西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』に蝕まれていた。
感染した者は異形となり凶暴化し、生物災害を各地で引き起こす。
災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。ニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つその《ウミヘビ》
を管理する研究所に、奇縁によって入所する事になった医師モーズ。彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り寄生菌の特効薬を探究することになる。
これはモーズが、特効薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 13:00:00
67699文字
会話率:55%
第一章 オブリビオン薬【起】 決して交わることのない地上と地下の世界。二つの世界で同時に人が消失する事件が頻発し始める。消失前、彼らは全員共通の症状に悩まされていた。その症状を押さえて消失を食い止める鍵『オブリビオン薬』にあると言う。誰も
手にしたことのないその薬、どうやって手に入れる? 消失間近の人間同士、特効薬争奪戦の幕開け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:32:58
25840文字
会話率:39%
マルスドッテル王国ノールブルク領には魔女だけが住む集落がある。
その集落に王命が下る。
「この集落から第一王女殿下に代わって魔王に嫁ぐ者を出すこと」
第一王女に歳が近いイーダが選ばれてしまう。
「身代わりだとバレることなく、王都で流行してい
る病の特効薬を魔王に作らせろ」
それができなければ集落を焼き払うという脅し付きで偽りの花嫁にされるイーダ。
魔王相手に無謀でしょー!
イーダの、集落の、王都の未来はどうなる?
※本作品は他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:11:07
82137文字
会話率:36%
多様な種族が暮らす巨大な大陸ゲオルキアと、そこから大海を隔てて遠く離れた上空に浮く小島サヴィノリア。翼の生えた碧空の民の少年シュカは、いつかその大陸各地を巡りたいと興味を抱いていた。
ある日、妹がこの国では解決することができない難病に罹
ってしまい、特効薬となる薬草を手に入れるため、ゲオルキアの北方にある白雪の大地を目指して危険な旅へと出発することに。そこで出会う人々と、初めての経験をしたシュカが何を思うのか。一人の少年の成長物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:04:16
157576文字
会話率:29%
あまり気に病まないほうがいい。
最終更新:2024-05-13 07:00:00
279文字
会話率:0%
致死率100%、特効薬はなく感染すれば必ず死ぬ。しかし、メガネをかければ症状が鳴りを潜める奇妙な病が世界中で流行した。そのウイルスの名は……
最終更新:2024-04-23 23:33:13
2803文字
会話率:31%
花吐き病。この世界にはそんな奇病が存在している。
そんな花吐き病は、戦後に大流行した。
男尊女卑がなくなりつつありそうなこの世界には重い恋愛が日常茶飯事だからだ。
そんな花吐き病に特効薬ができた。
だがしかし、その薬に耐性がついた更なる強い
花吐き病が発見された。
彼女の名は坂田恋。重度花吐き病患者。余命1年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 21:53:42
744文字
会話率:4%
不治の病にかかり、医師から余命二年と宣告された伯爵令嬢シャルロッテ。
暫し鬱々と悩んだシャルロッテだが、残る時間を目一杯楽しもうと気持ちを切り替える。
そして、死ぬと決まっているならば、初恋の人オスカーに気持ちを打ち明けようと思い至る。
シャルロッテの家族がそれを全面的に後押しし、いつの間にかシャルロッテとオスカーは、半年という期間限定の結婚をする事に。
これでもう思い残すことはない。
うきうき(?)と、結婚式の準備を進めていたシャルロッテだったがーーー
結婚式当日、式を無事に終えたシャルロッテの前に、ずっと行方が分からなかった次兄イグナートが現れた。
「シャル! 病の特効薬を見つけたよ!」
※アルファポリスさんでも連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 12:00:00
99812文字
会話率:29%
医療行為のほとんどをロボットが行うようになった時代。
医療に関わる研究者たちは、AIが命じた作業をやることが多くなっていた。
そんな中、主人公である熊谷沙月は、不治の病と言われる『ネオンフィーブ病』の特効薬を開発しようと、大学生ながら研究を
続けていた。
沙月は研究中に偶然、他の病気への特効薬となる新薬を開発することに成功する。
しかし、その研究成果を教授に報告したところ、教授は沙月の研究成果を自分の手柄として扱った。
絶望した彼女は、精神的な病気を患ってしまい、『医療都市アレクリン』という人工島に移住することになってしまった。
『医療都市アレクリン』は、病を抱える人々が訪れる場所。
この島で、細々と薬の調合を続けていた沙月は、ある日、スタントマンである城後寿人と出会う。
寿人と出会い、行動を共にすることで、徐々に自信を取り戻していく沙月。
しかし、寿人はある秘密を抱えていて……。
いつも、いつまでも逃げるわけにはいかない。
数々の困難を乗り越えるために、沙月が導き出した答えとは。
*作中に登場する病気は全て架空のものであり、存在しないものです。現実の病気とは一切関係がありません。
*カクヨム様でも同作を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 12:14:07
104720文字
会話率:50%
霊獣ゴリラの恩恵を受けたイヴァリース国の姫、ゴル・リラ・イヴァリースはその破壊的な怪力が原因で、人々からゴリラ姫というあだ名を付けられていた。結婚適齢期になっても、結婚の相手が見つからないリラの元に、ある日隣国ゲルタニアから結婚の申し込みを
受ける。
相手は第一王子のリチャード・フォン・ゲルタニア。心優しく寛大な彼はとても美しく儚い印象で、リラは一目で惹かれてしまう。
しかし彼は生まれた時から虚弱体質という、ある意味呪われた運命を背負っていた薄幸の王子様だった。
病弱で、少しの衝撃でも骨折をしてしまう彼との結婚生活が始まるが、新婚の妻に甲斐甲斐しくお世話をしてもらい、迷惑ばかりかけている自分の不甲斐なさに、リチャードはどんどん精神的にも衰弱していってしまう。
そんな彼を憂いたリラは、イヴァリース国に伝わる秘薬の存在を思い出した。彼を救う方法はこれしかない。
お伽話に登場するドラゴンの心臓、それは万病に効く特効薬とされている。
余命数か月と宣告された夫を救う為に、怪力無双のゴリラ姫はドラゴンの心臓を手に入れようとするが……。
※こちらは同名小説が、短編として投稿されています。内容の大筋は変わりませんが大幅に加筆してます。
※この作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けていません。ご縁があれば、お待ちしています!
*不定期更新です。申し訳ありません*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 19:48:47
16107文字
会話率:26%
霊獣ゴリラの恩恵を受けたイヴァリース国の姫、ゴル・リラ・イヴァリースはその破壊的な怪力が原因で、人々からゴリラ姫というあだ名を付けられていた。結婚適齢期になっても、結婚の相手が見つからないリラの元に、ある日隣国ゲルタニアから結婚の申し込みを
受ける。
相手は第一王子のリチャード・フォン・ゲルタニア。心優しく寛大な彼はとても美しく儚い印象で、リラは一目で惹かれてしまう。
しかし彼は生まれた時から虚弱体質という、ある意味呪われた運命を背負っていた薄幸の王子様だった。病弱で、少しの衝撃でも骨折をしてしまう彼を救う方法はただひとつ。
お伽話に登場するドラゴンの心臓、それは万病に効く特効薬とされていた。
余命数か月と宣告された夫を救う為に、怪力無双のゴリラ姫はドラゴンの心臓を手に入れようとするが?
※この作品は、書籍化やコミカライズの打診をまだ受けていません。ご縁があれば、お待ちしています!
※後日、同名作品の連載版を投稿します。そちらはリラ視点、リチャード視点、新キャラ、新たなイベント、そしてもっと甘々な展開を増やしたいと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 23:37:57
20487文字
会話率:29%
脳内の『わたし』と私の療養記です。ほぼ寛解に近づいたそうです。良かった。
最終更新:2023-10-04 18:57:11
3776文字
会話率:2%
アジアの南に世界中のはみ出し者が集まる都市があった。
その都市の名は───アルゼナム
SF世界のような次世代近未来都市を目指して作られたその都市は、世界中で感染者を出したウイルスや北の大国が起こした戦争によって計画が一時中断。ウイルスの
特効薬が発明され、感染や戦争が終結したころにはアルゼナムは出資をしていた企業の手を離れて世界中からはみ出された人間たちのたまり場となっていた。
そんな街で何でも屋を営むウィリアム・リーの元には様々な依頼が舞い込んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 16:21:56
28785文字
会話率:54%
「やったぁぁぁぁ! こ、これでつ、ついに完成だぁ! やりましたよぉぉぅ!
ふぉおおう! 嬉しいぃぃ! えへへ、喜ぶのは当然じゃないですか! せんせぇ!
ついに、実ったんですよ! 僕らの努力が! うふははは! せんせいせんせい!
あはは
はは! あっふあはげほっ、ごほっ、ききき、あははは! げほっ、おえっ」
二〇二九年 一月十六日 東日新聞 見出し
【認知症の特効薬ついに完成 この春に臨床試験 すでに希望者殺到】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 10:00:00
1726文字
会話率:72%
「決められた結婚なんて……十歳も上のおじさんとの結婚なんて……絶対に嫌よ!!」
リュシー・クレモンは恋愛結婚を夢見る侯爵令嬢。
運命の相手を自分で選ぼうと舞踏会に参加した翌日、彼女の胸に花の痣が浮かび上がった。
それはこの国の奇病「
花蜜病」の紋章。
必ずペアで発症するこの病。
最終的に死に至ってしまう「フローラ」とフローラの特効薬になれる「アピス」。
アピスのキスで病の進行を抑えることができるため国ではペアの結婚が義務付けられていた。
恋愛結婚を夢見ていたのに相手は勝手に決められて理想とはかけ離れた年上の寡黙な騎士で……
他サイトにも掲載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 00:21:40
55066文字
会話率:42%
嫁いだ先で奴隷のように働かされているイリス。
夫が死んだ今も変わらず囚われている。
そんな日々に救いを差し伸べるように彼女の胸に痣が浮かび上がった。
それはこの国の奇病「花蜜病」の紋章。
必ずペアで発症するこの病。
最終的に死に至って
しまう「フローラ」と
フローラの特効薬になれる「アピス」。
アピスのキスで病の進行を抑えることができるため
国ではペアの結婚が義務付けられていた。
しかしイリスを失うわけにいかない義実家に閉じ込められて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 21:09:13
33787文字
会話率:43%
公爵家の息女マーガレットは王太子アダムからの婚約破棄を受けた瞬間、前世の記憶を思い出す。
彼女の前世は統一を果たした覇王ルース・グレンヴィルであった。
ルースの記憶を取り戻したマーガレット、公の場での子孫の愚行を嗜めようとした。
そところ
が、その瞬間、魔法使いリーレンが現れ、王太子に向けて、難病の特効薬を開発した褒美にマーガレットをゆずってほしいと言い出し、その場からマーガレットを連れ去ってしまう。
会場を離れる最中、リーレンはかつてルースの右腕であったジン・シェパードであったと明かす。
その翌日、さっそくジンことリーレンは大輪の薔薇の花を持ち、公爵家に挨拶に来るのだった。
こうして、現世での二人の交流は始まってゆく。
※アルファポリス投稿済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 12:00:00
13105文字
会話率:30%
ここは『ゲージ』と呼ばれる治療実験施設。興奮すると殺人衝動に襲われる十代から二十代の少年少女が収容され、特効薬開発のために外に出ることを禁止され規律の元生活している。興奮の主な原因は思春期特有の恋愛感情であり、その他にも様々な感情が原因とな
って殺人衝動に襲われ、友人や兄弟、好きな相手すら見境なく手をかけてしまう現実が狭い世界にはあった。解放される方法は二つだけ。投薬により狂うか、誰かに殺されるか。誰かを好きになれば、誰かを殺してしまう。閉鎖的な環境で少年少女は今日も心を殺し、どこかで泣いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 23:16:20
908文字
会話率:30%
遥か遥か未来にて、人類は巨大な塔の中で暮らしていた。
少年ロットはその塔の中間層にて暮らす。彼は仲の良いピコとカルマといつも一緒だった。ロットは勉強が不得手でいつも教師に怒られていた。ある時、ロットは教師のガーベットから怒られる。その時
に、この世には必ずしも正解があるというわけではないということを教わるのだった。
とある日にロット達は退屈を弄び、立ち入り禁止区域の研究所に侵入する。そこでバイオモンスターの研究資料と禁忌の武器であるサイコショットを手に入れるも、カルマはバイオモンスターに襲われて大怪我を負う。カルマは魔物の病毒に侵されてしまうのだった。
ロットとピコは特効薬を手に入れるために上の階層を目指すも、街の外はバイオモンスターが闊歩し危険な場所だった。そこに彼らの教師であるガーベットが現われて手を貸す。
教師の助力を得た二人は、上の階層で薬を手に入れようとするが、問題があって薬は手に入らない。薬を手に入れるためにはその集落の問題を解決する必要があった。一向はその問題を解決して薬を手に入れて帰還する。結果、薬のおかげでカルマは命拾いするのだった。
平和な日常を取り戻したある時、ロット達は授業で人生プランについての作文を出させられる。ロットは何も思いつかない。ピコは危険な仕事に従事するような男性と結婚したいという。それは常日頃、ロットがなりたいといっていたガーダーと言う仕事も含まれると告げる。その夜、ロットは親から近所の老人が旅立つので挨拶してきなさいと言われる。ロットは老人が安楽死するのを知って困惑する。翌日に老人と会うが、老人は老人の正しい事を成そうとして安楽死を選んだ事を知り、納得し切れない中で老人の旅立ちを見送る事となった。この事はロットの価値観にも大いに影響する。その時には全ての人々は親とは血のつながりの無い家族を形成している事も知るのだった。
幾日か過ぎ、ロットとカルマがサイコショットの試し撃ちをしていると、放浪者を見つける。彼は遥か下層から逃れてきたようだ。ロット達は放浪者を匿う。放浪者は思想犯罪者であるが、ロットは彼の思想に傾倒する。しかし、夜に街の人々がロットの家を押しかけた。放浪者は街の人々に連れされれるのだった。放浪者は告げる。下層の経済は崩壊している。盗賊達も現われたと。
放浪者の警告はやがて街に実害として現実化する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 19:00:00
107237文字
会話率:49%
読書やアニメ、テレビゲームのデメリット打ち消す特効薬ないか?
最終更新:2023-04-17 12:20:06
768文字
会話率:0%
怪しいピンクの胞子を吸い込んで死に掛けていた『私』は、目を覚ますと異世界で疫病の女神として祀られていた!?
どうやら世界を滅ぼす伝染病の特効薬として召喚されてしまったらしい。
そのままごろごろと女神生活を満喫すること半世紀。ぐーたらし過ぎ
た『私』は存在意義を疑われて、ある辺鄙な村で流行る奇病の解明に借り出されてしまう。
しかし、そこで別の事件に巻き込まれて……?
無駄に美形な暴力ドS神官長にシバかれつつ、ニート駄女神が頑張るお話。
全20話で完結済み。以後、番外編アップ予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 00:22:37
133549文字
会話率:37%
パルキナは、戦乱渦巻く人間界をたった一代で統一し、戦神と称えられた王だった。それから数年、パルキナの治世の元、平和だった人間界に謎の病が流行する。特効薬を作るには魔界にしか咲かない花が必要だった。しかし、魔界は史上最強の魔王の領土だった。そ
れでもパルキナは人間界を救うために花を採取する。そして、魔王は激怒し、ついに二人の王が、二つの世界が激突する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 18:00:00
61462文字
会話率:41%