春、隣の家から聞こえる目覚まし時計の音。
それは、今日も変わらない“幼馴染”の朝。
進級した高校二年生の春、成瀬煌(アキ)と百合岡夏弥(ナツミ)は、
クラス替えをきっかけに、隣の家以上に“近い距離”で日々を過ごすことになる。
音楽に夢中
な少年と、走ることが好きな少女。
静かに交わる日常の中で、まだ気づかない感情が少しずつ芽吹いていく。
──これは、「ただの幼馴染」だったふたりが、
光のように、音のように、色づいていく季節の物語。
いつか未来を照らす〈最初の一歩〉は、
きっと、なんでもない春の教室から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 23:30:00
20938文字
会話率:32%
魔王軍と大連合軍が大陸の覇権を賭けて争った『神魔大戦』。
終始劣勢だった大連合軍ではあったが、総大将であるアルメリア国王は切り札『勇者』を投入し、
ついには魔王軍に勝利を収めることができた。
それから10年。復興目覚ましいアルメリア王国で
は、一部の国民の間で奇妙な噂が流れていた。
〈この世界のどこかに神が住まう『希望の塔』がある。そこに行けばどんな願いも叶えることが
できる〉
大連合軍が勝利したのもアルメリア王が希望の塔で願いを叶えたかららしい、と。
辺境の村の『ボーイ』は、ちょっぴりひねくれた、普通の少年だった。
ある日衝撃の事実を聞かされた少年は、真実を知るため、希望の塔に登ることを決意する。
これは一人の少年がいくつもの出会いと別れを繰り返しながら成長していく、
ロードムービー的な物語です。
(言うほどシリアスじゃありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:20:12
635910文字
会話率:58%
気象観測用に打ち上げられた人工衛星サニー1。
地球を周回するだけだったはずの気象衛星は、事故による墜落危機を境に自我を持ち、気づくと異世界に転生していた。
――この世界でのミッションを探そう。
新たなお役目を求め、気象衛星サニー
1、もとい少女サニーは仕事を探す。
転移者として保護された子爵家で、同居の錬金術師と天気予報をしたり、気象実験を手伝ったり。
しかし、いつ霧が出るか、いつ嵐が来るか、そんな天候が戦争さえ左右する中世レベルの文明では、百発百中の天気予報は注目を浴びる危険なものだった。
やがて『天気や雲は魔法によって維持されている』という世界の常識さえ、サニーの存在は揺るがせ始め……。
――ならいっそ、この世界に天気予報を広めよう!
ひとまずの目標は『今世も人の役に立つこと』。
恋に仕事に、ひたむきな〝元〟人工衛星の少女が、新たな居場所を作るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:02:07
56622文字
会話率:37%
敏腕・冷血の宰相補佐クロード。
ある日、彼はキューピッドを名乗る少年から、誰でも恋させる『キューピッドの弓矢』を入手する。
――これこそ政敵に不倫・不貞の醜聞(スキャンダル)を起こさせ、失脚させられる最高の力だ!
斜め上の活用法を見いだ
すクロードだったが、ひょんなことから、矢はとある令嬢を射抜いてしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 07:31:18
9763文字
会話率:43%
ある狩人が異世界転移し、猟銃を遺して死んだ。
その猟銃を受け継いで、魔物を撃って暮らす女の子の話。
最終更新:2025-04-12 21:11:08
9086文字
会話率:35%
エレメンタルと呼ばれるアイドルグループがある。
『水谷心奏』『風間理仁』『土屋海斗』『火野坂琉生』の四人グループだ。
彼らの活躍は目覚ましく、デビューからそれほどせずにトップアイドルへと駆け上がった。
しかし、彼らは非常に厄介な存在であっ
た。
そう。彼らは普通のアイドルとは違い、多くの問題を起こすアイドルであったのだ、
だが、どれだけスキャンダルを起こそうと、彼らの人気が落ちる事は無く、むしろ人気は駆け上がってゆく。
そんな日々の中で、彼らは一人の少女と出会い、大きくその生き方を変えてゆく。
全10話 完結済み
3日に1話更新予定(12時頃投稿予定)
☆☆本作は願いシリーズと銘打っておりますが、世界観を共有しているだけですので、単独でも楽しめる作品となっております。☆☆
その為、特に気にせずお読みいただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 12:10:00
10895文字
会話率:55%
近未来、人類は装甲宇宙服「デーモン」の発明によりその生活圏を地球外に広げた。
火星紛争から20年後。人類はコロニーを星に作り、尚も繁栄を続けていた。紛争のさなか生まれたリュラは傭兵としてデーモンを駆る。
彼がただ大勢を選ぶだけの物語。
最終更新:2025-06-01 18:00:00
504954文字
会話率:46%
世界の誰もが与り知らぬ所で降って湧いた厄災が徒党を組んで人類に牙を剥いた。
魔物。魔族。獰猛で残忍なそれらは瞬く間に人類の生存圏を侵食し、世界は存亡の機に瀕することとなった。
脆弱な人類に残されたのは滅びの運命だけ。そんな人類を憐れ
んだ女神は救世主を遣わした。
勇者。魔を祓う絶大な力を持ち、幾度でも蘇る不屈の魂を持つ英傑。
彼らの目覚ましい活躍により魔は討たれ、人類は再び安寧と平和を取り戻した。
しかし、魔は完全に滅びることはない。救世の勇者の子孫は今なお人類の平和のためにその力を振るって下さっている。
勇者に感謝を! 女神様に感謝を! 子供なら誰もが聞かされる寝物語だ。
「つまり力があるし何度でも死ねるから魔物と戦ってこいってことだろ? 冗談じゃねぇ。クソみてぇなプロパガンダに付き合ってられっかよ」
あらゆる補助魔法を操る勇者の一人であるガルドは名声も賞賛も欲さない。民草の平和のための礎になるなど真っ平御免だった。
自由。厄介事を勇者に押し付けて民草が享受しているそれを、なぜ勇者である自分が得られないのか。そんな理不尽あってたまるか。
ガルドは頭に響く救援要請を知ったことかと棚に上げ、今日もスリと悪巧みに熱を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 19:00:00
1104901文字
会話率:41%
特別、特別な過去も素晴らしい功績や目覚ましい才能も大した学も無いアホ、『恵雨隆公(けいうたかきみ)』。弱冠中学二年の若者にしてなかなかジジ臭いと自認する名前を授かっている彼には、あまり大きな声では言えない秘密があった。
それは彼の中に、
彼自身のものだけではない、別人の人格が複数あることだ。
自身の年齢も相まってとある病の発症を疑われることを恐れ誰にも相談しないまま、別人格の存在を自覚してから半年ほどの月日が経ち、彼ら自身も他の人格達との日常に慣れ始めた頃、他の人格の内の一人がとある提案をしてきて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 12:00:00
255667文字
会話率:30%
「日常」、あなたはこの言葉をどう思うだろうか?
私が思うには、日常とは以下のような事だろう。
朝七時頃に目覚ましの煩わしい騒音に叩き起こされ、目玉焼きと味噌汁と白米を腹に入れて学校に行く。
学校に着いたら、適当に四限まで授業を
受けて昼休みは友達と昼食を食べながら漫画の最新話の話でもするのだろう。
午後の眠くなる歴史の授業を乗り切って、部活動で嫌いな先輩の武勇伝に愛想笑いをしていたら気付いたら空は暗くなっている。
家に帰れば、録画しておいた深夜アニメを観ながら夕飯を食べ、その後はお風呂に入る。風呂から上がり、友達と通話しながらゲームでもしていたら11時ぐらいだ。
友達との通話も終わり、お気に入りのAV女優でムスコを慰め、眠りの世界に入る。
これが、「日常」と言うものではないだろうか? この物語の主人公も、私と同じような日常を何気なく過ごしており、私と同じように「つまんない」と思っていた。
ありふれた「日常」、当たり前の「日常」、誰しもがつまらないと思うのは仕方のない事なのである。
だが、この当たり前に享受されている「日常」こそが何よりも大切な物だと言う事に気づくのは、一度失ってからなのだ。
この物語の主人公、神崎悠真はある日突然、「日常」を失った。
突如彼が住む九州の街に顕現した、自らを「神」と名乗る謎の男によって全てを壊された。
破壊、蹂躙、鏖殺、彼の目に映るのは真っ黒な絶望の景色のみであった。
だが、絶望の闇に染まった彼の前に突如として現れた銀髪の少女は、希望の灯火そのものだった。
これは、手を差し伸べてくれた少女と始まる日常を取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 21:17:39
562604文字
会話率:50%
僕たちが住む地球の世界は、技術や文化の発展を繰り返し自動化や宇宙開発など目覚ましく次の時代へと進んでいたが・・・。一瞬の異変で夢世界体感ゲーム「DREAM」の世界に代わってしまった。のちにこの異変を大勢の人々は「DREARorREAL」で呼
ばれるようになった。
一人の少年をめぐるゲームが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:35:24
91222文字
会話率:42%
社畜の恵はひょんなことから人間目覚まし時計という妙なサービスに申し込んでしまう。
それは、毎朝のモーニングコールをしてくれるサービスだ。
さっそく翌朝からかかてきたモーニングコールは思ったより爽やかな男性の声で……。
最終更新:2025-05-17 21:00:00
9970文字
会話率:45%
毎日19時から23時まで1時間おきにに投稿します
そこまで長くない話なので数日で終わりますがよろしくお願いします
社畜の皆様に届きますように…。
――ほろ苦く、甘くはない現実の中で、それでも“生きる”物語。
伊達駿、27歳。
シ
ステムエンジニアとして働く彼は、真面目さと責任感ゆえに、自分の限界さえ見失っていた。
上司からの理不尽なプレッシャー、同僚の相次ぐ退職、壊れた目覚まし時計、無機質な満員電車――
気づかぬうちに“何か”が壊れていく音だけが、日々を満たしていた。
会社という名の密室に閉じ込められたような毎日。
誰もが無表情で働き、声を上げれば「甘え」と切り捨てられる。
そんな中、伊達は徐々に、自分を保つための“最後の糸”を失いかけていく。
だがそんな彼に、わずかな変化が訪れる。
無口だが情熱を内に秘めた新人・椎名梢。
飄々とした営業・水瀬陽太。
過去に燃え尽きた冷静なリーダー・鳥越進。
そして、SNSで偶然出会った、かつて“逃げた”元社員・根津優磨。
彼らとの小さな交わりが、伊達に少しずつ“温度”を取り戻させていく。
職場の冷たさは変わらない。
誰かの苦しみが可視化されることもない。
「正しさ」だけが幅を利かせ、「誠実」が損をする世界。
けれど、そんな“ビターな現実”の中にあっても、
伊達は問い続ける。
――ここに居続ける意味は? 働く意味は? 生きる意味は?
心と身体をすり減らしながら、
それでもなお“壊れた翼”で立ち上がろうとする姿は、
やがて他者との連帯、ほんのわずかな希望とぬくもりへとつながっていく。
誰かが勝つ物語ではない。
ただ、「生きることを、諦めなかった人々」の物語。
それが『壊れた翼が見た夢』。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:00:00
33624文字
会話率:24%
美樹はアンティークショップ「時の結晶」で古びた目覚まし時計を購入した。
ジャンク品扱いで「オブジェ」として部屋に飾っておいたのだが…。
ある朝、突然動かないはずの目覚まし時計のベルが鳴り響いた———。
最終更新:2025-05-12 09:14:11
3554文字
会話率:22%
『ナンバーズ』と名付けられた外敵に対抗するために組織された日本国防軍特殊活動部門所属『ナンバーズ』討伐部隊(略称:討伐部隊)。その隊員である灰田(はいだ)勇気(ゆうき)は、先輩隊員や同期の隊員とともに人型兵器スローター・ウェポン(略称:S
W)を駆り、目覚ましい活躍を見せていた。
ふと勇気はとある疑問を投げかけた――この部隊の隊長である水城(みずき)雪音(ゆきね)はSWの操縦の腕はどれほどのものなのか。それを確かめるために、勇気は雪音に模擬戦を申し込む。
※この短編は、拙作『革命ガ始マリマシタ』の投稿10周年を記念した番外編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 17:00:00
9865文字
会話率:39%
気付くと薄暗い廊下にいるスケルトンになっていた主人公。
何も覚えてないし、これから何をするかも分からない。取り合えずと、本能に任せて目の前に落ちていた骨を食べたことから、共食いの人生、というより骨生が始まっていく。
一方、世界では
、ダンジョンから産出される魔鉱の応用技術が次々と発明され、文明の進歩が目覚ましかった。だが、急激な発展に伴い、世界のあちこちで軋みが生じ始め、混沌が溢れ出そうとしていた。
魔物に宗教、銃に戦車に、夢を見たけりゃ酒に頼るしかないようなファンタジーの世界で、たった一体の骨の冒険が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:35:12
19879文字
会話率:38%
青い惑星、地球と言ってるのは何も私達人類だけではない。
遥かな過去、たとえば恐竜が地上を闊歩していた時代より地球は宇宙人達の憩いの場として利用されてきた。
産業革命以降、人類の目覚ましい進歩に悪影響を与えかね無いとして地球への渡航は禁止され
た
が、人類の地球汚染に業を煮やした宇宙東域和平維持連盟はアステロイドベルトに地球防衛前線基地を設置し人類の監視、保護と教育を行っているのだった。
これは、無国籍少女アイリーンが多国籍宇宙人達の中で育って行くお話し…かもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 09:12:09
845925文字
会話率:47%
――それはいつかどこかの、神秘幻想が息吹く時代。
かつてはお伽噺の産物であった魔術は、体系化された技術として確立され、人類文明に目覚ましい発展をもたらしていた。
そして、魔術を自在に操る者達は『魔導士(マギウス)』と呼ばれ、民衆から憧憬と畏
怖を集めていた。
世界最大の交易都市、マルクト。
遍く欲望渦巻くその街で暮らす青年ヘイズは、今日も今日とて魔導士稼業。
時に人に仇なす怪物を狩り、時に迷子の飼い猫を探し、時に同業者と殺し合う。
しかしそんな気ままな日常は、ある事件を切っ掛けに一変することになる。
同時にそれは、彼の数奇な運命の幕開けでもあった。
これは正義を以て世界を救う英雄譚ではない。
届かぬ星に手を伸ばし、神の領域さえ暴き立てる愚者達の物語だ。
※2022/7/2 第二章、開幕いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 21:17:47
440026文字
会話率:30%
二度寝、三度寝も出来るこの時季。
今年も、ヒヨドリがやってきました。
その鳴き声は、カラスよりウザイ!!
最終更新:2025-04-27 21:32:45
200文字
会話率:50%
その声が目覚まし時計になっていました。
格別のアラーム機能でした。
最終更新:2025-04-19 22:12:20
200文字
会話率:0%
まるで目覚まし時計なんです。
とにかく、五月蝿くて仕方がないんです。
最終更新:2023-04-18 06:08:24
200文字
会話率:0%
天正11年、4月。羽柴秀吉の小姓・加藤清正は挙兵した織田信孝が籠もる岐阜城を目指していたが、大垣で足止めを食らっていた。
妻を娶り、子どもの頃からの友が手弁当で仕えてくれている手前、是が非でも目覚ましい武功を上げたいと思っていた。
そ
んな時、近江の大岩山砦に柴田勢が来襲したと報せが入る。秀吉は即座に近江へ引き返す事を決断、清正も主君に同行する形で近江へ急行する。
功名の立て時……武人としての嗅覚が、そう囁いていた!!
※KAC2021(カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021)参加作品
2回目お題:走る
※この作品はカクヨムに2021年3月11日に投稿した作品を移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16816452219032662008
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:00:00
3682文字
会話率:32%
個人で中古品売買のできる、某サイトで見つけた『戻り時計』
ちょうど目覚まし時計が壊れたため、安いしこれでいいかとポチっとした。
届いたその時計の箱を開けて取り出すと、1枚の古びた取扱説明書が……
「時計に取扱説明書?」
折りたたまれたその
説明書を開くと……
あの時、こうしていれば……
過去に戻ってやり直した時、
そこから戻った未来は思い描いたものになっているだろうか?
そんな後悔を抱えた人たちの未来を描いたお話です。
この作品は、カクヨムでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:30:00
105914文字
会話率:39%
桜井結衣(ゆい)は、平凡な一日を迎えるはずだった。目覚まし時計の音で目を覚まし、いつも通りに学校へ向かう。しかし、携帯に届いた病院からの衝撃的なメッセージが、彼女の世界を一変させる。「余命1日と診断されました。」彼女は、死を前にして過ごす最
後の一日を、いつも通りの友達との時間の中で迎えることを決意する。涙をこらえながら、友達と笑顔で過ごし、心に刻み込むように大切な瞬間を紡いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 16:10:00
2035文字
会話率:20%