舞台は西暦2058年、日本。
ある兄弟たちと1機のお話。
【登場人物】
兄:タカシ
姉:サオリ
弟:ヒトシ
AI:アル
不定期掲載、数話で完結する短編的なもの予定です。
最終更新:2023-10-02 02:13:15
24525文字
会話率:54%
とある少女を匿ったことで誘拐事件に巻き込まれた少年は、事件の日を境に魔力という超常の力を手に入れる。幸か不幸かそれが原因となって少年はある組織に命を狙われることになり…。
最終更新:2022-11-03 03:59:26
2619文字
会話率:35%
その夜一人の遊女が廓抜けした。
最終更新:2022-09-24 23:47:15
2951文字
会話率:54%
夕立は服の袖を濡らしてゆく
昔の世が息づく田舎では
野辺送りを繰り返し
時計は逆さに廻って
末の世を嘆いているというというのに
季節は巡って
また涙は繰り返し
輪廻も繰り返し
人の想いを残して
蜉蝣は去ってゆく…
緑豊かな水田では
滾々と
湧き水が
神社では灯篭があかあかと
夕べの祭りみたいに
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 17:42:10
1778文字
会話率:0%
あの部屋で待っているよと、呼ぶ聲ももう聞こえない、祖母の枯れた耳。
美しい海が見えるよ、と、恋人に囁き繋がる身体に、桜貝が何処からか貼りついて。
夢の中で、あなたの名前を必死で呼んだのよと、仏壇の彼岸花に語り掛ける、夏。
妙なる匂いが、娘の
部屋からしてきて、死の華で埋め尽くされし部屋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 19:28:15
888文字
会話率:0%
入道雲、夕立、蜃気楼、陽炎、りんご飴、金魚すくい。
夏の幻は、色々見せてくれる。
君の大事なものだったね、と、手のひらに小さな青いビー玉。
済んだ眼差し。蔵の裏の人魚の鱗。
敷き詰められた玉砂利が、全部蛍石なのだ。
そういう、真夏の蜉蝣みた
いな夢。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 17:21:14
611文字
会話率:0%
蜉蝣、それはとても儚い生物。成虫になってからたった24時間しか生きられない、悲しい生物。
そんな生物にあこがれを抱く、齢103のおじいちゃん。彼は未だ知らぬ体験の数々を望んでいた。それに力を貸す怪しい男。
彼の力をもって、おじいち
ゃんは異世界に赴く。蜉蝣の肉体で。そこは103の年を重ねた彼であってもすべてが未知の世界。
蜉蝣の短い命を、彼はどのように使うのか。使い切れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 21:30:37
3454文字
会話率:2%
私達はなぜ産まされたのだろうか。
神様はそれを聞いて泣いた。
最終更新:2020-11-30 16:14:49
953文字
会話率:17%
学校にある怪談の続編
昨年、20年来北星中学で噂されている幽霊事件を解決した藤城翔太と、来栖川桜の2人組。
今回も特殊能力?を使って謎を解明して行く。
ある日、桜はクラスメートの花園紀代美から相談を受ける。
若くして結婚した紀代美の姉、佐登
美。
結婚と同時に始まった佐登美の奇行。
新居で起こる不可解な出来事に、佐登美が壊れて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 16:30:25
126212文字
会話率:41%
ある日ふと気づく事がある
そこに何かがいる気がする
いつもと同じ道のはずなのに何か違和感を覚える
あの暗がりからは何となく嫌な予感がする
そんな不安や不穏がいつの間にか積み上がって日常を侵食していく
最終更新:2020-08-06 00:00:00
2174文字
会話率:14%
覆面レスラー、ジャスティスマッスル。身長2mオーバーの巨漢のパワーファイターでベビーフェイスである。ヒールの攻撃を受けきってから大技で返すそのファイトスタイルに魅せられたファンは多い。
人気絶頂期に彼は事故から無辜の市民を救う為にその身を
犠牲にした。そうして救われた市民の中に未来において星を救うほどの発見をする事になる幼子がいたのだ。
その功績で彼は傷を癒し異世界に転移する事になった。一種の特異点を能動的に救った彼の運命は複雑化してしまい元の世界でというわけにはいかなくなったのだ。
代わりに新たな力を授けてくれるという神に対して彼は救っていただけただけで十分です。その力は今後の若者の為に残しておいて下さいと固辞して受け取らなかった。
神はそんな彼の想いに応えた。その代わりにいつの日か元の星に戻れる可能性を彼に与える事にした。彼の運命が収束すれば星への影響は最小限になるのだから。
異世界でも彼のパワーファイトは健在だ。村を襲うオーク達を素手で屈服させた時にそのポテンシャルに気付いた彼はオーク達にトレーニングを科すことにした。
そうオーク達の身体は肥満体なのではなく低体脂肪率の肉塊だったのだ。オーク達は筋トレに目覚め種族をあげてボディビルやプロレスで魅せる種族となった。オーガをも凌ぐと言われるほどのマッスルになった彼らの人気は凄まじいものだった。
オーガ達も負けてなるものかと人を襲うのを辞めた。ナンバーワンは我々だ。断じてオーク達ではないと。そのふてぶてしいまでの傲慢さ溢れる筋肉もまた素晴らしい物だった。彼らは産まれながらに全種族でもトップレベルのナイスバルクだったのだ。赤銅色に輝くその筋肉に魅せられる者は多い。
ドワーフ達も名乗りを上げた低身長ながらも圧縮されたかのような骨太とそれを覆う岩のような筋肉。産まれながらに黒光りする恵まれた肉体。長年鍛治をする事で鍛え上げた働く為の筋肉。それはマッスルインパクトであった。
エルフ達は盛り盛りの魅せ筋に嫌気がさしていた。そうじゃないだろうと、元来筋肉とは動く為の物だと。軽やかに宙を舞うように木々を飛び回るエルフ達はインナーマッスルの種族であり甘いマスクの細マッチョの集団であった。
人々は筋肉の共演に熱狂した。魔族達は筋肉の前に蹴散らされ邪神が復活したりしたが筋肉の前では無力だった。
そして彼は帰って来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 00:00:00
2292文字
会話率:50%
あなたは神さまを信じていますか。
信心深いでしょうか。
全く信じていないでしょうか。
いるかもしれない、いないかもしれない。
深く信じていなくてもなんとなくの神頼み。
なんとなく罰当たりな気がするからやらない。
色々あるでしょう。
こ
れから始まるのはカミサマが在る世界。
カミサマはそこに在るだけでその土地に恩恵を与える。
しかしカミサマは人を重視しない個人を注視しないその功罪を見ない。
時に人と共にあり時に人に禍をなす。
俺はそんな世界で神から禍を受けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 00:00:00
105244文字
会話率:55%
毎日のちょっとした待ち時間に読める短いお話。
ランダムに生成した2キャラで構成してますのでジャンルは様々。キャラも様々。と思っていましたが最近は普通に思いついた短編も書いたりしているのでその限りではないです。
短編の集まりなんでタグ
やらキーワードは全部盛りで申し訳ない。そしてどうせなら色々応募してしまえ、と言う節操のなさでございます。
これだけあれば何か気に入る話があるかもしれないですよ。ちなみに作者のオススメは
「地縛霊と教師の話」
「死んだ女性と女悪魔さんの話」
「新入部員と怪しい部長の話」
「文芸部の先輩と後輩の話」
「毒キノコを食べたかもしれない話」
「オノマトペの話」
「彼女と蜉蝣の話」
辺りですかね。ここら辺は自信があるやつなので是非読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 10:12:45
76997文字
会話率:33%
性犯罪を扱うことに長けた藤堂海来(とうどうみくる)探偵社
海来が社長で部下の三島と二人しかいない家賃の支払いにも困るほどの貧乏ぶり
ある日かつて経験したこともない凶悪性犯罪事件が持ち込まれる
首謀者は現役警察官
着手すら不可能と思われた難事
件を、海来が大嫌いな超凄腕ナンパ師と協力しながら悪戦苦闘するミステリー。
事件の真相は如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 01:37:08
153731文字
会話率:62%
この物語は1人の男子の人生を昆虫に例えた物語になっております。
キーワード:
最終更新:2019-12-06 20:13:37
542文字
会話率:0%
どうして朝は来るのだろう。
特に月曜日の朝。
5分間SFです。
5分間SFといいつつ多分7分くらいあります。
以下雑文
『薄翅蜉蝣』
「そろそろ、仕事を探してください」
「ふむふむ、なるほど。まあわたしは働いていない訳ではないが、君
の顔を立てるため、一応その意見を聞いておこう」
二人で住むにはそこそこ狭い家。
一人分のコーヒーカップからは、淹れたばかりのコーヒーの湯気が立ち上っている。
「この家の家賃を払っているのは私です」
「うむ、その点に関しては大いに感謝している」
私は小さく頷き、コーヒーを口に運ぶ。
カップの縁から立ち上るアロマが、私の鼻腔をくすぐった。
「ちなみにそのコーヒーを買ったのも私です」
「あ、ありがとうございます」
「いえ、それは別に。いえ、そういうことではなく。いえ、そういうことなのですが」
「どういうことなのかな」
「家賃から食費などの生活費、ひいては娯楽費に至るまで、終(つい)さんの生活費は私の賃金で賄われています」
「とても感謝しています」
「はい。感謝してくださるのは結構なのですが、正直しんどいです。二人分の生活費を私個人の収入でやりくりするという経済的な面でもそうですが、同居人が就学も就労も労働訓練もせず、家でただただゴロゴロしているだけという有様を毎日見せつけられるのは精神的にしんどいですね」
「それはほら、惚れた弱みとかそういうので何とかならないかな」
私は目の前の少女、結(ゆい)からふいと目を逸らす。
「馬鹿なことを言わないでください。仮に惚れた弱み、というものが終さんに対して存在していたとしても、私は私の好きな人がこんな体たらくであることを許せません。私がいなくなったらどうするんですか」
「結ちゃんはいなくなったりしないでしょ」
「それはわかりませんよ。何事にも絶対はないのです」
詰は至って真面目な顔で言う。
冗談を一切受け付けないタイプ、というわけでもないのだが、委員長気質というか。こういうところは変に真面目な人間だった。
「絶対に絶対ない?」
「絶対に、絶対…? とまあ、それはいいです。ということで終さんには自立活動のための活動の一環として、就職活動をしていただきたいと思いまして」
「いや、わたしだって何もしてない訳じゃないんだよ?」
(続かない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 22:10:37
3580文字
会話率:19%
ある一日の独白、起床から就寝までの。
最終更新:2019-10-13 17:17:33
2592文字
会話率:0%
夢の中で出会った不思議な少女。
夢と現が交差する中で、私は次第に夢の女の稀有な運命へと巻き込まれてゆく。
最終更新:2019-09-19 04:09:05
24839文字
会話率:19%
妻と二人の子供との4人家族、どこにでもいるごく一般的なサラリーマンである小暮 雄二(こぐれ ゆうじ)、彼には長らく忘れられない人がいる。
彼女の事を思い出すと、いつも心の奥がずきりと痛んだ。
自宅の庭で行われた、息子の部活仲間達によ
るバーベキュー。集まった子供達の中に、小暮の記憶を刺激する一人の青年がいた。
次に青年に会ったのは小雨の公園。そこで小暮は、雑談がてら気になっていたことを口にするのだが。
※何となく「カナリア」のエピソードが関連しています。
※この作品は後日、自サイトに掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-04 15:14:52
14831文字
会話率:34%
一目惚れした男は、その女の為に幾度も命を捧げる
最終更新:2018-11-25 19:22:47
3359文字
会話率:0%
平成最後の夏。
失われていく都市伝説。妖怪の残像。明確化された情報の羅列。
曖昧は否定され、不可思議は理屈で塗り固められ――――存在は書き換えられていく。
夕暮れに影が伸びる。黒く塗り潰された、彼は誰だ。
新しい時代を前に、時代
の最期と心中を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-25 22:19:09
4577文字
会話率:49%
———— ただ、もう一度君に会いたくて ———
想い人である彼女が自殺で死んでから、生きる希望なくしてしまった主人公——鉈里翔也は、
想い人のいない世界にさよならを告げようと、首を吊り意識を手放した。
次に意識が戻り、目を開けるとそこには
見知らぬ少女が真っ暗闇の中にたたずんでいた。
少女の話によると、どうやら天国でも地獄でもない、中間地点の架想世界にきてしまったようで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 11:00:00
3950文字
会話率:59%
ルイは年齢詐称中18歳の風俗嬢。
僕は夢を諦めた大学2年生。
彼女が毎週日曜に僕の部屋を訪れるようになったのは半年前。
彼女が毎週日曜に僕の部屋を訪れなくなったのは1ヶ月前。
僕と彼女の7ヶ月。
最終更新:2016-05-22 01:46:53
11367文字
会話率:15%
成人し、体が「成長」を止めて「老化」を始めたのだと、そう、私は気付いた。
キーワード:
最終更新:2016-04-04 01:04:36
650文字
会話率:0%