未だかつて完全攻略者を出したことのない、ある意味伝説のゲーム【魔に侵されし帝国】
不幸な生い立ちの地味な独身女性守山美緒は10年の時を経て遂に完全クリアを果たす。
自分を社会不適合者だと考えている美緒は青春を全てこのゲームに捧げていた。
両親を亡くし友達もいない彼女は、気が付けば知らない世界で目を覚ます。
目の前に現れる「推し」のエルノール。
彼女、美緒は完全クリアすることにより
『ゲームマスター』という称号を獲得していた。
そしてかつての情熱を取り戻した美緒はすべてを救うため、自身を強化し仲間とともに大団円を目指す。
このゲーム、いや異世界での目的。
世界を救い悪神を倒し……
そして幸せな結婚、逆ハーレムを目指す?!
美緒とゆかいな仲間たちの非日常が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 08:59:09
713160文字
会話率:32%
読書の量も多くないし、理解力も人並み以下だと思う。でも、自分の中で読書を消化しようと考えた時、誰かにその本の魅力を伝えられればと思った。一人で孤独に本を読むのは好きじゃないし、気持ちを共有したいと心から思う。自分の心を伝えられる媒体が、偶然
目の前にあって、新しい習慣として、深みのある読書ができたらと願い、始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 08:10:00
49426文字
会話率:9%
以前書いた物のリメイクとなります。
のんびりまったりと更新予定です。
**** ***** ****
はて?
目の前にピクリともしないキラキラ王子っぽい青年が居るんだけど?
その横には これまたキラキラ王子っぽい少年も居
るんだけども?
何故に?・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 08:00:00
151223文字
会話率:31%
「・・・・・」
目の前に固まった王子様っぽいのが居るんだけども。
その横によく解らない人たちも居るんだけど?
えーっと・・・。
なんでこの人達はここに居るのだろう?
ここ、私の部屋よね?
ていうか私お風呂に入ってたはずよね
?・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 00:00:00
115311文字
会話率:33%
フロスティア王国の侯爵令嬢ネージュは、早くに母を亡くし、使用人たちからも冷たく当たられていた。
頼りの父は多忙で、ほとんど顔を合わせることもできない。
周囲からの評判は『陰気なブサイク令嬢』
しかも婚約者は「お前が醜いのが悪い!!」と言い放
ち、堂々と浮気。
そんな彼女の唯一の慰めは物語の世界――のはずだった。
だがある日、婚約者に殴られそうになった瞬間、前世の記憶がよみがえる。
そして、かつて"空想の友達"だったはずの存在が目の前に――。
「大丈夫、もう何も怖くないよ」
彼はただの空想ではなく、大地を司る強大な精霊!?
しかも、彼の力を目覚めさせたということは……
「お前はこれで大聖女というわけだ」
「ちょ、ちょっと待って!? 」
突然の聖女認定に戸惑うネージュ。
さらに、「君は美しい」と称える隣国アヴァリア皇国の皇太子まで現れて――?
虐げられてきた少女が運命を切り開き、
聖女としての使命と、少しずつ近づく初めての恋に心を揺らす物語。
恋愛パートに入るまで少し話数があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 08:00:00
65516文字
会話率:33%
父の再婚後、私は「離れ」と名ばかりの小屋に押し込められ、腹違いの妹に悪者扱いされ続けてきた。婚約者の王太子も学園の生徒たちも、みんな妹の味方だ。
王太子からは生徒会の仕事、学園の宿題、王宮の雑務を押し付けられ、それが終われば王太子教
育を受ける日々。過労死寸前の毎日だ。
でも、それでもいい。小屋に帰れば、私を癒してくれる存在が待っているから。
その存在の名はクヴェル。家事ができて、気遣いができて、ショタ美少年に変身できる超有能なトカゲだ。
毎日くたくたになるまで働いていた私は、クヴェルに着替えを手伝わせることもあった。
そんなある日、王太子に婚約破棄され、国外追放を命じられた。王太子が新しい婚約者に選んだのは妹のイルゼ。
まぁ、それは別にいい。だけど、王太子ったらイルゼとの新居を作るために、国の守り神である水竜様の像を「一番見晴らしの良い場所に立っていて邪魔だから」という理由で破壊してしまった。
馬鹿で愚かでポンコツだとは思っていたけど、ここまでとは……。水竜様に祟られても知らないんだから!
家に帰ると、私の住んでいた小屋が父と継母によって燃やされていた。クヴェルが心配で、私は彼の名前を叫んだ。
すると目の前に麗しい青年が現れて……。 えっ!?それがクヴェルの本来の姿なの……!?
い、今まで見たこと(特に着替え中のこと)は全部忘れて……!!
・人外×人間、竜×人間、おねショタ。
・同名の短編小説の長編版です。(短編版のタイトルは「王子」長編版のタイトルは「王太子」)
・短編版はアルファポリス、pixivにもアップしています。
長編化にあたりいくつか設定を変更しました。
「Copyright(C)2025-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:20:00
74616文字
会話率:25%
公爵令嬢ベルティーナ・ルンゲは過去三回の人生で三回とも冤罪をかけられ、王太子に殺されていた。
四度目の人生……
「どうせ今回も冤罪をかけられて王太子に殺されるんでしょ?
今回の人生では王太子に何もされてないけど、王子様の顔を見てるだけで
過去世で殺された事を思い出して腹が立つのよね!
殺される前に王太子の顔を一発ぶん殴ってやらないと気がすまないわ!」
何度もタイムリープを繰り返しやさぐれてしまったベルティーナは、目の前にいる十歳の王太子の横っ面を思いっきりぶん殴った。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 18:27:01
7992文字
会話率:10%
「ヤアヤア、遠からんものは音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、これこそは理想のクリームソーダを探すなる、ヒョウリュウジャーのヒョウリュウグリ…違ーうっ!辻堂安古市よ!」
我が求むるは、目の前に供された時点で「チェリーがバニラアイスのてっ
ぺんに乗っている」クリームソーダ。それ即ち「シン・クリームソーダ」なり!
漂流神との闘いの日々が、再び始まろうとしている。「クリームソーダ漂流記」最終章、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:07:45
40429文字
会話率:9%
田舎の宿屋の娘として生まれたネイシャ。
彼女は幼馴染と紆余曲折あり、幼馴染と共に魔王を倒し英雄となった。
回復魔術が得意なネイシャは聖女ネイシャと呼ばれるように。
ネイシャは魔王の死に際の魔法を受け暫くして命を落とした。
……目が覚めると目
の前には母の乳房が。
夢でも魔法にかかったわけでもない。貴族の赤ちゃんになっていた。
ネイシャはサグリナ王国リステッド家の長女、サラティス・ルワーナ・リステッドとして第二の人生を歩む、ネイシャ時代にはできなかったことをし精一杯人生を楽しむと決めた。
一、美味しい物を食べる。
二、世界を周る、まだ見ぬ景色を見る。
三、魔術の研究をする。
金銭問題、他貴族との勢力争い、魔族などさまざまな問題に巻き込まれていく……
とある少女の日常の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:07:16
192772文字
会話率:44%
施設に入居している主人公・松永喜助は、娘から孫の陽希が不登校になっていると相談される。
共働きの娘夫婦の代わりに面倒を見てやりたいが、脳卒中の後遺症で片麻痺の体では、それもままならない。
そんな時、テレビから流れてきたのは、あるVR
ゲームのCM。
どうやら最近のゲームは、体が動かなくても遊べるらしい。
「これならわしでも、孫と一緒に遊べるかもしれない――」
元ゲーマーの喜助は、孫とともにゲームの世界へ飛び込む。
このゲームでは、プレイヤーに最適な職業が自動で選択される仕様。
かつて腕を鳴らしたゲーマーの喜助なら、強力な職業が与えられるはず……。
――スキル【じいじ】が選択されました。
まさかの職業「じいじ」に困惑する喜助。
しかも、孫のお願いを聞かないとステータスが激減するデバフまで!?
そんな二人の目の前に現れたのは、大きなマンチカン(ベヒモス)。
「じいじ、ネコちゃん飼いたいな……」
【お願いごとが発生しました】
「ゲームの中でも、じいじってそういう役回りかよ……」
孫とじいじのスローライフ?ほのぼのファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:04:15
45022文字
会話率:38%
主人公は妹と二人で暮らしていた。両親は仕事に行ったきり帰ってこず、残されたのはわずかに風と雨が凌げる家だけだった。
そんな彼らを襲ったのは妹の難病。
――魔力喰い
体の中にある魔力を少しずつ食らいつくと言われている。やがて体の
中の魔力がなくなると、生命まで食らいついてしまうという病気。
妹を助けるためには、魔力を与える必要があった。
だが、兄にはそんな力がなかった。兄のスキルは【ガチャテイム】。魔物を倒した時に稀に手に入るコインを使って、魔物をテイムするスキル。
力もなく、金もない主人公はどうすることもできず、パーティーの荷物持ちとしてお金を稼いでいた。
ある日、Aランクパーティーの荷物持ちとしてダンジョン攻略に向かうことになる。
だが、主人公はダンジョンボスの囮として雇われていた。
死を覚悟した主人公はあることがきっかけで、ダンジョンボスを倒してしまう。
目の前に現れたガチャコイン。
ゆっくりとガチャを回すと、もふもふと愛らしいフェンリル?が現れた。
兄妹の人生を変わり者のフェンリル?との出会いが、次々と幸運を巡り寄せていく。
いつかあのフェンリルにお礼を伝えたい!
主人公は今日もフェンリルに会うためにガチャを回す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 07:17:21
93257文字
会話率:33%
大学生だった志谷悠(しや ゆう)は突然異世界に勇者として召喚された。
彼の目の前には召喚に必要な物としてバスタブと大量の米、味噌、醤油、そしてマヨネーズが用意されていたのだが、それは過去の勇者のもたらした偽情報であったらしい。
勇者になりた
くなかった悠は、ある人物のつまみ食いにより数が減っていたマヨネーズが原因で召喚に失敗したものと勘違いさせることに成功した。
辛くも城から追い出された悠は避難先で魔法の実力を伸ばし、ある依頼を受けることになった。
二人の乙女?を供に悠の旅がここに始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:00:00
177318文字
会話率:26%
会社から家までの帰路についていたはずの珠紀は、見知らぬ場所どころか知る由もない異世界で目を覚ます。目の前にはネオン輝く機械の街と、それを背に立つ胡散臭い笑みを浮かべたエミリオ。エミリオの話からなぜか自分が殺されようとしていることを知った珠紀
はどうにかその場から逃げ出し、訳知りの青年ウルに助けられる。
ウルは珠紀に「俺は君を助ける。だから、君に俺を助けて欲しい」と願い出た。いわく、珠紀の出生がこの世界――“箱庭”の運命を決める裁判の証拠になり得るのだと。それは彼女の命が狙われている原因でもあった。
死ぬわけにはいかない珠紀と彼女を裁判に出席させたいウルはお互いに助け合うことを約束する。
“楽園”で行われる裁判は三ヶ月後。その日まで珠紀の存在をなきものにしようとする追っ手から逃れなければならない。武装した二足歩行のクマの女の子・モモ、純粋無垢な護衛用アンドロイド・イベリスとともにウルが拠点にしている幻獣領へと逃げ込むが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:00:00
6761文字
会話率:42%
名を楠木 亜蓮 (くすのき あれん)
彼は異世界転生をした。早速目の前には大きなオオカミ!
食われた。食われた。食われた。
その数、1000回以上にも及ぶ。苦痛の果てに彼はある声を聞く。その声に願う。世界最強にしてくれとそして狙われない体
にしてくれないか?と、
───────この美少女だれ?
生き返った狼のお友達「オミ」と旅をすることに決めた。
男の記憶を持つロリが異世界を無双する。
剣を降れば彼女を連れて剣は大地を切る。
「と、止まってーー!!!」
拳を地に叩きつければ大地は壊れ、地鳴りが来る。
「ぬ、抜けなーい。」
そんな彼にも夢ができる!それはいつか自分の国を作りお城のお姫様になること!
この体を利用し無い手は無い。なので、まずは「スプラッタ王国」の王女を落とす!
さぁいけ!ロリのロリによるロリの為の無双を!
貴方もこの美少女にデレデレ間違いなし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 06:20:00
502738文字
会話率:38%
ブラック企業に勤める28歳のOL。
どんなに疲れても癒しの時間は大事!
ゲームのキャラに貢ぎ、心の平穏を保っていた。
そんな時、疲れて湯船に浸かっている時に大きな
地震が起こる。
慌てて出たが、何かに滑って意識をなくしてしまう。
そ
して目覚めると、見知った世界が目の前に!
推しのいる世界に転生していた。
だが、問題は自分がモブではなく、物語の重要人物に
なっていたのだ。
それでも推しに会いたい。
そんな恋心をつのらせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 06:00:00
57440文字
会話率:22%
仕事に明け暮れた日々のストレスを乙女ゲーに全てを打ち込んでいた私(20代)まさかの推しの悪役令嬢(7歳)の義妹になることに?!?!?!?!ーー
最近ハマった乙女ゲームで推しが死んでしまった。
悪役令嬢であれどさすがに死なせないでしょと思っ
ていた矢先死んだ。私も死んだ。物理的に
と目を覚ましたら超絶美少女が目の前にいた
そしてまさかの推しの、あ、あ、あ、悪役令嬢のお姉様ーー!!
その推しの悪役令嬢の義妹となった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 03:22:11
270271文字
会話率:56%
神谷レン――中学卒業を迎えた“天才”と呼ばれる少年は、双子の幼馴染である天宮天音と天宮陽菜を通り魔から庇い、命を落とす。
目覚めた先は、美しく神秘的な空間。そして目の前に現れたのは、銀髪に琥珀の瞳を持つ女神・アルメリア。
彼女はレンに告げ
る。「君は魔物として異世界に転生する」と。
転生したレンの新たな姿は、銀色の毛並みを持つ美しい“小狐(こぎつね)”。
しかもこの世界の魔物は、レベル10から進化可能、さらにその後もレベル20、40と無限に進化していく存在だった。
スキルも同様に進化可能であり、人間の職業が一度きりの進化しかできないことを知ったレンは、魔物としての可能性に希望を抱く。
さらに、彼の転生には“転生神の加護”が宿っていた。
固有スキル、チート魔法、そして【転生者】【魔王の卵】【勇者の卵】という称号――
一方、彼を庇われた幼馴染の天音と陽菜もまた、彼の死と同時に異世界に召喚されていた。
彼女たちは「聖女」と「賢者」という職業を授かり、人間の勇者パーティーに組み込まれる。
魔物として最弱のGランクから始まるレンの物語。
しかし、彼は諦めない。持ち前の知性と才能、そして圧倒的な成長速度で――
「僕は、最強の魔物になる」
これは、天才少年が小さな小狐として異世界を駆け上がり、やがてすべてを超越する伝説の始まり。
やがて訪れる再会、そして運命の戦いの中で、少年は世界を揺るがす存在へと“進化”していく――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 01:31:48
22060文字
会話率:29%
ディーノのライト―――それが、この世界で与えられた俺の名前だ。生まれて間もなく両親と死に別れ、両親の幼馴染に引き取られて育った、一見何の変哲もない平民。
だが、そんな俺には誰にも言えない秘密があった。そう、それは「こことは違う世界の記憶を持
っている」ということ。
今、俺の目の前に広がる世界と景色は、前世でこよなく愛したソシャゲ【ブレイブクライムオンライン】だった。
100人に一人どころか1万人に一人知ってりゃいいほうじゃねぇの?と思われそうな、ドが100個はつきそうなマイナーゲーム。
だが、そこは勝手知ったるこの世界、ならばこそ生き延びることができるはず!むしろ楽しんでしまえばいいんじゃね!?
普段はのんびり、適度に冒険、そして時折世界の謎やら話のあらすじ、大きな流れに挑み抗いながらも、やはり基本は平和に暮らしたい、そんな男と愉快な仲間達の物語。
※ハーレム要素薄いです。
何でか女の子キャラ増えません。増やしたいのになかなか増えません。全くいない訳ではないんですが。でも、多少女の子キャラ増えたところで、ハーレム発展する可能性はかなり低いです。
※主人公は前世記憶持ちなので、多少のチート要素はあります。
が、主人公を上回るチート性能持ちの現地人が主人公のすぐ横にいるせいで、あまり目立ちません。
※ザマァ要素ほぼありません。
ザマァされるような屑い胸糞キャラを主人公の周りに侍らせたくない、というのが作者の根底にあります。今後も絶対に未来永劫ザマァ案件は起こらない!とまでは断言できませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 01:09:10
6597394文字
会話率:44%
許せない!!!
暴力で人を抑えつけようとか問題を解決しようというその思考が許せない。それに会話の内容からどう考えても男尊女卑の古くさい風習がまかり通っているらしいことも許せない。そして何よりきっとこれは多分間違いなく異世界に召喚されたのだろ
う。だとしたら、今まで平和な国で平穏に暮らしていた生活のすべてをここにいるこいつらに突然奪われたのだ。考えれば考えるほどに悔しさが沸々と湧き上がり腹立たしい思いが込み上げる。
「許せない!」
「まだ逆らうか!!」
蹲っていた体をさらに蹴り上げられた。
何なの何なの何なの。私に簡単に暴力を振るうコイツが許せない。だいたい男尊女卑なんてカビくさい考えがはびこるこの国の風習が許せない。それに召喚なんて考え出したヤツが許せない。そして何より召喚なんて横暴を許しているこの世界が許せない。この世界に神様がいるのなら絶対に許せない! みんなみんな滅びればいい!! こんな世界ごと滅んでしまえばいい!!! 葵はキツく唇を噛みながら湧き上がる怒りにだんだんと我を忘れていった。
ここが誰かを召喚できる場所だというのならどうかお願いこんなくだらない国を滅ぼせる悪魔を呼んで。平和な世界で平和に過ごす人たちがもう二度と召喚されないように、こんなくだらない世界を壊してしまえる力をどうか私に与えて。
葵は昔読んだ漫画の一小節呪いの言葉を思い出し、口の中で何度も繰り返しながら一心に願った。
葵の体がさらに蹴られた瞬間に堅く噛んだ唇から一滴の血が床へと滴り落ちた。瞬間床に描かれていただろう紋章が光り始め、葵の口から滴り落ちた一滴の血がその紋章をなぞるように広がっていく。
『我を呼んだのはそなたか。望みを叶えるには生け贄を捧げよ』
「ここに居る人たち全員を生け贄にして。それで足りなければこの世界の人たちも気が済むまで好きなだけ好きにすればいいわ」
『気に入った。では好きにさせてもらおう』
薄暗闇の中、血の色に不気味に光る紋章から徐々に姿を現したのは、黒い翼を持ち山羊のような角を携えた人型の葵の持つイメージのままの悪魔だった。
「ちょっと待った!! どうかどうかこの世界を滅ぼすのだけはお許しください!」
土下座せんばかりの勢いでいまだに床に倒れ蹲る葵の目の前に現れたのは、頭には天使の輪を持ち背中には白い羽を広げている見るからにイメージ通りの天使だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 01:00:00
70226文字
会話率:60%
私がうつ病と診断されてからしばらく経つ。
薬の相性を繰り返し診療しながら疑問と本物にたどり着いた。
本当にそんな薬があるのだろうか。いや、今目の前にある薬がそうだとするならば…
「異常」だと言われる私の頭の中から出てきた
「健常者」へのおも
うこと。
それが現代の問題なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 00:14:29
452文字
会話率:0%
三国志の三英雄の1人劉備玄徳が大好きな高校生の劉義賢が劉備玄徳の墓を訪れるが、くまなく調べると何かの装置が作動し墓の中に落ちる。辺りを見回すと奥に劉備玄徳愛用の双股剣があったので触れると謎の女性の『玄徳様の運命をお変えください』という言葉で
光に包まれ目を覚ますとそこは後漢末期の涿郡涿県楼桑村だった。目の前にいる兄だと名乗る劉備殿に困惑しながらも義勇兵を結成し、激動の時代を劉備殿の天下のために尽力する物語。
※二次創作ではありますが史実に忠実ではなくオリジナル戦記寄りとなってます。数多くの武将が出るため、誰が話しているかわからなくなることを避けるために「」の前に名前を入れます。読みにくい場合はコメントなどで教えてもらえるとありがたいです。オリジナルキャラも登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 00:00:00
1610154文字
会話率:82%
日下部ひまわり は、グルメオタクの中学三年生の女の子。
学校の帰り道、不思議な妖精と出逢い、追い掛けて辿り着いた先は、グルメオタク界隈では有名な伝説とされている───とある国の三銃士が命を懸けて護った レストラン・「エルピス」が目の前に建っ
ていた。
お店の中に入ると、錆びた"スプーン" "フォーク" "ナイフ"が置かれていた。そしてその食器達から三色の光が放たれ、気が付くと 穏やかな笑みを浮かべた "ソウ"と名乗る青年に抱きかかえられていた。
ソウは、『お待ちしてました、女神様』と…ひまわりの手の甲に口付けを落す。
この世界ではもう時期戦争が起きると言われ、『エルピス』でレストランを経営する・ソウカンパニュラとスイレンとエンジュはそれを止めようと、戦い以外の戦争を考えていた。そして思いついたのが『食戦争』人間同士で傷つけ合うのではなく、料理で闘うものだった。
しかし、その戦い方はまだ広く浸透されてはおらず、戦争までに間に合わせる為に、ひまわりは食戦争に必要な『スパイスの女神』として召喚されたのだ。戦争を無くす為に闘い、人の心を動かす料理を作る為に、ひまわりは彼等に協力をする事に……。
外部サイト アルファポリス・カクヨムにも重複投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 23:45:58
31150文字
会話率:67%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 23:10:39
4847337文字
会話率:34%
自分で組み立てたアップライト型ゲームマシンのテストプレイ中にそれは起こった!
STGのラスボスを炙り、いい感じでライフを削りきる直前。俺の脳天にがっつりと何かが突き刺さり意識喪失。
気が付いたらテンプレっぽい真っ白な部屋に立っていた。目の前
には平謝りする女性二人。
そこは世界のパワーバランスを保つために造られた天界の企業だった。
強制的に契約社員となった「俺」と100%のドジで構成された「金髪女神」がいろんな世界をひっちゃかめっちゃかにかき回すお話になる予定です。
そう、ティースプーンのように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 18:00:00
44201文字
会話率:35%