時は大正、関東大震災による壊滅的被害から復興しつつある帝都東京。
駆け出しの英文学者である如月朝彦のもとに、怪盗から犯行予告状が届く。
これで2回目――宛先を間違えて届けられたのも、2回目だ。
善良な市民の義務として、本来の宛先ではなく警察
に届けた如月だったが、今回の予告状は1枚だけではなかった。
如月宛てにも、奇妙な予告状が届いていたのだ。
『貴家の櫻を頂戴します』
カードにタイプされた、不可解なメッセージ。
本人の意思とは裏腹に、如月は怪盗騒ぎに巻き込まれていく――。
<登場人物>
■如月朝彦
大学助手、翻訳家。28才。
■仁礼恭一郎
上海帰りの貿易商で男爵。如月の一高、帝大の同窓生。28才。
■竹井修造
鳴坂署所属の警部。36才。
■櫻篤國
侯爵。如月の母方の伯父。63才。
■真鍋耕吉
如月家の近所に豪邸を構える富豪。53才。
■柳慎二
如月の秘書。27才。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:33:52
20600文字
会話率:46%
主人公原田祐弥は2年勤めた浪速電力を退職し、父の勧めで、中高の同級生だった松園寛人の秘書・運転手・同僚となる。類い稀な美貌を持つ寛人は、与党・自由党の政調会長・松園賢司の次男であり、日本人の生活様式を変えたと言われるアパレルサービス・COR
OMOを学生起業した経緯を持つ。そんな寛人や同じく中高の同窓生でCOROMOの社長を務める斎藤とともに、今度は教育格差を是正するべく『.ed』と言う既存のアプリケーションを買収・改良する形で、日本の社会問題に立ち向かう。しかし、その挑戦には父親が会派の長を務める誠永会と、同じく自由党で大きな力を持つ千代政治研究会との政治闘争が大きな障害として立ちはだかる。さらに寛人に引けを取らない美貌の男が、やけに祐弥達の周りに出没するようになり…近未来の日本社会を舞台にした、あらゆる柵に抗う若者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 12:00:00
58097文字
会話率:48%
夏のホラー2022「ラジオ」企画参加作品です。
死の間際、勝手にインストールされたラジオアプリから聞こえる、小学六年生の時の担任の先生の声。
それは死への誘いか、それとも──?
最終更新:2022-07-07 06:27:52
6700文字
会話率:34%
演技が好きだが売れない俳優である五十嵐 幸祐は日々大人になっていく周囲が受け入れられず、「ずっと子供のままでいたい」と考えていた。そんなある日、幼馴染である男友達の結婚式で、昔思いを寄せていた同性の同窓生・佐々原 奏汰と再会する。彼は、幸
祐のコンプレックスである小柄を小馬鹿にする性格ではあるのだがそれとは別に、幸祐自身の「こどもっぽい」本心を看破していた。
再開を喜ぶのも束の間、酔いつぶれた幸祐が次に目を覚ましたのは知らない家屋だった。動揺する幸祐にさらなる事態が待ち受ける…。
「オレ…こどもになってる…!?」
そこに現れたのは意味深な小瓶を片手に訳知り顔をする奏汰だった―――。
甘やかしたい男×甘えたい男の擬似パパショタ…見た目は子供、頭脳は大人(精神は子供)…夢にまで見た人生やり直し!?なボーイズラブ(コメディ)。
※この作品はpixivにも掲載しています
作品リンク→ https://www.pixiv.net/novel/series/8413539折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 05:16:21
13617文字
会話率:61%
しがないサラリーマンの俺は、久しぶりに大学の同窓生と温泉旅行に出かけていた。
しかし旅先で飲み明かした翌日、俺たちは見知らぬ場所で目を覚ます。
そこはなぜか明治時代の皇居内であり、眼前には皇族がいた。
時は日露戦争、日本海海戦の直後。
どう
やら俺は、とんでもないところにタイムスリップしたらしい。
ここから日本は第1次世界大戦を経て、やがて悲劇の太平洋戦争へと突き進んでしまうのだ。
そんな未来を変えるため、俺たちは動きだす。
はたして俺たちは、この世界の日本を救うことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 08:11:00
198841文字
会話率:32%
同窓会の幹事をやっている主人公のもとに、同級生の娘から出欠ハガキが届いた。母の死を知らせていた。忘れられない思い出がある同級生だった。命日に墓参りに行くと、小さな墓に卒塔婆が二基建っていた。ひとつは母親のものだった。なぜ故郷の墓地で、母親と
眠るようになったのか、来合わせた娘から、同級生の哀しい生涯の話を聞かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 14:46:15
6006文字
会話率:33%
同窓生同士の短い会話。青春真っ只中の男女が何気なく会話する姿。
最終更新:2021-09-29 03:58:48
1498文字
会話率:73%
中学一年生の健太は、授業中に同級生の剛に詰られたせいで、剛が嫌いになった。ところが、ある日、剛が健太に優しい言葉をかけてくれたことをきっかけに、二人はとても仲良くなった。その後、何十年も会っていなかったが、健太に同窓会の幹事役が回ってきたと
き、同窓生名簿に剛の名前を発見した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 12:16:52
1893文字
会話率:25%
大震災の夜。
交通機関は全面ストップ。
歩いて帰宅途中の彩子は足を捻り歩けなくなる。
寒さと疲れと不安で憔悴する彩子。
偶然、通りがかった銀行マンの卓也は自宅へ誘う。
躊躇う彩子。
卓也は寒さの中にいることの危険を彩子に説く。
彩
子の美しさを眩しく感じる卓也。
開いていたコンビニも震災で食べるものはすべて売切れ。
卓也の部屋の唯一の冷凍食品を二人でわけあう。
二人は同じ大学の同窓生と知る。
彩子の苦悩を理解する卓也。
彩子の生き方に敬意と共感を感じる。
卓也の優しさに心を開く彩子。
彩子と卓也はお互いの人柄に惹かれ始める。
震災の日
一晩のささやかな恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 23:00:33
33667文字
会話率:26%
成人式でもぼっちな私は、同窓会にも行かない
一話完結です
この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2021-04-17 23:53:23
5823文字
会話率:51%
ロサンゼルス空港で、主人公岡山は偶然同窓生の山田はるかに出会った。そのことが、岡山のシミバレーにおける犯罪を露わにすることになってしまった。
最終更新:2021-04-07 10:00:00
5287文字
会話率:27%
およそ青春と呼べる全ての物を犠牲にし、そこそこの会社に就職した一成。他の同窓生よりもエリートコースに乗ったはずだったのに、現実は五月病を引き起こすほどに思惑とは掛け離れた日常だった。
先輩に無理やり飲まされ、虚しく終電を見送った一成の前に一
台の電車が滑り込む。
電車が着いた先は…太平洋戦争で焼失したはずの京浜急行平沼駅だった。
横浜大空襲前夜…一成は一人でも多くの命を救おうと奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 11:14:10
9846文字
会話率:22%
千葉県内の駅ホームから、高校教師が突き落とされ、電車に轢かれ死亡した。
突き落とした犯人は、県内の男子高校生、その場で逮捕されたが、被害者との面識は無かった。
無差別殺人と思われたが、数か月前に、同じように面識のない高校教師を男子高校生が線
路に突き落とし、怪我をさせた事件が発生しており、不審に思った千葉県警の濱野龍太郎(はまのりゅうたろう)は、後輩の佐分利孝(さぶりたかし)を連れて捜査を始める。
被害にあった二人の高校教師が、数年前に、県内の城北高校で勤務していた事が分かった濱野は、佐分利を引き連れ、城北高校に出向く。
そこには、教師として勤務している、同窓生の八雲直毅(やくもなおき)が居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 08:12:04
67373文字
会話率:30%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒はメイドカフェの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を次々と解決するオトナの、オトナによる、オトナの為のラノベ第70話です。
今回は、パンデミック下の秋葉原で小学校時代の元カノと再会
する主人公ですが彼女は中華な国の科学者に。
彼女の血清はパンデミックを鎮める可能性があり、国際情勢の様々な力学が働く中、全ては闇に葬られるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 23:37:27
11930文字
会話率:63%
繰り返す毎日、少しずつ違っていく日常。結婚して数年。得たものと失ったもの──
貿易会社に勤める契約社員の中倉弓音(なかくら ゆみお)は昼休みにケータリングカーで来る弁当を買いに出て、大学時代のサークルの後輩大門航(だいもん わたる)に再会
する。お互いに憎からず思いながらも会えば軽口ばかりの二人に訪れるのは友情の再開か、それとも・・・・
※ この作品は筆者のブログ、小説サイトBerry's Cafeにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 20:08:18
50813文字
会話率:45%
同窓生から連絡。いかにも胡散臭い。敢えて誘いに乗ってみる。
なぜか。
この俺がウサン自体だからだ。この体。
詐欺、貧困、思想、宗教・・・脳内輪廻の現実末路やいかに。
最終更新:2019-08-28 14:44:18
1995文字
会話率:0%
そこそこの収入とごく普通の家族、特に不満もないサラリーマンだった主人公。
突然の体調不良の後、気が付くとそこは日本によく似た世界だった。時は19世紀末、日露戦争勃発の10年前。陸軍大学校という場所にいた彼には、聞いたことがある名前の美人の同
窓生たちがいた。見た目の美しさに反し、彼女たちは男性をはるかにしのぐ身体能力を誇る。そこは男性が少ない女性中心のあべこべ世界だった。主人公は、美人同窓生たちの協力を得ながらなんとか陸軍大学を卒業し、在外公使館駐在武官として諜報活動を開始する。彼が使える唯一の武器は、自らの性(男)だけ。帝政ロシアで高まる革命機運の中、名のある革命家や列強スパイの美女たちを攻略し、彼は見事、祖国を勝利に導くことができるのか?
(この物語はこの国によく似た仮想世界での出来事です。登場人物や団体、年代等や年齢等も微妙に異なっており、この世界の物とは関係ありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 00:59:33
404448文字
会話率:47%
退屈な同窓会で
窮屈そうなあなたに出会った
最終更新:2019-03-22 12:44:59
915文字
会話率:0%
S市の市長であるイド氏は無類のトイレ愛好家である。トイレの中ではイド市長に敵うものはいない。イド市長は完璧にオートメーション化された最新式全自動水洗トイレを開発するために苦心に苦心を重ねてきた。しかし、ある日、同窓生で好敵手でもあったケイ博
士はイド市長の事業開発に決定的な失敗があることを告げ来る…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 17:20:17
4224文字
会話率:28%
2012年,丸山高校の入学式直前に私、鴇田美咲は同窓生から『ポスター同好会』からの刺客から守ってほしいと依頼を受ける。それを発端として次々に超能力や毒ガス,半魚人など厄介な事件に巻き込まれ続ける。
親友であり相棒の一橋早紀と共に『二輪咲き』
のハチャメチャな学園生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 00:46:57
3167文字
会話率:50%