赤ずきんは、布の被せたバスケットの中に、バゲットと葡萄酒を入れて、おばあさんの元へ買い物に行ったんだとか。
そして、赤ずきんは、寝込むおばあさんに向かってこう言った。
「おばあさん、おばあさん。なんでおばあさんはそんなに口がそんなに大き
いの?」
その言葉を最後に、赤ずきんは食べられた。胃液で半身は火傷跡の様に爛れ、髪の毛は溶かされ生えてこない。
待つのは死、のみである。
もしも、この赤ずきんの少女の物語に、狩人が存在しなかったら。
赤ずきんは、隠し持っていたペーパーナイフで、自らオオカミの腹を掻っ切った。
女を捨て、醜い身体を噛み締めながら。
「憎いっ……憎い、何も出来ない私が憎いっっ!!お前を殺して、殺して、ぶっ殺して!!私も死ぬっ!」
そんな、純血に血濡れたとある少女の物語。
白色の終焉の森に囲まれて、雪降る大地に産まれ堕ちたは大罪人。何人たりとも、彼らの鎖は阻めない。何方共々死を望む、その名は、ヴェルギリウス。
又の名を、童話殺しのスレイヤー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:00:00
167248文字
会話率:33%
歴史知識がほとんどない非正規労働者の女性が、戦国武将北条氏康の娘、結(ゆい)に転生して二十年あまり…嫁ぎ先である今川家の没落という危機を乗り越えた彼女は、北条家の庇護下でストレスフリーな日々を送っていた。
「放っておいても徳川家康が天下統一
してくれるだろうし、親兄弟のお世話になってのんびり過ごそうっと♪」
しかし再び訪れる数々の危機…。
「え?家康殿を頼る?…今にも滅亡しそうなのに?」
結は、そして夫の氏真(うじざね)は、手を携えて戦国の荒波に挑んでいく。
※拙作「転生したら北条氏康の四女だった件~ところで北条氏康って誰ですか?~」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:00:00
75280文字
会話率:37%
「戦国時代に転生⁉でも北条って聞いたことないし、徳川家康も見当たらないし…もしかしてパラレルワールド?」歴史知識がほとんどない女性が、聞き覚えのない大大名の娘、結(ゆい)に転生してしまった。何不自由ない暮らしに名門への嫁入り。一生安泰かと思
いきや…。「え、義父様ってもしかして今川義元?桶狭間で死ぬ?」「松平元信殿が改名した?徳川家康?」あれよあれよと転落人生!結はかつての優雅な生活を取り戻せるのか?それ以前に生き残れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 23:50:00
659092文字
会話率:40%
これは、有ったかも知れないし無かったかも知れないが、多分無かったであろう日本近現代史の一ページ。
平成2年(西暦1990年)、バブル崩壊。時を同じくして、東西ドイツの統一、ソ連崩壊と、国際秩序の激動までもが日本を襲い、国会は混乱の坩堝(
るつぼ)へと叩き落とされる。
こうした中、不透明な国会審議を経て、二つの法案が可決される。地方自治体に行政権限の大部分を移譲する『超・地方分権促進法』と、警察機関以外の自衛組織に武器の所持、使用を認める『自主治安維持支援法』である。
表向き地方自治と治安向上を目的として制定されたこれらの法律により、地方自治体は徴税を含む行政サービスを一手に引き受ける事となり、同時に、民間人が武器を保有する事が日常化する。その結果、日本全国で様々な利権、係争案件を巡って、自治体や法人、武装組織による衝突が常態化。
――後に『第二次戦国時代』と称される混迷の時代の到来である。
時は流れ、詠録3年(西暦2021年)。各地の境界線は行政区分に過ぎないものとなり、様々な権力体が複数の都道府県にまたがって統治を担う、群雄割拠の体を成していた。
その中にあって関東地方に仮初(かりそめ)の安寧をもたらしていたのが大企業による『三強連合』――甲信の実権を握る『武田建設』、首都圏の胃袋を担う『北条フーズ』、東海地方でファッション・ラグジュアリーの総合プロデュースを展開する『IMAGAWA』の相互支援協定である。
これにより、三社の統治下における衣食住の心配はほぼ不要となり、市民は比較的安全で豊かな生活を謳歌していた。
5月19日、『桶狭間インシデント』と命名された重大事故によって、『IMAGAWA』のCEOである今川義元と重役多数がこの世を去るまでは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 03:04:38
8889文字
会話率:50%
この世界には魔法というものが存在する。
それは人智を超える異能力で、1人1属性に特化している。
主に人間が使える魔法属性は火、水、風、土、雷の5属性。
しかし、中にはそうでないものもいる。
5属性以外の魔法属性を希代属性と言っ
た。
光や闇、聖属性などもこの希代属性に含まれる。
魔法は珍しければ珍しいほど高く評価される。
皇族が扱う魔法は5属性に該当しないからこそ高く評価されるし、属性が珍しい人ほど出世もしやすいのが魔法帝国。
魔法に重きを置いたこの国の人間が、自身の扱える魔法属性を知るのは早6歳の時。
6歳の誕生日に魔塔へ向かい、魔法士が水晶を使って対象の扱える属性を調べる。
希代属性が崇め讃えられるならば、反対に忌み嫌われるものもある。
それは、魔法を使えない人間だ。
もちろん滅多に現れることはない。
属性を調べる際、大抵は水晶がその魔法属性を象徴する色へと変化する。
火なら赤、水なら青と言ったふうに、水晶がその色に染まれば染まるほど濃ければ濃いほど魔法の素質を持っていることが分かる。
また、魔力の強さと魔法の素質は、血筋が大きく関係していると言われている。
そして皇族は、大抵が1つの属性に限られている中、2つや3つの属性を自在に操り、闘いや国のために扱う。
雲一つ上の存在だからこそ反逆を起こそうと言う思いなど微塵も湧かない。
そんな強者が揃う国にとある皇女が生まれた。
その皇女の母は、エステルを産んでから程なくして亡くなった。
元々体が強い方ではなく、死は想定されていたことであった。
皇帝には何人も愛人がおり、それは合法とされている。
その愛人との間に産まれた子供の1人がエステルだった。
エステルは物心ついた時から乳母以外と話したことはなく、姉や皇帝からも相手にされることはなかった。
だがエステルの悲劇はそれだけでは終わらなかった。
エステルが6歳を迎えた日、魔法属性を調べてもらった。
結果はもちろん良いものだろうと、誰もが思っていた。
しかし、水晶の色はどれだけ待っても変わることはなかった。
それからだった。
今まで優しく接してくれていた乳母が豹変し始めたのは。
姉がすれ違うたびに役立たずだ無能だと言ってくるようになったのは。
皇帝にいらない存在だと言われるようになったのは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:00:00
63507文字
会話率:37%
「我が宿敵!! あなたに、私の夫となる権利をあげるわ!!」
一人の女が赤面しながら男を指差し言う。
そう、王国騎士『マルクエン・クライス』は、敵対していた魔剣士の女『ラミッタ・ピラ』にプロポーズを受けのだ。
最終更新:2025-05-16 04:05:34
271100文字
会話率:56%
気づいたら異世界、しかも赤ちゃん!?
チートすぎる魔力と、鋭すぎる頭脳を持て余しながら、
異世界でのんびり(?)第二の人生が始まる。
最終更新:2025-05-16 02:01:42
75444文字
会話率:28%
sevensの話と俺と幼馴染の青春日和を混ぜました
キーワード:
最終更新:2025-05-16 01:51:29
1373文字
会話率:85%
この世界には、光と闇、星と深淵が共鳴し、互いに均衡を保ちながら存在していた。しかし、その均衡が崩れ始めた時、世界の運命は静かに揺れ動き始める。
かつて栄華を誇った王国は滅び、瓦礫と化した大地には、忘れ去られた歴史と封印された力が眠っている。
その中に現れたのは、星の力を宿す青年。彼の右手には、世界を調律する力「星天魔法」の痕跡が残されていた。だが、彼はその力をまだ完全には扱えず、迷いの中で己の役割を探し続ける。
そして、深淵の力を抱く少女。世界に隠された秘密と、滅びの可能性を知る彼女は、表向きは明るく振る舞いながらも、胸に別の目的を秘めている。やがて、星と深淵、決して交わらぬはずの二つの力が交錯したとき、世界はひとつの選択を迫られる。
星と深淵—交わることなき力を抱えた二人の旅路は、世界の均衡を揺るがす。
調和を望むか、破滅を選ぶか。運命の選択が、すべてを決する。
いま、星の暴走を止めるための戦いが始まる—。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:59:25
23033文字
会話率:18%
「ダンジョン × 素材集め × 生産職人」
生産職人と歩むダンジョン攻略!
戦えない仲間のために素材を集めていたら、気づけば最強に──!?
風の精霊に愛された少年ハルは、ある日命を落とし、気づけば赤ん坊にタイムリープ。
今世では、風の加護
をその身に宿す“特別な存在”になったけれど……
本人が夢中なのは、チート能力じゃなくて拾い物と素材集め!
草むらに光るきのこ、ダンジョンの奥に眠る鉱石——
ちょっとドジで心優しいハルが、仲間の職人たちと一緒に“とんでも魔道具”を生み出していく!
今日もハルは進化するポシェットと共に、ダンジョンの奥へと潜っていく!
これは、戦うだけじゃないダンジョン攻略。
拾って、集めて、繋いでいく。
優しさと魔法の素材で描かれる、生産系冒険ファンタジー!
この物語は、いくつかの物語と世界観を共有していますが、本作単体でもお楽しみいただけます。
どの物語から読んでも問題なく楽しめますが、全て読むと、より深く世界のつながりを感じられるかもしれません!
⚫︎ 異世界で手仕事職人はじめました! 〜創術屋ツムギのスローライフ〜
https://ncode.syosetu.com/n3980kc/
⚫︎ハルの素材収集冒険記・序章 出会いの工房
https://ncode.syosetu.com/N4259KI/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:55:14
95108文字
会話率:34%
北条直孝が、受験日に前原優子(雪女)と出会い。添い遂げる話。
直孝は、受験に失敗するが、第二希望の自動車科に合格を果たす。
自動車科で、イジメを受けて。引き篭もりになり。静岡の田舎に飛ばされる。
祖父と祖母の温かな見守りの中で、田舎に慣れ
親しんだ矢先に、祖母が他界した。
母親の孝子は、憔悴しきった権蔵爺さんをホームに入れて、直孝を川崎に連れ戻すつもりだった。
直孝は、1年の猶予を貰い、権蔵爺さんを世話しながら、軽トラを改造した。
タイムマシーンを作って、過去へ行き。
自分の人生と、祖母の珠江を病院へ連れてゆく、一心でタイムマシーンを、完成させたのだが。
異世界へ飛んでしまった。
異世界のバレバレーの村で、小さな土地を買い。
簡易的なプレハブ小屋を、地球から運び。暇な獣人達と組み立てて。
『小さな映画館を作った』
100円で、2週間レンタルして。バレバレーの住人から銀貨を頂いた。
映画館の売店で、ビールを売り。
紙が貴重な世界で、トイレットペーパーを販売した。
やがて、異世界のお金は貯まったが、叔父の貯金が尽きかけて。
異世界の果物を、関税も検疫も通さずに、日本に持ち込んだ。
『ハル・ベリー』と名付けて。
長野の山奥に有る、二つ星レストランに送った。
カカオの実程の大きさで、縦長の真っ赤な果実。糖度が30を超えていて、甘い香りがする。
世界のグルメがこれを食べに集まった。
もう一つの事業に、異世界老人ホームを作った。
影村会長の提案で、引退した議員を異世界に招待した。
老人ホームは、気前良くスタートして。老人達の懐が、怪しくなるとサービスを減らした。
地球の家族は、伸び伸びと羽根を伸ばし。それぞれで、失踪届を出した。
突然、雪山で死体が見つかり。遺族には、保険が下りた。
全てが、影村会長の立案だが。
影村会長は、獣人をペットのように扱い。気に入らなくなったら、殺害していた。
直孝は、5匹目の獣人が殺害されて、関東影虎組と戦争を起こした。
それはそれは、静かな戦争で。エルフの力を借りて、影虎組の本部を影村会長ごと爆破させた。
影村の後釜に座ったのが、朝熊と言う男だ。
朝熊は、直孝に100億の融資を願い出た。
担保として、愛人との間に出来た、前原優子を差し出した。銀幕のスターだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:54:28
50585文字
会話率:24%
赤石保の罪状が決まり。
情状酌量の余地なしで、死刑と確定した。
被害者は、先川晴美。当時19歳で、加害者の赤石保とは、同級生でる。
赤石保には、軽度の知的障害が有り。
高校生の時に、虐めにあい。右手の自由を失っている過去がある。
黒田
久が、サッカー部の部室で。赤石保に対して、イジメを行い、ストーブの上に有ったヤカンをひっくり返して、右手と、胸に大きな火傷を負っている。
その事件以来、右手の自由は無くなり。
当時、サッカー部のマネージャーをしていた、先川晴美が、時々赤石保の面倒を見ていたらしい。
火傷した、赤石に何度も水をかけて、助けたのも彼女だ。
赤石は、火傷をして3日間、生死をさまよい。
右手の自由は無くなったが、生きて帰ってきた。
その後、黒田一家は引っ越しをして、黒田久は行方不明となっている。
和歌山の人里離れたキャンプ場で、事件が起きた。
キャンプ場の防犯カメラには、赤石と先川しか映っておらず。
二人が同時に入り、血だらけの赤石だけが写り込んでいる。
赤石は、キャンプ場の山から降りて、電波がギリギリ使える場所で、救急車を呼んだ。
警察は、先川晴美殺害の犯人として、赤石を逮捕して。取り調べを開始。
弁護士は、障害者として、情状酌量を求めたが。
裁判中に、赤石が無罪を訴えて。
裁判が2年に延び、情状酌量は消えた。
さらに、先川晴美は、首の刺し傷が致命傷の即死と判断されたが。
先川晴美の胸には、32カ所の裂傷が見られた。
猟奇的にも見えるが、ナイフも持参している。
計画的とみなされて、残虐非道から死刑が言い渡された。
2028年の大晦日に、青山和也が自首してきた。
「僕が、先川晴美を殺害したかもしれない」
自称ゲーマー。SNSを駆使して、ゲームの契約を取り。投げ銭やグッズ販売で、生活をしている。23歳のオタクだ。
2029年の夜明けは、渡瀬佑と清盛先輩にとって、最悪のスタートとなった。
2029年1月5日、一人の女性が神戸の明石署の門を潜った。
「私が、先川晴美さんを、殺したかもしれません」
橙野茜26歳が現れた。
彼女は、ゲーム・ストレンジャーと言うチームにぞくしていて。自他ともに、認められているゲーマーです。
彼女が言うには、電波の入らない寂れた旅館に集められて。「新作のゲームをしていた」そうです。
アリバイの立証は難しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:48:03
10274文字
会話率:20%
狭川哲也が、祖父の遺産を相続して、借金をする。
菅原涼介も、身を隠すために、キャンプ場を選んだ。
剣崎春は、菅原涼介に振り向いて欲しかっただけで。
小野田楓は、キャンピングカーで、春介くんの追っかけをしている、ファンの一人。
赤城瞳も、狭川
の隣に引っ越して来た、春介ファンの一人。
狭川と楓が、恋に落ちて。
瞳は、生気を失う。
春は、キャンプ場から逃亡して。
キャンプ場が閉鎖された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 23:22:15
2624文字
会話率:23%
聖アンナ暦元年 月読月 1日。
10歳になったルシア・エヴァは、故郷の村を離れ、海沿いの崖の上に建つ神殿で聖女見習いとしての生活を始める。
白いローブを身につけ、祈りの修行に励む日々。
ルシアは、同じ日に神殿にやってきた、燃えるような赤毛
の少女・フレイアと出会う。
初めはライバル意識を燃やす二人だったが、厳しい修行を通して、互いに支え合い、友情を深めていく。
魔法の練習、神殿の行事、初めての祈り…。
ルシアは、様々な経験を通して、聖女見習いとして、そして一人の少女として成長していく。
やがて、18歳になったルシアは、聖女に指名される。
国民の期待を背負い、祈りを捧げる日々が始まる。
だが、聖女の道は、決して平坦ではない。
ルシアは、嫉妬、陰謀、そして世界の危機に直面する。
それでも、ルシアは、祈りの力を信じ、人々のために尽くす。
フレイアをはじめとする仲間たちの支えを受けながら、ルシアは聖女としての使命を果たしていく。
そして、25歳になったルシアは、後進に道を譲り、静かに神殿を去る。
フレイアと共に、新たな人生を歩み始めるルシア。
二人は、愛と希望を胸に、未来へ向かって進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:10:00
157420文字
会話率:23%
「9月23日、私たちがこの世を去る日に出会いました。1つの悲劇、3つの絡み合った運命。緑の葉は秋の赤に変わりました。永遠の秋の下で私たち全員が団結しますように。」
『蛇山・ティ・ドゥオン』は長野市の路上で雨の中、『緋村 千秋』と出会った。千
秋は、自分の創造主が悪魔の絵に取り憑かれていたため、アンモリ村から逃げてきたと彼女に話した。 彼女は千秋が鬼を倒すのを手伝うために、常秋に覆われた村に来ることにした。クラスメイトの『金森 月子』とともに、3人は謎の村の調査を開始した。
でも、到着すると、彼らはこの村で多くの奇妙な出来事が起こっていることに気づきました。 彼らはこの村から逃げられないことに気づき、すべてがゆっくりと狂気へと陥っていった。 手遅れになる前に、彼らはこの村の暗い秘密を発見できるでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:09:17
15091文字
会話率:41%
生まれ変わっても自分はモブだろう。
そんな男が死後生まれ変わった先は頭の中に勇者と魔王が住み着く赤ん坊だった。しかも生後数か月で捨てられ、廃墟の中の公園で途方に暮れる主人公。
なんとか生き残る手段を見つけるが、居候の片割れ(勇者)か
らは常に『品行方正』であることを強要され、もう片割れ(魔王)は常に『体を寄越せ』と脅迫してくる日々。
どうにかこうにか生活環境を整えた主人公は喧嘩の絶えない二人にサブカル文化を布教もとい洗脳――教育した結果、
勇者(くっころ系美女)「ょぅι゛ょ こそ至高。ただし魔王、お前はダメだ」
魔王(ロリババア系メスガキ)「究極はおねえさんに決まってるのじゃ。ただし勇者、テメーは除く」
一般人(女顔の主人公)「やっちまったぜ☆」
別ベクトルでやばくなった。
勇者&魔王&主人公「「「グッズ欲しい、円盤欲しい、推しにスパチャしたい」」」
けれど意外と仲良くなっていた。
これは現代ダンジョン系ゲーム(プレイ済み)の世界で、ゲーム本編にも登場する勇者と魔王の脳を焼いてしまい、キャラ崩壊という名の原作ブレイクを起こしてしまった主人公が世界崩壊(バッド)エンドを回避するため、女装させられたり百合営業させられたり、推し活したりしつつ奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:04:09
32112文字
会話率:33%
感情を持つはずのない機械の青年、フレディはある雨の日、記憶の奥底で自分のものではないはずの「赤い液体を流す青年」の映像を再生してしまう。
それはただの故障か、それとも——?
診察を頼まれた精神科医のマコは、フレディの中に“誰かの記
憶”と“強い感情”が混在していることに気づく。
これは、命を持たないはずの存在が「記憶」と「感情」によって揺らぎ始める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
18108文字
会話率:54%
※残酷 グロテスク 暴力表現が多数あります
苦手な方はお控えください
意識を取り戻した
気がつくと、体は骨になっている
何も思い出せない・・・
ここはどこだ
戦場か
横たわる鎧姿や、剣や槍などが散乱し、血を流し倒れ伏している者が
大勢いる
みすぼらしい男たちが死体から何かをはぎ取っている・・・
奴らは生きている
その瞬間、俺の見る景色は怒りに燃えるように真っ赤に染まった
湧き上がる怒り
体を震わせる衝撃
生きている者が許せない・・・
急速に意識が遠のいていく・・・
暗転していく世界の中で、周囲の音は消え、視界が靄に包まれていく
かろうじて見えたのは、湧き上がる衝動に突き動かされ、男たちに襲い掛かる骨の体だった
意識が戻ると、俺は倒れつくす者たちの前で、真っ赤な液体に染まった骨の手のひらを眺めていた
滴り落ちる血が地面に到達した時、俺は僅かに思い出した
日本という国のことを・・・
・・・
※再度注意ですが、この物語では「生者を憎むアンデット視点」です。
残酷残忍グロテスク暴力殺人など、頻繁に出てきます。
読後、気分が悪くなったら一旦読むことをやめて深呼吸。
落ち着いて生きている事を実感してください。
私からの注意はここまでです。
読むかどうかはあなた次第。
アンデッドの目から見える世界の片鱗が見えるかもしれません・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
119141文字
会話率:17%
主人公は山田健(ヤマダケン)28歳
自動車工場で働く一人暮らしの社会人。
彼女いない歴=年齢
内向的な性格で人見知りだが、温和で優しい性格。
趣味はアニメ・マンガ・ドローン。
いつも通りに会社から自宅をバスに揺られる生活をしていたが、ある日
の帰り道にバスでうたた寝していたはずが、気が付いたら見知らぬ世界にいた。
「役に立たなければお前も殺す」
返り血で真っ赤に染まった恐ろしい吸血鬼は何を思ったのか、ケンを拉致した。
その目的は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 12:00:00
435931文字
会話率:37%
この街で必要なのは人望よりも建築力?
貧乏暮らしの家の赤ん坊に転生した僕。
なんで死んでしまったかは分からない。
でも、転生する前、ひきこもりで大人にまで育って、好きでプラモデルとか作っていたような気がする。
そんなかすかな記憶しかない僕
が新しい人生をやり直す機会を得た。
そんな僕が手先の器用さだけを武器に、この街を暮らしやすく変貌させるために奮闘する。
■R15は保険です。
■更新は不定期です。基本的には毎週金曜日00:00を目標にしております。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
660197文字
会話率:25%
ある日トラックに轢かれそうだった女子生徒を庇って、代わりに轢かれてしまった高校1年生の森近水希。目が覚めた場所は、病院では無かった。そこで出会った謎の人物、赤葉楓から「君はとあるゲームの世界…『スキル・フロンティア』の中に入ってるよ。」と言
われ、困惑しつつもゲームの世界に飛び込む準備を整える。そして職業とステータスを決める事になったが、それをランダム抽選で決める博打を決行。そしてなんとランダムで出た職業、『奇術師』はこのゲームで最弱と言われる程弱い職業だった。新しい世界で色んな問題に巻き込まれるが、持ち前の運の良さと職業のユニークなスキルで、何とか切り抜けて行く。そして旅の前、最後に言われた言葉は…「今君は現実で生死の境を彷徨ってるよ。助かる可能性はあるけど、もしこのゲームでデスしてしまったら…現実の君の安全は保証出来ないから」だった。だがそんな状況に置かれても、水希は楽しむ事を第1にのんびりと過ごして行くのだが…
この作品は、初投稿の作品『異世界転生したと思ってたらゲーム世界に閉じ込められてました〜なので開き直って自由に攻略しようと思います〜』の設定などを改変した作品となります。細かい所は変わっていませんが、どうかよろしくお願いします。そしてエピソードの修正や変更が多発します。毎日更新が出来るように頑張ります。良ければブックマーク、星、感想などを付けてくださると、とても嬉しいです。少しでも面白いと思って頂ければ嬉しいので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
550370文字
会話率:64%
王国と帝国。二つの大国の間に広がる魔の森――大樹海には昔から黒き魔女が住む。古くから大樹海に住む黒き魔女は、ある時一人の赤ん坊を拾い、弟子として育てることとなる。
黒き魔女よりクレアと名付けられたその少女には、かつて日本で劇団に所属し、
人形繰りをしていたという前世の記憶があった。見習い魔女クレアはそれらの知識や技術、固有魔法を使い、やがて人形使いの魔女として成長していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
1185091文字
会話率:42%
僕の名前は、山木新太郎 17歳の高校二年生だ。
今年の夏休みに父親の故郷じいさんの住む山里へと帰郷中である。来年は高校受験もあるので今年の夏休みで父親の故郷に行くのは僕の高校生活の中では最後の機会だ。
まぁ、夏休みと違って正月にお
年玉を貰いに行くには当然のことだけどな。
両親の二人共が急な仕事の都合で一緒に行けなくなり急遽僕だけが先に行くことになった。毎年両親と一緒に行ってた訳だが、今年は急に一緒に行けなくなったので何度か僕だけでも行ったこともあるし、もう高校二年生だから一人でも問題ないだろうと判断されたからだ。
どうして、日程を変更して一緒に行くことにしなかったのかって?
それは、夏祭りの花火大会が目的だからだ。折角、じいさんの所に行くんだから花火大会ぐらいは楽しみたいってことだ。それ以外に楽しめる行事なんて田舎の山里にありもしないからな。
電車を使って近くの町まで行き、そこからバスで更に山里へと向かう。バスの停留所の裏から少し危険だが崖のある山道を進めば徒歩なら時間を短縮出来る近道がある。
その崖のある近道を通っていると僕は足を滑らせてしまった。まさか、道にバナナの皮が急に現れるなんて考えもしなかった。そう。僕はバナナの皮で滑って崖下へと落ちてしまったのだ。
「そんなバナナ~」が僕の最後の言葉だった。
気が付くと・・・私は幼女になっていました。
第一章完結 予約投稿済み
第二章完結 予約投稿済み
第三章執筆中 予約投稿済みもあります。
※※この作品は予約投稿にて行っています※※
毎日の閲覧出来るように挑戦中です。
短い文章ですが、どうぞお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
463599文字
会話率:1%
祝)4周年を記念して終焉の起源をリメイクしました。
【更新情報】
物語は2月1日から第1話が始まります。
全125話の完結まで予約投稿済みです。
毎日合計3話(0時、12時、18時)の予約投稿です。
作品の続きは未定です。
投稿中の作品
「赤の勇者 ~ちっちゃい聖女は伝説の勇者様?~」の方も宜しくお願いしますmm
_________________________________
かつて勇者と呼ばれる存在が異世界から人族とエルフ族の手によって召喚された。その勇者は日本から召喚された15歳の少年だった。
勇者と呼ばれた少年と竜族、獣人族、精霊族、エルフ族、妖精族、ドワーフ族、人族のそれぞれの国家の王族と協定を結び平和が長く続くはずだった。
勇者の少年やその後に続く日本からの転生者や転移者による日本の偏った文化が異世界の文化を色々と変えてしまう。
時代が進み、人族とエルフ族による新たな火種を作り出してしまった。
武内圭太は、そんな時に異世界に召喚されてしまった勇者だ。
この火種を消すべく神によって召喚された圭太。
人族やエルフ族が召喚するはずの勇者とは違った形で・・・。
彼の行動の結果、本当の敵を知ることになる。
それを知った圭太の取った行動とは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:30:00
485818文字
会話率:1%
親友に裏切られ、命を落とした少年ーーユウト。
信じていたものすべてに裏切られ、血の中で彼が抱いた
最後の感情は「怒り」と「誓い」だった。
「次の人生があるなら……今度こそ、自分のために生きてやる。」
その想いとともに、彼は異世界へと転生
する。
森に捨てられた赤子として生を受けた彼は、やがて「レン」と名付けられ。
新たな、人生を歩みだす。
表向きは、素直で従順。けれど、その瞳の奥にはかつての記憶と鋭い観察眼が光る。
これは、かつての「善き少年」がーー
二度と裏切られぬために、強く、賢く、冷静に歩む再生の物語。
誰かのためじゃない。
今度こそーー【自分のために、生きるために。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
27527文字
会話率:34%
森の中、目が覚めると異世界。偶然助けられた赤髪の男性に、魔物なんかと戦う冒険者になることを勧められ魔法も習得させてもらう。別れ際には当座の資金や色んなあまり物なんかも貰い街へ向かう。
帰れないようだが未練もない、ひとまず冒険者として
一旗上げよう、そんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
790690文字
会話率:54%