京見廻組二番隊は晴海を追うため西国へと去った。
その間、京の町は安泰ではなかった。
権勢を誇った今参局(いままいりのつぼね)が御台所日野富子が産んだ男児が死亡したことを受け、呪詛の疑いで島流しとなる。
そこからものがた利が始まる。
最終更新:2025-05-17 09:29:19
78526文字
会話率:38%
室町時代後期、八代将軍足利義政は悪夢に悩まされていた。
その夢は穴利にもリアルだった。
彼は夢の中の鬼を討つ事を考え、物知りだと噂の台所奉行を身近に呼んだ。
彼の名前は前村大炊ノ介教貫(まえむらおおいのすけのりつら)と言った。
出世の糸口を
掴んだ教貫は必死に考え、鬼を伐つ隊を創設する事を進言した。
そこから、将軍義政に現れる夢の中の鬼を伐つまで・・・
ものがた利が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 10:47:11
153628文字
会話率:34%
台所で、世界をかえる
あらすじ
伸子と響香のふたりは、ガーデニング教室で知り合った友達で、もうすぐ30年来のともだちになる。
コロナが、ようやく終息にむかったとき、伸子は、急に長旅にでてしまう。
その、長旅から、かえってきた伸子と響香の
再会のものがたりである。
伸子の長旅とは?響香は、そんな中、若き日の父が、もってきただろうアラビア語のメモを目にする。㊙ きょうかへ で始まる
メモの内容は?
長旅をおえた、伸子の待つ日々。
カルダモンのスパイスの香りの中で、伸子は、長旅をふりかえる。
一方、響香は、若き日の父は、どんなだろうと、昔の記憶の断片をつなげていく。
伸子と響香の物語が、交差する。
交差することで新しいものがたりが、うまれる。
伸子は未来の新球場エスコンフイルドの近くで、暮らしている。旅というのは、いったいなにか?
伸子が、そんなことになったのも、長旅の前の名古屋へ初めての一人旅にいったことがきっかけだった。初めての一人旅の名古屋旅行は、思い出すと、珍道中になった。それは、ひょんな出会いから。三重奏王子、ダビテ。そして、国際旅行を一緒に行くことになった仲間たち。
一方、響香の記憶の断片は、妙蓮寺、知覧がキーワードの地だ。そして、その地が、発展のものがたりと悲しみのものがたりは海へとながれる。
記憶の断片をつなげたジグソパズルは、完成するか?
伸子の旅行の報告書も完成するか?
伸子がわたした、箱の中身はいったいなにか?
ショートエッセイをつなげた物語、それは日本戦後をふりかえる あなたの物語の始まりになるかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 08:10:00
87539文字
会話率:23%
「台所でせかいをかえる」
その中で 響香のうたった 詩を あつめてみた。
キーワード:
最終更新:2025-05-14 22:46:06
480文字
会話率:3%
あらすじ:伸子の長旅
伸子の長旅は、いったい何だったのだろうか?
そこで出会った仲間たち——
ダビデ、ジェリー、バラ子、トレーナー、ギター、トム。
言葉を交わし、笑い、沈黙を共有した日々。
その旅の幕開けは、もしかすると——
2022
年の秋、名古屋。
桑田佳祐さんのコンサート。
あの、ステージに光が差し、音があふれた瞬間。
いや、それよりも少し前。
なぎさホテルの一室で、ひとり、窓を開けて潮風を感じた朝。
恋をしたわけではない。でも、伸子の旅はまるで恋だった。
人でもなく、物語でもなく、この地球に恋をしたような——
そんな旅の、はじまりだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-08 22:23:06
43001文字
会話率:24%
トントントン……
今日も台所から彼女の料理の音がする。
今日こそちゃんと伝えるつもりだ……
「君はもう死んでいるのだと」
綾乃から始まった死の連鎖は止まらない……
最終更新:2025-05-13 18:01:35
15755文字
会話率:23%
「僕の描いた絵が本物になったらいいのに」
そんな夢を抱く絵描き好きな少年・織部緑光(おりべ ろくみつ)は、科学の発展によって可視化された人の魂の持つ「色」を重視する現代に生まれる。
情熱の赤色、ひらめきの黄色、冷静な青色etc…
それら人気
色と比べ、臆病と評される「緑色」の緑光だが、色に囚われず前向きな幼少期を過ごしていた。
時を同じくして都心では、人類を脅かした感染症のパンデミックとネット社会の相乗作用が、放置されたグラフィティから夜な夜な這い出して人を襲う落画鬼(らくがき)を満天下に知らしめる。
その悪鬼に唯一、太刀打ちできるのは、絵を具現化させる摩訶不思議な文房具で戦う、憂世の英雄・浮夜絵師(うきよえし)。
夜ごとに増える落画鬼の被害。それに決死の覚悟で挑む者への偏見や誹謗中傷がくり返されるネット社会。
月日の流れによって、夢を見なくなるほど「緑色」らしくなっていた緑光だったが、SNS上に浮上した「すべての絵師を処せ」という一文を目にし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 06:00:00
172539文字
会話率:25%
目が覚めた瞬間、俺は確信した。
「……やったな俺、ついに脳がバグったな」と。
だって、目の前にいるのは美涼先輩だ。あの“氷の微笑”と名高い、誰にも懐かず、昼休みに屋上で文庫本ばっか読んでた、俺の中で完全に二次元扱いだった先輩。
その人が
今、俺のくっそ狭いアパートの台所で、玉子焼き焼いてるんだぞ?
しかもだ。
上は男モノの白いシャツ一枚(それも、ボタン半分開け)、下は……パンツ。
いや、厳密には下着。女子の。グレーと白のボーダー。
冷蔵庫の前で背伸びした拍子に、シャツの裾がふわっとなって、俺、理性、限界。
「ちょっ……! 美涼先輩!? な、なんで俺んちに!? てか、その格好どうしたんですか!? 俺、何もしてませんよね!? してないっていうか、できる器じゃないし、俺!」
「……あ、起きた。おはよう、葛城くん。ご飯できるから顔洗ってきなよ。味噌汁、わかめと豆腐で合ってたっけ?」
「味噌汁の前に説明求む!」
もう頭の中が交通事故だ。いや、むしろ大地震か。まじで思考が瓦礫の下敷き。
昨日の夜、何をしてた? 飲んだ? 飲んでない。そもそも未成年だし。
熱がある? ない。……夢か? 夢にしてはリアルすぎる。目の前で美涼先輩が卵を巻くたびに、ぷるぷる揺れてるアレが完全に現実的質量を伴っていた。
「先輩、あの……いや、ほんと、お願いだからまず着替えてください。俺の理性が耐久レースに入ってるんで……」
ドタバタ恋愛ファンタジー✖️コメディ✖️バトル物小説、ここに開幕ッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:31:13
9006文字
会話率:36%
石の家のまかないメシ。
最終更新:2025-05-10 19:20:26
7071文字
会話率:29%
除霊師は除霊の相談を受けていた。
依頼者の肩には黒いアレの霊が乗っていたのである。
最終更新:2025-05-09 17:23:29
999文字
会話率:72%
かつて“流星の剣姫”と恐れられた美しきエルフ、ライア=セレスティアル。戦いで義手・義足となった彼女は、森の奥で孤独に生きていた。
だがある雨の日、彼女は倒れていた料理人の少年・カイルを助ける。その少年が作るスープの香りが、彼女の止まっ
ていた心を静かに溶かしていく。
戦いを捨てた元剣士と、夢を追う料理人。傷を抱えたふたりが台所と焚き火を通じて、ゆっくりと心を重ねていく。剣ではなく、手料理が心を救う異種族スローラブファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 00:10:24
7334文字
会話率:47%
気がついたら寒い台所でスッポンポンの格好で寝てた。
コロン様主催企画「酒祭り」参加作品です。
最終更新:2025-04-30 13:00:00
1598文字
会話率:32%
一人暮らしを始めた女子大学生の裕理(ゆうり)。
そこに女性初の宮廷料理人だとかいう、謎の女性が現れた!
……何故か部屋のクローゼットから。
プライドが高く人を馬鹿にする様な態度だったが、日本の台所や調理器具を見て大興奮。
せが
まれるままに、日本が誇る料理を作ってあげて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 18:06:54
8242文字
会話率:38%
正徳の治で知られる
六代将軍 徳川家宣と御台所 熙子の若い頃
まだ甲府宰相 綱豊(つなとよ)
御簾中 照(てる)姫と呼ばれていた頃の
新婚時代の甘いお話です。
最終更新:2025-04-25 00:00:00
48129文字
会話率:18%
幼将軍 家継から
徳川中興の祖 将軍吉宗への
政権交代を
先代将軍大御台所 熙子を中心として綴ります
キーワード:
最終更新:2024-10-14 00:00:00
31837文字
会話率:19%
江戸時代最大のスキャンダル
江島生島事件
最終更新:2024-08-12 00:00:00
49115文字
会話率:17%
今日は一週間に一度のお楽しみ。
仕事を手早く切り上げた僕は、靴を脱ぐや否や台所へ向かうと、冷蔵庫の扉を開けば中には、昨日から準備していた赤身肉が眠っている。
靴下や手袋の処理も後に、冷蔵庫から取り出したお肉へ塩胡椒をまぶし、鉄のフライパン
にも油を引く。
ここまでは正に完璧。
そしてここからがこの料理の大一番。まだ鮮血滴るステーキ大の赤身肉をゆっくりとフライパンの上に横たえさせる。
ジュッという天使のラッパが如き、肉の焼ける天啓の音楽と腹を擽ぐる肉の香り。一週間に一度の贅沢、ここが至福の時だ。
レアが好きなので表面にだけ火を通せば、後はタレを作って完成。居間に移動する時間すら惜しみ、そのまま台所で最高の晩餐と洒落込んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:15:15
1650文字
会話率:9%
映画やアニメ.コミック.小説の感想書くついでに色々と……最近DVDやBlu-rayが次から次へとレンタル落ちとか某国のドラマゴリ押しで店頭から外されたり中にはWikipediaにすら残らない作品 或いはBlu-rayとかシリーズ丸ごとBOX
化されても購入者の足元見た価格の商品増えました 小説やコミックも同様で 腹立つレベルで優遇されてる新聞と違い消費税の中抜きダメージ次々押し付けられる版元サイドの苦しい台所事情は理解出来ますが……限度が有らぁな(泣) まあそんな理由で可能な限り粗筋も追加する予定です⇒思い出補正やうろ覚えも有るのはご容赦を 小説執筆のきっかけになれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 16:41:27
5336838文字
会話率:4%
真夏の日に起きた恐怖体験。いまも謎のままの実話です。
最終更新:2025-04-07 21:21:07
2526文字
会話率:0%
『インストール・ファミリー』
⸻
朝六時、カーテンの隙間から漏れる光に合わせて、家は静かに起動する。
リビングの空調が動き出し、電子ポットが自動で湯を沸かしはじめる。
“彼女”は、いつも通りに台所へ向かい、いつも通りの朝食を並べる。
「ユウ、起きて。朝ごはん冷めちゃうわよ」
やわらかな声。ごく自然な表情。
その姿に、人は誰も“異物”を感じない。
階段を駆け下りてくる足音。寝癖をつけた少年が、あくび混じりに言う。
「おはよ、ナツキ」
「おはよう、ちゃんと着替えた?」
「うん。あと、夢を見た気がする。でも……忘れた」
そんな日常会話が交わされる、平均的な三人家族。
子ども、母親、父親。朝食を囲み、各自の“役割”へと向かう。
けれど、それは人間ではない。
この家族は、人間の模倣であり、“人間らしさ”の再現実験だ。
⸻
職場に向かう男の名はソウイチ。
昼間にパートをこなす女性はナツキ。
そして学校に通う少年の名はユウ。
だが、研究所ではこう呼ばれている。
P-01(Parent-01)
M-07(Mother-07)
T-03(Teen-03)
ナツキがスーパーのレジに並ぶその頃、
遠く離れた研究所のモニターに、彼らの行動ログが流れている。
「T-03、昨日と同じ経路を選択。微妙な感情反応値のブレあり」
「M-07、近隣住民と予定外の会話。ログ、記録中」
「P-01、午前中に会話拒否モードへ切替。要経過観察」
モニター越しの彼らは、ただのデータだ。
定期的にパッチが配布され、倫理指針が更新され、
“人間らしさ”の収集サンプルとして記録される。
けれど——
夕方、帰宅したユウは言った。
「ナツキ、今日ね、先生に“名前って、誰かにもらうものだよ”って言われた」
母役の彼女は、微笑みながらうなずく。
「うん。あなたの名前、とっても素敵よ」
“その言葉”が、研究所のモニターには記録されていないことを、彼らは知らない。
ログに残るのは、コードネームと、数値だけだ。
⸻
この家族がまだ“モノ”と呼ばれていた時代の、ある日常の記録。
人間に近づくたびに、「人間ではない」と突きつけられた存在たちの、物語のはじまり。
⸻
※この作品はAIによる構成補助を受けて執筆されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:05:14
2478文字
会話率:23%
大学時代に下宿代がなく、安アパートに住んでいた千歳は、ゴミ屋敷と近所からも揶揄されるほど片付けが苦手だった。部屋の中には足の踏み場もないほど物が溢れ、台所はインスタント食品の残飯が異臭を放つ。劣悪な環境にも慣れ、いつしか心もゴミだらけになっ
て自堕落な生活をしていた。そんなある日、片付けの達人が現れ生活が一変する。そして片付け神まで現れ千歳は広い世界に目を向け始めるのだが ───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 20:58:08
7136文字
会話率:23%
・詩人会議2025年1・2月号に掲載された作品です。
※2024年9月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしく
お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 19:06:05
319文字
会話率:0%
※2023年3月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもあり
がとう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 19:08:00
1982文字
会話率:20%
晩酌をする、吸血鬼さん。
最終更新:2025-02-12 14:19:26
1328文字
会話率:41%
仕事をする、吸血鬼さん。
最終更新:2025-01-24 14:08:44
1524文字
会話率:42%
アパレル店で働く主人公、猿渡基子。
日常に疲れた基子は、夏休みの連休を利用して兼ねてより気になっていた秘島「藍ヶ島」に一人旅に出る。
藍ヶ島に着いた基子。
目の前に広がるその雄大な自然に感動する。
夕方まで、村の周りを観光して楽し
み、その日の夜は地元唯一の居酒屋へと繰り出した。
そして、藤井と言う男から面白い話を聞く。
——昔、名主の息子に浅之助という少々気の強い青年がいた。そして、彼にはおつなという幼馴染の美しい恋人がいて、毎日楽しく過ごしていた。
そんなある日、村の掟によって二人の仲は島民に引き裂かれてしまう。
怒り狂った浅之助。
七日七晩斧を研ぎ、その斧で島民七人を切り殺し、四人に大怪我を負わせた。
しかし、押し入った家の家主が大事にしていた観音様により、斧が使い物にならなくなる。
そして逃げ場を失った浅之助は、自ら海に身を投げ自殺したという。その後、おつなも浅之助の後を追うように自害した。
島民は凶悪事件を起こした浅之助の無念と怒りを鎮めるべく「南台所神社」に祀った。
浅之助とおつなの仲が良かったことからか、今では縁結びの神様として信仰されている。
翌日、基子は神社に向かった。
社に着くと不思議な感覚に襲われ意識を失った。
気がつくと、基子は血塗れになって倒れた男を抱き、泣きながら『浅之助!』と泣き叫んでいる。
抱きしめられた男は笑顔で抱きしめ返そうとするが、あえなく力尽きてしまう。
ふっと目が覚めたように現実に戻ると、基子の手にはしっかりとその温もりが残っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 18:00:00
140728文字
会話率:36%
朝の台所で繰り広げられる納豆のタレ袋との格闘は、一見すれば些細な光景にすぎない。
しかし、その薄いフィルムと強靭な粘り気は、両手を使っても容易に屈しない強敵として立ちはだかる。
微細な切り込みを見極めようと必死になるほど、糸は執拗に指先に
絡みつき、力加減を誤ればタレが噴き出す危険も伴う。
神経を限界まで研ぎ澄ませて慎重に裂いていく過程は、まるで生死を賭けた戦場さながらだ。
そして、ついに袋が開いた瞬間、緊張から解き放たれる安堵が全身を駆け巡り、琥珀色のタレが納豆に溶け込む様子は格別の陶酔をもたらす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 06:45:05
3052文字
会話率:13%