カルマ・エルドライトは退屈していた。
得られるものは全て手に入れた。地位も、名誉も、名声も。その全てが彼の物であった。
齢18にして全てを知り尽くしてしまった彼は退屈なこの人生に見切りをつけようと、そう考えるようになっていた。
しか
し、彼は偶然立ち寄った娯楽本屋で衝撃を受ける。
それは、百合を描いた物語の本。同性愛という葛藤、そして困難を乗り越えていくという感動のストーリー。
彼は感動し、同時に百合という美しさに、この世の全てだと思い込んでしまうほどに魅入られてしまった。
それからというもの、彼はいつなん時でも最強の百合について考えるようになり、隙あらば女の子同士で仲良くしているところを自分の力を無駄使いしてまで覗き見るようになってしまったのだ。
そんなある日、カルマは勇者パーティーのことを新聞記事で知り、女勇者の姿を見て一目ぼれをし、こともあろうに彼は勇者に合う相手(女性)を考えることに。
そして、カルマは知っていた。この世界に蔓延る魔物の王、魔王が女性であるということを。
その瞬間、カルマの脳内はある一つの考えに蹂躙されつくしてしまった。
「勇者と魔王の敵対の壁、それを乗り越えた真実の愛、その百合こそが世界で一番美しく、最強なのでは?」と。
残念なことにその考えに至ってしまったカルマは勇者と魔王をどうにかしてくっつけるため、己の全てをかけて行動を起こすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 19:00:00
85397文字
会話率:38%
漫画、アニメ、ゲームが趣味で、オタク生活を満喫している越島 孝太は、バイト帰りに寄った本屋で、ラノベを凝視する少女を見つける。
その少女は、クラスカーストトップに君臨し、孝太の通う高校で三大ギャルと呼ばれているギャルの南沢 鈴華だった。
鈴
華は隠れオタクで、孝太に見られた事で誰にも言うなと釘を刺す。
それで終わりと思いきや、好きな作品が一緒だったり、行きつけの店が一緒だったりと妙に気が合い始める。
それを皮切りに、他のギャルとも交流が始まって……
決して交わることのなかった者たち紡ぐ、ギャル×オタ活ラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 18:51:28
38259文字
会話率:38%
本屋で見つけた一冊の異世界のガイドブック。行き方やその地での生活の仕方など細かく記されていてとても興味をそそる一冊。このガイドブックさえあればきっと異世界での生活は楽しいものになるのではないかと思わせてくれる。
本来はできないとされている
が、どうせなら便利なガイドブックを異世界に持ち込むために神とも果敢に交渉する英太。
「その書物は何かしらぁ?」
「あ、これは、その、転生先に持っていけないか相談しようと思いまして」
「持ち込みかしら、いいわよぉ。でも代価が必要ね」
「と、いいますと」
「あなたが欲しいのぉ〜♡」
現実逃避と異世界での生活の夢を叶えるため
立ちはだかる試練は運命なのか、負けるなガンバレ英太!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:19:27
500762文字
会話率:53%
父を病気で亡くした幼い少女・ミリは、この国が医学や回復魔法の聖地であるにも関わらず、誰も父親を助けてくれなかったという事実に心を痛める。
そんなある日、彼女は母に渡された銅貨を片手に街へ出向くことになった。その時、偶然立ち寄った古本屋で、
医学に関する本を四冊購入したミリ。大嫌いだったはずの医学に熱中し、やがて父親を見捨てた周囲の人間を見返すために医者になることを決意した。
これは、卑屈で生意気な少女が、優しい大人たちや魔法学園で出会った仲間、自身の担当する患者達に励まされて、医者としてだけではなく人間として成長する物語である。
卑屈な少女はいかにして天使と呼ばれる存在になったのか────。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 17:12:13
119609文字
会話率:51%
わたし、日向羽希は本屋でバイトを始めた。
バイトの先輩で同い年の柴田蒼くんに助けられてばかりだったけど、偶然居合わせた帰り道で人当たりの良い柴田くんの「本性」を知ってしまった。
そこから、お互いのガス抜きをするようになって…
最終更新:2025-02-21 17:12:12
662文字
会話率:25%
若くして将来の不安や、日々の人間関係に悩まされている
22歳フリーター、御伽ユウは仕事帰りに入った古本屋で
突如病弱ながらも長命種であるエルフとして生きるミコナタと出会う。
異世界からこちらの世界に迷い込んでしまったため
魔法の力に上手く支
えられず弱っていく彼女を周りの人間、
または普通の人間ではない者たちと支えつつ自分自身も支えられ
人として、エルフとして成長していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 00:02:29
49834文字
会話率:63%
カイトは、勉強と宿題、そして妹の世話に追われるごく普通の高校生だ。彼は冒険を求めず、奇跡も信じていない。彼の世界はシンプルで予測可能で、それに何の問題も感じていない。しかし、すべてはある雨の日に変わった。町の外れにある小さな本屋に偶然入った
その日、彼の人生は一変する。
そこで彼はアマイと出会う——週末にその本屋で働く、静かで内気な高校生だ。彼女の本への愛と、どこか心に響く笑顔は、カイトに自分が何か大切なものを見逃しているのではないかと考えさせた。次第に、彼らの偶然の出会いは何か特別なものへと変わり、カイトは普通の生活の中にも特別な何かがあることに気づき始める。
これは、小さな瞬間がすべてを変える物語だ。雨や本、そして偶然の笑顔が新しい章の始まりになる物語。まるで別々の世界に住んでいるような二人が、お互いに新しい視点で世界を見ることを教え合う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:58:32
11247文字
会話率:13%
高校一年生の木下太一(きのしたたいち)は、夏休みに2週間、本屋でアルバイトをすることに。そこにもう一人アルバイトの娘が突然やって来た。その娘は太一が小学生のとき仲の良かった幼馴染で、5年生の夏休み入る前に引っ越しってしまった水瀬加奈(みなせ
かな)だった。突然の再会と急接近。2人のぎこちないアルバイトが動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 22:51:08
151841文字
会話率:50%
ある古本屋で、一冊の本が盗まれたという噂を耳にした大学生の楠木涼。
その本屋は普段から客が寄り付かずたまに客が来ても当たり前に何も買わずに帰っていくという。
本の値段も安く、盗む価値のないものばかりなはずなのに、何故盗まれたのか。
不思議に
思った涼は、その本屋に行ってみようと思い、大学の帰り実際にその本屋に立ち寄ってみることにしたが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 09:51:26
552文字
会話率:17%
田舎から大学のある都会に上司してきた春野凛。
本屋でのバイト生活に奔走する大学生。
最終更新:2025-02-03 10:33:05
652文字
会話率:0%
私、柳瀬心陽(やなせこはる)は、人の形をしているけれど、人じゃない。
幼いころから「人の気持ちがわからない」と言われ続けてきた。
感情も心も欠けた、ただの人形だと、そう思い込んでいた。
高校2年生のとき、本屋で偶然出会った彼、与田颯太(よ
だそうた)は、私に「心」を教えてくれる存在だった。
彼と過ごす時間は温かくて、私は「人」でいられるような気がしていた。
でも、その温かさが私に新たな感情を芽生えさせたとき、彼の隣には私ではない誰かがいた。
これが「恋」だなんて知らなかった。
これが「失恋」だなんて知らなかった。
これは、人形のようだった少女が、誰かを○○になる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 10:10:00
9331文字
会話率:28%
50歳も過ぎた男が、消えた嫁を探して全国を旅をする話
多分、ミステリー的なことがあるかもしれないし、ないもしれないし。
推理小説ではない。
嫁が残した手掛かりを元に、たどり着いたのは、
不可思議堂という森の中にある古本屋であった。
そ
こには、魔女と呼ばれる女がいた。
主人公は、その魔女とひょんなことで旅を一緒にすることになる。
多分。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-16 23:19:47
11668文字
会話率:19%
ぼっちでア二メ、ゲーム、ラノベ好きの相澤 修(あいざわ しゅう)は、親の転勤により千葉から東京に引っ越し、東京の高校に入学した。入学式の後のクラスの自己紹介で、圧倒的存在感を放った麻生 美香(あそう みか)の友達の藤野 純麗(ふじの すみれ
)。下校中によった本屋でたまたま純麗と出会ってしまう。純麗は実は修と趣味が合っていて、2人だけの秘密の友達になる。その後2人はどういう関係に…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 21:37:13
4787文字
会話率:57%
高2の冬休み。青下 夏(あおした なつ)は、本屋で「昔、夏くんとタイムカプセルを一緒に埋めた」と名乗るお姉さん上城 麗華(かみしろ れいか)と出会う。しかし、彼女はどの発言もあの時の女の子とはあまりにも破綻していて、もはや同一人物とは検討が
つかなかった。それでも、昔あの子と約束した「宇宙の外側に行く」という共通点のみで、俺と彼女の関係は奇妙にも続いていく。
これはちょっと不思議で懐かしい、宇宙の端っこで起きた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 17:48:58
5529文字
会話率:52%
ラノベオタクでことなかれ主義の高校生、鳴海正樹。ある日、同じクラスの清楚系美少女である氷見山梨央が、本屋でラノベの新刊を購入している姿を見てしまう。
「鳴海くん……わたしがラノベ買っているところ、見たよね……?」
オタクであることを隠し
ている氷見山に、秘密を知ってしまったことを謝罪するために頭を下げる鳴海。しかし、氷見山は「よかったらわたしと、友達になってほしいの!」と鳴海にお願いをする。
氷見山の圧に押された鳴海は、友達になることを了承するのだが……
「実はわたし……ラノベを書いてみたくて……よかったらラノベの再現をさせてほしいの!」
「……え、ええー!!」
こうして鳴海は、氷見山の執筆活動に協力することになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 00:00:00
1019文字
会話率:31%
OLの由奈は古本屋でおよそ50年昔のカレンダーを見つけた。50年間売れ残ったカレンダーを手に取った瞬間から、長い時間を越えたストーリーが動き出した。ショートショート作品。
最終更新:2024-12-06 05:05:09
1000文字
会話率:22%
本屋でアルバイトを始めた咲也。ある日、その本屋で絵画を見つめているお婆さんと会った。
最終更新:2024-11-16 20:48:32
1976文字
会話率:34%
大学生の佐伯優里は、本屋で金髪の男性の背負ったギターに鼻をぶつけ、鼻血を出した。
男性にタオルを借りたお礼をしよう、土砂降りの雨の中、待ち合わせの場所へ急いだ。
風邪を引いて、家で寝込んでいるところへ、金髪から黒髪に染めた男性がやって
くる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 04:36:49
52348文字
会話率:54%
読書が好きな高校生の少女・片瀬陽菜はある日訪れた本屋でアルバイトに勧誘される。店長かつ雇い主である柳瀬結衣という同年代の少女は、悩みを抱えて本を求めてくるお客さんにぴったりの本を勧めるという不思議な人で―
最終更新:2024-10-20 18:00:00
17328文字
会話率:25%
クラスの人気者でサッカー部の高校三年生の柴崎匠と一人で本を静かに読む水嶋花凛。共通点のない対照的な二人に思いきや……放課後、偶然出会った本屋で『パステルライド』という作品が好きと知り、そのことをきっかけに二人は仲良くなり、匠はやがて恋心を
抱くようになる。そんな矢先、花凛は、2023年12月22日、終業式の日にいじめを苦に飛び降り自殺を図った…と世間ではなっていたが、実は匠は落ちた花凛を見下ろす怪しい人影を目撃していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 18:00:00
63593文字
会話率:50%