ展開」とはかけ離れています。いかにもの展開は期待できませんので、あしからず。(それでも一夫多妻はあるんです、よね)
✳️煮詰まる……議論が尽くされた状態。
『カクヨム』様でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 01:09:57
382758文字
会話率:57%
サウザンクレイン皇国の数ある貴族の一つであるグレンヴィル侯爵家の長男として生まれた“ヒューゴ”には、壮絶な過去……いや、人生があった。
実は、彼は死ぬたびに決まって十四歳の同じ日に戻ってしまうのだ。
しかも、毎回家族の誰かによって殺
されて。
それでも、物心ついた頃から家族に愛されたこともない彼は、ひたすらに家族の愛情を求め続けた。家族の一員として認めてもらいたかった。
でも……そんな彼の想いは、六回目の人生の最後の時を迎えてようやく悟る。
家族の愛情など……所詮は幻想でしかないのだと。
だから彼は誓った。
もし、また同じように十四歳のあの日に戻ることになったのなら、その時は。
――全てをコワシテヤル、と。
そして、ヒューゴは七回目の人生を歩み出す。
今度は、家族への愛情など捨て去ったまま。
そんな壊れてしまったヒューゴは復讐を果たすため、皇室に次いで最も権力を持つウッドストック大公家に自身を身売りした。
その先で出逢ったのは――“怪物”と噂される人間とヴァンパイアの混血の令嬢、“メルトレーザ”だった。
これは、六回の人生で絶望した男が、七回目の人生でついに幸せをつかむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:00:00
530130文字
会話率:49%
【魅了】の力を生まれ持った子爵令嬢レティシアは、安定した生活を目指して、将来は教会に認められる聖女になるために努力の日々を送ってきた。
しかし、一家の大黒柱であった兄が任務中に行方知れずとなったために、借金のカタに身柄を売られかねない困窮に
陥る。
兄が戻るまで、どうにか持ちこたえなくてはと悩むレティシアに差し出されたのは、兄の古い友人だという侯爵家嫡男アルベールの手であった。
「レティシア嬢、私と結婚してほしい」
聖女となるには清い身でいなくてはならない。なのに、結婚!?
身売りよりも、兄が戻るまでのかりそめの婚約の方がいいとアルベールの手を取ったレティシアに彼は告げる。
「君の兄が戻るまでに、本気で君を口説き落とすよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 21:00:00
139822文字
会話率:35%
「身売り寸前の私は皿洗いします。」の番外編です。
乙女ゲームの別ルートを書いてみました。
あらすじ→ある日、唐突にマリアは自分が異世界に転生していることに気づき、家族から売られる寸前であることに気づく。これといった対処も思いつかないマリアは
後妻ではなく元商人の男爵家の嫡男に嫁ぐことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 23:28:08
5683文字
会話率:19%
ある日、唐突にマリアは自分が異世界に転生していることに気づき、家族から売られる寸前であることに気づく。マリアは逃げるために、王宮で皿洗いの仕事をする事にしたのだった。
最終更新:2023-09-03 09:32:46
16986文字
会話率:25%
母が私に呪いをかけた。
「アラーラ。貴方は一切喋らないで。せめて結婚するまではおとなしくしていなさい」
それは私が十歳の時だった。
両親が死に、代わりに領主代行を務めていたアラーラはずっと言葉と行動を封じられ、陰気な女だと言われていた
。
だが突然結婚すると決めた兄によって商人の家に嫁がされてしまう。持参金どころか、商人の家からは金を貰うというその結婚は、案の定歓迎されていなくて――。
ひたすらポジティブな元令嬢が幸せになるはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 13:05:01
17984文字
会話率:26%
親の命令で身売りなどをさせられていた名前もない子供が助けられていく物語の予定です…
ちょくちょくボーイズラブ要素がありますがそっち方面に持っていく気はございませんので悪しからず
最終更新:2023-05-17 07:00:00
5522文字
会話率:58%
ほんわか天然な吸血鬼公爵と、同じくほんわか天然な嫁の、この上なく幸せほのぼの吸血ハートフル新婚ラブコメディ。
貧乏男爵家の長女ラリサは、弟妹達のために働き口を探していた。そんな時、偶然出会った国王からとある仕事を持ち掛けられる。それは辺境に
住む吸血鬼公爵の花嫁……という名の生贄だった。家族のため大金と引き換えに身売りを決めたラリサは、そのまま公爵の花嫁として辺境に送られる。ラリサを出迎えた公爵は、ラリサが自分の花嫁だと聞くと仰天し、急いで花嫁を迎える準備に奔走するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 04:00:00
60000文字
会話率:54%
お礼参りに訪れた際の事である。
得体の知れない何かに襲われかけた。逃げ場はない。
それを助けてくれたのは貴方様だった。
『で、お前何してくれんの? 身売りでもすっか?』
中々に強烈な出会い。暴帝との出会い。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
昨日の後書きに書いたネタです。
ついつい捗り、こうなりました。
昨日出てきた子と飆靡様の出会いだと良いですね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 07:26:39
1326文字
会話率:49%
王立学園に通うぽやぽや下級貴族のイルザは、ある日実家が借金で破産寸前、破産回避のために年齢差四倍の富豪に身売り同然で後妻に入らないといけない危機に直面する。
「年齢差四倍はない。そうだ、惚れ薬を適当にお金持ちな人にかけて借金肩代わりしても
らおう」
唯一の特技の魔法薬調合で惚れ薬をつくったイルザは、早速金持ちを見繕おうとしたら、それをうっかりとクールなことで有名な第二王子のクリストハルトにかけてしまった。
「私なんかが第二王子のお嫁さんなんて無理ぃー!!」
「そんなこと言わないでおくれ、私のバラ、私の小鳥」
「あなた普段のクールをどこで落としてきたんですかぁー!?」
惚れ薬の効力が切れるまでなんとか逃げ切ろうとするイルザと、クールキャラがすっかりとぶっ壊れてしまったクリストハルトが、必死で追いかけっこをする。
*カクヨム・サイトにて先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 07:00:00
101721文字
会話率:45%
不景気によって豊かな暮らしから離れざるを得なくなってしまったプシュケ家の長男フェアラートは、腹の中にいる妹と両親を助けるために、自分の身を売ることを提案する。両親は渋々了承し、彼は売りに出された。身売りのための車に乗るが彼は一向に売り飛ばさ
れる気配がない。そんなある日、彼はのちの親友、ホッフヌングに出会う。ひと目見て二人は運命めいたものを感じ、お互いのそばを離れなくなった。そうして少しの間を車で過ごすうちに、彼らはリューゲと名乗る女性にまとめて買われることになる。
リューゲは自らに子供がいないこと、彼ら二人に自分の子供となってほしいことを告げ、彼らはそれに素直に従うことを約束する。リューゲの友人であるという女性の息子、エフティーアを加えた彼ら三人はまるで兄弟のように親しい仲となった。四人は小さな小屋で数年を過ごしたのち、荒れ果てたある土地に足を踏み入れる。十数年前の大戦で壊滅的な被害を受け、国王を含む皇族や国民すべてが火の海に包まれたという没落した王国、スキアである。彼らはそこで、王国の繁栄時に皇族に嫌われ地下に軟禁状態であったため一命をとりとめたという王女、モナクシアに出会った。彼女は当初、四人を警戒していたがフェアラート、ホッフヌング、エフティーアが同年代であるということもあり、次第に心を開いていく。そしてついには、大戦後誰も足を踏み入れなかったというスキアの王宮の扉を開き、新たな国をこの地に拓くと決意するのであった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-03-07 18:06:59
2505文字
会話率:38%
明治維新。口減らしのため身売りされ、舞妓ちゃんを目指すことになった胡桃。
置屋におる姐さんら、綺麗なおべべ着とるさかい立派に見えるけど、中身足りひんし考える力あらへんの。そやさかい芸だけやのうて春を売っとる――そらもう遊女やえ。いっぺん下の
世話してもうたら、飼われることしかできひん。
そうならへんためには芸と教養の両方が必要やと気付き試行錯誤する。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/937878折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 08:00:00
9332文字
会話率:28%