花鳥街に住む人達は皆、手から”個性の花”を出す事が出来る
花はその人自身を表すものとなるため、様々な種類が存在する。まったく同じ花を出す人も存在した。
だが、一つだけ。この世に一つだけの花が存在した。
それは、薔薇。
赤、白、黒。三色
の薔薇だけは、この世に三人しかいない。そして、その薔薇には言い伝えがあった。
赤い薔薇を持つ蝶赤一華は、校舎の裏側にある花壇の整備をしていると、学校で一匹狼と呼ばれ、敬遠されている三年生、黒華優輝に告白される。
最初は断っていた一華だったが、優輝の素直な言葉や行動に徐々に惹かれていく。
共に学校生活を送っていると、白薔薇王子と呼ばれ、高根の花扱いされている一年生、白野曄途と出会った。
曄途の悩みを聞き、一華の友人である糸桐真理を含めた四人で解決しようとする。だが、途中で優輝が何の前触れもなく三人の前から姿を消してしまい――………
個性の花によって人生を狂わされた”彼”を助けるべく、優しい嘘をつき続ける”彼”とはさよならするため。
花鳥街全体を敵に回そうとも、自分の気持ちに従い、一華は薔薇の言い伝えで聞いたある場所へと走った。
※ノベマ・エブリスタ・アルファ・カクヨムでも公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:22:24
112226文字
会話率:40%
「ははっ、そんなに綺麗なもんじゃないね」
そう笑いながら床に散らばった紫の花弁を踏みつける、その画がいつまで経っても頭から離れない。
報われない恋慕を抱き続け片思いを拗らせた結果、感情と同じ意味の花言葉を持つ花を吐き出すという奇病、
「花吐き病」。
1000人に1人が罹るとされるこの病を患う綿貫暎(わたぬき あき)は、自らの意思と関係無く溢れるこの花のことが嫌で嫌で仕方なかった。
しかし、大学の友人、泊朝霞(とまり あさか)と接するうちにまたもその病が顔を出してーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:30:54
1906文字
会話率:7%
雨霞の男性視点
花吐き病にかかった男性が死ぬ話なので念の為R15付けました。グロくはないです。淡々と死にます
最終更新:2025-02-16 20:23:27
4107文字
会話率:11%
成人済み男女の両片思い
花吐き病
悲恋
キーワード:
最終更新:2024-12-11 21:15:24
2307文字
会話率:20%
ベルタリア王国の名門・ヴァレンティア家に仕える従者カイルは、主であるセリーヌに対する叶わぬ恋心を抱えていた。彼の胸には、「報われぬ想い」を抱く者がかかるという病――“花吐き病”が静かに進行していた。この病を治すには、想い人と愛を通わせるしか
ないが、従者としての誇りがカイルにその想いを口にさせない。愛を告げぬまま死ぬ覚悟を決めたカイル。その想いはセリーヌのため、だたそれだけだったはずなのに。冷たく響く鎖の音と、凍えるような視線と、焼け付きそうな愛情。
「お前の心は誰に向いているの?」
すれ違う想いと秘められた真実――花が織りなす愛の奇跡が、二人に訪れるとき、果たしてその愛は永遠のものとなるのか。
◯花吐き病パロディ、全15話、完結まで執筆済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 19:00:00
19697文字
会話率:35%
800文字で完結するショートショート
最終更新:2024-04-05 18:00:00
800文字
会話率:40%
「世界が植物に包まれるーー」
その言い伝えが現実になるとは、到底誰にも予想できなかった。
世界に突如として蔓延した、『植物になっていく病』。初期症状で花を吐き出すその病は通称『花吐き病』として恐れられ、人々を蝕んでいった。死を待つことしかで
きない、治癒する方法は一切ないその、『花吐き病』。しかしながらそんな人々の間にまことしやかにささやかれている一筋の希望のような噂が一つ。
それは西の丘の向こうに住む『魔女』と忌み嫌われた存在と、東の王国に住む『悪女』と呼ばれた若い女、その二人ならこの病をどうにかできる、といったものだった――。そんな世界で元気に暮らしていた道具屋の一人娘、主人公のナノは花吐き病に感染してしまった母親をおぶって、西の魔女を訪ねていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 02:17:32
12751文字
会話率:53%
tiktokで少し流行った?花吐き病が実際にある世界に住む少女が主人公の物語。
最終更新:2023-03-30 00:45:50
1799文字
会話率:22%
忘れられない、記憶。
君と出会ったのは、薄紅色の世界だった。
僕の中に小さく、けれど確かに芽吹いた恋心。
淡い、淡いそれは少しずつ大きくなって、僕の胸の内を占拠する。
……何年たっても君を想う。
僕にその資格がなくても、想い続けて
花を、吐く――
******************************
話の内容的に、嘔吐表現が多数ありますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
◆連載途中の「桜吹雪と秘め続ける想い」の友雪君と美姫ちゃんの、別の世界の短いお話です。
ちょっと桜吹雪の方で行き詰っているので、息抜きに別のお話を書いてみました。
登場人物などなど、リンクしている部分も多々ありますが、桜吹雪~とは全く別物だと思って楽しんでいただけたらと思います。
◇PNは違いますが、この作品は「アルファポリス」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 21:00:00
23099文字
会話率:43%
花を吐く青年と女性のお話。
最終更新:2020-11-15 16:57:58
2455文字
会話率:34%
花吐き病の娘の傍にいる青年の話
最終更新:2020-10-10 07:32:44
2294文字
会話率:12%
みなさん、〝花吐き病〟って、知っていますか……?
これは、ちょっと不思議な、私の恋の物語。
最終更新:2020-07-23 18:12:48
584文字
会話率:12%
悲しかったことも嫌だったことも全て乗り越えて、その先の黄昏から目を逸らしながら生きていた2人の記憶。
最終更新:2020-03-16 21:53:35
4276文字
会話率:62%
突然かかってしまった「花吐き病」。それを治すために奇病対応学校に入学した白鳥音羽の行方は...
最終更新:2019-11-10 15:14:05
2222文字
会話率:50%
突然彼の記憶を失った少女とそれによって花吐き病になってしまった彼の話。
最終更新:2019-08-20 14:29:08
1684文字
会話率:28%
あることをきっかけに"花吐き病"を発症した彌永矢宵(いや やよい)の闘病生活
最終更新:2018-02-15 02:48:05
1113文字
会話率:49%
運命ってなんだろう?
僕にも、運命の番がいるのかなあ?
心が冷えきったのを温めてくれた要さんはβだと言った。
でも、信じられない。
だってこんなにも惹かれるのは、貴方が初めてだったから。
最終更新:2017-12-04 06:00:00
7695文字
会話率:36%
俺の口から出たのは、真っ赤な一輪の薔薇だった
最終更新:2017-11-12 00:43:44
1918文字
会話率:10%
花を食べる少女とその幼馴染の話
最終更新:2015-08-31 00:58:17
4720文字
会話率:47%
花弁を吐き出す奇病――花吐き病に罹ってしまった「妻」。「僕」は自覚のないまま死を迎えつつある「妻」と日々を過ごしてゆく。
最終更新:2015-08-08 23:11:45
7149文字
会話率:37%
好きな人を想いながら流した涙が宝石に変わる奇病とそれに関わる少女と青年の話。
前後編の2話で終わる予定です。
花吐き病の名前が出る場面と花吐き病に似た部分があります。
最終更新:2015-07-30 14:32:03
5613文字
会話率:53%