――最初に裏切ったのは、私。
大好きだった彼。
けれど“遊び人の大学生”に、自ら堕ちていく。
やさしい彼氏にキスされても感じない。
視線ひとつで脚が濡れる“本能”に、もう抗えない。
NTRの先にあるのは幸せか?地獄か?
最終更新:2025-07-07 00:03:55
16988文字
会話率:31%
これは王立魔術学校へ入学したとある少女の日記帳です。
偉大な魔術師になることを夢見て、学校の門をくぐった彼女……。
しかし、そんな儚い幻想は入学早々に打ち砕かれます。
なんと魔術適性が平和な現代においてはハズレ枠、戦闘特化の炎属性だったので
す……。
けれど、少女は諦めません……。炎属性魔術に頼らない新たな道を探し続けます。
その名はティコ。歴代最強の炎属性魔術師になると囁かれながら、炎を捨てた異端の魔女。
※カクヨムで随分先まで先行投稿しています(・ω・)b折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:02:36
265300文字
会話率:2%
小学生、中学生、高等生......そんなあたしの青春時代はバラ色だった。暖かい家族が居て、親友に囲まれて、大好きな彼氏まで居て......でもそれは悲しいかな、高校2年生までの話。
大事な人を亡くしてしまったあの事件をきっかけに、あた
しの人生は大きく変わってしまった。その時受けた精神的ダメージは、図り知れないものが有ったんだろう。
事件後、あたしは2つの大きな宝物を失った。1つは事件前の全ての記憶。つまり幸せいっぱいだった青春時代の記憶が全て失われたってこと。世間一般で言うところの『記憶喪失』ってやつ。
それともう1つ、失われたあたしの大きな宝物。それはなんと全ての『感情』。分かり易く言うと、喜ぶことも、怒ることも、哀しむことも、楽しむことも全て忘れてしまったってこと。
そんな訳だから、人から何を言われても無反応だし、何が起こっても無関心。過去を悔やむことも無ければ、未来に希望を抱くことも無い。それってもうただの置き物だよね。
大事な人達はどんどんあたしの前から消え去っていくし、周りからは変人扱いされるし。とにかく悲惨だった。
でもある時を境にして、これじゃダメってことに気付いたの。みんなみたいに幸せにならなきゃってね。
あたしの名前は花咲向日葵(はなさきひまわり)。若干22才になったあたしこと向日葵は、17才の時に故郷で起きた壮絶なる過去に立ち向かっていくことを決意した。それはもう想像を絶する試練の連続だった。
世の中には死にたくなる程に辛い思いをしてる人が今も沢山居ると思う。でも人生って意外と捨てたもんじゃ無いってことを、あたしはそんな人達に伝えたていきたい。
だから今あたしは、そんな自身の壮絶なる半生を記録に残しておくことにした。この記録を通じて、今辛い思いをしてる人達が少しでも希望を持ってくれたらいいなぁって思って。
そんなあたしの記録だけど、最後まで付き合ってくれたら嬉しいな。じゃあ早速記録を取り始めることにするね。乱筆だけど許して。 花咲向日葵
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:00:00
182055文字
会話率:35%
かつて、円卓の時代。
人々は妖精と生き、神話の中にいた。
だが、時代は変わり――
幻想は、忘れ去られた。
この世界には、
"魔法も剣"も存在しない。
◆ ◆ ◆
そんな中――
高校生・朝凪燈也(あさなぎ とうや)
は、
江戸時代から続く、
“盲目と剣を振るだけ”の家系に生まれる。
門下生はゼロ。
剣を振る意味も、もう誰も知らない。
日々の稽古に疑問を持ちながらも、
彼はどこかで「何か」を待っていた。
……そして。
燈也は現代の“アーサー”を救おうとして、
突如、異世界へと引きずり込まれる。
そこで出会ったのは、
十字架を宿す金髪の少女――トゥリレア。
何年も逃亡を続けてきた彼女と、
おませなハーフドラゴンの少女・エミュラと共に、
三人の、愉快でちょっと可笑しな冒険が始まる。
……けれど。
この旅は、ただの冒険じゃなかった。
それは、壮大な運命を背負った――
祈りと罪の旅。
幻想を喪った世界で、
少年は“失われた剣”を掲げる。
これは、
世界が再び、魔法を思い出すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 23:31:06
9620文字
会話率:24%
かつて、世界を救うために戦った男。
今、カズマは安いウイスキーを飲み、眠らず、死んだ街で二流のフリーランス写真家として日々を過ごしている。
過去に縛られ、英雄としての希望をとうに捨てた男。かつてはモンスターを狩っていたが、今では自分自身が
モンスターになってしまった。そして、そんな彼を信じ続けるモンスターたちがいる。
神話と悪夢から生まれた少女たち。人間の世界に居場所を持たない彼女たちが、カズマの周りに集まってきた。忠実な犬神、彼を「オーナー」と呼ぶ。戦場で作られたオートマトンは、今やメイドとしての義務に苦しむ。耳が鋭く、言葉は少ないが、背中を撫でると喉を鳴らす少女。
彼女たちはカズマを信じている。カズマは、そんな彼女たちに信じられる価値がないことを願っている。
しかし、謎のカルト、古の遺物、そして一連の超自然的な殺人事件が、カズマを再び過去の影の中に引き戻す。カズマは決断を迫られる。
歩き続けるか、それとも今、彼が唯一持っている家族を守るか。
世界を救うことはない。だが、彼は自分の側にいるモンスターたちを守るかもしれない。
そして、もしかしたら—彼女たちが彼を救うのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 23:25:35
34147文字
会話率:36%
宮廷魔術師リオは、地味な【言語魔法】しか使えない「無能」として仲間から蔑まれ、ついに追放されてしまう。失意の中、辿り着いた古代遺跡で、リオは自身の魔法が失われた古代言語を解読し、超強力な「古代魔法」を発動させる唯一無二の力だと知る。
辺境の
地で冒険者となったリオは、【言語魔法】で古代の知識を次々と解き明かし、忘れられた魔法を蘇らせていく。治癒、ゴーレム使役、結界術――その力は人々を助け、リオは「賢者」として成り上がっていく。
古代魔法に詳しいエルフの学者や、腕利きの元騎士といった頼れる仲間も得て、彼の力はさらに増していく。
これは、無能と罵られた落ちこぼれが、世界で唯一の力で理不尽を見返し、失われた魔法の謎と世界の危機に立ち向かう、逆転成り上がりファンタジー! かつて彼を捨てた者たちが後悔する日は近い――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:00:00
216150文字
会話率:41%
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴー
レムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
259280文字
会話率:31%
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠され
た才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 21:46:05
249016文字
会話率:35%
───『だって仕方がないだろう。僕は真実の愛を知ってしまったのだから』
突然両親を亡くしたユリアナを、そう言って8年間婚約者だったルードヴィヒは無慈悲に切り捨てた。
アルファポリス様にも投稿しています。
最終更新:2025-07-06 21:24:23
12989文字
会話率:40%
『死体探し』専門の探偵事務所
そんな場所を訪れた『僕』を待ち受けていたのは、クセ強すぎる面々だった!
躁うつ病の『死体装飾家』シスター、絶え間なく配信をする中年所長、機械のようにパソコンに向き合い続けるAI男、手だけしか姿を見せないヒキ
コモリエンジニア……
死体を探して欲しいと依頼をした『僕』に突きつけられた条件は、『死体を現代アートの素材にさせてほしい』……!?
捨てた人間の思考をトレースして、死体を探し出す探偵・無花果と『僕』のドタバタミステリ中編集!
そして、ひとの『死』でしか自己表現ができない孤独な天才から生まれる『作品』と、それに共鳴するものたち……
死臭にまみれたユニークなメンバー、Grave Dancers(他人の死で得をするものたち)の、これはヒューマンドラマである!
あと、最低コメディ要素もあり!
毎日1820更新、お楽しみに!
面白かったら評価コメントレビューブクマお願いします!
※この作品はカクヨム、ノベルアッププラス、ネオページでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:22:43
357336文字
会話率:36%
「社会に出すには、未熟すぎる」
その烙印を押された者だけが入学を許される――
ここは、国立・帝都錦章高等学校。
社会性の欠如を“国家の問題”とみなした明治政府によって設立された、異質な矯正教育機関だ。
入学希望者はいない。
だが、全国の中
学から「推薦送致」されてくる。
非社交的、共感力の欠如、感情の暴走、過剰な正義感。
社会に馴染めないと判断された若者たちが、強制的に集められる。
桐生瑞貴もその一人だった。
論理こそが人間関係を築く鍵だと信じ、感情を捨てた少年。
彼にとって“思いやり”や“空気を読む”といった価値観は、非合理で不正確な幻想にすぎない。
なぜなら、小中学校で受けたいじめが、彼から“感情の意味”を奪ったからだ。
そんな彼に与えられたのは、学期ごとに編成される学力別クラス、
寮生活を通じた他者との共同生活、
そして“社会性”を数値で評価される特別課題。
これは、人間としてのあり方を問う育成教室。
誰もが社会に適応できるわけじゃない。
だが、誰もが「人」になれると証明するための物語――
それが、帝都錦章高等学校の目的であり、彼の青春のはじまりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:00:00
42686文字
会話率:40%
ある日魔法の力が芽生えた少年がいた。とある事件をきっかけに少年は故郷を追われ、家族とも絶縁し一人居場所を求めて旅に出る。
旅に出てすぐ手のひらサイズの妖精シオンと出会う。
名前を捨てた少年はシオンに「アルス」という名前をつけてもらい、二人で
旅を始めるのだった。
そんな二人の『幸せ』を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 20:02:46
1397631文字
会話率:68%
「無能」と烙印を押され、王国から追放された少年レイ=グラン。
すべてを失い、絶望と孤独に打ちひしがれた彼は、死の森と恐れられる魔境へと逃げ込む。
そこは無数の獣が跋扈し、これまで誰ひとり生きて戻った者はいない、絶望の地。
飢え、寒さ、痛み、
恐怖――生きることすら許されないその世界で、レイはただ一人、泣きながら、傷つきながら、それでも生き延びた。
血をすすり、獣を喰らい、力を奪い取る。孤独の中で人の言葉を忘れ、痛みを糧に、力を積み重ね、彼は十年の時を生き抜いた。かつて『ゼロ』と断じられた少年は、誰にも気づかれなかった己の力に気づき、世界の理すら超える『根源の魔力』を手に入れるまでに至る。
十年後、魔境の最奥。
人知を超えた巨獣を前に、レイは静かに立つ。
一方、レイを追放した王国は、崩壊のカウントダウンが始まっていた。
――これは、全てを奪われた少年が、世界最強の魔術師として生まれ変わり、かつて自分を切り捨てた者たちへと歩みを進める物語。
復讐の炎と、静かなる決意を胸に、レイは再び王国へと歩み出しはじめる。
+++
カクヨムで完結済みのお話をこちらに持ってきてみました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 20:00:00
97188文字
会話率:27%
鏡花がアニメを見ている。
大人しく釘付けになっていたので、最後のエンドロールまで大人しくしているのかと思った。
けれども突然、電源を切り捨てた。
だって煩かったから。聞くに耐えないよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
叫ぶ、話聞かない、一発目から暴力。
そんな奴を分からせるには暴力しかないと思ってるんですよ。
隙を付かせるという意味で、顎を掴みたくなります。
『ねぇ、私とお話を試みて欲しいんだ。大人しく人の話を聞け』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:43:43
900文字
会話率:45%
人間という生き物は、少し触れ合っただけでは全く理解出来ない程に複雑で、奥深い生き物である。
その中でも、諭羅と鏡花は軍を抜いて複雑だった。
瑠衣は結構面倒見良いからね。途中で相手を見捨てたりしないでしょう?
自分といたら駄目になる時だけ、
手放すでしょう?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
私の中で、瑠衣は結構面倒見良い部類。
ほら、周りが癖強な輩しか居ないから、大抵の人は疲れて相手を辞めちゃうんですよ。
無駄嫌いな瑠衣がそこそこちゃんと相手をしているのを見て、フフッ( -∀-)って思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 14:09:47
1442文字
会話率:42%
小説も、漫画も、アニメも、全部好きだし、よく見る。
けれどもグッズまで手を出す事は殆どない。
だから手が伸びそうになったら、友人や動画の爆買いを見て、満たされる。
飽きちゃうんだよね。どうでも良くなるの。このスパンが物凄く早いから、あんま
り手が伸びない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
私が漫画とアニメに向ける矢印って、物凄く一過性のもの。
すぐに熱するし、すぐに冷める。それで終わったら全部捨てたくなる。
だから漫画やアニメのヲタ活はあんまりしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:45:17
1142文字
会話率:27%
―魔獣が治める理想の島。どなたもどうぞ、けっしてご遠慮はありませんー
世界の最果てに佇む小さな小さな群島。
静かに朽ちゆく無人の集落には、1匹の魔獣と1体の人形が取り残されていた。
置き去りにしたのは、なんと神様。
思い通りにならない人間
に愛想を尽かし、何もかもを見捨てたのだ。
姿を変えられたせいで何も出来ない魔獣、操られなければ動けない傀儡人形。
魔獣は人形を操り、集落の再建を始めた。
そこに2人の若者が漂着した事で、島の運命は変わり始める。
世界は大戦の真っ只中。
皆が安住の地を求めているのなら、この島をそうすればいい。
指示通りに動く人形と、徐々に増えていく島民達。
「えっと、誰に呼ばれたんだい」
「野生の人間」
「……えっ?」
列強の軍事国家や政治経済大国をも凌ぐ島を目指し、
世界地図にも載らない無人島から、小さな魔獣の世界征服が始める。
神に代わる存在になり、元の姿へ戻るために。
※異国の言葉を表現するにあたって、方言を使用しております。
すべての方言に精通してはいないため、表現の怪しい箇所がある事をお許し下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:34:32
155901文字
会話率:65%
幼少期から山で育った孤高の野生児、立町 静照(たてまち すてる)29歳。
彼はひょんなことから異世界へ転生し…手に入れたスキルはなんと、《断捨離》スキル!!?
断捨離スキルの効果は単純。
捨てた物の価値に応じて、その全てがステータス経験値へ
と変換される。
己の身一つで生きてきた男にとって、装備や豪華な報酬など、不要。
この欲にまみれた世界を、男はただ一つのユニークスキルで無双する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:16:55
45893文字
会話率:39%
『霊術』、それは世界に当たり前のように存在する、異能。
誰しもが持つ、一人一つの固有能力である『霊能力』と、霊能力を分析し、その能力を霊符に込めることで誰しもがその力を使えるように昇華された技術『媒体霊術』、その2つをまとめて『霊術』と呼ぶ
。
『霊術』は武力としてだけでなく、生活の一部として使われるほど世に定着していた。
そんな世界で、霊術界の権化であり頂点『水無月家』に産まれた少年、水無月 祐。
彼は平和が好きだった。
誰しもが、権力に怯えず過ごせるように。
誰しもが、心を寄せ合い笑えるように。
そんな世界を目指していた。
だが………彼は、ある日を境に全てを失った。
家族、級友、富、名誉。
命以外の全てを奪われたその少年は世界に失望し、心を閉ざした。
『平和こそ人生の極地』
世界の「平和」を志すために、自身の胸に刻んだその言葉はいつしか、「孤独」であることを肯定するための自己擁護となっていた。
だけど、彼はそれでも、人が好きだった。
人と触れ合いたい。
笑い合いたい。
いつしかの記憶がそう呼びかけるが、自らが抱える「孤独」が、それを阻む。
「孤独」と「平和」の矛盾を抱え、少しずつ心に傷を負いながら、それでも何も無いフリをして生きていく日々。
そんなある日、彼は唯一この世に存在する友人「神崎 恭也」に、入学するはずなかった高校へ無理矢理連行される。
そこは霊術士を育てるための高校とは名ばかりの養成所である『月園高校』。
平和と同時に霊術士としての道を捨てた彼にとって、そこは自身の存在が許されない場所だった。
元「権力者」である彼を周りは否定し、悪態と誣言が飛び交う。
そして………………そんな、否応なく導かれた地で彼は、ある少女に出会った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:10:00
236372文字
会話率:38%
書籍版「従魔とつくる異世界ダンジョン」全三巻、発売されています。
ひょんなことからマンションの自室に異世界への門を発見した主人公は、好奇心から門をくぐってみる。着いた先は異世界の洞窟。そこで瀕死の小動物たち(モフモフにあらず)を見つけた彼
は、動物たちに救いの手を差し伸べる。そうこうするうちに、自分がいつの間にやらダンジョンマスター(?)になっているのに気づいた主人公は、従魔となった小動物たちとの目立たず静かな引き籠もり生活を守るために孤軍奮闘する。ところが、この世界の異分子である主人公の行動は、本人が予想もしない方面に影響を及ぼし始める。挙げ句にはどこで間違えたのか、黒幕として亡国の陰謀を巡らす始末。引き籠もる予定はどこへいった。
自重を捨てた、あるいは熟慮を捨てた主人公の行動を誤解して振り回される王国首脳ほかのお偉方。そして、お偉方の反応に逆に困惑させられる主人公。両者が紡ぎ出す誤解と勘違いのスパイラルは、この世界の歴史に斜め方向のベクトルを与えてゆく。
主人公は可能な限り人との関わりを避けようとします。
ダンジョンコアは少し遅れて登場します。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。
書籍版のストーリーも基本的にはWeb版と変わりませんが、新たに二名の女性キャラが追加になっています。カバーイラストおよび詳細情報については活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:00:00
2871333文字
会話率:60%
人々が捨てたゴミが魔法道具として排出される〝廃棄ダンジョン“。
そこにたった一人で潜る【独剣】リレオンは、魔法道具を回収しては売り払う〝回収屋“として日々小銭を稼いでいた。
全ては〝魔剣“を手に入れて、上位のダンジョンに挑むため。
だがリレ
オンは、頑固で排他的な性格が災いして同業者からは腫れ物扱いされ、魔剣を買うための金もなかなか貯まらず、以前のパーティメンバーにもバカにされるような日々を過ごしていた。
そんなある日、リレオンは廃棄ダンジョン内で倒れた少女を発見する。
明らかに貴族令嬢に見える少女に金の匂いを感じたリレオンは、彼女をダンジョンから保護したものの、目を覚ました少女は自分のことを『●●だ』などと言い放つ、ちょっと変わった女の子だった。
思惑が外れたリレオンは、彼女を〝アカリ“と名付け、仕方なく面倒を見ることにする。
ところがアカリは、リレオンが望んでやまない〝とんでもないお宝“を所持していた。
交渉の結果、リレオンはアカリの要望を受け入れることを条件にその〝とんでもないお宝“を手に入れ、紆余曲折を経て二人はチームを組み上位ダンジョンへと挑むことになる。
上位ダンジョンで躍進する中、様々なトラブルを経て絆を強くしていく二人。
だが、アカリとよく似た女性を探索する依頼が役所に掲示されたことを契機に、二人を取り巻く運命は大きく動き出す──。
アカリの正体。貴族家の秘密。リレオンの過去。そしてダンジョンに秘められた謎。
リレオンとアカリ。二人の出会いが織りなす、異世界にまつわる不思議なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:24:58
86699文字
会話率:50%
これは、タフで情に脆く姐御肌。食べる事が大好きな一介の女戦士が世界を旅する物語。
寒さ厳しいラグシア大陸北部に位置するドライゼル帝国には珍しい日に焼けたような褐色肌に、ルーンと呼ばれる失われた魔術文字を右眼に宿して産まれた事から「忌み
子」として扱われ、16歳の時に故郷である街や国から逃げるように出奔した────流浪の女戦士アズリア。
勇者という宿命を背負ったわけでもなく。
世界の危機を救えと神託を受けたわけでもない。
ただ、失われた魔術文字を使うことが出来る代償として通常魔法が使えないという欠落を背負ったアズリアが、あても無く世界に散らばる魔術文字を探索し継承する一人旅の物語。
世界中を旅する道中、様々な人物との出会いや色々な出来事を重ねる内に心身ともに成長し、やがて旅の最終的な目的を見つけていくだろう……多分。
※一話2000文字程度ですので、あっさりと読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:14:36
4591903文字
会話率:30%
注・この物語は。
お花畑ラブ子さんの「魔法少女ほのか」と。
私こと灰ちゃの「『忌み子』と言われ故郷を捨てた紅髪の女剣士アズリアの魔術文字(ルーン)探索記」とのコラボ企画です。
(ラブ子さんの可愛いほのかをこんな風にしてしまい……腹を切ってお
詫びしたいっ!)
以前に「胸を大きくしたい」と願う魔法少女、宮内ほのかの想いがあまりに強すぎて曲解され、何故か地球は日本の破魔町へと召喚されてしまったアズリアだったが。
その時は水の精霊ウンディーネから授かった魔術文字(ルーン)を使うことで、一時的にではあったがほのかの願いを叶えることには成功したのだが。
その事が生きている世界の違う、ほのかとアズリアを繋ぐ太い縁となってしまったのか。
今度はほのかが時空を越えて、アズリアが生きるラグシア大陸へとやってきてしまうのだった。
宮内ほのかの明日はどっちだ?
この作品は「N2193FS」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 21:02:09
39936文字
会話率:36%
婚約破棄された瞬間、隣国王子の求愛ターゲットになりました――!?
辺境伯令嬢クレア・サヴィエールは、婚約者ヴィクトール・ローレント公爵令息に、学園のパーティで婚約破棄された。
しかし留学生の隣国王子テオドール・アヴェレートが、彼女に向かっ
て救済と求愛の手を差し伸べる。しかしクレアは自身の矜持から、頑として拒絶した。
「こんな形で差し出された施しを、サヴィエール辺境伯家の名にかけて、受け入れるわけにはいきませんわ!」
「じゃあ僕の留学の間に、君を口説き落とす! 僕の愛が勝つか、君の矜持が勝つか、ゲームしよう」
こうしてテオドールが仕掛ける求愛ゲームが始まった。
「口説き落としてみせる」と宣言したテオドールと、絶対に落ちないと誓うクレア。
そんな二人を苦々しく見つめるのは、クレアを捨てたはずのヴィクトール。なぜか彼はクレアに執着するが……。
外交と内政、戦略と恋愛、社交と策謀が、貴族社会を翻弄する。
やがてクレアの選択は、ヴァルミールとアヴェレート、二つの王国の未来を変えていく。
※毎週土日更新です。9/2(日)までは毎日更新。
※最終話まで執筆済み。安心してお楽しみください。
※並行連載中「拗らせ女公爵と策略王弟の愛と希望の日々 〜政略と社交の狭間で愛し合ってみせます〜」のスピンオフ作品です。
https://ncode.syosetu.com/n3251jx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:10:00
205038文字
会話率:34%
没入型VRMMO【Become Monster Online】、通称【BMO】と呼ばれるゲームにおいて灰咲色葉は実質不可能とされた種での進化に成功した。
しかしすぐにその先の進化をするためには、異世界にいって進化するための素材を入手しなけれ
ばいけないと別世界の管理者を名乗る男に言われてしまう。
そのゲームが大好きでどうしても続けたい。せっかく苦労して進化させた自分の分身でもあるキャラクターを捨てたくない。
そんな思いから彼女は異世界とゲームの世界を行き来し、ゲームのために異世界の人類とモンスターの熾烈な戦いの渦に飲み込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 12:00:00
3991253文字
会話率:38%