大陸南西部の没落した大国『ジニア王国』
周辺国と見比べれば国力で大きく劣るこの国の特権階級として生まれたメアル・カサブランカはジニア王国で最も優れた魔法使いであった。
若くして『賢者』と呼ばれた歴戦の魔法使い達の後釜として国の切り札となり、
周辺国の侵略の抑止力として生きてきた彼女は、大陸西部全域の国家を巻き込んだ大戦争に駆り出される。
一騎当千の圧倒的な実力を持って、戦場を駆け巡るメアルは時に英雄と、時に魔女と呼ばれ大戦争の台風の目となる彼女の戦い。
その未来は――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 12:00:00
3271文字
会話率:23%
ユーレシア大陸西部アトランティット州の北西端にある国、ニューライト魔女王国に住む孤児、ローズマリーは魔女王国の支配者、『テラ・ニューライト』の側付き――専属メイドとして推薦状を受け取った。
推薦によって専属メイドとなったローズマリーはメイ
ドとしての仕事をこなしながら、強大な魔法を扱う大魔女の魔法に惹かれ、自身も魔女を目指すことに。
見習い魔女ローズマリーは、アトランティット州に渦巻く魔法使いたちの陰謀や争いに巻き込まれ、魔女の視点から様々な世界を見る事になる。
そんな魔法使いのハイファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 10:26:21
46309文字
会話率:45%
フェリウスと呼ばれるこの世界には、かつて竜角人と呼ばれる人々が存在した。古龍に祝福された種族と言われた彼らの竜角には、ある伝説があった。『白磁の竜角』———竜角人の王族のみが持つという白い竜角は不老不死の薬になるという伝説だ。そしてその伝説
を信じた者たちの手によって、ライン大陸東部海上の島国に住んでいた竜角人は絶滅し、歴史の表舞台から姿を消してしまう。
竜角人の絶滅からおよそ300年後。ライン大陸西部の国、リンドブルム王国で貴族であり冒険者でもあるリッカとクオンの姉弟は、王国南部に広がる『翠の森』の探索をしていた。その途中、地下遺跡の中で、二人は魔法により仮死状態で眠っている竜角人の少女を見つける。彼女の竜角の色は白―――伝説の『白磁の竜角』だった。
目を覚ました少女はカリンと名乗った。最初は警戒していたカリンだったが、リッカとクオンの優しさに触れ、次第に打ち解けていく。しかし、もし彼女が『白磁の竜角』を持っているのなら、悪人に竜角を切り取られて殺されてしまうかもしれない。リッカとクオンは、世界で独りぼっちになってしまったカリンを守ることを決意する。しかし『白磁の竜角』には、カリン本人も知らないある秘密が隠されていた・・・。竜角人への悪意が残るこの世界で、姉弟はカリンを幸せにできるのであろうか?三人の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 08:10:00
722386文字
会話率:65%
“政争の国”と揶揄された、大陸西部に浮かぶ、小さな島国。
情勢不安と、民衆を脅かす脅威に立ち向かう、ひとりの老警。
国家憲兵警察隊本部長官、オーブリー・ダンクルベール。
老練な捜査官にして、卓越した指揮官。
その輝かしい功績の影には、ひと
りの“夫人”の姿があった。
女流作家、パトリシア・ドゥ・ボドリエール。
かつて一斉を風靡した大文豪にして、市井を恐怖に陥れた、凶悪殺人犯。
そして人知を越えた魔性の存在、“人でなし”。
夜闇の海に俤を見出す、褐色の巨才。
監獄の最奥に煌々と輝く、朱き瞳。
人と魔性。敵と味方。そして、男と女。
交わり、時にぶつかり合う。それはただ、互いの求めるもののために。
湖面に浮かぶ月。綴られたのは、ただ一文。
“シェラドゥルーガは、生きている”
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 15:24:59
701182文字
会話率:44%
「戦のない世など、訪れませんよ。人の愚かさが、それを許さない」
これは、"裏切り者"と呼ばれた娘が、百年の戦を終わらせる物語。
大陸歴4013年、"陥陣覇王"とあだ名される傭兵隊長アナスタシアは、
太陽侯フーベルトと対峙していた。
女帝の裏切りにあい、アナスタシアはわずか二千の手勢で十一万の大軍を相手取ることになるが・・・。
一方、大陸西部では首邑パリシを包囲したアングルランドが、対アッシェン百年戦争に終止符を打つべく主力を集結させていた。
アッシェンの常勝将軍ゲクランは、国の命運を懸けた、最後の勝負に出る。
アッシェン、アングルランド百年戦争末期を描いたオリジナル戦記「プリンセスブライト・ウォーロード」です。
よろしくお願いします。
この作品はサイト(http://bokenfantasy.web.fc2.com/)にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 18:39:09
1433556文字
会話率:53%
アルトナ大陸では500年の間、いくつもの国が興り戦が続いていた。
この大陸の戦争では“エンジェル”と呼ばれる兵器が主力兵器として扱われている。
アルトナ大陸西部に位置するアルデンフォーフェン王国。
その東部国境警備隊第六小隊に所属していたア
ーベル・グラッツェは従者にして友人であるバルトロメオ・ディアスと共に国境の警備にあたっていた。
ある夜、隣国フレンスべルク帝国のものと思われる漆黒の“アークエンジェル”が二人の所属する第六小隊に夜襲を仕掛けてきた。
アークエンジェルは通常のエンジェルの三倍以上の性能を誇る最新鋭の兵器である。
瞬く間に第六小隊はアーベルとバルトロメオの両名を残して壊滅させられる。
アーベルは自機を囮にさせて敵を引き付けている間に、機体を捨てたバルトロメオと共にヴァーダーンの森の中に逃げ込んだ。
二人が森を彷徨っていると、謎の金属でできた構造物、“遺跡”を発見する。
まるで導かれるように遺跡の中を進むアーベルたちの前に、銀色の機体が姿を現した。
それは姿かたちこそエンジェルを連想させるものの、それは構造から武装まで一線を画す別物の機体だった。
システムを起動させると、この機体が第三世代型アイオーン機体名“ナフタリ”という機体であることが判明する。
ナフタリを操縦することに成功したアーベルたちは、自分たちが所属していた基地“国境の砦ヴローム”に帰還したナフタリに対し帝国軍は二十機近くエンジェルをもって制圧にかかるが、ナフタリはそれらをたった一機で殲滅してみせた。
次にナフタリの前に姿を現したのは、アーベルたちを壊滅寸前に追い込んだあの漆黒のアークエンジェルだった。
自身が黒太子の異名をもつ皇子トバルカイン・ウィル・バウル・フレンスべルクである事を名乗り、ナフタリに襲い掛かってきた。
一度は為す術なく倒された相手であったがナフタリの性能はそれをはるかに圧倒していた。
黒太子の駆るアークエンジェルを撤退まで追い込んだアーベルたちは、改めてナフタリの危険性について考えを巡らせる。
帝国のエンジェルやアークエンジェルを圧倒し中隊規模の戦力を一機で殲滅しうるこの機体は、王国の一騎士に過ぎない彼らの手には余る代物だったのだ。
有力諸侯がナフタリの所有を求めて自分たちの争奪戦が繰り広げられることが容易に想像できた。
そこで二人が取った選択は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 23:47:23
9590文字
会話率:3%
サントレス大陸西部に存在しているレスタン帝国。豊かな土地を持ち、平和な国民の暮らしが垣間見える、建国300年の歴史を持つ大国だ。
そして300年の間、他国からの侵攻を全て跳ね除けてきた強国でもある。
この国では皇帝・皇族のもとに5つの貴族
が直属しており、この貴族達が守護者として国を支えている。
その名は『伍戦貴族』。
建国時代、それぞれが数え切れないほどの武功を上げ、その名を轟かせ、建国後も幾つもの侵攻を防いできた。
その功績と帝国への忠誠に初代皇帝は深く感謝し、5つの貴族にそれぞれ特別な爵位を授けた。
『護爵家』
『森爵家』
『炎爵家』
『氷爵家』
『雷爵家』
爵位につけた名はその一族の象徴である異能力から付けた。
現在では帝国の重臣や将軍などの役職を得て、帝国を支えている。
そんな中で、氷爵家のノア・グランス=ド=イグナシアは破天荒で自由人な父から半ば無理やり当主の座を譲られてしまう。
多くの理不尽に見舞われるがそれでも、ノアは皇族に、皇帝に、帝国の為に尽くす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 21:04:02
3662文字
会話率:30%
『固い空気』って知ってるかい?……そう。
ボクと相棒のロールは、ちょっとした理由でそいつを求めて旅してる。
聞いた話じゃそれは――――死んで精霊になった人間を、蘇らせるそうでね。
召喚転生事故で体の半分が精霊となった、ボクっ娘ロッ
クと。
ロックに混じった婚約者の体を取り返したい、マッドお嬢様ロール。
秘宝『固い空気』を求め。二人は恵み少ない荒野を往く。
そしてこれは。
二人が大陸西部のある町に立ち寄ったときの、お話。
――――注意書き――――
※一話分を短編でお出しします。15000字ほど、お付き合いくださいませ。
※百合欠乏症につき適当に書きだしたら、設定闇鍋になりました……。
※明らかに某錬金術師テイストハイファンですが、作者は百合が書きたいだけなので異世界恋愛です。
※君らはよくっつけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 11:50:36
15512文字
会話率:20%
強国に囲まれた小国ギア-ラは、結局強国たちの間で起こった大戦争によって中央大陸西部に君臨しているアルカニア帝国の支配を受けることになり、若い頃に故国が戦争で敗北し国が消えるのを目撃した主人公エデンは、アルカニア帝国の支配に抵抗するレジスタン
スを結成して故国の復活のために全力を尽くす。しかし、相互に連結された複雑な世界の中で様々な事件が起こり、様々な経験を基に形成された新しい価値観はエデンの行動を徐々に変え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 21:52:58
4296文字
会話率:39%
舞台は中央大陸西部、ただ一つの宗教によって統治されるエレフス教導連合。悪魔を嫌悪する教会によって魔術が禁じられたこの地で、唯一公的に魔術が行使できる身分を黒騎士と呼ぶ。
黒騎士の一人であるノアは、己の定めた正義のみを行動指針とする。理不尽で
残酷なこの世界で、彼はどこまで自分の信条を貫き通せるのだろうか……。
※キャラクターのビジュアルや状況描写の為に挿絵を入れています。お見苦しいですがどうかご容赦ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 22:47:37
62578文字
会話率:55%
まえがき
この本の試みの主旨は、畏歴二千三百年を記念し、畏歴二千年前後の歴史を振り返ろうというものである。
畏歴二千年。
当時、世界は人種的対立の末期にあり、二つある人種間の戦争がついに決着しつつある。という時代であった。
それと同時に、クラ人の領域では産業の発達に必要な土台が熟成されつつあり、近代的文明への進化の下準備が整いつつあった。
しかし、産業的分野が開明的な色彩を帯び始めていた反面、宗教的方面においては、イイスス教の淀みと歪みは、神衛帝国末期以来の極致に達しつつあり、未だ改革の兆しは見えず、人々は悪しき風習と固陋な観念に支配されていた。
我々歴史を学ぶ者たちにおいては、まことに興味の尽きぬ、変動と矛盾の時代であったと言えるだろう。
当時に生きた人々は、現在に生きる我々と同じように、数々の過ちを犯してきた。
だが、当時国政を担っていた人々(これは王であったかもしれないし、選出された首長であったかもしれない)は、現代に生きる我々と違って、礎となる学問も少ない状態で、伝達の遅い人づたえの情報から物事を判断することを強いられていた。
そのことを留意せずには、当時の世界を正しく理解することはできないだろう。
畏歴二千年からの激動の時代を理解するためには、そのことに留意するとともに、当時存在していた各国家についての概略を把握しておくことが重要である。
本書では、上巻を丸々使い、大陸西部の各国家について概略を述べてみたい。
(後略)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-11-12 11:30:51
47553文字
会話率:1%
大陸西部に位置し、気候に恵まれ、温暖で肥沃な土地にあるユノ村近郊の森でのこと。村の畑を荒らす巨大猪──ギガスボアを追って森を徘徊する二人の若者ハンスとレーナだったが、魔獣の狩りなどやったことない2人はギガスボアに苦戦するのだった。
最終更新:2023-06-19 20:06:24
40024文字
会話率:44%
ユレーヌ大陸東部、王都セレンティエーゼ。
百年に一度生まれると言われる伝説の勇者として『アラン』という人間の男が誕生する。
時を同じくしてユレーヌ大陸西部、魔都グランガルド。
百年に一度生まれると言われる伝説の魔王として『リエーテ
』という魔族の女が誕生する。
およそ百年前の聖魔大戦では、後に英雄と謳われる魔術師の勇者『アレックス』によって当時の魔王だった恐ろしき巨人『グアルゴン』が討伐され、人間側に軍配が上がった。
しかし、今回の勇者であるアランは何やら様子がおかしく……?
そんなアランにあの手この手で襲い掛かるのは、魔族ではなく身近な人間の策略だった。
いや、策略というか普通に真っ当なことを言われ続けてるだけだった。
絶対に旅立ちたくない勇者と、絶対に旅立たせたい周囲の人間たちによる『非』冒険活劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 15:43:39
50250文字
会話率:54%
大陸西部を支配下に置くエスタリア帝国では、四人の皇子が次期皇帝の座を争っている。皇帝の血筋はそれぞれが固有の強力な魔法を使うことができ、その力を使って最も功績をあげたものが皇帝となるのだ。
第四皇子ウィルフォードが得意とするのは、「障壁」の
魔法。最年少ということもあり、まだ目立った功績をあげることができないでいた。哀れに思ったデューン第一皇子から手ごろな事件を紹介してもらい、護衛とともに解決に向かう。
果たしてウィルフォード皇子は戦果をあげ、皇帝となることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 10:51:39
374375文字
会話率:47%
百年の長きに渡って吹き荒れた戦乱の世も『天帝』によって終結し、ようやく平和の兆しが見え始めた大陸西部の国家オウレンザルカ。
今この地を二人の若者が旅立つ。
何処かで棄てられていたのを『爺』に拾われ、霊峰ホウライジュの大自然の中で育
った野生児ながら、高貴な雰囲気を纏った天衣無縫な若者ギタン。
若く未熟なれども心に正義の炎を燃やす、天真爛漫なオウレンザルカの王女サクヤ。
それぞれ『過去』と『未来』を探す二人の行く先に立ち込める欲望の風、野望の嵐。
そして国家を揺るがす大陰謀。
その尖兵たる魔法の鎧『魔装甲鎧』の群れ。
ギタンの纏う謎多き魔装甲鎧『リンドウ』が闇を滅し、伝説の魔装甲鎧『オウカ』を纏ったサクヤが悪を討つ。
血風渦巻く旅路の果てに、二人を待ち受ける運命は!?
〈カクヨムでも掲載しています〉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 17:01:07
133220文字
会話率:57%
少女×戦車(装甲列車)×西部劇
列車砲から戦車を分離する電磁魔砲搭載型装甲列車。
未開拓の地を切り拓くこの列車魔砲の力をもって。
世界から追放された魔砲少女たちは、新大陸から世界をザマァする!
近未来、日米の航路中太平洋上に落下した隕石
が未知の大陸"ネオ・パンゲア"として海に定着。
各国はこぞって開拓に乗り出す。
しかし新大陸原住の空を飛ぶ魔獣により航空戦力は歯が立たず、代わりに必要とされたのは列車砲。
時同じくして、世界中で確認されるようになったエネルギー操作系超能力者たる魔砲少女たち。
その異能ぶり故に世界中で持て余され忌み嫌われた彼女たちは、新大陸の開拓に必要な列車魔砲の射手になることを名目に世界から追放され送り込まれた。
しかしやがて少女たちは、新大陸で生きる路線を見出し。
いつか世界をザマァするべく、開拓のための戦いに身を投じて行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 21:12:43
58338文字
会話率:44%
とある世界の大陸、アルハザードで巻き起こる戦火とそれに立ち向かう者たちの物語。
剣と魔法と人形兵器が織りなすファンタジー戦記。
大陸の小国、ウルスキアが剣と魔法の世界に、新しい概念、大型人形兵器を生み出したことから物語は始まる。
その圧倒
的な戦力を元に瞬く間に周囲の国へと進行すると、その顎は大陸西部の国、ルイン王国へと牙を向いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 22:45:53
112891文字
会話率:40%
大陸暦1990年、エルディア大陸には二つの勢力が存在していた。片方は、大陸西部中心に位置する大国『ラミネシア王国』を中心とした、複数の人族国家。対するは、大陸東部を支配する魔族国家『ヴィルヘルム』。長い間戦力が拮抗していた二勢力の間には、近
年大きな争いは起こっていなかった。しかし、2年ほど前からヴィルヘルム側の勢力が徐々に拡大していたことにより、二つの勢力には明らかな差が生まれていた。人族側はこのことに危機感を覚え、魔族に対抗するために古の昔、人族を救った『異世界の勇者』を召喚することを決定する。物語は、異世界『地球』から21人の勇者が召喚された所から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 22:46:50
965文字
会話率:0%
イアストリア大陸西部にて南北40キロにもなる獣と人類の戦線。
そこでは終末が堰き止められている。
これは人類が抗う3度目の終末。
抗えてしまう、最後の終末。
人類の「終末」はもうすぐそこに。
抗え、足掻け、終末は近くとも、終焉は未だ遠く。
これは人類の抵抗を描く物語。
(不定期更新、誤字脱字報告お願いします。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 17:57:55
3660文字
会話率:31%
民主主義の政体を至高とする民主共和国連邦は圧倒的な戦力で、中央大陸の過半を“解放”すると、破竹の勢いで中央大陸西部に割拠する国々へ歩を進めた。これを迎え撃つ前線国家のパナジャルス王国に抗する力はない――と思いきや、GHQ軍備縮小局に接収され
た旧帝国海軍航空母艦『鳳翔』が突如として現れ、王国軍の援護を開始した。時は未だに1946年の半ばであったが、既知世界の冷戦激化よりも一足早く、この世界では米ソ陣営が介入する代理戦争が始まっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 19:26:21
80339文字
会話率:30%
ディエアド伝記シリーズ・英霊編
神発暦3520年。戦乱の世となっていたオーハジアン大陸西部で最大の国家であるクラノス帝国。その守護者としてのちの世に語られる一人の貴族の軌跡。
一章 力の覚醒まで
二章 圧倒的な力との遭遇
最終更新:2020-02-11 20:57:00
147144文字
会話率:56%