令和最大のクソゲー。
そう呼ばれた、『わくわく! 恋の学園大戦争!』、通称『わく学』。
平成最後、令和最初のGWに発売された乙女ゲームであり……そして、『伝説のクソゲー』としてその名を馳せた乙女ゲームである、その特級呪物を産み出
したコウエンジシステムズの新作ゲームとして――起死回生の一発として発売され、そのまま葬送歌となってしまった――乙女ゲーム、『わくわく! 恋の王宮大闘争!』、通称『わく王』。
なんとなく、ぬぼーっとしたキャラ絵(お金が無くて絵心のあるスタッフ作)
一枚絵が延々とスライドショーの様に流れるOPアニメ(行間を読む必要がある)
全く深堀しないキャラ造形(乙女ゲーキャラとしての魅力をお腹の中に置いてきた)
山も、谷も、落ちもないストーリー(制作会社の伝統芸とか十八番と呼ばれる)
クソゲーのチャンピオン大会に出場するために作られた様な、まるで蟲毒の様なクソゲーの世界に突如転生した高校生、『成宮和也』は今日も思う。
――なんか思ってたんと違う!! と。
このお話は『平凡王子』と呼ばれたルドルフ・ラージナル王子と、『完璧王子』と呼ばれたアドルフ・ラージナル王子、そして『悪役令嬢』クラウディア・メルウェーズと男爵令嬢クレア・レークスの、愛憎――愛憎? 交わるお話である。
……たぶん。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:21:45
42534文字
会話率:68%
魔王を倒した伝説の勇者である『アンジェリーナ』
彼女の活躍により、世界は平和になった。畑に、海に、空に、そして――街に、人々の顔に笑顔が戻った。誰もが勇者アンジェリーナに感謝し、そしてアンジェリーナに寄ってもたらされた平和と平穏を享受
していた。誰もが笑顔で、誰もが楽しそうで、誰もが嬉しそうで、そして、誰もが幸せだった。
「――何故だっ!! 何故……何故私は『結婚』出来ないんだっ!!」
――そう、当のアンジェリーナ、彼女以外は。
魔王を倒した勇者、世界の英雄、そして、今でも世界を守る為に設立された『勇者庁』の初代長官で美貌、名声、地位、財産……そればかりか、『物理的にも強い』という超バリキャリウーマンの彼女に男たちは尻込みし、誰も彼女に愛を囁く男は居なかったのだ!
「金も地位も名誉もあるぞ!! 何が不満なんだ、世の男どもはっ!!」
「はいはい。世の男の見る目がないんだな」
「……せめて、お見合いでも出来れば……自信はあるのだが……」
「あんの?」
「馬鹿にするな!!」
「……んじゃ、お見合いのシミュレーションでもしておくか? 特技は?」
「ドラゴンを一刀両断だ!! これでも『ドラゴンスレイヤー』の称号を持っている!」
「…………得意料理は?」
「オークの丸焼き、マンドラゴラソースを添えてだ! 美味いぞ!」
「………………趣味は?」
「迷宮探索とアンデッド狩りだ! 流石の私と言えども、生きている魔物を狩るのは良心の呵責があるが……アンデッドなら死んでるから問題ないしな!」
「…………」
「どうだ! 完璧だろうっ!」
「あー……うん、アンジェがそれでいいなら良いよ」
「そうだろう、そうだろう!!」
「……育て方、間違えたかな~……」
そんなアンジェリーナに寄り添うのは『授ける神』として、彼女を十歳の時に『勇者』にスカウトした神様の一柱、オラトリオ。
「はっははは! これで完璧だな!! あー……早く来ないかな、お見合い!!」
「……ま、頑張ってくれ」
――この物語は、『婚活の勇者アンジェリーナ』と後に神話になることになる勇者アンジェリーナと、その側に共にあった『苦労人の神様オラトリオ』の二人による、汗と涙の婚活ストーリーである。
※画面は開発中のものです。実際の文章と差異がある可能性もありますので、悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 15:24:38
30925文字
会話率:77%
――世は正に大冒険者時代。
世界各国に現れた『魔宮』と呼ばれるダンジョンを攻略するべく――そして、そこにある富、誰も発掘していない魔宮を制覇した栄誉を手に入れる為に数多くの男女がその栄光を求めて『冒険者』となった。
勿論、人
に寄って適性はある。力の強いもの、魔法の強いもの、剣さばきの上手いもの――そして、その全てに恵まれないもの。
『冒険者』の世界は寛容だ。『パーティー』と呼ばれるメンバーにそれぞれの役割を与える。敵を攻撃する『アタッカー』、敵からの攻撃を引き受ける『タンク』、魔法を使って支援をする『マジシャン』。
――そして、そんな彼らをサポートする支援職、『バックアップ』、或いは『バッカー』
この物語はそんな一人のバックアップの少年が、その支援職の強みを最大限に活かして幾つものパーティーを支援し、やがては世界最大の『クラン』を作り上げる物語である。
……きっと、たぶん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 04:33:22
9108文字
会話率:74%
「ミオ・フィオーレ! お前との婚約を破棄する!!!」
「そう……ですか。では遠慮なく」
「えっ」
社交界の華やかな夜会の最中、あっさり了承された王太子エドワードは大きく動揺。
本来なら“悪役令嬢”のはずのミオが、誰よりも冷静に
婚約破棄を受け入れてしまったのだ。
――実はミオは“前世の記憶”を持ち、悪役ルートを回避するために自ら婚約破棄を仕掛けた公爵令嬢。
けれどその真の狙いは、「誰にも縛られずに自由気ままに魔術を極めたい!」という知的好奇心。
生来の論理的思考力を武器に、王宮魔術師ゼオンのもとで研究にのめり込み始める。
ところが、自由を満喫するはずの新しい人生は意外と気苦労が絶えない。
皇帝直下の“試金石”として暗躍する美貌の青年エラン・アルフィーノが、なぜかミオの行動を逐一チェックしてくるのだ。
性別を問わず惹きつけるエランの魅力に、世間は「宦官のような存在」とうわさしているが、どうやら彼には皇帝との重大な契約があるらしい。
しかもエランは、ミオが自分以外の助けを得ようとするだけで拗ねるという意外な“子どもっぽさ”を発揮してきて……?
そんな中、王家を巻き込む陰謀や古代魔術の手がかりが次々と浮上。
エドワード王太子や異母妹フィリス、そして厳格な騎士団長グレゴリーらが入り乱れる中、不可解な暗殺未遂や誘拐事件が頻発する。
どうやら王位継承争いだけでなく、封印された魔術の存在が大きく関わっているようで……。
「せっかく自由になったんだから、好きな研究を存分に楽しみたいのに!」
ミオは前世の知識や論理的な思考力を総動員しながら、事件の謎を解き明かしていく。
その一方で、“試金石”としてのエランの真意や、皇帝が隠し持つ秘密にも否応なく巻き込まれていき……。
果たして王宮をうごめく巨大な陰謀を暴き、悪役令嬢ルートを回避しつつ、ミオは自由な魔術師として生き抜くことができるのか?
クールな論理派令嬢と絶世の美青年の凸凹コンビが、波乱だらけの宮廷劇に挑む! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:20:00
102824文字
会話率:43%
現代の薬剤師として生きてきたセシリアは、突然異世界の王宮薬師に転生する。
平穏を望む彼女だが、幼い王太子の病や、王の側妃イザベルの暗躍、そして冷徹な宰相アレクシスの影に巻き込まれ、否応なく権力闘争の渦中へ。
宮廷には先代医師の不可解な死や秘
密裏に取引される猛毒の噂が漂い、セシリアは医学と心理戦の知識を駆使して真実を追う。
調合室で解き明かされる禁断の毒の正体、狙われる彼女の命の行方は?
転生した薬師の奮闘は、王宮の陰謀に光を当てることができるのか。
情報操作を担う侍女マリアンヌや、密書を知る文書管理官ヴィクトールらもまた、何を隠しているのか。
読めば読むほど深まる謎と毒が、あなたを危険な駆け引きへ誘う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:20:00
71880文字
会話率:37%
乙女ゲーム『恋する五秒前』の本来のヒロイン、セレナ・ブルーウッドは、ある事情で時間遡行し、入学式当日に戻ってきた。
前世では“悪役令嬢”レナエル・エルンストによって、恋愛イベントをことごとく潰され、何の成果もないまま卒業。そして、その
直後に命を落とす――
だが今度は違う。最強の武器"攻略本"を手にし、学園生活をやり直すチャンスを得たのだ。今度こそ、攻略対象を落とし、理想の恋を掴んでみせる!
……そう意気込んだのも束の間、またしてもレナエルが立ちはだかる。
それもそのはず。彼女もまた転生者だったのだ。前世でこのゲームをプレイしていたレナエルは、未来を知ることでセレナのフラグを徹底的に破壊し続けていた。
ならば、今回は負けない。
ヒロインとして、転生者として、今度こそこの戦いに勝つ――!
セレナ・ブルーウッドは、華やかな学園で恋と幸せを掴むため、新たな運命に挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:18:07
13964文字
会話率:44%
十五歳のシオン・マグノリアは、魔法と召喚術において類まれな才能を持つ、ミスティア学園の天才召喚術師だ。卒業式の日、彼女が行う召喚の儀式は学園内でも注目のイベントとなっていた。しかし、その儀式の最中、予期せぬ出来事が起こる。召喚されたのは、
黒髪の少年・神崎仁。彼は女神から魔王討伐の使命を受けて転生した異世界の人間だった。
だが、この世界ではすでに魔王は討伐されており、神崎仁はその使命を持つ意味を失う。さらに、彼が持つ魔力はなぜかこの世界では発動せず、その理由は謎に包まれていた。戸惑うシオンと神崎仁は共に学園生活を送ることになり、彼は「召喚獣」として学園に通うこととなる。その異例の存在はすぐに学園内で話題となった。
入学初日、神崎仁はエリスというクラスメートと戦うことになり、シオンの援護と彼の剣術によって難なく勝利を収める。神崎仁の剣術の実力と、シオンの魔法の力が見事に融合し、その強さが学園内でさらに注目を集めることとなった。
天才召喚術師が引き起こした召喚事故、そしてそれに続く新たな展開が、学園内で大きな波紋を広げていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 16:21:23
1972文字
会話率:40%
乙女ゲーム『恋する五秒前』の本来のヒロイン、セレナ・ブルーウッドは、ある事情で時間遡行し、入学式当日に戻ってきた。
前世では“悪役令嬢”レナエル・エルンストによって、恋愛イベントをことごとく潰され、何の成果もないまま卒業。そして、その
直後に命を落とす――
だが今度は違う。最強の武器"攻略本"を手にし、学園生活をやり直すチャンスを得たのだ。今度こそ、攻略対象を落とし、理想の恋を掴んでみせる!
……そう意気込んだのも束の間、またしてもレナエルが立ちはだかる。
それもそのはず。彼女もまた転生者だったのだ。前世でこのゲームをプレイしていたレナエルは、未来を知ることでセレナのフラグを徹底的に破壊し続けていた。
ならば、今回は負けない。
ヒロインとして、転生者として、今度こそこの戦いに勝つ――!
セレナ・ブルーウッドは、華やかな学園で恋と幸せを掴むため、新たな運命に挑む!
短編で書いていた作品なのですが、とても長くなってしまったため連続投稿にて掲載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 16:10:38
25052文字
会話率:46%
現実世界でオタ活していた主人公は、ある日突然【覇葉国(はようこく)】の後宮へ転生した。
後宮を導く聖人として召喚されたはずだが、持っているスキルは初期設定の「言語能力」のみ。
あらゆる言語が「なぜだか読めるし、書ける。話も通じる」ってやつだ
。
後宮に住まうのはマイペースな異国の妃たちとコミュ障な若き国王。そして体に"ある秘密"を抱えた美しい宦官たち。
主人公は果たして「言葉」の力のみで、彼らの心を結ぶことができるのか?
これは喪女で腐女子な主人公が「言葉」の交流を通じ、本当の"愛"と"推し"を知る物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:04:28
318522文字
会話率:35%
前世、ホス狂いで愛に飢え、推しのホストをNo1にしようとして死んだ寧々は、病弱ながら幾度も20歳を迎える前に死を迎え、そのたびに結婚式の直前へとループする侯爵令嬢モニカに転生する。婚約者は推しと瓜二つの第四王子レイン。前世と今世の記憶を融合
させ、金と薬に依存しながら王位=No1へと押し上げようとするが、その献身は狂気をはらみ始め……。しかし、愛を知らないレインは冷酷に彼女をあしらい、他の王子たちや後宮の暗躍も立ちはだかる。死と隣り合わせの病弱なモニカは、幾度の死を覚悟しながら狂気的な献身を続け、前世の“ホス狂い”仕込みの手段で王宮を翻弄していく。果たして、彼女の歪んだ執着は“推し”を王へ押し上げるのか、それとも悲劇を繰り返すだけなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:00:00
5792文字
会話率:26%
余命半年と宣告されたアメリアは、王太子妃として理想の后を演じる生活に別れを告げる。幼い頃から王太子セオドアに合わせるよう強制され、自分を押し殺してきた彼女だが、限られた命の中で「自分の人生を生きる」ことを決意。婚約破棄を求められると即座に受
け入れ、王宮を後にする。自由を手にした彼女は、好きなことを楽しみながら生きる道を選ぶが、その奔放さが周囲に予想外の影響を与え、いつしか「カリスマ令嬢」と呼ばれる存在に――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:00:00
40570文字
会話率:36%
一週間ほど前に行方不明になった大学の友人、守世樹を捜す俺、明保野恭也と黄葉玲士。もう一人の友人である影宮奏の無関心さに八つ当たりしたい気分だったが、ふと目に入った投稿にとある疑問が芽生えて……?
キーワード:
最終更新:2025-02-01 14:47:22
576559文字
会話率:69%
魔族は長きに渡り、人族との戦争を続けていた。400年前に締結された停戦協定により、領地を分ける壁が建設され、現在では冷戦状態が続いている。
幼い頃、壁に空いた穴から人族の領地へと足を踏み入れた魔族の王子、シラーフェは、美しい花畑に立つ少女
と出会う。
魔族と人族が分かり合える世界を夢見る少女に、シラーフェを恋をした
しかし、二人は決して結ばれない……
数年後、聖女となった彼女の隣にいたのは異世界から召喚された勇者であった
己の立場を理解したシラーフェは、魔王として二人に立ちはだかると決める
すべては彼女が夢見、自分が共に願った世界を実現させるため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:38:01
280688文字
会話率:34%
そこは純白の空間だった。
永遠に続く純白の中を一人佇む少女がいる。
処女雪のごとく白い肌。透けるような白い髪。虚空を見つめる瞳も白で、纏うセーラー服も白一色だ。
靴下も、ローファーも、兎耳のリュックも、全てがそれ以外の色を失ったかのように真
っ白だった。
「セカイは綾木世界、観測者なんです」
「この世の全てを観測し続ける。セカイは与えられた役目に誇りを持ってるんです」
「観測者と名乗りながらこの世に干渉してる輩とは違うってんです。セカイはあいつを観測者として認めるきはねぇんですよ」
「それだけ覚えてくれたら特別に、セカイが観測してきた世界の話をしてやってもいいです。耳かっぽじって聞きやがれ、です」
これは一人の観測者が見てきた世界のお話。
本編で語られることのなかった幕間――間奏曲。
※短編集になります。本編をもっと楽しむための、ちょっとしたスパイスです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 08:08:22
274625文字
会話率:35%
「これから語られるのは、あるゲームに関わった者達の悲しくも愉快な、醜くも美しい物語」
銀の瞳を持つ存在は語る。
――――神生ゲーム。
人も、妖も、神も、そして天をも巻き込み惑わすゲーム――――
時は流れ、終わりは近付く
世界に歪みを齎
す異端者を排除するため、白き存在がついに動き出す
行方を晦ました当代一の妖退治屋
攫われた想い人を救うため、海里は最強の一角と対峙する
・神生ゲームの第3節になります
第1節、第2節を読了の上、お読みください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 16:58:20
158631文字
会話率:34%
魔族と人族が戦い争う世界。
長い戦いの末に人族の勇者たちは魔王との決戦に挑む。
そこに魔王軍四天王の1人にして裏切りの魔族、奇策のアンリエッタが現れ、魔王は倒れたのだった。
アンリエッタは元地球世界の日本人であり、魔王から奪い取った魔力を使
って異界転移を行い、地球世界へ渡る。
だが、アンリエッタの転移した地球世界にはダンジョンがあり、自らの知る地球世界とは違う並行世界に渡ってしまったことが判明する。
仕方がなく自らの知る世界とは似て非なる世界でアンリエッタは生き抜く覚悟を決める。
そうしてダンジョンを探索する者たちを救う、迷宮救命士を目指すことになるのだった。
『お前ら本当に無茶ばかりしやがって……』
「あ、アンリさん、まじ天使」
「天使じゃねえし」
魔族だけどな……。
アンリエッタの向かう先には何があるのだろうか。
まだその答えは誰も知らない。
残念ながら作者も知りません……。
いわゆる現代ダンジョン物ですが主人公は配信をしません。
ですが探索者は配信をしている世界観になります。
宜しければお暇な時にでもご覧ください。
また誤字脱字の修正は大歓迎です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:31:35
50503文字
会話率:24%
西蘭国の中書省司書房の舎人として、男装で出仕している主人公の月涼。
本来の身分を隠しながら中人(異性として仕事をこなす)として育ちます。
厄介ごとを持ち込む周りから『面倒なことに巻き込まれませんように!』と思いながらも幼馴染の東宮や皇室のた
めに奮闘します。
以前からの知己で、天真爛漫な藍と共に今回は、他国のお家騒動に首を突っ込み解決にむけて、動くしかないことに。北光国末皇子、重慶の為に、仲達・仁軌・皇太子の奏まで巻き込んで2国間を行ったり来たり…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:29:11
9937文字
会話率:70%
一宮高校の放送・新聞部に所属する佐々木望海(ささきのぞみ)は、生徒会選挙が始まる直前、仲の良い女子クラス委員の光石琴(みついしこと)から、「私が生徒会長になったら、お付き合いしてほしい」と申し込まれた。
内心で浮かれつつも、生徒会選挙を精力
的に取材しようとした望海と放送・新聞部のメンバーだったが、そこにバスケットボール部の部長・石塚雲照(いしづかうんしょう)のシゴキ・パワハラを告発する文書が飛び込んできた。新聞部の報道を受け、クラブ連合会の代表者で組織される十条委員会が開催されることになるが、被害とバスケ部の現状を訴えた生徒は委員会の開会前に学校を自主退学してしまう。
開催された十条委員会で、石塚はのらりくらりと答弁を続けたのち、生徒の間での評判が地に落ちる中、なんと、生徒会選挙への立候補を表明する。
さらに、他の生徒との理由に、何度も停学処分を受けている不良生徒・古屋通(ふるやとおり)まで、生徒会長選挙への出馬の意向を明らかにした。
こうして、SNSや動画投稿サイトを駆使した過激な情報戦が繰り広げられる生徒会選挙が幕を開ける――――――。
※この物語はフィクションであり、どこかの首長選挙に関わった人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:26:06
78336文字
会話率:35%
大陸の西の果てにあるスフィア王国。
その国の公爵家令嬢エリスは、王太子の婚約者だった。
だがある日、エリスは姦通の罪を着せられ婚約破棄されてしまう。
そんなエリスに追い打ちをかけるように、王宮からとある命が下る。
それはなんと、ヴィスタ
リア帝国の悪名高き第三皇子アレクシスの元に嫁げという内容だった。
結婚式も終わり、その日の初夜、エリスはアレクシスから告げられる。
「お前を抱くのはそれが果たすべき義務だからだ。俺はこの先もずっと、お前を愛するつもりはない」と。
だがその宣言とは違い、アレクシスの様子は何だか優しくて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:21:13
224267文字
会話率:25%
幼き頃に国を滅ぼされ、敵国で将軍の娘として生きることを強いられた元王女、凛音。
彼女は密かに復讐者としてその刃を研ぎ、忍び寄る陰謀に立ち向かう覚悟を決めている。頼るのは、己の手に秘めた暗器のみ。
その華やかな宮廷で彼女を見守るのは、幼き頃
から彼女の笑顔を知る第二王子。
しかし、その穏やかな視線の奥には、彼女への秘めた想いが潜んでいる──。
今宵、元王女さまは殺し屋への道を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:11:17
175714文字
会話率:37%
旧文明の遺跡が迷宮として存在する世界。そこにはモンスターやトラップなど危険も潜んでいるが、現文明では再現できないような未知のお宝も眠っていた。
中でも塔型の迷宮セラフゲートは定期的に内部構造が変化する一〇〇層にも及ぶ超ド級の大迷宮である。
そんな天をも突く巨大な塔の麓には未だ見ぬお宝を求めて集った探索者たちの街グロリア。通称、迷宮都市。
ルイス・レグ・クラージュはそんな迷宮の探索を生業とする探索者に憧れる少年。
とある一件で一度はその夢を諦めたものの、迷宮都市に訪れた彼はある出会いを切っ掛けに再び塔の頂上を目指すことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:02:32
63454文字
会話率:32%
世界に突如ダンジョンが現れ、モンスターの脅威に怯える日々に終止符を打つように現れた存在”冒険者”。
彼らは新たに得た力:レベルやステータス、スキルでダンジョンにいるモンスターという脅威から人々を守った。
そんな彼ら冒険者は、数10年たっ
た今、最も人気な職業となり、全人口の5割を占めていた。
富、名声、力、上のレベルで有名な冒険者となっていくにつれその全てが手に入る。一攫千金も、歴史に名を残す偉人にも、ダンジョンを攻略すれば叶う。そんな夢を見て人々は口を揃えて言う、『いつか最高最強の冒険者に』と。
主人公|雨宮 渉《あまみや わたる》もそんな人々と同じ夢を持ち、冒険者として活動する一人。彼の夢は、妹に楽をさせること。そして、あわよくば最上級の冒険者になることであった。
だが一年でそれは幻想だと気づいた。どんなに頑張っても、どんなに努力しても、彼のステータスは軒並み平均以下、スキルもなく、レベルも最底辺の1。
そんな自分を変えたくて、たまたま張り出された上級ダンジョンの荷物持ちクエストを受ける。少しでも臆病で弱虫な自分を変えたくて。
ダンジョンへと突入、そこで隠し部屋を発見するパーティー、好奇と思い入ると突如見たこともない巨大なモンスターが現れパーティーを蹂躙する。
撤退を余儀なくされ、生き残りで部屋を出ようとするその瞬間、渉の真下で爆発が起きる。
何事かと思い正面を見ると、パーティーメンバーがこちらへと魔術を放っていた。
怒りと混乱が混じる中、それでも逃げようと走り出す。無数の魔術が飛び、襲う。扉まであと一歩のところで隠し部屋の床が魔術の余波で抜ける。
深淵のような深い穴へと落ち渉は強く地面に体をぶつけ気を失った。
死を覚悟した彼だったが目覚めればなんと無傷。体のどこを見てもおかしいところはない。
ならば好都合、それならばここを出なければ、、!
彼は再び歩き出す夢に近づくため、そこがどこであろうとたとえ深淵のそこであろうと、夢を果たすまでは進み続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:52:48
70341文字
会話率:30%
親元から離れる事に憧れた中学生、天宮泰斗は長年の説得が実を結び、高校進学と同時に離れの孤島で一人暮らしを認められた。家賃と生活費の為に島内の様々な仕事を掛け持ちするのに疲れつつも充実する毎日。
帰りの遅くなった泰斗はある夜、同級生の死体
を目撃してしまう。通報しようとした彼を止めたのは、直前まで死体になっていた同級生、国津守芽々子。敗れた制服から見える球体関節が、彼女が人間でない事を証明していた。
「立ち会ったのが運の尽きね。ご愁傷様」
彼女は俺に協力を求める。私を助けてほしいと願い出る。
断る余地はない。俺は手足を切り落とされたから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:28:13
367466文字
会話率:64%
他人には親切にしましょう。
その言葉通り、世界はとても優しくなった。困っている人を見かければ、誰もがその人を助けたくなる。助けてほしいと手を伸ばせば、道行く全てがその手を取る。皆が皆の救世主。
そんな、文字通り非の打ちどころがない世界
で俺―――式宮有珠希は助けに応じない唯一のロクデナシとしてそれなりに平和な生活を送ってきたが、無茶苦茶な切っ掛けから友人に殺された謎の女性、楠絵マキナを知る。
キカイを自称する彼女をサポートするべく、俺は日常を捨てていく
「私を助け……なくていいから、責任は果たしてよねっ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 14:38:40
843313文字
会話率:60%
人族で最も古い歴史を持ちながら、過去の反乱により領土を3つの大国に奪われ、辛うじて存続しているトボルソ王国の第一王女ブリジアが、8歳にして魔王の地下後宮に入内するところから物語は始まります。
魔王は寿命を持たないため、後継ぎの心配はあり
ませんが、一人で支配するには広すぎる世界を自分の子どもたちに統治させるため、多くの妃がいます。
地下後宮の規則として、子を成せない者との夜伽は禁止されています。
トボルソ王国は、まだ子を産めないブリジアを守るため、美しい生娘8人を侍女として一緒に送り込みます。
後宮の妃たちと魔王、勇者を交え、幼いブリジアが生き残るために奮闘する物語です。
※中国のドラマの後宮ものにはまった挙句、書き始めた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:24:18
172789文字
会話率:47%
五寸釘レオは、普通の人間ではありません。精神と肉体を操作する、中級魔法使いと名乗る存在です。
中学3年生の時、幼なじみの少女が誘拐されました。魔法使いたちのネットワークで少女の居場所を突き止めますが、人間の世界に興味がない魔法使いたちは手を
貸し言くれず、レオは一人で少女の救出に向かいます。
物語はレオが誘拐犯人たちのアジトに乗り込んだ場面から始まります。
魔法の力を駆使し、幼なじみの少女を救出したレオでしたが、少女にはさらなる不幸がふりかかります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 09:35:38
41949文字
会話率:38%
無数の竜に支配された世界。人類は空飛ぶ怪物から逃れるため地下迷宮に隠れ住んでいた。偽りの平和の中、赤毛の男リンドウは迷宮の片隅で静かに暮らしていたが、突如として現れた竜により命を落としてしまう。リンドウはそのまま生を終えたと思われたが、なぜ
か翼のない劣等竜“リザードマン”として復活していた。あらゆるものを失った代わりに、リザードマンの不思議な力、竜を溶かす“竜殺しの血液”と、両生類と爬虫類の互換的、あるいは上位互換的能力“両爬の力(ハープタイル)”を手に入れる。わずかな希望を得たリンドウは、目を背けていた現実と向き合い、全ての竜を殺すため旅立った。
※カクヨム様にも【竜殺しのリザードマン】というタイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:20:00
264178文字
会話率:39%
1924年天津。敏麗は他の人には見えない物が見える少女だった。幼い頃から天才霊能少女として持て囃され大人達は彼女を先生と呼ぶ。
大金を受け取り霊視や降霊、徐霊等を行う。
しかしある人との出会いによって前世の記憶を取り戻してしまい。
前
世の知識と霊力を使ってその人を守るために宮中入りを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:00:44
138272文字
会話率:57%
大正2年宮家の遠縁にあたる公爵家の屋敷で令嬢春江の誕生日のお祝いが行われる。1つ下の学年で新入生の紫乃も招待されていた。
春江はお祝いの席で宝探しをしようという。商品は春江の妹の座であった。
令嬢春江、春江を慕う紫乃をはじめとする大正
時代の少女達のオムニバス物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 23:17:13
12098文字
会話率:51%
「あなたを買いたいという方がいます。」
パリで娼婦をしてるニコルはそんな話を受けをベルサイユ宮殿に連れて行かれる。
待っていたのは彼女とそっくりのプリンセスであった。
最終更新:2023-02-25 12:49:54
2735文字
会話率:45%
転生ものの創作物が世に溢れていて、それらがヒロインの相手役から溺愛されるだとか、主人公が最強であることがもはや一種の義務となっている。しかし、実際にはそんあ都合のいい転生は存在しないのだと身を持ってしってしまった。
これは転生前も後も容姿
、才能、性格がTHE凡の令嬢が、悪役令嬢からコケにされるのを防ぐために奔走する話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:59:26
21737文字
会話率:34%
国を作るとは大変なことで、なおかつその国が元あった国を倒してできたものならば、なおさらのことである。それ故王家は、自分たちの正当性と国家の力を示すため、建国神話を作らせる。その役目を負う者は人生をかけてその仕事を行う。
それは、作った神話が
王に気に入られなかった場合、首が物理的に飛ぶから。
国の建国神話作成を命じられたある一人の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 00:26:15
2059文字
会話率:32%
毎朝、隣の家に住んでいる幼馴染の凱【かい】に、起こしてもらっている幸せ者の私、宮國莉羽【みやくに りは】16歳。元気と体力だけが取り柄で、朝は苦手。起こそうとしても、なかなか起きない私を、愚痴一つ言わず起こしてくれる、そんな凱に甘えっぱなし
の毎日。
しかし、そんな私でも今日に限っては、「それ」より前に起きる。
『なに?これ…。』
さっきまで見ていた夢の中で負った傷が、現実でも…?
その日から、幾度となく『夢なのか?現実なのか?』リアルすぎる夢を見続ける私…。舞台は様々。今日はどこの夢?混乱の渦に巻き込まれていく…。
夢の中で起きている不可解な事件を通し、私は自分の【使命】に気付かされ、悩み苦しみながらも、その先で出会う、たくさんの個性あふれる仲間と共に、世界をも巻き込む過酷な旅を進んでいく。
しかし、私はその【使命】を持つ者なら誰もが持つ『証』としての能力を、未だに見出せないでいる。そんな自分に、いつまで経っても自信が持てるはずもなく、時は刻一刻と迫る…。だって、昨日まで女子高生だったから…の言い訳なんて通用しない。
いたって普通の女子高生が「恋愛」「友情」「悩み」を、
また様々な「問題」を抱える仲間たちが、泣き、喚きながらもそれを乗り越え、その不可解な事件を解決していく。果たしてその先に、何が待ち受けているのか?
『夢』か『現実』か?
『恋』か『友情』か?
はたまた、『嘘』か『誠』か?
長い旅路の先に見えた『世界』に私は何を感じ、どう生きるのか?
【いくつもの世界を股にかけ、個性あふれる『魔法・異能力・剣の使い手』の仲間と共に、明日への光を求めて突き進む、もはや全員が主人公のような冒険ファンタジー】
※神遣士(しんけんし)と読みます
『偽善』の裏に隠れた人の心の『悪魔』を、どう料理し、どう消化していくか?
嘘のような書き手の実体験も交えつつ…、描いていこうと思います。
よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:54:29
548182文字
会話率:22%