みなさんは「京ことば」についてどのようなイメージをお持ちですか?
はんなりしていて上品?
遠まわしに嫌味を言うようで怖い?
昔ながらの伝統がある?
古めかしくて難解そう?
最終更新:2023-04-27 18:17:34
2151文字
会話率:14%
明治維新。口減らしのため身売りされ、舞妓ちゃんを目指すことになった胡桃。
置屋におる姐さんら、綺麗なおべべ着とるさかい立派に見えるけど、中身足りひんし考える力あらへんの。そやさかい芸だけやのうて春を売っとる――そらもう遊女やえ。いっぺん下の
世話してもうたら、飼われることしかできひん。
そうならへんためには芸と教養の両方が必要やと気付き試行錯誤する。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/937878折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 08:00:00
9332文字
会話率:28%
H29/6/24 異世界転移/異世界転生日間ランキング1位まで上昇しました。
H29/6/30 ルシアのセリフを一部改稿させてもらいました。
H29/9/30 第二回ツギクル小説大賞 大賞受賞決定!! 書籍化します
H29/12/9 ツギク
ルブックス様より第一巻発売中!!
※書籍化に伴いサブタイトルの改題を行っています。
(サブタイトル旧題:~転生ゲーマーの異世界最強マイホーム建設日記~)
新人社畜だった村上創(むらかみ・つくる)が転生した先は、死んだ原因となったゲームである『クリエイト・ワールド』と同じ世界だった。
ラスボス攻略前に死んだゲーム世界に転生した創は、狐耳の京ことばを喋る美少女であるルシアと出会い、自分の持つ『ビルダー』という、あらゆるものを作り出す職業が、魔王に忌み嫌われる職業だと知り、魔王軍に見つからないように、ゲームの出発点である最初の小屋でまったりとルシアと共に暮らす事に決めた。
食料自給のために周辺で魔物を狩ったり、開墾したり、水路を作ったり、小屋の周辺を『ビルダー』の能力を使い開発しつつ、街を追放された天外孤独な境涯のルシアとイチャラブ生活を楽しんでいく。
そのうち、駆け落ちして死にかけていたフェンリルとヘルハウンドのカップルが、同居人として増えていったり、得体のしれない卵から孵ったコカトリスのひよこなど、色々仲間も加わって、創の家は日々進化していくことなる。
これは、異世界に転生した男が作った異世界最強の我が家建設によって起きた世界の再構築を描いた物語である。
※ 登場人物の方言は正確な方言ではありませんので、あしからずご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 12:00:00
395278文字
会話率:41%
私は二年ほど前に定年を迎え、とりたてて何をするでもなく日々をついやしている。費やすというと惰性でいきているようだが、実際にこれという目標がないのだから、敢えてそう言うことにしている。
そんな私の唯一の努めは、定期的に通院することだ。初期の
糖尿病は我慢できるとして、痛めた膝は我慢できないので、強情を張らずに通院していた。
ある日、電車を降りたはいいがバスは発車したばかり。一時間ほど時間つぶしを余儀なくされた。
フラフラ足を向けた商店街は、いつの間にか櫛の歯が欠けたようにシャッターを下ろしていて、駅前の呑み屋街も、二つのうちの片方はすべて閉鎖。もう片方も半分ちかくが閉鎖されていた。寂しい町になってしまったとがっかりしていたら、一枚の貼紙が目についた。注連縄が張ってある門口に、『成人病対策 遺伝療法』とだけ書かれていた。
翌週、またしてもバスに乗り遅れた私は、そこで治療を受けることになった。
その効果は驚くほど早くあらわれ、ほどなく全快してしまったのだが、治療には副作用があった。そのせいで、厄介なできごとにまきこまれてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 18:59:17
85243文字
会話率:37%