『少しだけ私に時間をくれないだろうか……』
彼はいつだって誠実な婚約者だった。
嘘はつかず私に自分の気持ちを打ち明け、学園にいる間だけ想い人のこともその目に映したいと告げた。
『想いを告げることはしない。ただ見ていたいんだ。どうか、許し
て欲しい』
『……分かりました、ロイド様』
私は彼に恋をしていた。だから、嫌われたくなくて……それを許した。
結婚後、彼は約束通りその瞳に私だけを映してくれ嬉しかった。彼は誠実な夫となり、私は幸せな妻になれた。
なのに、ある日――彼の瞳に映るのはまた二人になっていた……。
※この作品の設定は架空のものです。
※アルファポリスでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:29:45
90283文字
会話率:33%
魔族の娘キアラは、血の繋がらない兄のクロウに恋をしている。
一途にただ彼だけを追いかけて真っ直ぐに好意を示しても、そっけないクロウは相手にしてくれない。
原因はわかっている。義兄は魔族が嫌いで、キアラは特殊な瞳を持っているから。
だけど今年
はクロウと二人で遠出をすることになった。
少しでも距離が近づけばいいなと淡い期待で出発したのに、キアラを拒否しては気まぐれで優しさを見せるクロウに不満は募り…。
「妹なんかじゃないよ。私だけを見て!」
盲目的に恋する乙女とクールな拗らせ剣士がハッピーエンドを迎えるまでのお話。
中盤シリアス、後半溺愛となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:38:01
87553文字
会話率:29%
【作者注意書き】
一旦離れてまた元通りの関係を“元サヤ”と称するのであれば、本作は元サヤでは有りません。
最初から最後まで主人公のお相手は婚約者です。
婚約者と婚約解消や婚約破棄をしないで、結婚に至ります。
主人公が目指すのは仮面夫婦です。
婚約者(後の夫)は、クズだし愚か者です。
後悔先に立たず、という言葉は婚約者のために存在するくらい後悔します。
でも主人公の気持ちは「後悔? 知らんがな」の一択しか有りません。
主人公は自力で幸せを掴みますが、恋愛的なハッピーエンドでは無いことを明記しておきます。
ですので、恋愛的なハッピーエンドが読みたい方は回れ右でお願いします。
【あらすじ】
私を優先して欲しい、と。
お願いした。
私だけを見て、というのはさすがに我儘だと思っていたから言わなかったけど。
叶えられたことはない。
婚約は継続以外の道は無い。
つまり私とお父様がどれだけ望まなくても彼と結婚する以外の未来はない。
彼……リグリスと、私……イオリの結婚は国の一大事業が絡む政略結婚だから。
私と彼だけじゃない。
他に二組もその一大事業に絡む政略結婚が結ばれていて私と彼の関係が崩れてしまえば他の二組の政略結婚の話は元より、もしかすると他の貴族家の婚約にも影響してしまうかもしれない。
私と彼の関係は、それくらい周りも慎重になるような関係。……全く彼はその辺のことを考えていないけれど。
取り敢えず私は、彼のことは諦めて自分の幸せを探すことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:00:00
19995文字
会話率:26%
杏子は、幼馴染の良哉に恋をしており、日々猛アタックしていた。が、良哉は杏子の事を子供扱いして、告白を悉(ことごと)く踏み躙(にじ)る。
最終更新:2023-06-13 12:00:00
11177文字
会話率:53%
―私は愛されたかった。
ただ一人。たった一人、私だけを見てくれる人が欲しかった。
けれどそれは叶わない。きっと未来永劫に。
贖罪を綴り、懺悔を洩らすが貴女に届かない。
世界が狂った。
嗚呼。私も狂った。
想望を抱いたそれに私は歓喜する
。
…だから。
貴女が貴女である為に私は私を賭そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 05:54:55
10805文字
会話率:10%
ある女神の叫びと胸の内
最終更新:2023-03-07 13:00:00
228文字
会話率:0%
OLの私は気が付いたら悪役令嬢に転生していた。
「こういうのって王子からの断罪追放回避を目指すやつでしょ。頑張るぞ〜!!」
と意気込んでいると…
「私以外に誰も合わせず私だけを見て私だけを愛してほしい…」
「階段から落ちて気を失ってしまうの
なら監禁して一生閉じ込めておきたいな…」
「エリス…僕を安心させてくれ… 君はどこにも行かないと…約束してくれないと君を壊してしまいそうだ」
………やっぱり王子が怖すぎて結婚なんて無理!!断罪追放でも婚約破棄でもいいから誰か助けてぇ!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 12:01:42
8943文字
会話率:49%
私だけを見てよ
私だけを好きになってよ
私だけを愛してよ
あなたがくれたその答えは?
最終更新:2021-09-03 21:22:30
331文字
会話率:9%
やっと私だけを見てくれた。
甘い毒の続編です
前作→ https://ncode.syosetu.com/n7075hc/
最終更新:2021-07-29 10:46:29
2732文字
会話率:49%
所属していた部活の大会で戦犯的なミスを犯してしまった高校三年生の下野優人。高校生活最後の大会、活躍を期待されていた部活を敗退させる原因になってしまったことで、優人は学校中から標的にされて虐められていた。
そんな状況の中でも、小さい頃からずっ
と一緒に過ごして来た四人の幼馴染たちは優人を見捨てなかった。幼馴染たちのおかげで学校に通うことが出来ていた優人だったが、ある日これまでにないほど酷い虐めを受けてしまう。心が折れかかった優人を心配した幼馴染たちは、気分転換に小さな頃に遊んでいた場所に優人を連れて行くことにした。皆で童心に帰りながら遊ぶうちに、徐々に元気を取り戻すことが出来た優人。懐かしい気持ちで、昔遊んでいた思い出の場所を巡っていく。そうして、ある古びた神社にたどり着いたことで、ある記憶を思い出す。
『身代わりかくれんぼ』
小学生の頃に一度だけ行ったその遊び。それをきっかけに思い出す他の記憶。その日を境に、仲が良かった幼馴染たちの関係に変化が訪れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 01:15:31
107577文字
会話率:38%
『タイトル変えました』
これは、1人の少女の物語
少女は仲間に裏切られ、復讐を決意する
その裏では、様々な思惑が交差し、ほの暗く狂おしい愛情と、果てのない憎しみ、その全てが、少女1人へと襲いかかる
さあ、手を伸ばして 誰の手をとる? 少女
が選ぶのはーー
「俺のことだけを考えてろ。俺だけを見てろ………いっそこのまま、閉じ込めてしまおうか。そうすればお前は、俺だけのものだ」
「あなたは私が好き。あなたには私しかいない。わかりましたか?他の奴らなんてあなたの害になるだけ。あなたは私だけを見てれば良いんです」
「なあ。痛い?痛いだろ?全部お前が悪いんだぞ。お前が逃げようとするから………ああ、そうだ。この足がなくなれば、もう逃げられないよな」
「黙れ!うるさいうるさいうるさいうるさい!……ハハ。大丈夫。ちゃんとわかってるよ。あんたは、ぼくが好きなんだ。ねえ、ほら、恥ずかしがらないで」
「………嫌だ嫌だ、嫌われたくない。好き、愛してるんだ。でも、嫌われたくない。嫌だ。好き。嫌わないで。愛してる。離れないで。好きなんだ。好きだ好きだ好きだ好きだ……僕は、僕は………」
「あぁ、これで、危険を1つ、排除できたね………どうして、そんな顔をしてるの?これは、君を傷つけたんだよ。大切で大切で、愛おしい君を、傷つけた!君を傷つける奴なんて、いらないでしょ?」
※そのうち上のセリフ増やします
ただただヤンデレを書きたくて書きました
反乱については細かく書かない予定です
ルート分岐します。もし最初にこのルートをやってほしい、っていうのがあったらぜひ、ぜひぜひ教えてください。できるだけ最初に書けるようにします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 21:00:00
109353文字
会話率:44%
「俺と付き合ってください」
「ごめんなさい」
告白しても、意中の女性は振り向いてくれない。
昔からそうだった。
「だから無駄だって」
幼馴染の瑠奈はそう告げる。
過去に俺を振った幼馴染。でも何故か振られた後にはコイツがそばにいる。
どうして
お前は俺に構う。
「だって私は……」瑠奈は衝撃の事実を伝えてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 12:17:48
4155文字
会話率:47%
「私の中心にはお嬢様しかおりません故」
「チッ__、クソガキが…。俺のお嬢様に偉そうな口効いてんじゃねぇよ」
クロード公爵家の令嬢、ローズマリ・クロードは美しいが、高飛車で傲慢な我儘娘だという噂が流れていた。故に誰も彼女には近寄ろうとは
しない。
そんな彼女には幼い頃から彼女の元で仕える専属執事が居た。類い稀に見る美しすぎる美貌に加え、執事として申し分のない、むしろ完璧すぎるスキルを持つ、誰もが羨む理想の執事___アルヴェルト。
幾多もの引き抜きの誘いを断る彼に、周りは「あのローズマリに弱みを握られているのだろう」と哀れみの目を向けていたが、真実は___
「お嬢様。お嬢様は私だけを見ていればいいのですよ。
__何の為に俺が貴女を悪役令嬢に仕立て上げたと……嗚呼、いえ、何でもありませんよ」
彼女を愛し、自分だけを見てほしいあまり、彼女を孤立させようとしているのだった___。
以前投稿したものを再投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 00:49:53
2340文字
会話率:48%
今だけは、私だけを見てよ。
最終更新:2021-04-04 20:48:13
526文字
会話率:0%
自称平凡高校生の東雲葉月は、過去に、一人では大きすぎるほどの痛みを抱えていた。幼き頃に、両親を失い、中学生の時には、最愛の恋人を失った。
そんな、平凡には、似ても似つかない不幸を抱えながら、一人高校へと進学した。そこで待っていたのは、平
穏という日常だった。当初は、一人でいようと決めていた葉月の周りには、二人の親友と、葉月を好いてくれる者たち。平穏な日常で、平凡に、少し回りより明るく、平凡に過ごしていた時だった。
文化祭後のクラスメイト達との打ち上げで、帰りが遅くなってしまった葉月に襲ったのは、最愛にして、最後の家族。妹の東雲陽菜との別れだった。
そしてその傷は、痛みは、どんなものより大きかった。だが――
「なら、私だけを見ていて。私から、目を離さないで。そしたら…、そしたら――」
葉月に好意を抱いてくれている、幸浪梓の存在が、最高の親友の存在が、葉月をどん底からすくい上げた。
これは、平凡でありたい少年と、少年と同じ苦しみを知る少女の恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 12:36:18
19846文字
会話率:46%
母を亡くし、居場所をなくした主人公ミレイユは、母の親友であるオベール公爵家の養女として新たな生活を送ることとなった。
そこで義理の兄リアムと対面した際、ミレイユは前世の記憶を取り戻す。
前世の自分は乙女ゲームが大好きで、周りから〝ヤンデレ
お兄ちゃんオタク〟と呼ばれ、生粋のバッドエンド好きだった。そしてこの世界が大好きな乙女ゲームの世界であり、自身がそのゲームのヒロインである〝ミレイユ〟だということに気づく。
前世でいちばんの推しであるリアムをヤンデレお兄ちゃんにし、バッドエンドを迎えることだけを夢見て毎日を過ごすミレイユ。
リアムと良好な関係を築き、ついに念願であるリアム個人ルートに突入。……が、そこでゲームと異なる展開が起きてしまい、ミレイユはシナリオとはまったくちがう現実を歩むこととなった。
「――このままでは、私がヤンデレになってしまう! お兄様なんてもう知らない!」
「もっと俺に依存して。俺に縋りついて、〝私だけを見て〟って懇願してくれ」
ミレイユはバッドエンドという名のハッピーエンドに辿りつくことができるのか――!?
※みんな頭おかしい&時々ふざけて時々まとも
※アルファポリスにも投稿しています
※R15は念のため
※作者の趣味みたいな感じで書いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 03:28:39
68167文字
会話率:42%
「コウちゃん!あそこにモンスターがっ!」
「グラスラビットだ……可愛い」
「すぐにやっつけるからねっ!」
「あ、はい……」
「ルリさん、ちょっと森まで採取に行って来る」
「わかった!護衛だね、私に任せてっ!」
「出てきてもゴブリンぐらいだ
から僕一人……」
「コウちゃんはよわっちぃんだから私が守るのっ!」
「いや、ハッキリと言い過ぎだよ」
「やっぱり私たちラブラブに見えるんだねっ!」
「まぁ、そのせいで今絡まれてるんですけどね」
「私にはコウちゃん以外見えない!」
「僕には厳ついお兄さん達も見えます」
「もう!コウちゃんも私だけを見て!」
「その間に襲われちゃいますよ」
「コウちゃんにだったら、私はいつでも……」
「……じゃあ早くこの場を切り抜けますよ」
オンラインゲームで知り合った二人が異世界で出会う時、そこに芽生えるのは愛か友情か……
「愛ですっ!」
「まぁ、愛でしたね」
…………はたまた「「愛」ですっ!」
……もう、それで良いです。
※スマホからの投稿です。
※ハーレムは無いです。
※仕事の都合で不定期に書いてます。
※色々と拙い作品ですが、暇つぶし程度に覗いて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 12:25:47
15200文字
会話率:18%
高校の入試の日に手伝いをするために学校に向かっていると足をくじいていた中学生に出会った。声をかけると今にも泣きそうな彼女をかついで学校に向かった。
そんなことがあった入試からすこし過ぎた頃、俺はその時の彼女と学校の廊下で再会した。
最終更新:2020-01-15 08:00:00
21777文字
会話率:49%
私だけを見ててって! 私、言ったよね?
私は今まで、それなりに恋愛もしてきた、、、!
数は少ないけど、、、好きな人と付き合えてたと思うし、、、!
・・・それなのに、どうしてか、、、?
【結婚】までいかなかったけど、、、!
最終更新:2019-06-13 03:00:00
1308文字
会話率:39%
そう、君が悪いんだよ。ーただ、私だけを見ていて欲しかったのに。
最終更新:2018-08-03 13:35:29
1717文字
会話率:0%