【大雑把あらすじ】
平凡大学生、久保くんがひょんなことから怪異に遭遇、不思議体験をする話。
それがいつの間にか、怪異妖怪、幽霊が起こす事件を解決するお手伝い?(足手まとい)をしながら、くたびれたおっさんの不器用でちぐはぐな恋の行方を見守るこ
とになる。
※実質、主人公はおっさん。久保くんはあくまでも、その場に居合わせただけ。
【ちゃんとしたあらすじ】
大学構内掲示板に貼られていたアルバイト募集の紙。軽作業、事務処理、初心者歓迎。
平凡な大学生、久保は時給のよさに惹かれてそのアルバイトを始める。
くたびれた中年の雇い主と、はたまた潔癖症なのかと思うほど綺麗に整頓された事務所の相反する光景を目にし、不思議に思いながらも仕事をこなしていく。
雇い主であるくたびれた中年、見藤(けんどう)と、頻繁に遊びに訪れる長身の女性、霧子。
この二人に出会い平凡な大学生は、長い人生のほんの短い時間ではあるが不思議な体験をする。
※R15程度の性的・残酷描写が若干ありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 12:51:34
815314文字
会話率:38%
ある日、観測史上最大級の時空間異常が発生した。
◯◯山地にて、突如として山腹が崩れ落ち、巨大な穴が出現したのだ。
その穴の深さは約300メートルにも及び
1時間後、内部からの地面の急激な盛り上がりにより、
新たな地形、広く平坦な土地を形成し
た。
その中心部には、焦げ跡の残るノート類、地形構造の断片的なスケッチ、
そして、とある少女に関する日記が残されていた。
それは、「図書館」と呼ばれる
我々の現実とは異なる層の空間に関する記録だった。
我々は現在、それに関する異常発生の原因と
そこに関わっていた存在についての真相に迫ろうとしている。
本報告では、関係者の記録や再構成された出来事を時系列順に掲載する。
【紹介】
正式名称:Spatial Anomaly Investigation Mechanism
我々「SAIM」は、地球上において発生する時空間異常現象の
「調査」「記録」「原因解明」及び「封じ込め・防止」を
任務とする独立組織である。
約30,000名の職員によって構成されており
そのうち29,000名以上は民間出身者である。
これらの職員は調査員と呼称され
任務の性質・危険度に応じて以下の階級に分けられる。
[階級制度]
・Aクラス調査員:
主に事務処理、文書整理、安全が確認された異常現象の
定期観察業務を担当。
基本的に異常領域に立ち入ることはない。
・Bクラス調査員:
比較的安全な異常物・異常空間の調査・測定・実験を担当。
現地踏査は行うが、重装備の許可がされる。
・Cクラス調査員:
異常発生初期の直接調査、未確認領域の単独踏査など
最も危険度の高い任務を遂行。
[コードネーム制度]
すべての調査員には個人識別用のコードネームが与えられる。
本名は極秘とされる。
◆ 基本情報
名称:Static Library(静電図書館)
入退場方法:不明
構造:古びた大学図書館を模した空間。
中心にあるテーブルから放射状に広がる
本棚の通路が無限に続いている。
照明:やや黄色味がかった蛍光灯。常時点滅している。
音環境:非常に静かだが、定期的にページをめくる音が聞こえてくる。
出処は不明。
本類:本棚の高さは約2mほどである。
中心部に向かうに連れ、本棚の本の量が多くなる。
本に触れると静電気が走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:11:58
5684文字
会話率:8%
大手企業で日夜ノルマと残業に追われる社畜・秋山猛(30歳)。ある晩、深夜残業の疲れでつぶやいた一言――
「異世界に行けたら、俺の人生、変わるのかな」
目を覚ますと、そこは魔法と剣が支配する――はずの異世界。だが彼が配属されたのは、まさかの
魔王城企画部 。
待ち受けていたのは、ダンジョン攻略ではなく「週次進捗レポート」「KPI会議」「残業申請」「フレックス制度テスト」など、見慣れたオフィスワークの連続だった。
異世界でも変わらぬ事務処理と社内政治に翻弄されながらも、猛は次第に気づく。
――環境がいかに変わろうとも、本当の変化は自分自身の内側からしか生まれないのだと。
魔王直属の上司、改革を掲げる女神、そして転生仲間と共に、彼は「転生社畜」の呪縛から解き放たれ、現実と向き合う勇気を手に入れていく。
――どこへ転生しても、俺は俺のままだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 15:13:31
1388文字
会話率:32%
マーガレットは父が決めた婚姻に不満があった。
そこで彼女は自身が悪者となり都市から追放されることを画策する。
自分の脱出だけならば何とでもなると踏んだマーガレットだったがそれでは輿入れに伴い新しい都市に付き添った者たちが置き去りとなってしま
う。
さらに悪いことに都市運営に見識のあった彼女の視点から見て輿入れ先はすでに手遅れの状態であり早期の割り切りと住民の避難が必要と決断する。
だがそれを行うためには人手も現地でのコネも時間も不足していた。
自身から相手に願う形での正式な契約破棄手続きでは事務処理に時間がかかりすぎて手遅れになる。
そんな彼女が思い出したのはかつてお世話になった人から聞いた話。
『聖女、レンタルします』
どんな困難な状況でも打破してくれる演技派の偽聖女を派遣してくれるところがあるという。
たとえそれが自分を悪役に仕立て上げるための生贄役としての聖女であっても。
無関係な人を巻き込むことに苦悩したマーガレット。
だが彼女には事後の隠蔽まで込みで速やかに自分を追放対象としての悪役にしてたあげてくれるパートナーがどうしても必要だった。
藁にすがる思いで連絡を取ったマーガレットの元にわずか数日で一人の少女が現れる。
「初めまして、マーガレット様」
それはピンク色のふんわりとした髪に空を思わせる青い瞳を備えた美少女。
「リリーナと申します。貴方を貶め追放するために来ました」
これは二人の努力が実を結び追放される一幕から、追放された彼女が無職になり無事再就職するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 08:10:00
10551文字
会話率:55%
天界の事務処理上のミスで死んだ高城 紅葉は異世界の魔法と武器の世界マーディスに転生する。
目的はただ一つ露天商として平和に暮らすことのみである。
最終更新:2024-12-11 03:18:48
67497文字
会話率:46%
精霊と共生する島、ガル・アルカデ。
魔術士のリリエは危険な冒険者から、安全な都心での再就職を果たした。
就職先はローレンス精霊相談所。精霊関係の相談を請け負う政府公認の相談所だ。
依頼で外出が多い相談員達の代わりに、事務処理をしたり、受付を
したりと忙しい日々を送りつつも平穏な日々を送っている。
そんなある日、留守番中のリリエの元に幼馴染のルルが依頼を持ち込んできた。
それは、蓋のない小さな小箱。どうやら中に精霊がいるようだが……。
★★★
RPG風近代よりファンタジー。題名は変更の可能性あるので(仮)で。後書きに簡単な設定とかついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 00:27:13
74778文字
会話率:38%
会社では「社畜」と陰口をたたかれる古参のOL最上萌夏は、かつての後輩に願われて異世界に『流生』してしまう。そこで再開した後輩は、一国の王様の影武者になっていた!
後輩が望むのは、萌夏の事務処理能力で王国を存続させることだった!
これは「黒
の死神は透き通った刺客を殺せない」の姉妹編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
28913文字
会話率:45%
素直で社畜体質っぽいし、浄化魔法が使えてマッサージ機代わりになるからという理由で、神々の手によって、死者の列から掬い上げられ、神の使い人になったテラス。
神の使いと呼ばれる動物たちの事務処理をするのが仕事だ。ハラスメントに業務を押し付けられ
る日々だが、テラスはNOと言えずに大量の仕事を抱えてる毎日を送っている。
ある日、そんなテラスに地獄への配置換えが命じられた。地獄の労働環境は最悪で、不浄な空気の中では使い人は長く生きられないとされる。
生きることも諦めて地獄に向かったが、そんなテラスを向かえる地獄は、最高の労働環境で、イケメンな地獄の神に溺愛されることとなった。
途中、元上司が自身の左遷に反乱を起こしたりするが、地獄の神が圧倒的な力で断罪される。
特定の宗教はモデルにしておりません。作者自身の想像でございます。地獄等について、調べてから書いておりますが、宗教観に詳しくありませんので、物語として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 12:23:02
69204文字
会話率:74%
公爵家に生まれたルクトレアにはいずれ定められた結婚、定められた人生が待っていた。
家のために駒となるのが彼女の務め。
「……冗談じゃない。断固拒否するわ。私の人生は私が切り開く。婚約者がこの国の王子だというなら、それを覆せる権力を手に入れ
るまで」
ルクトレアは研究職として城勤めを始める。
発現した固有魔法、未来予知を武器にコネを築き、王城内での影響力を拡大。
相棒の、高速事務処理の固有魔法を持つ男爵令嬢と共に出世を重ねていく。
これは、自立心旺盛な公爵令嬢が、自らの意思で自由に生きるために、権力の頂点を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 22:46:47
22037文字
会話率:32%
学生たちの間では、卒業式典の場で婚約破棄を宣言することが流行しているが、その余波として王宮の事務仕事が激務と化している。貴族同士の繋がりを管理する爵位編纂室の女性文官・セーラは、この時期になると頭と胃を痛めている。
この騒動の発端となった
婚約破棄宣言を行ったのは、数十年前の王子殿下。
世代は違えど関係者である第三王子のアレクシオは、セーラの上司でかつての学友で、そして十年来の片想いの相手でもある。
アレクシオは、今年度の卒業式典の来賓挨拶役として学園に赴き、セーラもまた補佐として出席することになる。
爵位編纂室の彼らは、この婚約破棄ブームに歯止めをかけることができるのか。
そしてセーラは、こじらせた片想いから無事に卒業できるのか。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 20:31:01
10434文字
会話率:32%
前世の記憶を取り戻したが皇位継承上位にいるために今日も毒殺されそうになった第3皇子が敵対する相手をガンガン殺したり、意外と事務処理能力が高かったりするお話
最終更新:2021-12-30 16:43:45
1964文字
会話率:66%
かつて一つだった世界は分たれた。
そして割れた世界を守るべく神々は世界に加護を与えた。
この世界には「魔法」と言う加護が与えられ、人々は暮らしを豊かにしていった。
と言うその魔法を創るべく、日々事務処理に追われる事務員さんや何処に行ったか
分からない所長に振り回されるメンバー達の緩やかな魔法創造系ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 09:14:26
219文字
会話率:0%
死者を異世界へ転生させるという仕事を受け持つことになった神様の一番とんでもなかった一日のお仕事。
異世界転生のご利用は計画的に。
最終更新:2020-06-29 00:36:47
84385文字
会話率:64%
事務処理を華麗に片付けるべくやってきた、ハイスペックアンドロイドのジョンズ・ロイド氏…だったが、中身はなぜか乙女で、繊細なロイド氏は、何かにつけすぐに傷ついてしまう。
梶木卓(かじきすぐる)は、そんなロイド氏に振り回されっぱなしの毎日であ
る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 21:26:40
1974文字
会話率:49%
ごく普通の大学生活を送っていた主人公、桐谷省吾はある夏、悪魔と契約を結んでしまいその結果魔界で強制労働をさせられることになった。
その現実に抗おうとした省吾だが、その一帯を統べる大悪魔ルシファーにより屈服させられ、下僕となってしまう。
大悪魔ルシファーは省吾に契約の印を埋め込み、武器を与えた際こう言った。
『もしお前がこれをレベル100まで上げたら、お前を元の世界へ返してやる』
雑用事務処理そして魔石集めとまるで秘書のような仕事を強いられる省吾だが、元の世界へ帰るため、歯を食いしばって生き抜いていく。
ただその生活が続くだけ、きっと無事に帰れる。
それが甘い考えとは知らずに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 09:00:00
15705文字
会話率:37%
突然ですが、車に跳ねられました。
そこから始まる異世界転生!
だと思ったのに、なぜ書類の山に襲われている?
隣にエルフやドワーフや悪魔に天使もいるのに・・・!
異世界転生の裏側には事務処理が待っていた・・・
最終更新:2018-10-05 00:58:25
739文字
会話率:25%
交通事故で死にました。
冥界に行くまでの事務処理中に手持ち無沙汰になってしまった藤島大吾は待合室を抜け出し、周囲を散策する。しかし、管理の人らに見つかってしまう。そこで自称神に助けてもらいなんとか逃げ出すが、逃げた先は獣人が闊歩する異世界だ
った。しかも自分は若くして心臓病で死んだカミル=クロンプトに転生していた。
これはこれで結果オーライかもしれない。異世界で出会った人々となんてことない日々を過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-06 22:05:44
3595文字
会話率:48%
事務処理のミスで転生する事になりました。でも、おかげで様々な祝福を得ることできました。
ならば異世界で生きるのは楽しかろうと思いきや、色々な出来事が襲い来る日々。
でも、特に気にしない。
最終更新:2017-04-21 16:32:34
1852文字
会話率:43%
巨体ながらモンスターが怖いために、ギルド職員になろうとした男トラニャン。
ギルド職員になりたかったが、すべりどめで冒険者試験も受けた女タマニャン。
男は冒険者としての素養が高く、女は職員としての才能にあふれている。
だが幸か不幸か二
人の試験結果が入れ替わり、男は職員に、女は冒険者になってしまう。
誰もそれに気づかぬまま、しばしの時が流れる。
男トラニャンは職員研修を終え、ある地方都市へと赴任してくる。
時を同じくして、各地を転々としてきた女タマニャンもこの都市を訪れていた。
これは、そんなデコボコネコネココンビの二人が巻き起こす、入れ替わりと勘違いの物語。
/
昔、ボツにした作品を手直ししたものです。
R15は保険。
/
全10ニャーで予定通り完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 02:00:00
41362文字
会話率:24%
札幌市の近隣に位置する北国市役所。主人公の木村有子は、入庁五年目で初の人事異動を迎えた。事務処理は得意だが、人間を相手にする仕事には強い苦手意識を有する彼女に示された異動先は、なんと市役所職員の誰もが行きたがらない「保護課」だった。
生
活保護受給者(ケース)に対して、様々な指導やケアを行わなくてはならない保護課。係員はケースワーカーと呼ばれている。
アルコール依存症を始めとする様々な依存症や、鬱病、統合失調症などの精神疾患のケースが巻き起こす色々な事件。更に偽装離婚、車両運転、無届稼働などの違反が横行する現場。ネグレクト、DV、発達障害…困難な問題がうずまく。やくざまがいの人間もやってくる。
有子がそこで出会ったのは、単なる経済的困窮者ではなく、それぞれの事情で、家族や近隣とのコミュニティから疎外された人々だった。
ケースワーカーの仕事は、有子が予想していた経済的支援にとどまらず、本来ならば扶養義務者が果たすべきことまで要求される。遺体の身元確認や遺骨拾いまで。相手がケースだというそれだけで、ケースワーカーには何でも押しつけられる。…いいのだろうか、生活保護はこんな制度で?…戸惑う有子。
不正受給が明らかになるたびにマスコミから糾弾され、一方で水際作戦(生活保護を申請に来た人に対し色々難癖をつけて申請書を渡さないこと)により生活保護を受給できずに餓死者が出るたびに糾弾される保護課。
マスコミや世論は振り子のように大きく揺れる。しかし、マスコミにも市民にも保護課の職員の日常やケースの実態、生活保護制度そのものが正しく理解されているとは思われない。また、議員からの横やりも入る。
それらを全て受けながらも、係長や先輩たちは、ひたすらケースワークに励む。ケースの最低生活の保障と自立助長のために。
新人の有子と、彼女を優しく育て上げる女性係長の柏木。そして、有子にぞっこんだが、上手く心を伝えられない先輩の北村。同僚たち。チームで頑張る保護課西部保護係の面々の活躍と、有子の成長、そして北村との不器用な恋愛を描いたお仕事小説。これを読めば、ついでに現行の生活保護制度の実情とそれがいかに機能不全に陥っているかが分かります。
なお、本作はフィクションであり、実在するいかなる団体、人物とも関係はありません。しかし、作者はケースワーカー四年、係長四年経験者です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 17:20:47
155809文字
会話率:39%