【これは嵌まる……時代に翻弄された男女の恋愛物語】
互いの領土拡大と鉱物資源をめぐり、国を東と西とで二分して勃発した東西戦争。
貴族の名家であるシュヴァルツ家の長男デュラン・シュヴァルツは己の名誉と家名のため、その戦争へ参加することになっ
た。
しかし運が悪いことにデュランは戦場で味方からの銃弾を胸に受けてしまい奇跡的にも生き残るのだが、今度はそのまま敵側である東の捕虜として捕まり、西側では彼のことは死んだものと扱われてしまっていた。
――それから1年後
戦争が終わると同時に捕虜であったデュランは解放され、急ぎ家に戻ってみると唯一の肉親であった父親は既に病で亡くなっており、幼馴染で将来を誓い合った仲の婚約者マーガレットはデュランの親友で従兄弟でもあるケイン・シュヴァルツの婚約者となっていた。
また父親が残してくれた財産そのほとんどをケインの父親である伯父ハイルに奪われてしまい、デュランに残された遺産は『廃鉱山』と『小さなレストラン』だけであった。
住む家に財産、そして大切にしていた幼馴染の婚約者までをも親友と伯父に奪われてしまい、大切なものすべてを失ってしまったデュラン。
たった一発の弾丸が、幸せになるはずだった彼の運命を大きく狂わせてしまう。
この物語は婚約者から婚約破棄され、貴族としても没落してしまい、すべてを失ってしまった彼が苦労の末に貴族最高の位である『公爵』になるまでの半生を描いた悲恋のお話。
【1章あたり15万文字前後になります】
第1章 没落貴族の作りかた
第2章 没落貴族の育てかた
第3章 没落貴族の愛しかた
第4章 没落貴族の貶めかた
第5章 没落貴族の学びかた
第6章 没落貴族の栄えかた
第7章 没落貴族の欺きかた
第8章 没落貴族の戯れかた
【未定】
没落貴族の嗜みかた
没落貴族の殺めかた
没落貴族の歩ませかた
【第2回ファミ通文庫大賞中間選考突破 最終選考対象作品】
【5/18 100万pv達成 2/20 200万pv達成】
【第1回ノベルアップ+小説大賞 一次通過】
【第3回マグネット!小説コンテスト 一次読者選考通過/二次最終選考落ち】
【アルファポリスHOTランキング 最高28位】
※時代背景は近代ヨーロッパ19世紀末
※アルファポリス・カクヨム・ノベルアップ+・ノベリズムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 19:53:21
1253394文字
会話率:33%
【第1回/第2回/第3回マグネット小説コンテスト読者選考一次通過作品 二次最終選考落ち】
【第7回 ネット小説大賞一次通過作品】
<レストラン経営で世界を統治せよ!>
この世界エカルラートでは、人間と魔王様が率いる魔王軍との戦いが何百年に
渡って繰り広げられていた。だがある日を境に魔王様は突如として人間との戦いを辞めてしまうのだった……。
それから数ヵ月後、ここに一人の男と一人の女がいた。
男はモブの中のモブ。ある意味でモブの王様という役柄を任命され、またそれと同時に冒険者としても未だ名前すら存在しない男である。女はこの物語のメインヒロインである『シズネ』と言う名を持ちながら元魔王という立場、つまりこの世界の元ラスボスであった。
だが元魔王様であるシズネは自分を倒す冒険者達と倒し倒されなど、幾重にも同じやり取りを繰り返すうち、武力で人間達を支配するのに飽きてしまっていた。そこで世界が再構築された際、ある事で冒険者達を支配することにした。そのある事とは一体……
「いらっしゃませ~。お食事処『悪魔deレストラン』へようこそ♪」
そうシズネが考えたのは冒険者達が集う街に自分のレストランを開くことで、人間達を経済支配しようと目論んだのだった。しかも無謀にもレストランの最高峰ホシュランの三ツ星☆☆☆SSSランクを目指したのだ。
だが最大の敵で国よりも強い権力を持つ『ギルド』がそれを阻止しようと動き出してしまう。またギルド長であるマリーとその従者アヤメは今のギルド組織に疑問を持っており、シズネ達と協力してギルド勢力の権力を殺ぐことの約束を取り付ける。
この物語はモブの王様モブ男と元魔王様のシズネが面白可笑しくも、人間界を経済支配する物語である!
※アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 21:28:20
650246文字
会話率:55%
機獣、それはあらゆる動物の姿を象った大型操縦兵器。
それを乗りこなす戦士ウォーリアーの育成校国立エバー高等学園にて少女ティナはどの機獣にも乗れてなかった。
そんな彼女が地下空間で出会ったのは、ティラノサウルスを思わせる大型機獣ゴウ
レックス。
ティナはゴウレックスと心を通わせ、最強への道を突き進んでいくことになる……!
動物ロボ×学園物語、ここに開幕!
カクヨムコン読者選考突破作品です。
※この作品はカクヨムで重複連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:10:00
99729文字
会話率:63%
異世界の空に穴が開いて、いきなり宇宙から落ちてきた女人型に変形する超巨大要塞船と、三ッ首の巨大ロボット……さまざまな思惑、目的、野次馬、物見遊山で集まる異世界住人。
《宇宙に興味がある異世界人の方々が、いらっしゃいましたら……あたし、プ
ルシャに騎乗──もとい、乗ってください》
異世界✕SF
『この作品は、別小説サイトで開催された【異世界✕SF】がコンセプトの短編小説コンテストの読者選考で、落ちた作品です』
落選のショックから、モチベーションが著しく下がっていて、続きを書く気力も無いので【意図的にエタる作品に】してあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 13:07:35
53364文字
会話率:42%
人には見えない"妖"が見える少女、入舸沙月。
周囲の妖達は、沙月の事を「入舸の妖絵描き」「入舸の百鬼夜行」と呼び慕っていた。
沙月の家は、代々"妖"と暮らし、"妖"と"
人"の境を監視する「防人」という役目を担っている。
若い沙月は、表立った活動こそ無いものの、時々手伝いとして表に立ち、問題を起こす妖と対峙する日々を送っていた。
「どっちも大して変わらないってのにさぁ…」
人と妖の間に立つことが、彼女にとっての日常だった。
そこで積み上げられてきた常識が、成長するにつれて彼女を悩ませていく。
他の人と違うこと、普通を知らないこと…
"妖"が見えること、他の「防人」が持っていない、自身だけが持つ"禁忌"と呼ばれる力。
悩みが日に日に増えていくお年頃。
中学3年の冬休み、「防人」として迎えた新年の夜。
ふと見知った顔に声をかけられ、沙月は何時ものように人と妖の境を跨いでいく。
その先で起きた、他愛のない悪霊騒ぎ…それは、沙月を"妖"の世界へ誘う切欠に過ぎなかった…
*カクヨムコン8のライト文芸部門で読者選考を通過した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 11:00:00
738548文字
会話率:45%
20代女性書店員・沙坂 那渡(愛称:サカナ)を突然襲った不死身の大男は、現代に復活した狂戦士だった!
未来から転送された魔法のパワードスーツ・ハガネを装着してサカナは応戦するはめになる。
炎の魔法を操る中年男性・火勢 忠正の助けを得て東京か
ら西日本へ逃亡しつつ、一行は生き残るための戦いを繰り広げるのだった。
それぞれが胸に秘めた心の傷と、否が応にも向き合いつつ――。
*以前カクヨムへ投稿した長編小説『サカナとハガネの魔導機譚』に大きめの改稿をして連載していきます。カクヨムコン8読者選考通過作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 15:10:00
2580文字
会話率:3%
妖精たちが縦横無尽に飛び回り大活躍する、コミカル・メルヘン・ファンタジー!
作者が妖精たちをメインで活躍させるために設定した、驚愕の能力が明かされる?
土砂降りの雨と雷にテンションの上がったぼくは何時もの様に川の堤防に雷を見に行っていたの
だが、理不尽にも雷に打たれて死んだ。
次に目が覚めると自称神をなのる謎の存在に、ぼくは前前世「働かずにアニメやライトノベルを読んで暮らしたい」と言って記憶を消して人間に転生したが「怠惰に暮らしすぎて神に転生し直すことができなくなった、すごい才能を持った人間のはずだった」と言われ。
「次は岩とびペンギンみたいに、一生懸命生きるんだぞ~~」と言われて転生させられた。
次に目が覚めると転生さきの母親のお腹の中だったが自称フェアリーの女の子から「あなたは人間の体で生まれてくるはずだけど、本当は特別なフェアリーだから守ってあげる。その代わり人間としての外見と身分と信用で、お姉さまとして同族のフェアリーをまもるのよ?」と言われる。
これって詐欺?
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「妖精使いアルヴィン」は妖精たちが大活躍する物語ですが、さすがに第1話から活躍はさせてあげられませんでした。
第3話の最初の戦闘で、どのように活躍するのかのおおざっぱな方向性を。
第8話で、一般的なフェアリーと言う種族のしょうがない可愛さを。
第15話で、飛び回る妖精たちの可能性を。
第18話第19話で、フェアリーの木の種のシャレにならないやばさを。
第20話で、フェアリーたちの純粋さを。
第25話で、妖精の集団によるとびぬけた大物狩りを。
第26話で、ピクシーとインプの秘密を。
第28話で、強すぎる英雄狩りの脅威の基本能力を。
第33話で、フェアリーたちの大活躍を。
第35話で、英雄化した者たちの「世界がバランスをたもとうとする」新たな縁の注意点を。
読んで妖精たちのファンになってくださると、僕もアルヴィンもよろこびます!
第35話で1巻想定分ですが、応援されれば果てしなく続きます!
僕に「妖精使いアルヴィン」を書かせてください!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カクヨム先行公開
カクヨムコン9読者選考参加中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 02:00:00
226730文字
会話率:36%
『統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)』の953記事目の『カクヨムコンテスト9で読者選考を突破する方法』(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/epis
odes/16817330664434322260)を抜粋して一話だけの創作論にしたものです。出来るだけ多くの方の目に触れられるように、この記事だけ独立した創作論として置いておくことにしました。
少しでも多くの方、特に初めてカクヨムコンテストに参加される方への参考になれたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 17:45:40
3996文字
会話率:30%
高校2年の夏休み。わたし、千本木 桜(せんぼんぎ さくら)は夜の公園でお腹を空かせた自称・死神の女の子スカーレットちゃんと出会った。とりあえず手元にあったチョコ菓子を渡してみたら、それはもう美味しそうに食べる、食べる。そうして小腹を満たし
てもらったところで、改めて話を聞いてみれば、どうやらスカーレットちゃんはわたしを殺しに来た死神(っていう設定?)らしくて……。
「ところであなた、名前は?」
「わ、わたし? わたしの名前は……そう! 染井(そめい)佳乃(よしの)!」
「今、何か閃いたように『そう!』って言わなかった?」
「ううん、言って無い」
「……本当に?」
「ほんと、ほんと。それより――」
こうして、わたしの染井佳乃としての生活が始まるんだけど、そもそも。単なる女子高校生でしかないわたしが、長い間、自分の正体を隠し通せるはずもないって話で。
「さて。これはどういうことか説明してもらおうかしら、染井佳乃さん。……いいえ、千本木桜さん?」
「あ、あはは……」
たった3日で、わたしは、人生最大のピンチを迎えることになる。
※更新予定日(全4話/約2万字)
08/14 1日目(第1話)「そうだね、大人だね」
08/14 2日目(第2話)「これは……うん、ホラーだ」
08/15 3日目(第3話)「さようなら、染井佳乃」
08/16 最終日(第4話)「わたしの名前は――」
※本作は小説投稿サイト『カクヨム』にて開催中の「第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト」(https://kakuyomu.jp/contests/gs_koeken_2023)参加作品です。読者選考があるので、もし本作がお気に召しましたら、「♡応援」や「フォロー(ブクマ)」、「★評価」などで応援して頂ければ幸いです! そのエール1つ1つが、本作に音と動きを生むことに繋がります!
※この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16817330661427820646」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 15:10:39
19955文字
会話率:60%
★★★400万PV突破★★★
■ラブコメ✕恋愛✕音楽=禁断の恋■を、あなたに!
【音楽を愛する恋愛音痴系悪役令嬢・彼女に翻弄される攻略者との◆禁断の恋物語◆】《注意事項→セクシャルな表現があります。禁断系恋愛要素が幼馴染編から始まりますの
で、キーワードをご確認いただき、苦手な方はご遠慮くださいm(_ _)m》
■なろう異世界恋愛現実8位■ノベプラ総合8位&恋愛ラブコメ部門1位■アルファポリスHot6位■カクヨムコン5読者選考通過
新進気鋭のバイオリニスト椎葉伊佐子(22歳)は凱旋コンサートで志し半ばにして倒れ、乙女ゲーム『この音色を君に捧ぐ』の悪役令嬢・月ヶ瀬真珠(五歳)としてコンクール舞台に立ち渾身の演奏を繰り広げる。
真珠はこのままでは『主人公』を陥れた罪で放逐の未来が待っている。
『主人公』にも攻略対象にも関わらなければよいのでは? と思っても、なぜか攻略者は真珠の身内や幼馴染ばかり。関係を築かない、という最強の選択肢がとれないままに、彼等と関わることになるのだが?
恋愛未経験の彼女に翻弄される男性陣と、訳あって彼等からの好意に気づくことができない彼女との恋物語。
★1・星川リゾート編・禁断系恋愛が閑話より含まれます。
★2・ファンディスク編・前二章のなんちゃって注意ではなくR15のセクシュアル表現です。
★1・2にご留意ください。
■曲想のある演奏シーン■
*『森の静けさ』18&19
*『リベルタンゴ』61&104
*スケール・音階96
*『テンペスト』114
*『ふたつのバイオリンの為の協奏曲』126&127
*『Je Te Veux』135&136
*『月の光』145
*『ヴォカリーズ- Vocalise -』147
*『ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8』149
*『きらきら星変奏曲』175
*『チェロ協奏曲 ニ短調・第一楽章』180&181
*『亡き王女の為のパヴァーヌ』184&185
*『熊蜂の飛行』188
*『愛の歌 Op.71-5』238
*『ユーモレスク』255
*『Concerto for Two Cellos in G minor』291
*『チェロソナタ・ニ短調op40第二楽章』301
*『夢のあとに』&夜想曲『シレーヌ』は曲想が少な目のため曲名のみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 21:00:00
1199631文字
会話率:17%
聖女『神龍の巫女』として神龍国家シェンロンで頑張っていたクレアはある日突然、公爵令嬢バーバラの嫌がらせでリストラされてしまった。
さらに国を追放され住所不定・無職となったクレアは、隣国ブリスタニア王国へと旅立つことに。
旅の途中で魔獣キ
ングウルフに襲われたクレアは、助けに入った第3王子ライオネル・ブリスタニアとの運命的な出会いを果たす――。
聖女のリストラから始まり、最後にドラゴンもざまぁしてしまうドラゴニック異世界ファンタジー!
「ふぇぇ!? わたしこれからどうなっちゃうの!?」
*第6回カクヨムコン読者選考通過。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 21:33:22
109345文字
会話率:37%
大学生の由芽と要はつき合って二年。同棲生活を送っている。
ある日、要から由芽は「別れよう」と言われる。要は浮気をしていたのだ。話し合って別れる日を十七日後に決めたふたりだが……。
※カクヨムコン読者選考通過作品です。カクヨム版に加筆修正して
います。
エブリスタでも掲載中。(カクヨム版に加筆修正済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 22:00:00
118580文字
会話率:48%
愛人をしていた母に育てられた僕は、小学2年になるのと同時に実の父に引き取られた。
これは自己保身のために「良い子」を演じていた僕が成長するにつれ、「ろくでなし」になるまでの話。
この作品は、「おめでとう、俺は美少女に進化した。」に登場する
篠崎一真(しのざきかずま)が今の彼になるまでの話です。
本編と違い、かなりダークでシリアスな話ですので、ご注意下さい。
本編の登場人物は、ほぼ出てきませんので、本編未読の方も大丈夫です。
一真のその後が気になる方はおめ俺本編をどうぞ。安心すると思います。
※この作品は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※不定期更新です。
※この作品は以前、小説家になろうで上げていた同名作品を取り下げてNOVEL 0「大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」用に加筆修正したものを更に改稿して再構成したもので、現在カクヨムにて公開している作品とも多少内容が異なります。
※NOVEL 0「大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」読者選考通過作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 17:38:13
115801文字
会話率:29%
【第2回カクヨムweb小説コンテスト読者選考通過作/現代ファンタジー部門最高ランク3位/最終11位】
「あたしの言うことは絶対! あたしには完全服従!」
ところがそんな事を宣う「狂犬」の異名を持つ女子高生ミコトはある日、キツネに憑かれて
しまう。
彼女に取り憑いたキツネが課した試練とは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 20:00:00
105125文字
会話率:41%
第三世代VRMMO『エンシェント・ワード・オンライン』――そこで最強の一角だったイーワンは記憶の大半を失い、アバターの姿のまま立ち尽くしていた。
自分の本名さえ分からないが、ただひとつ確かなのは自分が『女』であったこと。そして、アバターであ
るイーワンは『男』だった。
「ネナベなんかするんじゃなかった……ッ!!」
『自分』を失ったひとりのネナベがどこかで、なにかを見つけるために往く。
――◆――
私はどこから来て、どこにいて、どこへ往くのか。
これはそんなありふれた旅路。
第1幕 銀のイーワン 完結済み
第2幕 ファイの決別 連載中
――◆――
第一回カクヨムWeb小説コンテストに応募していた作品です。
カクヨムの方では第一幕を先行公開しており、SF部門読者選考を突破しました。
傍点の使用など細部がやや違います。演出以外は特に変わりませんが、そちらで楽しみたい方は下記のURLからどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154983569折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 20:00:00
199908文字
会話率:27%
「私は夢。あなたの夢」
石川大学に通う真舘 朗(まだち あきら)は、夏休み中に大学構内で起きた殺人事件を目撃して以来、精神を病み、夜を恐れるようになってしまった。
そんな折、彼のもとへ奇妙な申し出がくる。いわく「仕事を請け負ってくれ
るならば、その悩みを解決しましょう」と。
夜毎の苦しみに耐えかねた真舘は、藁をも掴む気持ちでそれに応じた。
・・・・・・こうして、彼は人間の世界から足を踏み外し、北陸の薄暗がりの下で蠢くモノと対峙することとなる。
白い少女と共に。
●登場人物
真舘 朗(まだち あきら):石川大学四年生。夜や暗闇に対する恐怖症を抱えている。
女:船岡神社の使いを称する、白服の少女。
家永 守人(いえなが もりと):石川大学工学部四年。真舘の友人。殺人事件の犠牲者。
山壁 日也(やまかべ にちや):石川大学工学部四年。真舘の友人。殺人事件の犠牲者。
宵満 惇(よいみつ あつし):石川大学工学部四年。真舘の友人。殺人事件の犠牲者。
坂井(さかい):石川大学四年生。真舘の同期生。
理渡(?):船岡神社の代表として手紙に記されていた名前。
【第一回カクヨムWeb小説コンテスト 読者選考通過作】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 19:36:54
130231文字
会話率:36%
源葉洋平は高校修学旅行の最中、呉の大和ミュージアムで10分の1大和模型を見た記憶を最後に意識を失う。目覚めると洋平の前には本物の戦艦大和と、旧帝国海軍によく似た軍装を纏った少女達がいた。
光文17年4月、太平洋を隔てた大国ヴィンランド合衆国
との大戦の最中にある帝政葦原中津国。未成年の女性を除きヒトが生まれつき海に出られない世界で、海で戦う使命を帯びた少女達は海軍乙女と呼ばれていた。男なのに海でも平気な洋平は「異世界未来人」であると認められ、連合艦隊司令長官・山本五十子の特務参謀として葦原海軍の一員になる。
いつも元気いっぱいで甘い物が大好きな五十子、気難しいが戦艦の話になると夢中になる参謀長・宇垣束、昼夜逆転ひきこもりの先任参謀・黒島亀子、女の子同士の禁断の関係に目が無い戦務参謀・渡辺寿子など個性の強すぎる海軍乙女達に振り回されながらも、前線から遠く離れた連合艦隊司令部の日常は驚くほど穏やかに過ぎていく。
一方で、洋平の知る史実そのままに推移する戦争。
海戦ゲームマニアだった洋平は元の世界の知識を活かして早期講和を目指す五十子達に協力していく過程で、日常の裏側に隠された海軍の闇、少女達の過去、そして五十子の深い悲しみを知ることになる。
やがて訪れる、ミッドウェー海戦。
洋平は未来を変え、五十子達を救うことができるのか。
美少女架空戦記「山本五十子の決断」。
2015/07/15 アルファポリス第1回歴史・時代小説大賞、大賞候補作に選ばれました。投票・応援して下さった方、まことにありがとうございました。
2015/11/20 第3回オーバーラップWEB小説大賞、一次選考通過しました。
2016/02/29 「カクヨム」で連載開始しました!
https://kakuyomu.jp/works/4852201425155000392
2016/04/15 第1回カクヨムWeb小説コンテスト、読者選考通過しました。応援して下さった皆様に、心から御礼申し上げます。
2016/06/23 第1回カクヨムWeb小説コンテスト、特別賞受賞しました!
2017/10/20 ファンタジア文庫より書籍化版を発売しました!
2018/05/22 「マグネット」で連載開始しました!
https://www.magnet-novels.com/novels/51627折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-02 14:39:59
378325文字
会話率:43%