寝て起きるとそこは別世界。あるのは痛みと魔法だけ。
もう少しなにかあるでしょ?普通……王族貴族とは言わないでも平民ぐらいはさぁ。
あるのは痛みと魔法と現代知識。
しかしここは常識が違う。顔を殴られたとわかる少女がいても誰も助けてくれな
いし、人権なんてものは存在しない。
せめて、せめて屋根ぐらいは欲しかったなぁ……。
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330657009177393)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 04:16:08
818433文字
会話率:35%
僕の名前は咲見(さきみ)暖斗(はると)、中学2年生。夏休みを利用した本物の空飛ぶ戦艦の、体験乗船のメンバーに、このたび選ばれた。超ラッキー!! だったんだけど、あれ?
男子は僕だけ‥‥。え!? 他の15人全員女子!?
で、なんか色々あ
って、僕が人型戦闘兵器DMT(デアメーテル)に乗って戦うことになって。
‥‥ただ、問題はそこじゃなくって。
そこにはクラスメイトの女の子がセーラー服に白衣を羽織って待ちかまえてるんだけど。
「暖斗(はると)くん。運動負荷心電図検査(CPX)、始めるよ~。でもその前に」
「え? 何? 愛依(えい)さん。急にかしこまって」
「うん。暖斗くん。いつも、DMTに乗って戦ってくれるでしょう? わたし達みんなを守るために。ちゃんとお礼を言ってなかったなあって」
「いやあ、改まってそう言われると。僕の方こそ戦闘の度に君に面倒かけてる感じで」
「それは、わたしは医療人として当然のことをしてるだけだよ?」
「出た。『医療人』」
「それじゃ、そろそろ検査しよっか」
「はいはい。いつものヤツだね。一発合格するよ?」
「良いかな、その意気。合格したら、あなたは自室に帰れてのびのび。医務室(ここ)で毎日24時間わたしと顔を合わせる苦行から、ついに解放されま~す。がんばってね」
「うん」
「じゃ、センサー付けるから、Tシャツ脱いで。はい、ちょっとヌルヌルひんやりしますよ?」
「‥‥あれ、暖斗くん、ちょっと体格良くなったんじゃない?」
「そうかなあ、まあ、パイロット用の訓練とかやってるし。一応だけど」
「うんうん。男子の中2は成長期だからね。背も伸びるし。」
「あんまりジロジロ見ないでよ。愛依さん。ホント、『医者の顏』の時と、『素の顏』と、キャラが違うよね。君は‥‥。あれ? 愛依さん?」
「暖斗くん。ウチ男の子の兄弟とかいないんだからね‥‥。そういうこと言わないで」
「あ、顏赤くしてバックヤードに消えていった」
「『素の顏』が出ちゃったか。上着脱げって言ったのは君でしょ? おーい。検査はぁ?」
「ダメ。この顏じゃ人前に出られないよ。ち、ちょっと待っててよ‥‥」
「ホント、『医療人モード』と『素の中2女子』とのギャップが」
「‥‥もう! 今度暖斗(はると)くんが『赤ちゃん』になっても、ミルクあげないんだから。もう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:25:10
1011899文字
会話率:45%
「ウィルフリッド王太子殿下、それはわたくしとの婚約を破棄したいということでしょうか?」
「あぁそうだ! 君との婚約は破棄だ!!」
カレンデム公爵令嬢のエリノア・フランシス・エバンスはリュラフス王国の王太子であるウィルフリッドに、伯爵令嬢で
あるナターシャとの接し方について問い詰めたところ婚約破棄を言い渡された。
普通の公爵令嬢ならば婚約破棄を言い渡された現実に落ち込むところだが、エリノアは違っていた。
エリノアはこのリュラフス王国に生まれる前、日本という国に住んでいた。前世の記憶は曖昧だったが、前世では好きな相手と結ばれることが出来る事を覚えていたのだ。
好きな相手と結ばれる。その素晴らしさと喜びを知っていたエリノア。
「わたくし、これを期に旅に出たいのです。ただの旅では御座いませんの。未来の旦那様を探す旅ですわ」
それなのに………
「エリノア、私は決めたよ。もう遠慮はしない。絶対に君を振り向かせてみせる。私が好きなのはエリノアだからね」
「っ!? すっ、すすすすす、すきぃ!!??」
誰が? 誰を?
え? 殿下が? わたくしを!?
「婚約破棄はしない。だから旅に出たいなんて言わないでくれ」
何故か婚約破棄だと言ってきた王太子殿下がわたくしが旅に出るのを止めてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:10:00
99075文字
会話率:46%
魔法使いの名門公爵家に生まれたルイーズはとても柔軟な考え方をする父母、姉に囲まれてのびのびと育ち、いつしか前代未聞の女騎士を志ざすようになった。
魔法省相談役の父、癒術省相談役の母、女公爵の姉に囲まれ今日も元気いっぱいに任務を遂行する!
「前例が無いなら作ってしまえば良いではないですか!!」
「………姉妹で同じ事言わないでくれ」
あの幸薄そうな王子様の陽だまりのような笑顔をもう一度見たい。それだけを胸にルイーズは今日も我が道を突き進む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:36:28
67356文字
会話率:52%
身体能力人外なお兄ちゃんが魔法が使えて家事もやってくれる大好きな弟を色んな人達から守るお話です。
ある日、奏と啓の兄弟は家の前に少年が倒れているのを発見する。そこから二人の日常は鬼、月の兎、異世界の勇者と様々な人物が現れ変化していく。この
世界とは異なるもう一つの世界からやってきて、なぜか奏と啓の周りに集まってくる変わった人(?)達。
「……なんで俺らの周りにはどんどん変な奴らが増えていくんだ」
「まぁまぁ、そう冷たいこと言わないで、みんないい人たちだよ?」
はてさて二人を待つ運命はいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:00:00
154745文字
会話率:58%
魔王を倒した後、仲間の知将エディと王女の婚約を伝えに来たのは、勇者アーノルドだった。
だったら「君を傷つけるもの全てから、俺は守るよ」そんなこと言わないでほしかった。
傷つくリナに、結婚を申し込んできたのは勇者のアーノルドだった。
リナの出した結論は?
*婚約破棄のお約束冒頭劇はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:19:41
7261文字
会話率:39%
メンバーの入れ替わりが多いと“自称する”歴戦の勇者パーティがはじまりの町・イニーシオにやってきた。
その勇者パーティーの勇者が言った。
「メンバーを変えずに冒険したい。」
そのパーティに僧侶として加入したジーラルはどんな冒険を繰り広げる
のか。
最初からタイトル詐欺とか言わないで!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 01:15:12
4264文字
会話率:48%
魔王セレナーデは世界の悉くを焼き払い、破壊し尽くし、蹂躙した。最後には賢者達が発動した禁術によりセレナーデは倒されたが、もはや世界にかつての姿は残されてなく、世界は事実上滅びを迎えた。
そして世界を滅ぼし、満足して死んだセレナーデは――
その一年後、どういうわけか聖女シルヴィアとして生まれ変わった。そして生まれ変わった彼女に神は告げた。
『この滅びた世界を蘇らせるのです』
「え、無茶言わないで。どれだけ蹂躙したと思ってるの?」
そうしてシルヴィアは自分が滅ぼした世界を自分自身の手で蘇らせるという、マッチポンプな使命に身を投じた。大地を侵す瘴気を払い、滅びた国を立て直し、民達を導き――あまりの仕事の長に過去の自分の所業を後悔しつつも、遂にはシルヴィアは聖女としての使命を果たし、そして過労で倒れる。
死の間際、シルヴィアは願った。次があるならもっと平凡な人生がいい、というか次があってたまるか……と。
しかしそんな願いは叶わず、今度は四百年後の世界で天使アリスとして転生し、再び世界の命運を左右することになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:41:47
213859文字
会話率:59%
成長と共に誰もが魔法を使えるようになる世界で、孤児であるニコはその日を心待ちにしていた。
しかし既定の年齢に達した彼女を待ち受けていたのは、前代未聞の問題と裏切り。
全てを諦めたニコが終着へ進み出した時、一人の青年が彼女を拾い上げた。
それ
は常識破りの変人と名高い相手で――。
「俺の印をどれくらい熱く感じたか、ちゃんと覚えとけよ」
「楽しそうに言わないで下さい。ヘンタイにしか見えません」
苦情を言いつつ、全てを握られたニコは今日も彼の望むままに身体を捧げる。
何かと苦労を背負ってしまう欠陥品の少女と、優秀だけど残念な魔法研究者との研究記録。
主人の言動がかなり危ないですが、ニコが達観しているお陰でR15。
短編のつもりだったので設定はかなり緩いです。深く考えず沸いた疑問は是非ゴミ箱へお願いします。
人に対して『欠陥』という単語が多々出ます。不快に感じる方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:00:00
126383文字
会話率:30%
覆面を着けた声優さんの周りのお気楽な話です。
舞台は異世界なので、実際の現場と違うとか言わないで下さいm(_ _)m
アニメ化で全12回を妄想してます。
最終更新:2024-05-03 17:00:00
14683文字
会話率:56%
ドが付く程のマイナーゲームの主人公の姿で異世界転移・・・何で?
神様にも会って無い。召喚された様でも無い。いきなりこんなので森の中スタート?誰か説明して欲しいのだが?
何か使命が有る訳でも無さそう。魔王の討伐に行かされるって展開でも無い。ど
うして俺がこんな目に?
帰りたくても返れなさそうだし。俺がこんな目に遭わされてるのは絶対に何かしらの意図があるんだよな?でも、それって何だ?
それを確かめる為に俺は神に会う為の旅に出る事にした。
「いや、流石に化け物スペック過ぎるでしょ、この身体・・・俺ツエエじゃねーよ。俺「怖えぇ」だよ。安易な行動できねぇ・・・」
一般人にこんな身体能力が扱い熟せる訳が無い。そんな危険な旅の先に俺は無事にこの世界の神に出会う事ができるだろうか?
元の自分に、家に、世界に還れるのか?
「俺の事を『人間災害』って言わないで!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 15:00:00
1302966文字
会話率:30%
◇注意事項◇
本作はテーマの都合上『オタクや性別など様々な物に対する偏見・差別』『物議を醸すようなセリフや展開、独白』『倫理的に受け入れ難い内容』『やや不謹慎とも取れるネタ(ブラックジョークや皮肉)』『下ネタ・性的表現』『その他読者を不快
にさせる内容』などが多分に含まれています。
反骨心旺盛で書いておりますので、不快に思われた方、見たくないと感じた方はブラウザバックをお願い致します。
◇ ◇ ◇ ◇
「……クリスマスにイルミネーションデートってめんどくない? 家でスマ○ラしてた方が楽しい」
「僕もそう思う」
姫川詩子(ひめかわうたこ)、20歳。大学のオタサーにて清楚でゆめかわいい「姫」を演じている彼女は、ビニコンで安い発泡酒とツマミを買っているおおよそ女らしく無い姿を同じ大学の変人陰キャ男の河野真白に見られてしまう。
すっぴんジャージのズボラ姿を大学内に漏らされたくなかった彼女は、河野に対し「この事は絶対周りに言わないで」と頼み込む。もとより言うつもりのない河野はそれを了承し、その日二人はその場を後にする。
二人はそんな出会いをきっかけに接点が増えていく。当初こそ変人陰キャである河野をキモイと嫌悪していた姫川だったが、なんだかんだと関わる内に、彼が悪い人間ではないと理解し、「友人」として付き合っていくようになった。
しかし一般に男女の友情とは成立し難いモノで。二人の関係は様々な出来事から影響を受け、徐々に、徐々に「友人」から「恋人」へと変化していく。
これは、気持ちの悪い性格の女、姫川詩子が、気持ちの悪い男、河野真白と、精神的・性的に結ばれるまでの物語である。
※登録必須キーワードに「ガールズラブ」要素が入っていますが、物語は女×男の恋愛模様を描いたモノになっています。
※人が死ぬ、四肢がもげるようなグロテスク表現はありませんが、たぶん精神的に抉られたりきついと思う描写が結構あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 20:10:00
473754文字
会話率:48%
リバルドと婚約したジュリエッタ。しかし、彼はどうも怒っている様子。理由が分からないジュリエッタは困り果てる。リバルドとの結婚生活が想像できず、婚約解消しようと提案すると『どうせ私なんか、ジュリエッタの好みの男じゃない!!』と、言われ………。
クールで大人っぽいと思っていた彼は実は………だった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:00:36
3933文字
会話率:58%
完璧だと思っていた彼女が
「ほ、包丁、無理」
完璧じゃなくて
「だ、誰にも言わないで!」
顔を赤くして言う
その姿がとてもかわいかった
最終更新:2024-04-06 15:22:48
3580文字
会話率:86%
勇者の抱き合わせ?
はぁ?
ある日突然異世界に召喚された長谷見 優弥(はせみ ゆうや)。しかしそこには彼一人だけではなく、ジャパニメーション気触れのアメリカ人、エリヤ・スミスもいた。
エリヤの称号は『勇者』。
優弥の称号は『勇
者の抱き合わせ』。
単なる抱き合わせのいらない方として無能と罵られ、挙げ句に少しの金を渡されて城を追い出されてしまう。
日本に帰ることも出来ず途方に暮れた彼だったが、すぐに自身の異常なステータスに気づいた。それから始まる美女と美少女との三人での生活。
果たして優弥は異世界で生きていくことが出来るのか。
◆本作はカクヨムにて70万字で完結しており、380万PVオーバー、☆3700オーバー、フォロワー(ブクマ)8500オーバーを頂きました。だからなに? って言わないで(^-^;
一度更新をカクヨムのみにしましたが、連載を再スタートさせて頂きます。
※カクヨムでは第一章と第二章の一部をカクヨムに合わせました。
◆口に出さない心の中の呟きは()で囲ってます。
◆ 通貨単位は以下の通りです。
金貨1枚10万円
小金貨1枚1万円
銀貨1枚1000円
銅貨1枚100円
銅貨1枚100円
鉄貨1枚10円
◆通貨単位以外は説明を省くため、現代のものをそのまま使ってます。
◆一部全角(一桁)または半角(二桁以上)のアラビア数字表記があります。
◆あらすじはいつか改編する可能性があります。
Twitterのフォロー歓迎です。
@blue_kisa折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 21:37:59
687444文字
会話率:73%
「お前のような冷たい女より、ひだまりのように暖かく愛らしい聖女の方が我が婚約者に相応しい!よってこの婚約は破棄する!」
バーデン王国第三王女のエルフリーデは、怜悧な美貌とニコリともしない様子から”氷の王女”と呼ばれていた。婚約者の公太子イ
オルから婚約破棄を宣言されても、なんとも思わなかった。そんな彼女を迎えに来たのは、結婚の約束をした前世の幼馴染。
「依子、なんで氷の王女なんて呼ばれてんの?こんなにかわいーのに」
「ばか唯人。すぐそういうこと言わないで!」
「あー可愛い。早く結婚しような」
今世では幸せな結婚をする二人の、再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 09:10:00
12903文字
会話率:72%
父が勝手に決めたことだ。アネットだってそもそも男爵家の長男とこんな平民が暮らす長屋に住んでいる行商人の娘では身分が釣り合わないと思うだろ。これからは俺の許嫁とは言わないでくれ、迷惑だ。
許嫁のヘルゲは父が亡くなった翌日にそれを言いにきた
。
私ひとりぽっちだよ。暮らしていた長屋も焼かれ、私は父の住まいがある異国に来るよう言われた。そこには大きな屋敷があった。四畳半に住んでいた私には目がくらむような大きさだった。そこで私は貴族の権力争いに巻き込まれてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 14:46:38
31269文字
会話率:56%
僕はエドモンド。とある村の鍛冶師で、魔法剣士だ。
夢の中で見た不思議な光を追いかける旅は、試練と驚きに満ちている。未知の宝物を求め、古代遺跡の謎を解き明かす。そこには、剣や魔法だけじゃ乗り越えられない困難が待ち受けている。でも、僕たちは諦め
ない。幼馴染のリリアと共に、友情と勇気を胸に、この未知への挑戦を乗り越えるんだ。
どうせイチャイチャするんだろうって?そんなことは……ないよ。
間があったとか言わないで。仕方ないだろう、可愛いんだから。
さぁ、興味を持ってくれたかな?
だったら、タイトルのところを押すんだ。未来は、僕たちの手の中にある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 19:02:52
47638文字
会話率:40%
雄々しい男のイメージで書いてみました。
僕は普段、女性に「お前」などと言わないです。あまり好ましくない気がするので。
最終更新:2024-02-26 23:44:14
259文字
会話率:0%
ネコって言わないでください。
おにゃんこさんって、言ってください。
最終更新:2024-02-10 00:29:52
200文字
会話率:0%