『異世界更生プログラム、開始早々バグりました。』
「お前のような人間が増えすぎた」
神はそう言って、クズ男に更生のチャンスを与える。
スキル「吸収」を授けられ、異世界へ向かうはずだったが──
「バカが……神の力、吸わせてもらったぜ?」
異世界勇者、初手で王女を撫でミンチにし、騎士の剣を効かず、死者を蘇らせて「これでいいだろ?」とドヤ顔。
更生? 再生? 無理無理。
この主人公、最初から最後までクズです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:49:22
4435文字
会話率:44%
信じていた幼馴染に裏切られ、仲間たちにも見捨てられてパーティーを追放された最弱職の少年・レオン。
だが彼には、誰にも明かしていない“もう一つの力”があった。
それは――
「調理した魔物を食べることで、能力を吸収・進化できる」という禁断のス
キル。
焼き、煮込み、さばき、喰らう。
食材は魔物、火は復讐心。
仲間だった者たちを見返すため、少年は調理台から世界の頂点を目指す!
「これは、喰われる側から喰う側へ――
最弱と呼ばれた料理人の、逆転のざまぁ成り上がり物語。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:30:03
17692文字
会話率:33%
平凡な日常に飽き飽きしていた会社員・神代零(かみしろ れい)は、最新VRMMO『Eternal Frontier Online』に非日常を求めてログインする。しかし、予期せぬバグにより、彼が降り立ったのはプレイヤーキャラではなく、名もなき最
弱モンスター――半透明のゲル状生物『名無し』の姿だった!
作り直しもできず途方に暮れる零だったが、持ち前の面倒くさがりと好奇心から「ゼロ」として魔物プレイを開始。彼に与えられたのはレベルではなく、喰らった対象の能力を吸収し進化するユニークスキル【捕食】。
虫や苔から始まり、モンスター、危険な罠、そして時には油断したプレイヤーすらも糧として、ゼロは孤独に進化を重ねていく。擬態で身を隠し、人間を避けながらも、その異質な力は次第に噂となり、やがて運営すら無視できない『歩く災害』へと変貌していく――。
最弱からの捕食成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:00:00
136215文字
会話率:20%
生まれたばかりのころの自分にタイムリープした主人公が、殺された初恋の相手を救おうと、幼児期から自己育成に励みます。
幼児の超強力な吸収能力と、大人の意識と未来知識、彼女を絶対救うという意志の力。
魔法などがない現実世界だからこそ、これ
らの組み合わせが最強のチートとも呼べるような効果を発揮し、主人公は驚異的な成長を見せます。
※ハーレムとか男性に媚びる女性キャラとかエロ要素は出てきませんので、女性でもわりと読めるかもしれません。一人の男性が一人の女性を一途に想う物語でもあります。
※カクヨムでも公開しています。応援していただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:10:00
245970文字
会話率:39%
「君のスキルは、空白(ノーコード)──つまり『無能』だ」
世界中から選ばれし能力者たちが集う、未来の英才教育機関──
その名は、神託学園(しんたくがくえん)
能力(スキル)の強さがすべてを決めるこの学園に、少年・天城レンは『Fランク』と
して入学した。
スキル判定の結果は「空白(ノーコード)」
何の能力も持たない烙印を押され、無能として軽蔑される日々。
だが、誰も知らない。
そのスキルの正体が、他者の能力を吸収し、進化させる世界最強の力であることを──
光を操る少女・ユナ。
獣の力を持つ戦士・カグラ。
冷酷だが信念を貫く教官・アーク。
数少ない仲間たちとの絆を通じて、レンは次第に自分の力と向き合い成長していく。
やがて現れる「闇」の使い手・ヴォイド。
その存在はレンに問いかける。
「お前の力は、この世界の例外だ」と。
宿命、覚醒、そして世界の再定義。
少年が辿るのは、拒絶された運命に抗い、『力に頼らない世界』を選ぶ戦いの道。
──これは、無能と呼ばれた少年が、神に挑む物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:00:00
13324文字
会話率:37%
Aランクパーティーから追放された冒険者、オリヴィア・スカーレット。だが、彼女には隠された「魔物喰らい」という能力があった。魔物を一匹喰らうごとにその能力を吸収できるというそのスキルは、大食漢である彼女にとってこれ以上ないほどのチートスキル
なのだった......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:02:28
27992文字
会話率:34%
2018年、突如として出現した災獣《サリベ》が、魔法としか言いようのない力で人類の世界認識を蹂躙し、文明の粋を誇った科学技術を木っ端微塵に破壊した。
予期せぬ大災厄に人類は為す術もなく、僅かな生存者たちはシェルターに引き籠もるしか生きる
道がなかった。
だが奇跡的に、この魔法的現象は人類にも恩恵をもたらした。ごく一部の「適応者」と呼ばれる人間が、サリベの核を吸収することで《魔力》を駆使できる能力を獲得したのだ。
この突然変異的な適応能力がなければ人類は完全に滅びていたであろう。しかしその戦力差は絶望的で、人類は未だにサリベの脅威に怯える日々を送っている。
そんな崩壊と再生が交錯する世界で――
謎に包まれた記憶喪失の少年は、どのような物語をもたらすのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:00:00
40751文字
会話率:44%
【書籍化&コミカライズ!】★2020/4/30 閑話・小話集を別に分けて作りました→『N8399GE』もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた【閑話・小話集】
お疲れ気味の現実の中で、深く考えずにサラッと読めるお話。心が
しんどい時に読んでもらえるといいな。
第七回ネット小説大賞受賞しました!ツギクル様より書籍化&KADOKAWA様にてコミカライズ!
魂の修復のために「よそ」の世界に行くことになった「ゆうた」。
異世界で再スタートしてがんばります。色々な人(?)と出会い、幼いユータは素直に教えられたことを吸収する・・あれ、それって人間ができることだっけ?のほほんと色んなチートを身につけ、駆け上がれ!最強への道??
いえいえ!目指すはもふもふ達と過ごす、穏やかで厳しい田舎ライフです!
※序盤はモフ成分少なめ
おおむね1~2日空き更新です。
5/29感想欄オープンしましたが、心苦しいですが返信は一律行わないこととさせていただきます。
残酷な描写やR15は多分ないけれど、念のためです。
*こちらはツギクル様、カクヨムさまでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:00:00
3160297文字
会話率:48%
魔素適性──
それは、この世界で生きる価値そのもの。
小貴族の家に生まれたリュカ・アルウェインは、
魔素適性ゼロと判定され、家族からも見捨てられた。
絶望の中、偶然たどり着いた遺跡で、
リュカは「完全魔素吸収」という禁断の力を手に入れる
。
追放された少年は、
すべての魔法を喰らい尽くし、
この腐りきった世界を──掌握する。
王道異世界無双、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:00:00
15560文字
会話率:8%
『幽霊』 それは、本来であれば存在するかしないかはっきりとわかっていないものだ。
しかしこの街、来遊市には幽霊が存在している。
そんな街に住む1人の少年、怪奇谷魁斗。
彼は、自分が幽霊を吸収することの出来る力『ゴーストドレイン』を有している
ことを知った。その力を有していることで、幽霊関係の相談が頻繁に来るようになっていた。
そんなある日、彼は奇妙な噂を耳にする。
身体を傷つけてもすぐに再生する、いわゆる不死身の女の噂だ。
彼は調査を始めると、あろうことかすぐにその人物と出会すこととなる。
「私を、殺してくれませんか?」
不死身の幽霊に取り憑かれた少女、富士見姫蓮はそう言った。
彼女との出会いをきっかけに、怪奇谷魁斗の身の回りで次々と怪現象が起こることとなるーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:28:18
1346533文字
会話率:49%
核の炎が空を裂いた、あの日。世界の半分が焼き払われ、人類の半数が灰に還った。混乱の中で命を落とした青年・暁神天翔(あかつきがみ あまと)は、魂、すなわち“魔素”となり、果てしない混沌《カオス》を彷徨う存在となる。しかもその彷徨は異常なまでに
長く、彼の魂は魔素を限界なく吸収し続けていた。“誰よりも濃い魔素”をまとったその存在に、カオスの女神ティアマトは目を留める。
――異世界《オリンポス》に滞留しはじめた魔素を回収しなければ、カオスの魔素が枯渇し、やがて全世界が滅びを迎える。
それが、ティアマトが語った全世界に課せられた命運であり、“特異点”としてオリンポスへ転生し、魔素の回収を天翔に依頼するのであった。だが、彼の心を本当に動かしたのは、女神が語ったもう一つの真実。元の世界で生き別れた、たった一人の家族で病弱だった妹・暁神赫夜(あかつきが かぐや)もまた、この異世界に転生しているということだった。世界の命運よりも、妹を見つけ出すこと。それこそが、天翔が異世界行きを決めた理由だった。天翔の承諾を得たティアマトは役目を託すとともに、カオスに飽きていた彼女は、むしろオリンポスを覗けることを楽しみに“意識回廊”もちゃっかり残していった。
こうして送り込まれたオリンポスは、元の世界が崩壊し、多くの命が失われたことによって数万人規模の異世界人が流入した地であり、彼らが持ち込んだ知識とスキルによって“魔素学”は飛躍的に発展した。その象徴と言える"賢者の石"により、魔素力こそがすべてを支配する力となっていた。
魔族界でアマトは目を覚まし、カオスと直結し、魔素を自在に操るという、前例なきチートな能力をその身に宿す。そして、その力を見出し、奪おうと動いた存在がもうひとつ――
“七つの大罪”と呼ばれる異世界人勇者達との戦いに敗れ、精神体となって彷徨っていた俺様気質の魔王ゼルヴァス。アマトの肉体を乗っ取ろうとしたその瞬間、あろうことか、逆にゼルヴァスは取り込まれ、アマトの内に棲むこととなった。
かくして、魔王と女神によるアマトの内なる騒がしき日々が幕を開ける。
交わる言葉、重なる過去、絡み合う思惑。
赫夜の行方、賢者の石に秘められた謎、そして全世界の運命とその裏で静かに動く名もなき力。
いま、幾重もの絆と宿命が交錯し、“カオス”への扉が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:05:27
70046文字
会話率:33%
日本人カグヤは異世界で暗殺の危機に見舞われた。瘴気災害『邪神の息吹』に苦しむウルヴァルゼ帝国へ双子の妹テルサと共に召喚されたものの、魔力鑑定で『聖女』と認定されたテルサに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。以前からカグヤを危険視していたテルサ
は、彼女の暗殺を栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。
しかし、絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。突如として彼女は地下の墓所へ転移し、葬られていた大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして意図せず復活させてしまった。
「だれ、だ……きみ、は……?」
「わ、私、は……カグヤ、です……」
協力の末、二人は栄耀教会の追撃から逃れ、魔術師一族フェンデリン家に保護された。
光の極大魔力『旭日』を宿す『聖女』テルサに瘴気を浄化させて『邪神の息吹』を終わらせ、帝国社会の覇権を握らんとするラモン教皇率いる栄耀教会。その脅威に対抗するためにフェンデリン家はカグヤを保護した。この世界で生きていくため、ダスクとフェンデリン家の助力の下、カグヤは自らの力の解明と練磨に乗り出す。
「この『望月』を以て『邪神の息吹』を終わらせ、人々を救済することこそ、この身に課せられた使命だと」
暗所でのみ解放される闇の極大魔力『望月』──時間や空間、重力を操作し、死者をアンデッド化させ、更には瘴気を吸収し尽くして『邪神の息吹』を鎮める事すら可能なその力で、カグヤは『闇の聖女』として活動することを決意。
そんなカグヤの前に立ち塞がるのは、瘴気満ちる地に蠢く変異魔物やアンデッドの大群。戦闘は不得手な彼女に代わって、ヴァンパイア最強格のダスクがそれらの脅威を排除していく。
しかし、事態は順調には進まない。魔境に君臨する史上最強の魔物、カグヤを脅威と見做して暗殺を目論むテルサと栄耀教会、そして発生する予想外の事態──カグヤたちはその全てを乗り越え、救済の使命を完遂できるのか?
『闇の聖女』カグヤと『光の聖女』テルサ。
深い因縁を持つ双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ壮大なストーリー。
運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
カクヨムで先行連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:22:26
151248文字
会話率:37%
①現地ダークエルフ主人公ベールはよそ者だが同胞の美少女レヴィと噴水で出会い、レヴィの魔力量を見込んで高名な魔術師を紹介する。しかし早々に迷子の連絡が入り、またもや噴水で再会する事となるが、色欲の悪魔と関わる事となる。悪魔に見込まれたエルフは
容赦のない流星群でベールを攻撃するが、魔法吸収100%のベールには効かず、ベールの容赦ありの自爆魔法で瀕死となる。しかし噴水が爆発に巻き込まれた事で呪われた指輪がレヴィの手に渡る。早すぎる色欲から解放するため、ベールは呪われた指輪を自身に付ける事にした。②そしてレヴィを解放したはいいものの、その噴水は悪魔の力を封じ込める記念碑であり、強大な力を持ち始めた悪魔を殺す指令が下される。断れば生きる選択肢はない。レヴィと共に人間の土地にある迷宮に向かう。最終階層で怠惰の悪魔と直接出会い、不敗の魔女の攻撃で瀕死だったが、【敗北の記憶】で不敗の魔女は意気消沈となり、ベールが前線に立つ。彼が見た【ありえない記憶】は取るに足らないものだったが、悪魔の悪あがきで百階層まで改造させられる。
どんな汚い手を使われても、上手に座り込む主人公!迷宮の構造まで変えて見せる!戦闘は多分ほとんど爆発オチ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:36:31
39729文字
会話率:42%
まだ全体構想は決まっていません。
主人公の女の子は愚図でノロマでぶきっちょで良いところはなにもない子ですが、あるとき異次元空間の歪みによって生じたダンジョンに吸い込まれます。そこでたまたま深層のボスキャラの近くにあった宝箱を空けて中のオーブ
を手に取る機会があり、その際オーブが彼女の胸の中に吸収されて、なんらかのスキルを取得したという天の声を聞きます。ボスキャラに見つかりあわや捕まりそうになったとき転移陣に飛び込んでダンジョンの外に出ることができました。すると異次元のゲートが開いて、間違って地球上にできたこのダンジョンを全て回収してから消えて行きました。残された少女には何か今までと違う能力が開花し始める訳ですがその正体はまだ考えていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:29:15
12338文字
会話率:11%
殺された少年は、生き返った。
――敵の力と記憶を“喰らって”。
死のたびに他人の人格を宿し、力を奪い、記憶を重ねる呪い《報復印》。
少年・ユリウスは、自分を殺した者の剣技と嗤いを携え、焼き払われた村から再び立ち上がる。
だが、それは“
始まり”にすぎなかった。
彼の中に棲むのは、かつて世界を滅ぼしかけた《Re-001》の断片。
殺すたび、喰うたび、自我は蝕まれ、人格は“別の誰か”に浸食されていく。
「これは復讐じゃない。俺が俺で在り続けるための、戦いだ」
狩人たちに追われながら、ユリウスは“喰い尽くされた記憶”の先へ向かう。
唯一《Re-001》が喰えなかった少女、世界の裏で蠢く〈喰記の器〉たち。
すべての“記憶”を奪われた世界で、彼は最後に“自分自身”を取り戻せるのか。
――それとも、“世界そのもの”を喰らうのか。
己の意志と他者の亡霊が交錯する、魂のダークファンタジー。
死ぬたび強くなる少年が、最後に選ぶ“生”とは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:00:00
14345文字
会話率:17%
〖貴様の存在は危険過ぎる。故に三度目の転生は草とする〗
全能の神はそう告げ、私からあらゆる〖スキル〗〖魔法〗を取り上げた。
そして、私を草‥‥もといい苗木へと転生させ、付与されたスキルは良く分からない〖吸収〗のみ。
‥‥これは私が
再び、人へと至る成長と苦楽の物語。
真の心の成長を描いた物語だ。
そして、やがては再び最強へと至ろう。
真の優しさを知る為に‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 16:13:37
156208文字
会話率:35%
ウァーテルという都市がある。かつては文明の十字路とも言われた商業の大都市。
しかしたび重なる戦乱により交通の要衝だったウァーテルは侵略の魔手を中継する謀略都市と化す。
さらには報復の連鎖・欲望の渦によって悪徳をばらまく都にまで堕ち
てしまった。
そんなウァーテルに魔術と武術の両方をふるう戦乙女たちが襲来する。異能者でありながらも人類文化の吸収を行う、誠実な混沌とも言うべきワルキューレ。
そんなカオスウァルキリーと配下の人間たちがウァーテルに対して侵略を開始する。
彼女たちは正義の味方ではないし、ましてや大神の娘などではない。
ただ己と仲間たちの利益を求めて戦い計算する。その損得勘定が悲劇を止める可能性につながることを願うばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:00:00
1345019文字
会話率:33%
―いま我々が生きている世界と近く、それでいて遠い場所
多くの被害をもたらした『大震災』
生き残った人々は、新たに発見された『オリハルコン』と名付けられた鉱物
その鉱物から得られる半永久的なエネルギー、『エーテル』によって活気を取り戻そうと
していた
しかし繁栄がもたらしたのは平和だけではない
利権を巡った戦いも爆発的に増えていったのである
さらにエーテルによって動く巨大ロボットであるメタル・トルーパー[MT]の発明も、争いに拍車をかけるのであった
エーテルによる争いは個人や企業を越え、新たに発足された国々をも巻き込んでいくのであった
数十年の時を越え、二つの大国が生まれた
一つは王国『アーストン』
もう一つは帝国『ガスア』
この二つの大国の戦いは、日を追うごとに激しくなっていった
しかし五年前の休戦により、互いの侵攻は停止
一時的とは言え両国の間に平和が訪れていた
だがその間にも、両国は周辺国を吸収し侵略に備えていた
――新西暦56年 3月
アーストンの少将スコット・オーウェンは片田舎にある町工場にて、一人の青年と再会する。
その名はユーリ・アカバ。
かつての少年兵、そして『アーストンの白い死神』と呼ばれた英雄であった。
この二人の再開が大きく時代を揺るがす事を、誰もまだ知らない。
※以前投稿した「MT―メタル・トルーパー戦記」のリテイク版となります。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 05:50:00
64028文字
会話率:45%
いま我々が生きている世界と近く、それでいて遠い世界。
多くの被害を払った『大震災』より数年。
生き残った人々は新たに発見された半永久的なエネルギー『エーテル』によって活気を取り戻そうとしていた。
しかし繁栄がもたらしたのは平和だけではない
。
利権を巡ったいざこざも爆発的に増えていったのである。
さらにエーテルによって動く人型兵器であるメタル・トルーパーの発明も、争いに拍車をかけるのであった。
エーテルによる争いは個人や企業を越え、新たに発足された国々をも巻き込んでいくのであった。
数十年の時を越え、二つの大国が生まれた。
一つは王国『アーストン』
もう一つは帝国『ガスア』
この二つの大国の戦いは、日を追うごとに激しくなっていった。
しかし五年前の休戦により、互いの侵攻は停止。
一時的とは言え両国の間に平和が訪れていた。
だがその間にも、両国は周辺国を吸収し侵略に備えていた。
――新西暦56年 10月
アーストンの少将スコット・オーウェンは片田舎にある街工房にて、一人の青年と再会する。
その名はユーリ・アカバ。
かつての少年兵、そして『エースキラー』と呼ばれた英雄であった。
この二人の再開が大きく時代を揺るがす事を、誰もまだ知らない。
※以前投稿した「MT―メタル・トルーパー戦記」のリテイク版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 18:59:49
5321文字
会話率:41%
黒髪と黒目が差別される時代。
エディと名乗る黒髪黒目の少年は魔人兵という改造人間にされてしまう。
魔人兵は人型戦争兵器であった。
エディ人権がないから都合良く捨てられる戦争のための駒になったのだ。
魔人兵には魔石が埋め込まれる。その魔石のお
かげで強い身体能力を得るのだ。
エディは魔人兵13号として、戦場を駆けた。
戦争に負けたボリリ王国は対戦国であるディロクトロ王国に吸収され、エディも地下牢に閉じ込められていたのだが、ある時、ボリリ王国残党が裏切り者のエディを殺すために刺客を仕向けてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 09:26:26
10383文字
会話率:41%
【“再生と破壊”――両極の能持つ異種の二人が歪に出逢い、恋におちた。】
古の現世の裏にあり、地上の何処かに存在すると伝わる別世。そこに生きる人族の者は、自然の神々を崇め、妖を畏れる暮らしと共に在った。
神を祀る社(やしろ)を護る一族に
生まれ、特異な能を持つ人族の女は『尊巫女(みことみこ)』と呼ばれ、十八になると神族の住む地にゆくという因習があった。雨喚ぶ巫女は龍神界、陽をもたらす巫女は稲荷界へ行き、彼らの神力を借りる梯子(はしご)に成るのが、彼女達の役目だ。
神族と人族の混血である、その地を統べる其々の長(おさ)に認められれば子孫繁栄の為の伴侶となるが、否な場合は贄として一族に喰われ、力ごと吸収されるという至極、残酷な契約だった。
そんな一族の中に、己の生気と引き換えに治癒を与える草花を召喚し、自然界の萌芽促進もさせるという、尊巫女の中でも稀な異能を持って生まれた、アマリという少女がいた。人族に持て囃される反面、脅威として畏れられてもいた彼女は、近年、頻繁に起こっている災厄を鎮める為、冷酷な禍神(まがかみ)と忌み嫌われる、厄病神への贄に出される。
端から伴侶にはされないだろうと見越したものだったが、その実は、いずれにしろ彼を懐柔し、弱体化させるのが目的だった。その企みを察した厄病神――荊祟(ケイスイ)は彼女を避け、喰う事もせず、とりあえず屋敷の離れに置き、軟禁するという仕打ちをする。既に全てを諦め、長年無気力に生きてきたアマリは、殺されない事に戸惑う反面、放置という名の歪な自由を知り、少しずつ自身を見直し始めていく。
そんな彼女を監視していくうち、荊祟の心情にも、次第に変化が訪れる。自身が担う、忌み嫌われる役目に虚しさを感じ、人族を嫌悪していた彼は、一風変わったアマリに興味を持ち始めたのだった。
※史実資料を元にしたフィクションです。実在する名称、土地、出来事とは関係ありません。
※縦読み推奨。R15未満程度の性表現、PG12程度の残酷表現がありますのでご注意下さい。該当タイトルに★。
※更新後、加筆修正することがあります。展開が変わる場合はお知らせします。
※私生活事情のため更新停滞中です。申し訳ありません……(2024年7月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 10:02:01
70150文字
会話率:45%