大学受験が終わってすぐ、父が再婚したいと言い出した。相手の連れ子は小学生の女の子。新しくできた妹は、おとなしくて人見知り。まだ家族としてイマイチ打ち解けられないでいるのに、父に転勤の話が出てくる。新しい母はついていくつもりで自分も移動願いを
出し、まだ幼い妹を含めた三人で引っ越すつもりでいたが……
2年間限定で始まった、血の繋がらない妹との二人暮らし。気を使い過ぎて何でも我慢してしまう妹と、まだ十代なのに面倒見の良すぎる姉。一人っ子同士でぎこちないながらも、少しずつ縮まっていく姉妹の距離。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:30:00
53769文字
会話率:42%
伯爵令嬢アイリスにはお金が必要だった。父母を早くに亡くし、幼い妹とともに育ててくれた伯爵である祖父の治療費に、財産のほとんどを使い果たしてしまった。それでも大事な祖父と妹といられるのならそれで良かった。しかし、今度は妹が同じ病に侵されてしま
った。同じ治療を受ければほぼ助かるが、同じだけの治療費がかかる。そして、そのお金は伯爵家には残されていない。不運は重なるもので、頼りの祖父が馬車の事故であっさりこの世を去った。アイリスは一つの決心をした。『お金が必要だわ。私には地位と名誉がある。若さと美貌もあるけどそれは使わないわ。となれば契約結婚ね!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:30:23
3963文字
会話率:43%
来斗(らいと)の学校では、学校一人気といわれている美咲(みさき)に対して、数日に一度告白が行われていた。
すれ違えば誰もが振り返るかわいさに、男女問わず誰にでも優しくて明るい性格をしている美咲がモテるのは、必然のことだった。
しかし、肝心
の美咲は恋愛に興味がなく、誰とも付き合うつもりはない。
それなのに数日おきに告白をされているので、彼女は困っていた。
来斗はそのことをふびんに思うものの、嫌われ者の自分と人気者の美咲では住む世界が違う、と線引きをしていた。
そんな中、本来であれば深く関わることがなかったはずの二人に、転機が訪れる。
幼い妹のおねだりで祭りに連れていっていた来斗は、美咲がナンパされて困っている状況に出くわしてしまった。
厄介な男どもを追い払うため、美咲の彼氏のフリをして場を乗り切る来斗。
だが――その光景は学校の生徒たちにも目撃をされており、瞬く間に学校で噂が広まってしまう。
そして、幼い妹にも美咲が彼女だと思い込まれてしまい、美咲からも頼まれたことで、来斗は美咲の偽彼氏になるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:04:22
201121文字
会話率:36%
ルーンヴェル王国西方の名門・オルヴィス家に生まれた令嬢ヴィクトリアは、幼い頃に妹クレアディーテが産まれた。
忙しい両親に代わり、妹を深く愛しながら育ててきた。
だが、わずか八歳の時、両親を事故で亡くし、幼い妹と二人きりで生きていくこと
を固く誓う。
努力を重ね才色兼備の令嬢に成長したヴィクトリアと、優雅で可憐な令嬢へと育ったクレアディーテ。
姉妹は親友の令嬢メリアベルや、妹の許嫁である王子アルティスたちと共に穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、クレアディーテが突然、謎の病に倒れ意識不明となる。
呪いの魔法と判明したそれは、王国の医術や魔法では対処できず、唯一の希望は「聖霊の祝福を受けた聖女や聖者」の力──
それを有する、北方の神聖国ヴェルサスへと旅するしかなかった。
妹を救うため、仲間にすべてを託してヴィクトリアは一人、厳しい旅路へと旅立つ。
これは、ひとりの姉が、妹を救うため運命に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 20:01:29
7091文字
会話率:19%
ここはとある異世界。
豊かな恵みをもたらす「祝福の大地」に暮らす褐色肌の少女サーラは、ある日突然、愛する幼い妹を奪われた。
そして、その翌日に始まる世界大戦が少女の運命を大きく変える。
もう抑圧と隷属を強いられたあの日々には戻らない
。
憎き「支配者民族」を抹殺し、自分たちの「祖国」を手に入れるその日まで、少女は引き金を引く。
これは、現実世界で言えば1980年代レベルまで科学技術が発展した異世界の片隅で、強大な国力を有する先進国からの分離独立を目指して戦う被支配民族の苛烈極まる独立戦争を、一人の少女を中心として描いた物語である。
●ブックマークしてくださった方、ご評価していただいた方、そしてご感想をお寄せいただいた方、本作をお読みいただいた全ての皆様、誠にありがとうございます。
※仕事多忙につき更新は遅れ気味です。また、「…執筆中…」と称して途中投稿を繰り返していますことも深くお詫び申し上げます。
※底辺スレ(2019.3.25)や読み速の晒しで様々なご感想をお寄せくださった皆様には、心より感謝申し上げます。
※タイトル・あらすじ等は今後、良いアイデアが出次第、随時改訂予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:26:56
781624文字
会話率:21%
柊晃と柳葉燕は幼馴染である。
日々、幼い妹の世話に追われる騒がしいかしまし乙女こと燕と、そして何だかんだ言いながらもいつも付き合う晃。
互いに少々素直でないけれど、隣にいるのは当たり前。だって幼馴染だから。
これは、そんな彼らの何てこと
のない騒がしい日常のほんの一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 06:00:00
111769文字
会話率:53%
貧民街で妹を抱きしめながら目覚めた“炎”──それは〈春宮灯花〉が王立魔法学院への扉を開く第一歩だった。幼い妹・美羽の病を治し、貧しい故郷を守るため、灯花は〈魂の共鳴〉と呼ばれる結界術を極めようと死にものぐるいで学び続ける。しかし学院は生まれ
と血筋を重んじる世界。首席候補の親友・天音、名門出のライバル・霧島遼との順位争いは、いつしか「家族を救いたい」という祈りを「誰よりも称賛されたい」という渇望へとねじ曲げていく。
深夜の研究塔で彼女の前に現れた“影法師”──それは自分自身の欲望が形を取ったものだった。禁断の〈紅蓮の契約〉を結んだ灯花は驚異的な力を得るも、その代償として心の闇に飲み込まれてゆく。迷宮演習、評議会の凍結勧告、そして研究塔崩壊――称賛の光を浴びるほど、彼女の炎は周囲と自身を同時に焼き焦がしていった。
やがて訪れる終章。紅蓮の火とともに散った灯花の“遺言”は、仲間たちに〈真の魔法とは自分と向き合う勇気だ〉と刻み込む。残された天音と遼は、彼女の研究と夢――貧民街を包む恒久結界〈永遠の暖炉〉――を完成させるべく歩み出す。灯りは消えない。たとえ炎の少女がいなくなっても、その火は次の誰かの心へと受け継がれてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:21:16
137326文字
会話率:40%
魔法——それは魂を焦がす術。
魔物に蹂躙された世界。
今や人類の生存圏は一国を残すのみ。
人々は魔法を手に抗うも、その代償として、灰となる運命を受け入れていた。
そんな中、少年・クラヴィス=リガメントは幼い妹を守るために無自覚のまま
魔法を発動し、魂を焼き尽くしかける。
彼は両親の命を代償に、その魂を“繋ぎとめられた”存在だった。
魔法戦士団に所属しながら、ある任務で出会ったのは、旧世界の異物《継火の鍵》を守る謎の老人。
——それは、“代償なき力”に見える、“別の代償”を背負う者を選ぶ鍵だった。
魂を損なうことなく魔法を放つ唯一の魔法使いとなったクラヴィス。
だがその代わりに、彼の“姿”は人間の輪郭を離れ始める。
仲間が灰へと還る中、自分は人の形を失っていく。
それでも彼は進む。
歪んだ因果律を正し、灰の世界に光を取り戻すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 16:24:50
21949文字
会話率:23%
(特に書きたいことはないが……。)
雨と共に消える姫の決意 夜の雨に紛れ、自由を求めて
幼い頃に約束した
「いつか雨の日に外へ出よう」という願い。
今、それが叶う時——だが、それは自由への第一歩だったのか、それとも…。
傘もささ
ずに駆ける、その理由とは——
降りしきる雨の中、姫は幼い妹の手を強く握りしめ、城の門を飛び出した。
傘もささずに駆けるその理由は、誰にも知られてはならない。
追っ手の影が迫り、冷たい雨が行く手を阻む中、二人は「外の世界」で何を見つけるのか——。
逃げた先に待つものは自由か、それとも…。
二人は逃げた先で異世界に迷い込む。
そこにあったのは「紫苑楼」という名の遊郭。
姫は禿となりこの世界で生きながらえるすべを学ぶ。
これは、ある少女の運命を決める分かれ道の話――。
カクヨムに投降した短編の続きを書いています。
カクヨムの方を読んだ方は「雨縁ノ章・壱」(第一章)から読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 09:50:08
1491文字
会話率:30%
「たすけて」
幼い妹が私に手を伸ばし呟いた瞬間、私は全てを思い出した。
この世界は前に一度歩んだ世界であり、前の世界の私は王妃として生き……聖女と言われる女の策略にハマり殺されたことを。
そして目の前にいる妹は私が殺されるよりももっと前に希
代の悪女として切り殺されたことを。
前の私は妹の言葉を信じず、聖女の言葉のみを信じ妹を死へと追いやった。
だからこそ私は誓う。今度こそ妹を最優先に考え、何があっても2人で生き残ってやると。
そのためなら王家すら欺き、自分の体を暗殺者並みに鍛えることすら厭わない。
私がやるべきことは妹を悪役令嬢などにはせず、死なせることもなく幸せにすること。
そう思って行動していると…前の世で関わることのなかった王弟殿下が絡んできて?
ん?聖女を一緒に倒さないかと?
その言葉を信じていいのか疑いながらも、いつしか心は開いていき…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 21:33:12
34898文字
会話率:26%
生まれつき雷の能力を持つ孤児のレクサスは、盗みをして幼い妹と帝国の外れで暮らしていた。
いつものように町に盗みに出ると、黒い薔薇の紋章が描かれた馬車が停まっていた。帝国の黒薔薇と呼ばれるノアール第三皇女の馬車だ。
ノアールは雷の力を持
つ少年の噂を聞きつけて、捕獲するためにやってきたのだった。
「君は永遠にわたくしのモノですわ」
レクサスはノアールに捕らえられ、従属の首輪を付けられる。
三年の月日がたった頃、レクサスはノアールに呼び出された。
近く魔王討伐に向かう勇者を選抜する武闘大会が開催される。魔王討伐に成功すると、ノアールは勇者に降嫁する約束だ。帝国一の美姫として知られるノアールを手に入れるため、武闘大会は大変な盛り上がりを見せていた。
ノアールは勇者に同行して魔国の情報を探ってこいとレクサスに命じる。
帝国の守護神キュベレーは、ここ十年来、魔王討伐のため、勇者を魔国に送り込んでいる。帝国は魔国と隣り合わせているが、交流はなく、その目的が分からない。ノアールは真実を知りたがっていた。
レクサスは勇者となったガリオンに同行し、魔族の国に出発する。
※毎日更新予定。カクヨム様で先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 19:40:00
140492文字
会話率:41%
これは偽装婚約だったはずなのに、気づいたときには惹かれ合っていて――?
神さまからの祝福による能力で発展してきた国の公爵令嬢ラナベルは、家門に継承されてきた強力な治癒の能力を持っていたが、ある事件をきっかけに力を失った。
そのときに
幼い妹も失い、それが原因で母は心を病んでしまう。
社交界では神さまから見放された者として蔑まれ、家では母から罵倒される。
頼れる人もなく、どうにか家門の仕事をしながら無為に生きていたラナベルには、実は誰にも言えない新たな力が発現していた。
王宮でのパーティーに参加していたラナベルは、末の王子レイシアに能力を知られてしまう。
問い詰められることや処罰も想定していたラナベルだったが、レイシアは兄王子を殺した犯人捜しの協力を申し入れて来て……!?
偽装婚約から始まる、大事な人を失った二人がゆっくり惹かれ合って心が触れ合う姿をぜひお楽しみください!
*作中のラナベルの能力に関連して、自死をする場面がございますので閲覧の際はお気を付けください。
当作品は「ネオページ」にて先行連載中です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 10:05:08
162648文字
会話率:30%
《あらすじ》
中学生のケンの家では父が感染症禍と物価高の影響でリストラにあい再就職もままならなかった。
父のあまりの不甲斐なさに母は幼い妹を連れて家出をした。父に愛想尽きたケンも家を出る。
ケンは先に家を出た母から一万円と母の中学のと
きの生徒証と蛙のフィギュアを事前に受け取っていた。
歌舞伎町を歩いていたケンは、家出少女のナオミに声をかけられ、行動をともにする。
彼女は医者のパパの浮気が原因でママが自殺したことに嫌気がさし、家出していた。
ナオミのママはもともと歌舞伎町の夜の飲食店で働いていた。医学生だったパパは店でママに出会い、結婚したという。ケンたちは昔の住所を頼りにママの実家を探し見つけ、祖父母に会う。
ナオミの誕生日をネットカフェのなかで二人は祝い、家族について話し合う。朝が明けるとカフェに来た警察に二人は未成年者として保護される。二人はそこで引き裂かれる。
ケンの母は結婚に反対され、実家から勘当されていたためケンは祖父母に会ったことはなかった。
ケンの母の生徒証で警察は母の実家を探し当て、ケンの身元引受人として祖母がケンを引き取る。その後両親と再会したケンは、祖母の家に家族一緒に住むこととなる。
母がくれた蛙の中のメッセージのお陰でケンはナオミと歌舞伎町で数分間だけ再会するが、ナオミのパパが彼女を連れて行く。ケンはナオミともう会えない予感がする。
1
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 15:31:00
19953文字
会話率:35%
「メルシニカ。良く聞いて。半分だけ、均等にしましょう」
ラフティは幼い妹のメルシニカの為に愛を二分割して分け与えた。
しかし、年を経て突きつけられたのはラフティの付き合っている人とは、運命の人だったという男女の裏切り。
彼女は別に相手のこ
とをなんとも思っていなかったが、悪意しか感じ取れない行動に、強欲にこちらの愛すらも奪おうとする妹の感情が既に綺麗でまっすぐなものから外れてしまったと感じた姉は、妹に貸し与えていたものを返してもらうことにした。
個々で愛を見つけたのなら、もう私からの愛はいらないわよね?
姉は庭で男と茶を嗜む。
運とはなんなのかについて語らう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:00:00
6527文字
会話率:30%
4歳の頃に父親が亡くなり24年間、母子家庭で育ったヒロインは”父親”という存在に多大なる憧れを抱いていた。幼い妹の世話をしつつ、家事をこなし生活する姿に花の10代は光の速さで過ぎ、20代もそろそろか…という時に交通事故でこの世を去った。
次に目が覚めると──極道の家の赤ん坊に転生していた!
前世は人の為に生きた主人公は、今世では目一杯今までの分も含め自分の為に、自分がしたいことをして生きようと決意する。憧れの父親とご対面すると、そこにいたのは───何人も殺してきたような顔をした超絶怖い極道の若頭だった。周囲から畏怖されている父親だったが、主人公には関係なかった。幼女という免罪符もある主人公は、憧れの父親にガンガン甘えに甘えていく!!
主人公の可愛さに、周囲はメロメロになっていき──運命が知らず知らずのうちに変っていく。
そう、主人公は知らないが転生後の世界は”極道モノの乙女ゲーム”の世界だった。
主人公はヒロインサイドを貶める敵キャラだったのだが・・・果たして未来はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:00:00
1396文字
会話率:4%
義賊の一家に生まれた銀次はある日、謀反者の焼き討ちに遭いながらも命からがら逃げ出す。幼い妹を抱え、ようやく辿り着いたのは異様な世界。
そこに佇む薄汚れた小屋に転がり込んだ銀次は、不思議な『キッチン』なるものの仕組みに驚きながらも、訪れる様々
な客をもてなしていく。
妹を救うために勤めを果たしながら、銀次は多くの業と向き合っていく。
※更新は水曜日を予定しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 23:51:30
240639文字
会話率:28%
魔法駆動の機械巨人、ギガスが群雄割拠する乾いた大地オデッセア。
そこでは、わずかな水や食料を先祖代々ギガスを所有する貴族たちが独占。
ギガスによる圧倒的な武力で、小数の貴族が大多数の平民たちを抑圧する世界。
悪徳貴族の気まぐれで両
親を無残に殺され、幼い妹ナオミと共に奴隷商人に売られたトシ。
彼は両親の仇を討つため、別の奴隷商に売り払われしまった妹ともう一度出会うために地獄の戦場を生き延びた。
そしてトシは偶然と運命に導かれ、愛らしい美少女リリ、そして古代神の名を持つAAA級ギガス「ヴィローチャナ」と衝撃的な出会いをした。
ここから始まる冒険談。
トシはヴィローを駆り、立ちはだかる敵ギガスを屠る。
両親の敵討ち、妹の捜索、そしてリリを「約束の地」へと送り届けて世界を救う為に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:06:55
261197文字
会話率:38%
青く輝く海
その中に浮かぶ大きな大陸には、緑美しき大陸があった
この世界はアース・シーと呼ばれて、人間によって長く治められていた
そのアース・シーに今、異変が起きようとしていた
長らく姿を見せなかった、魔物が再び現れたのだ
アース・シーの
北西に位置する、クリサリス聖教王国
古より伝わる女神を主神とするこの王国は、長き戦いを終えて平和な時を迎えていた
国王は開拓団を送り、新たな町作りに着手していた
その開拓された集落の一つが、突如音信不通となっていた
しかしこれは、大きな異変のほんの些細な始まりでしかなかった
やがて異変は世界を覆い、大きな戦乱の時代を迎える
この物語は、クリサリスの若き少年の旅立ちから始まる
やがて彼は、自身の大いなる運命を知る事となる
クリサリス聖教王国
その辺境に位置するダーナ領に、その少年は住んでいた
領主アルベルトの嫡男として、彼はすくすくと育っていた
しかしダーナに魔物が迫り、やがて街は滅ぼされてしまう
彼は親友と幼い妹達を連れて、王都へと逃げ延びる事となる
そこでは彼に、過酷な運命が待ち受けていた
やがて少年は成長し、王国を率いて魔物と戦う
その中で彼は、魔物との戦いに疑問を感じ始める
魔物とは何か?
そしてこの世界を覆う、混乱の原因とは何なのか?
彼はそれを追い求めて、創世の女神との邂逅を果たす
女神は彼に、何を語るのか
そして彼女は、彼に何を託すのか
この世界は剣と魔法の世界
そして私達の世界に似た、もう一つの世界
その世界で起こる、一つの物語です
この物語は、その世界の成り立ちと一つの戦いを描いた物語です
他にもこの世界を舞台にした、物語を創作するつもりです
また、こちらは聖王伝の書き直しの為に書いています
本編は完結済みとして別にあります
書き直した上で、本編の修正をするつもりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 17:00:00
1590541文字
会話率:44%
ジルは劇場のヘアメイクとして仕事をしているが、父が借金を抱えて倒れてしまい、幼い妹や弟を食べさせるためにも新たな仕事の仕方を模索していた。そんな時、同僚に男爵を紹介されて話は思わぬほうへと向かう。何と、ジルが男装して恋人役を演じて仕返しする
ことに。
※最後は基本的にみんなハッピーになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 11:10:00
10311文字
会話率:62%
世界各地にダンジョンが出現したものの、日常に馴染みつつある世界。
現代ダンジョンにまつわる奇病にかかった幼い妹、綾芽を救うため、時堂千斗はダンジョンに入る。
しかし、彼には才能がない。
チュートリアルダンジョンで病院送りになるという前代未聞
の珍事をやらかしてしまうほどだ。
それでも諦めない彼に、ゲームのような謎の情報ウィンドウが出現し、不思議な女の声が語りかけてくる。
[チュートリアル終了おめでとうございます! 【オートバトルモード】が解放されました!]
自動的に戦闘を行ってくれるオートバトルモードのお陰で死の恐怖や戦闘のプレッシャーなどを感じず、俺だけは作業感覚で楽々とレベルアップができるようになった。
しかし、地球最速で最強に至る彼を世界は放っておいてくれない。現代ダンジョンに関わる各国の思惑や謎などに巻き込まれていってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 17:08:22
60396文字
会話率:27%