学園二年生の星振る宴で、子爵令嬢リリアンヌは激怒した。
敬愛するスカーレット公爵令嬢が、浮気王子によって婚約破棄されたのだ!
リリアンヌは怒りのままにスカーレットの盾となり、殴られ、気絶して―――目が覚めると学園入学前に戻っていた。
ど
うしてかわからないけど、スカーレット様には絶対幸せになってもらいたい!
でも絶対、浮気殿下なんかにスカーレット様はあげない!
そのためには何がなんでも、もう1回婚約破棄してもらいます!
ついでに浮気相手の聖女も許さないんだから!
とりあえず――リリアンヌは体を鍛えます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 18:00:00
196397文字
会話率:49%
僕は転生者アルト。9歳の頃から目の奇病を患っている。家族は兄のミュラーだけ。学校にすら通えていない。
そんな僕が16歳を迎えたその日、全てが一変する。
僕の目は病気ではなかった。特別な力がただ暴走していただけだった。力の制御が可能になった
僕は、『事実の改変すらもたらす』極めて強大な力『箱庭内政システム』を見つけた。
そしてこの世界が、かつて遊んだ戦略RPG【ラングリシュエル】の中だと気付いた。
敬愛して止まない大好きな兄は、悪の元帥ミュラーだった。さらにその正体が転生者で、生前にこのゲームを貸し借りしたダチだったことにも気付く。
僕は兄を守りたい。戦犯となる運命をダチに乗り越えてほしい。
そこで僕は最前線の町『ザラキア』の領主となった。将来起きる戦いで、兄を支えるために、なんか庭に落ちていた『たぬき』と契約した。
自販機、ガシャポン、コンビニ、大型モール。時代考証を完全無視した施設がザラキアに立ち並んだ。
僕の力は『異世界の民が自販機から当たり前のようにハンバーガーを買うようになる』強大な一方で、極めて恐ろしい力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 17:37:45
88667文字
会話率:49%
お墓です。僕の詩のお墓です。
最終更新:2024-11-28 06:18:46
261771文字
会話率:0%
お墓です。僕の口の中にあります。
最終更新:2024-06-19 07:15:12
416263文字
会話率:1%
小説家になろうで15年間に書いた詩の集大成となる詩集です。
キーワード:
最終更新:2024-05-06 04:36:27
97940文字
会話率:2%
【あらすじ】
人里離れた山奥で弓の師であるエオインと、コケコケと鳴く白鷹のナナと共に平和に暮らす狩人の少年シータは、ある日帝国の騎士団に襲撃を受ける。
襲撃で敬愛する師を失い、自らも絶体絶命の危機に陥るシータ。
しかしそんな彼の窮
地を救ったのは、突如として現れた灰色の巨人。
それはかつて大陸最強の弓使いと呼ばれた師の愛機にして、〝星砕きの伝説〟を持つイルレアルタという名の人型兵器だった。
大陸最強弓使いの一番弟子が、師から受け継いだ弓ロボと共に戦乱の大陸を駆け抜ける。
純ファンタジー弓ロボット戦記――ここに開幕!
【登場人物紹介】
●シータ・フェアガッハ
大陸最強の弓使い、エオインの唯一の弟子。
まだあどけなさが残る見た目で大人しい性格だが、いざ弓を持たせればその腕前は師匠にも勝るとも劣らない。
相棒である白鷹のナナと師と共に森の奥で暮らしていたが、ある日大陸中に名を馳せる帝国黒曜騎士団の襲撃で師を失う。
シータ自身も窮地に陥るが、師が最後の力で起動した天契機イルレアルタの操縦者となったことで、大陸全土を巻き込む戦乱に身を投じていくことになる。
●リアン・アーグリッジ
険しい山間にある小国、エリンディア王国を守護する筆頭騎士。
凄まじい〝居眠り魔〟であることから怠惰の騎士と渾名される銀髪の少女。
剣才と戦闘センスは確かだが、とにかく隙あらば寝ようとするため普段はあまり頼りにならない。
しかしいざという時は眠気をこらえて働く責任感と使命感もあり、そして起きてさえいれば〝悪夢のように強い〟。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 16:34:32
161715文字
会話率:48%
とある異世界にある不思議なBAR「ダンディ ワールド」。ここにある日見目麗しくも美しい若い女が颯爽と現れて、ドアのベルを鳴らす。「問おう、ここがダンディワールドか?」
突然現れた謎の美女の目的、そして正体は?
人は一人では生きてはいけな
い。あまりにも悲しすぎるから。
魔族も一人では生きていけない。あまりにも分かり合えないから。
このBARには、孤独で寂しい飛べない鳥たちが、愛を、癒しを求めてやってくる。
勇者、貴族、魔法使い、剣士、僧侶、聖女、人間、魔族、獣人、、、、、どこからともなく次々とやってくる、どこか心に傷を抱えた、苦悩に満ちた異世界の住人たち。それぞれの事情で、それぞれの仕事特有の悩みで、一歩間違えれば割れてしまいそうなガラスのハート。
BARのマスターこと、ダンディ・クールハートと病み落ち寸前の客たちが繰り広げる、少し渋めの大人のトーク。そんな輩を受け入れ、癒し、再び旅立たせるための愛と感動の物語にも似た、ちょっぴりクールでハートフルなギャグストーリー。
個性的で憎めないBARのスタッフと、常連たちが物語にアクセントと花を添えていく。
古き良き昭和の香りに、クスッとハートを打つ、細かいギャグと洒落っ気満載の、疲れた現代人の祈りにも似た、癒しと希望の物語。
時を超え、場所が違えど、いつもハートは病んでいる!だから誰もが孤独を癒したい、そんな心の拠り所をユーは持っているか!?
【主要登場人物】
⚫️マスター
ダンディ・クールハート/
BARダンディワールドのマスター 世界一のダンディで凄腕の勇者。オールマイティな能力を持ちながらもダンディであることにこだわり続ける男
⚫️バイト
デッチ・ボーコー/
最強の魔族の刺客 兼調査員 無駄に美人な完璧超人だが、自分のことが分かっていないため、やることなす事全て裏目に出てしまう不遇な女。
真名はデビルスター・パパラッチ・ボージョレー・コーネリアス二世
⚫️チーフ
スギタル・ダメージ/
ダンディの一番弟子 マスターへの敬愛がすごい
⚫️オーナー
爺さん/
ダンディをスカウトした凄腕の元勇者 かつ現国王
⚫️影
半蔵/ 国王付きの凄腕の守護聖者。
⚫️ゲストたち
世界を支えている、ほんとはすごい人たち。職業病でメンタルストレスと慢性病を患っている病み落ち寸前のい人たち。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 14:09:46
48332文字
会話率:75%
狩人の少女ネルカの元に貴族の男がやって来た。
「キミとは従兄妹の関係」――そう伝えた彼はネルカを養子に迎い入れることになる。
そして、そのまま王都にある学園に入学することになってしまうのだが、そこで出会ったのは――王子を敬愛するあまり人か
ら嫌われている青年――この世界が物語であり自分がヒロインだと言う少女――高位貴族の令嬢なのに苛められている女の子。
そんなある日、彼女は国家を揺るがす事態に巻き込まれてしまう。
ネルカは次々に起きる事件を解決することができるのか?
「最悪の場合は血祭でもいいのよね?」――果たして本当に危険なのは……。
// 最初の数話を毎日更新、途中から二日おき投稿、ストック分がなくなってきたら三日おき投稿になります。 // 初期構想では学園物だったんですが……書いていくとバトルメインになってしまいました。 // 書き溜めたいタイプの人間なので、40話ぐらいまで書いてから投稿しています。もしも、投稿ペースが執筆に追いついたらキリのいい所で止めて、書き溜めのための期間を設けると思います。 // 想定としましては一話あたり2,200字前後、100話×三部構成です。 // アルファポリスさんの方でも投稿しています。 // 17:00~19:00が投稿時間となるようにしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 12:10:00
448516文字
会話率:38%
とある夜会の会場でリネット・ロレンスが体を滅多刺しにされて殺されていた。
凶器である短剣を持ってその部屋に居たのは公爵令嬢であるクリスティア・ランポール。
犯人によって濡れ衣を着せられたクリスティアは敬愛なる灰色の脳細胞を働かせるためにこの
事件に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 09:21:06
986621文字
会話率:39%
「――金輪際、王国への立ち入りを禁ずる。今まで、ご苦労だった」
故郷に帰ってきた日の夜、賢者ユキヤは敬愛する王から追放を言い渡された。質問を挟む余地もなく王城から追い出され、兵士たちに追われながら王国を後にする。
失意と怒りに沈むユキヤ
だったが、兵士を撒くため力の限り走り、なんとか一息つく。
二度とは見れぬ故郷を目に焼き付けようと、彼が王都へ視線を送った瞬間――物語の歯車は狂いだす。
左手に宿る【賢者】の意思が望むのは、彼女の生。
右手に宿る【剣聖】の遺志が願うのは、彼女の死。
二つの”役割”を与えられた彼の旅が始まる。
(本作品には挿絵が使用されています。苦手な方は挿絵非表示の設定にしてお読みください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 22:42:48
113208文字
会話率:42%
乙女ゲーム「蒼の瞳に星が輝く刻」の世界のヒロインに転生したイリー・マッケンロー。彼女の最推しは、悪役令嬢のフローティア・レヴァラレン公爵令嬢だった。
イリーの選択ひとつで、フローティアは残酷な破滅を迎えることになる。フローティアを敬愛するイ
リーは、なんとしてもそれを防がなければならなかった。
イリーにとって、フローティアは悪役令嬢などではない。例え世界に刻まれた運命が存在していようとも、自分が『ヒロイン』になるつもりはなかった。
フローティアとの出会いは、エルスティード王国王立魔導学園の入学式。イリーは平民でありながら魔法の力を持つため入学することになる。初邂逅の瞬間、イリーは興奮のあまり初手を誤った。入学早々、フローティアをドン引きさせたイリーだが、例えいびられようとも屈するわけにはいかない。リッツも多少は引いているが、イリーの理解者として協力することになる。
フローティアの婚約者であるアルヴァルド王太子、宮廷騎士見習いのジークローア、宮廷魔法使い見習いのリグレット、アルヴァルドの弟エンリケ、イリーの義兄マルク。タイプの違う美形たちがイリーに迫り来るも、イリーに靡くつもりは一切ない。イリーが気に掛けているのはフローティアただひとりである。
イリー・マッケンローは元来の設定である「平民出身でありながら魔法の力を持つ」に加え、転生者としてチート能力を身に付けていた。それは本来、物語中盤で発覚することであるが、イリーは前世の記憶を取り戻すと同時に覚醒した。イリーがフローティアを救うために遺憾なく発揮しようと目論む「聖女の力」である。ゲームにおいてその力は悪役令嬢を破滅に導く要因のひとつであるが、ゲーム通りの運命は辿らせないと決意しているイリーにとって使い方を間違えることのできない力である。
イリーは、フローティアは悪役令嬢ではないと証明したい。欲を言えばフローティアが愛されるようにしたい。そうとは知らないフローティアはイリーに対してつんけんするが、イリーにとってはフローティアのお小言も愛である。打っても響かないイリーにフローティアはたじろぐばかりであるが、それで引き下がるような根性なしの令嬢ではない。
悪役令嬢の破滅ルートを絶対にぶち壊したい変わり者ヒロインとそれに翻弄される悪役令嬢の奇妙な関係が世界に刻まれた運命を変える。
*カクヨムにて完結済み(2023年3月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 10:00:00
139520文字
会話率:63%
コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 11:47:12
1767648文字
会話率:51%
敬愛なるとう様 かあ様
クチナシの香りが漂う季節となりました。
お変わりありませんでしょうか。
僕は無事、進級し新たな生活となりました。
新入生は人数が少なかったのですが、僕が指導生となりました。
その方は、とう様もかあ様もご存知の方です。
とても聡明で、とてもお優しくて。
とても強い方です。
その方の指導生に選ばれ、不安と期待が入り混じった状態ですが、
日々、とても楽しく過ごしています。
その方のためにできることをしたいと考えています。
その方は僕の特別です。
とう様 かあ様
僕は今幸せです。
するべきことが見つかって、そのことに向かって動けることが。
お二人に、そしてあの方に。
スピネイルの名のもとに。
誇れる自分となることをここに誓います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 01:20:00
94746文字
会話率:37%
持っているものは全て与えられたもの。
進んできた道は全て決められたもの。
何一つとして「私だけ」のものがない少女。
少女はただ静かにそこにいる。
全ては、敬愛するお父様とお母様のようにあるために。
そう生きる少女アベリアは誰もが憧れる学園で
、寮長の右腕である「側付き」として、勤めを果たす。
ただ静かにほほ笑んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 22:00:00
98722文字
会話率:44%
現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
そんな
おっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…
注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 00:00:00
650272文字
会話率:33%
三大貴族令嬢の中でも唯一の公爵令嬢であるカトリーヌは本来は皆から敬愛される立場のはずだった。だが、幼い頃の貴族の子息子女が集まるお茶会でその三大貴族令嬢の面々と王太子殿下を取り合い争ったあげく怪我をさせてしまい三大喧嘩令嬢の筆頭としてダメ令
嬢のレッテルを周囲から貼られてしまった。その失敗を年頃の娘になっても引きずって縦巻きカールに派手なドレス、常識を弁えず高飛車な『皆の思うカトリーヌ』を演じてしまう。
ある日、子猫が屋敷に迷い込んで来て探しにやってきたルネは同じ学園の生徒だった。人の良さそうな彼はニコニコと虫も殺さぬような顔をして、だんだんカトリーヌの自己評価の低い頑なな心を溶かしていく。
*短編『ルネの猫』の続きの話です。
*王子様は女嫌いのブックマーク200件達成のお礼として書きました。いつも読んで下さいましてありがとうございます。ちょうど2023年1月1日で皆さんからお年玉をいただいた気分です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 18:00:00
18587文字
会話率:25%
『死神病』という奇病を、私――秋田彩夢(あきたさいむ)が知ることになったのは、恩愛、敬愛、情愛、――愛する人の死後だった。
最終更新:2024-11-13 17:52:11
11518文字
会話率:24%
【第27回電撃大賞:最終候補作品】
「ついに登場! 電撃文庫編集部を震撼させた、火薬と毛皮のパスティーシュSF!」
ひょんなことから歴史の歯車が少しだけズレた世界。チャールズ・バベッジは『差分機関-ディファレンス・エンジン-』を完成
させ、南北戦争によってアメリカ合衆国は三国時代に突入した……。欧州列強に帝国主義が蔓延する19世紀末。かつてない繁栄を遂げた大英帝国の裏には、密かに暗躍する武器商人たちの姿があった。
ロンドン・シンジケート――裏社会の中核を担う武器商業組合(アームズ・ギルド)、〈銃後のお茶会(フロック・ティーパーティー)〉に所属するカネトリは、相棒の喋る白カラス・クローとともに各地を旅する武器商人。
数々の戦場を渡り歩いてきた敏腕の武器商人ながら、彼にはある弱点があった。
カネトリは真正の「ファーリー・ジェントルマン(ケモナー)」だったのだ……。
ある日、出会ってしまった二人と一羽。運命はまるで解析機関の歯車のように、やがて一行を巨大な陰謀に巻き混んでいく……。
著:上地オウエル
バーナード・ショー、ギブスン&スターリング……その他、敬愛する作家たちに捧げる。それと、歴史ファンで文学ファンでスチーム・パンクファンでミリオタでケモナーなあなたにも贈る。
歴史改変パスティーシュケモノSF小説!
:ケモノベル 注意事項
※アレルギーにご注意。本製品には毛皮成分の他に、パスティーシュ成分が多く含まれます。
※この小説は第27回電撃大賞最終候補作『ディファレンス・ワールド -ケモノと武器商人-』を改稿・改題したものです。
※元ネタであるバーナード・ショーの戯曲『バーバラ少佐(Major Barbara,1905)』については、色々と探してもしっくりくる訳が見つからなかったため、もうなんか仕方がないので自分で訳しました。原作が気になった方は、こちらをご覧ください。
→https://onl.tw/wUi43tA(バーバラ少佐:Amazonキンドル)
※この物語はフィクションです。あなたの世界の歴史、及び実在する人物・団体・名称などには少ししか・あるいは一切、関係ありません。しかしながら、実在する作品、偉大なSF作家先輩方に対する、誠に勝手なリスペクトが内在している可能性は否定しません。失敬。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 09:16:37
185077文字
会話率:61%
此処は異世界【エルデンティア】。
多種多様の種族が暮らし、自然豊かな世界だが、人の数だけ争い事や問題事が起こるのは、どの世界も一緒だった。
国同士の争い事は勿論。
貧困や格差、飢えに苦しむ者。
自分達ではどうしようもな
い、自然災害に悩まされる者など様々だ。
更にこの世界にはゲームや漫画等でお馴染みのダンジョンや魔物も存在する。
魔物は人々を襲い、ダンジョンは放っておけばいずれスタンピードを起こして、更に辺り一帯を自分の一部にしようと浸食していく…。
厄介極まりない存在──。
そんな世界に突如、とある冒険者集団が現れる。
その冒険者集団はメンバー全員が“女性”で、大変美しく、勇ましかった。
ある少女と麗人は、幾千もの魔物を薙ぎ倒し斬り伏せて、ある乙女は摩訶不思議な乗り物に乗って、人々の助けになる装置を造り称賛を浴びた。
そんな猛者達を束ねる清廉潔白で金色の少女。
その少女は難病に苦しむ者や、酷い怪我を負った者を治し、深い心の傷を抱えた者を癒して救っていった。
それだけではなく彼女は、誰かが困っていたらその身を挺してまで助力を尽くしてくれた。
その博愛精神と善行を見て、まるで女神の様な偉業や振る舞いだと人々は騒ぎ立てて、崇めた。
そして人知れず誰かが呟いた…。
『女神の遣い──【聖女】様に違いない!』と。
そんな彼女達を人々は敬愛と畏怖を込めて、こう呼んだ───。
【戦女神の救世主たち(ヴァルキュリアス・セイヴァーズ)】と!!
「なんか上の説明クソまじめだな…」
「そんな事よりカナメ! オレの『アンジュさん特製チーズプリン』返せぇっ!!」
「んな事まだ言ってんのか? ホント女々しヤツだなお前! その無駄にデケェー乳、揉み拉くぞっ!!」
「うがあああ! お前が悪いんだろうがっ!! もう許さないかんなっ!!」
「二人とも落ち着いて下さいっ! 本当はとっても仲が良いはずなのに、どうして……」
※妄想に妄想を重ねて、暴走した作品。寛大な心でお読みください。一応ちゃんとした男性や女性も出てきますが、基本は『女体化した野郎たち』の日常会話や冒険と戦闘シーンなどがメインです。女体化や性転換系の作品が苦手or気持ち悪いと思う方、不快と思う方はお読みになることをご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:26:21
6088文字
会話率:40%
織田信長に仕えた異国の侍、弥助は、本能寺で敬愛する主君を亡くした後、豊臣家に仕えていた。だが当主の秀吉から図体だけの無能はいらないと罵倒され、毛利攻めの失敗の責を負わされて家を追放されてしまう。だが秀吉はまだ知らなかった。弥助こそ戦国最強と
謳われた伝説の黒き侍だったのだ。豊臣家は、戦(いくさ)にまったく勝てなくなってしまい没落してしまう。一方、家を追い出された弥助に、秀吉の正室である絶世の美女、ねね殿がなぜか一人でついてきてしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:12:15
29933文字
会話率:60%
◆かつて守れなかった主のために――最凶令嬢が贈る、時を超えた報復劇!
全てを失った世界で、ようやく見つけた幸せ。それすらも、この手からこぼれ落ちていく……。
魔塔すらも恐れる残虐非道な魔法使い、『白い悪魔』として名を馳せるシア。
敬愛す
る主君、第一王子クロヴィスが王位争いの刃に倒れたその瞬間、彼女は禁忌に手を染め時を巻き戻す。
そして過去に舞い戻った彼女は、経験と知識を総動員して惨殺される未来から家族を救い。アルトヴァイゼン公爵家の娘、アーテミシア・フエゴ・ベルデとしてクロヴィスを王位へと導いていくのだが。
「例えその先の未来に、私が存在しなくても……」
禁忌を破ったその先で、シアを待ち受ける代償とは、果たして――!?
◆一章までは毎日更新! 二章からは不定期更新です。
◆面白かったらぜひ評価やブックマークをお願いします。感想などもいただければ大変励みになります♪
*カクヨムにも同時掲載していますが、なろう版が最新です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 20:10:00
215416文字
会話率:36%
あらすじ
平々凡々で口の悪い会社員である『東森逸人(ひがしもり・いつと)』は、ある日いけ好かないイケメン高校生に巻き込まれて転移させられてしまう。
その後、どこともつかぬ白い空間で出会った女神を名乗る女性に、
『お前はここで消滅する
。異世界転移?させるわけないだろ舐めてんなよ人間風情がよ(意訳)』
と、無慈悲にも言われてしまう。
理不尽と性格の悪い人間が大嫌いな彼はそれに腹を立て、女神を煽り倒した所……早速魂を消滅させられそうになってしまったのだった。
すんでの所で助けてくれたのは、彼が敬愛してやまない西部劇の主人公……に瓜二つなガンマン姿の妙な神様。
その神のお陰で、なんとか無事に転移できることになった。
転移に際し、神から告げられた使命はただ一つ『面白おかしく好きなように生きろ』のみ。
東森……ウエストウッドと名乗ることにした彼は、神から貰った西部劇感バリバリの衣装と、6連発のリボルバー拳銃を片手に今日も今日とて異世界を面白おかしくさ迷うであっる。
色々あって知り合った関西弁ロリ巨乳ドワーフと共に、大いに楽しめウエストウッド!!
―――異世界に向って撃て!!
※主人公の口が悪いです、あと普通にスケベです。
※ハーレム要素がゆくゆくはあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:00:00
338366文字
会話率:34%
魔王により破滅の危機に立つ人類。
そこで1人の勇者が世界を救う!
彼らの冒険譚は、涙無しでは語れない。
勇者達の伝説は語り継がれ、人々は幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし──
──だがそれは、人間達の物語である。
かつての魔王とは、領地を広げ、人間を減らし、魔族達が住みやすい世界を作ろうと奮闘していた偉大なる王だった。
魔族達は敬愛し、忠実なる彼の配下となることで恩を返していた。
けれども勇者の行いによって魔族は追いやられ、皆が憧れる王は討たれてしまった。
今や魔族は人間に怯え、仲間を失った悲嘆に暮れるしかなかった。
このままではいけない、今こそ反逆の時である。
今度立ち上がったのは勇者ではない。
魔族の少女である────!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 08:38:09
27032文字
会話率:44%