ある日の事だった。
もう一人の【勇者】で仲間である男とファルの交わる姿を目の当たりにしてしまう。
ソリトの気配に気付いた最低【勇者】はソリトにファルを恋人として紹介された。
否定も助けも求めなかった。
裏切られた事を理解した。
そして、ソ
リトはパーティーを脱退する。
パーティーから抜けたソリトは一人で森のなかにいた。その途中、魔物と遭遇し討伐していった。
「愛していようと結局は人は裏切る。だったら俺は誰も信じない」とソリトは心を閉ざした。
その時、パーティーにいた頃よりも強力な力を得た。
ソリトの勇者としての真価である仲間と自分の能力を相乗させた分だけ強化する【調和の勇者】というスキル。
それが反転し【孤高の勇者】というスキルとなっていた。
その能力は一人である限り、能力が底上げされ、経験を積めば積むほど相乗するという物だった。
スキル名同様に一人で生きることを決めたソリト。
だが、ある日立ち寄った街で女の子を偶然助けたのだが、実はその女の子は聖女だった。
聖女はそれをきっかけに付き纏うようになった。
突き放しながらもしつこいが「しつこくありません!」無視しつつ「しないでください」魔王討伐の旅をするソリトと付き纏うようになった聖女との出会いから日々が始まる。
聖女「だから付き纏ってません!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:13:37
619516文字
会話率:42%
新進気鋭の冒険者パーティ『麦穂の剣』の一員である魔法剣士のテイルは、常日頃自身とパーティメンバーの力量差に悩んでいた。いつかこの実力の不均衡がパーティ全体に危険を及ぼすと考え、自らパーティの脱退を切り出すも、幼馴染だけで結成されたパーティ
であることから誰もそれを許してくれない。近い将来取り返しのつかないことになると懸念したテイルは、ついには依頼で赴いた山岳地帯で崖下へ落ちるフリして死を装い、無理やりパーティから抜けようとするも、足を滑らせて本当に下に落ちてしまう。なんとか落下死は免れたものの、そこは獰猛な魔物たちの巣窟――死を覚悟しながら決死で戦い抜いたテイルは、いつしか山岳を抜けたとき以前とは一線を画する実力を身に着けていた。これでまたみんなとパーティを組めると本拠地に戻ると、しかしそこにいたのはテイルが死んだと思い絶望して変わり果てた幼馴染たちで――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 15:05:48
124482文字
会話率:30%
盾役《タンク》……それはパーティの前衛に立ち、自らの肉体を駆使してあらゆる敵の攻撃から味方を守る者。
戦士リアムは大型モンスターを専門に討伐するパーティの盾役として、身体を張って仲間を守ってきた。
しかし、長年に渡る苦痛の日々は気付
かぬうちに彼の心に深い闇を作り出していた。
ある日、限界を迎えたリアムは依頼成功を祝う打ち上げの席でパーティの仲間に告げる。
「――今日限りで俺はこのパーティを抜けようと思う」
パーティを抜け、自由と安息を手に入れたリアム。
一方、盾役を失い混乱するパーティの元へ、三年前に討伐し損ねた巨人の討伐依頼が舞い込むのだった……。
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全十二話の中編です。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 20:13:17
43688文字
会話率:34%
とある所の勇者パーティーに所属している【支援術士】のサポテルガ・クロフテックスのこと俺は仲間に呆れていた。
俺に事あるごとに【強化魔法】などと上から目線で命令をしてくるわ強くなるための努力はしないわで傲慢と言う言葉ですら生ぬるい状態だった。
そのせいか国や教会からは勇者パーティーを抜けろとの手紙が山の様に届き
遂に嫌気がさした俺は
「俺・・・・このパーティ抜けるわ」
この作品はアルファポリスにも掲載そして連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 23:26:29
4099文字
会話率:64%
多分二度見する理由でパーティ脱退したり抜けさせた方が抜けた方を別パーティに斡旋したりその他諸々。
更新が恐ろしく気まぐれです。
最終更新:2022-01-10 21:21:35
2547文字
会話率:29%
自称リーダーのケヴィンからパーティ脱退を告げられ、ナヴィドは嫌がる。他パーティメンバーも参加して脱退させる理由を説明してもらうが…… ※ 主人公に「 捨 て る ? 」というセリフを言わせることを目的とした作品です。過去「 捨 て る ?
」の作品との繋がりは決め台詞以外ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 16:39:04
6430文字
会話率:55%
【ハイファン日間8位ありがとうございます!】
「お金も貯まったし、新しくて強い武器を買ったから、もうお前は不要だ」
剣士のアディは、ある日突然リーダーにそう言われた。
他のメンバーは瞬く間に強くなったのに、彼だけは剣士としてまったく成
長がなく、パーティを追放された。
アディには【接着】というレアスキルがあり、壊れた武器を直したりしていた。
しかし新しい武器が手に入れば、そのスキルもまったく必要が無いのだと、メンバー達に鼻で笑われる。
そこまでバカにされたアディは、パーティ脱退を受け入れる。
ところが誰も気づいていなかった。
【接着スキル】は単に壊れた物をくっつけるだけではなく、性能を大幅アップさせる付与効果もあったということに。
パーティメンバーが急に強くなったのは、そのおかげだった。
それに気づかず自分たちの実力だと勘違いした旧パーティのメンバー達は、新しい武器を手にして高難度のクエストに出かけて行き……
◆◇◆
くっつけるだけではなくて、性能強化。
しかもどんどん強くなる。
いや、性能強化だけでなくて、実は色んなことに使えるぞっ、このスキル。
挙句の果てには、史上最強と言われる魔剣を復活させてしまう。
しかもその魔剣には、とんでもない秘密があった……
//これは、超地味な外れスキルだと思っていたら、最強の力を我が物としてしまっていた男の物語。//
「接着最強ーーーっ!」
【2020.5.20連載開始】
※基本、毎日更新します
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こちらの短編もよろしく。
『王家に仕える影の存在 最強の【影術士】 ~普段は平凡な支援魔術士のフリをしてるからパーティ追放されたりもした ~だけど大切な親友のためなら、全力でざまぁをしに行きます!』
https://ncode.syosetu.com/n7735gg/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 18:01:47
87931文字
会話率:35%