ウァーテルという都市がある。かつては文明の十字路とも言われた商業の大都市。
しかしたび重なる戦乱により交通の要衝だったウァーテルは侵略の魔手を中継する謀略都市と化す。
さらには報復の連鎖・欲望の渦によって悪徳をばらまく都にまで堕ち
てしまった。
そんなウァーテルに魔術と武術の両方をふるう戦乙女たちが襲来する。異能者でありながらも人類文化の吸収を行う、誠実な混沌とも言うべきワルキューレ。
そんなカオスウァルキリーと配下の人間たちがウァーテルに対して侵略を開始する。
彼女たちは正義の味方ではないし、ましてや大神の娘などではない。
ただ己と仲間たちの利益を求めて戦い計算する。その損得勘定が悲劇を止める可能性につながることを願うばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 20:00:00
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会話率:34%
混成都市ウァーテル。かつて十字路、悪徳都市と呼ばれたウァーテルはカオスヴァルキリーが太守になることによって、その名を変えた。
当然、悪徳都市を支配していた連中がそれを受け入れるはずもなく。あの手この手で表裏から攻撃してくる。それに対し
て太守イリスは配下のシャドウたちを下位の者まで出陣させた。
極東と西方。古代と現代。そして魔術と忍術を併せて用いるレッサーシャドウ。
彼らが竜に匹敵する強さを持つか。はたまたジャイアントキリングを行う悪魔の鍵となるのか。
今はまだ知る者はいない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 07:59:07
42485文字
会話率:33%