この世界は|妖《あやかし》という存在に蝕まれている。人の心の闇に巣食い、生まれ、人の命や感情を糧とし生きる存在。
最初は表現のしがたい姿をしているものの、次第に爬虫類や鳥類や哺乳類へと変わり生物の頂点へ、最終的には人と大差なく、強大な存在に
なればそのまま人として生活している。
生活している。表面上は。
その内では人の皮をかぶった獰猛な異生物で、彼らは感情を持ちながら平気で人を襲う。絶対に分かり合えない存在だ。
世の中にはそんな妖を退治する"術士"という存在がある。
彼らは生まれては成長していく妖を倒すための力を持った人間で日本の各地に点在していた。
中でも山々に囲まれた篠崎という名の町は妖の中でも哺乳類や人の姿を保ったモノが多く、また各地で生まれた妖がこの町を目指している。
いわば数多の妖が行き着く最終地点。
この話はそんな篠崎に住まう術士が妖と立ち向かい戦う物語…――ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 20:00:00
2458189文字
会話率:39%
ベースは病み系で悪役のように倫理がちょっとズレた、童話要素有りの19世紀風ゴシックなダークファンタジー。
『呪術師』と称される異能力者である十三歳の少女メロは、『兄』と共に『祓魔師』の登録のための試験を受けた。祓魔師とは、人の心の闇から
生まれる『悪魔』を祓う者のことである。
無事に合格した二人は、さっそく依頼を受け始める。他のチームと組んで悪魔を討伐していく中、己の欲に負けて悪魔につけ込まれる人間もいれば、悪魔がいなくとも自ら一線を越える人間がいるのをただ見ていった。悪魔と関わるからには、見慣れた光景だった。
とはいえ、メロ達も組んだ相手のチームも、どこか仄暗い部分やズレた部分の鱗片が見え隠れしており――――。
※感想欄での考察や展開予想は禁止です。また、特定のページは出来る限り手を加えません。
※主人公からして病み気質。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 20:00:00
242779文字
会話率:38%
古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられ
ていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 14:18:34
235680文字
会話率:27%
大切な友人を失い、深い悲しみと後悔に苛まれる「わたし」の物語。数年後、突然のタイムリープにより友人の死の5日前に戻ることができるようになった「わたし」は、何度も過去へ戻り、友人を救おうとする。しかし、繰り返し失敗し、ついには彼の遺書に出会う
ことで、理解しがたい友人の心の闇を知る。彼を救おうとする「わたし」の選択が、本当に友人のためになるのか、自問自答する中で、自分の生き方についても深く考えるようになる。そして最後に、「わたし」はある選択をし、その先に進む決意をするが、その決断は読者の解釈に委ねられている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 23:07:33
3800文字
会話率:9%
遙か昔、地球に流星群が降り注いだ。
しかし、中には〝悪魔〟と呼ばれる謎の生命体が潜んでおり、〝悪魔〟は人の心の闇につけ込んで人々を唆し始める。
〝悪魔〟に唆された人類は前触れもなく戦争を始めた。緑豊かな大地が焼け野原になり、繰り返す核戦争
と急激な温暖化によって南極の氷が崩壊してしまう。後にこの出来事を人々は〝南極事変〟と呼んだ。
〝南極事変〟以降、富裕層や政治家、軍関係者が中心となり、〝悪魔〟から逃れるように九つの宇宙船を秘密裏に建造し始める。
そして、いつか地球に巣食う〝悪魔〟を全て抹殺し、地球に戻る日を夢見て故郷を旅立ったが、千年経過した現在も〝悪魔〟との戦いは続いている――。
◇SFアクション活劇
◆青春(?)スクールライフもあり。
◇一話あたり二千文字程度。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:10:42
98788文字
会話率:41%
「彼が触れてくれると憂鬱な気持ちがあっという間に消えるわ」そんな風に上流階級で囁かれている、貧乏貴族の家の息子グレン。彼は幼いころから人の心の闇の象徴である“黒モフ”という存在が見えていた。
黒モフとは生物や精霊とも言い難い不思議な生命体で
、グレン以外は視認できない。しかし、それは人の心の闇を好みまとわりき、精神どころか身体までも蝕むおぞましい存在だった。家計が苦しいグレンは、それが見えるだけではなく、祓うことができたため、黒モフを付けやすい金持ちの貴族を相手に商売をしていたのだ。
最初は奥様の噂程度のものだったが、ある日ついに名門貴族から正式に依頼の話が来る。それは国内で最も入学金が高い魔術学園に通い、彼の息子の異常を確認し、治療することだった。
目的の人物の治療だけのつもりで潜入したグレンだったが、学園では黒モフの魔窟と化していて、グレンは「商売にならない」と思いつつも、なんだかんだでいろいろな人々の治療をしてしまうことになり――。
そもそも黒モフとは一体何なのか? ――グレンは謎の存在によって知り合った友人たちと、闇を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 23:39:18
147488文字
会話率:50%
人はみな、それぞれの思いを持っている。
その気持ちを覗く窓「思窓」が存在した。
それを覗き込むことができる者
人の心の闇を見て、心を救う気まぐれ探偵「白橋清晴」
その彼と周りを取り巻く人間たちの、SFミステリー
最終更新:2021-07-15 15:53:14
3805文字
会話率:5%
人の心の闇の部分の
お話しを書いてみました
最終更新:2021-06-14 21:25:08
504文字
会話率:0%
世界は文明の発展と人口の増加とともに闇に染まりつつあった。
現代社会の急速な発展と強くなる人の関わりが人の心に闇を生み、その闇が世界を危機に導く化け物を生む。
人の心の闇が世界を狂わせ、世界を魔が支配しようとする。
だが、そんな世界の闇
に立ち向かうものたちがいた。
彼らが、彼女たちが世界を救う力。
光と闇、相反する2つの存在が出会いし時戦いの幕が上がる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 07:58:18
121574文字
会話率:41%
今世界は恐怖や憎悪が蔓延している。
人の心の闇が形となって人々を襲う現実を抱える世界。
その世界の中で人の命を守るべく動く人間がいた。
異形の化け物が人々を襲えばそこに駆けつけ現れる五人の戦士。
彼らが駆けつけた時、化け物から人々は助けら
れ、そして化け物が滅される。
これは彼らの物語、そしてこれから語られる物語への序章……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 20:04:07
5829文字
会話率:34%
今年の夏で17才になる如月アズ。ようやく待ちに待った夏休みが始まろうとしていたその時、アズはこの世界と交わることのないもう一つの世界、「クリスタニウム」の神竜セピアノスにより異世界へ召喚される。
そこは、アズの住んでいる地球とは文化も風習も
違い、何よりも世界の仕組みそのものが違っていた。空を舞う竜、大地を駆けるケンタウロス、森に住まうエルフ達…。そして人と獣が掛け合わさったような姿を持つ獣人や高い知能を持つ獣達がそれぞれの生き方で、町や村を築いて生活をしていた。
未知なる心の結晶「クリスタル」の力を加護に回るこの世界に人の心の闇が溢れてしまうとき、世界は破滅に向かう――神竜セピアノスは、静かに告げた。
己の心の中に眠る真の力が目覚めるとき、その想いは具現化し、闇をも浄化する武器となる。
世界の命を賭け、迫りくる混沌の影と戦うべく、アズは戦場へと身を投じていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 19:12:01
314177文字
会話率:52%
私は人の心の闇を”視る”事が出来る。
ただ、視るしかできないが、でも私の妹は”闇”を払い浄化することが出来る。今人気爆発中の”天使系アイドル”だ。
天使系アイドルの妹と共に人の心の”闇”を払い浄化するために日々頑張っている。
最終更新:2020-07-03 00:10:20
5085文字
会話率:36%
世に言う暗黒時代における
人智の外なる荒野の死地での
人と魔軍との百年余に渡る攻防は
無数に連なる死闘の中に数多無数の
綺羅星の如き気高き英雄らを生み出した。
時に名高き、或いは名も無き
数多無数の彼らの生き様はやがて
人の心の闇を払い詩
となり歌となり
物語となって燦然と、息吹き根付いて
連綿と、時の果てまでも語り継がれてゆく。
ここに語られるのはそんな中でも
特に著名な英傑らの物語。いざ奏でん、
そして歌い寿がん、偉大なる戦士らの魂を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 21:05:58
63077文字
会話率:17%
人の世は身体生活から成る実体界と、心の働きによって営まれる精神界との二つ巴で動いている。
精神界に迷い込んだLAの高校生クレオは、人狼に襲われていた両親をロミオに救われる。彼こそ人狼から人々を守る使命を負った半人前の救世主、すなわち救世児―
セイバレット―だった。
謙抑、忍耐、慈悲、勤勉、恬淡、節制、純潔――――精神界に遍在する七つの“美徳”とそれぞれ出会った者たちが救世能力を得、救世児となる。それというのも精神界は人狼や悪霊、魔女に悪鬼といった“悪徳”の領域であり、人の心は常に危険にさらされているのだ。〈忍耐〉の救世児ロミオは〈憤怒〉の魔の手である人狼を撃ち、美徳〈謙抑〉から救世能力を得たテイラーは悪霊を斬る。
かつてイエス・キリストやムハンマド、ブッダは大勢の人々を救い、救世児から救世主へと昇華した。クレオが出会った少年たちもまた、救世能力の行使に己の存在意義を問い続ける。時に救世児は悪徳との戦いに敗れ、時に自分を見失う。時に救世児同士がいがみ合う。救世児たちは人の世の因果を絶つことができるのか? 自身と美徳との間に交わされた、“救済の誓い”を貫徹することができるのか?
銃口が、切先が、人の心の闇につけ入ろうとする悪徳に向けられる。ハイでもない、ロウでもない、膿血のほとばしるダークファンタジー!
鬱展開、グロ注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 17:56:49
60934文字
会話率:39%
【あらすじ】
日本の微妙な地方都市であるS県S市には『魔法使い』が隠れ住んでいる。地味な街は魔法使いが隠れ住むにはうってつけなのだ。
そんなS市に在住する魔法使い『カサノヴァ』に弟子入りしている『優子』は幼馴染の『有子(ありす)』と平
凡な日常を送っていた。
しかし、突如としてS市で、人の心の闇に取り憑く邪悪な存在『悪魔』による事件が発生する。
優子は有子と街を守るため、神の力を宿す魔法武装『神器』を手に、悪魔と戦うことになるのだが──。
タイトルは以下の単語を組み合わせた造語です。
contrast 対照
last 最後
genesis 創世記
nothingness 虚無
CONTLAST/GENOSIS
(コントラスト・ジェノシス)
本作はガッツリ読みたい人向けの長編ですが、一章『幻影夢想』は三万文字ない短編で、様々な方に入りやすくしてあり、同時に次章へと繋がる一話完結型のお話となっています。
ここで記述して明かすことのできる情報は訳あって少なく、ネット小説特有の入りやすさ、手軽さは他の作品に比べると劣りますが、序盤で切らず、ぜひ一章『幻影夢想』の最後まで読んでみてください。それなりの工夫を凝らした作品です。
※二章『崩壊天秤』には残酷な描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 11:09:45
63190文字
会話率:32%
某国の第三王子エドワードは、もっとも玉座に近い男と言われていた。
何者かが、彼を毒殺しようとするまでは。
かろうじて命は取り留めたものの、下半身不随となり、絶望のどん底をさ迷うエドワード。そんな彼の前に、怪しい旅芸人「紙芝居師」が現れる。
なんでもその紙芝居は、人の心の闇に呼応して、映し出すものを変えるという。そしてエドワードが見たのは、自分に毒を盛った犯人──二人の兄王子の姿だった。
かくしてエドワードは、その正体が悪魔であった紙芝居師に、足を治してもらう。三日の間に復讐出来なければ、命を捧げるという契約で。
果たして、エドワードはその復讐を果たせるのか──。
強欲王子が命を賭けて、復讐を目論むダークファンタジー!
復讐紙芝居の、始まり、始まり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-05 22:34:17
11333文字
会話率:36%
些細なことで狂い、罪を犯す者。
困難に打ち勝てず、悪へ堕ちる者。
人の倫(みち)より外れし愚かな罪人を断罪するは、1人の死神。
この【裁き】覆すこと、何人たりとも罷(まか)り成らぬ――
誰もが持つ人の心の闇と狂気を描いたサイコホラ
ー。
エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 22:18:50
922459文字
会話率:35%
あらすじ。
人一人の心の闇。本当に自殺しなきゃ、悲しいということさえ認めてもらえない世の中。
地上波で放送される格闘技興行。そのリングに立ち、勝利後テレビカメラの前で自殺を人々へ見せつける目的の20代の男。綾瀬達仁。
表では生きられ
ない社会不適合者。地下格闘技で都落ちを待ち、裏社会で情報を得、テレビ格闘技に出る為、画策し実行する者。
傍らにはいじめ犯や虐待親に復讐を果たした天涯孤独の10代の少年、悠真。唯一心の闇•トラウマを分かり合える二人。その生い立ちが女性ライターへ語られる。
前科者など一癖も二癖もある地下の者達と闘いながら、他の地下格闘技の選手と出会いながらも、着実に死へ向かう達仁。
覚悟の証明、見てもらえること、テレビに出る為のキャラ付けの為顔面タトゥーまで入れる。
地下落ちした元プロに勝ち、興行主へ脅しに向かう達仁。闇社会で得た情報で脅しを成功させる。
とうとうテレビへうって出る達仁。
だが興行主の怒りを買い制裁マッチを受けリング上で意識不明。その数日後死亡してしまう。
達仁の唯一の理解者であり、天涯孤独の悠真は最後。自分も自殺を目論む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 17:15:14
280912文字
会話率:35%
「僕は、生きていてはいけない存在なんだ・・・」
官僚一家に生まれながら、兄弟で一番の落ちこぼれであった【古城 司】は、己の運命を嫌い、その人生を自らの手で終わらせる為に一人深夜のビルの屋上で身を投げた。
だが、屋上から落下する古城の
目に映ったのは、己と同じ高さから飛び降り襲い掛かる強烈な重力をものともせず自由に宙を駆ける少女が数人の男と銃撃戦を繰り広げていて、自身の姿を見られた少女は、拾った命である司を強制的に自身の組織がある【アンダーワールド】へ連れ去り、司はその世界で少女の所属する組織で戦術を学び殺戮が繰り広げられる裏の世界で生き抜くことになる。
小心者で心に闇を持つ落ちこぼれの少年が、突如連れて来られた裏世界でこの世の真理と絶望を知りながら大人になって行く物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 18:48:14
10149文字
会話率:65%
あたしが16歳の時に経験したことは、10年もしたら笑い話にできるんだと思っていた。
義賊、月光団が活躍し、電力ではなく人の心のエネルギーを活用する街、カルボン・シティ。
アーマー・ギアの修理技師であるトーニャはその日、月光団の一員
として活躍する弟をテレビで目撃する。8年前に家出をして以来の巡り合わせにトーニャは弟に説教するため家を飛び出す。
8年ぶりの再会にも弟は耳を貸さず、それどころか大型ガウディウム、カイゼリオンを使って姉を撃退する。
怒りと悔しさと少しの懐かしさから、トーニャは月光団を追う。
その果てにトーニャは人の心の闇に触れ、そして未来を決める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-24 18:03:47
88130文字
会話率:39%
高校生で犯罪心理分析官の在間恒一は、相棒の美女Qとともに、異世界へと召喚される。
恒一は、〈捜査騎士団〉の少女たちとともに、異世界で起きる猟奇的連続殺人事件の謎に挑む。
捜査線上に浮かぶ、非合法な薬草の取引。メンバーを狙う裏社会の暗
殺ギルド。
剣技も魔力も持たない恒一が、プロファイルを武器に、駆け引きし、人の心の闇を読み解き、抑圧された内面を暴き出していく。
やがて、平行して起こる二つの連続殺人が、密接に絡み合っていることが判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 04:55:41
65359文字
会話率:46%