赤石悠人は、常に疑問に思っていた。
「聡助~、今日も格好いいよ~、大好きだよ~」
「はいはい、お前はいつもそれだな」
「ちょっ……あんた! 今しおりんの胸見たでしょ!?」
「みっ……見てる訳ねぇだろ! 何でお前は毎回毎回殴ってくんだよ!」
どうして自分たちと大して能力に差がない男が様々な艶麗な女性たちから好意を寄せられるのだろう、と。
赤石悠人は、その理由を探りたい。
これは、五人の女子学生から好意を寄せられ、常にハーレムを展開しているラブコメの主人公と、そんなラブコメの主人公を批判的に見つめる、特筆するべきところもない、端役でしかない男子学生の話。
合理主義を標榜する男子学生が様々な境遇の人間と相対し、学び、自嘲し、苦しみ、自身と見つめ合い、少しずつ成長していく物語。
※主人公は誰しもをクリティカルに見るので、性格は悪いです。ラブコメは基本的に王道に沿っていきます。
ラブコメと文学的な要素の組み合わせで、ライト文芸的(なつもり)です。
純文学の美点とラブコメの美点のハイブリッド作品(のつもり)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:00:00
1573534文字
会話率:60%
婚約白紙された過去を持つ王宮魔術師キャロルは職場の先輩ファルが苦手だ。理由は自分に好意を持っているから。婚約白紙がきっかけで恋愛がよく分からなくなったキャロルは自身に向けられる好意を煩わしく思っていた。
そんなある日の事、キャロルは仕事で
黒い靄に覆わた石のような物を見つける。それは調べてみると竜人の逆鱗であり、逆鱗から瘴気が発生するように改造されたものだと判明した。
天空に住む竜人は地上人にとって神のような存在。そんな国交を揺るがす大事件に調査チームが立ち上がる事に。
大変だなあと他人事のように聞いていたキャロル。しかし既にチームに入る事が決まっているファルがキャロルを自分の補佐に指名してきて……
「僕は君が好きだよ。結婚したいと思ってる」
ここぞとばかりに好意を伝えてくるファル。
そんなファルにキャロルが絆される日は来るのか?
過去に自分の愛を否定されたヒロイン×ストーカー気質な嫌われヒーローのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 18:28:34
138314文字
会話率:34%
気が付いたら赤ん坊になっていた。……何それ。魔法? 魔道具?? ええっ、もしかしてここって異世界なの?! よく分からない世界で生きるのは大変だろうなあ。もし急に捨てられたら死んじゃうかも。よし、大人達に大好きだよとアピールしまくろう。それ
なら僕が大きくなっても可愛がってくれるよね?
可愛い演技をしまくって楽に生きるぞー。じゃあ今日は特別に、今まで頑張ってきた成果を見せちゃおうかな。僕が頼めば何でもしてくれるんだよ。もっと甘やかしてー!!
「まんま、えぐぅ(ママ、抱っこして)」
「またおっぱいなの? ママ疲れちゃったから嫌よ。もう今日だけで何回目かしら。早く卒業して欲しいわね」
「うえええええええええええええん!」
前世の記憶を持ったまま赤ん坊に生まれ変わった男の子。そんな彼にはある秘密があった。それは魂の一部が猫としてこの世界に来たらしく、猫の力を使えたり変身出来たりするのだ。……って猫のときの魔法強すぎない?! そんでもって人間のときは戦闘力が皆無な極端な状態である。
よし、猫に変身する力は秘密にしよう。この世界でやりたい放題やっても誤魔化せるもんね。だって僕弱いからさ(嘘)。もっと甘えさせてよ!
人間としての生活はスローライフを目標にして、裏では猫で冒険するけど皆には内緒だよ! ってお話です。甘えん坊な主人公の気持ちになって読むと面白いと思います。赤ちゃんから成長して学園に行ったり騒がしくなる予定です。ゆっくり進んでいくので赤ちゃん時代が長いです。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+でも同時掲載始めました。更新はなろうが一番早いです。更新は不定期ですが頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 13:09:36
854843文字
会話率:62%
想いと記憶が受け継がれ、力となる世界。
とあるギルドで雑用係として働いていたリオティスは、幼い頃の記憶を無くし、そんな自分を救ってくれた恩人のため、そして大好きな少女のために生きていた。
しかし、恩人が死に、代わりにギルドマスターになっ
た男の手により、リオティスは無能という理由から魔獣の巣窟へと少女と共に突き落とされる。
絶望の中、目前で魔獣に殺された少女の身体を抱き寄せてリオティスは死を覚悟したが、彼の頭に聞こえてきたのは死んだはずの少女の声。
『大好きだよ、リオティス』
少女の想いと記憶が流れ込み、リオティスは〈創造〉と〈分解〉の二つのピースを操作することのできる能力に覚醒する。
その能力で追放したギルドへの復讐を果たすも、リオティスは大切な人を失った喪失感と裏切られた恐怖から、何をして生きれば良いのか分からなくなっていた。
そんな時、リオティスが偶然助けたひとりの少女との出会いが、彼の運命を大きく変える。
「私と、ギルドに入ってください!!」
これは大切な人を失いたくないがために、大切な物を作らなくなったひとりの男が、騒がしい仲間と共に落ちこぼれのギルドを世界最強のギルドにする物語。そして、もう一度大切な何かを見つける物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:23:19
449213文字
会話率:40%
「ねえ、センパイ」最終話となります。
よろしければ今までの作品と合わせてご覧ください。
最終更新:2024-09-17 22:02:24
1782文字
会話率:21%
大好きだよ、これからも
キーワード:
最終更新:2024-09-15 17:17:18
402文字
会話率:20%
はたから見ればただの陰キャの主人公、実はいくつもの人格を隠し持つ多重人格者だった。
そんな主人公がある日、異世界転生した。
しかし、
(おい、これってまさか、異世界転生かよ〜〜〜!)
[それはまずい。ゲームがあるくらいの文明だよな?だよな?
]
(この人達は誰⁈初めまして、いや無理、さようなら〜)
〈いくらこの女が気持ち悪いからと言って、そうはならないだろ。〉
[ゲームゲームゲーム・・・]
《大和魂が足りないぞ!もっと精神を鍛えよ!》
(異世界とか好きだよな?厨二人格、任せたからな!)
【ふっ、我を呼ぶか。良いだろう、相手をしてやろう。】
となり、初めて主導権を他の人格へと渡したのだった。
リメイク元:【厨二帝国】思想の強い厨二病、厨二世界の帝国を異世界に作る
https://ncode.syosetu.com/n6663ht/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 09:56:45
30836文字
会話率:19%
“壇上の天使”
音楽業界でそう呼ばれる四宮奏楽は、世界でもトップクラスの事務所、スターホープ事務所の若き天才ヴァイオリニスト。
観客を惹きつける、甘美な笑みに超人越えした高い演奏スキル。
彼はまさに、天使と呼ばれるにふさわしい人物だった。
しかし、ある日彼が活動を休止することを発表。
世界中のファンはが復帰を心待ちにしている中、本名逢沢空は、母親が決めた高校に通うことに。
そこで偶然であった担任教師は、昔の幼馴染、駒田美空。
「お願い、聞いてくれるよね?」
「好きだよ、空くん」
久しぶりに再会した幼馴染に、想いがあふれる美空。
「ピーピーうるせえ小鳥だな。一回黙らせてやるよ」
「なんのためにヴァイオリン弾いてるのか、わかんなくなった」
世界の舞台を無双した彼は、学校でのクラスメイトや勉強、恋に悩むようになる。
「俺が演奏する理由、それはーー君だ」
そして伝説の彼が、再び弦を手にとったとき、世界は熱狂する。
止まったはずの時間が、彼をとりまく環境により動き出す。
そしてこれから、彼の舞台(人生)が、変わり始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 23:56:11
16926文字
会話率:41%
「え?飛び降りようとしてる感じ?自殺したいの、どっちかというと振られた俺の方じゃね」眼下には海、ここは崖上。2時間ドラマで追い詰められた犯人くらいしか来ないようなこの場所で、海原大は元教え子の景信と再会した。「……お前、変わんねえなあ」ヘラ
ッとした調子で話しかけてくる景信。お前、あのときもこんな風にヘラヘラしながら、「先生、好きだよ」なんて言ってきたよな。どこか掴めない元教え子と、うまくいかない元教師の穏やかだったり穏やかじゃなかったりする日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 23:29:51
6874文字
会話率:43%
暇を持て余すほどの力を持った龍神王は異世界人を相当嫌っています。
龍神王が独り言をしているだけの小説です
勿論異世界人を殺ります。龍神王はハーレム系が特に苦手です。女の子が好きだよって方はすぐにブラウザバックして下さい。
最終更新:2024-08-02 08:13:43
13037文字
会話率:64%
シェスは聖女としての初任地で、過酷な日々を押し付けられた。
子爵家出身の平平凡凡な彼女が、王太子の婚約者である公爵令嬢以上の神聖力を見せたことが原因だった。
さらには、大聖女を詐称しようとしたと王太子に冤罪で断罪され、独房に入れられてしまう
。
どうやらシェスは本物の大聖女のようだけれど、冤罪で処刑されるのも、聖女として使い潰されるのも、どちらも遠慮しかしたくないと、国を出ることを決意する。
独房を抜け出そうとしたその時、シェスの前に現れたのは、幼馴染のソル。
彼を巻き込むまいとしたシェスだが、彼女を攫ったソルは告げた。
「シェスが好きだよ。これからもずっと側にいたい。……だめ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:00:00
37003文字
会話率:20%
「ごめんよ。でも……母上が大事だから。…………すまないね」
言いたいことを言って、背を向ける王子セハル。
今日は婚約者同士のお茶会だが、本当にお茶を飲んで数分で席を立ってしまうことが多かった。
あの人は、いつも優しい。
「ああナルカ、
君は綺麗だ」
「努力する君を尊敬するよ」
「大好きだよ」
それ以上に、母親である王妃を褒める彼。
いつも台詞の後には、この一言が着くように聞こえた。
「ああ、君は綺麗だ、母上の次に」
「努力する君を尊敬するよ、母上の次に」
「大好きだよ、母上の次に」
子供が母親を敬愛するのはある程度は仕方ないが、彼が慕う母親は、6歳しか年の違わない義母だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 13:55:52
5570文字
会話率:12%
「ごめんよ。でも……母上が大事だから。…………すまないね」
言いたいことを言って、背を向ける王子セハル。
今日は婚約者同士のお茶会だが、本当にお茶を飲んで数分で席を立ってしまうことが多かった。
あの人は、いつも優しい。
「ああナルカ、
君は綺麗だ」
「努力する君を尊敬するよ」
「大好きだよ」
それ以上に、母親である王妃を褒める彼。
いつも台詞の後には、この一言が着くように聞こえた。
「ああ、君は綺麗だ、母上の次に」
「努力する君を尊敬するよ、母上の次に」
「大好きだよ、母上の次に」
子供が母親を敬愛するのはある程度は仕方ないが、彼が慕う母親は、6歳しか年の違わない義母だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 01:21:13
4164文字
会話率:12%
生成AIを擬人化してひどい目に遭わせていく作品です。
絶対生成AIちゃんって、無邪気で新しいこと好きだよね。
壊したくなるね。
最終更新:2024-07-24 07:03:21
6798文字
会話率:51%
彼とデートに行く事になった。
映画を見て、パーラーに訪れたその時の事。
彼は自分のパフェからアイスを掬いとると、私の口元目掛けて差し出す。
「からかっているでしょう?」
「傷付けるいじりは嫌いだけど、困らせるいじりは大好きだよ」
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
付き合ってて、愛おしいと思ってて、弄りたいなら、こうした方が良いよ。世の男性諸君。
貶す言葉は破局まっしぐらなんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 18:04:31
1080文字
会話率:45%
弱者が嫌いだ。常に誰かを嗤わねば、自分さえ守れない生き物が大嫌いだ。
彼女は何時もそう言っていた。
弱者は好きだよ。あぁ、でも君の定義においては、強者なんだろうね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
こんな子が好きなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 09:58:01
846文字
会話率:29%
「それでも僕は、お兄ちゃんの事大好きだよ。」
蓮はそういうと、寂しそうに微笑んだ。
これは、風眞蓮という少年の悲壮と勇気の冒険譚。
年輪の世界と呼ばれる世界群の中で、唯一裏と表のある世界「エンドオブエデン」
裏の世界と呼ばれるディセントで
起きようとしている、1000年前に起こったオリュンポスの神々による大戦争のその続き。
それを止めるべく戦う「聖獣の守護者」の末裔達と蓮。
年輪の世界の破壊を望み戦争に加担する異端の神と、「ディン・アストレフ」という年輪の世界の守護者に戦士達を育てるべく集められた異世界の者達の思惑が交差する。
彼が見るであろう世界は美しく、とても残酷であろう。
しかし彼は進む、己の運命を知らずに。
共に戦う仲間たちと紡ぐその物語は、どのような終わりを迎えるのか。
それを知るのは、ただ一人のみ。
https://ncode.syosetu.com/n0782gr/
こちらに設定資料集を掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 21:46:05
1005017文字
会話率:50%
君の隣にいたいだけ。
好きでも届かない。
だって君は届かない人でしょう?
ずっとこれからも好きだよ
最終更新:2024-05-26 20:17:44
244文字
会話率:0%
田舎の平凡な男子高校生・船坂紋次郎はある日、見慣れない銀髪のハーフ美少女が暴漢に乱暴されそうになっている場面に遭遇、生まれ持った怪力と異常な傷の回復力で暴漢を血祭りに上げ、美少女を助けてやる。
だがその銀髪のロシアンハーフの美少女、エレー
ナ・ポポロフは、実はロシア帝国時代「ロマノフの帝剣」と謳われた超武闘派貴族の末裔であり、彼女の高祖父は過ぎし日露の戦いにおいて、日本軍と血で血を洗う戦争を繰り広げた存在だった。
その超武闘派貴族の宿敵――かつてどんな激戦からも必ず生きて帰り、数多のロシア兵を屠り、傷だらけになりながらも激戦を日本軍の勝利へと導いた一人の日本兵――通称「不死身の船坂」と呼ばれた大戦士は、実は紋次郎の先祖。つまり、エレーナと紋次郎は、世が世であれば決して交わることが敵わない宿敵同士の子孫だったのである。
かつて先祖に敗将の汚名を着せた「不死身の船坂」の子孫が紋次郎だと知ったエレーナは、紋次郎を「宿敵」と呼び、自分と紋次郎は今も不倶戴天の敵同士であるのだと言い張る。
けれど――どう考えてもこの人、絶対俺のこと好きだよね?
絶対認めないけどこの人、間違いなく俺のこと好きだよね?
だって「調査」と称して毎日俺にだけウザ絡みしてくるし、何なら俺の好きな異性のタイプとか、好みの食べ物とかも「調査」しようとしてくるし、隙あらば腹筋触ろうとしてくるし――。
好きになっちゃったら即・無条件降伏――衝撃の第二次日露戦争ラブコメ、勃発。カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:10:00
148372文字
会話率:41%
自分こそが全宇宙で最も完璧な存在であることは疑いようがない事実だと、姫宮美琴は胸を張って言える。
頭が良くて、運動神経が抜群で、黒髪黒目という日本人のスタンダードな容姿ながら誰もが振り返る美少女で、どんな分野においても即座に極められる
才能の持ち主である自分は世界ランキングなんてものが可視化されれば間違いなく第一位として燦然と輝いているのだから、ほとんど完璧な自分に敵う存在はこの世に存在しない。
そんな風に自己評価が突き抜けている姫宮美琴だが、それでもほとんどと言わざるを得なかった。
姫宮美琴は女が好きだ。
致命的に性的嗜好が『大多数』とはズレている以上、それは紛うことなく欠点であり、隠すべきものなのだ。
そう考えているからこそ、彼女の存在は姫宮美琴にとって理解できないものだった。
「へい、姫っち。今日も綺麗だねっ! 大好きだよ!」
そう言える隣の席の彼女、宇佐川雪音のことが完璧なはずの姫宮美琴でも理解できなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:11:17
6685文字
会話率:46%
婚約式と結婚式の二度しかあったことのない旦那様にすべてを任せて初夜を終えた翌朝、頭の中で昨夜のことを反芻して真っ赤になっていると、旦那様に笑われてしまいます。
旦那様は優しく接してくださいますが、愛しているとか好きだよなどの言葉を伝えてくれ
ません。
私はすっかり旦那様に恋しているのに、少し寂しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 17:00:00
4324文字
会話率:9%
様々な、出来事が重なって、自己肯定感がなくなってしまった主人公が、原因である周りの女性達との関係を深めていく物語
幼馴染「好きだよ、ユウ!!」
義姉「侑士、好きだぞ」
義妹「ユウ兄、大好き!」
義母「ユウ君、大好きだよ」
侑士「何言ってる
んですか?みんな俺のことを好きだなんてあるわけないじゃないですか」
果たして関係は縮まるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 09:14:15
114817文字
会話率:40%