目覚めたらそこは――胸糞展開で有名な小説『執着の檻』の世界だった。
しかも私、妹が監禁されるルートの“姉”に転生してるんですけど!?
妹シアナは、いかれたサイコパス公爵・エディアルドに誘拐・監禁される運命。
そして姉である私は、彼の手に
よってあっさり死亡エンド……なんて冗談じゃない!
妹を守るため、私は精霊の加護を得て運命を変えてやるわ!
順調にフラグ回避していたはずが、ある日街で助けた少女――。
それが、幼少期に性別を偽って育てられていた“悪役”エディアルド本人だったなんて聞いてない!
避けても逃げても、なぜか彼に執着され、ついには――。
「会ってくれないから、連れてきちゃった」
って、さらっと拉致監禁!? 可愛い顔して怖いこと言わないで!!
友情ルートを目指していたのに、ある出来事で彼と離れ離れに。
やっと平穏が戻ったと思った二年後――。
「ずっと会いたかった」
再会した彼は、すっかり美青年に成長していて……。でもその執着ぶり、むしろ悪化してません!?
「絶対にもう、離さない」
……もしかしてこれ、妹のルートに私が入り込んじゃった!?
悪役に執着されるのは妹のはずだったのに――。なぜか私が溺愛されてます!?
***
執着・溺愛ラブコメディです。
※ 他サイト様でも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:45:32
69423文字
会話率:35%
転生したら万能回復"薬"だった。
回復役、聖女的なのを想像していたのに。
いや、妙な言い回しだなとは思ってたんだよ?
でもさ、普通思わないじゃん?
喋る薬瓶に転生するなんてさ?
やり直したければ次の転生を待て?
し
かも万能回復薬(エリクサー)としての生涯を全うしろ?
何よその条件!無茶言わないでよ!
エリクサーって誰も使わないやつじゃん!
絶対達成不可能じゃん!
しかも私を拾ったのは欠片も使う気が無いボッチ少女だし!
どうすんのよこの状況!
完全に詰んでるじゃん!!
でも諦めない!
必ず私を飲み干してもらうんだから!
待ってろよ!私の異世界ライフ!
次こそは必ず掴み取ってみせるわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:51:59
695498文字
会話率:45%
寝て起きるとそこは別世界。あるのは痛みと魔法だけ。
もう少しなにかあるでしょ?普通……王族貴族とは言わないでも平民ぐらいはさぁ。
あるのは痛みと魔法と現代知識。
しかしここは常識が違う。顔を殴られたとわかる少女がいても誰も助けてくれな
いし、人権なんてものは存在しない。
せめて、せめて屋根ぐらいは欲しかったなぁ……。
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330657009177393)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:39:36
1494961文字
会話率:32%
世界にたった3人しかいないと言われる『刻渡りの魔女』――
病床の妹を救うため、すべてを懸けてその魔女のひとりに会いに行った少年ティガス。
しかし、出会った魔女――クィムサリアは、彼の想像していた魔女のイメージとは異なっていた。
従者であるサ
リュサとふたりで暮らしていたその魔女の実態は――ちょっと天然で、時々やらかす最強のポンコツ魔女。
――これは、最も不器用で、最も優しいふたりの、『さようなら』から始まる物語――
◆
「でもそこがリア様の可愛いところなんですよねぇ」
「ちょ、ちょっとサリュサ、黙っててよっ。ここはあらすじなんだから……!」
「はいはい。……それにしても、契約を結んだあの手際の良さ、お見事でしたよ?」
「でしょう? ふふっ(ドヤッ)」
「というわけで皆さん。これはそんなポンコツ魔女とイケメン?な青年が『契約』をきっかけに未来を変える物語です(棒読み)」
「だからポンコツって言わないでよおっ!(泣)」
「事実を読み上げただけです(ニヤリ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:24:54
91151文字
会話率:29%
貴族の名誉が全てを支配する世界で、鋭い頭脳を持つ平凡な少女、ベアトリスは、血筋と権力が支配する社会の中で静かに自分の居場所を築いている。
その穏やかな表情の裏には、彼女自身も知らない秘密が渦巻いていた――地下組織の陰謀、反王政の台頭、そして
謎めいた「王家の守護者」たちの存在。
友情、対立、そして次第に増していく責任――そうした試練の中をベアトリスが進む一方で、忠実な従者であるエドワードとアンは、彼女の知らぬ間に迫り来る脅威から守るため、影に潜んでいる。
しかし、政治が戦争のように繰り広げられ、召使いですら計り知れない力を秘めたこの社会では、彼女の選択一つ一つが混乱と秩序の均衡を揺るがす可能性がある。
『ご主人様には絶対に言わないで』は、忠誠心、陰謀、そして静かな反抗の物語。
迷路のような社会の中を進むたび、秘密が明らかになり、同盟が試され、義務と野心の境界線が曖昧になる。
果たしてベアトリスは、自分には見えない影を乗り越えることができるのか?それとも、影に呑み込まれてしまうのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:00:55
366434文字
会話率:31%
悪役とは、物語に登場する主人公と対立する敵役や悪役のことをさす。
〝悪役令嬢〟それは令嬢系の物語に登場する悪役の令嬢である。
巷で流行する〝悪役令嬢もの〟こういった物語に、1つの意見を持っていた。
最終更新:2025-07-21 15:43:23
35331文字
会話率:39%
何となく思ったことをツラツラと書き並べるだけのエッセイ。
一応それなりの情報ソースを元に書くだけの物から、昔の思い出まで漫然と。
不定期更新の予定なので「更新頻度遅いじゃん!」とか言わないで、お願い。
なお、感想に色々書いていただくのは励み
になるので、ウエルカムですが、個別に感想を返す余裕は多分ありません。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-21 12:00:00
24324文字
会話率:3%
僕の名前は咲見(さきみ)暖斗(はると)、中学2年生。夏休みを利用した本物の空飛ぶ戦艦の、体験乗船のメンバーに、このたび選ばれた。超ラッキー!! だったんだけど、あれ?
男子は僕だけ‥‥。え!? 他の15人全員女子!?
で、なんか色々あ
って、僕が人型戦闘兵器DMT(デアメーテル)に乗って戦うことになって。
‥‥ただ、問題はそこじゃなくって。
そこにはクラスメイトの女の子がセーラー服に白衣を羽織って待ちかまえてるんだけど。
「暖斗(はると)くん。運動負荷心電図検査(CPX)、始めるよ~。でもその前に」
「え? 何? 愛依(えい)さん。急にかしこまって」
「うん。暖斗くん。いつも、DMTに乗って戦ってくれるでしょう? わたし達みんなを守るために。ちゃんとお礼を言ってなかったなあって」
「いやあ、改まってそう言われると。僕の方こそ戦闘の度に君に面倒かけてる感じで」
「それは、わたしは医療人として当然のことをしてるだけだよ?」
「出た。『医療人』」
「それじゃ、そろそろ検査しよっか」
「はいはい。いつものヤツだね。一発合格するよ?」
「良いかな、その意気。合格したら、あなたは自室に帰れてのびのび。医務室(ここ)で毎日24時間わたしと顔を合わせる苦行から、ついに解放されま~す。がんばってね」
「うん」
「じゃ、センサー付けるから、Tシャツ脱いで。はい、ちょっとヌルヌルひんやりしますよ?」
「‥‥あれ、暖斗くん、ちょっと体格良くなったんじゃない?」
「そうかなあ、まあ、パイロット用の訓練とかやってるし。一応だけど」
「うんうん。男子の中2は成長期だからね。背も伸びるし。」
「あんまりジロジロ見ないでよ。愛依さん。ホント、『医者の顏』の時と、『素の顏』と、キャラが違うよね。君は‥‥。あれ? 愛依さん?」
「暖斗くん。ウチ男の子の兄弟とかいないんだからね‥‥。そういうこと言わないで」
「あ、顏赤くしてバックヤードに消えていった」
「『素の顏』が出ちゃったか。上着脱げって言ったのは君でしょ? おーい。検査はぁ?」
「ダメ。この顏じゃ人前に出られないよ。ち、ちょっと待っててよ‥‥」
「ホント、『医療人モード』と『素の中2女子』とのギャップが」
「‥‥もう! 今度暖斗(はると)くんが『赤ちゃん』になっても、ミルクあげないんだから。もう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:28:58
1253446文字
会話率:45%
あたし芹沢百歌は異能バトル物の異世界転生が大好き。
ある日気がついたら転生したていた。これで夢が叶ったと喜んだのも束の間、転生体の悪役令嬢の幽霊に憑りつかれていたの。その幽霊はあたしが元の世界に戻るには死の運命を回避して、皇子様と結ばれない
といけないなんて無理難題を吹っかけてきた。異能バトルがしたかったのに、待っていたのは悪役令嬢としてのお嬢様ライフ。意地悪な異母に、性根の腐った許嫁、確執がある弟に、危険な異母妹、呪われた執事に、元婚約者の皇子様。そしてそれらと因縁がある憑りついている悪役令嬢の霊。こんな複雑な人間模様に放り込まれた可哀そうなあたしは一体どうなっちゃうの~。
「嘘あらすじですわね!」
大体あってるでしょ。
「あっていませんわよ! これでは私が悪霊みたいではないですの!」
悪役霊嬢ってこと? はぁ、幽霊だけに寒いこと言わないでよ。
「言ってませんわよ! もう! あらすじは私が言いますわ! この物語はですわね。私の死の運命をモモカが回避し幸せになる」 というお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:10:00
210108文字
会話率:47%
幽霊が見える女子中学生の篠崎怜。クラスメイトの三橋零と一緒に、身の回りで起こる幽霊事件を解決していく話です。
※最後の方にあるオチは非常に重要な部分です。このオチの内容は他の読者から楽しみを奪わないためにも、絶対に未読の人に教えないで下
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:56:42
61872文字
会話率:45%
魔王セレナーデは世界の悉くを焼き払い、破壊し尽くし、蹂躙した。最後には賢者達が発動した禁術によりセレナーデは倒されたが、もはや世界にかつての姿は残されてなく、世界は事実上滅びを迎えた。
そして世界を滅ぼし、満足して死んだセレナーデは――
その一年後、どういうわけか聖女シルヴィアとして生まれ変わった。そして生まれ変わった彼女に神は告げた。
『この滅びた世界を蘇らせるのです』
「え、無茶言わないで。どれだけ蹂躙したと思ってるの?」
そうしてシルヴィアは自分が滅ぼした世界を自分自身の手で蘇らせるという、マッチポンプな使命に身を投じた。大地を侵す瘴気を払い、滅びた国を立て直し、民達を導き――あまりの仕事の長に過去の自分の所業を後悔しつつも、遂にはシルヴィアは聖女としての使命を果たし、そして過労で倒れる。
死の間際、シルヴィアは願った。次があるならもっと平凡な人生がいい、というか次があってたまるか……と。
しかしそんな願いは叶わず、今度は四百年後の世界で天使アリスとして転生し、再び世界の命運を左右することになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:17:07
302488文字
会話率:61%
「クソだな、この男」
それが、この小説を読んでまず思ったことだった。
司書の有希(ゆうき)が転生した世界は、大ヒット小説「ひとひらの雪」の世界だった。
しかも、絶対なりたくないと思っていた、アーマリア・フォレスト―つまり、主人公に転生して
しまったのだ!!
最後は死んでしまうヒロインに転生してしまった有希は、そのバットエンドを避けるため、離婚活動、通称離活をすることを決心する。
「『お前は私のものだ』!? 馬鹿なことを言わないでください。私は私のものです!!」
死ぬより怖い物はない、傷者? 社会的評判!?
そんなもののために死ぬわけないでしょ!!
ヒーロー蹴散らすお姫様、参上です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 02:34:00
125789文字
会話率:27%
カナダ、バンクーバーに移住し幸せな新婚生活が待っているはずだった律子に訪れたのはまさかの夫の不倫、しかも相手は既婚、2人の子持ちの律子にとってバンクーバーで初めてできた友人だった。
友人も親戚もいない地で近しい人々に裏切られながらも、懸命に
生きる律子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 21:00:00
43954文字
会話率:21%
「リリス、今まで黙ってたけど僕には秘密があるんだ。それはね―――――」
「いや――――――――!!!!!絶対!!絶対言わないで!!!」
「でもずっと黙ってるなんて卑怯かなぁと思って。実はね――――――――」
「だ!か!ら!!言わないでって
言ってるでしょ!!??なにさらっと暴露しようとしてるの!?」
リリス・ウォルシュナット公爵令嬢は幼い頃から食べることと可愛いものが大好きな女の子だった。
八歳の時、母の親友である王妃に招かれたお茶会で天使のように可愛いらしい三歳歳下の第三王子リュークと出会う。
愛らしい容姿に目が釘付けになるもそっけない態度の王子にすぐ興味をなくし、それよりも贅を尽くした数々のお菓子に夢中になる。いつものように美味しいお菓子を大量に食べていると、つんつんしていたリュークが「それ…そんなに美味しいの?」と聞いてきた。
あまりにも豪快なリリスの食べっぷりを見て並べられたお菓子に興味を持ったようだ。
そのことを王妃に見込まれた(!?)リリスは、なぜか王宮でリュークとほぼ毎日、一緒に食事をする生活を送ることに。
お茶会での初めての出会いから十年―――十五歳になったリュークは幼少期から変わらず天使のような可愛いらしさだが、その可愛いさになぜかドジっ子属性が追加されリリスをどんどん追い詰める。
(納得いかないわ…なんで私ばかりがリューク様のやからしの被害に合うのかしら…主に恥ずかしい方向で!!)
大きな秘密を抱えた第三王子が、その秘密に絶対気づきたくない公爵令嬢を計算されつくした可愛さで魅了しつつ、外堀をがっちり埋めて囲い込む―――――!
☆一話あたりの文字数が多いので読みにくかったらすみません(ᗒᗩᗕ)
☆七話で完結予定
☆設定は非常にふんわりしております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 07:10:33
55425文字
会話率:19%
それを口にしてはいけません。是非とも、ここへ捨てて行ってくださいませ。
ここは、「ツイてない……」を棄て去る場所だらーっ!コラーッッッ!!
私はお話を伺うだけ。それ以上でもそれ以下でもございません。
ちなみに左投げ左打ち、お箸と筆記
用具は右です。
(「ラジオドラマ」をイメージしております)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 22:00:00
426274文字
会話率:28%
イライラする事が増えたと思う。
脳を分割して、同時並行で作業が出来ない。
些細なことから、大きなことまで、全てが嫌な方向に向かっている気がする。
何も出来ない。何も。どうすれば良いんだろう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
今が最悪なのは、ある意味幸せな事なのかも知れない。
だってそれ以上、下は無いわけだから。
死ぬほど苦しい思いをしたら、もう好きに生きるしか無いわけだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:25:50
900文字
会話率:25%
恋愛漫画、ラブコメ、そう言ったジャンルは総じて荒れやすい。
『自分の推しには幸せになって欲しい』という気持ちが先行して、感情ばかりが先行するから。
でも物語にはなんら関係ないから。
運命は、決して変えられないから。
余計な事言わないで。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
プロットタイプ お読みの方、
鏡花と瑠衣がくっつくとかないわー。
って思われてるでしょう。
私も我に帰って時折思います。
でも『だからなんだ』精神で書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:57:37
1176文字
会話率:23%
○○さん、仕事辞めるんだって。
同期の口からそんな言葉を聞いた。
訳は聞かなくても分かっている。
○○さんは小さなお子さんが居て、仕事どころではないのだから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
仕事と育児の両立。 なんて軽々しく言わないで。
と思った本日です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 18:13:39
768文字
会話率:29%
記憶喪失の主人公が目を覚ましたのは空が海で植物が話しかけてきてお菓子が普通に生えている非常識が常識として存在している世界だった!
そんなよくわからない世界をえっちらおっちらのんびりまったり歩く、ほのぼの日常ファンタジー!(予定)
※更新は
不定期です。
※ほのぼの日常ファンタジーは予定です。ゴリッゴリにバッチバチにバトル物になる可能性もなくはないです。あらすじ詐欺だと言わないでください。
※初投稿のため、分かりにくいところなどあるかもしれませんが温かい目で見て頂けると嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 13:31:25
3394文字
会話率:24%
「デマ」という言葉の意味について
キーワード:
最終更新:2025-07-04 10:05:34
1818文字
会話率:0%
他国の実話から成った物語の影響により、若者の間で流行りはじめた【真実の愛】という名の大義名分を掲げた【婚約破棄】騒動。
フェリシア・グラスバートも例に漏れず、その騒動の真っ只中にいた。
結婚式を1ヶ月後に控えた学院卒業パーティーの直前、フ
ェリシアは全裸で睦み合う自分の婚約者ラッセルと友人のロザリーに遭遇してしまい、婚約者に婚約破棄を突きつけられる。
幸いラッセルの有責で婚約を解消したフェリシアだったが、パーティー会場では彼女は【寝取ら令嬢】やら【真実の愛の間に立ち塞がる悪役令嬢】やらと、流行りに踊らされた人々によって面白おかしく囃し立てられていた。
居場所を無くしたフェリシアは、会場から出ていく際に【首輪の落とし物】を拾い、通りすがった【美しき氷の騎士団長】として有名なロイ・ラゼルディア騎士団長に手渡す。
その瞬間、彼の首には首輪、そしてフェリシアの腕にはベルトが装着され、2人は魔法の鎖で繋がってしまった。
首輪には【待て】や【おすわり】などしつけ機能までついている始末……!!
解除するには口付けをするしかなく、宮廷魔術師テトが他の解除法を探す間、2人はロイの家である公爵家で一緒の部屋で暮らすことに……。
着替えにお風呂に同衾に──2人に次々と試練が立ち塞がる……!!
優しく紳士なロイと個性豊かな使用人たちに見守られながら、フェリシアは前を向き始め、やがてロイとフェリシア、二人の距離は少しずつ近づいて──。
果たして2人は無事呪いの首輪と鎖から解放されることができるのか!?
妙なところで男らしさを発揮する伯爵令嬢と、そんな彼女を溺愛してくてたまらない堅物で誠実な氷の騎士団長。
初々しい二人の両片思いほっこり恋愛ファンタジー!!
短編『【寝取ら令嬢】は【氷の騎士団長】を飼い始める〜婚約破棄直後に拾った呪いの首輪で、初恋の美形騎士団長と繋がってしまいました!! そんな美声で【ご主人様】だなんて言わないでぇぇ!!〜』の長編版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:30:00
205942文字
会話率:38%
アルバート→ア:
ハル→ハ:
ハ:「異世界に来てまでこんなことする意味がわからんっ! なんで俺たちはこんなくだらない会話しかしてないんだよ! もっとあるだろ! やることっ!」
ア:「うるせぇ! お前にとっては異世界かもしれないがなぁ!
俺にとっては普通の世界なんじゃいっ! 文句あるならとっとと日本に帰れっ!」
ハ:「帰り方がわかったら帰ってやるよっ! お前の顔を見なくて済むなんてなぁ! 信じられないほどせいせいするぜェ!」
ア:「おまえ……お前、ホントに帰るつもりか……? 今さら元の世界に行ったところで誰もお前を歓迎なんてしないというのにっ!?」
ハ:「勝手に決めてんじゃねぇ! 居るはずだよっ! 俺の帰りを待っている人も! たぶん……!」
ア:「その様子だといないみたいだな……!? その虚勢の張り方は明らかにそういうことだなぁっ! 残念だなぁ……!? お前は一生! ここで生きていくことになるんだよっ!」
ハ:「そ、そんな……そんなことを言わないでくれっ! 頼む!」
ア:「ハッハッハ……! お前にはこの世界がお似合いさっ! お前みたいな奴はここで適当に生きていけばいいんだよっ!」
ハ:「……ぐぬぬ……」
ア:「……なんだこの会話。マジで」
ハ:「そうだな、やめよう」
こんな感じの日常……
俺たちどうでもいいことしか話し合ってない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 17:00:00
104843文字
会話率:69%