剣から銃に移り変わる転換期にあって、リエール公国のブルーリボン騎士団は侵略を続けるルマンド帝国が作った国境の山間にある砲台陣地攻略を命じられた。騎馬突撃をしようものなら、確実に大砲の餌食になる。作戦立案に頭を悩ませていた団長アレスはある日、
難民キャンプで1人の少年と出会う……
ー登場人物ー
リエール公国側
アレス 騎士団長 50歳 魔法剣の使い手
ブリッジ 副団長 20歳 剣の実力はあるが魔法剣は
使えない、次期団長
ダン 騎士見習い 16歳 戦略魔法、オキツカカ"ミ、
八柄の剣を使う少年
サヤ リエール公国の王女 16歳
ルマンド帝国側
ジュリアス 皇位継承第八皇子 リエール方面指揮官
黒騎士 黒色槍騎兵団団長 年齢不詳
フルプレートアーマーの騎士
斬鉄剣、デスブリンガーの使い手
オドボール卿 皇位継承で実権を握ろうと画策する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:39:23
21676文字
会話率:50%
都市から排斥された棄民たちの住処、サリエンス・ゼロには死と絶望が病魔のように蔓延している。
十分な食糧も医療体制もなく、本来なら外敵より都市を防衛するために備えられた砲台の多くはその砲口をサリエンス・ゼロに向けていた。
なぜならそこに、守
るべき"人間"は居ないから。
そこに存在するのは都市外に存在する赤い霧のバケモノと同じ、人の形をした"畜生"だから。
逃げ場など、どこにもない隔壁に挟まれた薄汚れた小さな箱庭。そんな場所に、似つかわしくない輝きを放つ白銀の少女が逃げ込んだ。
——全部捨てて、ここではないどこか、遠くの世界に行きたいんだ。誰も、わたしのことを知らない世界に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 14:03:19
8068文字
会話率:42%
敵軍の中央に魔導機甲兵装を装備した戦車が現れる。圧倒的な破壊力を持ち、戦場から要塞までの突破力は圧倒的だった――が、異世界の戦争には決定的な死角が存在した。
「この戦いは我々の負けである! 撤退せよ! 」
指揮官がそう叫ぶ。戦略的撤退。
本来の意味では汚名となる行為だが、帝国軍歩兵大隊指揮官は戦略地図に目を落とす。配置されたコマの1つ、たった1基の「帝国軍特別砲撃部隊」の射程圏を戦況に反映させるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 13:07:15
60461文字
会話率:44%
リーバイル地方はオレンジ・ラックという電子麻薬の生産で生活している遊牧民の土地だった。それは、オレンジ・グラスという、地上のグランド・ケルプといっていい草に実る。
実は電子での反発で喫水線まで沈ませた砲台だけをのぞかせた戦艦を浮かばせ、
凜ターローゼ帝国、サフラル共和国などが、勢力を争っていた。リーバイル地方はサフラル共和国に俗事ているが、毎年のように反乱を起こしていた。
旅好きのホーミーエラーが帰ってきたのは、毎度の反乱を助けるためだった。
奇人で奇策好きのサフラル共和国の提督、ラビリファルが鎮圧のために派遣されてきていたとの話だ。
だが、ホーミーエラーを代表とするリーバイルの戦闘組織雷鹿(らいか)は負けて、四散してしまう。
それがリンターローゼ国からリーバイルへの援軍として派遣された傭兵エバリートと争いきっかけとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 14:54:45
30378文字
会話率:40%
新々刀期の三大刀工の一人、大慶直胤(たいけいなおたね)。彼にはいわゆる『松代藩の荒試し』という不名誉な伝承が残されている。それを基に書かれた小説が拍車をかけて、ネットの普及で爆発的に拡散されて、『水心子正秀(すいしんしまさひで)の弟子で有
名なだけ、見た目が良いだけの駄刀』という誤解が広まってしまっている。
ところが近年、世界遺産になった『韮山反射炉』に彼が大きく関わっていたことが江川文庫の研究で明らかになった。
時は江戸時代末期、『松代藩の荒試し』が行われたのはペリー来航の嘉永6年。激動の時代に生きた彼を当時の人々はどう見ていたのか。荒試しにはどのような思惑が隠されていたのか。
別に刀に詳しいわけでもなく、日本史を専攻したわけでもない、古文書の読み方なんて知らないただのアラフォー主婦がググった程度の話ですが、それでも直胤の異常なバッシングに一石を投じることができたらいいなと思い、頑張って書いてみます。なんたって直胤は韮山反射炉や台場(洋式の海上砲台)築造・日本初の洋式帆船『ヘダ号』製作の責任者、『江川英龍様』の師匠だもん。私は江川様ファンである。
そしてこれが一番大切なことだが、私は直胤を上げて山浦真雄(「やまうらまさお」だが「さねお」とも呼ばれる)や清麿(きよまろ)を貶めたいわけでは決してない。
(登場人物については後ほど詳しく書きます。)
『真雄と清麿とそれから直胤、みんな違ってみんないい』と思っている。『推し』を褒めるために他の刀工や他担を攻撃するのはオタクのマナー違反だもん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 15:37:54
30838文字
会話率:4%
四ツ足 小実は、学校の掃除の時間で気になるあの子の机を運ぶことを日課にしていた。
でも、それは女の子の机で。副委員長、漆 千草さんの机で。
更に小実は漆さんの机のことも、なぜか漆さん本人のことも『きれい』だと思ってしまっていて――。
中学校を舞台に、恋を知らなかった少女の初恋が実るまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 23:00:22
98132文字
会話率:47%
男子高校生のあなたは、同じクラスの仲の良い女子とゲームの話をしていた。その際、シューティングゲームに登場する敵の砲台が弾を発射するしぐさを、女子は自らのスカートで実演してみせた。彼女はスカートの下に体操着のハーフパンツを着用しているつもり
だったが、実際にはそうではなかった。あなたの前で恥ずかしい思いをしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 18:08:25
1166文字
会話率:25%
「あと、二週間しか……ないの」
「そう。二週間しか……ないよ」
真面目系クズ・ゾゾエと、重度の中二病患者・いっちゃん。
平凡なJKとして平和な毎日をのんべんだらりと暮らしていた二人。
嫌な現実からは目を背けて、辛いことからは逃げ回る。
で
もふんわり生きていけたら、それでいい。
そんな二人に、現実の闇は突如として舞い降りる。
世界を蝕む、有機物を死滅させる謎の放射線・KA線。
これを防ぐには巨大な〝砲台〟と――弾丸となる特別な〝人間〟が必要だった。
その弾丸に選ばれたことを告げる召集令状が、いっちゃんの元に届いてしまったのだ。
毎日を先送りし続けて、現実逃避を極めた二人に残された猶予は、あと二週間。
変わらない明日なんて来ない。もうそれほど時間はない。
伝えるべきこと。伝えたいこと。立ち向かわないといけないこと。もう立ち向かえないこと。
これはそんな二人が迷走を続ける最後の二週間が紡ぐ、青春ディストピア。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 20:19:08
112704文字
会話率:33%
種族をランダムにしたら狛犬になった。私は何とかしてのんびり攻略してゆく…はずだった。何故か神様はよく来るし犬に好かれる。しかも何故か掲示板で固定砲台って言われてるけどどうしたら良いの?
最終更新:2021-07-09 00:00:00
47033文字
会話率:55%
相方にデイブレイク・オンラインのパッケージを渡された私。検証班に巻き込まれることは聞いていたが。
「初手からボス戦はふざけてるぞド阿呆」
バグった能力を持つ主人公とその周り。少々頭が逝ってる検証班。面白がった配信事業。いろいろカオスに、魔
術砲台としてゲームを進める日常……のはず
ノベプラでも掲載していまう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 07:00:00
14273文字
会話率:53%
親友遥から誕生日プレゼントとしてもらったVRMMO。
怖いという理由で避けてきたが、今度ばかりは避けられないことを知り始めてみる。
初めてのVRMMO、分からないことだらけで地雷を踏みまくり、つまずきまくる。遥に助けを求めるも助からず、
地雷を踏んでいるくせにほとんど無自覚でゲームを進めていく。
そんな中、支援だけしてればいっか。そう思い極振りするも何故か砲台と呼ばれるようになる。
え、待って待って!?私神官だよ?なんで二つ名砲台なの!おかしいでしょ!
え、毒姫?かっこいいけど物騒だね!?砲台よりマシだけど!私支援型だから!回復専門職だから!
隠蔽移動式砲台、近接戦闘可能で状態異常攻撃も可能、回復や支援も可能?私のそんな化け物じゃないし!
え、ちょっ、遥まで!?だーかーらー!私は支援特化型だからね!
これは自称支援特化型がハチャメチャする物語。
戦闘シーンが苦手です。頑張っては行くつもりですが下手なのはご了承ください。
カクヨム様にも投稿してます。内容は少し変わっていますが大きくは変わっていません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 16:52:26
56108文字
会話率:41%
2035年の近未来、岐阜県と長野県の間にある標高2000メートルの研究開発都市を舞台に、自分の容姿にコンプレックスを持つ少女佐倉小町とクラスメイト達はとんでもない事件に巻き込まれていく。
最終更新:2020-06-27 17:38:40
119278文字
会話率:52%
突如平凡だったサラリーマンの俺は、謎のジジイが乗ったトラックに引かれてしまう。
そのお詫びとして、チート能力【不動】という威力強化系チートを手に入れた。
そして、異世界転生したのだが、俺は勇者の加護の他に魔王の加護も右手の紋章に重なっている
事に気付く。俺は勇者と魔王の力を掛け合わせた最強の力を手にしてしまったのだ。
謎のジジイは許さんが、この異世界で仕方なくスローライフを送るか.......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 07:00:00
3563文字
会話率:35%
誰かの映す世界の優しさや美しさ、そして儚さ。そんな旅をあなたと共に、をキーワードに様々な世界や日常を描いた短編集です。
この短編集の始まりは、短い文字数で「遠くへ旅に出たような感覚」になれるような作品を描こう、という想いのもと、短編集
「3000文字で遠くに行きたい!(https://ncode.syosetu.com/n7153cz/)」にて始めたものでした。
いくつかの短編を書き進めていく中で、短編集のテーマであった「遠くへ旅に出たような感覚」は、次第に遠い異国という意味の物理的な距離の非日常性だけでなく、自分ではない他者の生活や日々の思いといった精神的な距離の非日常性もはらむようになりました。
短編という窓を通じて、日々の生活からほんの少しだけ一歩外に出てみるだけで、今まで見たことがなかった新しい世界を届けられたら幸いです。
掲載作は、前作を再編集したもの・または新規に作成した短編を掲載しています。並行して、同タイトルでカクヨムにも投稿しています。
8話(4/25)まで予約投稿済みです。それ以後は、執筆次第投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 21:00:00
44636文字
会話率:45%
プレイヤーがスキルをカスタムして半オリジナルの技で戦うことが出来るVRRPG、「only your story」。
その要素に心を惹かれた主人公が、友人たちとともに新作のVRMMOをプレイする。
「一緒にプレイすんのリアフレだし、ネタに走
っても許してくれるだろ!」
そんな感じでロマンを求める主人公が、とにかく火力を求めて求めて求める話
「一に火力、二に火力、三、四も火力で五に範囲!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 23:28:49
44074文字
会話率:51%
掟を破って人魚になってしまった漁師のお話し
最終更新:2019-06-16 20:04:47
19182文字
会話率:28%
うちの夏彦おじさんは、本当の夏彦おじさんじゃない。
そんなことに気づいたのは、今では遠い夏。戦争が終わった在りし日のこと。不思議な夏彦さんと過ごした、本当は夢だったかもしれない、あやかしの夏。『いつわりの夏彦さん』
霜月透子さん主催ひ
だまり童話館『くるくるなお話』参加作品です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 12:00:00
7417文字
会話率:41%
鋼のメンタルを手に入れたいと願った結果、鋼のボディを手に入れていました。
最終更新:2018-02-22 18:20:32
4158文字
会話率:39%
VRの加速世界に順応できないどころか普段の生活に支障が生じてるレベルでトロい女の子とその双子の妹の廃ゲーマーがVR世界で遊ぶお話
最終更新:2017-10-23 22:57:23
4553文字
会話率:42%
起きたら森の中、さぁ、どうする?
まずは、街へ行って職探ししないと・・・
冒険者になって、最初のクエストの「薬草採取」をやっていく
主人公は無双でチートではありません
少しだけ寂しいので家族を増やすようにパーティーメンバーを増やしていきま
す
剣と魔法の世界なのに無属性の初期魔法と土魔法で乗り切る感じで生きていきます
物語の主人公なのに、どこか脇役のように世界の隅で旅を始める
そんな物語を目指してます
初めての物書きになるので、まったりゆっくりと進んでいきます
誤字脱字はデフォルトですので、発見の際は連絡をお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-28 00:00:00
1035602文字
会話率:62%