その世界には魔法があった。
第一次世界大戦後、イギリス海軍拠点スカパフローにて拘留中のドイツ艦隊70隻あまりが消えた……。
それから20年あまりが経過した1940年。異世界から侵攻してきたムンドゥス帝国によって世界は大戦に巻き込まれ
ていく。南半球へ攻め入り、着実にその領域を広げた異世界帝国は、ついに北半球にも侵略の魔の手を伸ばしてきた。
アメリカ太平洋艦隊がハワイ沖にて撃滅され、大日本帝国海軍が誇る連合艦隊も、トラック諸島に襲来したムンドゥス帝国艦隊と交戦するも大敗を喫してしまう。
追い詰められる連合艦隊だったが、その救援に現れたのは、ワシントン海軍軍縮条約の結果、標的艦として沈められたはずの戦艦『土佐』らと、スカパフローで自沈したドイツ艦を再生した秘匿艦隊だった。
魔法技術研究部=魔技研の手によって蘇り、新たな姿となった艦と兵器を携え、日本は、異世界からの侵略者に立ち向かう。
※カクヨム、ノベルアップ+にも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:13:31
2711902文字
会話率:42%
戦争に次ぐ戦争が終わった。
統一された世界は、宇宙へと目を向けだした。
きっと居るであろう、別世界の知的生命体との出会いを求め、編成されたアンドロイド部隊が、銀河へと散った。
数十年以上の調査を経て、一つの希望が現れた。
『フロンティア』
と名付けられたその惑星は、民間の企業と政府の合同で調査が進められる。
更に十数年、惑星フロンティアで問題が発生する。
すぐさま救援のエリート部隊が出撃したたが、間もなく彼女達とも連絡が途絶えてしまう。
増援と更なる調査へ赴くべく、リージア率いるオメガチームが選ばれた。
はみ出し者や問題児のみで構成された彼女達の部隊は、未開の惑星へと降り立つ。
笑いあり、涙ありの戦いのなかで、機械少女達は真実を見つけ出す。
※注意
当作品は、百合要素、及び、残酷な描写を含みます、苦手な方はご注意ください。
主に日・月に投稿いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 22:11:47
807424文字
会話率:43%
宇宙の吹き溜まり『タルタロス』に、「旧大戦時代の失われた輸送船団に、莫大なプラチナが眠っている」という噂が広まる。家族への仕送りに悩むチャックと、借金返済に追われるレックスは、それぞれ別の理由から、この一攫千金の夢に全てを賭けることを決意
する。
二人は、ジャンク屋のゾルタンを訪ね、それぞれの計画に必要な装備を相談。しかし、彼らの無謀な計画を案じたゾルタンは、旧友であるギルドの重鎮バートに、「万が一の時は助けてやってくれ。ついでに、うまい汁も吸えるかもしれんぞ」と、こっそり情報を流していた。
危険な宙域『ゴースト・ネビュラ』で、案の定、鉢合わせしたチャックとレックス。互いの情報と能力が、お宝発見に不可欠であることを悟った二人は、いがみ合いながらも、一時的な共闘関係を結ぶ。彼らの即席コンビは、船団に巣食う原生生物「シップワーム」や、旧式の防衛システムを、見事な連携で突破していく。
ついにプラチナを発見した二人だったが、その背後から、傭兵組織「アークライト」の襲撃を受ける。彼らは、初めから二人を「お宝探しの犬」として利用していたのだ。絶体絶命のピンチに、バートの『タイタンズ・ハンマー』が救援に現れ、戦況は一変。しかし、激しい戦闘の余波で、船団は崩壊を始めてしまう。
命からがら、わずかなプラチナを手に脱出した二人。自分だけが大儲けしたと思い込み、互いに嫌味を言い合うが、その実、収支はマイナス。そして、最大の勝者は、漁夫の利で巨大なコンテナを丸ごと回収したバートだった。
『タルタロス』に帰還後、バートが主催する盛大な宴会に招かれた二人は、全ての真相を知り、深いため息をつく。だが、目の前のタダ酒と、隣にいる悪友の存在に、「まあ、いっか」と、ほろ苦く笑うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 00:57:09
38683文字
会話率:33%
『ラスト・フロンティア・ラプソディ』は、元システムエンジニアのチャック・マツオカが、中古貨物船『セカンドライフ』号で自由航宙士として奮闘するSF短編です。
ある日、チャックはベテラン航宙士のバートが海賊に襲われているのを知り、危険を承知で
救援に向かいます。エンジニア時代の知識を活かし、貨物である高密度磁気パルス発生装置を即席の兵器に転用。海賊を撃退し、バートを救います。
この一件で、チャックはギルドから高く評価され、多額の報酬を得ます。彼は自分の知識と勇気がこの宇宙で通用する「武器」となることに気づき、一人の自由航宙士として新たな道を歩み始める物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 04:16:10
5083文字
会話率:50%
どこかの異次元に存在する異世界アースティアでは、ローラーナ帝国と言う大帝国が、異世界アースティアを完全に世界統一国家にすると600年前に宣言する。
その帝国覇権主義に対して、敢然と反帝国を掲げて抵抗する異世界アースティア各国や諸勢力とが
対立する戦乱が途絶えない世界だった。
一方、地球では数年ほど前から様々な島や船等が忽然と消え去る事件が多発していた。
そんな奇妙な事件が多発している地球の日本国内に、1人の青年が高校を卒業を記念して卒業旅行に出かけていた。工場でのバイトで貯金したお金を使ってのちょっとした贅沢な旅に出かけた筈だった。
その旅に出かけた青年である高見竜史は、旅の終わりに乗船していた民間フェリーが突如として異世界転移の天災に巻き込まれ、琉球諸島近海に転移してしまう。
そして、青年が乗船していたフェリーがローラーナ帝国の東方艦隊に襲われると言う事態に発展する。
一方の日本国も異世界アースティアに異世界転移して来ていた。混乱する国内を支援をしながら徐々に纏めて行く中で、転移現象が原因で民間フェリーが琉球諸島近海沖合で立ち往生しているとの知らせを受ける。
日本政府は、連絡を受けたフェリーの一大救出作戦を決行するが、その途上で国籍不明の武装勢力船団が近付きつつ有るとの報せを受けて、日本政府は戦後初の防衛出動に切り替える。
武装船団がフェリーに近付く中で、もうダメかと思われた時、偶然にも同地域を訪れていた異世界の1人の皇女が、自国の水軍に命じて駆け付けて来るのだった。その後、その戦いは海自も参戦して見事に民間フェリーを救出に成功する。
救援に駆け付けたコヨミ皇国の第一皇女である暦紅葉は、この事を切っ掛けにして日本国と交流を深めて行く。そして、その助けたフェリーの中に居た青年、高見竜史と運命の邂逅を果たすのであった。
竜史と紅葉の二人は、数奇な出会いにより、ローラーナ帝国打倒を心に誓い合っている親友達と共に、ローラーナ帝国に立ち向かって行く事と成る。
これは日本国と青年の高見竜史が、異世界での大戦に巻き込まれ、その世界で出会った女の子達と供に、ローラーナ帝国を中心とした西方バルバッサ帝国同盟を討ち倒す為に、駆け抜けて行く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:00:00
2687248文字
会話率:38%
(一話~三話、エピローグ)
一家代々受け継がれていた人形の紙札
とある少女は追い詰められた先々、偶然その札の効力でヌイグルミに魂を移してしまう。
ユナという名前と、札を付け狙う黒服に追われているという朧気な記憶。
そんな彼女が人に聞こえな
い魂の声で叫ぶ!
「助けて! 」
ただ一言の救援の声、届かない筈のその声を聞いたモノ達が存在した!
彼等はファントムズ!
今、彼女の元へ希望の方(匣)舟が往く!
ただし、大きさには目を瞑って頂きたい
(四話~九話)
傍観者的主人公ユナ
彼女はひょんな事からヌイグルミに自らの魂を封じ込める事となった。
追跡してきた陰陽師に、札ごと燃やされるという危機的状況を救ったのは......
プラモデルやフィギアに憑依した六人の亡霊達!(ザジ、ねぱた、フォッカー、パルド、ラマー、カンチョウ)
キャンパーで移動していた彼らは追跡してきた陰陽師と交戦する。
(十話~十六話)
ユナの霊体の解放を手伝ってくれる事となったザジ達(六人の亡霊達)
彼らの訓練を経てユナはメンバーの一員らしい技術を身につけた。
ユナは生き霊としての自身の能力を知る。
(十七話~二十一話)
突如上空から投下された調査ロボ。
明らかに銃火器で構成されたそのロボットは、ザジ達の居る根城である廃村に昆虫ドローン等を使って調査を開始する
(二十二話~三十四話)
調査ロボット、それは廃村の下に隠れた危険な巨大霊体と交戦する為に投下された兵器だった。
巻き込まれる様にザジ達を強襲する巨大霊体″根の国″!
戦いの果てに次々傷付きながら立ち向かうメンバー達。
共に戦うユナの運命は如何に! そして亡霊達は巨大な敵にどう戦う?
激しい戦いの末に見出だされた敵の正体とは!
(三十五話~四十四話)
巨大霊体との戦いに疲弊したキャンパーとメンバー達。
特にザジは友人の二依子より譲り受けたプラモデルのボディを破壊されてしまっていた。
ザジはユナ達を連れて二依子の元に行く......その先で謎の霊体バトルゲームを発見。
ザジは過去の経験から憑依の危険性を語る為に憑依バトルの世界に足を踏み入れた。
(四十五話~)
景品になっている謎の札の存在を知ったザジとユナは、それら獲得のために憑依バトルのトーナメントに参加する。
それはネタボディだらけのトーナメントだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 16:28:44
476696文字
会話率:42%
受害救援諮詢【kts0135】投信精投平台陷阱無法提領 投信精投平台投資 被投信精投詐騙怎麼辦
キーワード:
最終更新:2025-07-09 18:11:47
607文字
会話率:7%
受害救援諮詢【kts0135】宏展國際平台陷阱無法提領 宏展國際平台投資 被宏展國際詐騙怎麼辦
キーワード:
最終更新:2025-07-09 18:11:00
607文字
会話率:7%
受害救援諮詢【kts0135】宏利PRO平台陷阱無法提領 宏利PRO平台投資 被宏利PRO詐騙怎麼辦
キーワード:
最終更新:2025-07-09 18:10:14
607文字
会話率:7%
航法故障で宇宙を漂う2人の乗員。無人貨物船の爆発と酸素枯渇の絶望の中、緊急シャトルで1人が救出に向かう。ソユーズの救援も限界を迎え、最後の希望が潰えかけた時、火星探査から帰還中のオービターが奇跡的に彼らを救い出す。
最終更新:2025-07-09 09:40:21
17659文字
会話率:9%
こことは違う並行世界
剣と魔法が交差し、人類と魔物が争う世界
魔物の跋扈によって、技術の進歩は妨げられていたのだが、魔法の力を応用して技術を発展させます。
並行世界からの迷い込んだ魔物が人類にとっての脅威となっている。
逆にこちらd世界で神
隠しにあって並行世界へ行く事になった人もいます。
物語は、アスタリカ王国という小さな国の港町ハンブルクで魔物と戦う最前線で活躍する勇者パーティの日常から始まります。
メンバーチェンジがあり、回復術師がパーティを抜けるところから始まります。
パーティを抜ける事になった回復術師のジュリエッタは、この世界の神の一人であるニケ神により聖女に選ばれ、色々なトラブルに巻き込まれることになる。
旅の途中で才能豊かな少年グリムンド王子や心やさしきシャルロッテ王太子妃が仲間に加わったり、後の大司教ルーシーとも旅を続ける。
そんな中で、突然ジュリエッタには災厄が訪れます。
所属していたアスタリカ王国で魔物の氾濫が発生したのを防ぎ、友好国である隣国を壊滅の危機から救い、悪逆な魔王におしおきをして、やがては別の神にも抗う聖女として成長する。
そして、その功績が認められ、神々の祝宴の中で亜神に昇格。
その際に与えられた月下神殿の元の管理者である女神アルテミスが、囚われの身である事を知り、その解放に奔走する。
また現代の地球からの落ち人と巡り合い、やがてはシリコン生命体による侵略で地球が危機的状況であることを知り救援に赴くことになる。
シリコン生命体の母星との惑星間戦争にまで発展する。
科学と魔法が交差する戦いを繰り広げ、圧倒的多数の敵をなんとか退けることに成功します。
これは一人の女性がやがては神に至り、その存在を次の次元に解脱をするまでの長い物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 11:00:00
43806文字
会話率:15%
異能、問題児、福利厚生問題……特殊すぎる特殊部隊・ADFでの生活にも地に足が着いてきた元女子高生・篠守久凪は、ある休日の朝に突然の緊急召集を受ける。用件は、他県のADFからの救援要請で…?
最終更新:2025-07-05 11:25:02
87791文字
会話率:38%
ーー獣人(ゴルドラン)は生きるために戦うのではなく、戦うために生きる。彼らは戦闘と殺戮の興奮を楽しむために戦争へと乗り出すのだ。
イリアネス帝国とゴルドラン諸国連合は、不倶戴天ともいうべき宿怨の間柄。ゴルドランは精霊夢(セレム)使いのリヨ
姉妹にとって一番の大敵で、報うべき宿怨がある。
『イリアネスの西の魔女』の異名をもつ姉アンリヨと、常勝の三百人将として名を馳せる妹スズリヨ。イリアネス帝国第三王子ジュラリオの信認を得たリヨ姉妹の活躍により、ゴルドランの侵寇軍は算を乱して潰走した。
スズリヨはこの戦場で、ゴルドラン骸竜族の軍団長ルルヴルグと対峙する。
激しい一騎討ちの末、スズリヨは辛くも勝利を収めた。姉アンリヨが窮地に陥ったとの報せを受けたスズリヨは、ルルヴルグを捨て置き、姉の救援へ向かう。
背にルルヴルグの怒声を浴びたが、省みることは無かった。掛け替えのない姉の命を他の何かと天秤にかけるなんて、スズリヨにしてみればとんでもない話だった。
この選択が、後のスズリヨの運命を大きく狂わせることになる。
※書きたいところだけ書くなんちゃって戦記です。
※主題は粘着半獣人×男勝り女戦士です。戦記要素はフレーバー程度です。
※女戦士がひどい目に合います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 05:49:19
238727文字
会話率:23%
行進した先で迷い歩いて見た異国の世界。
「娘を見つけて欲しい」
異国の王からの救援要請から旅が始まる!
おてんば空挺隊員の瑠香とストッパー役になりきれない魔法使いのティナ、スーパーマイペース獣人のニコにオカン属性もどきの妖精ウルム、だいぶ意
味深訳ありの忍。
山と谷はあるかわからないけど癖強すぎパーティによるドタバタ探検記!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:07:17
92836文字
会話率:35%
失敗したアイドル出身の主人公「ルナ」が、音楽の力が実在する異世界「ソノラ」へと転移し、音楽と癒し、革新を通じて新たな変化を生み出していく成長ファンタジー。
音楽能力者「ソノリス」との出会い、忘れ去られた楽器の復活、そしてK-POPを融合さ
せて社会変革を導く唯一無二のアイドルプロジェクトが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:04:39
27507文字
会話率:26%
ある日、貴方はふと目を覚ます。
そこは見知らぬ場所、異世界だった──。
「ちょっと待て! 知らん間に俺の相棒が神になってるんだが!?
しかもこの世界の主だって!?!?」
そう。
ここは僕が創った世界で、僕は貴方が良く知る人物だ。
人から神になった僕と、新しく創られたこの世界で、二人っきりで冒険をしよう。
勿論、貴方に拒否権はないよ。
「ンないきなりィ!?」
本編と呼ばれる別の物語とは全く異なる物語。
以前よりもちょっとぴり不自由な身で自由を謳歌する“彼”と、それを傍で見守る“僕”の、愉快で、ささやかで、どこか甘酸っぱい、そんなお話である。
「……ねぇちょっと、この話を書く僕の身にもなってくれない……!?」
ついでに、誰かさんにとってとても他人には見せられない、黒歴史みたいなとても恥ずかしい物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 09:20:18
26134文字
会話率:28%
伝子は、2種類の、ダークレインボウの組織と闘うことになり、困惑した。
闘いの当日。4人の『仲間』が救援に駆けつけた。
山下は、ジジイことグレート・グリフォンに近づいた。
「助けて・・・くれたのか。オクトパス。」
「あんた。何でここまで・・・
。」と、グリーンベレー戦闘服の大上は眉をひそめた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 09:25:22
4222文字
会話率:11%
世界の誰もが与り知らぬ所で降って湧いた厄災が徒党を組んで人類に牙を剥いた。
魔物。魔族。獰猛で残忍なそれらは瞬く間に人類の生存圏を侵食し、世界は存亡の機に瀕することとなった。
脆弱な人類に残されたのは滅びの運命だけ。そんな人類を憐れ
んだ女神は救世主を遣わした。
勇者。魔を祓う絶大な力を持ち、幾度でも蘇る不屈の魂を持つ英傑。
彼らの目覚ましい活躍により魔は討たれ、人類は再び安寧と平和を取り戻した。
しかし、魔は完全に滅びることはない。救世の勇者の子孫は今なお人類の平和のためにその力を振るって下さっている。
勇者に感謝を! 女神様に感謝を! 子供なら誰もが聞かされる寝物語だ。
「つまり力があるし何度でも死ねるから魔物と戦ってこいってことだろ? 冗談じゃねぇ。クソみてぇなプロパガンダに付き合ってられっかよ」
あらゆる補助魔法を操る勇者の一人であるガルドは名声も賞賛も欲さない。民草の平和のための礎になるなど真っ平御免だった。
自由。厄介事を勇者に押し付けて民草が享受しているそれを、なぜ勇者である自分が得られないのか。そんな理不尽あってたまるか。
ガルドは頭に響く救援要請を知ったことかと棚に上げ、今日もスリと悪巧みに熱を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 19:00:00
1104901文字
会話率:41%
ゲーティア大陸を舞台に繰り広げられる戦乱を描く。大陸の東を支配するカレンツァ帝国は、巨大な力を誇り栄華を極めていた。だが、奴隷の反乱により国内は動揺する。逃亡奴隷を匿うこととなったハーラント公国に対して帝国は、叛逆の意思ありと断じて侵攻を
開始する。ハーラントの公女リフローネは、救援を求めるため隣国セルヤム王国へと向かう。
少し重めのファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:46:08
48572文字
会話率:27%
──この戦争に、希望はあるのか。
独裁国家《ノイエ・アーク》。
その苛烈なる鉄の国家は、異端の反乱勢力《ヴェスペリオン》との果てなき戦争を続けていた。
人々は戦場へと送り出され、
多目的戦術機動郭《オルド》が、焼けつく前線を支えている。
だが──
この戦争の“真実”を知る者は、いない。
敵の正体。
戦う意味。
そして、人類の未来。
そのすべては、歪められていた。
ユリウス・ハルトマン、十五歳。
名誉の名のもとに徴兵され、整備兵として最前線へと送られる。
配属先は、《第十二独立戦闘群〈レイヴンズ・コール〉》。
共に戦うのは、同期のクラリス・フォーゲル。
そして、後方支援を担うオペレーター、リリィ・フォン・シュライフェン。
だが彼らを待ち受けていたのは──
想像すら許されない、戦場の地獄だった。
突如現れる異形の敵、《マローダー》。
それに付随する寄生型子機、《スプロウト》。
人の脳に根を張り、兵士の肉体を乗っ取る彼らは、
ヴェスペリオンが持つ“戦術”の、ほんの一端に過ぎなかった。
混乱の中、上官は操られ、仲間が倒れ、
ユリウスとクラリスは、死の縁へと追い詰められる。
──その時、〈レイヴンズ・コール〉の救援が届いた。
これは、嘘と戦争に支配された世界で、
真実を求めた者たちの物語。
希望を夢見た少年たちは、
絶望のただ中で、何を選び、何を捨てるのか──。
『クリスタル・デイズ』
美しき伽藍のごとく、
あるいは、薄氷に散る羽のように。
戦争の果てに待つものは──
救済か、それともさらなる絶望か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 19:00:00
166469文字
会話率:20%
時は、魔王復活時代。
勇者と聖女の一行が封印しに向かう最中、王国を守るために各地の最果てで、魔塔の魔法使いを主戦力に、大勢の騎士が戦っていた。
魔塔の若き魔法使いのシルも、辺境伯領で『戦場の銀の閃光の天使』と呼ばれるほどに活躍をしてい
たが、魔物との戦争も終盤。ラストスパートが始まった日、シルは魔塔の仲間の救援要請に応えて、別の地の仲間の元へ魔法転移。
その場にいた魔力を豊富に持っていた相性のいい美丈夫と口付けして魔力を分けてもらい、事態を収拾。その後、魔王封印成功と勝利が知らされた。
魔塔で、勇者との旅についていった魔塔主も帰ってきて、ワイワイ。
そんな最中、口付けをした美丈夫が、公爵だと発覚。
相手は、公爵領の若きライオネル・フェナールド公爵。さらには、すでに求婚しに来ていた。
面白がる魔塔主と仲間達に呆れつつ、シルは求婚の話を一旦保留にして、名乗る。自分の本名を。
王都では有名な悪女と言われている、その名を――――。
その名を巡り、真の悪女を暴く! シルと、求婚者と、魔塔仲間と、そして戦友!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 06:46:00
55293文字
会話率:35%
300年前、魔王を倒した勇者は、たった1人で悪しき魔王に勝利したという偉業を遺し、後世に伝わる「英雄」となりました。そんな彼に尊敬し憧れを抱き、悪を倒し、人々を守る職を目指す若者はあとを絶たない。それは魔導騎士見習いのルカも同じく、伝説の英
雄の様に、そしてかつて騎士団長として活躍した亡き父の様に人を守る魔導騎士を目指し、幼馴染の2人と共に日々切磋琢磨している。
ところが、ある日ルカがギルドの勇者たちと共に同行した任務に未知の魔物が現れた事により、勇者たちはあっけなくやられた。直後、王国からの救援隊が駆け寄り、魔物はすぐ討伐され安心したルカの目の前に、衝撃な光景を見た。助けに来てくれたはずの救援隊の人達は、魔物にやられたギルドの勇者たちの身体にオーブを翳し、身体はオーブに吸い込まれ、勇者たちは”石”になった。
絶望と怒りで震えたルカの目の前に現れた悪魔らしき者が、ルカに復讐をほのめかしたー弱者が強者の踏み石にされる不条理を壊してみないか?ー
意識を失ったルカが次に目を覚ました場所は、ルカがいた世界ー『正規世界』の地下、『地下世界(アンダーグラウンド)』だった。
これは、地下世界(アンダーグラウンド)で魔物の根源を倒し、世界の理を追及し暗躍する『アングラヒーロー』達のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 22:33:48
7745文字
会話率:34%
永き黄昏――銀河を二分する二大勢力、クロノス帝政とリベルタス共和国連合が、互いに疲弊し、睨み合う時代。宇宙暦七八八年、連合の辺境、カストル星系外縁部、「悪魔の三角宙域」と呼ばれる星々の墓場へと、旧式艦で編成された第十七駆逐隊は、危険な哨戒任
務に赴いた。だが、彼らを待ち受けていたのは、所属不明の敵――ヴォルフガング・シュタイナー率いる私掠艦隊「鉄の髑髏旅団」の、周到にして悪意に満ちた罠であった。
強力な電子妨害により孤立無援となった第十七駆逐隊は、アステロイドの迷宮の中で、圧倒的な戦力差を持つ敵の奇襲を受け、次々と撃沈されていく。それは、一方的な蹂躙、死の嵐が吹き荒れる地獄絵図であった。ただ一つ、若い通信士が、血塗れになりながらも発信し続けるか細いSOS信号だけが、虚空に響く最後の祈りであった。
その頃、近隣宙域では、若き少佐ソフィア・ベルナルド率いる第八高速機動戦隊が、新型機のテスト飛行を行っていた。型破りな才能と自由な魂を持つソフィ。彼女の旗艦『アルテミス』は、奇跡的にも、第十七駆逐隊の絶望的なSOSを傍受する。軍規よりも仲間の命を優先するソフィは、副官ラサール艦長の理性的な制止を振り切り、独断で、危険極まりないカストル宙域への救援出撃を決意する。「紅蓮の旗の下、我らもまた、流星とならん!」ソフィの魂の叫びに呼応し、戦隊は死地へと向かう。
真紅の旗艦『アルテミス』は、流星の如く、敵の弾雨とアステロイドの迷宮を、ソフィの神業的な操艦によって駆け抜ける。
紅き流星の運命は、如何に――。銀河の片隅で始まったこの戦いが、やがて大きな伝説の序章となることを、まだ誰も知る由はなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 11:26:22
63403文字
会話率:23%