とある青い星の人々が「宇宙」と呼んだ場所。そのどこかで、彼女は目を覚ました。彼女は言う。「自分の中には何も無い」と。彼女は自分の名前も、何故自分がここに居るのかも分からない。だが、彼女は特にそれを知りたいとは思わなかった。彼女の中には「何も
無い」から。
百合ファンタジーと銘打ってはいますが、それがメインというだけで実のところは私の趣味を織り交ぜた作品です。前作と繋がる部分も幾つかありますが、当然前作を読んでいなくても楽しめるので、よければご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 19:01:19
88747文字
会話率:63%
たった数分でさらさら読める!
流し読みでもおもしろい!
異世界転生した王女と新米冒険者の成長を描く異世界ラブコメディです!
〜〜あらすじ〜〜
「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」
このセリフを素で言う日が来るとは思わ
なかった……
前世で貧乏生活をしていた日本のJK『上島双葉』は、アンドレアス王国の唯一の王女、『マリナス・アンドレアス』として異世界転生した。
人生ガチャSSS、せっかく運で勝ち取ったこの地位を手放したくない!
しかし————マリナスにはもう一つの人格が存在した。
それは、現実世界でいくつもの暴力団を素手で壊滅させた最強の喧嘩屋————その魂が、転生したマリナスの体に乗り移っていたのである。
そんなとんでもない人格が、一人の駆け出し冒険者『クロ』によって引き出される。
その結果、マリナスは最強の冒険者である『勇者』に認められ、クロとバディを組み、勇者のパーティに入ることになってしまった。
お姫様として安定した生活を約束されていたはずのマリナスは、冒険者への道を目指す羽目になってしまう。
これは、マリナスとクロの二人が、冒険者として、あるいは人として成長していく物語————
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:10:00
141486文字
会話率:28%
⸻
極東に存在する国、《ユビヤ》。
文武両道の領主《タカオ・カイドウ》のもと、四人の息子たちが国を支えていた。
長男は政略に長け、彼の政治は領民に安寧をもたらしている。
三男は金略に長け、特産品を他国に売りさばき、ユビヤの財政を飛躍
的に潤わせた。今では金庫番を任されている。
四男は戦略に優れ、彼の指揮のもとユビヤは無敗を誇る。ただし、重度の引きこもりという欠点があった。
では、次男は?
次男は――人脈に長けているらしい。
「おいっ!!」
本来なら跡目争いが起きても不思議ではないが、この四兄弟は不思議と仲が良い。全員一致で「長男を次期領主に」と決めており、各自がその支えとなるべく精進している。
……次男を除いて。
次男は、偉くなろうとも、権力を持とうとも思わなかった。
ただ穏やかに、静かに暮らしたいだけだった。
そんな彼が選んだ行動は――
「よし、家出をしよう」
しかし、外の世界は彼に安寧など許してくれない。
旅先で降りかかる様々なトラブル。
そして、巻き起こる数々の事件。
それらを乗り越え、次男は気付けば《英雄》と呼ばれる存在になっていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 10:00:00
55648文字
会話率:45%
異世界転生――それはラノベ好きの私・春野小春(高一女子)にとって、夢であり浪漫だった!
……が!まさか本当にトラックにはねられて転生するとは思わなかったわけで!?
しかも、なぜか最弱と言われる「創造魔法使い」とかいうハズレ職にされてるんで
すけど!!
え、でもそれを私が望んだ……? は?? 神(ジジイ)お前何勝手にやってんのよ!?
てか「神話級の魔力量」ってなんなの!? なんで私だけ魔力“???”表示なの!? 意味わからん!!
そんなこんなで異世界生活をスタートした私は、冒険者学校の入学試験で試験場を半壊させ、国家から監視対象に指定されるという華麗なデビューを飾った。
その後、ツンデレ貴族アリサや無口な超エリート監視者ゼイド、そして元・破壊者(デリーター)でありながら私のことを「お姉ちゃん」と慕う幼女・リリィと出会い、
どこか平和な(けど常にトラブル発生中な)仲間たちとの共同生活が始まる!
と思ったら、ジジイ(神)が部長クラスの神にバレそうになって“出張”と称して逃げてくるわ、魔王様が家に来訪するわ、試験でうっかり厨二病スキル《世界終末行進曲》を発動しかけるわで、私の人生(転生後)どこまでもイベント密度高すぎるんですが!?
しかもリリィが誘拐された!?黒幕は……神!?
これはもう、最弱職どころじゃない!
神様たちもびびる“存在バグ”な私・コハルの、全力でツッコミながら進む異世界成り上がり(?)転生物語、開幕ッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:41:05
28973文字
会話率:52%
「食べることで相手の一部の才能を得る」——
そんな能力を与えられた渡辺悠人は、異世界へと転移した。
森に飛ばされたくらいならまだしも、まさか残酷な闘技場に売られて、観客のための戦う奴隷として扱われるとは思わなかった。
「信じられないかも
しれないけど、たとえ俺が奴隷でも……最低限の敬意ってものが必要でしょ?
お願いだから、“卑しい”とか“下等”とか、そういう言葉は会話から外してくれない?」
魚を焼きながら、渡辺悠人は彼を買い取った王女に向かってそう言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:26:10
71980文字
会話率:38%
退魔師・向田征司の朝は……割と普通である。
お気に入りのベーカリーのパン、ほろ苦いカフェオレを味わい、たまには玉子かベーコンを焼いて、会社に出勤し、警備のホワイトなお仕事に従事している。
変わっていることといえば……鎮圧する相手が怪異だ
とか、社員のほとんどが表立って言いづらい能力者だらけだとか、所属隊のメンバーがみんな一回り歳下の学生とか、隊の女子率高すぎとか、せいぜいそんなところである。
***
……そう、まさか所属先の半数が女子高生だなんて思わなかった。地方からの出向社員の身、上にあれこれ言いづらいが、今はコンプライアンスとかなんとかハラスメントとか色々難しいんですよね?
おまけに初日からやらかしてしまうし……。
俺、果たして無事にやっていけるだろうか……助けて、姉さん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:06:06
329796文字
会話率:60%
✿❀✿❀✿
乙女ゲームが好きな高校生、東雲 白兎。BLが好きな腐男子、七瀬 海璃。ふたりは幼稚園からの幼馴染だ。
ある日、白兎は乙女ゲーム好きが集まるサイトで、『渚』という人物と仲良くなり、それ以来、お互いに好きな乙女ゲームについてチャ
ットで語り合うようになる。そんな中、渚が関わって作ったという、配信前のフリー乙女ゲーム、「白戀華~運命の恋~」のテストプレイをして欲しいとのお誘いが!
すべてのルートをプレイ後に感想メールを送ると、後日返信が届いた。そこには渚が感想の御礼と共に、本来作りたかったルートである、「隠しルート」のファイルが添付されており、そのゲームへの強い想いも一緒に綴られていた。
いざ! とパソコンでプレイしようとした矢先、幼馴染から電話がかかってくる。ゲーム画面を閉じて待ち合わせ場所である駅前のカフェへと急ぐ。
しかし、カフェの窓越しに見てしまった光景に、白兎は思わず目を疑った。窓際のカウンターに仲良く並んでいるふたり。それは、片思いの相手である海璃と、可愛らしい年上の女性の姿。目が合った瞬間、気付いたらダッシュでその場から逃げ出してしまった。
夏の太陽の下、白兎は体力の限界を感じて足を止める。油断したのも束の間、まさか海璃が自分を追いかけて来ているとは夢にも思わなかった。しかもあの年上の女性も遅れてやって来て、なにか勘違いをしてない? とふたりに問いかける。
そんな中、三人の方に暴走車が突っ込んできて····。
気付いたら三人は、乙女ゲーム「白戀華~運命の恋~」の中に転生していた!
しかし、事はそれだけでは終わらない。
白兎は目の前に現れた選択肢を選んだことで、隠しルートに突入してしまう。三人はお互いに転生していることを知らないまま、それぞれの役をこなしてイベントをクリアしていく。
また転生直後から、自分だけに見える緑色の透明な画面と、機械音声の個性的なナビゲーターたちの声が聞こえるように。
頼れる相棒たち(機械音声)と共に改変された物語を攻略していく、愛と笑いの中華BLファンタジー。
✿❀✿❀✿
※この物語はBL要素があります。苦手な方は注意して下さい。
※2/21よりムーンライトノベルズさん、アルファポリスさん、ネオページさんにて【完全版】を公開しております。fujossyさんでも順次公開予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:00:00
227072文字
会話率:35%
私、ティア・グレンターノ伯爵令嬢は、学園卒業間近に、男性に食事に誘われた。
婚約指輪でもくれるのかと思ってレストランに出向いたら、三人の男が待っていた。
いずれもクラスやサークルで見知った男たちだったので、私に恋して取り合うのか、と思ったら
、「君がこんなにふしだらだとは思わなかった」と非難された。
三人ともが勝手に「私と付き合ってる」と思い込み、そのうえで私が「三股をかけていた」と悪い噂を広めたことを暴露したのだ。
しかもその挙句、「君には失望したから、慰謝料代わりに妹のフレア嬢を紹介しろ」と脅迫してきた。
たしかに、私の妹フレア・グレンターノ伯爵令嬢は、すべての面で優秀で、おまけに顔から性格まで可愛い、自慢の妹だ。
実際、妹は、私とは比べものにならないくらいモテている。
でも私が、「妹と比べて、学力も体力も、容姿すらも劣る」、「暗くて、性格が悪い」などと散々に言われ始めると、(なんで私がそんなに詰られなきゃならないんだ!?)と腹が立ってきた。
しかもどうやら、コイツらは、はじめから妹狙いで、私に言い寄ってきたらしい。
ざけんな。
よろしい、ならば言わせてもらおう。
おまえらこそ、妹に、そして私に釣り合うような男かどうか、鏡を見て、よく考えろ! と。
三人とも、私を貶めた罰を受けてもらおうじゃない!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 12:10:00
25842文字
会話率:19%
「私の夢は、全人類を幸福にする事です」
紙透夏架は転校初日、開口一番に宣言した。その言葉が宇宙で最も綺麗だと信じて疑わないみたいに、彼女の瞳は強く澄んでいた。
教室の喧騒を聞き流しながら、僕は窓の外の青空を眺めていた。彼女の言葉の真意を
知りたいなどとは思わなかったが、その覚悟がどれほどのものなのか、少しだけ興味があったのは否めない。梅雨の陰鬱とした空気が抜け去った後の、夏の始まりみたいな日だった。
紙透夏架がクラスを牛耳って虐めの主犯格になるのは、それから僅か半月後の話だ。
* * * * *
紙透夏架は高校二年の夏に名執と同じクラスに転校してきた少女だった。紙透の夢は自分のピアノで全人類を幸福にすること。しかし紙透はどういうわけか名執を虐め始める。それはクラスや学年に伝播していき、名執は学年全体から虐めを受けるようになった。そしてその末、紙透はなぜか自殺する。
だがその後、名執は幽霊となった紙透と再会する。紙透は傲慢にも「成仏したくない」「だから私を不幸にしろ」と名執に言う。そして同時に「私は、自殺したんですか?」とも。
紙透が成仏したくない理由とは? 彼女にとってピアノとは? 彼女は本当に自殺したのか? 誰よりも忌み嫌う名執と共にいる事を選んだ理由とは?
名執がかつての加害者である紙透に協力する目的は? 彼が追い求める「あの日の夢」「あの子の〝手〟」とは? そして、二人にとっての〝幸福の唄〟とは何なのか?
全ての謎が一つに集約された時、ピアノの〝シ〟の音が大きく意味を変えてそこに鳴り響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:49:53
104760文字
会話率:54%
遥かなる多重世界《アストレイン》。
神々が支配する七つの上位世界と、種族と文化が交錯する五十七の下位世界。
そこに“絶対”は存在した。
――誰も、神を倒せるとは思わなかった。
ある日、ひとつの神が滅びた。
それは、原初から在った“混沌の神
”。
世界は震撼し、神々は動き、秩序は揺らぎ始めた。
ひとひらの断片。静かに舞い降りたそれは、確かに何かを揺るがせた。
けれど、それに気づいた者はいない。
彼自身さえ知らない。
自らが“誰かの意思”によってこの世界に生み落とされたことも、
その小さな出会いが、やがて“界”すら越えて広がっていく引き金であることも。
世界を揺らしたのは――
誰も気づかない、小さな羽ばたきだった。
その邂逅は、ごくささやかで、取るに足らない出来事だった――
世界が揺らぎ、神々の秩序が崩れ始めるまでは。
神話は語る。終焉は天よりも高く、地よりも深き場所から始まった、と。
これは、小さな羽ばたきがすべてを変える、神話のはじまり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 21:01:35
6844文字
会話率:27%
王命で結ばれた婚約がまさか衆目の中で破棄され、こんな形になるとは思わなかった――。
トーラスは婚約者であるミネルバから言いがかりの上、婚約破棄をつきつけられた。今までどれほど我慢してきたか、自分の気持ちが一切伝わっていなかったことを改めて思
い知らされる。そんな中、勉強ができるだけの変わり者、ダサ女などと陰口を叩かれていた少女が手を差し伸べた。
※王道断罪系婚約破棄ものは未履修だったので、よくあるお話として書きたくなり書いてみました。ふんわりまったりお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 07:30:00
10261文字
会話率:52%
吾輩わがはいは猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当けんとうがつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で
一番獰悪どうあくな種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕つかまえて煮にて食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌てのひらに載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始みはじめであろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶やかんだ。その後ご猫にもだいぶ逢あったがこんな片輪かたわには一度も出会でくわした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙けむりを吹く。どうも咽むせぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草たばこというものである事はようやくこの頃知った。
この書生の掌の裏うちでしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると非常な速力で運転し始めた。書生が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗むやみに眼が廻る。胸が悪くなる。到底とうてい助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-19 17:54:49
1627文字
会話率:0%
吾輩わがはいは猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当けんとうがつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で
一番獰悪どうあくな種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕つかまえて煮にて食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌てのひらに載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始みはじめであろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶やかんだ。その後ご猫にもだいぶ逢あったがこんな片輪かたわには一度も出会でくわした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙けむりを吹く。どうも咽むせぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草たばこというものである事はようやくこの頃知った。
この書生の掌の裏うちでしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると非常な速力で運転し始めた。書生が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗むやみに眼が廻る。胸が悪くなる。到底とうてい助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。
ふと気が付いて見ると書生はいない。たくさんおった兄弟が一疋ぴきも見えぬ。肝心かんじんの母親さえ姿を隠してしまった。その上今いままでの所とは違って無暗むやみに明るい。眼を明いていられぬくらいだ。はてな何でも容子ようすがおかしいと、のそのそ這はい出して見ると非常に痛い。吾輩は藁わらの上から急に笹原の中へ棄てられたのである。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-03 17:40:14
809文字
会話率:0%
第二王女クリスタの主催した夜会で、パーヴァリは三つ上の姉リューディアから女性を紹介された。
メルヴィ・クレーモア。クレーモア子爵家の次女である。
メルヴィもこの出会いに乗り気ではなかったのか、この時二人の仲は何も進展しなかった。
二年後、二
人は夏の初めのヨケラ伯爵家の夜会で再開した。前回は特別に好ましいと思わなかったが、今回、一杯のカクテルがきっかけで、二人の仲は進展していく。
パーヴァリはメルヴィをお茶会に音楽会に夜会にと誘い、メルヴィもこれに応えた。
家同士の話も進む中、メルヴィはパーヴァリとは関係のないお茶会で、クラミ子爵令息リストを紹介された。
リストがメルヴィを望むころには、パーヴァリとメルヴィの婚約は秒読みになっていて。
政略結婚だからって愛を育めないとは限りません(https://ncode.syosetu.com/n4902ih/)と僕は君を溺愛は出来ないと言ったが愛せないとは言ってない(https://ncode.syosetu.com/n3673jj/)と同一世界です。
前作に出てきたキャラが登場しますので、先に読んでいただけると楽しめるかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 08:00:00
90772文字
会話率:53%
5年前、エディの村は火事で焼けた。
大雨の日、雷が村の近くにある大木に落ち、そこから火が出たのだ。
父が、祖父が、火に巻かれて死んだ。
麓にある街から、消防団が来てくれた。
あの火を、消せるとは思わなかった。
けれど、あの人は、あの魔法使い
はそれを消したのだ。
あの火を消して、村を救ってくれた。
その日から、エディにとってその魔法使いは英雄になった。
あの人のようになりたいと思った。
だから10歳になった時、その魔法使いの弟子になった。
※現時点で予定はありませんが、設定上火に巻かれて残酷なシーンが出ないとは限らないのでR15に設定してあります。ほのぼのしたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 18:00:00
71558文字
会話率:44%
~~~ 聖女召喚が当たり前の世界に、後悔させてあげましょう! ~~~
********************
いつものように日常を送っていた、女子高生の私。ある日突然、馬鹿げた現実が襲う。この日生まれて初めて、私は異世界転
移してしまう。まさか自分が聖女として、異世界召喚される日が来ようとは、夢にも思わなかったはず…?! あまりにも彼らに都合のいい展開に、本気で怒った私が予想外な言動を取って……!? こうして私の非日常な日々が、始まることになって……
異世界の神が神罰を与えないのならば、私が…思い知らせてあげますわっ!!
※この物語は異世界召喚され、異世界転移したことから始まる、異世界&現代ファンタジーです。主に現代ファンタジーが、メインとなる予定。主人公が復讐したならば、スカッとするのは間違いなし…?!
※攻撃的もしくは暴力的表現が、時々見られるかと思いますので、苦手な方はご注意ください。
※この作品における現代世界は、我々の現実の世界とは、同じ背景を持つパラレルワールド、なのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 00:00:00
3995文字
会話率:47%
――さて、自己紹介といこうか。
オレの名はバ=リーアス。由緒正しき(自称)大精霊である。
それなりに長く生きてきたが、まさかこんな契約相手に呼ばれる日が来るとは思わなかった。
契約主はアギス――冴えない少年、努力は認めるが、どうにもツメが
甘い。
しかも契約書の内容はグダグダ、オレの自由時間まで奪っておいて、
「精霊の力で人生逆転!」なんて夢を見ているらしい。
はっきり言おう、この契約――
最初から間違ってる。
力を貸せと言われても、契約条件は謎だらけ。
おまけに、毎日なぜかトラブルだけは一流。
それでも、まあ、オレにもヒマつぶしは必要だ。
どうせなら、とことん付き合ってやるさ。
――かくして始まった、
ポンコツ契約主と皮肉屋精霊バ=リーアスの、
なんちゃって“冒険”譚。
さて、今日はどんな面倒ごとが待っているやら――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 02:05:00
18008文字
会話率:18%
「額に水をつける。ただそれだけで、私の人生は変わってしまった。」
誰も水遊びが、国を動かすきっかけになるなんて思わなかった。
海と森に囲まれた平和なまちで暮らしていたアサは、出会いと選択によって「隣国の姫」を知ることになる。
出会い、
噂、陰謀、そして隠された真実。
これは”知らなかったはずの自分”に出会う物語。
あなたは、どこまで読めますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 00:15:03
1896文字
会話率:68%
昔からずっと、言われてきた。
「お前って、なんか……トカゲ顔だよな」って。
モテないし、いじられるし、ろくなことがなかったこの顔――
でも、まさかこの顔が宇宙人に間違われる日が来るとは思わなかった。
攫われて、改造されて、
地球人じゃ
ないって気づかれて、ポイッと捨てられて――
……気づけば俺は、異星テクノロジーで強化された“超イケメン”になっていた。
これはそんな俺が、地球でとんでも無双するまでの、ちょっとだけ宇宙的な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 08:29:33
15797文字
会話率:36%
処女作です。筆者は適当な性格なので
文章や設定の粗があれば教えて下さい。
よろぴく★
「8割の女たちとクズの~異世界幸福論~」
女性が人口の8割を占める世界。魔法も魔物も当たり前に存在し、そして――女性優位の価値観が支配するこの社会では
、男性は稀少な存在……いや、正直に言おう。「稀少」なんて高貴な響きとは無縁で、実際は「娯楽と繁殖用の道具」扱いだ。
そんな社会で転生してしまったのが主人公、アレン。
彼は「まあまあクズ」――いや、やっぱり素直に言おう。「かなりクズ」である。自分でも「クズっぷり」に多少の自覚はあるが、謎の自信と前世の知識を武器に、この女性優位社会をちゃっかり楽しんでいる。
彼の周囲には、愛情深い――と言えば聞こえはいいが、実際はメンヘラ気味の女性たちが集まる。甘い言葉をささやく貴婦人、やたらと暴力的な幼馴染、涙ながらに崇拝してくる村娘。彼女たちの愛や執着を器用にかわしながらも、時々つまずき、時にはその場のノリでとんでもない状況に飛び込んでしまう。
「女たちの幸せ」と「男としての幸せ」――この世界ではそれがこんなにも違うなんて、アレンは夢にも思わなかった(いや、実際そこまで深く考えてない)。
果たして、アレンがたどり着く「幸福」とは?
「女たちに振り回されるのも悪くないな……なんて思っちゃうのもクズの証拠だよな」とか言いつつ、ちょっとえっちな展開にひやひやしながらも突き進むアレンの異世界奮闘記、開幕!
誰が誰のために笑い、泣き、愛するのか。
――それは、彼のクズっぷり次第!
というのが構想ですね(笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 00:51:03
9940文字
会話率:30%
何も思い出せない状態で宇宙船の中で目を覚ますと進路上で戦争をしていた。
巻き込まれては堪らないので静観する気だったが、一方が「目撃者は消せ」と襲い掛かって来る。
仕方ないので撃退したら、もう片方から恩人扱いされ・・・そのまま縋られてしまう
!
まあ見放すのも後味悪いから、出来る事なら手伝おう♪
と言う感じでやってたら、英雄扱いされたり無双したり・・・いつの間にか名前が売れて仕舞ったw
こんな小説やマンガ有ったなあ・・・まさか自分で体験すると思わなかった。
まあ暴れ過ぎた以上それは仕方ないのかも、でも一言だけ言っとくけどボク男だからね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 02:23:09
886329文字
会話率:49%
俺には、婚約者がいた。
俺の家は傍系ではあるが、王族の流れを汲むもの。相手は、現王室の決めた家の娘だそうだ。一人娘だというのに、俺の家に嫁入りするという。
婚約者は一人娘なのに後継に選ばれない不出来な娘なのだと解釈した。そして、そんな不
出来な娘を俺の婚約者にした王室に腹が立った。
顔を見る度に、なぜこんな女が俺の婚約者なんだ……と思いつつ、一応婚約者なのだからとそれなりの対応をしてやっていた。
学園に入学して、俺はそこで彼女と出逢った。つい最近、貴族に引き取られたばかりの元平民の令嬢。
婚約者とは全然違う無邪気な笑顔。気安い態度、優しい言葉。そんな彼女に好意を抱いたのは、俺だけではなかったようで……今は友人だが、いずれ俺の側近になる予定の二人も彼女に好意を抱いているらしい。そして、婚約者の義弟も。
ある日、婚約者が彼女に絡んで来たので少し言い合いになった。
「こんな女が、義理とは言え姉だなんて僕は恥ずかしいですよっ! いい加減にしてくださいっ!!」
婚約者の義弟の言葉に同意した。
「全くだ。こんな女が婚約者だなんて、わたしも恥ずかしい。できるものなら、今すぐに婚約破棄してやりたい程に忌々しい」
それが、こんなことになるとは思わなかったんだ。俺達が、周囲からどう思われていたか……
それを思い知らされたとき、絶望した。
【だって、『恥ずかしい』のでしょう?】と、
【なにを言う。『恥ずかしい』のだろう?】の続編。元婚約者視点の話。
一応前の話を読んでなくても大丈夫……に、したつもりです。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 06:34:06
8092文字
会話率:46%