小学三年生の頃、三国葵は失恋した。
八年後、突如として異世界へ飛ばされた葵は、開拓地マルトを守護するイーナ女性騎士団の砦へ保護され、初恋の相手であるフー兄こと祝文睦が滞在し、巨大騎士シャンティーノの片割れとして世界を救っていたことを知る。異
世界で暮らしていく中、世話役のイザや砦の騎士たちと友好を結び、町でも紙芝居屋のノイ、靴屋の娘サラ、傭兵団長ワズラナとも仲良くなり、皆でノイの紙芝居を楽しむようになった頃、町に突如としてUFOが襲来。
窮地を救ってくれた謎の声と契約した葵は、魔鋼ドール・バレッタとして、夕日の町に立つのだった。
「私は、夕日の騎士で、女神の使徒。フー兄たちの守った世界を、団長さんたちと守る、巨大騎士ですから!」
初恋、友情、紙芝居、カフェ、異世界、縁、古代文明、約束……願い。
少女と機械仕掛けの巨大騎士が紡ぐ新たな狂想曲が、始まる。
*拙著、『機械仕掛けのカプリッツィオ!』と同じ世界観かつ続編的な作品ですが、本作のみでもお楽しみいただけるかと存じます。
*百合要素は途中から入ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:00:00
983080文字
会話率:50%
【プロローグ】盗賊に囚われた美しい女性は、かつて恋したゲームキャラの王女ミリリアだった。ゲーマー春山 悠斗が転生したのは『ディバイン・セイバー』というエロゲー世界。それも、二人いる主人公のどちらかではなく『誰よりも早く死ぬ奴』としてネタ扱い
されている盗賊A。ゲーム開始時点で誰よりも先に死んでいる盗賊Aだけど、ミリリアに降りかかる不幸を払うべく、ゲーム開始前の段階でストーリーをぶち壊すために奔走……もとり、ミリリアと共に必死に隠れる。
【第一章】ミリリア姫、その後に奴隷少女を救出した後は、魔王退治に旅立つ勇者と友好を結び、その仲間集めに奔走する。ゲーム進行に従い、メイデンである魔法使いと僧侶の二人を勇者の仲間にしようと画策するが、勇者の華麗なる逆襲と本人のうっかりもあり、ぎゃふんしたり牢屋に入ったりして、なぜか拠点を手に入れる。
【第二章以降】引き続きメイデン達を救けるため、家でぐーたらしたり、連日旅芸人の舞台見学デートしたり、僧侶を混乱させた隙に娼館に駆け込んだりと忙しい日々を送る。その合間で、ゲーム攻略時の『弱くてニューゲーム最適攻略チャート』に従い、大精霊に会ったり錬金術師に協力を取り付けたりしながら、武闘大会への参加を目指す──
この作品は、短編小説『ディバイン・ブレイド ~ゲーム開始時点で既に死んでいる盗賊Aだけど、お姫様だけは不幸にさせない~』(https://ncode.syosetu.com/n5641ht/)の連載版となります。1~3話が短編と同じ内容、4話(第一章)からが新しい物語となります。
気楽に笑えて、たまーにちょいギャグえろくらいの温度感でやっていきますので、どうぞよろしくお願いします☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:20:00
498420文字
会話率:26%
治癒術師の娘がひとりで地下迷宮の攻略に挑んでいるお話。
商人に弟子入りしてモンスターから逃げる術を学びながら、友好的なモンスターのケガを治療して経験を積むスタイルを確立した彼女は色々なモンスターを助けたり助けられたりしながら迷宮の最奥を目指
します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 02:10:00
95354文字
会話率:80%
「雑貨屋店主は王子様」続編です。
王弟となったレイに相変わらず、無理難題、相談事が持ち込まれる。
新しく開店した雑貨屋三号店には摩訶不思議なことが起こる。
レイを慕う護衛達、友好国の王族も巻き込んでレイは相棒のヴィンと解決に向かって進みます
。
王子様編では進展しなかったヴィンとの関係も少し変わっていきそう。
先に何が起きるかわからない、なら楽しもう!
そんな自由勝手気ままな最強で最弱な元王子様のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:13:38
147441文字
会話率:58%
「背筋を伸ばして凛とありたい」
トワイス国にアンナリーゼというお転婆な侯爵令嬢がいる。
アンナリーゼは、小さい頃に自分に関わる『予知夢』を見れるようになり、将来起こるであろう出来事を知っていくことになる。
幼馴染との結婚や家族や友
人に囲まれ幸せな生活の予知夢見ていた。
いつの頃か、トワイス国の友好国であるローズディア公国とエルドア国を含めた三国が、インゼロ帝国から攻められ戦争になり、なすすべもなく家族や友人、そして大切な人を亡くすという夢を繰り返しみるようになる。
家族や友人、大切な人を守れる未来が欲しい。
アンナリーゼの必死の想いが、次代の女王『ハニーローズ』誕生という選択肢を増やす。
1つ1つの選択を積み重ね、みんなが幸せになれるようアンナリーゼは『予知夢』で見た未来を変革していく。
トワイス国の貴族として、強くたくましく、そして美しく成長していくアンナリーゼ。
その遊び場は、社交界へ学園へ隣国へと活躍の場所は変わっていく……
家族に支えられ、友人に慕われ、仲間を集め、愛する者たちが幸せな未来を生きられるよう、死の間際まで凛とした薔薇のように懸命に生きていく。
予知の先の未来に幸せを『ハニーローズ』に託し繋げることができるのか……
『予知夢』に翻弄されながら、懸命に生きていく母娘の物語。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアップ+」「ノベリズム」にも掲載しています。
表紙絵(プロローグ参照)は、菜見あぉ様にココナラにて依頼させていただきました。
アンナリーゼとアンジェラです。
タイトルロゴは、草食動物様の企画にてお願いさせていただいたものです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 23:42:05
3689854文字
会話率:51%
大昔から人間は持ちうる手段を全て使って、この地球を支配してきた。しかし、突如姿を現した『亜人』と呼ばれる、人ならざる能力を持つ者達によって人間は総人口の約四分の三までに減少した。世界の人間国は手を取り合って一つにまとまり、三大亜人の|妖精《
フェアリー》族との協力に成功。|獣人《ビースト》族とも友好的な関係を築いたが、近年|吸血鬼《ヴァンパイア》族の動きに異変が見られて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:00:00
32022文字
会話率:40%
――20FF年、琥珀から発見された細胞から科学技術によって恐竜は復活しました。彼らはとても賢くそして友好的で、人間社会の言葉、文化、そして愛情を理解し、人間たちと共に暮らす様になりました。以来十年以上、恐竜は我々人類のよき隣人です。この話は
、そんな『いつか』の世界の物語――
ティラノサウルス×一人称がボクの人間 の百合です。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:00:00
79192文字
会話率:47%
時は1960年、南の大国ヤーハブルクと北の大国アデルメルによる戦争は泥沼と化していた。
アデルメルの友好国であり、同盟国のヒュテルもこの戦争に参加していた。
二ヶ月前、地獄の戦場だったアデルメル領の大都市ケベルに、最悪の形で幕が下ろ
された。我が軍は全滅、民間人からも甚大な被害が出た。
この都市を防衛していた兵士の中に一人の少女がいた。金髪、青い目、身長1.5mほど。歳はたったの13。
名をルーツィエ・コベル。
ヤーハブルク兵にはほとんどこの名前は知られていない。が、一種の都市伝説のように囁かれていた。
「相手の国には死神がいる。腕利きの機関銃手で、出会った人間は全員蜂の巣にされちまうから誰も素顔を知らない」
よく、夕食の席で持ち出された。誰かが気味悪く感じ、誰かが勝手にオチをつけて笑い話にする。
その正体がたった十三の少女と知らずに。
だが、先の戦闘の最中、彼女は被弾し、現場の判断で右腕を切断した。
部隊は解散し、ルーツィエも前線から退いた。国内の仕事に就くことになり、ヒュテルに帰国。彼女の噂はそうして消える…はずだった。
ある日、ルーツィエ宛に召集令状が届く。
前線で指揮を執って欲しい、と。
これは、とある少女兵の再起の物語。
そして、その子に振り回される青年の物語。
※物語に出てくる国名、都市名、人物名などは全て架空のものです。また、実在する銃名をルビ振ってますが、私が振りたいだけなので気にしないでください。
また、主人公の女の子の一人称が「僕」なので、苦手な方はご注意ください。
感想、ブックマーク等いただけると作者が喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:16:39
5348文字
会話率:40%
ここはある異世界メイセルス
この世界には多くのダンジョンがあり、日々冒険者は一攫千金を狙いモンスターと戦っている。
主人公のミラトも15歳の成人を境に冒険者となる。
世界でも珍しい職業をもつミラトは仲間と共に日々奮闘するが、二年後のある日を
境に、その関係は崩れ去ってしまった。
「あいつらだけは許さない!」そんな思いを抱きながら彼は進化していった。
ある人に出会い、ある言葉を受け、心も実力も比べ物にならないほど成長したミラト。
そして強くなったミラトは自由気ままに生きて、信頼できる仲間や新たな友好関係を築いていく。
【不定期更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 11:25:05
367459文字
会話率:71%
トラックに轢かれそうな猫を助けようとしたトオルは、異世界の小さな山に転移した。
女神様の厚意もあって、快適な生活を送るための生産スキルと、魔物と友好関係を築きやすくなる加護を取得。
仕事ばかりの日々に疲弊していた彼は、第二の人生を始める
良い機会だと、気分を一新する。
そして、魔物たちとの山暮らしを満喫することにした。
ホーンラビットと野菜を育て、軍隊蜂と花を栽培し、トレントが実らせてくれた果実を収穫する。
魔物たちと会話することはできないものの、何気ない日々に癒され、充実した日々を過ごすことに。
しかし、魔物が蔓延る世界は楽しいことばかりではなく、獰猛なウルフがやってきて――。
これはどこにでもいるようなオッサンが、まったりとした日々を過ごしながらも、魔物と暮らすために奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:20:00
207693文字
会話率:40%
異世界系の作品に登場する冒険者に憧れを抱く、ちょっぴり危険な女子高生の中野小春は異世界に行く方法を発見する。愉快な仲間たちとともに異世界の都市にたどり着くが、人っ子一人いなかった。不思議なことに、人ではなくゴブリンが生活を営んでいた。
相手
がモンスターであれ、これがファーストコンタクト。見たところ文明があるみたいだし、対話の余地はあるはず。小春は友好のために握手を求めるが、モンスターはモンスターだった。
小春の楽観が悲観になった。
仲間の腹部に槍がずぶりと入った。ゴブリン帝国の兵士がコミュニケーションをすっ飛ばして、いきなり攻撃をする。
困惑する時間はない。チュートリアルもなしに、命の奪い合いに巻き込まれた、小春は思った。
こんなの夢の異世界生活じゃない。
人類は魔王によって滅んでいた。国もなければ文明もない。当然冒険者ギルドもない。なければ作れば良いじゃない。
小春の奮闘記が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 14:50:30
148023文字
会話率:50%
ある日突然、世界は異世界とゲートで繋がることになった。
そんな折、外務省の若手である白峰晃太は異世界への派遣が命じられることとなった。
異世界の伯爵令嬢、アサ=キィリンも現地の外交官として東京に訪れる。
機械によって文明を築いた世界と、魔法
によって文明を築いた世界。
彼らは言葉も通じなければ、その文化風習もまったくの未知の世界に対し、こちらの情報や交流の意思を伝え、また同時に異世界からの情報も収集する。
それはすべて「異世界との友好的な関係を築くため」に。
【ノベプラ版】
https://novelup.plus/story/201295687
こちらは誤字脱字などの編集を考え、章が一区切り付いたところで投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 12:59:05
774689文字
会話率:50%
その世界は、とても大きな世界だ。
多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の中に策謀と争いが交じり合い、生活に魔法を取り入れ、騎士道精神溢れる剣と忠義、魔術と研究で発展していく世界。
多種多様な種族が
いるのなら、動物や、人に害を為す魔族や魔物だっている。弱い一種族や個体が戦うという共通認識をもつことで、多種多様な種族は結束し、争いあうことができるのだからバランスのとれた世界であるとも言えるのだろう。
その世界は、
創造神が創りし剣と魔法の世界【フォールセティ】。
そんな、大きな世界に、インテンス帝国という帝国があった。
巨大な、武力によって領土を広げ続けてきた帝国である。
北に諸侯連合国、南西にレンジスタ王国の友好国が。
そして東に、敵対国、モロニック王国を抱えた帝国。
モロニック王国と今年勃発した小競り合いとは言いにくい規模の戦争により、インテンス帝国伯爵家【マリーニャ・ランページ】は、帝国で歴史に語られる英雄【ランページの再来】と言わしめる程に活躍し、全土に名を馳せる。
そんなマリーニャは、領地も落ち着き、王国との戦争において、領地の後継者にいないことに悩まされていた。自身の血を後世に残す為、婚約者とそろそろ正式に婚姻すべきと声をかけ、久方ぶりの婚約者と帝都で会うことにした。
「すまない」
友人から教えてもらった恋人達に人気の喫茶店で、放たれた婚約者からの一言に、マリーニャは
こいつ、やりおった……。
と、驚くのであった。
-------
本作品は、
シトさまのいうことにゃ ~今日もキツネさんはのんびりまったり勇者育ててます~
■なろう版
https://ncode.syosetu.com/n4786iy/
■カクヨム版(こちらのほうが最新です)
https://kakuyomu.jp/works/1177354055038372664
上記作品第三部開始時の空白の三か月間において、インテンス帝国で起きていた異常と、三部作品上の前日譚的扱いの作品となります。
興味がありましたら上記作品も是非ご覧ください。
なお、比較的ライトなお話となり、消化不良感が若干ある可能性があります。世間一般的な重厚な作品ではないことご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 08:11:35
209123文字
会話率:34%
その世界は、とても大きな世界だ。
多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の中に策謀と争いが交じり合い、生活に魔法を取り入れ、騎士道精神溢れる剣と忠義、魔術と研究で発展していく世界。
多種多様な種族が
いるのなら、動物や、人に害を為す魔族や魔物だっている。弱い一種族や個体が戦うという共通認識をもつことで、多種多様な種族は結束し、争いあうことができるのだからバランスのとれた世界であるとも言えるのだろう。
その世界は、
創造神が創りし剣と魔法の世界【フォールセティ】。
そんな、大きな世界。
その世界でも、大きく肥沃な大陸【ナニイット大陸】において、誰もが空を見上げる一大事がおきた。
遥か遠く、東の果てに光る、大きな光の柱。
誰もがその光を見上げて世界の終わりだと嘆く中、光の柱にもっとも近い、東の領都――ナニイット大陸、モロニック王国の領都、【領都ヴィラン】の近くの草原で、女性が一人。同じく光の柱を見上げていた。
「やっとこさ始まるよ……。短いようで長い。さてはて、どうなることやら」
その光の柱が何かよく分かっているテイの彼女は、ため息をつきながら今日もギルドのオーダーである狼ちゃんを討伐して、領都ヴィランへと帰都するのであった。
その光の柱によって起こされるこれからを思い。光の柱の真下に現れてたであろうそれらを助けるために。
ただし、やる気はあまりない。
でも優しさはきっと、ある。
そんな彼女と、保護された彼女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 09:10:00
187876文字
会話率:37%
ルイの母 (美桜)と義母ティーニアは抗争中のオンダール地区で敵対する種族同士で出会う。非力な人間は、神の陣営に勝てるわけもなく降伏した。神の陣営は支配をするわけではなく、協力関係を結ぶ友好条約を締結。その後、魔族側の侵攻に人間側の美桜と神族
が協力し対抗する。彼女ら犠牲の上で魔族の侵略を食い止めることが出来た。
そのオンダール地区の生き残りで、美桜の息子であるルイを保護するために、地球ではなく神々の地へ連れていく。美桜の息子は、美桜の血の恩恵か神々にすら対抗できる力を持っていた。彼は、神々の序列10位から構成されるXに所属。トイの指示で学生生活を送ることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 21:56:43
23990文字
会話率:41%
(この世界の)アプヴェーア長官のカナリス提督は、前世の記憶を持った転生者だった。
その記憶を活かして、カナリス提督は史実と異なる国際関係を結ぶことで、第二次世界大戦におけるドイツの勝利をもたらそうとする。
具体的には、日中戦争に際して
、日本とは同盟せずに中国を支援し、更には中国を介して、米ソと友好関係を結び、ドイツを欧州の覇者にしよう、とカナリス提督は、1935年以降に主に暗躍することになった。
そして、カナリス提督の暗躍に、主に日本を始めとする諸外国は振り回された末に、史実と異なる第二次世界大戦になった。
そういった状況で、米内光政提督の遠縁の日本海軍の軍人、米内洋六は源田実らの海兵同期生として、第二次世界大戦等を戦い抜くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 21:34:14
179640文字
会話率:16%
日常に魔法が存在する現代。ごく一般的な魔法使いの家庭に生まれた「古乃小乃実」は、今年から通う魔法学校のために、学校が近い祖父母の家にお世話になる予定だった。
だが、どういうわけか予定が変わり、祖父母の近所に住む「車輪の付喪神」の家にお
世話になることに。
付喪神の「鉄次」は二百年も生き、国宝にまで認定されたすごい妖怪。しかし彼は人間大好きでとても友好的、しかもゲームや漫画をたしなむ、実に人間臭い道具だった。
そんな九十九神と魔法使いと、そして学校の仲間達による少し変わった日常小説。時々シリアス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 23:32:09
31674文字
会話率:58%
この世界は光の月と闇の月によって照らされている。
光の月は人間界を照らし、闇の月は魔界を照らしていた。
世界は人間界と魔界によって分断されているが。
人間界の各地には、魔族の手が伸びていた。
ロゼッタは王女だった。
彼女は王女でありな
がら自ら魔族と戦う騎士や魔法使いに憧れていた。
彼女は気高き騎士の精神を持ち、魔族を絶対に許せなかった。
そして彼女は魔法を操る姫騎士として戦い続ける宿命を選んだ。
王都に友好的な魔王の一人として竜の女王「ベドラム」がいた。
ベドラムは自らが世界の秩序となり、人間界を支配する事によって、
「平和」をもたらそうと考えた。
そして人間と魔族の共闘と終わりなき戦争が始まりを告げる…………。
これは。
様々な立場の人物達が各々の思想や正義を掲げて戦う群像劇ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 05:38:24
347444文字
会話率:32%
地球人が接触を望むのは、友好的な未知の知性です。しかし期待を裏切られる可能性もあるでしょう。
最終更新:2025-06-13 00:35:33
1392文字
会話率:34%
ササラは辺境の村の魔獣牧場で調教師をしている。牧場で扱うのは王都で好まれる小型の愛玩用魔獣。
ちょっとだけ魔獣に好かれやすい体質ではあるけれどうまくやっている、はずだったのだけれど、ある日やってきた魔獣将軍スコルが出会いの瞬間から友好度マッ
クスなのはなぜ!?
ぐいぐいくるスコルに戸惑いながらも、ササラは彼とともに魔獣の群れを引きつれ、王都へ向かう。
向かった先でも年若い娘であるササラは大歓迎、というわけではないけれど、困難なんてなんのその。
ササラは魔獣の調教師として奮闘し、ときどきスコルをもふもふし、自分の力で足場を固めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 05:27:59
49641文字
会話率:38%
18歳の誕生日に自国の王子から婚約解消を言い渡された、公爵令嬢フレアージュ。「だったら僕の花嫁に迎えたい」と跪いてキスをしてきたのは、同盟国である魔国の王太子スピネルだった。
人間と変わらない形姿でありながら、異彩を放つ美しい男。ときめかな
いと言えば嘘になるが、実はこの魔族、人間をデザートとして食すという噂。毎年『友好の証』という名で派遣している国民は、甘党な彼らの胃袋に入っていると言うから恐ろしい。
「君との婚姻が無事に済んだあかつきには、今年度の友好の証を免除してもいいよ」スピネルの出した政略結婚の条件を、拒否する術はなく……。
花嫁として魔国に向かったフレアージュは彼のデザートから逃れるべく、代わりとなるスイーツを持ち込んで、魔族に立ち向かうことを決めた。今宵、自分の命と自国民を守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 18:46:01
17162文字
会話率:42%