「『役立たずの薬』しか作れず、妹の引き立て役をするくらいしか取り柄のない『出来損ないの魔女』に朗報だ」
妹のラリアが『麗しの天使』と呼ばれ異性から大人気であるのに対して、大の嫌われ者である魔女の先祖返り──メロリー・シュテルダム。
ある日
、メロリーのもとに『変態辺境伯』と呼ばれるロイドから縁談が舞い込んだ。
メロリーは家族が求めるような魔女の秘薬を作ることができず、『出来損ないの魔女』と呼ばれていた。そんなメロリーに与えられた仕事は、妹のラリアの引き立て役。
家族から長年虐げられ、妹の引き立て役も辞めたかった彼女は、この家から抜け出せるならばと、そして調合に使える新たな薬草を求め『変態辺境伯』のもとへと嫁いだ。
しかし、ロイドが変態辺境伯と呼ばれるのには、とある理由があった。更に、彼は何故かメロリーの作る薬に惚れ込んでいて──?
一方その頃、メロリーを馬鹿にしていた家族には不幸が訪れていた。
これは出来損ないで妹の引き立て役の調合オタク──魔女メロリーが、ロイドと出会ったことで魔女の秘薬の本当の価値が知れ渡ったり、愛されたりするお話です。
※短編版はだいたい4話までになっていますが、連載版ではかなり加筆されています。できれば1話から読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 06:30:00
120498文字
会話率:40%
「『役立たずの薬』しか作れず、妹の引き立て役をするくらいしか取り柄のない『出来損ないの魔女』に朗報だ」
妹のラリアが『麗しの天使』と呼ばれ異性から大人気であるのに対して、大の嫌われ者である魔女の先祖返り──メロリー・シュテルダム。
ある日
、メロリーのもとに『変態辺境伯』と呼ばれるロイドから縁談が舞い込んだ。
メロリーは家族が求めるような魔女の秘薬を作ることができず、『出来損ないの魔女』と呼ばれていた。そんなメロリーに与えられた仕事は、妹のラリアの引き立て役。
家族から長年虐げられ、妹の引き立て役も辞めたかった彼女は、この家から抜け出せるならばと、そして調合に使える新たな薬草を求め『変態辺境伯』のもとへと嫁いだ。
しかし、ロイドが変態辺境伯と呼ばれるのには、とある理由があった。更に、彼は何故かメロリーの作る薬に惚れ込んでいて──?
一方その頃、メロリーを馬鹿にしていた家族には不幸が訪れていた。
これは出来損ないで妹の引き立て役の調合オタク──魔女メロリーが、ロイドと出会ったことで魔女の秘薬の本当の価値が知れ渡ったり、愛されたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 07:13:12
9754文字
会話率:33%
火花は天真爛漫な魔女の女の子。
幼なじみでしっかり者のノアや、臆病だけど心優しい親友のドロシー、高飛車なダリアンたちと魔法学校で立派な魔女を目指していた。
あるとき、授業の一環で魔女にとって魔法を使うための大切な燃料『星の原石』を探し
に行くことに。
火花とドロシーが選んだのは、海の中にある星の原石。
早速マーメイドになって海の中を探検しながら星の原石を探していると、火花は不思議な声を聴く。
美しくも悲しい歌声に、火花は吸い寄せられるように沈没船へ向かう。
かくして声の主は、海の王国アトランティカのマーメイドプリンセス・シュナであった。
しかし、シュナの声をドロシーは聴くことができず、火花だけにしか届かないことが発覚。
わけを聞くと、シュナは幼い頃、海の魔女・グラアナに声を奪われてしまったのだという。
それを聞いた火花は、グラアナからシュナの声を取り戻そうとする。
海の中を探して、ようやくグラアナと対峙する火花。
しかし話を聞くと、グラアナにも悲しい過去があって……。
果たして、火花はシュナの声を取り戻すことができるのか!?
家族、学校、友達、恋!
どんな問題も、みんなで力を合わせて乗り越えてみせます!
魔女っ子火花の奇想天外な冒険譚、ここに誕生!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:10:00
98082文字
会話率:49%
知らない世界へ呼び出された、高校2年生になったばかりの少女"烏丸 月音"。
彼女が戸惑いながらも出会ったのは、異世界召喚を行った張本人の天才魔女──ミェルこと、ミェール・ウィッチ・ラヴェリエスタ。
お互いの理解を深めつ
つ、少女の元いた世界を目指すハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 17:02:57
52394文字
会話率:47%
魔女・メルフィ・ミザリーナを、異端審問に処します!
そう宣告を受けた、天才魔女メルフィは、島流しの刑に処されることに。
流石にそれはイヤなので脱獄を決意するも、どこか抜けている彼女は大失敗を犯して、島流しこそ免れるが………
何
故か遠い国で、魔王として君臨しながら、スローライフ系バトルライフを送るのでした。(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 15:53:10
74124文字
会話率:25%
一人の身体に憑依させ、僕達二人の理想を叶える。彼らはこの関係を、憑依同盟と呼ぶ事にした。
小さな村で起きた大きな火事。村で暮らす少年レノンは逃げる最中、放火魔と思わしき男と遭遇してしまう。魔法の腕の差は歴然で、無力感の中、死を悟った。
その時、杖から声が聞こえてきて、少年は天才魔女を自称する少女の魂と出会う。レノンは一生を賭ける決意で魔女に身体を貸し、代わりに願いを託す。だが魔女は確信がないまま感覚だけで魔法を使ってしまいーー
僕の一人の身体に少年と少女と二つの魂がある状態になってしまったのであった。
ここはメイジステン帝国。魔法を使えるただ一つの民族メイジスが、他の二つの民族と全ての土地を支配して一千年を超える世界帝国だ。
そんな世界で少年は、憧れの守護騎士を目指して旅に出る。夢見る少年は多くの人と出会い、苦難があれど助け合いながら生きていく。その中で少年は理解する。
世界とは理想郷ではなく帝国なのだと。
そんな世界でも叶えたい理想があるのだとーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 23:27:39
688627文字
会話率:59%
天才魔女のカサリナは、あるとき、片思いをしている騎士ランドルフを落とすため、魔法の惚れ薬を作り出す。しかし、寝て起きて確認してみると、どのビンが惚れ薬なのかわからなくなっていた。どうにか候補を二本にまで絞ったものの、それらはまったく区別が
つかない。
一本は効果100%の完璧な惚れ薬。
もう一本は、肉体の欲望をかきたてる強烈な媚薬。
いったいランドルフにどちらを飲ませれば良いのか? 悩んだ末にカサリナが選んだ手段とは――。
お気軽なあままあラブコメです。念のためR15に設定しましたが、直接的な場面は(当然)ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 20:20:23
6656文字
会話率:47%
性格以外は完璧な、千年に一度の天才と賞される魔法使いフレデリカ。
魔法使いの頂点とされる『最果て』を目指す彼女は、数千年を超える魔法界の歴史上唯一人にして、始祖と謂われる『終わり』の魔女と出会い完膚なきまでに叩きつぶされ、弟子入りする。
弟
子として研鑽を積む中で命じられたのは世界を旅すること。
高慢でナルシストな天才魔女の旅の果てまでを描くストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 00:00:00
112613文字
会話率:38%
不細工を通り越して不気味な見た目の面子が揃っているため『人外部隊』なんて呼ばれている……それが傭兵の十三隊だ。そんな奴らに、妙な仕事が舞い込んだ。怪しいおっさんと天然な少女の護衛だ。楽勝かと思いきや、このアホの子は世界の情勢を一変させるほ
どの存在だった。しかし、そんなことで手を引くような連中じゃない。人外部隊は、筋が通らなくても金次第で何でもやってのける命知らずだ。不可能を可能にゃ出来ないけど、巨大な国家が相手でも引かない特攻野郎たちさ。
「あたしは、隊長のザフィー。魔術の実験中に事故が起きちまったおかげで、今じゃ妖怪みたいな面さ。でも腕の方は超一流だよ。あたしみたいな天才魔女じゃなきゃ、人外部隊の隊長は務まらないね」
「私はカーロフです。自慢のルックスで、野盗や山賊くらいなら争うことなく追い払えます。戦うことは嫌いですが、隊長のためなら身体を張って守ります」
「あたしはミレーナ、敵地潜入はお手の物。盗賊時代にヘマして罠が作動し大爆発。おかげで両手両足をなくしちまった。でも、ザフィーの姐御のおかげで動けるようになったってわけ」
「アオーン! 俺さまこそマルク! 戦いの腕は天下一品! どんな奴でも丸かじりいィィ! 奇人? 獣人? だから何?」
「ジョニー・メリック、武術の使い手だ。国王陛下でもぶっ倒して見せるが、ガキの御守は勘弁な」
人外部隊のメンバーは、まっとうな道を歩めなくなり、戦いの中でしか生きていけない連中だ。しかし、人の誇りと意地は捨てていない。この道理の通らぬ任務に、命を懸けて挑戦する。頼りになる一騎当千の人外部隊。その生き様、とくと御覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:27:36
122142文字
会話率:38%
辺境の地で、今まさに若き天才魔女のコンデッサと強大なモンスターとの戦いが始まろうとしていた。
使い魔の黒猫ツバキは、一生懸命にコンデッサを応援するのだが……果たしてコンデッサは、モンスターに勝つことが出来るのか!?
※「黒猫ツバキシ
リーズ」の作品ですが、単品としてお読みくださっても大丈夫です。『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』に参加しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 13:22:56
1000文字
会話率:71%
私は天才魔女です。
しかし……しかし、悔しいことに、上には上がいるようでした。
なので、仕方がなく…本当に仕方なく、魔女学院へ行って真の天才魔女になることにしました。
最終更新:2022-01-28 12:00:00
146070文字
会話率:50%
「君とは、これきりだ」
ポーネット公国のグッドフェロー伯爵家に産まれた魔女の娘、ヘカテリーナ。口を開けば我儘ばかり、誰と相対しても悪態をつくお転婆な彼女は、親に決められた婚約者であるアークライト侯爵家のアシュリーに、婚約破棄を宣言される。
どうやら、愛人関係にあったジュリアナ・ハーマンに嫌がらせをしたことが原因のようだが、魔女の娘ヘカテリーナは笑顔で婚約破棄を受け止める。
「あたし、立派な魔女になるわ」
女性が魔術師として大成することが許されないポーネット公国を飛び出し、お転婆娘は母のような魔女を目指して、魔術師の国フレイミランダへ赴く。
天才魔女として名を馳せた彼女は、とある魔力障害の研究に手を出したようだが……?
――
初投稿、習作です。テンプレっぽいものを書こうとして書けなかった者の末路。
本作品はフィクションです。実在する人物・団体とは関係ありません。
※虫に関する軽度な描写や表現があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 15:33:12
21403文字
会話率:63%
魔法を使う者とそうでない者が存在するこの世界。そうでない者も学べば魔法を使えるようになるが、も魔法を知っているのは魔法協会に登録している魔法使いと魔女だけ。それ以外の者が魔法を教えてはいけない。
平和だったトラスティアン王国では隣国・ベスト
ローレ国による侵攻が迫っていた。王族はそれに対応するためにこの国の王都の外れに位置する、誰もたどり着けない“不思議の森” に棲む人間との関わりを嫌う魔法使いに王都の学生達に魔法を教えるようにと要請した。
数ヶ月後、要請された魔法使いの弟子の魔女達が魔法の教師としてやってくる日になった。その魔女は若くして教会に認められた齢13歳の天才魔女であった。
初めて出会う魔女、しかも自分たちと同い年と聞き騒がしく待つ学園生たち。その中の一人、公爵家の嫡男カルジオは昔傷付けたまま会えなくなってしまった少女を探すための魔法を教えてもらうべく、誰よりも先に魔女に会おうと一人職員室にやってきた。
そこで出会ったのは師匠の魔法使いに丸投げされ、兄弟弟子達と共にやってきた齢13歳の若き天才魔女レイシアであった。レイシアに探している少女の面影を見たカルジオは仲良くなろうと接触を試みる。しかしレイシアは大の人間嫌いであった。
何故不思議の森には誰も辿り着けないのか、何故不思議の森の魔法使いは人間との関わりを断ったのか、何故レイシアは若くして天才と言われるに至ったのか…
王国随一の権力を持つ公爵家嫡男と8年恋し続ける少女そっくりの天才魔女が出会った時、数多の謎を抱えた物語は急激に動き出す。
貴族と魔女の純愛ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 00:00:00
349文字
会話率:43%
街で多発する連続失踪事件の調査中、謎の暴走トラックに轢かれて死んだ女探偵・九練曲里。
その後、ファンタジーな異世界に赤ん坊として転生した彼女は、天才魔女として覚醒。厳しい修行の果てに異世界を渡り歩く大魔法を開発する。
生前の自分が調査し
ていた失踪事件の被害者はみな、自分と同じように異世界に転生しているのではないか。そう推理した彼女は、助手を引き連れ様々な異世界へ転生者たちを探す旅に出る。
だが、転生者たちはそれぞれの世界でチート能力を得て暴れ回っており……。みたいな話です。
探偵を名乗る賢しい美少女が好きなだけなので、あんまりミステリはしないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 07:00:00
54352文字
会話率:41%
「片付けできない、寝食忘れて倒れる。ルゥは多分オレがいなきゃそのうち死ぬぞ」
「あたしがいなきゃ死ぬのは、あんたでしょうが!」
魔力の源である星空の泉を管理しているツンデレ天才魔女ルーナは、悪しき魔女と恐れられている。
ある日彼女
の家に担ぎ込まれてきたのは、ルーナが憧れる至高の顔面を持つ英雄騎士フォルモント。
彼は古代竜を倒して英雄になったが、その戦いで傷を負い、ルーナが開発した術式で心臓を動かしていた。
フォルモントが生きるために必要なルーナによる心臓のメンテナンスは週に一度。
だが、彼はあまりに怠惰なルーナの生活を心配して、居候としてルーナの世話をするようになり、果てには彼が居なければ生きられないようになってしまい……!?
ルーナの幸せだけど、心臓の落ち着かない日々がはじまる。
ひとりぼっちのツンデレ魔女が世話焼き騎士と恋をして、ひとりぼっちではなくなる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 14:23:48
109994文字
会話率:31%
異世界に召喚されたマナはお城に連れていかれると、王妃様から妃候補として選ばれた事を告げられます。王太子にはいたく気に入られたものの、他の王妃候補があまりにも強すぎる。
カリスマ姫、パーフェクト公爵令嬢、美騎士令嬢に天才魔女、この層々たる顔
ぶれを前に、気弱で何の取り柄もないマナは妃候補を辞めて普通に暮らしたいとまで思い詰めます。けれど、そんな事が口にできるはずもなく、チートな妃候補と共に聖メディアーノ学園での学園生活が始まってしまいます。
わたしににあるものと言えば可愛らしいフェアリーだけ、それでも自分なりにやってみます。
何の取柄もない弱気少女が異世界で人の温かさに触れながら頑張る物語。
基本は恋愛ですが、それ以外の要素も多いのでファンタジー寄りです。
誤字脱字などあれば、教もらえたら嬉しいです。
アルファポリスでも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 19:40:56
91283文字
会話率:56%
可愛い少女が好きな『変態魔女』ミル。不幸な生い立ちの努力家『天才魔女』ルリ。正反対の2人は魔導学園卒業後、ひょんなことから何でも願いが叶うという秘宝≪セブンウィッチ≫に関する情報を手に入れた。秘宝に至る鍵となる7人の魔女を探しに2人で旅に
出るのだが、そこには数々の試練が待ち受けていた。2人は≪セブンウィッチ≫を手に入れられるのか。そして、2人の恋の行方は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 23:03:42
203961文字
会話率:57%
かつて魔法が全ての世界で数多の魔法を開発して世界の平和や発展に貢献した天才魔女とそんな彼女を支える助手。
世間では天才と評される彼女であるが――
「助手君! 助手君!」
「なんですか」
「ついに完成したよ!」
「何がです?」
「触手生物」
――実際のところどうなのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 16:12:42
1768文字
会話率:46%
年に数回実施される魔術師採用試験において、異例の成績を残した少女――如月音宛。
魔術師協会に所属することとなった彼女の才能に多くの期待が寄せられる中、当の彼女は毎月振り込まれる資金で自由気ままなニートライフを満喫していた。
活動実績ゼロの
まま月日は流れ、三年後の春。相変わらず自堕落な引き篭もり生活を続ける音宛だったが、上司からの一言によって窮地に立たされ、渋々活動開始を決意する。
初日から持ち込まれる依頼の数々。その圧倒的な量に悲鳴を上げながらも、音宛は魔術師として日々の活動に勤しむしかないのだった。
本当は働きたくなんてなかったけれど。
音宛の元には今日も、依頼者が訪れる。
※毎週日曜が定期更新、他は不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 22:40:41
96405文字
会話率:29%
影と光、天使と悪魔、そして魔女。
あなたの知る世界よりちょっとだけオカルティックな世界を舞台に、凸凹コンビと仲間たちが今日も行く!
魔術と知恵で多くの事件に立ち向かい、彼らが行き着く先とは……?
これは、天才魔女(男)と、何か秘密のありそ
うな女の子、そして愉快な(?)仲間たちの、戦いと冒険を描く物語。
かなり長くなる予定ですが、どうぞよろしくお願いします。
ーーアルタイル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 21:14:16
8971文字
会話率:33%
魔術師見習いの少女グレーテルが一目惚れしたのは、自称「悪魔」を召喚できる杖だった。
悪魔に師事して修行をしていると、突然神殿からの呼び出しがあった。すわ裁かれるのかと思いきや、下されたのは勇者の対となる役「花冠の乙女」となり建国祭の主役にな
れとの神託で。
「これで死亡フラグは回避、っと。いやー、いくら大好きでやり込んでたって言っても、まさか死ネタ多めの乙女ゲー世界に転生しちゃうとはね」
――――それが実は“本当のヒロイン”による陰謀で、真の「花冠の乙女」が別にいることなどグレーテルは知るよしもない。
モブになりたいヒロインに代わって舞台の中央に引きずり出された、悪役だったはずの少女グレーテル。彼女は果たして、望まれた通りの主役を演じきれるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 13:11:56
52815文字
会話率:44%