彼のケモノは魔獣の王。
陸の獣王ベヒーモスのように大地を蹂躙し。
海の獣王リヴァイアサンのように海を支配し。
空の獣王ジズの如く、太陽を覆い隠すほどの巨翼を輝かせる。
神の傑作たる天と海と陸を支配するケモノ。
そう――ペンギンである。
異
世界転生無双を望んだ彼は、世界最強のペンギン『氷竜帝マカロニ』へと転生していたのだ。
『おいこら! 誰がペンギンだ! 羽毛を撫でるなっ、飾り羽を愛でるな、人で勝手に癒されるんじゃない!』
これは、上位存在として転生した彼が人間に戻ろうとするギャグ無双物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:13:05
796004文字
会話率:32%
武芸の名門、流派梁山泊を破門・追放の憂き目にあった落ちこぼれのロアは行く当てのない旅にでた。
国境を越え異国へと足を踏み入れたある日、傷ついた男からあるものを託されることになる。
それは「勇者の額冠」だった。
突然、事情も呑み込めないまま
、勇者になってしまったロアは竜帝討伐とそれを巡る陰謀に巻き込まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 10:18:14
921733文字
会話率:60%
王太子から冤罪→婚約破棄→処刑のコンボを決められ、死んだ――と思いきや、なぜか六年前に時間が巻き戻り、王太子と婚約する直前の十歳に戻ってしまったジル。
六年後の未来を知っているジルは未来を変えようと焦り、顔も見ず別の男性に求婚するが、即答で
了承を返したのは隣国の若き皇帝(六年後は闇落ち予定)だった。
皇帝に求婚を真に受けられ、誘拐され、後に引けなくなったジルは腹をくくる。
「あと六年ある、それまでに皇帝を更生させればすべて解決する!(と思いたい)」
これは魔力チートで軍神令嬢と呼ばれていた男前幼女が、王太子のしつこい求婚(復縁)を回避しつつ、かつての部下と再会したり、かっこよく物理で事件を解決したり、呪われた皇帝と本当の夫婦になるお話。
◆2/27原作3巻・オーディオドラマ特典付きで発売中◆
*無料視聴もございますので角川ビーンズ文庫公式サイトをご覧ください*
*コミックス1巻発売中・月刊コンプエースにてコミカライズ連載中(作画:柚アンコ先生)*
*原作書籍1~2巻・角川ビーンズ文庫様より発売中(イラスト:藤未都也先生)*
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:00:00
1051954文字
会話率:55%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 07:19:46
409553文字
会話率:26%
ネオンに彩られた夜の街で、暗がりの裏路地で、ボロボロな少女と銀髪の青年が出会う。
青年は、少女に力を与える。
「いつの日か、君がかの王に打ち勝てるように――」
少女は知らない。ただ、自分を救ってくれた彼に付いて行く。
例え
、自分が利用価値のあるただの道具であっても――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 21:28:10
1371文字
会話率:23%
この世界では、『名声』『力』『財』何でも手に入っていた。
35年前に東京上空に突如として出現した『古代兵器』なる物が現れる前の話。
古代兵器と共に現れた【異族】と呼ばれる小説やファンタジーの中でしか存在しない、幻想の種族で構成された集
団【聖獣連盟】
彼らは、古代兵器を用いて世界の破滅を企む異形と戦うために地球の科学力を使い防衛拠点の基盤を築くため地球に来た。
ほどなくし、出現した異形種に地球は惨敗し何十億人にも及ぶもの尊い命が消えた。
そこで、世界各国が連携し新たな組織【世界評議会】を設立し、異形と戦う為の部隊【騎士】が結成された。
「その地に住まう民間人を守る為に、その身を犠牲にして戦う騎士」
そんな意味合いを込めた名前に、多くの若者が騎士を志す。
異族達がもたらした恩恵により世界の科学力は格段に羽上がる。
今では、何気なく使っている【魔法】と呼ばれる力もその恩恵の副産物であった。
更には、騎士としての役割が本来の人類を守護するものから、力の象徴へと様変わりする。
騎士の中で、階級を表す『銅』『銀』『金』
そして、その中でも階級を問わず階級以上の力を有している者には【称号】と言う名が与えられ。
『名声』『力』『財』その全てを手に入れたと言っても過言ではなかった。
それほどの力を手に入れた1人の若者に、ある事件以降全てを手放す。
最強と呼ぶに相応しい力も一国の王さえ椅子に出来うる権力さえも手放す。
苦難を共にしてきた大切な仲間を切り捨て、最愛の女性を失った1人の青年と多くの仲間達で繰り広げられる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 07:39:31
1107805文字
会話率:30%
不本意ながら異世界トリップしちゃった平凡女子の鳥居りこ。
性格難有りの自己中俺様おちび竜『ハクちゃん』のつがい(伴侶)になって、蜜月期の雄竜となった彼との新婚生活は溺愛激愛波瀾万丈で!?
世界最強最凶の竜ハクと平凡なりこの、人間と竜族……世
界の行く末までも巻き込んだ傍迷惑な恋物語。
現在、第二部《赤の大陸編》をダルフェ中心で不定期連載中です。
更新停滞中のため、感想欄はお休みさせていただいております。
*連載が長期間になったため時事ネタ等古い部分(一例:連載開始当時はスマホではなくガラケーでした)もありますが、お許しくださいますようお願い申し上げます。
*第一回アイリス恋愛ファンタジー大賞で大賞をいただき、一迅社様アイリスNEOより改稿版が書籍化されております。ウェブ版と書籍版は設定等色々異なります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 17:54:36
967982文字
会話率:26%
ここは四竜帝の大陸関係の小話置き場です。
HPウェブ拍手に使った小話を収納しています。(現在、HPにウェブ拍手は有りません…)
お笑い・シリアス・流血・その他も有りなうえに、過去・現在・未来がごちゃまぜ状態、ネタバレ要素もあるので、本編と同
じ場所に掲載するのはどうかな?と思い、ここに収納させていただいております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 16:08:20
31824文字
会話率:42%
アデリナは愛されずに生きてきた。輿入れ前の両親も妹姫を溺愛してきた。また、妹姫の代わりに輿入れした先、バント王国でも、すでに三妃が寵愛されており、一番弱小とされるアーべライン侯爵家から輿入れしたリリアーナは、国王から顧みられることもなく、初
夜に国王の訪れもなく、ただ、後宮の中に置かれ、寂しく暮らしていた。
そんなある日、後宮の裏にある森の中に迷い込んだ小さな傷ついた、竜人族の子供を見つけると、彼の傷を癒やし、匿い育てることにした。それはアデリナの心の癒しとなり、食事を分け合い、平穏に暮らしていた。
そうして三年。
領土を接する竜帝ドラグニールが、行方不明になった嫡男を探しにきた。そして彼が見つけた小竜は、彼の嫡男、ドラコルトだったのだ。
竜亭ドラグニールは、我が子ドラコルトにされた所業に怒りを覚え、バント王国を圧倒的な兵力差で滅ぼそうとする。
そこに、関係のない国民たちが巻き込まれるのを憂えたアデリナが訴えに出る。三年の間ですっかり懐いたドラコルトも、アデリナとともに国を滅ぼさないように願い出る。
ドラグニールは、我が子と、我が子がすっかり懐いたアデリナを譲り受けることを条件に、自国に戻ることにする。
そして、自国に連れ帰ったアデリナに接するたびに、彼女を愛するようになるのだが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 08:10:00
23472文字
会話率:39%
高校生の頃『聖女』として突如異世界に召喚された私、佐久良小春。その役目を立派に果たし無事こちらの世界に戻ってきてから早7年。社畜として忙殺されそうな日々を送っていたら再びの召喚。
今度は一体何をお願いされるのかと思ったら。
「我が妃となれ
、聖女コハルよ」
知らない俺様イケメンからいきなり求婚されました。
実は彼、7年前に可愛がっていた皇子様で――!?
俺様竜帝陛下(元ツンデレ皇子様)と真面目なだけが取り柄の平凡女子(一応聖女様)との異世界トリップラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 00:33:36
141287文字
会話率:44%
シーディは前世の記憶を持っていた。前世では奉公に出された家で竜帝に気に入られ寵姫となるが、竜帝は豪族と婚約すると噂され同時にシーディの部屋へ通うことが減っていった。そんな時に病気になり、シーディは後宮を出ると一人寂しく息を引き取った。
時
は流れ、シーディはある村外れの貧しいながらも優しい両親の元に生まれ変わっていた。そんなある日村に竜帝が訪れ、竜帝に見つかるがシーディの生まれ変わりだと気づかれずにすむ。
数日後、運命の乙女を探すために国中の同じ年、同じ日に生まれた乙女たちが後宮に召集がかかり、シーディも後宮に呼ばれてしまう。
自分が運命の乙女ではないとわかっているシーディは、とにかく何事もなく村へ帰ることだけを目標に過ごすが……。
はたして本当にシーディは運命の乙女ではないのか、今度の人生で幸せをつかむことができるのか。
※毎朝7時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 07:00:00
52493文字
会話率:39%
シーディーは竜帝の寵姫となったが、病気でその人生を終えた。
気づくと、同じ世界に生まれ変わっており、今度は幸せに暮らそうと竜帝に関わらないようにしたが、何故か生まれ変わったことが竜帝にばれ……
すごく短くて、切ない話が書きたくて書きま
した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 10:19:03
2596文字
会話率:29%
天空に住む竜人族を束ねる最強の王――伝説の竜帝王のたまごを偶然孵してしまった、日々の激務にお疲れだったとある聖女。
「我が番よ。そなたの望みはなんだ」
「聖女なんてくそ重い役目捨てて、穏やかに暮らしたい」
彼女がそう竜帝王に望んだ結
果、待ち受けていたものは――?
※このお話は「第5回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 09:22:13
1000文字
会話率:37%
神竜帝国の宮廷に仕えるドラゴンテイマーのレイドは帝国軍の主戦力であるドラゴンたちを一人で管理し、愛情を持って育てていた。
しかしある時レイドは皇帝からクビを宣告されてしまう。
「我が帝国のドラゴンたちは従順で誰にでも世話ができる。貴様な
ど給料泥棒に過ぎぬ!」
「今までドラゴンたちが大人しかったのは、心を通わせる術を持つ俺が世話を続けてきたからです」
レイドは自分がいなくなればドラゴンが国防を担うこの国は大変なことになると説得するが、皇帝や宰相たちはレイドを問答無用で国外追放処分を下す。
そして国を出たレイドの元に一人の少女が現れた。
彼女は人間に変身した竜姫でかつてレイドに助けられたことがあり、恩を返したいのだと言う。
それからレイドは竜姫の手引きで秘境にある竜の王国へと連れて行かれ、そこで竜たちの世話をしながらのんびりと暮らしていく。
一方レイドを追放した帝国では翌日、怒り狂ったドラゴンたちが暴れて宮廷を壊滅させていた……。
※カクヨムでも連載中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 00:00:00
234372文字
会話率:35%
世界を統治する竜帝の最愛は何の変哲もない人間の女性でした。
最終更新:2023-10-27 15:00:29
3166文字
会話率:59%
竜を鎮める力を持つ『歌うたい』の見習いとして学院に在席していた孤児のシア・アンバーは、覚えのない罪を着せられて学院を追放された。死を選び、北の山中へ赴いたシアだったが、そこで北の竜帝であるオーウェンと出会う。オーウェンは寒い地方に棲む故によ
く眠る竜であった。彼の『歌うたい』として拾われたシアは、段々と幸せを知っていき…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:12:13
20290文字
会話率:39%
ルードス大陸には昔より、聖女と竜がつがいになるという習わしが存在していた。
代々聖女を輩出する家に生まれながら、聖女としての才覚を有していないルカ・キウス・アリウスは義母と義妹シェリルから虐げられ、使用人にも劣るような生活を強いられていた。
そんなある時、妹のシェリルが竜の王である竜帝に嫁ぐという話が持ち上がる。
しかし当代の竜帝は、竜族の中でも最も忌み嫌われる存在だった。
もし機嫌を損なえば竜帝に殺されてもおかしくない。
しかし義母や義妹と地獄のような生活よりはマシと割り切ったルカは自分に聖女の力がないことを隠し、竜帝に嫁ぐことを決めた。
※R15ではありますが、念のための設定です。
※カクヨムでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 06:00:00
88936文字
会話率:46%
青の竜帝グラジャウォックが倒されてから一年。
いくつかの竜帝軍の残党が残るものの、世界は一旦の平穏を取り戻していた。
そんな世界で、第二の人生を歩もうとする者がいた。
青の竜帝を倒した英雄の一人。
最強の聖剣使いとして世界に名を馳
せる少女エリィ。
聖剣を自在に振り回し、あり余る力で時には素手で魔物をぶん殴る。
そんな彼女はある日思った。
「今日から治癒術士になろうっ!」
英雄だとか、聖剣使いとか、そんな堅苦しい肩書で生きるのはもう飽きた!
初級冒険者として(身分を偽って)私は今日から、のんびり気ままな後衛職として生きていくのです!
頼りなくも凸凹メンバーが集まった初心者パーティで、エリィは治癒術士として新たな旅に出るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:47:40
16462文字
会話率:38%
水野江里は異世界の二柱の神様に魂を創られた、神の愛し子だった。
別の世界に産まれ、死ぬはずだった江里は本来生まれる世界へ転移される。
そこで出会う獣人や竜人達との縁を結びながらも、スローライフを満喫する予定が・・・
ほのぼの日常系なお話
です。設定ゆるゆるですので、許せる方のみどうぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 08:00:00
81670文字
会話率:27%
「ナオ・バトーニ公爵令嬢、おまえを王妃候補から外す。聖女としてもレディとしても役立たずのおまえは、姉に代わって隣国の竜帝に嫁ぐんだ。捧げものとしてな」
アロイージ王国の聖女ナオ・バトーニは、新国王アデルモ・ベルターニからそう宣言され、強国バ
リオーニ帝国の竜帝に捧げられることになった。
冷酷非情で醜悪と噂される竜帝は、捧げられたその場でナオを「不要だ」と宣言する。それでも、ナオはついて行かざるを得ない。聖女として加護を与えてきたアロイージ王国を追放されるようにしてバリオーニ帝国へと赴く。
そこで、彼女はあらためて竜帝に謁見する。
が、そこには美しくてやさしい竜帝がいた。他社には偽りの仮面をかぶった竜帝は、ナオの前では素顔で接し、彼女を大切に扱い始める。
役立たずと虐げられ必要とされず、愛を知らずどこにも居場所のなかったナオ。そして、不器用な竜帝。
ナオは竜帝と出会ったことであらゆる人から必要とされ、愛されるようになる。
居場所を得たナオと竜帝は、すこしずつ歩み寄り愛を育んでゆく。
※全四十一話。捨てられた主人公がヒーローに愛される典型的なストーリーです。ハッピーエンド確約です。微ざまぁあり。ゆるゆる設定、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 21:03:29
60415文字
会話率:30%
貴族というものは、その魔法の力で民を導くものである、という選民思想に裏付けられたこの国、竜皇国グランガルシアでアーシア・ハイデンブルクは落ちこぼれだった。
双子の妹リーシアが天才的な魔法の才を見せるのに比べ平民よりも劣る魔力ゼロなアーシアは
、公爵家の令嬢であるにもかかわらず両親からも妹からも人間扱いをされず。
それでも。
「愛してる。どうか私の妻になってくれないか」
と、そうこの国の帝、竜帝陛下ユリアスにそう告白され、彼女の人生は変わった。
「あたしは、ふさわしくありません……」
そう辞退するアーシア。
夢をみちゃ、いけないから。
そう、自分に自信が持てないアーシアに。
それでも「あいしてる」と言ってくれるユリアス。
「決まりだ、私の伴侶はこのアーシア・ハイデンブルク公爵令嬢に決めた。誰にも異論は許さない」
皆の前でそう宣言する竜帝。
しかしそれを納得しない者もいて……。
(甘々でしっとりの恋を書いてみたくなって書きました。
(お楽しみいただけると嬉しいのですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 09:41:39
14886文字
会話率:22%
それはまだ神々が身近にあった時代。
古の聖皇国、ケイローン。
永く栄えたこの国が滅ぶのは一瞬のことでした。
皇帝サジタリウスの一人娘セレナの17歳の誕生日。
国内外から要人賢人を招き大々的な祝いの場を設けたそのパーティの場で悲劇はおきます。
パーティに招待されなかった事に怒った氷の魔女グラキエスによって、皇国首都サイロンは一瞬にして凍りつき。
そして。
グラキエスはセレナに呪いをかけます。
「お前など、畜生道に堕ちれば良いのよ! 魂が擦り切れるまで動物として生きる呪いをかけてあげるわ!!」
輪廻転生。
全ての魂は死と共に大霊《グレートレイス》に溶け混ざり、新しい生として生まれ変わる。
しかしセレナにはそれすら許される事は無かった。
呪いによって記憶を保ったまま動物に生まれ変わる彼女の心は疲弊し。
絶望を通り越して悲しみの底にまで落ちたセレナ。
しかし。
そのピュアな心は、それでも健気に生きていくことを望んだのでした。
ある時森で狼に襲われて瀕死の状態となったセレナ。
彼女を救ったのは白銀の男性アウグストゥルス。
治癒魔法により一命をとりとめたセレナは、その後彼の居城へと運ばれて。
実は彼こそが今世この世界を支配するドラゴニア帝国の竜帝その人でした。
そして彼の前世は……。
呪いによって白猫の子猫として生を受けたセレナがそれでも健気に生きていくお話です。
※竜帝に愛されたのは可憐な白猫子猫でした。そんなシチュエーションなのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 07:00:00
5934文字
会話率:14%
最後の神・紅の竜帝の末裔、魔導帝国リュドラスの皇女アルスティア(アルス)。
皇女に惚れこまれ捕獲された魔技術師クラウス。
無事婚約はしたものの、クラウスの過去の女性関係(主に被害)などが蒸し返され、アルスはご機嫌斜めに。
そこへ、帝
国、さらに神たる竜とその眷属たちを貶める事件が発覚。
皇女アルス率いる第三特務部とクラウスはその事件の捜査に当たることに……。
(注・流血、薬物、人身取引などの表現を含みます)
竜皇女と魔技術師 https://ncode.syosetu.com/n2081hj/ の続編になります。
(個人サイト「双月界」http://garten.whitecafe.jp/sougetsukai/index.html に掲載していた作品の転載。完結済みのため、22話まで毎日連載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 20:00:00
96768文字
会話率:43%
「つかまえたっ」
捕えられたのは、私。魔技術学舎の研究員、クラウス。
捕まえたのは、アルス。最後の神・紅の竜帝の末裔、魔導帝国リュドラスの皇女。
この大陸一の大国の皇女は、どういう訳か、一介の魔技術師でしかない私を、ひどく気に入ってい
るらしい……。
(個人サイト「双月界」http://garten.whitecafe.jp/sougetsukai/index.html に掲載していた作品の転載になります。完結済みにつき、年末まで毎日掲載。15年ほど前に書いたものなので古さは否めません…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 00:00:00
57559文字
会話率:50%
年度末のハードな仕事。やっと取れた休日。
気分転換にと、ちょっとした旅に出る。
何かと気付けば、魔法陣の中。
魔法使いは、お前は擬態魔動物だなという。
自らのこの姿は人間の男に似る。
対してこの皮膚は鱗模様。微妙に違う。
相手の言葉は
わかる。だけど話せない。
喉からは鳥のような美しく澄んだ鳴き声。
これは夢の中だと思いたい。
知らない異世界。こちらは無力。どうするか。
そう。命あっての物種。
生き残って元の世界へと帰るんだ。
ならば自ら従魔となること受け入れよう。
メンタルタフな独身男性36歳、大森直人(おおもりなおと)。
特殊能力なんてない。
〇この物語はマヤ、アステカの神話のひとつをベースにしています。メインは中世ヨーロッパ風のファンタジー世界になります。主人公は大変な目に遭いますが、元の世界に戻れることを夢見て健気に生きていこうとします。彼は少しずつ、この世界のことを知っていきます。そして、大きな流れの中へと。
◇1話につき2500から3500字辺りになります。不定期更新です。それから大きな内容変更はない予定ですが、誤字・脱字や表現の仕方などの変更を随時行っています。なので誤字報告歓迎です。すでに誤字報告をしてくれている方々、ありがとうございます。助かります。
◇ここまで書けているのも、ブックマークや評価をしてくれて、読んでくれている方々がいらしているからこそです。ありがとうございます。この物語は、まだまだ続く予定です。今後とも、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 09:16:27
387330文字
会話率:13%
彼、幽霊(かすみりょう)は死んだはずなのに、幽霊として生きている。
そして、彼が彷徨ううちに出会ったのは・・・・。
最終更新:2022-02-14 07:26:54
2183文字
会話率:41%