セルマと魔導師たちによってガベリアの地が甦ってから、十年が過ぎた。
高等魔術学院二年生の少年、ベスは自警団の魔導師を目指して勉強と訓練に励んでいた。ある日、寮の同室者で友人のクライドから頼み事をされる。それをこなすために部屋を離れた数十分
の間に、クライドは忽然と姿を消していた。
部屋は血塗れ、目撃者は無し。寮に出入りした不審者もいなければ、彼が玄関や窓から寮の外に出た形跡もない。
クライドは自分の意思で失踪した、という自警団の見解の元、ベスは仲間と共に彼を探し始める。何のために部屋をあんな状態にしたのか、クライドは何が目的で失踪したのか。やがてゴシップ誌が事件を書き立て、更に、似たような失踪事件が別の場所でも発生する。
全ての謎が明らかになり、ベスが知った友人の本当の姿とは――。
『Ecphore―闇を巡る魔導師―』の登場人物も再び顔を出す、シリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 12:03:14
206407文字
会話率:53%
朝起きて、テレビをつけると親が都市伝説系統を紹介する番組を流していた。何かの誘拐事件の噂らしい。同じぐらいの年代だったため気をつけないとなと肝に銘じる。朝ご飯を食べ終え、空手の稽古の荷物を持ち玄関に足を運ぶ。
玄関の靴だなの上にはたくさん
のトロフィーが置かれている。「全国空手大会 市ヶ谷 宏瀬 優勝」と…それ以外でも数々の大会で結果を残した形跡がある。「はぁ」とため息をつき、「行ってきます」と声を出す。だが、返事は帰ってこない。
稽古場への道中、ふと誘拐事件の事を思い出す。すると、辺りに轟音が鳴り響き目の前に強めの光が目を覆った。
目を開けるとそこは異世界だった、そう聞いて舞い上がる人もいるだろう…だが彼は舞い上がるどころか失望した。何故なら…そこは見るに耐えない悲惨なものだったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 22:49:15
37037文字
会話率:56%
【完結まで執筆済】
訳あって山奥に隠れ住み、薬師として生計を立てているエルミルシェは、ある日ペットの子リス、リンデンから「人が倒れている」と聞かされる。
エルミルシェは関わり合いになりたくないと嫌そうな表情を向けるが、リンデンはそれを無視し
て必死で鳴いてくる。
仕方なく案内されるままに山を少し下ってみると、小川の側で倒れている青年を見付けた。
美しい装飾の服と剣を佩いた身分の高そうなその青年には、鋭利な刃物での切り傷や弓で射られた形跡があり、どうやら命からがら逃げてきたようだった。
面倒事の気配しかせず顔を顰めていると、青年から譫言のような声が聞こえてきた。
その声を聞いたエルミルシェは盛大に溜息を吐くと、嫌々ながらその青年を助けることにした。
意識を取り戻しヴィスと名乗った青年は、傷が癒えるまでエルミルシェやリンデンと共に過ごすようになる。
命が狙われるような訳ありのヴィス、人里から離れ一人で生きてきたエルミルシェ。
かつてないほど穏やかな生活の中に見え隠れする、お互いの明かされない不明な過去。
二人の過去と今が交わる時、彼らは知らなかった真実に辿り着く――。
※ハピエン厨が書いている作品ですが、途中過酷なシーンがあります。
泣きながら乗り越えてもらえると幸いです(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 20:00:00
213309文字
会話率:20%
ある日の朝、道行く途中で奇妙な男とぶつかり、落とし物の手記を拾った、その瞬間までごく普通だった彼女は、その手記がわざわざ「鏡文字」で書かれていることに気づき、好奇心に負けて解読してしまう。
──それが、運命の別れ道とも知らずに。
その夜
、女性の悲鳴を聞いた隣人の通報で一つの事件が明らかになった。荒らされた形跡のない部屋、すべての窓と扉の施錠。しかし家主だけが煙のように掻き消えた。謎の密室失踪事件から数日後、消えた彼女の名は、朝のニュースでひっそり取り上げられ、覚えられる間もなく忘れられた。手がかりは皆無に思えた。
ただひとつ、消えた手記を除いては。
一方その頃、当の本人はというと──
「ローズグレイ!」
「はいお義母さま」
「何時になったらその繕いものは終わるのかしら?」
「あと少しで出来ます。今日中には必ず…」
「そんなことは聞いちゃいないよ」
絵に描いたような継母のもと。
「ロージー私の分もよろしく」
「あたしも。のろのろしないでよ」
判を押したような異母姉妹にいびられながら。
(今日のうちには終わりそうに…ない…)
ありがちな令嬢生活を送っていた。
……かに見えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 21:20:04
13817文字
会話率:38%
むかしむかし。西瓜(スイカ)で生計を立てる男がおった。
今年も、豊作とよろこんでおったが、畑にどろぼうがでよった。
形跡から察するに、犯人は動物ではなく、人間だ…。
そこで男は考えた。自分とおなじくらいの背格好のワラ人形を
五つこさえ、畑に
持っていった。
「相手は人間だ、カカシが役に立つものか…!」
村人はそういうが…。
男のある思惑通り、犯人を捕まえることができたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 23:37:27
1112文字
会話率:37%
東京都内に暮らす受験生の男子中学生、謎(事件)大好きの変わり者、藍太郎。藍太郎の好奇心に付き合わされている同級生で親友の黒丸。
ある日、藍太郎の通っている片端中学校付近で殺人事件が発生。犯人が捕まらず数日過ぎ去る中、痕跡、形跡、目撃情報も
発見されず、事件は未解決のまま終わりを迎えようとしていた。
手掛かりはホルマリン漬けにされた花のみ。
二人は犯人を捕まえるため独自の捜査を始めるが、、、。
ーーこの謎は解いてはいけなかったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:16:37
5878文字
会話率:40%
シャトルバスでしかいけない温泉旅館にたどり着いた主人公は、ある異変に気付く。
そこには人がいた形跡はあるものの、誰もいなかった。
さらには次々と客たちが消失していくという現象に見舞われる。
いったいどうなっているのか。
パニックに陥った主
人公は、旅館から逃げ出して驚愕の事実を目の当たりにするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 09:06:12
6897文字
会話率:15%
その世界は、海と空によって構成されている。
遠い昔、発達した文明を持った人間は、数々の蛮行の結果に全てを失った。
原子の矢が地上に降り注ぎ、津波が何もかもを飲み込んでいく、人々が暮らした形跡も、そして人までも、完全なる海の底に沈んでいっ
た。
文明の崩壊の後、生き残ったわずかな人類は、新しい住処を開拓し、文明を築き始めた。海上を埋立て、新たな街を造り、生活が営まれる。それは崩壊以前と何も変わらないように見えるものの、原子の火に魅入られた人間は、再び同じ過ちを繰り返そうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 17:01:14
8727文字
会話率:50%
その世界は、海と空によって構成されている。
遠い昔、発達した文明を持った人間は、数々の蛮行の結果に全てを失った。
原子の矢が地上に降り注ぎ、津波が何もかもを飲み込んでいく、人々が暮らした形跡も、そして人までも、完全なる海の底に沈んでいった
。
文明の崩壊の後、生き残ったわずかな人類は、新しい住処を開拓し、文明を築き始めた。海上を埋立て、新たな街を造り、生活が営まれる。それは崩壊以前と何も変わらないように見えるものの、原子の火に魅入られた人間は、再び同じ過ちを繰り返そうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 16:46:52
7936文字
会話率:2%
まだ小学生の少女が遺体で発見された。
空き家の軒下で寂しい雨の降る中、少女はアジサイの花に埋め尽くされて段ボールの中で眠っていた。
死因は絞殺、遺体は全裸の状態、ただし強姦された形跡はない。
小児性愛者の仕業かと思われたが、彼女の家
庭環境は少し複雑であることが判明する。
彼女の父親は血がつながっていないのだ。
さらには彼女の母親、その夫の元妻、過去に逮捕歴のある小児性愛者、小学校の校門前で子供たちを物色する長髪の男……怪しい人物には事欠かない。
池袋北署は捜査を続けるが、犯人はなかなかの知能犯であるらしく、足取りはつかめない。
そのような中、自称名探偵・丸出為夫が完全にあてずっぽな推理で、犯人を特定。
池袋北署の刑事・海老名忠義は、それを聞いて完全にやる気をなくすが……
それよりも部下の高木友之助の怪しげな行動の方が気にかかる。
事件はどのような展開をたどるのか?
丸出の推理が今回ばかりは当たるのか?
ぜひ、ご一読を!
※この作品はエブリスタにも投稿されました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 01:00:00
39151文字
会話率:47%
大学生の主人公はバイト帰りに交通事故で死んでしまう。
しかしどういう訳かまたすぐに目が覚めて、しかもそこは異世界だった。
見る物全てがファンタジックな剣と魔法の世界。読書オタクでファンタジーも愛読していた主人公は夢のような世界に来れたこ
とを初めは喜んだものの、その笑顔はものの数分で消えてしまう。
何故かその世界には――誰もいなかったのだ――――。
確かに人がいた形跡はある。なのに城の中にも森の中にも誰1人として人間の姿がない。
そんな孤独な世界で主人公は、人間が消えた原因を読み解いていく……。1人が好きな性格だから問題はないのだけど……。
やがて彼は、不老不死の少女と出会った……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 17:00:00
12135文字
会話率:16%
伯爵令嬢のリリーナは10歳の時母が不治の病にかかってしまう。その病は伝染病だったためリリーナも感染ってしまう。母の妹が薬師をやっており、その夫は治癒魔法が使えることを知り、伯母たちの住む村まで向かうことになる。その道中瀕死の状態に陥った母を
聖魔法に目覚めたリリーナが助ける。
二人は病を完治させたものの衰弱が酷かった為、元通りの生活が出来るようになるまで1年かかった。その間、母を溺愛していた父からは1通の手紙も届かなかった。何度か送ってみたが何故か受取拒否で手紙が戻ってきてしまう。開けた形跡もない。一緒に付き添ってくれた侍女のメリッサはいつの間にか解雇されていた。
婚約者である第一王子であるルーカスにも手紙を書いてみたところ、回復を喜ぶ手紙と花束が届いた。その数日後、ルーカス本人が村に訪れ、リリーナと母の死亡届が出ていることを告げる。
母は平民として生きることを決め、リリーナはルーカスと結婚する為に母の実家の公爵家の養子になることに決める。
そんなリリーナにメリッサがある告白をする。自分は転生者で、ここは前の自分の世界で流行った乙女ゲームの世界であると。リリーナは病気で死ぬはずだった攻略対象である第一王子の元婚約者であるらしい。
第一章は公爵令嬢になるまで、第二章は学園編の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 12:00:00
51122文字
会話率:54%
現実世界に生きていた山本聡は、会社帰りに居眠り運転の車に轢かれてしまい不幸にも死亡してしまう。
彼の魂は輪廻転生の女神の力によって新しい生命として生まれ変わる事になるが、生まれ変わった先は現実世界ではなくモンスターが存在する異世界、更に
本来消えるはずの記憶も持ったまま貴族の娘として生まれてしまうのだった。
最初は動揺するも悩んでいても、この世界で生まれてしまったからには仕方ないと第二の人生アンとして生きていく事にする。
そして10年の月日が経ち、アンの誕生日に家族旅行で旅客船に乗船するが嵐に襲われ沈没してしまう。
アンが目を覚ますとそこは砂浜の上、人は獣人の侍女ケイトの姿しかなかった。
現在の場所を把握する為、目の前にある山へと登るが頂上につきアンは絶望してしてしまう。
辺りを見わたすと360度海に囲まれ人が住んでいる形跡も一切ない、アン達は無人島に流れ着いてしまっていたのだ。
その後ケイトの励ましによりアンは元気を取り戻し、現実世界で得たサバイバル知識を駆使して仲間と共に救助される事を信じ無人島で生活を始めるのだった。
※3日おきに投稿予定です。
※この作品は「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「アルファポリス」さん、「ノベリズム」さんとのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:32:10
65746文字
会話率:41%
……朝、目覚めた俺は何かがおかしいことに気がついた。
これは寝起きだからではない。
何かが確実に変だ。そう、どこか気持ち悪いのだ。
この誰かに覗かれているような感覚……
まさか実際に覗き行為が、いや盗撮、それとも泥棒だろうか。
し
かし、部屋が荒らされた形跡は今のところ……ああ、見られない。
昨夜と変わらない。だがなんだ、この違和感は消えるどころか増すばかりではないか。
やはり何か盗まれたのかもしれない。可能性はある。集中すれば気づけるはずだ。
ワンルームのアパートだ。ああ、きっとすぐにわかる。
俺は深呼吸し冷静に、注意深く見ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 11:00:00
1341文字
会話率:0%
我が家の庭に何ものかが侵入した形跡があり、防犯カメラに写っていたのは……。
最終更新:2023-08-01 06:06:06
788文字
会話率:4%
高校一年生の明香(さやか)がある日、部屋で寛いでいる時に大きな地震が起きる。揺れが収まってすぐに階下の両親の元に駆け込んだが、自分以外は揺れに気付いていない上に、物が動いた形跡もない様子に混乱しつつ部屋に戻る。
部屋に戻ると今度は壁に
異変が起き、そこから現れた青い狐が自分は明香のパートナーだと告げる。
(本人は)普通の(つもりの)モフモフ大好き少女、明香の平穏無事な生活に突如舞い込んだおしかけパートナー、影狐(かげぎつね)のフラッフィーの触れ合いの日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 23:31:23
16296文字
会話率:45%
明治時代の旧制中学校から続く歴史を持つ、京都府立須弥山(キョウトフリツスミヤマ)高校。
その旧校舎の屋上へ出る扉と柵が破られ、高校生「松田主(マツダツカサ)」は転落死していた。
警察の捜査では屋上に誰かと争った形跡はなく、積もった砂埃
には足跡が片道分しか検出されなかった。
ほどなくして松田の死は自殺として処理されるも、生前の彼を知る五人の後輩生徒たちはその結果に疑問を持ち、独自に捜査を始める。
何者かによって校舎の掲示板に貼り出された、松田殺害の犯人を名指しした告発文――
松田の死の三か月前に首吊り自殺した生徒――
その生徒が残した「赤い部屋に殺される」という謎の言葉――
旧校舎の七不思議への見立て――
謎が謎を呼ぶ中、彼らをあざ笑うかのように新たな事件が起こり、五人は不可解な「密室殺人」に直面することとなる。
地上最強の生物とまで称される、生きた伝説を師匠に持つ空手部員。
少女漫画好きの純情可憐な癒し系美術部員。
ハチャメチャでロックなお調子者の軽音部員。
歴史ある名家のクールなお嬢様文芸部員。
ありとあらゆるゲームを極め尽くす物ぐさ帰宅部員。
果たして、個性豊かなメンバーは協力して真相を暴くことができるのか? 青春ラブコメ本格ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 07:58:04
164946文字
会話率:50%
人類が母星を旅立ち早数世紀。宇宙の秘密を暴くため、そして更なる発展のために異なる星への入植船団は次々と星の彼方へと出発していった。
だがとある入植船団の一つは不運だった。
目的地への道中、異様な力場が発生する宙域に捉われて、気が付
けば見知らぬ惑星に全宇宙船が墜落してしまったのだ。
幸い被害こそ軽微だったが、その惑星は彼らの常識の尽くを塗り替えた禁忌の星だった。
現生する動植物の全てが巨大だったのは宇宙時代において珍しくもないことだが、かつてこの星に知的生命体が存在した形跡がそこかしらにあるとなれば話は別。人類は未だ他の知的生命体に遭遇しておらず、これは世紀の発見と言ってよかった。
だが……全長二十メートルの巨大な人型の骨と、その居住施設とみられる遺跡はまだいい。問題だったのは……神としか言い様のない者達が残した様々な力を宿した器物に神器、その神が作り出した秘宝が眠るダンジョンと呼ばれる迷宮もまた、この星に残されていた。
それだけではない。覇者である巨人と支配者である神が消えようと、代わりの動物達が星を支配していたのだ。
三十メートルの巨大オーガ、二十メートルの巨大オーク、十メートルの巨大ゴブリン。その他様々な巨大生物に加え、ドラゴンとしか言いようがない存在まで。
そのため、入植船団の科学者ではなく作家が真実を導き出した。
ここは滅びた巨人達のファンタジー世界と言える星であり、我々は迷い込んだSF世界の小人だ、と。
そして惑星シラマースと名付けられたこのかつてのファンタジー世界に人類が漂着して数百年。彼らは惑星の隅々にまで入植し、平和な世を作り上げ……
られる筈がない。例え宇宙という領域に足を踏み入れた時代だろうと、人は愚かで間抜けで救いようがないのだから。
世はかつて存在した神々が残した強大な神器、ダンジョン、資源を巡って戦う血みどろの時代。その結果、巨人の神器をロボットに組み込む発想に至り、それを扱う強化人間達が生み出された。
結局人は……人は争うことを止められない。
これはそんな世界で、強化人間である女達に愛された男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 11:11:52
99638文字
会話率:42%
『残銀の魔女』(ぎんのこしのまじょ)
〝Silver Retention〟
冷たい雨が降る宵闇のボストンで、イタリアンマフィアの一人娘のラウラ・フィボナッチがロシアの銃で自殺した。ラウラは胸を撃ったが、そこにはあるべき心臓がなかった。十
三分署のナホミ・コウザイ警部補に呼び出された日系の私立探偵アッシュ・ガウロンがアリバイを聞かれるが、いっしょにいたナホミが証言を拒絶する。アッシュはイタリアンマフィアにつきだされる予定だったが、アッシュの昔の女でロシアンマフィアのソフィア・ヴァシーリエヴナが助け船をだして、アッシュがラウラの心臓を探すことになった。ソフィアの兄で実業家のヴァシーリにアタッシェケースを渡されるアッシュだが、その中身は知る必要がないらしい。理解できないまま現場に戻るが、ラウラが遺体安置所(モルグ)に運ばれた形跡がなかった。ナホミがアーシュラ・ワシントン検視官の所在を確かめたが連絡はつかず、サ=イズミ記念病院にあったのは、心臓のないアーシュラの遺体だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:39:07
61041文字
会話率:43%
木葉下■■さんの情報提供をお願いします
木葉下■■さんは11月14日(金)9時頃より行方が分からなくなっています。
自宅アパートに鍵はかかっておらず部屋も荒らされた形跡がないこと、盗難や窃盗が無いことから
埼玉県警に行方不明届が出され受理
されました。
この作品は http://scp-jp.wikidot.com/nishihama 様を参考に作成しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 21:18:07
3956文字
会話率:3%
学校の帰り道、僕は一人で家に帰ろうとしていた。
なんてことのない普段と変わらない日常、そして帰り道。そう、なんてことなかったんだ、あの小道に進むまでは。
「ん?こんなところに小道なんてあったっけ?」
僕はそう言うと、人の通った形跡のな
い獣道を眺めた。
「なんだろう、ちょっと気になる……」
少しだけ興味が湧いたので、その獣道を進んでみることにし、僕は歩き出した。
好奇心旺盛で我慢できない少年が不思議な事に巻き込まれていく(自分から突っ込んでいく)ストーリー
※タイトルは後で変更する可能性がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 13:10:32
14546文字
会話率:55%