【プリンセス・ロザリアンロード】という乙女ゲームの世界に転生したロザリアンヌ。
攻略対象の男達もゲーム内での攻略対象者だったから多少は熱を上げる事もできた(容姿と声は好みだった)が、現実には血筋が良いだけの王子と結ばれて一生窮屈な王城暮らし
とか、正義感が強いだけの脳筋近衛騎士候補や参謀タイプの賢者候補に、間違いなく亭主関白気取りそうな俺様英雄候補などと結ばれるなどまっぴらごめんだ。
だいたいがどいつもこいつも既に婚約者がいるというのに、主人公に現を抜かすなどもうその時点で私的にはあり得ない。
現実問題そんな誠実さに欠けた男と結ばれたとして、本当に幸せになれるのかって話だよ。
例え誰とも結ばれないトゥルーエンディングだったとしても、聖女となって一生世界の安寧を祈りながら教会で暮らすなどもっと嫌!!
もっともバットエンディングで魔法学校を追い出されるという方法もあるが、それは自分の人生に傷がつく様で我慢できない。
と言うか、在学中ステータスも上げずにダラダラと過ごして何が面白い。
ただでさえ短い青春時代を男に振られるために無駄にするなど考えたくもない。
折角転生できたのだから誰かに選ばれ縛られる人生ではなく、自分の思った通りに自由で気ままな人生を自分の手でつかみ取りたいと息巻いたが、あいにくロザリアンヌは主人公では無かった。
しかし折角だからゲームの知識は活用させて貰う。
10歳になったばかりのロザリアンヌは今日も一人密かに張り切り、ダンジョンへと足を運ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 01:00:00
445385文字
会話率:33%
とある世界のとある惑星。精霊のいる世界の物語。
精霊が集まる大地には「星の聖地」、「花の聖地」、「闇の聖地」、そして不可視の「時の聖地」と呼ばれる土地があった。
花の聖地があるシュクシュケヴァット王国。スモールウッド学園を卒業したリフ
ァーナ・スティーリアは結婚式を明日に控えていた。幼い頃からの婚約者ラーシュ=オーラ・グラソンではなく、急遽決まった新婚約者の五つ年上の公爵令息と。
リファーナは結婚で幸せになれると思っていたが、再び婚約者に裏切られてしまう。「他に好きな人がいる」と。精霊相手に愚痴っていたら、冬の湖に突き落とされて……。
よろしくお願いします
不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 00:00:35
9609文字
会話率:47%
幸せとは何なのか?そう考えさせられる、ある少年少女の物語。
何にも興味を持たない、高校二年生の大崎楓雅(おおさきふうが)は
幼い頃に両親を亡くし、祖父に育てられたが、祖父も小学二年生の時に他界。
その時、楓雅は幼いながらも
「この世界は理
不尽で、幸せになんてなれない」そう思った。
時は経ち、高校二年生になった楓雅は、ある日同じクラスに転校生がやってくる。
その少女の名前は、如月奈希(きさらぎなき)
関わることはないだろうと思っていた楓雅だが、なぜか執拗に絡まれる。
そんな中突然、奈希が提案してきたのは、
「一緒に幸せを探しませんか?」
訳のわからない提案に戸惑いつつも楓雅はそれに付き合うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 23:20:20
100594文字
会話率:71%
世界観のイメージとしては、1900年代初期頃の欧州。車や銃が存在していて、魔法も存在している世界です。
――――――――――
輪廻の輪が壊れ、死者が死ぬことの出来なくなった狂った世界。
死者を死なせることができる特殊な力――奇跡を使う
ことができる聖者、聖女達がそんな狂った世界を支える中で、一人の聖女が奇跡の使い過ぎでその代償を払うこととなった。
廃人となった少女は父親の手によって生まれ変わり、全身を機構義肢技術によってつくられた『機構人形』となったのだった。
だが、肉体は普通の人間のように見えてもそこに本来の少女の意識はなく、命令を聞くだけの道具となり下がっていた。
どうにか娘の意識を取り戻し、娘を蘇らせようと父親は必死に研究を重ねていくが、その甲斐なく病床に付すこととなった。
だがその最期の瞬間、ないと思っていた娘の意思を感じられ、自身が勘違いしていたことに気が付いた父親は、「幸せになれ」と言い残すとそのまま息を引き取った。
父親に最後の〝命令〟を下された人形の少女は、その命令を果たすために街へと出ていき、一人の機構義肢職人と出会い、人間らしい生活や〝幸せ〟というものについて考えていくのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 20:54:48
85399文字
会話率:44%
*不定期更新*
突如として(総計十五回目)、魔王軍に捕らわれの身となった姫君。
どうやらしょうもない理由で姫様を捕まえたらしい魔王に事情を聞くと、その娘のために彼は色々と頑張っているようだった。
―――でも、この魔王、何とも頼りない。
こんな事じゃ、まーちゃんが幸せになれないわ!
そんなこんなで、じゃじゃ馬姫様は魔王城を駆け回る。
魔物を困らせ、困らせられ。
今日も彼女は、なんにも気にしにないで好き放題に暴れ回ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 18:00:00
32512文字
会話率:60%
別の時間、別の世界の物語。
二つの世界で入れ替わるように転移した二人の主人公。落ちこぼれ貴族の冒険者と超能力者の被検体。異世界では幸せになれるといいなあ。
毎日15時更新はこの作品も同じ予定です。
最終更新:2024-12-02 15:00:00
271784文字
会話率:58%
竜王妃に育てられた人間の女の子クローディアは冒険者に憧れている。家族みんなが冒険者として活躍しているので早く登録して自分も活躍したいと考えている。しかし冒険者になるのは16歳になってからだと決められて、それまでは兄と魔獣狩りや組手をして鍛
えることになった。
最強のドラゴンである竜王の加護と、自己回復や魔法使いとして最優秀のドラゴンである竜王妃の加護を与えられて、髪や目の色が変わってしまい普通の人間ではないと自覚している。
16歳になり冒険者になった日から真実が明らかになっていく。
それは1人の少女が背負うには余りにも冷たく重い…。
残酷な世界に抗い日常を楽しむために努力する少女の物語。
但し、誰もが幸せになれるわけではない。
それでも世界は全ての命を愛している。
死は物語の終わりではなく新たな物語の始まりだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 12:21:49
1299474文字
会話率:41%
孤児院で暮らしていたクリステルは10歳になった時に右手の甲に聖印と呼ばれる聖女の証が現れた。
それ以降クリステルは聖女として努力した。
聖女になってしまったクリステルは幸せになれるのか?
最終更新:2022-10-21 08:05:27
3536文字
会話率:32%
3歳の頃に政略結婚として婚約させられてしまった公爵令嬢のエリザベート。
婚約者である王子はとても変わったお方でした。
私は幸せになれるのかしら?
最終更新:2021-10-04 22:00:00
19843文字
会話率:30%
水野俊と滝谷桃は社内恋愛で結婚。順風満帆なふたりの結婚生活が
桃の学生時代の友人、淡井恵子の出現で脅かされることになる。
学生時代に恋人に手酷く振られるという経験をした恵子は、友だちの
幸せが妬ましく許せないのだった。恵子は分かっていなかっ
た。
お天道様はちゃんと見てらっしゃる、ということを。人を不幸にして
自分だけが幸せになれるとでも? そう、そのような痛いことを
仕出かしていても、恵子は幸せになれると思っていたのだった。
異動でやってきた新井賢一に好意を持つ恵子……の気持ちは
はたして―――彼に届くのだろうか?
そしてそんな恵子の様子を密かに、見ている2つの目があった。
夫の俊の裏切りで激しく心を傷付けられた妻の桃が、
夫を許せる日は来るのだろうか?
――――――――――――――――――――――
2024.6.1~2024.6.5
ぽわんとどんなstoryにしようか、イメージ(30000字くらい)。
執筆開始
2024.6.7~2024.10.5 78400字 番外編2つ
❦イラストは、AI生成画像自作
連載期間
2024.10.13 ~ 2025.1.27 完結予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 09:00:00
38256文字
会話率:18%
真面目で誠実な孤児のリーナは後宮に就職した。
リーナの優しさや努力する姿勢は出会った人々に様々な影響を与えていく。
現実は厳しい。辛いことが沢山ある。平凡で特別な能力もない。でも、努力すればいつかきっと幸せになれる。そう信じて頑張り続
けるリーナのお話。
*恋愛も物語の進行もかなりゆっくりです。
*リーナ以外の登場人物達の話も途中に沢山あります。
*別枠番外編→「暴君と呼ばれる第四王子の聖夜」(短編)
*別枠番外編→「秋に芽が出て育つ恋」(2019.5.22 完結)
*小話→「近衛騎士ユーウェイン」(短編)
*小話→「アリシアの差し入れ報告」(2020.10.3 短編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 00:00:00
4541071文字
会話率:46%
――それは、一人の元娼婦が抱いた、譲らぬ想いの物語。
帝国の端に位置する辺境の街グロウ・ゴラッド。壁の外の「捨てられた街」で娼婦として生きてきたミラナは、ある日、帝都から来た帝国軍官僚エフィムを客とする。
その日から、ミラナの人生は
一変する。
身請けされ、エフィムの夫人となったミラナは、グロウ・ゴラッドに建てた彼の別邸に居をうつす。だが、ミラナもエフィムも、互いにどう接すればいいかわからないまま時が過ぎる。
そんな二人にも、やがて転機が訪れる。それは、本来なら混じりあうことのない帝国民と辺境民とを招いての舞踏会という場面。そのクライマックス、招待客たちの視線を集めながら二人が踊ろうとしたその時に……
※ とりあえず、プロローグ(というかクライマックス)の先行公開です。
※ 物語の本編(第二話以降)は2021年9月3日(金)18:00から投稿を開始します。週一話ペースで半年弱、十万字程度の作品となる予定です。例外的に、第一話だけ既に公開しています。先の展開が気になる方はブックマークをして更新通知にチェックを入れていだだけると、そのブックマーク数を気にしている作者の私はとても幸せになれます、はい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 18:00:00
341899文字
会話率:38%
――それは、一人の元娼婦が抱いた、譲らぬ想いの物語。
帝国の端に位置する辺境の街グロウ・ゴラッド。壁の外の「捨てられた街」で娼婦として生きてきたミラナは、ある日、帝都から来た帝国軍官僚エフィムを客とする。
その日から、ミラナの人生は
一変する。
身請けされ、エフィムの夫人となったミラナは、グロウ・ゴラッドに建てた彼の別邸に居をうつす。だが、ミラナもエフィムも、互いにどう接すればいいかわからないまま時が過ぎる。
そんな二人にも、やがて転機が訪れる。それは、本来なら混じりあうことのない帝国民と辺境民とを招いての舞踏会という場面。そのクライマックス、招待客たちの視線を集めながら二人が踊ろうとしたその時に……
※短編小説で宣伝用予告編を投稿するという行為をしたくなって書いた作品です。世にいう「短編詐欺」とは少し違いますが、そこは笑っていただけたらと。
※本編のタイトルは「飛び領地邸の仮面夫婦」です。ファスト小説風短編詐欺版では長編タイトルになっているのも、できれば笑っていただけたらと。
※本編は2021年9月3日(金)18:00から投稿を開始する予定です。週一話ペースで半年弱、十万字程度の作品となる予定です。例外的に、第一話だけ既に公開しています。この「ファスト小説」を見て興味を覚えた方は、おおらかに笑って本編のブックマークと更新通知をしておくと幸せになれるかもです、はい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 18:00:00
2082文字
会話率:6%
前世の記憶が多少ある孤児が回り回って公爵令嬢の身代わりに⁈命の危険を伴って放り込まれたのは、癖の強すぎる生徒や教師に囲まれて送るはドタバタ学園生活!問題だらけの学園生活、少年少女は幸せになれるのか。
これは、たった一人の少女のための物語
。星になった君と手を繋ぐための物語。
初めまして、もしくはお久しぶりです。今回は前回の全然終わらなそうな物語を反省してある程度書いてからの投稿になります。三日に一回のペースを目指しています。それだと大体三、四ヶ月分はストックがあるのでストックが無くなるまで死ぬ気で頑張ります。
さて、今回はとある賞(これ名前出していいのかな?分からないな……)に応募し、ここがダメあれがダメとボロボロ言われた作品を、「続きが読みたい」といういくつかの声を励みにリメイクしての投稿です。題名は変えていないので、もしもその「続きが読みたい」とおっしゃった方のところにこの作品が届けばと言う気持ちで送ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:34:59
354741文字
会話率:45%
精霊や獣人など様々な種族が存在する魔法の世界
そんな世界で生きる平凡な少年プラエ・フェクトゥス
そんな彼の幼馴染みが国家に反旗を翻した
反旗を翻した幼馴染みはその後、国に処刑された
彼はたった一度しか使えない異能【時戻り】を使って過去へと戻
った
過去に戻ってやること、それはただ1つ
幼馴染みの闇落ちを防ぐこと、もう繰り返させぬように
彼は知らない、それが自身の師によってすり替えられたーーーーーである事を
時戻りと共に観測された彼は深淵の姫に
幾つもの思惑が交差する
少年プラエは幼馴染み達が幸せになれるように、そんな世界で奮闘する
その先に何が待ち受けていたとしても折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:21:49
191207文字
会話率:51%
三通の手紙。
どれも私には身分ちがいなものばかり。
この眼を使って、私が望む幸せを得られるように。
それが私に出来る恩返し。
思い立った設定。
貴族の令嬢が身分違いの恋に出会うのか。
最終更新:2024-11-30 22:47:22
307文字
会話率:29%
誰もが幸せになれるような物語です。
最終更新:2024-11-30 20:47:37
692726文字
会話率:52%
『魔術』という技術が世界に登場してから二世紀。
極東の島国、日本帝国に存在する魔術の名家に、一人の男児が生まれる。
彼には、魔術の才能がなかった。欠片も無かった。魔術師の家系ですらない一般人でも、僅かなりとも持っているという魔力を一切保
持していなかったのだ。
優秀な魔術師を輩出する事で家格を上げている名家にとって、魔術の才能を持たない事は許し難い罪でしかない。
父は失望し、母は恥と言った。姉は軽蔑し、妹は侮蔑した。
やがて、彼は抹消される。戸籍を消し去り、生まれてきた事実を消し去り、そして彼自身は未開の原始の森へと捨てられた。
幼い子供であった彼に、そんな場所で生きていく能力はなく、時を置かずして死ぬと誰もが思っていたし、彼本人ですら遠くない死の気配を感じていた。
だが、彼は生き残った。
力を付けて、知恵を磨いて生き残った。
全ては復讐の為。
自分を無き者とした実家への、その価値観を培った世界への復讐の為に。
物語は、彼――刹那が世界の表舞台に上る所から始まる。
【令和2年4月2日、書籍化します!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:25:04
1716156文字
会話率:24%
ヴァンパイアとvamp
歴史と人に翻弄されるヒロインは果たして幸せになれるのか?
最終更新:2024-11-27 12:05:01
18889文字
会話率:18%
「僕には両親がいません」
一体の人形を持ち街を放浪する幼い男の子 雨月 空(あまつき くう)。
親の顔は知らず産まれてからずっと独り。
何時もの話し相手は不気味な黒い仮面を被る人形。
「さようなら。来世は幸せになれますように」
人生を諦め
ていた。
未練も無ければ苦痛だけのこの人生に呆れを感じていた。
いっそ死んだ方がマシかもしれない。
そんな時だった。
「迎えだ」
突如として少年の前に現れた降臨者。
その者は輪廻の輪の対象として選ばれた彼…雨月 空の魂を回収しに来た死神だった。
輪廻の輪_それは生きる価値が無いと見なされた魂や意識を神々が新しい命を作る為に既存の魂を切り取る儀式の内の一つ。
「あぁこれで終わる」輪廻の輪を知らない彼も直感で死が迎えに来た事を悟った。
「おやすみ世界」
眠りにつく様に目を閉じて彼はこの世界との別れの準備を始める。
もういいんだ、我慢しなくて。
その瞬間だった。
ガン!
脳を劈く様な鉄の悲鳴が耳を刺し、凍りそうな風彼が髪を弄ぶ。
「…何?」
思わず少年は目を開いた。
「…そいつは輪廻の対象だ」
「…」
「誰かが…僕を護ってる…?どうして?」
死を目前とした彼を1人の黒髪の女人が救った。
生きる価値も無い…そう呟いていた彼を。
「あの日黒い髪を靡かせ、僕を助ける為に現れた彼女はまるで…僕の神様の様だった」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 20:00:00
40984文字
会話率:33%
「ごめんなさい、ビードン子爵令嬢。でも、仕方がありませんよね?」淡く桃色がかった銀髪に赤い目をした可愛らしい令嬢が、婚約者に抱き着く。令嬢を抱き締めながら、わたしの婚約者がこちらを見た。「ルイザ、僕は君との婚約を破棄し、ここにいるレイラ・ベ
インズ子爵令嬢と婚約する」目の前の婚約者は言葉を続けた。「君のスキルは使えない。結婚しても我が家の役に立たない」そして、衝撃と共にわたしは前世の記憶を思い出した。「どうかお二人とも、お幸せに」……幸せになれるものならね。「お父様、わたしの結婚相手を探してくださいませ! 結婚相手の条件は『将来有望な商人』ですわ!」『役立たず』と言われたスキルを持つ子爵令嬢、ルイザ・ビードンの物語。(全28話で毎日更新します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:03:16
149338文字
会話率:34%
「治癒の女神」や「聖女」ってあだ名、私は大嫌いなんだ
最終更新:2024-11-22 16:23:20
22837文字
会話率:59%
貴族令嬢のフィリアには婚約者がいる。
フィリアが望んで結ばれた婚約、その相手であるキリアンはいつだって冷静だ。
婚約者としての義務は果たしてくれるし常に彼女を尊重してくれる。
しかし、フィリアが望まなければキリアンは動かない。
婚約したのだ
からいつかは心を開いてくれて、距離も縮まる――そう信じていたフィリアの心は、とある夜会での事件でぽっきり折れてしまった。
婚約を解消することは難しいが、少なくともこれ以上迷惑をかけずに夫婦としてどうあるべきか……フィリアは悩みながらも、キリアンが一番幸せになれる方法を探すために行動を起こすのだった。
※カクヨム・アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:00:00
77948文字
会話率:22%